若松駅

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若松駅
駅舎
駅舎
わかまつ
Wakamatsu
(2.9km) 藤ノ木
所在地 北九州市若松区白山[1]一丁目18-1
所属事業者 JR logo (kyushu).svg九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 筑豊本線(若松線)
キロ程 0.0km(若松起点)
電報略号 ワカ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,342人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1891年明治24年)8月30日[1]
備考 駅集中管理システム(Smart Support Station)採用のため無人駅(ただし、6:30~8:30の間は窓口手続きができるように係員を配置している。)
みどりの窓口
九 北九州市内
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若松駅(わかまつえき)は、福岡県北九州市若松区白山一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)筑豊本線(若松線)のである。同線の起点駅。

歴史[編集]

筑豊興業鉄道により1891年(明治24年)8月30日開設された。当初から石炭の積み出しを主な目的とした。若松駅と若松港の設備は並行して拡張が行われ、石炭桟橋から石炭を積み出した。構内は広大で多数の石炭車が常時出入りしていた。ガントリークレーンホイストなどの積み下ろし設備が各種整備され、最盛期の1940年(昭和15年)には年間830万トンの積み出しを行い、一時第二次世界大戦のために衰えるが戦後も再び同じくらいの貨物取り扱いをして、ほぼ常時日本で一番貨物取り扱いの多い駅であった。しかしエネルギー革命の進展により、石炭の取り扱いは急速に減少していき、1970年(昭和45年)にはホイストとガントリークレーンの使用が停止され、1982年(昭和57年)11月には貨物輸送が廃止されるに至った。翌1983年(昭和58年)4月から構内の整理が開始され、旧駅舎が取り壊されて建て直されると共に側線群のほぼ全てが撤去されて、現在に見る純粋な旅客駅となった。新駅舎となってからも客車列車が運行されていた1990年代前半頃までは複数のホームを使用していたが、現在は1面2線のみとなっている。

大正時代の若松駅と若松港
大正時代に新築された若松駅舎

年表[編集]

駅構造[編集]

ホーム

頭端式ホーム1面2線を有する[1]地上駅で南側に1本の側線が存在する。以前は石炭の積出港として広大なヤードを備えていた[1]。現在、その跡地は、駅前広場等公共施設用地として整備されたり、「久岐の浜シーサイド」として数多くのマンション市営住宅が建設されている。同じ蓄電池電車の運行される終点駅の烏山駅烏山線)や男鹿駅男鹿線)と異なり、蓄電池充電用の架線設備を持たない。

JR九州鉄道営業が駅業務を行う業務委託駅で、みどりの窓口が設置されている。ただし駅遠隔案内システム「ANSWER」(Smart Support Station)が導入された2017年3月4日以降、駅員配置時間は早朝の6時30分から8時30分までの時間帯のみとなり、それ以外の時間帯は無人になる(中間駅併設のサポートセンターからの遠隔管理)。自動券売機および自動改札機が設置されており、SUGOCA等のICカードと磁気券が利用可能である。磁気券投入口は塞がれているが、若松駅では磁気券を投入せずにそのまま通過し、降車時は運賃箱に磁気券等を投入する。また、無記名式SUGOCA自動券売機で新規発行が可能である。[6]


改札前には駅そば店(東筑軒)が併設されている。

駅弁[編集]

東筑軒が製造・販売する。主な駅弁は下記の通り[7]

利用状況[編集]

2016年度の1日平均乗車人員1,342人である[8][9]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000年 1,621
2001年 1,601
2002年 1,551
2003年 1,521
2004年 1,506
2005年 1,437
2006年 1,426
2007年 1,381
2008年 1,359
2009年 1,306
2010年 1,311
2011年 1,345
2012年 1,358
2013年 1,390
2014年 1,317
2015年 1,365
2016年 1,342

駅周辺[編集]

駅舎の正面を国道495号が通過し、駅北方の「若松駅前交差点」で国道199号と国道495号が交わる(同交差点は国道495号の起点でもある)。駅前広場に路線バスは乗り入れず、最寄のバス停は国道199号沿いの「大橋通り」「若松駅」(二島方面のみ)バス停と、国道495号沿いに設置されている「若松市民会館前」バス停。北九州市交通局(北九州市営)と西鉄バス北九州(西鉄)のバスが停車するが、西鉄の「若松駅」バス停は降車専用となっているほか、若松市民会館前バス停を通過する便は2017年4月以降は北九州市営のみとなっている。

その他[編集]

  • かつて若松駅は石炭輸送の拠点でもあった。駅のすぐ近くの下り線側には高さ8m、長さ1200mもある日本一の石炭さん橋があった。

隣の駅[編集]

九州旅客鉄道
若松線(筑豊本線)
若松駅 - 藤ノ木駅

参考文献[編集]

  • 九州鉄道百年祭実行委員会・百年史編纂部会 九州の鉄道100年記念誌『鉄輪の轟き』九州旅客鉄道 1988年

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f g 『週刊JR全駅・全車両基地』第7号、朝日新聞出版、2012年9月23日、 21頁。
  2. ^ 『週刊JR全駅・全車両基地』第7号、朝日新聞出版、2012年9月23日、 30-31頁。
  3. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日) 
  4. ^ 筑豊本線の一部が「Smart Support Station」に変わります (PDF)”. 九州旅客鉄道 (2017年2月3日). 2017年2月27日閲覧。
  5. ^ “駅遠隔案内システム導入 新入-若松間 筑豊線、11駅無人化”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2017年2月8日) 
  6. ^ SUGOCA 利用可能エリア 九州旅客鉄道、平成29年3月4日時点(2017年7月16日閲覧)。
  7. ^ 『JR時刻表』2017年3月号、交通新聞社2017年、 424頁。
  8. ^ 駅別乗車人員上位300駅(平成28年度) (PDF)”. 九州旅客鉄道 (2017年7月31日). 2017年8月1日閲覧。
  9. ^ とうけい北九州 (運輸・通信) JR乗降客人員

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 若松駅(駅情報) - 九州旅客鉄道