朝倉市

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あさくらし
朝倉市
Asakura Three Water wheels.jpg
朝倉三連水車
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 福岡県
団体コード 40228-1
法人番号 1000020402281
面積 246.71km2
総人口 51,808
推計人口、2016年10月1日)
人口密度 210人/km2
隣接自治体 久留米市うきは市嘉麻市
朝倉郡筑前町東峰村
三井郡大刀洗町
大分県日田市
朝倉市役所
所在地 838-0061
福岡県朝倉市菩提寺412番地2
北緯33度25分24.3秒東経130度39分55.9秒
Asakura city office.jpg
外部リンク 朝倉市

朝倉市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

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秋月杉の馬場の桜並木

朝倉市(あさくらし)は、福岡県中南部に位置する

地理[編集]

福岡県の中央部、福岡市の南東約40km、久留米市の北東約20kmの場所に位置する。市内を北西から南東へと貫く最重要幹線道路である国道386号線から南側は盆地となっているが、同道路から北側、すなわち市域北部から北東部〜東部にかけて古処山をはじめとする600〜900m級の山々が連なる。この山地の中に福岡県両筑地域の水資源供給の役割を担う寺内ダム江川ダムがある。また市域の南側には、境界にほぼ沿う形で筑後川が流れている。

市域西端部に中心商店街や中心鉄道駅が立地する。市中心部から北東約8kmの位置に旧城下町の秋月地区がある。秋月地区は「筑前の小京都」と呼ばれ、観光地となっている。

国道386号の杷木地区(旧杷木町)を過ぎると、大分県日田市に入る。

隣接している市町村[編集]

福岡県
大分県

地名[編集]

旧杷木町のみ、従来の大字の前に「杷木」を冠する。

旧甘木市
  • 甘木(旧甘木町)
  • 菩提寺(旧甘木町)
  • 下渕(旧安川村)
  • 甘水(旧安川村)
  • 隈江(旧安川村)
  • 持丸(旧安川村)
  • 千手(旧安川村)
  • 長谷山(旧安川村)
  • 楢原(旧安川村)
  • 屋形原(旧三奈木村)
  • 荷原(旧三奈木村)
  • 三奈木(旧三奈木村)
  • 城(旧三奈木村)
  • 板屋(旧三奈木村)
  • 矢野竹(旧三奈木村)
  • 秋月(旧秋月町。朝倉市合併時に下秋月より改称)
  • 秋月野鳥(旧秋月町。朝倉市合併時に野鳥より改称)
  • 江川(旧上秋月村)
  • 山見(旧上秋月村)
  • 上秋月(旧上秋月村)
  • 田代(旧上秋月村)
  • 日向石(旧上秋月村)
  • 一木(旧福田村)
  • 柿原(旧福田村)
  • 古賀(旧福田村)
  • 小隈(旧福田村)
  • 小田(旧福田村)
  • 倉吉(旧福田村)
  • 中寒水(旧福田村)
  • 堤(旧福田村)
  • 頓田(旧福田村)
  • 白鳥(旧福田村)
  • 平塚(旧福田村)
  • 来春(旧福田村)
  • 鵜木(旧蜷城村)
  • 鎌崎(旧蜷城村)
  • 金丸(旧蜷城村)
  • 上畑(旧蜷城村)
  • 相窪(旧蜷城村)
  • 中(旧蜷城村)
  • 長田(旧蜷城村)
  • 徳渕(旧蜷城村)
  • 八重津(旧蜷城村)
  • 福光(旧蜷城村)
  • 片延(旧蜷城村)
  • 林田(旧蜷城村)
  • 屋永(旧金川村)
  • 牛鶴(旧金川村)
  • 桑原(旧金川村)
  • 中島田(旧金川村)
  • 田島(旧金川村)
  • 黒川(旧高木村)
  • 佐田(旧高木村)
  • 下浦(旧馬田村)
  • 牛木(旧馬田村)
  • 上浦(旧馬田村)
  • 千代丸(旧馬田村)
  • 草水(旧馬田村)
  • 馬田(旧馬田村)
  • 中原(旧馬田村。1949年、下浦などから分立。)
  • 美奈宜の杜1〜7丁目(三奈木・田代・矢野竹より分立。年不詳)
旧朝倉町
  • 古毛(旧朝倉村)
  • 菱野(旧朝倉村)
  • 山田(旧朝倉村)
  • 烏集院(旧宮野村)
  • 須川(旧宮野村)
  • 比良松(旧宮野村)
  • 宮野(旧宮野村)
  • 石成(旧大福村)
  • 入地(旧大福村)
  • 大庭(旧大福村)
  • 上寺(旧大福村)
  • 多々連(旧大福村)
  • 田中(旧大福村)
  • 長渕(旧大福村)
杷木(旧杷木町)
  • 池田
  • 白木
  • 林田
  • 穂坂
  • 赤谷(旧松末村)
  • 大山(旧松末村)
  • 星丸(旧松末村)
  • 松末(旧松末村)
  • 志波(旧志波村)
  • 久喜宮(旧久喜宮村)
  • 古賀(旧久喜宮村)
  • 寒水(旧久喜宮村)
  • 若市(旧久喜宮村)

歴史[編集]

秋月城跡長屋門

鎌倉時代1203年(建仁3年)、原田種雄(たねかつ)が幕府より秋月庄を賜り秋月城(現在は城跡のみ)の築城を始める。それ以降原田氏は秋月氏を名乗り、以後17代にわたって統治が続き城下町として栄える。しかし1587年(天正15年)、九州に攻め込んだ豊臣秀吉の軍勢の前に敗れ、秋月氏は日向国高鍋に移封された。その後江戸時代に入り1623年(元和9年)、福岡藩を統治していた黒田長政の遺言により、長政の三男黒田長興が秋月に5万石で分封され秋月藩が成立、城下町を立て直した。以後は黒田氏による統治が明治時代廃藩置県まで続くこととなる。

廃藩置県により秋月県が誕生、県庁所在地となったがすぐに福岡県に統合され、県内の一都市となった。その後、明治政府の打ち出した政策に強い不満を抱いた士族により、1876年10月24日熊本藩で起きた神風連の乱に呼応する形で10月27日秋月の乱が起こった。

邪馬台国甘木・朝倉説[編集]

安本美典が唱える説で、甘木・朝倉地方を中心とした周辺地域の地名と奈良・大和地方を中心とした周辺地域の地名の酷似[1]から、邪馬台国の中心は甘木・朝倉にあり後に奈良・大和地方に移って大和朝廷になったとする説。この説にちなんで5月には甘木公園[2]で花の邪馬台国まつりが開催されている。

近現代[編集]

歴代市長[編集]

氏名 就任年月日 退任年月日
1 塚本勝人 2006年4月23日 2010年4月22日
2 森田俊介 2010年4月23日
3

行政[編集]

市長[編集]

議会[編集]

  • 定数:18人
  • 任期:2019年4月30日

消防[編集]

  • 甘木朝倉消防本部・消防署
    • 朝倉出張所
    • 東部分署

警察[編集]

地域[編集]

人口[編集]

Demography40228.svg
朝倉市と全国の年齢別人口分布(2005年) 朝倉市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 朝倉市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
朝倉市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 66,623人
1975年 64,982人
1980年 64,623人
1985年 65,128人
1990年 63,724人
1995年 62,593人
2000年 61,707人
2005年 59,385人
2010年 56,366人
総務省統計局 国勢調査より

地域圏・経済圏[編集]

朝倉市の市域は、一部を除いたほぼ全域が旧筑前国に属しており、福岡県の公式的な地域圏としては福岡地域圏に分類されるが、反面、市内の鉄道(西鉄甘木線)が久留米方向へ向かって整備されており久留米市を中心とする筑後地域圏に含まれる要素も多い。また、自動車のナンバープレート(陸運支局の管轄)も「福岡」ではなく「久留米」となっており、郵便番号も筑後地区に多い830番台の番号(838-XXXX) となっている。朝倉市のうち旧甘木市、朝倉町域は福岡都市圏の5%通勤圏に属する。

教育[編集]

高等学校[編集]

中学校[編集]

市立
  • 甘木中学校
  • 南陵中学校
  • 秋月中学校
  • 十文字中学校
  • 比良松中学校
  • 杷木中学校

小学校[編集]

市立
  • 甘木小学校
  • 立石小学校
  • 福田小学校
  • 蜷城小学校
  • 秋月小学校
  • 馬田小学校
  • 金川小学校
  • 三奈木小学校
  • 大福小学校
  • 朝倉東小学校
  • 杷木小学校
  • 久喜宮小学校
  • 志波小学校
  • 松末小学校

産業[編集]

朝倉市に工場を置く主な企業[編集]

朝倉市に本社を置く主な企業[編集]

交通[編集]

鉄道[編集]

甘木駅

甘木鉄道: 甘木鉄道甘木線基山駅でJR鹿児島本線と、小郡駅西鉄天神大牟田線と接続。福岡市方面へのメインルート)

西日本鉄道: 西鉄甘木線宮の陣駅で西鉄天神大牟田線と接続。久留米市方面へのメインルート)

バス[編集]

路線バス[編集]

西鉄バス西日本鉄道西鉄バス久留米日田バス
甘木バスセンター・杷木方面乗り場
朝倉市の中心部に甘木バスセンターと営業所(西鉄バス二日市甘木支社)、旧杷木町の中心部に杷木発着所と営業所(日田バス杷木営業区)を置き、市内で運行している。
西日本鉄道が運行する[40][41][400]番は朝倉市内を北西から南東に貫く朝倉街道国道386号およびその旧道)に沿って経由し、福岡市筑紫野市と朝倉市を結ぶ路線で、西鉄バス二日市・日田バス(400を除く)への管理委託路線である。甘木バスセンターを経由する。
ほかに杷木発着所を拠点として西鉄バス久留米が無番の路線を運行しており、杷木から東峰村に向かう路線と、杷木からうきは市の旧浮羽町の中心部である浮羽発着所を経て旧浮羽町南部の山間部へ向かう路線があり、うち1路線は日田市の旧前津江村域まで運行する。
[40][41]:筑紫野市(JR二日市駅・西鉄朝倉街道駅) - 筑前町 - 朝倉市(甘木バスセンター・甘木営業所・杷木)
[400]:福岡市(博多バスターミナル) - 太宰府市 - 筑紫野市 - 筑前町 - 朝倉市
朝倉市(杷木) - 東峰村
朝倉市(杷木) - うきは市 - 日田市(旧前津江村内)
甘木観光バス
2001年に西鉄が当時の甘木市内のローカル路線を廃止した際に路線を引き継ぎ路線バスに参入、運行を開始したが、朝倉市が発足した後は路線の廃止が相次ぎ、現在では甘木駅を拠点とする秋月地区、久留米市田主丸町、筑前町(太刀洗駅)への路線と、市中心部を循環する甘木市街地循環線のみを運行している。
日田バス
杷木発着所と日田市内を結ぶ路線を運行している。

コミュニティバス[編集]

あいのりタクシー長淵線
  • 朝倉地域コミュニティバス - 旧朝倉町で運行されているコミュニティバスで、矢野タクシーが運行する。日祝・年末年始を除き運行。各ルートとも1日定期便2往復のほか、予約に応じて運行する1往復が設定されている。
    • 朝倉・宮野コース
    • 福成・大庭コース
  • あいのりタクシー - 予約制乗合タクシー。甘木観光バスの廃止に伴い運行されている。
    • 杷木東部線・福城線、長渕線、黒川線、矢野竹線、美奈宜の杜線 、馬田線、上秋月・安川線
  • あいのりスクールバス - 小中学校のスクールバスを予約制乗合タクシーとしても運行する。
    • 佐田コース・黒川コース
  • 上秋月地域スクールバス混乗化事業

高速バス[編集]

以下の路線が市内の停留所に発着する。発着地は朝倉市中心部近くの大分自動車道甘木インターチェンジに併設される高速甘木(甘木バスストップ)、旧朝倉町中心部近くの朝倉インターチェンジに併設される朝倉インターバス停(朝倉バスストップ)、旧杷木町中心部の杷木発着所。

  • とよのくに号 - 福岡・別府・大分方面(高速甘木・杷木発着所)※各停のみ
  • ゆふいん号 - 福岡・福岡空港・由布院方面(高速甘木)
  • ひた号 - 福岡・福岡空港・日田方面(高速甘木・朝倉インター・杷木発着所)
  • サンライト号 - 長崎・大分方面(高速甘木・杷木発着所)※各停のみ

道路[編集]

高速道路
一般国道
主要地方道
道の駅

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]

観光[編集]

秋月
原鶴温泉
甘木歴史資料館

旧跡[編集]

国の史跡

福岡県指定史跡


祭事[編集]

百選[編集]

  • 水の郷百選: 「水ひかる甘木」とっておきの田園交響市
  • 日本棚田百選: 白川の棚田

朝倉市出身の有名人[編集]

市外局番[編集]

  • 0946(甘木MA。全域)

脚注[編集]

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外部リンク[編集]