「しるし 」は、Mr.Children の29枚目のシングル 。2006年 11月15日 にトイズファクトリー より発売。
前作から約4ヶ月ぶりの発売。15thシングル「終わりなき旅 」以来14作ぶりに桜井がジャケットを飾った(アルバムを含めると9thアルバム『Q 』以来)。ジャケットの桜井は胎児 をイメージしており、主題歌である日本テレビ 系ドラマ『14才の母 』でも番組宣伝 や、オープニングなどでこの胎児のイメージが使われていた。アートディレクターは丹下紘希 。
チャート成績 [ 編集 ]
オリコンチャートで5thシングル「innocent world 」から25作連続初登場1位を獲得し、松田聖子 (24作)を上回りB'z (38作、当時)に次ぐ歴代2位(現在は3位)を記録した。
前作までとは異なり、本作の発売時はテレビ番組への出演が非常に多く、特にテレビ朝日 系『ミュージックステーション 』にはスーパーライブ も含めると3度も出演した。
発売日と集計期間の関係上、オリコンでの2006年度の年間チャート(2005年12月5日付 - 06年12月18日付)では7位(2007年度は31位)となり、2006年1月から12月までで集計された『COUNT DOWN TV 』(年越しプレミアライブ 2008 - 2009での再発表時)や『ミュージックステーション』での2006年度の年間ランキングでは2位となった。
2007年1月15日付のオリコンチャートで7週ぶりに1位を獲得。シングルの1位返り咲きは、5thシングル「innocent world」と、6thシングル「Tomorrow never knows 」に続いて3作目で、松田聖子、中森明菜 、サザンオールスターズ に並び、シングル返り咲き1位作品数の歴代1位タイ記録となった。4週以上空いての返り咲き1位は、2006年1月16日付に修二と彰 が「青春アミーゴ 」で達成して以来1年ぶり。また、25thシングル「掌/くるみ 」以来となる10週連続トップ10入りを記録した。
収録曲 [ 編集 ]
しるし
日本テレビ 系ドラマ『14才の母 』主題歌。
演奏時間はMr.Childrenのシングルでは最長の約7分12秒。
桜井はこの曲について「両極の物語の中心にある『愛』とかいうもの、それを実感してもらえたらと願っています。最高のラブソングができました」とコメントしている。
歌詞について桜井は、恋愛中の男女のこととも別れてしまったカップルのことともどちらにも解釈できるものにしたと語っている。
ミュージック・ビデオ には桜井のみ出演している[1] 。監督は丹下紘希。CM では桜井のみのバージョンとメンバー全員が出演しているバージョンが存在する。ちなみにこのPVは「SPACE SHOWER Music Video Awards 07 」で「BEST VIDEO OF THE YEAR」と「BEST GROUP VIDEO」の2つの賞を受賞した。この2つの賞の受賞は「SPACE SHOWER Music Video Awards 04」での「くるみ」以来。ミュージック・ビデオは2012年 5月10日 発売の『Mr.Children 2005-2010 <macro> 』の初回限定盤、2018年 3月21日 発売の『Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25 』に収録されている。
ひびき
作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children
桜井によると自転車に乗っているとき、頭に浮かんだらしい。
タイトル候補に「クラッカー」や「響き」があったが、最終的に鈴木英哉 の一言で「ひびき」に決定した。
後にカップリング集アルバム『B-SIDE 』のプロモーション用にミュージック・ビデオ が作られ、ミュージック・ビデオには2ndアルバム『Kind of Love 』、3rdアルバム『Versus 』が登場している。監督は窪田崇 。2014年に開催されたファンクラブ限定ツアー「Mr.Children FATHER&MOTHER 21周年ファンクラブツアー」の直前に行われた「会員が最もライブで聴きたい曲」では12位に選ばれた[2] 。
制作時に桜井がコーラスを入れたくなって歌っていたところ、小林から「初期のミスチルっぽいね」と言われた[3] 。
くるみ - for the Film - 幸福な食卓
作詞・作曲:桜井和寿 編曲:小林武史 & Mr.Children
松竹 系映画『幸福な食卓 』主題歌。
25thシングル「掌/くるみ 」に収録されている「くるみ」を2005年に披露されたライブバージョンを基に録り直した曲で、当初は「箒星 」のカップリング曲候補であった。
原曲よりキーが半音下げられており、最後はフェードアウト せずに終了する。
『B-SIDE』のライナーノーツによると、桜井がオリジナルバージョンの歌い方を気に入らなかったため、録り直されたとのこと。
FM802 の特設ホームページで当曲を使った特別映像が公開されていた。
テレビ出演 [ 編集 ]
番組20周年を記念したスペシャルで、トリとして曲を披露した。
発売日の出演。曲の披露は無く、メンバーが本作収録の3曲をそれぞれ解説した。
桜井が最後のサビで歌詞を間違えてしまうハプニングがあった。
スーパーライブでは、2003年の「くるみ」以来2度目となるトリとして曲を披露した。
「フェイク 」「彩り 」と、シングルでは最大のヒットとなった「Tomorrow never knows 」と共に披露された。
桜井が作詞家 の阿木燿子 と対談した。「彩り」とテレビでは久々となる「Mirror 」と共に披露された。
「彩り」と共に披露された。
カバー [ 編集 ]
上野優華 (2017年9月1日、配信シングル『しるし(カバー)』)※週間USEN HIT J-POPランキング(2017年9月8日〜2017年9月14日 ※2017年9月20日集計)で1位を獲得する[4]
^ 撮影の際はエキストラの老人や赤ん坊の登場するシーンも撮られたがカットされ、曲に込められたメッセージを感じてもらいたいという理由で桜井のみの出演に変更された。
^ 映画「Mr.Children REFLECTION」 劇場公開パンフレット
^ TSUTAYA HOTPAPERより
^ 上野優華が歌う「しるし」カバーが週間USEN HIT J-POPランキングで配信スタートからわずか2週で第1位を獲得! 、エンタメウィーク、更新日:2017年9月25日。
収録アルバム [ 編集 ]
Mr.Children (カテゴリ )
桜井和寿 - 田原健一 - 中川敬輔 - 鈴木英哉 シングル
CD
1990年代
2000年代
00年 01年 02年 03年 04年 05年 06年 07年 08年 09年
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14年 15年
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16年
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17年
コラボレーション
配信限定
アルバム
映像作品
映画 書籍
【es】 Mr. Children in 370 DAYS - Mr.Children 詩集「優しい歌」
関連項目
MVA BEST VIDEO OF THE YEAR受賞曲1990年代 2000年代 2010年代
オリコン週間シングルチャート第1位(2006年11月27日,2007年1月8日-1月15日(合算週)付・通算3週)