サザエさんの登場人物/log20230304

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サザエさん > サザエさんの登場人物/log20230304

サザエさんの登場人物(サザエさんのとうじょうじんぶつ)では、長谷川町子漫画サザエさん』およびそれを原作とするアニメサザエさん』に登場する人物について解説する。

主要登場人物の家系図
東京都世田谷区桜新町駅前に設置されているサザエさん一家(フグ田家)の銅像
(フグ田サザエ・フグ田タラオ・フグ田マスオ)
東京都世田谷区、桜新町駅前に設置されているサザエさん一家(磯野家)の銅像
(磯野波平・磯野カツオ・磯野ワカメ・磯野フネ)

磯野家・フグ田家

磯野家次男・波平家と、フグ田家次男・マスオ家の合同家庭。同居人総数7人(娘2人息子1人、娘婿1人孫1人)+猫1匹の大家族。原作では当初博多に住んでいたが、波平の転勤に伴って東京に引っ越している。

レギュラー出演者の中で声優が放送開始以降、一度も変わっていないキャラクターはフグ田サザエフグ田タラオのみである。

フグ田サザエ

(フグた サザエ)

- 加藤みどり(1969年10月 - )

- 江利チエミ星野知子浅野温子観月ありさ柳町夏花(観月ありさ版幼少時代)

本作品の主人公。波平とフネの第一子の長女でカツオ、ワカメの。マスオのでタラオのでもあり、また海平・なぎえ・鯛造の。ノリスケのいとこ。イクラのいとこ伯母でサケオの義、ノリオの義叔母。

専業主婦で1男の母。旧姓は磯野。福岡県生まれ。原作では誕生年は1922年大正11年)[1]11月22日[2]生まれの27歳、アニメ版では未年生まれ[3]の24歳。血液型はB型[4]

呼ばれ方
波平・フネ・マスオからは「サザエ」、カツオからは「姉さん」、ワカメからは「お姉ちゃん」、タラオからは「ママ」、カツオの友人達には「磯野君のお姉さん」、商店街の店主たちからは「若奥さん」、従兄弟・ノリスケをはじめとしたその他の人物からは「サザエさん」と呼ばれる。
小学生の頃は、「自習時間のアイドル」と呼ばれていた(後述「カツオの姉として」参照)[5]。また、学生時代のあだ名は「欠け土瓶[6][7]
ファッション
結婚前は、白のブラウスに黒のスカート、黒のベストという服装が多かった。これは、読者に主人公を印象付けて定着させるために、季節ごとに融通が利く服装で通した方が便利だと、長谷川が判断したことによる[8]
サザエの特徴の1つである「頭の三方(前頭部・左右の側頭部)にパーマをかけたような髪型」は、原作連載当時の流行に合わせたものである。髪を下ろしたこともあり肩まで掛かるほどのロングヘアである[9][10]ウィッグを使ったこともあった。また、髪を染めようとしたことがあるが、家族全員が反対し(波平は最初は何も言わなかったが、マスオの意見によって反対した)、増しては美容院の先生にも「あなたの髪は黒のままが一番似合います」と言われたため、自身も絶対に染めないと決意した[11]
性格
快活でそそっかしく結構気性も激しいが、原作では波平やフネに対しても冗談を言うこともある。お世辞に弱く、「若い」とか「美人」などと言われると途端に機嫌が良くなる。教育熱心な母親に対して「学歴が全てじゃない」と説くなど理知的な一面もある。性格は父親似[12]
やじ馬根性が強く、サイレンの音を聞くや否や、なりふり構わずその場所に向かっていくほど。アニメ版でも明るく陽気だが、一方でおっちょこちょいな性格で、大騒ぎして家の外までカツオを追っかけたりするため町内でも結構有名な存在となっている。それが災いしてしばしば波平やフネに「何を騒々しくやっとる」「外まで聞こえてますよ」などと怒られ、しまいには外出禁止令を食らうことも。
行動
車に撥ねられても直後に飛び起き、全力で走り回るほどの強靭な体力を誇る[13]
登場初期から食い意地が張っており、大型の食器を買ったり、病気で食事制限中に見舞いに来た友人(イカコ)の茶菓子を横取りするほど[14]。しかし、その代償としてズボンが入らなくなったりダイエットに苦労したりする話もある[15]
タラオの昼寝の添い寝をするとき、タラオが嫌がるほどの大いびきをかく[16][17][18]。ただ、自分が昼寝をしたら、カツオにいたずらされることもある[19]
寝相は悪く、隣で寝ていたカツオを蹴飛ばした。マスオと野宿した時、目が覚めたら隣にいたサザエがいなくなり、下の道路まで転がっていた。車のクラクションが聞こえないほど熟睡していた。
忘れ物をすることが多い。小学4年生の忘れ物の回数はトップであった[20]。2013年11月24日までで、忘れ物をした回数は149回[21]
たまに自らが迷子になることもあり、『磯野家の素顔』[22]での自己紹介の時も、いつかのお花見でタラオを探していたら場内放送で呼び出されたことがあったと語られた時、タラオにも指摘された。
料理の献立決めなど、優柔不断である[23][24][25][26]
柔道に2度挑戦したことがあるが、1回目は2日で道場から逃げ出し、2回目は道場の先生から社交ダンスの方が向いていると言われて1日しか続かなかった[27][28]
サザエがつけた日記は毎年1月4日で終わっている[29]
マスオが連絡なしで夜遅くまで飲んで帰ってきたときは、罰として翌日廊下の雑巾掛けをさせる模様[30]
原作のサザエは初期において、波平とフネのことをそれぞれ「パパ」「ママ」と呼んでいた。また、初期の頃には、気の荒い性格から自分より年上の男性などにも「オタンチン!」(間抜けな人をののしる言葉)などと言っていた。
趣味・特技など
趣味…読書(特に推理小説が好き)、編み物、料理、ショッピング[31]
特技…モノマネ(特にゴリラのマネ)、カツオを追いかけること[31]学生時代はあだ名をつけるのが得意で「達人」と呼ばれていた[要出典]
ニワトリを産むところのマネが、カツオの腕前を否定するほどうまい[32][33][34]
手先はかなり器用で家庭的なことなら何でもこなす。
  • 裁縫が得意で、ワカメやサザエ自身の洋服も作る[31]洋裁の内職をしていたこと[35]や、洋裁に熱中していた時期がある[36]
  • 料理も得意。マツタケを向こうが透けて見えるほど薄く切ることもできる[37][38]。特に得意な料理は酢豚[39]。その反面、献立決めについては先述の通り優柔不断であるが、卵を誤って大量に割ってしまった時は迷わず卵料理を連続して出す[40][41][42]
  • また、歌が上手でママさんコーラスに所属したことがあり、洗濯物を干しながら歌の練習をした時は近所の注目を集めた[43]。コーラス仲間と一緒にテレビに出たこともある[44][45]。土手で寝転んで大声で歌ったら、隣で寝ていた若い男性が起き出した。彼は甚六に「音痴なおばさん」と語った[46]
宝物…マスオからもらったハンドバッグ[31][注 1]
苦手…数学は昔から不得手[47]
カエルが嫌い[48][49][50][51]
英語に関するエピソード
原作では英語を話すことが出来、外国人と会話をするエピソードもある。アニメ版では、ストーリーによってそこそこ英語を話せる時とほとんど話せない時がある。八百屋に外国人が買い物に来た時に簡単な売買の通訳をしたことがきっかけで、商店街では「英語ができて外国人客の通訳ができる人」と評判になったことがある[52]。サザエは学生時代は英語が得意だったものの、今ではそんなに自信がない。そんな時、ちょうど近いうちに外国人がマスオの会社に訪問してくることになり、準備のためにマスオと一緒に英会話の勉強を始めた。
タラオが外国人の子供を家に連れてきた時は、英語が話せなくて面倒を見ることができず、英会話教室に通うことを検討したことがある[43]。ワカメがアメリカ人のジェーンを家に連れてきた時には動揺し、しばらくしてから片言の英語で挨拶するのがやっとであった[53]。大掃除でを磯野家の前に置いた時、サザエは外国人に声をかけられて「イエス」と答えたため、畳を持っていかれた。そのため畳が1枚足りなくなり、マスオに怒られた[54][55]
マスオとの見合い
マスオとの見合結婚。福岡天神天神岩田屋地下食堂(原作のみ)で見合いをした際、混雑した食堂内で離れ離れに席に座ることになってしまった。しかし、その場に居合わせた客などが気を利かせてサザエたちの見合いに協力して席替えをしてくれた。親切心による計らいだったが、衆人環視の下決まりが悪くなりマスオ共々早々に結婚を決めたため、「公開見合スピード結婚」と友人に呼ばれる。
結婚〜磯野家同居へ
単行本1巻で父の転勤に伴い磯野家は、東京に引っ越す。その後、原作連載が一時中断され、再開時(2巻)にすでにマスオと結婚をすませ「フグ田サザエ」となり、さらにタラオも誕生後となった。同時に東京にある現在の実家(磯野家)近くに借家を借りて住んでいたが、しばらくして大家とケンカして実家に戻りフグ田家として同居する形となった。なお単行本未収録の『夕刊フクニチ』での連載中断回は「花嫁装束で家を出るサザエ」の姿で終わっていた[56]
カツオの姉として
弟のカツオ同様お調子者なところもあり、小学生の頃、自習時間に催眠術やモノマネを披露したりしてクラスメートを楽しませていた。このエピソードを「校長先生がかつてのサザエの担任教師から聞いた」とカツオが波平に話したところ、「姉弟揃って」とあきれられた[5]。単純で騙されやすくもあり、カツオにいたずらを仕掛けられて「カツオ! やったわねー!」などと怒って追いかけることもある(伊佐坂難物がその声を聞くと安心して仕事ができるというほど[57])。カツオが自分のことを作文のネタにすると怒る。そのためカツオは、「文中に出てくる人物・地名はすべて、架空のものであります」と最後に書いている[44]
アニメでは、家で何か悪いことが起きるとサザエはとりあえずカツオの仕業と決め付けることが多く、後でカツオが原因じゃないと分かって謝罪するハメになることがあったが、最近は逆ギレ同然に開き直る[独自研究?]。カツオとよく取っ組み合いのケンカをして泣かせることもあるが、その一方でカツオをよくいじめる同級生を睨みつけるという弟想いな一面も見せる[要出典]。アニメ版ではカツオの成績の悪さに見兼ねて、勉強の相手をしたり、家庭でを開こうとしたこともある[58][59]。カツオが生後6カ月の時には、「弟は私の小さな宝物」と作文に書いている[60]
仕事・社会活動など
現在は専業主婦だが、高校卒業後にハロー社という出版社に記者として勤務した経験があり、さらに上司から婦人警官の取材を命じられて2、3日婦警の仕事を体験したこともある[61]。結婚後も家政婦探偵事務所の助手として働いていたことがある。また、女性解放を訴える講演の出席や選挙演説なども積極的に行い、政治への参加意識が強かった。これらの経験は、「情報通で、野次馬根性で色々と首を突っ込む」「カツオなどに疑いを持って物事を詮索する」などその後のアニメのサザエの性格・行動を形作っている。
1日だけデパートガールの仕事をしたことがある[62]
また、自らバイトをしようとしたことがある(最終的に、イクラと、イクラと同い年の女の子の洋服を作ることになった)[63]
他にも、2日間程度スーパーで働いたことがあるが、体力が必要などの理由で辞めている[64][65]
その他エピソード
テレビアニメでは1970年5月3日放送(第31回/通算93話)の『ハッピーバースデイ』という話にサザエは登場しておらず、サザエが登場しないのは、この話のみ。
九州時代の親友はイカコ
肌年齢は19歳である[66]
年末、年賀状を出しに行くも入っている鞄をひったくられ、ひったくり犯が切手の貼っていない年賀状に切手を貼って代わりに出すというのがよくあるオチである[67][68][69]
昼間で家の人数が少ない(サザエ・フネ・タラオしかいない)時に寿司の出前を頼むことがあるが、その時に限ってカツオとワカメの学校が早く終わり帰ってきて、結局カツオ達の分も追加注文する羽目になる[40][70]
磁石は、金属ならなんでも付くと思っていた[71]
『サザエさんの10年後』では2人目の子供としてフグ田ヒトデが登場する。また、『サザエさん30年後』では眼鏡をかけており、子供達は若い頃のサザエ、マスオ、カツオ、ワカメにそっくりであった。
タラオをおぶる時に使う「ネンネコ」(幼児をおぶった状態で着る冬用の服)を26枚も持っているが、これは長谷川が柄について統一した設定をしなかったことが原因で、後の読者の指摘により明らかになった[72]
作者によって、電子計算機で作られた(コピーされた)サザエが描かれ、肉筆のサザエ達と対面したことがある[73]
アニメでは、オープニングとエンディングの提供クレジットではナレーションを担当している。

フグ田マスオ

(フグた マスオ)

声 - 近石真介(1969年10月 - 1978年9月)→増岡弘(1978年10月 - )

演 - 小泉博川崎敬三小野寺昭宅麻伸筒井道隆

サザエのでタラオの。波平とフネの娘婿で、さらにカツオとワカメの義兄(姉婿)、ノリスケの義いとこ、海平・なぎえ・鯛造の姪婿、サケオのでノリオの叔父

原作では、誕生年は1917年(大正6年)[1]。32歳(アニメでは28歳[31])。

呼ばれ方
波平とフネではマスオへの言葉遣いが異なっており、波平は「マスオくん」と呼んでやや余裕ある話し方、フネは「マスオさん」と呼び、敬語を使っている。他者からの呼ばれ方については、ノリスケ・サザエ・タイコが「マスオさん」、カツオ・ワカメが「マスオ兄さん」、タラオが「パパ」、ノリオが「マスオ叔父」、穴子や上司が「フグ田君」となっている。サザエは稀に「あなた」と呼ぶことがある。
人物
髪型はオールバックで、メガネをかけている。
大阪市住吉区出身。住吉大社にほど近い古い住宅街にあり、そばを阪堺電気軌道路面電車が通っている。帰省のエピソードが一度だけある[74]。普段の会話では大阪弁は使わないが、原作に時々出てくる母親は大阪弁を話す。父親はすでに死去しているが、マスオの幼少期に遊園地に行った回想シーンで登場している[75]
友人は、同僚兼親友兼悪友の穴子と義理の従兄弟兼名コンビの波野ノリスケである[31]。2人とはそれぞれ、仕事帰りなどによく飲みに行く。
子供の頃、学校の美人の先生や近所に住んでいる品のよい女性に憧れていた[76]
仕事など
勤めている会社は当初は郊外だったが、後に有楽町に移る[77]。また、二浪した後に私立大学を卒業して入社し、平社員から32歳の時に係長に昇進。
アニメ版のみの設定として、二浪した後に早稲田大学商学部に入学し、在学中は野球部に在籍(ただし、補欠。原作では「学生時代は豪速球のピッチャーとしてならした」と自慢している。[78])。同大学卒業後に海山商事に就職し営業課に配属され、現在は係長。隣席は穴子。まだ20代ということで若干空回りやうっかりミスを発生させるため、部長や上司に指導を受ける場面もときどき見られるが、真面目な性格ゆえに信頼度も高い。
波平も現役のサラリーマンであることから、アニメ版ではこの2人の会話シーンがよく描かれている。帰宅中に出くわすこともしばしばだが、そのまま二人ではしご酒をして、そろって妻(フネ、サザエ)に怒られることが多い。また、酔っ払った際、自分の家と勘違いして帽子電信柱にかけたこともあった[要出典]
サザエとの結婚と同居生活
原作では2巻でサザエと結婚。公開見合スピード結婚であり「サザエの全てに惚れ込んで」と理由を挙げていた(また、サザエに初めて会ったときは「なんて髪が綺麗な女性なんだ」と思ったようである[11])。結婚当初はサザエとタラオとのフグ田家3人で磯野家の近所にある借家に住んでいた。しかし、マスオが家の囲い(木製)を勝手にのこぎりで切って薪(まき)にしようとしたのが原因で、大家とケンカして追い出されたため磯野家と同居することになり現在に至る。
マスオは婿養子ではなく、サザエ、タラオ共にフグ田姓を名乗っており、フグ田家として磯野家に同居している形である(二世代住宅)。ただし、マスオの「周りに気を遣う優しい性格」も相まって、アニメの視聴者などからは、「マスオは婿養子」のように思われることもある[注 2]。なお、妻の家族と同居している男性を「マスオさん」と呼ぶが、語源はフグ田マスオからきている。バブル期には「マスオさん現象」という言葉まで生まれた(「知恵蔵2007年版」)。
性格
基本的にはいい兄貴分であるのでカツオとワカメに慕われている[注 3]。アニメ版の性格は、生真面目で不器用[31]。気弱でかなりの心配性であり、いつも周囲に気を遣っており、優しくお人好しである。お人好しすぎて、損をすることが多い[31]。また、人に頼まれたことはイヤと言えない性格ゆえ、サザエや子供達、あるいはノリスケからも物事を頼まれたり、相談を持ち掛けられたりするケースも少なくない。非常にゴマすりな性格でもある。ただし、八百屋で言葉巧みにバナナを半値以下に値切ったというしたたかな面も持つ[79]。原作ではサザエを怒鳴りつけたり波平にイタズラを仕組んでほくそえむなど、アニメ版にはない人間臭い一面も描かれている。
前述の通り嫁家族と同居していることもあり、アニメ版ではマスオが家族に怒ったり、強く意見を言ったりすることはあまりない。また、アニメ放映開始当初のマスオは、主に敬語で話していた。その後も、波平やフネ、およびごく親しい人であっても目上の人間には基本的に敬語である。ただし、原作では磯野家に対して主張したり、カツオのいたずらに怒ったりする時もある。
サザエのの下をくすぐってワカメに濡れ衣を着せたり、マージャンをしているのに「雨宿りしてるよ」と嘘をつくこともある[80]
隠し下手である。サザエの本の中にへそくりを隠すが、サザエにみつかってしまう[81][82]。「今カイシャにいる」と家に電話をかけて会社で残業したふりをして「怪車(カイシャ)」という名のバーあるいはスナックで飲んでいたことがあるが、サザエに既に退社していることを見抜かれてしまった[83][84][85][86][82]
うまい言い訳を思いついても、すぐ妻にばれてしまう(穴子も同様)[87]
頭の中で思っていることや考えていることが顔にすぐ出る[88][89][90]
失言
前述のような周りに気を遣う優しい性格の割には、本人に悪気はないがとんだ失言を放つことも何度かある。波平が考えた句を「どう考えても入選するような句じゃない」と言ったり[91][92]、サザエに絵のモデルを頼んだ時「野菜を描こうと思ったけど、野菜だと高くつくから」と言う[93]などそれぞれ怒らせたことがある。また、かつての友人にワカメを「妹の子供です」と紹介した[90]せいで、ワカメに「私はうちの子じゃないのでは?」と悩ませてしまったことがある[94][95]
趣味・特技など
  • ゴルフ(あまりうまくない)・麻雀飲酒・絵を描くこと[31][96]
  • バイオリン…本人は、自分ではうまいと思っているが、実はすこぶる下手(サザエ曰く「ガラスを釘で引っ掻いたような音」)[97]。まれに家族全員を集めて演奏会を開くが、演奏し始めると家族はおろかタマまでも逃げ出すほど聞くに堪えない。
  • パチンコ…アニメ版・原作[98]共に描かれている。
  • 競馬…原作では、夢中になってサザエを怒らせたことがある[99]
  • まんじゅうの中身を食べずに当てること(粒餡かこし餡か白餡かなど)[100]
  • 贈り物を振っただけで中身を当てることができる。そのため、オイルショックの頃に買い占めと売り惜しみが横行したことにより、倉庫の中身を当ててくれと頼まれたことがある[101]
  • 体力に自信がある[102]
  • 体が普通でないほど柔らかく、ホットケーキをひっくり返すと同時に「ヤーッ」っと叫んで宙返りするなど驚異的な身体能力を披露している[103][104][105]
  • 肩車をしながら走り回って子供を喜ばすことが得意である[106][75]
  • サザエよりも裁縫がうまいという一面もある[33]。マスオの縫った雑巾を見たフネが「サザエがいい人と結ばれた」と嬉しがるほどの腕前。これは、子供の時にイタズラをすると、母から罰としてよく雑巾を縫わされたため[107]
  • 結婚後に波平の影響で相撲好きになった[108]
  • 読書…これも物凄く大好きで、一度読み出すと周りが見えなくなり、声をかけられても碌に聞いておらず、空返事をして、後で大慌てをする破目になる。大量の本を読み、サザエから「そんなに読んだら体の毒よ」と言われた[109]。またテレビを見ている時などでも同様の仕草をすることがあり、これも後にとんでもない目に遭ったりする。食事をとりながら新聞を読むのに夢中になってサザエの話を聞かず、テーブルを移動させられることもある[110][26]
  • 機械いじり…車のワイパーを見て「自動大根おろし機」を発明したり[111][112]、家のテレビの修理までしていた(横に倒したまま映ってしまったのがオチ)。押し売りを撃退する仕掛けも発明したが、すぐに故障してしまった。
  • ガーデニング…こちらは腕が良く、その出来栄えは見事なものである。しかし、植えた植物の周りに置く石が無く、代わりにビール瓶を逆さにして並べるが、そのことがビールを大量に飲む口実となり、結局いいことは無い。
  • 原作や、かつてはアニメにおいても、タバコを吸っていた。
苦手なもの(好きな割に下手なものを含む)
  • ネズミを見て大の男が「キャッ!」と悲鳴をあげ、座布団をかぶって震えるシーンがある[35]
  • 子供の頃、馬に蹴飛ばされたことがあるため、乗馬が嫌いである[113]
  • 子供のときから帽子が嫌いと言っている[114]
  • 年上の女性の相手をするのが苦手[115]
  • 手先は不器用らしく、裏口の木戸や棚を修理してもすぐに壊れてしまう。その為サザエがマスオ本人のいない時に、こっそり棟梁を呼んで再度修理した。柱に釘を打ちつけようとして金槌で手を打って、時計が下に落ちて足に当たり、手と足を怪我した[116]。バイオリン同様日曜大工に関しても、自分が下手であるということを全く自覚していない[注 4]
  • 上記のように身体能力の高さをうかがえるものの、いわゆるカナヅチで全く泳げない。原作では川に入っている自殺志願者を助けようとして自分が溺れ、逆に自殺志願者に助けられるというエピソードもある。
乗り物関係
通勤手段はバスと電車で、会社から帰る時は電車に乗って駅から歩いて帰る。
電車通勤が辛いことからバイク通勤しようと言い出したことがある[117]大型二輪免許を取得するつもりだったようで、まずは原付から始めて、三郎が手配した配達用のバイクに乗ったことがある。そんなある日、時間が経っても中々マスオが帰って来なかったため家族、特にサザエは激昂するほど心配した。しかし、帰宅したマスオが「気持ち良かったんでつい会社近くまで行ってみたが、道のりが思ったよりも遠く、これを毎日続けるのが辛い」という理由でバイク通勤を断念した。一方、サザエは事故を心配し、当初からバイク通勤には大反対だった。
一家の中で唯一普通自動車の運転免許を持っているが[注 5]、磯野家の敷地が狭いためを買えず、家族旅行の際に時々レンタカーを借りるか、借りられないときは通勤の時と同じく電車とバスを利用することと決まっている。
その他エピソード
アニメでの口癖は、驚く時によく使われる「エェーッ?!」である。特に派手に驚くときは「最初の「エ」を低音で発し、瞬時に高音で「ェーッ」と伸ばす」というもの。同時に「閉じた手のひらを下に向けた状態で腰あたりまで左右に両手を伸ばし、体を若干くの字に曲げるようなポーズ」が印象的で、芸人に物真似されることもある[要出典]
給料は低いと思われており、「ボーナスが出たらなにがほしい?」とカツオとワカメに聞いた際、カツオは「消しゴム」ワカメは「風船ガム」と答えている。それに対しマスオは「見くびるな、もっと出るぞ!!」と怒鳴っている[118]。また、マスオはベンチで隣に座っていた男に「(給料は)手取り34,000円、楽じゃない」と話している[119]。「磯野家の謎」によれば、掲載当時(1965年)でも「薄給」とされた(「磯野家の謎」39頁)。同時期の波平の給料は税込みで7万円[120]と「高給取り」とされた。
小説執筆に挑戦したことがあるが、失敗ばかりで結局原稿用紙1枚分も書けなかった[102]
学生時代に友人に誘われ「怪盗風神丸(かいとうふうじんまる)」という時代劇映画のエキストラを演じたことがある(しかも監督に気に入られ、捕り方の前方になった)が、腕時計をしていたためマスオの出演シーンはカットされた[121]。現在、マスオが出た映画はこれのみである。
『サザエさん30年後』では頭髪がすっかり白髪になっている。
嘉門達夫の楽曲「NIPPONのサザエさん」で「大阪生まれ だけれど一度も大阪弁をしゃべらない」という歌詞があるが、実際は幼少期時代や大阪での同窓会シーンでは、大阪弁で話している部分がみられる。

磯野カツオ

(いその カツオ)

声 - 大山のぶ代(1969年10月5日 - 1970年1月25日)→高橋和枝(1970年2月1日 - 1998年5月10日)→冨永みーな(1998年5月17日 - )

演 - 吉原誠利→佐野大輔→斎藤優一→大森嘉之→上村裕樹→田宮賢太朗荒井健太郎清水錬

演(大人):トシタカアンドトシ

サザエのであり、ワカメの、タラオの叔父、海平・なぎえ・鯛造の、ノリスケのいとこで、イクラのいとこ叔父。波平とフネの第二子で、磯野家の長男。

原作での誕生年は、1938年(昭和13年)[1]。11歳。血液型はB型[4]

原作の初期のカツオ
初期は、「磯野カツヲ(いその カツヲ)」が正式な名前であったが、時代背景の変化などから現在の「カツオ」という表記に変更された。
連載開始当初は、「ワカメの面倒をよく見ているちょっと抜けているお兄さん」といった雰囲気を持っていた。
当初は非常に子供っぽいキャラクターであり、要領も決して良くはなかった。しかし後半になるにつれ、現在のアニメ版のようなズル賢く機転の利くわんぱく坊主となる。また、かなりおしゃべりになって、登場回数も格段に多くなる。この時には波平の老後の対処を冷静に計画するなど大人びた一面も持つようになる。
髪型
髪型は基本的に丸刈り。原作初期は短髪で、回によっては刈り上げ状態(後期のタラオに近い髪型)で描かれていたこともある。また、丸刈り頭が時々伸びてスミベタで描かれるときもあり、アニメでも散髪に行くエピソードなどでは、普段の頭より濃い色で描かれている。
性格
担当声優が2代目:高橋和枝のときは、非常に口達者で外面がいい性格だったが、担当声優が富永みーなに変更後は、家族思いの性格が強調されている[独自研究?]。さらに良かれと思ってしたことやちょっとした嘘が引き金で家庭内トラブルになることも多いものの正義感に厚い所もあり、ワカメやタラちゃんをいじめるものは許さない。遊ぶことが大好きで学校の勉強は嫌いだが、頭の回転は非常に早く行動力や判断力も高い。特にいたずらを仕掛ける時や(後述「無類のいたずら好き」を参照)自分が得するために何かを企む時にこういった傾向が顕著である。アニメでも愛想がよく、面倒見がよい、妹のワカメや甥のタラオにとって「頼れるお兄ちゃん」である。ただし、時々デタラメなことをタラオに吹き込ませそれを真に受けてしまい、サザエに「タラちゃんにいい加減なことを教えて!!」と叱責されるのがオチである。
サザエ同様父親似[12]
サザエや波平の隠しごとは、たいていカツオによって見破られる[122](本人も「家族で秘密は良くないと思う」と言っている[123])。
世渡り上手であり、原作では葉書一枚をわらしべ長者のように交換していき、最終的にクリスマスツリーと交換、波平に「ワシより世渡りがうまい」とまで言わせた。
サザエたちから頼まれた用事をきちんと済ませたことがほとんどないため、信用されなくなっている。また、波平が庭の物置の屋根から落ちそうになっているのを発見して助けを求めた時も信用されなかった(原作ではエイプリルフールだったという面が大きいが、アニメでは秋頃の放映だったため、そういった面はない)。
マスオ同様カツオも隠し下手。の引き出しにオヤツを隠しているのをサザエに簡単に見つけられてしまう[82]
恋愛について
いわゆる面食いで、ウキエのような美人に一目惚れしてしまう傾向にある。相手が同じ小学生の場合もあるが、年上だった場合は相手が既に結婚していたり、婚約者がいるというオチがほとんどである。また、同じクラスのカオリに片思いをしているものの一歩引いている面もあり決して外見だけで選んでいるわけではないようである。
対してカツオは、花沢からことあるごとに猛烈なアタックを受けているが、気が強く男性勝りで、ところどころ自己中心的な性格ということもあり敬遠している。ただし、花沢の母親が出掛けて父娘だけの時は、たまに夕飯にお呼ばれすることもあるため、友達としては仲がよく仲間意識もある。大学受験に全て不合格だった際には花沢不動産に就職しようと考えていたことがある[124]
好きなこと・特技など
  • 得意科目は体育[31]
  • 運動神経がいい。学校で立たされている時に倒立をして、クラスのみんなを驚かせたこともある[125]
  • サザエにいつも追いかけられているので、足が速い[31][126]
  • 趣味はスポーツ全般(特に野球、サッカーが好き)[31]。お魚くわえたドラ猫追っかけるふりをして野球に出かけることもある[127][128][129][130]
  • 食い意地が張っていて、普段のおやつはもちろん、お中元やお客さんが持ってきたおみやげ、近所からのおすそ分けなど人より多く食べたがる。
  • 女装がうまい。カツオがセーラー服を着て女装しているとは知らず波平から「カツオはどうした? 『お友達』が待っとられるのに」と言わせたり[131][132][133]化粧品のセールスマンに化粧をされたりしたこと[134][135][136]がある。さらに鼻を掴んで廃品回収屋や三河屋の三郎の真似をしている。廃品回収屋の真似をした時は、通り掛かった家の女住人が本物と間違えてラジオを持って出て来たほど似ている。
  • モノマネではないが、原作後期においてカツオの声がフネですら区別がつかないほど波平にそっくりになった。フネは「カツオ相手に話している」と思って波平の陰口を言っていたが、実は波平本人だったというエピソードがある。
  • 通信簿では、体育は5だが、それ以外は2もしくは3である[要出典]
無類のいたずら好き
アニメ版では悪巧みしてサザエによくいたずらを仕掛け、そのせいで怒られて追いかけられたり耳をつねられることが多々ある。また、上記のように食い意地が張っているため、悪知恵を働かせてつまみ食いをすることもあるが、決まってサザエに見つかってしまう。その後、波平に「バカモン!!(あるいはバカ者!!)」と怒鳴られるのが恒例となっている。さらにカツオへのお仕置きとしてげんこつを落とされたり、押し入れや物置に閉じ込められたり、外出禁止や部屋から一歩も出るなと言われることもある。サザエが大声を上げながらカツオを追いかけたり、ケンカの元々の原因がサザエだったりすると「サザエもサザエだ!」と一緒に説教を受ける場合もある。何もしていない時もいつも疑われるため、一時「ヌレギヌ帳」というものを書いたことがある[137]
しかし、原作では波平をほとんど丸め込んでいるため叱られることは少なく、むしろ波平のことを「扱いやすい」とすら思っている。連載後期には波平を脅迫して小遣いをせしめたり汚い言葉を使うようなキャラクターとなっていった。
遊び・交友関係
とにかく遊ぶのが大好き。アニメでは親友の中島と共に他の男の子たちと主に野球をするなど基本的に外で遊ぶことが多い。また、放課後では中島との2人での行動が目立つが、日々の学校生活では中島、花沢、カオリとその親友の早川を含めた5人で過ごしていることが多い。親戚(サザエの義甥)のノリオも大阪旅行に行った時に「自分よりも手強い」と言いつつも最終的には気が合った。
高校生と嘘をつき、見ず知らずの中年女と文通していたこともあった。
部屋で一人マンガを読んで笑うなどの描写も多い。また、上記のとおり面倒見がいいので年下のタラオたちと子守りがてら一緒に遊ぶこともある。
カツオが「(サッカー以外の)子供の遊びは、主に『卒業』」と言う場面がある。イクラ、タラオ、ワカメにそう言っているのをフネに聞かれて転ぶシーンもある[138]
学校、勉強について
原作においては、学校での生活や友達関係が描かれることはほとんどない。原作では、『○出小学校』『フジ小学校』『○×小学校』と学校名は統一されていない。アニメ版では『かもめ第三小学校5年3組』に通い(ワカメも同様)、先生からは時々叱られ、廊下に立たされることもあるが愛されてもいる。
成績は悪く、テストでは毎回のように低い点を取る[139][注 6]ため、両親やサザエに「勉強しなさい」といつも言われている。また、「極力」を「局力」と書くなど漢字の間違いも多い。だが勉強を邪魔されて怒るなどまじめな一面もあり、努力の末にテストでいい点を取ることもある。なお、算数のテストで100点を取ったことがある[140]
夏休みの宿題は、休みの後半になってから波平とマスオに手伝わせることが多い。マスオが時期を見計らって出張して、宿題の手伝いから逃れたのを見て、それを真似た波平が出張と偽って逃れようとしたことがある[141]。その時は、伊佐坂難物が小説を書くために缶詰になっていた都内のホテルの一室で過ごそうとした。しかし、カツオの方が一枚上手で、伊佐坂の担当のノリスケに自分の宿題を持って行ってもらい、結局手伝わされた。だが唯一カツオだけ(一部波平も手伝っている)で宿題を終わらせたことがある[29]
本人によると、塾は嫌いではないが、勉強が嫌い[71]
旅行など
外面がよく、修学旅行に行くと旅館の手伝いを張り切って行い、家に養子のお誘いが来た[142][143][144]。旅行先を気に入ったりして転校しようとし、家族に心配をかけたりもする[145]家族旅行で別行動を取って迷惑をかけたこともある[146]
旅行ではないが、三郎の母校が廃校に追い込まれそうになった時も、廃校を阻止するために転校しようとしたことがある。これに関して波平も言葉の上では賛成していたが、その後学校の存続が決まり、転校の話は立ち消えとなった[147]
その他エピソード
姉のサザエとは年齢差が16歳(アニメ版では13歳)もあることから、いわゆる謎本などではサザエとは異母姉弟である可能性が指摘されている。ただし、物語の時代背景となる原作連載当時は、このくらいの年齢差の兄弟姉妹は特に珍しくもなく、ごく当たり前に存在していた。
サザエ同様寝相が悪い[12][148]
幼い頃、タクシーのことを「シー、シー」と言っていた[149]
2011年の27時間テレビ内で放送された『カツオ明日のスター』(作品No.6503、6504)では家族に内緒でドラマの子役オーディションに応募したことがあり、書類審査は通過したものの、テレビ局で行われた面接の際に緊張のあまり辞退した。
2年生のとき、生まれたばかりのタラオを「猿に似てると思う」と言ったことがあったが、その後タラオが退院するまで掃除当番をさぼって早く帰ってずっと待っていたという(翌日廊下に立たされてしまった)[150]
絵が下手[151]
作者による20年後の予想図では妻と二人の子供がいる。また、『サザエさん30年後』では波平に似て頭頂部が禿げている。
2009年に放送された江崎グリコのCMでは、カツオは川原で野球の練習に励んでいるが土手には花沢不動産の車が止まっている。
1980年代の作品では、いたずら好きな面が強調されていたが、近年ではいたずら好きな面は影を潜め丸くなっており、どちらかといえば、タラオやイクラのわがままで理不尽に叱られることや、第3者が原因(主に花沢や堀川など)で波平に怒られたりすることが非常に多くなっている。また、タラオやイクラの尻拭いをさせられることも多くなっている。[要出典]

磯野ワカメ

(いその ワカメ)

声 - 山本嘉子(1969年10月 - 1976年3月28日)→野村道子(1976年4月 - 2005年3月27日)→津村まこと(2005年4月3日 - )

演 - 松島トモ子上原ゆかり→網田麻澄→遠山真澄→森安加代子鍋本凪々美錦辺莉沙

サザエとカツオので、タラオの叔母、海平となぎえと鯛造の、ノリスケとナナコのいとこ、イクラのいとこ叔母。磯野家の次女(第三子)。

原作での誕生年は1942年(昭和17年)[1]。原作では登場時が5歳の幼稚園児の設定で最終的に小学1年生で7歳になっている。アニメ版では、9歳でかもめ第三小学校3年2組、体重26kg[要出典]。血液型はA型[4]

容姿
髪型は、サザエと同様にかなり変わっており、おかっぱをアレンジしたような感じである。耳の辺りの毛を前側(正面からみると左右から中央)にカールしていて、後ろ髪を耳の高さで切りそろえている(サザエに切ってもらっており、ふるいを頭にかぶせて切る長さを合わせたこともある)[152])。一度髪形を変えたいと一言言ったら、家族に総すかんを食い、また自身も短い髪が似合うことに気づき、撤回したことがある[153]
服装はパンツが見えるほどのミニスカート姿。原作では、冬場はスカートの下に「股引」や長いスパッツを穿いている。
性格
原作とアニメ版では、性格が最も異なるキャラクターである。
原作のワカメ
天真爛漫で、非常に活溌である。欲しいものをねだってよく泣き、どうしようもないことを気にする性格だった。お医者さん(病院)や予防注射を怖がり、連れて行かれそうになると「イヤー!!」などと嫌がって泣いて騒いだり、逃げ隠れしてサザエたちを困らせる。ウソ泣きなども辞さないわがままな面も見せ、カツオと共にいたずらを働くことも多い。初期の頃は人見知りの激しい一面も見せており、寿司職人を医者と勘違いした(アニメ版ではタラオ[154]や幼少期の回想[155]に差し替えられている)。
アニメのワカメ
心優しく、真面目な性格。動物の気持ちを汲んで接したり、ベビーシッターをしたり、年下の面倒見も良い。母の日には「お父さん、お母さんと結婚してくれてありがとう」という置き手紙を書いたことがある[156]
色々なものに影響を受けやすく、将来の夢もコロコロ変わっている。そのため時折家族が迷惑しており、特にカツオはワカメと年が近く部屋が一緒なこともあって露骨に迷惑がっているが、他の家族(特にフネとタラオ)は、さほど迷惑がっていない。
アニメではサザエ・カツオと違って、波平に怒鳴られたことは滅多にない。原作でワカメが叱られている場面は、アニメ版では主にカツオ(一部はタラオ)に差し替えられている。
フネと浮江を理想の女性像としている[157][158]
担当声優が津村に変更されてからは、性格が初期の性格に近くなっており、カツオをバカにした言動や生意気な部分やタラオに手を出すことも多く見られつつある(ただし、野村が担当していた時もカツオをバカにしていたかのような言動はあった)。[要出典]
人物
アニメでの一人称は「私」(初期は「ワカメ」と言うこともあった)だが、原作初期の一人称は主に「あたい」だった。原作でよく言うセリフは「あたいもついていくぅ」「あーん、ついてくんだーっ」。
アニメの初期の頃に甥のタラオに手を出す場面があったが[要出典]、現在はそういう場面はなく仲良く遊ぶなど本当の姉弟のようである。
クラスメートの堀川に片思いしており、彼のこととなるとやや暴走気味になることがたまにある。
原作では将来の夢は「お嫁さん」[159]であったが、サザエに反対されている。
趣味は折り紙、おしゃれ[31]人形遊び[要出典]、読書[157]。また原作では、想像力が豊かで童話や即興の歌を作る才能があり、45巻では自作の童話を披露している。
好きな食べ物は、原作ではご飯のおこげと魚の目玉、お茶醤油を入れたもの。アニメではハンバーグの焦げたところとラーメンのスープ、梅干し入りのお茶、パンの耳、団子[17]。嫌いな物はニンジン
外国人が相手でも全然物怖じせず堂々としており、外国語がわからないものの身振りや手振りを使ってコミュニケーションをとることができる[53]
原作連載中において幼稚園への入園[61]と小学校への入学[160]を経験した。
体育が苦手[31]
「台場広八(だいばひろや)」という俳優が好き[161]
勉強について
原作では勉強はあまりできないが[注 7]、純真なワカメの無知な言動によりその場を和ませることもある。
アニメ版では「優等生」になっており、真面目に勉強していて学校の成績も良いが、叱られるエピソード・褒められるエピソードがカツオと比較して少ないため、存在感も薄い[独自研究?]
その他エピソード
連載中盤までは、サザエに次いで登場回数の最も多いキャラクターであり、話の「オチ」を担うこともかなり多い。
作者による20年後の予想図では髪を金髪に染めネックレスをしているなどお洒落になっている。夫と一人の子供がいる。『サザエさん30年後』ではフネに似た口調でしゃべり、2人目の子供を連れている。

フグ田タラオ

(フグた タラオ)

声 - 貴家堂子(1969年10月 - )

演 - 高山幸久→小林俊平→庄司龍成→中野遥斗

サザエとマスオの息子。波平とフネの孫息子、カツオとワカメとサケオの、海平・なぎえ・鯛造の又甥、ノリスケのいとこ甥であり、タイ子の義いとこ甥、イクラのはとこ、ノリオのいとこである。

原作での誕生年は1947年(昭和22年)[1]、もしくは1948年(昭和23年)10月頃[162]。アニメでは3歳。

愛称など
愛称は「タラちゃん」。以前はタケオからも「タラちゃん」と呼ばれていたが、近年は「タラオ」と呼び捨てにされる。
アニメ版では中島の兄達から「オチビちゃん」と呼ばれたことがあるが、嫌がっていた[163]
アニメでの一人称は「僕」のほか「タラちゃん」と称する場合もあったが、1985年3月末 - 9月頃の登場人物の一時的な変化があった時期以降は「僕」に統一されている。あるいは「タラちゃん」に統一することもある。
また、タラオにとってカツオとワカメは「甥と叔父・叔母」の関係だが、お互い子供同士で年齢が近いこともあり、それぞれ『カツオお兄ちゃん』、『ワカメお姉ちゃん』と呼んでいる。原作初期[61]において、カツオ、ワカメはタラオの前で自分たちのことをそれぞれ「おじちゃん」、「おばちゃん」と称していた。
人物
原作では2巻から登場したが、タラオ出産時の話は出てこない。当初は家族などから「坊や」と呼ばれており、「赤ん坊コンクール」において2等賞をもらったことがある[164]。サザエに背負われるなどして何度も登場しているが、セリフはほとんどない。初めて発した言葉は、幼児語を除いて「一つとこれだけ」[165]。『磯野家の謎』では16巻の「おじいちゃんのカタキだ!」とされているが、上記の方が古い。初めて呼んだ家族の名前は「タマ」である[166]
アニメ初期にはなかったが、「○○です」のように「で」にアクセントをつけて話す(「○○ですぅ」と伸ばすこともある)のが特徴。アニメでの字幕放送では、語尾の部分がカタカナで表記されることもある(「○○デス」「○○デスカ?」など。後に「です」「ですか?」などの表記)。また走る時は、他のキャラクターが普通の足音に対し、タラオの場合は独特の効果音がつく。
好きな食べ物はエビフライ[167]。他にはコロッケ[81][167][26]、鶏のから揚げ[168]がある。食事をする時はその時ごとのメニューの中で一番好きなおかずを最後に食べる[167]
性格
大人しく物分かりのよい「いい子」で、色々なことに興味を示すが、幼いためカツオのでたらめな教えでも正誤の判断ができずに真に受けてしまう。また、言い間違いや意味を勘違いしたまま言葉を覚えてしまうことも多く、そのことをカツオやリカ(後述参照)の失笑を買い、塞ぎ込んでしまうこともある。サザエが美容院に行ったのを病院に行ったのと間違え、マスオがタクシーを呼んでいろいろな病院を回ったことがある[86]運動会を「んどうかい」と呼ぶと勘違いしていたり[169]衣替えを「こもろがえ」と呼んでいる[170]。初期の頃は家の壁にいたずら書きをしてサザエに怒られ、庭の物置小屋に閉じ込められたこともあった。その際、2歳児とは思えないセリフを発している[171]。他にもアニメ初期の頃は原作の影響でいたずら小僧としての面が多くあり、正月に波平が落ち込んだ時に一家が考えた波平を元気付ける作戦をいくつか台無しにしたりもしている[172]。また、原作のタラオは若干乱暴者である。
年齢的に、まだ幼稚園には通っていない。幼いため、面倒を起こしても基本的に叱責されることは皆無で、何かが起きてもほぼカツオのせいにされて怒られる。理由は、サザエが「タラちゃんはいい子だから、いじわるやいたずらなんてするはずない。万が一タラちゃんが悪さをするとしたらカツオが教えたに違いない」などと決めつけているからである。
プライドが高く、周りの人から「タラちゃんはまだ小さいから」などの扱いを受けると機嫌を悪くし、「ボクは赤ちゃんじゃないです」などと反論する。
言動
デパートなどで迷子になる回数は多いが、いつもというわけではない。『磯野家の素顔』によるとお花見に行った時の場面では、タラオを捜していたサザエが逆に場内放送で呼び出されたことを回顧し、若干反論した。また、デパートに行った時もサザエがバーゲンセールの服の争奪戦に夢中になっており、待たされたタラオは自ら案内所に行き、店内放送でサザエを呼び出してもらっている。
「両親から勘当されたことがきっかけで成功を収めた人物」のテレビ番組を見て「勘当されたい」と言った時は、母のサザエから勘当の意味を教えられてやめるなど物事の意味を理解すると諦める[173]。「くねくね階段(らせん階段)が欲しい」と言ったこともある[174]
日記を書こうとするタラオに、サザエが「タラちゃんは字が書けないでしょう」と指摘するシーンがある[175]
三輪車エピソード
一人で赤い三輪車に乗りよく遊んでいる。「愛車です」と言ったこともあるほどお気に入りである。過去に三輪車が壊れた時もマスオから「新しいのを買ってあげる」と言われたが「今のがいいです」と断った。そのため、自転車屋で直し方を教わったマスオに完璧に修理してもらい乗り続けるほど愛着を持っている。
よくこの三輪車に乗って勝手に公園に行ってしまうことがあり、リュックにお菓子をたくさん詰めて三輪車で「日本一周に行く」と出掛けるも、迷って止まりの道に入って、大泣き。町内を出ることは出来なかった[176]
酒に酔った波平に自転車を買ってもらう約束をした際に、三輪車をイクラに譲ったことがある。しかしイクラはまだ三輪車をこげず、三輪車を走らせるのに付き合わされたノリスケが腰を痛めたため三輪車はタラオの元に返却された。タラオ自身も曲がり角で自転車と正面衝突しそうになったことで自転車を諦めた[177]
交友関係
主な友達は、イクラ、ガールフレンドのリカ、腕白なタケオ(たまにいじめることもある)である。特にはとこであるイクラとは、双方の家を往来してよく遊んでいる。タラオの方が二歳年上なので、イクラがいたずらをしようとする時は注意して止めようとする良きお兄さんでもある。イクラが母のタイ子と磯野家に遊びに来た際は、必ず玄関で「イクラちゃん、いらっしゃーい」と言って出迎える。イクラとはおもちゃの取り合いなどで、また年上のリカとは意見が合わない、どちらかが余計なことを言うなどしてケンカになることがあるが、ほどなくして仲直りする。
動物関連のエピソード
タラオは人間以外にも友達がいて、タマが他人宅の庭に現れてそこにあるをたびたびのぞいていたため、その家の主人に池の金魚を狙っていると嫌疑をかけられた。その時に主人から「危険な猫は繋いでおいて欲しいものですな」と言われた際に、「金魚も繋いで飼うといいです」と反論した。タマは単に鏡の代わりとして池に映る自分の顔を見ていただけだったが[178]、子供ながらタマのために家主に強い意思を持って意見しておりタマを大事に想っていることが分かるエピソードである。
伊佐坂家の飼い犬・ハチもタマ同様に友達であり、タラオが一人でハチを散歩したこともある[179]。その他の犬に関しては、小型犬は平気だが大型犬は苦手であり[180]、吠えられて怖がったことがある[149]。ただし、近所の石橋さんの飼う大型犬・タロマルについては、波平のように目が優しいため、怖がっていない[181]。大型犬とすぐに友達となったこともある[182]
泥棒との対面エピソード
たまに一人で留守番することがあり、磯野家に泥棒が侵入したことがある。
また、別の泥棒がピッキングで裏のおじいさん宅に侵入しようとした時にたまたまタラオが三輪車で通り掛かったことがある。タラオは、泥棒にしつこく話しかけたり、(タラオは泥棒と認識していなかったが)様子を見ていた。そのため、ピッキングに成功したものの何も盗らずに逃走し、強盗被害から守ったこともある[183]。人を疑うことを知らない面も見受けられる。
その他エピソード
原作の初登場前の予告では「タラちゃんという女の子」と紹介されており、初期設定では女の子であったが本編では男の子として登場している。
アニメで過去に東芝による一社提供していた頃は、提供クレジットでの提供読みのサザエと共に登場し応援(補佐)役も務めた。
『サザエさんの10年後』では行儀の悪い少年に描かれており、サザエから聞かれたことに対し、「覚えてねえや」と返答している。『サザエさん30年後』ではマスオにそっくりに育っていた。
2009年に放送された江崎グリコのCMでは、たこ焼き屋になっていた。

磯野波平

(いその なみへい)

声 - 永井一郎(1969年10月 - 2014年2月9日[184])→茶風林(2014年2月16日[185] - )

演 - 藤原釜足森川信小林亜星いかりや長介片岡鶴太郎

フネの夫でサザエとカツオとワカメのであり、タラオの祖父、マスオの義父(舅)、海平の、なぎえの兄、鯛造の義弟(妹婿)、ノリスケの伯父、イクラの大伯父でもある。

磯野家の大黒柱。福岡県出身。原作での誕生年は1895年(明治28年)[1]。誕生日は9月14日[186]、干支は未[187]、年齢は54歳[188](アニメ版も同年齢[189])。おとめ座。フネとは結婚して28年になる。一人称はわし(少年期は僕[190])。

呼ばれ方
フネ、マスオ、ワカメ、カツオは「お父さん」、サザエは「父さん」、タラオは「お祖父ちゃん」、ノリスケは「伯父さん」、タイ子は「伯父様」、双子の兄の海平は「波平」、妹のなぎえは「波平兄さん」、会社の同僚やその他の人物からは「磯野さん」と呼ばれる。まれにフネは「あなた」と呼ぶことがある。
容姿
原作初期は、頭頂部の髪が書かれていない回もあった。また、一度だけ髭を剃りかつらを購入して若返った姿の波平が登場したことがあったが、家族からは不評だった[44][191]
ハゲ頭に一本だけある髪の毛が波平のトレードマークとなっており、側頭部と後ろの髪の毛が残っている。洗髪後、頭頂部の一本の髪の毛[注 8]を「もったいない」と言いながら丁寧にドライヤーで乾かす(カツオがこの行為を「無駄だ」と言おうとする[192]がサザエに止められた[193][194])。薄毛を気にしており、育毛剤を愛用している。髪の毛が少ないことから、マスオに、床屋に行った波平を呼び戻すようにカツオに言ったとき、「お父さんなら時間かかるわけないだろう」と言われてしまった[115]。だがあれでも注文は多い[115]
メガネをかけている。帰宅後や休日和服を着ていることが多い。
性格
原作の波平
性格はかなり抜けていて、お茶目なところがあり、家族を叱るシーンもあまり多くない。そのため、子供に威厳を示そうとするも、その情けないキャラクターゆえにカツオに逆に手玉にとられることも多い。ただし、頑固な一面も多少はあり、喧嘩をした際に自分から謝ることはほとんどない。よく一緒に外出するなど、カツオ、ワカメ、タラオを大変かわいがっている。非常に表情豊かである。登場回数も必ずしも多くないが、登場した時は、話の「オチ」を担当している。
中学校で習った英語の歌を披露するなどのエピソードもあり[35]、明治生まれの男性としては、それなりに高学歴である[77]
「TTK(都下禿頭会=とかとくとうかい)」理事[35]、「高血圧友の会」[195]、「失われつつある礼儀を守る会」[44]、「ノンビリいこう会」[196]所属。
アニメの波平
家族の家長として威厳があるが、かなりの頑固者でありやや短気であり、プライドが高い。イタズラをしたり、お調子者のサザエ、カツオ、ノリスケに対し「バカモン!(あるいはバカ者!)」「けしからん!」「いい加減にせんか!」と怒鳴るシーンがよく見られる。叱るべき時はしっかりと叱る昭和の頑固親父として描かれており、マスオからは尊敬されている。2013年11月24日までで「ばかもの」と叱った回数は370回である[21]。「バカモン」と初めて怒ったきっかけは、結婚してすぐにフネがお皿を割ってしまい、その破片で指を怪我したことで、そのとき「バカモン! 早く手当てしなさい」と言っている[197]
その一方、怒ったらすぐ怒ったことを忘れる単純な性格で、小心者な面もあり、自分の欠点をあまり他人に見せたがらない。カツオの失言などにムキになることが多いが、波平自身の失言も少なくない。
まれにカツオに甘い時もあり、その際にはフネに「ちゃんと叱ってください」と苦言を呈されることが多い[198][199]
もちろん子供の為を思って叱っており、大事に思っている。なお孫であるタラオには甘く、怒ることはなく何かあっても笑って許すか、優しく「これからは気をつけるんだよ」などと言うぐらいである。
年寄り扱いすると(バスで相手が席を譲るなどの行為でも)「ワシを年寄り扱いしよって、まだそんな年じゃない!」などと機嫌を損ねる。
新しい物や外国の物・習慣に対しても頑なまでに否定的である。最新式マンションへの体験入居を「コンクリートの箱に住めるか!」と拒否しようとしたり、夕食ピザを出すと「わしはイタリア人じゃない!」と怒ったり、サザエたちが磯野家の庭で食事したことを聞き「ここは外国じゃない!」と怒った。ただし全自動卵割機などは認めている。また朝食フランスパンが出された時も「日本人朝食は昔からご飯味噌汁に決まっとる」と食べなかったが、ノリスケ宅で出されたフランスパンのガーリックトーストを食べて認めるようになった(カツオ曰く、「やっと時代に追いついた」)[200]
酒豪で酒癖が悪い。アニメでは波平の酒に関するエピソードが多数ある[201][202]。また、酔っ払ってしまうと、他人の家でも全部自分の家だと勘違いしてしまうほどで、警察官の付き添いで帰宅してきたこともあった[203]。物置に高級酒があるとカツオに騙され、物置に閉じ込められることがある[171][204][205]
買い物が下手。知人の千葉さんからの贈り物のお返しの品を選びにデパートに行くが一人では選べず(千葉さんが紅茶が好きなので紅茶を思い、紅茶売り場へ行くも種類が多い上、千葉さんの好みの紅茶を知らなかった為、買わなかった)、後日フネがデパートに買いに行く[206]。たまに甥のノリスケがいつも磯野家に訪れてくるとノリスケの相談役になっていることが多いのが一つである。
趣味では長続きすることがある一方、日記は三日で書くのを止めてしまう。先祖の磯野藻屑源素太皆の日記を見付けた時に三日しか書かれていなかったのを見たノリスケに「血は争えませんね」と言われて言い返せなかったエピソードがある[207]
仕事に関して
原作では、連載初期の役職は「局長」であったが転勤のため上京した後、いつの間にか降格しており後期には平社員となっていた。
アニメでは山川商事[要出典]で事務職サラリーマンとして働いている。ただし役職は放送開始時から設定されていない[208]。会社は銀座晴海通り沿いにあり[要出典]、通勤手段はマスオと同じく、バスであさひが丘駅まで行って電車を利用して出社、帰宅時はあさひが丘駅から歩いて帰る。
趣味など
  • 盆栽 - きっかけは、幼馴染(まー坊、本名は忘れている。もっとも相手も海平と波平の区別がつかず、両方とも「波ちゃん」と呼ぶ。2014年に久々に登場[209])の家に立派な盆栽が置かれていたことによる。
  • 釣り - 大好きだが下手であり、本人も自覚があるらしく、たまに大物を釣った時はかなりの恐怖心を覚える。
  • 清元 - ただし、サザエに「お経を上げている」と勘違いされた。
  • 多趣味で他にも囲碁書画骨董、俳句などをやっている。
また、泳ぎが得意らしく、人命救助を何度もしている(1回は新聞にも載った[210])。
女優の三枝三枝子(さえぐさ みえこ)のファンで、若い頃のブロマイドを所持している。
苦手なこと
原作での嫌いなものは、税務署。極度の方向音痴(本人は認めていない)[158][211]で、警察官に道を聞いても元の場所に戻ってしまうほどだった[212]。子供の頃から算数が苦手である。
かなり不器用で、町内の運動会でスプーン競技に出た際も一歩歩く毎にスプーンに乗っているボールを落としており、関係者から「あんなに不器用な人は見たことがない」と言われている[213]
人前で話すのが苦手と言っている[190]
  • 料理 - よく失敗するようで、本人曰く「三度に一度うまくできれば上々」。一度焼きめしを作ったことがあるが、うまくできるのに3年以上かかったという[214]
基本的に物作りは下手。カツオが出した例として、物を乗せると落ちる棚、座ると壊れる椅子がある[215]
言動
フネとは些細なことでケンカをすることもあるが、恥ずかしがりながらも「家族のために尽くしてくれている」と感謝の意を述べるなど大切に想っている。
自分の健康管理は全くと言っていいほどしていない。また、サザエやカツオが波平の健康を気遣うような言動をすると怒鳴り散らす。しかし、そのせいで体力年齢が70歳であることが判明した[216]
自分の小さい頃の話をする際、双子の兄の海平を持ち出してくる時は、「実はそれはお父さんのことじゃないの?」とカツオに指摘されている。
たまに料理を作ろうとすることもあり、「昔、自炊の経験がある」と自信満々で取りかかるが、料理に使おうと取り出した酒を飲んで酔っ払ってしまったエピソードがある[195][45][217]
磯野家の風呂が木製の浴槽だった頃、入浴中に下から水漏れし、壊れたことがある[218]。回顧した際に、カツオに「普段は物を大切にしろとか言うのに」と言われるも「いつ壊れてもおかしくなかったんだ」と反論する[219]
本人でもよく怒ることは自覚しており、「好きで叱っているわけじゃない」「叱る側の身にもなりなさい」と諭したことがある[220]
物忘れがたまにあり、蛇口が故障しているのを忘れてカツオに注意したり[221]、妻であるフネの名前を思い出せずカツオに聞いたこともある[222]。しかし、後者は照れくさくて言わない時もある[223][224]
その他エピソード
連載初期は名前がなくドラマ版制作の際に「波平」と名付けられた。原作で名前が出たのは1965年12月16日掲載話[225]が最初。
陸軍に入隊した経験がある[226]
正月吉田茂から間違い電話が来たことがある[35]
アニメの第一話[227]では、カツオがテストで75点を取ったのだが、家族うちで唯一感心しなかった。
小学校のときの通信簿には、1や2がなかった[228]
『サザエさん30年後』では、すっかり老け込んだ小柄な老人に描かれている。
あまり泣くことがないが、フネによるとカツオが生まれた時嬉し涙を流したという[21]
「何かと便利で身分証明証にもなるから」と原付免許を取ろうとし問題集を購入したが、家族に猛反対を受ける。家族内では主張を通したが、ヘルメットを試着した際髪が蒸れることを知りバイクは諦めた[229]
子供のとき、夏休みに学校で野外映画会が行われたとき(海平と2人で来ていた)、同級生の大悟(だいご)というがき大将がいて(2人はいつもいじめられていた)、「母もの」という悲しい映画が上映されたのだが、大悟は泣いてしまった。後でそのことを秘密にした後、親切になったという[190]。そのあと波平は、あさひが丘商店街主催で日曜日に開催された「星空の下の映画会」(そのとき上映されたのは「 幸せの汽笛」)で野外映画評論家に就任された。そのことに最初は困惑していた(波平自身、野外映画会は40年ぶりだという)が、やることにした。そのときの発言が再び大悟(波平に招待された)を泣かせた。
フネに送る手紙に貼る切手は記念切手だったらしい[230]
辛党だが、おはぎだけは別[30]
株をしていたらしい(あるときに売って土地を買っていれば億万長者になれたようで、波平がそれを後悔している)[231]
パイロットになることを夢見ていた[232]

磯野フネ

(いその フネ、磯野舟とも表記)

声 - 麻生美代子(1969年10月5日[233] - 2015年9月27日[233])→寺内よりえ(2015年10月4日[234][235] - )、谷育子(2009年6月14日代役[注 9])、幼少期:榊原奈緒子(2008年11月16日、40周年SP)

演 - 清川虹子乙羽信子吉行和子竹下景子

波平の妻で、サザエとカツオとワカメので、タラオの祖母、マスオの義母(姑)、海平とおこぜの義妹、鯛造のでもある。

原作での誕生年は1901年(明治34年)[1]の48歳で、アニメでは52歳[要出典][236]

呼ばれ方
マスオ、ワカメ、カツオは「お母さん」、波平、サザエは「母さん」、タラオは「お祖母ちゃん」。
人物
旧姓は石田。静岡県出身で、原作では沼津市に実家がある。県内のキリスト教女学校(現在の高等学校)を卒業[要出典]。エンディングでは「」と表記されている。
アニメでは、フネは52歳であることから28歳の時にサザエを、41歳の時にカツオを、43歳の時にワカメを出産したとされる。
趣味は芝居見物。
いわゆる下戸で、の類は全く飲めず、軽達との忘年会の際は、乾杯の際の小さなコップ1杯の酒だけで泥酔してしまった[237]
ファッション
常に和服に割烹着姿で、洋服になるのは夏場と遠出する時ぐらい。そのため、日常生活の中で洋服を着ていても波平に気付かれないエピソードがあった。また、ミニスカート姿を波平が見て、卒倒したことがある[238]
髪は後ろで一つに結っており、和装でも洋装でも髪型は基本的に同じである。一度髪を下ろしたことがあり、サザエと同じく肩までかかるほど長かった[224]
普段は裸眼で生活しているが、メガネを掛けないと物が見づらいことがある。一度波平のスーツから和装の写真が出てきたことがあり、それを見て浮気したと号泣して波平に「実家に帰らせて頂きます」と言い出した。しかし波平から眼鏡を掛けるように言われてもう一度写真を見たところ、写っていたのは社員旅行の余興で芸者に扮した波平だった。見えづらいことから来た勘違いだったことが分かり、事無きを得たというエピソードである[239]。メガネが必要なとき、手近にあるものをかける癖がある[240]
性格
原作での性格は厳しく、激しい気性の持ち主である。家族を叱る回数も波平より多く、来客の前で粗相をしたワカメの頬を顔が変形するほどつねるなどややヒステリックな面もある[195]。虫取りに行ったまま帰ってこないカツオを心配して、暗くなってきて帰宅したカツオの頭を叩き、自分も泣いた[241]。またカツオの友達が磯野家に泊まりに来て、その世話に追われているところに波平が「元気ないぞ」とフネに言ったが、庭の植木だったため、フネは縁側で波平に蹴りを入れた話もある[242]。「我が家はスパルタ教育でいきます」と発言したこともある[83]
アニメでは厳格ながらも穏やかで努力家で優しく愛情に満ちた性格。家族全員に頼りにされている[243]。波平とは対照的に、怒りを表に出すことは全くなく、ほとんど怒らない。叱る時は怒鳴るのではなく、諭すようにして叱るため、かえって重みがある。家族で一番の常識人で、落ち着いた物腰で生活しているが、たまに突飛な行動を取ることもある。また、倹約家な面もあり、サザエ達に羽を伸ばすよう1人で外食を勧められるも、結局は公園のベンチでサンドイッチを食べていたこともあった[要出典]。女性に生まれてよかったと思っている(本人いわく「良妻賢母で愛嬌が良くて、家計の切り盛りが上手で料理が上手で、こんないいお母さんを男にしたらもったいないよ」)[243]
夫婦生活
原作では、波平の陰口を言ったり、ケンカ中は波平にちょっとした嫌がらせをするなどアニメではあまり見られない陰湿な一面もある。
アニメでは、波平からは一貫して「母さん」と呼ばれているが、「(母さんではなく)フネと呼んでください」と釘を刺したこともある。原作では、波平に「失敬なばあさん」と[103]呼ばれたこともあるが[244]、その一方でフネは波平を「ダーリン」と呼んだこともある。波平が全く口を聞かない場合は「パパ」と呼ぶが、その際は波平が「パパはやめろ」と返す[245]
普段は波平が家族を怒る役目だが、その波平にもビシっと言うなどさすがの波平も頭が上がらないときがある。
アニメでは波平と珊瑚婚式(結婚35周年)を迎えている[145]
友人・おカルについて
隣人の伊佐坂軽(「おカルさん」と呼んでいる)は女学校時代(同じクラスだった)からの友人。それゆえ、隣に越してきたおカルが磯野家に挨拶に来た時は、何年も会っていなかったにもかかわらずお互いにすぐに気付き、思わぬ友人との再会に感激していた[246]。以後、塀越しの日常的な世間話はもちろんのこと、一緒に芝居見物に行ったりしている。町内ウォーキング大会でも一緒にゴールしており[247]、非常に仲がいい。
その他エピソード
英会話を勉強している[248]
波平に送る手紙に貼る切手は花の切手だったらしい[230]
外見のモデルは原作者の母親とみられ[要出典]、「サザエさんうちあけ話」に登場する長谷川の母はフネに瓜二つ。しかし、性格はアニメ版のフネとは正反対で「ヒトラー」「ワンマン」と家族からあだ名をつけられる独断専行の人物だったという(原作では気性の荒い人物として描かれている)。
家族の中では最も目立たないキャラクターながら、単独で2002年10月10日から日本郵船のCMキャラクターを務めたことがある[249][250]
作者による20年後の予想図では眼鏡をかけており、いじわるばあさんにそっくりである。また、『サザエさん30年後』では波平同様、小柄な老人として描かれている。

タマ

磯野家のオスの白い飼い。首に少し大きめのがついた赤いリボンを付けている。ただし、タマが動いても鈴が鳴ることはあまりない。家族皆にかわいがられ、話の中心になることもある。

性格
非常に利口ではあるが、性格は臆病でネズミが苦手、だがアニメ版第1話(1969年10月5日放送『75点の天才!』)ではネズミをナイフフォークを持って、追いかけまわしていた。いたずらをしたサザエやカツオに波平が大きな声で怒鳴っているのを聞くと、驚いて飛び上がることがよくある。
隣の犬ハチとは犬と猫の仲を超えて仲がよい。
言動
イクラと同様、言葉はしゃべらないが相手の話す言葉はある程度は理解できる。難しい言葉になると「?」のふきだしでタマが理解できていないことが表現される。また、家族の中で特に仲がいいタラオのことを考えることもある。初期では人語をしゃべったこと[251]や、ふきだしで感情を表現したこと[154][252]もあった。
芸は何もできないが、昔はできていたらしい。芸かは微妙だが、家出から帰る時に玄関から入る時は、自分でドアを開けられる。芸が出来なかったり、猫なのにネズミが苦手な部分で自信喪失などの理由で家出することもしばしば。
磯野家の座卓近くにいて家族が話しているのを見ていたり、同じ場所か縁側で寝ていることが多い。
電話中のサザエを引っかいて悲鳴をあげられ、パトカーが来たことがある[253][254][255][256]
その他エピソード
日曜日の本放送ではエンディングの声優キャストの紹介テロップでは、タマは全く表示されていないが、過去に放送していた火曜版、公式サイトの番組紹介では他の声優キャストに続いて「タマ ?」となっている。
現在のタマの声は過去に収録したものを使い回している。稀にタマの驚いた声の後に「ワン!」という犬の声の混じった音声が使用されることがある[要出典]
グリコのCMでのその後の設定には、磯野家で飼う猫は「タマ」の名を受け継いでいる。
原作の磯野家でも様々な猫を飼っているシーンがある。原作でも「タマ」と呼ぶシーンがあり[要出典]、それ以外に「ミー公」と呼ばれる猫が存在している。
この「ミー公」という名前の存在は、朝日新聞朝刊に「読者と新聞」という読者の質問欄があり、そこに読者から「サザエさん一家の家族構成を教えて欲しい」という質問が来たことで明らかになっている。これに対して原作者の長谷川町子から詳しく回答されており、本人直筆による“各登場人物の似顔絵と名前が描かれたイラスト”が掲載された。そのイラストにはサザエさん一家(いその家、フグ田家)やノリスケ一家のイラストと共にネコも描かれており、そのネコには「ミー公」と名前が明記されている[257]
ガールフレンドはピンクのペルシャ猫[158][注 10](名前や飼い主は不明)で首にリボンを結んでいる。

親戚関係

波平の兄妹など

磯野藻屑源素太皆

(いその もくず みなもと の すたみな)

声 - 永井一郎(? - 2013年4月7日)→茶風林(2014年3月23日 - )

磯野家のご先祖。享年は不明。

人物
登場する時は(かみしも)に長袴姿で、顔や背格好は海平、波平と瓜二つ。ただし、ちょんまげがある分だけ2人より髪の毛は多い。
1832年の彼岸に殿様の御前でおはぎを38個も平らげ、殿様からお褒めに与った逸話を持つ武士だった。
時折、透明な姿で子孫である波平や家族を見守っていて、主にお盆お彼岸の時期に波平の夢に登場する(カツオが大福をお供えした時に夢に登場したこともある)。登場する時は大抵、子孫であるサザエやカツオのそそっかしさなどを嘆く発言をしている。原作では「庭に小判を入れた甕を埋けておいた」と告げたり「供え物がせこい」とケチをつけたりもした。
甘党[30]

磯野海平

(いその うみへい)

声 - 永井一郎(1970年4月5日 - 2013年4月28日[258])→茶風林(2014年5月18日 - )

演 - 片岡鶴太郎

波平の双子であり、フネの義兄(小舅)であり、サザエ、カツオ、ワカメ、ノリスケの伯父であり、タラオ、イクラの大伯父である。初登場は、1970年4月5日放送作品No.81『兄さんがやって来た』。

人物
福岡に住んでいる(磯野家の本家とみられる)。原作漫画にも登場するが、「海平」という名前は出てこない。
性格は温和で涙もろい。また、波平と同じく囲碁が趣味。
原作では、眼鏡をかけていない点が波平と違うが(作品No.2616『父さんが二人』や作品No.3903『ようこそ海平兄さん』など、眼鏡をかけていない設定の話もある)、アニメでは頭頂部の毛の数が1本多い程度。周りの髪型や声も波平そっくりで、海平が帽子をかぶると全く区別がつかない。そのため海平が東京に来たときは、大抵花沢さんや裏のおじいさんはもちろん、フネでさえ波平と間違えたことがある。
少年時代はさらに区別がつかず、幼馴染からは2人まとめて「波ちゃん」と呼ばれていた。
種子島に民宿を経営している友人がいる[259]
落ち着きに欠け忘れ物も多く、教師にあだ名をつけたりしていたらしい[228]
生まれつきの方向音痴[260]
団体行動が苦手で、遅刻の常習犯だった[261]
言動
幼い頃、波平と「お正月はいつまでか」をめぐって喧嘩したことがある。海平は鏡開き1月11日まで、波平は門松を仕舞う1月7日までが正月と主張した[262]
波平が家族に「海平兄さん」の少年時代の話や失敗談などを語る際、カツオには見透かされている。
50を過ぎて運転免許を取得し、波平一家に自慢して買ったばかりの車にみんなを乗せて運転した。しかし、運転は初心者ゆえ慎重になりすぎて自転車に追い越されるほど遅く、その反面で赤信号を見落としそうになる危なっかしさもあった。そのため、運転させないようにするために途中で酒を飲ませることで、運転をマスオに交代させた[113]。妻と喧嘩して東京の波平宅へ車で来たが、本人は「高速道路を走り通した」と言った。しかし、車中にフェリーの乗船券が見つかったため、フェリーで移動したことが発覚した。花沢父の案内で町内に駐車場を借りたが、「バックが苦手」なため駐車は花沢父が代わった。その後、駐車場に止めてあった海平の車がなくなり、彼の妻の差し金で海平の部下が移動させたことが分かった。海平は福岡に戻った[263]
海平の妻について
海平が東京の波平のもとを訪れる時はいつも一人で、上記の波平一家の九州旅行の際も「用事がある」からと言って同行しなかった。また、波平たちを車に乗せて冷や冷やさせたが、そもそも海平の妻からは事前に「初心者だから人を乗せないで」と言われていた。後で海平が車を運転していたことが発覚したため熊本から福岡へ強制帰宅させられた。2014年の種子島への旅行でも同行したのは海平だけで彼の妻は同行しなかった。カツオが海平宅へ電話をかけるシーンでも電話に出るのはほぼ海平であるが、1989年の「カツオ磯野家のルーツを探る」ではカツオからの電話を海平の妻が海平に取り次いでいる。また、放送作品No.4202『春休み九州旅行 福岡・佐賀の巻』では海平の妻も登場し、サザエらの旅行に同行している。
その他
サザエさんで町おこしをしている福岡市の商店街では市内在住という設定の海平の着ぐるみがレギュラー登場人物ではないにもかかわらず制作されており、イベントなどで市民に親しまれている[264]

波野なぎえ

声 - 濱野香美奈→京田尚子山田礼子

波平と海平の妹でノリスケの母。タイ子の義母であり、イクラの祖母でもある。さらにサザエとカツオとワカメの叔母で、タラオの大叔母(「イクラちゃんのお祖母ちゃん」と呼んでいる)でもある。

旧姓磯野。下の名前はなぎえ[265]。福岡在住。日常会話は福岡弁

原作では、日本髪である。サザエの叔母にもかかわらず「ノリスケさんのお母さん」と呼ばれることが多い。

アニメには滅多に登場しないが、2011年1月2日放送の『初旅・初夢・初笑い』で久々に登場、この回では長兄・海平がフェリーチケットを手配して旅行に来た波平・サザエ一家さらにノリスケ一家と共に島原城で合流、久々に海平・波平・なぎえの3兄妹(3きょうだい)が顔を揃えた。

阿蘇味噌田楽専門店の店員をしている友達がいる。

波野家

海平・波平の妹なぎえ(サザエの父方の叔母)の嫁ぎ先。劇中では三男のノリスケ宅が磯野家の近所に存在する。ノリスケの子供である男の子は、原作では名前について標記が無く、アニメ用に設定された「イクラ」が現在通称として使われており(後述「波野イクラ」参照)、ウィキペディアもそれに順じ、原作での説明もこれに習う。

波野ノリスケ

(なみの ノリスケ)

声 - 村越伊知郎(1969年10月 - 1998年7月)→荒川太朗(1998年7月26日 - 2000年6月)→松本保典(2000年7月 - )

演 - 仲代達矢五木ひろし布施博田中裕二

サザエとカツオとワカメのいとこであり、波平と海平の(妹の四番目の子)。タラオのいとこ叔父であり、マスオの義理のいとこ。タイ子のであり、イクラの父。

呼ばれ方
波平が「ノリスケ」(1985年3月末の波野家名古屋転勤前までの作品では「ノリスケ君」と呼んでいたこともある。名古屋から戻ってからは呼び捨てに統一され、伯父甥の関係が強調されるようになっている。波平、フネ、マスオ、サザエに対してはもっぱら敬語である)、サザエやフネやタイ子は「ノリスケさん」、マスオは「ノリスケ君」、カツオ、ワカメは「ノリスケおじさん[注 11]」と呼ばれている。
アニメでは、タラオから「イクラちゃんのパパ」、編集を担当する伊佐坂先生からは「波野君」と呼ばれる。
人物
実家は九州の博多。原作では兄弟はノリスケも含めて8人(アニメでは5人兄弟)。年齢は24歳 - 26歳[266]
原作では8巻から12巻の間に上京して、12巻でタイ子とお見合い結婚し、14巻で男の子1人をもうける。結婚後は「東アパート」というところに家族3人で住んでいる。恐妻家である。
アニメでは、現在の職場に勤め始めた際に博多から押しかけ同然に磯野家に居候。その後タイ子との結婚を機に磯野家近所のアパート「くらげ荘」に移る。さらに1985年3月末に転勤のため一家は名古屋に引っ越したが、同年9月頃に戻り、現在のマンションに住んでいる[267](だが2014年12月7日放送『タイコおばさん』(作品No.7214)の冒頭で登場した家は、現在住んでいるマンションとは大幅に違っていた)。
原作ではやや太り気味であることを理由に生活習慣病を気にすることもあるが、何度か登山に挑むなど全くの運動音痴というわけではない。アニメでは原作より痩せており、容姿については変更が激しい。
アニメでは伊佐坂先生の原稿を受け取るついでに磯野家で休憩したり、タイ子から部屋を追い出された時にかくまってもらうなど磯野家によく訪れている。
仕事について
原作では新聞社勤務で、大物女優の取材をした後緊張してメダカが入った水を飲んだこともある。
アニメでは出版社(会社名は「(株)出版社」[268])勤務で編集者の仕事をしている。普段と違って仕事に対しては非常に真面目で、弱音を吐いたり文句を言ったりすることはほとんどない。伊佐坂の担当となったのも現在のマンションに住み始めた頃からであり、転勤以前にも一時期、別の伊佐坂(同姓同名だが現在の伊佐坂とは別人)を担当したこともある。
性格
かなり図々しい性格でお調子者(後述「ちゃっかりエピソード」を参照)だが、基本的に明るく朗らかなため、悪意をもたれることは少ない。迷惑をかけたとしても怒られることは少なく、あきれられる場合がある。
子どもじみた一面があるため時には波平にカミナリを落とされることもあるが、親しみやすくカツオとワカメに慕われている。ただし、ケチ臭いところもあり原作でカツオからは「一緒に外出するのが嫌」と言われている。同様の理由でしばしばカツオを筆頭とする磯野家の子供たちと駆け引きを演ずることもある。
はた迷惑ないたずらが好き。古いを改造して傘お化けになってカツオとワカメを怖がらせたり、「街の食堂で食事をしたあと、どんぶりの下に代金を隠しておいて「食い逃げ」を装って店を出る」などのいたずらをしている。
原作ではマスオとともに他人を巻き込んだいたずらをしている。キノコ取りをしている女性を驚かそうと刑事(ノリスケ)と犯人(マスオ)に扮して「死体を埋めたな」「はぁ刑事さん」と答えたため、それを聞いた女性たちが驚いてマツタケを放り出して逃げてしまった。その日の夕食はマツタケご飯でみんな大喜びだったが、マスオは浮かない顔をしていた。デパートでアイスクリームを食べ終えた後、コーンをヘアピースに置き、の角に見立てていた。
ちゃっかりエピソード
磯野家でたびたび食事を摂ることがあり、特にすき焼きやお歳暮や近所からのおすそ分けでもらったメロンなどちょっとした贅沢な食べ物が食卓にあがる時は、毎回と言っていいほど。そういう時は勘が働くらしく、呼んでもないのにどこからともなく磯野家にやってきて「いやー今夜はすき焼きですか? うまそうだなー」などと言ってごちそうになる。
また、サザエ達が外出中の時に来るとおみやげを当てにして帰宅まで居座ることもある(ただし、必ずといっていいほど、おみやげを手に入れられず終わる)。
さらに、帰宅時にマスオや波平たちと駅で一緒になった時は、「いやー奇遇だなー、帰りにちょっと一杯どうです?」などと言って酒に誘う。その場合、自分から誘ったにもかかわらず、年上の波平からはもちろん、マスオにも「今日はちょっと持ち合わせなくて」など理由をつけておごってもらうことも多い。
海水浴などで波平以外の家族が全員出かけて、波平が留守番をしている時、昼時に磯野家に押しかけて勝手に出前を取ったり、波平が食べようとした駅弁を横取りしたこともあった。
波平や新入社員に借金を頼みこんだこともある。しかし、マスオから借金の返済を催促されると、とことんトボけてはぐらかそうとする。
波平とのエピソード
露店で「全自動卵割り機」という商品が売られているのを見掛けた後、それについて磯野家で話題にしたことがある。波平がそれを買っていたとは知らずに「手で割ったほうが早い」「あんな物を買う人は卵なんか割ったことがない関白亭主」と本人の前で散々言って憤慨させ、数日出入り禁止になった。その後ノリスケが自分の発明したものの概略を磯野家に持ってきたことにより事実上和解した。ただしノリスケの発明は致命的な欠点を抱えた無用の長物だったが、彼らは気付かなかった[269]
前述の通り、酒好きで波平ともよく帰宅時に飲んでいるが、マスオや波平の二人と飲まない時が続いた時には、波平から「早く帰ってやれば良かろうに」とあきれられている。妻子二人での夕飯がいかに寂しいかを知らしめるために、波平がイクラとタイ子を磯野家に呼び寄せて懲らしめたことがあり、降参したノリスケは翌日磯野家に朝食を食べに来た。そのとき、頭からジャケットをはおっていたため、玄関のドアに映ったシルエットからイクラとタラオに「お化け」と一瞬怖がられた。
また、性格やその言動から、波平に叱責される回数はカツオやサザエに次いで多い。些細なことで波平の逆鱗に触れ、磯野家への出入り禁止を言い渡されたこともある。これについて本人は、「僕に本気で怒鳴ってくれるのは伯父さん(波平)と編集長しかいない」と語っている[270]
本人は軽いジョークで言ったつもりだった事を磯野家が真に受けて騒動になった事もある。裏のおじいちゃんの家の庭に落ちていた落し物の野球ボールを、有名野球選手のサインボールだと嘘をつき(早川からの電話により嘘であることが発覚)、これに激怒した波平に再び出入り禁止を食らった[271]
賞味期限ギリギリのお土産を持ってきたとき、波平に「相変わらずのワケあり人」と言われたことが原因で波平に「頑固で短気、不器用で飽きっぽい」「まさに究極のワケあり」と言ってしまい、3度目の出入り禁止を食らった。が、ノリスケがお酒を持ってきたことで事実上和解した[272]
その他エピソード
電車や映画館の座席を確保するのが得意。
富山市[注 12]に大学時代の後輩がおり、旅館を営んでいる。ただし、その旅館には磯野一家が泊まったが、後輩は未登場[146]
じゃんけんをするときは、最初に必ずチョキを出す[273]
会社で一番信用がある[268]
『サザエさん30年後』では、海外旅行帰りに一家を訪れる。
原作では山下清に間違われたことがある。
ヘビが苦手[274]

波野タイ子

(なみの タイこ、アニメ版の表記は「タイコ」)

声 - 逢川亮子恵比寿まさ子(1969年10月 - 1979年?)→塚田恵美子(1979年? - 2013年11月10日)→小林さやか(2013年12月8日 - )

演 - 片平なぎさ国生さゆり白石美帆

ノリスケの。イクラの。波平の義理の姪、サザエとカツオとワカメの義理のいとこで、タラオの義理のいとこ叔母。

人物
アニメでの年齢は22歳くらい。旧姓は入江(いりえ)。実家は東京で、両親と妹が暮らしており、父親はかなり上品な紳士である。
現在は専業主婦だが、以前はデパートに勤めており、ノリスケと見合い結婚して一児の母となった。
学生時代にはイタリア人のペンフレンドがいたらしく、イタリア語を少々話せる[275]
性格
基本的に優しくて落ち着いていて上品な淑女である。優しいが子供を甘やかすわけではなく、イクラにもちゃんとダメなことはダメと言うしっかりした性格。そのためイクラがわがままを言ったり、いたずらをすると「いけません、イクラ!」などとたしなめるセリフをよく言う。
カツオが子守りや留守番などをしたときにお駄賃やお菓子などをあげたりしても、「(サザエから)怒られるんじゃないか」と不安に思うカツオのことも考え、気を遣える人である(ただし、年末に内緒でカツオにお年玉をあげて、それを知ったサザエがカツオに憤慨した例もある)。お駄賃の入った封筒に自画像を描いていたことがある。
ファッションなど
原作では、独身時代はモデル並にスタイルが良かったがイクラ出産後ぐらいに太りだし、見た目も所帯じみたものとなっている。アニメでは出産後も痩せたまま。
あまり派手な服は好まず、普段はほとんどスカートで過ごしている。ただし過去、アフロヘアージーンズというファッションで、ノリスケを驚かせたことがあった。
磯野家との関係
原作では、ほとんど磯野家に来ないが、仲が悪いわけではない。
逆にアニメではよく磯野家に来ており、特にサザエと仲が良く、双方の子供ぐるみで一緒に風呂に入るほど。
三河屋を使って磯野家にビールを送ったことがある。
ノリスケに愛想を尽かして家出をして「イクラと実家に帰ります」などと置手紙をするが、実際は磯野家に行っている。そのあとノリスケが磯野家に来てパッタリ、タイ子とイクラに会いそのまま磯野家でみんなで夕食を食べながら、ノリスケのことを話したことがある。また、ノリスケがちょっとした発言や行動で波平など磯野家の面々に迷惑をかけたときは、磯野家に来た時に必ず代わりに謝るなどフォローすることも多い。

波野イクラ

(なみの イクラ)

声 - 桂玲子(1969年10月 - )、冨永みーな(代役)、川田妙子(1997年頃代役)

演 - 加藤小桜→鈴木もも、桂玲子(声のみ)

ノリスケとタイ子の実子。波平と海平の大甥で、サザエとカツオとワカメのいとこ甥で、マスオの義理のいとこ甥、タラオのはとこである。

人物
タイ子の実家である入江家の初孫で男の子(原作では当初「女の子だった」という説がある。後述「イクラの性別」を参照)。タイ子同様、原作にはあまり登場しない。
年齢1歳
主要キャラクターの中では、最も原作と外見の差が大きい。
髪色はブラウン。
アニメでは、タラオと同様に変わった足音をたてる。
性格
好奇心旺盛で様々な物事に興味を持つが、同時に熱が冷めるのも速い飽きっぽい性格。一度興味を示すと周りの人間が「ダメ」と言っても熱が冷めないうちは、怒ったり泣いたりして聞き入れない。興味を持つきっかけは様々で、子供らしいきっかけもあれば、大人の行動を見たことがきっかけになることもある。たまに意外な物に興味を示した時などは、両親とタラオをはじめとする周囲の人間が、イクラの行動に驚かされたり振り回されたりする。イクラの暴走を押さえ込める人物はカツオぐらいである。
また、人間観察に優れており、興味を持った人のマネすることも周囲を困惑させる原因の一つになっている。
その反面、まだまだ幼く怖がりで、寂しがり屋なため泣くこともある。また、家族旅行で知らない土地へ行った時はノリスケかタイ子のどちらかがいないと不安である[146]
普段人見知りをしないが、時々人見知りをしたり、タイ子らから人見知りをしているように見える時がある[155][276]
気性が激しく、自分がだまされたと分かると自分をだました相手に対して(イクラのために思った行動でだましたつもりはなくても)容赦ない仕返しをする。その手口は1歳児と思えないものである。仕返しが済んでもその相手と同席しないなどかなり強硬な態度をとり続けるが、波平やフネの一言によってとたんに機嫌が良くなる。
コミュニケーション
アニメで発する言葉は「ハーイ(挨拶、および会話中に使うと「そうです」の意味になる)」「チャーン(カツオ、ワカメ、タラオの名を呼ぶ時)」「バブーン(不機嫌な時、「ちがう!」と否定する意味も兼ねる)」しかしゃべれず、イクラの両親と年齢の一番近いタラオのみ理解可能。それ以外の人物がイクラの言いたいことを理解するには、タイ子たちに通訳してもらう。あるいは、イクラの表情と言い方・動きなどで予想し、その都度イクラに「ハーイ」「バブーン」でイエスかノーを判断してもらうしかない。
イクラはほとんど話せないものの、相手が言うことは簡単な言葉なら理解できるようで上記のようにコミュニケーションをとっている。
イクラは言葉が話せるか否かについて
アニメでは、基本的に上記の「ハーイ」「チャーン」「バブーン」しか話せない。ただし、『お帰りなさいイクラちゃん』(作品No.2433)以降、いくどかしゃべったことがあるが、苦情が多く翌年頃までに元に戻されている。その時のセリフは、波野一家が引越し前にタイ子・ノリスケが磯野家に「東京に帰る」旨の「テープレター」を送り、一家で聞いていた際テープの中から聞こえた「カエル?」の声[注 13]。それを聞いたサザエは驚いたが、カツオの早とちりとして扱われた。
しかし「ママ」は呼べるようで、公園で遊んでいた場面ではちゃんと「ジャンケンポン!」と言っていた(もっとも、勝っても負けても関係ない)。はっきりとした意思表示をしたこともある。
好奇心旺盛なエピソード
「金太郎」の腹掛けに興味を示したときは、タイ子がサザエと電話している最中に腹掛け姿で勝手に家を飛び出して、タイ子を困惑させた。ただし、近所の人からは「五月人形みたい」と評された[注 14]
また、台所の床下収納戸に興味を示した時は、裏のおじいちゃん宅や伊佐坂家の台所の床下収納戸を勝手に開けようとした。
ペンキ屋に興味を示してハチの小屋のペンキ塗りをした際に、ペンキ屋のおじさんの作業服が汚れていたのをマネをして、イクラ自ら服にペンキを塗ってしまい、タラオを困らせた。
時に、お茶やらっきょうの酢漬けなど、主に大人が好む食べ物や飲み物をおいしく食べたり飲んだりするため、周囲を驚かせる。
磯野家と一緒に阿蘇に旅行に行った時に以前、家族で阿蘇に旅行に来た時に馬に二時間も乗っていたと馬に乗せてくれた「江藤ファーム」の主人に覚えられていた[113]
消防自動車に凝っていた時期があった[277]
タラオについて
タラオとは年が近いこともあり非常に仲が良く、家族に連れられてお互いの家に行くといつも一緒に遊んでおり、二人でどこかへ勝手に出掛けてしまうこともしばしば。また、昼寝などで2人が同じ布団で寝る場面が幾度もあり、イクラが磯野家に泊まることもあるが、夜中にホームシックになったりして朝まで一緒に寝ていることはない。イクラのワガママなど些細なことでタラオとケンカをすることもあるが、結局は「ケンカするほど仲がよい」という感じでほどなくして仲直りする。
悪いことや危ない行動を起こそうとする時に「やってはいけない」と言い聞かせるのに時間がかかる。タイ子がいる時は「いけません、イクラ!」と注意されたり、タラオといる時はタラオがお兄ちゃんらしく注意して止めようとする。しかし、イクラはほぼ言うことを聞かないで行動を起こしてしまうため、両親も手を焼いている。
イクラの性別
アニメではイクラは男の子となっているが、原作のイクラは当初は女の子だったのではないかという説がある[要出典]
その理由は、原作のイクラの出産時のエピソードとして、役所に出生届を出しに行くノリスケの手には“ナミエ”と書かれた紙を所持しているからである。当初その名前で届けるつもりであったが、たまたますれ違ったかっぷくのいい女性が「ナミエ」と呼ばれていたため「考え直そう」と途中で引き返すという話がある。また、タイ子が雛人形を買おうとするエピソードもある。
ただ、途中から[278]「ボーヤ」と呼称されるようになっているため、それ以降は男の子の設定になった。
名前の初期設定について
アニメ「サザエさん」の脚本を担当している雪室俊一によると「原作で名前がなかったノリスケとタイ子の子供が「イクラ」と付けられたのは、(自身の)娘の好物からきている」と語っている[279][280]
実際には原作者の長谷川町子は、ノリスケとタイ子の子供に対して「チドリ」という名前を付けている。しかし、アニメ版に「チドリ」の名前が採用されることはなかった。
この「チドリ」という名前の存在は、朝日新聞朝刊に「読者と新聞」という読者の質問欄があり、そこに読者から「サザエさん一家の家族構成を教えて欲しい」という質問が来たことで明らかになっている。これに対して長谷川から詳しく回答されており、本人直筆による各登場人物の似顔絵と名前が描かれたイラストが掲載された。そのイラストにはサザエさん一家の横にノリスケ一家も描かれ、「波平のオイ、いそのノリスケ」と「妻、タイ子」、そしてタイ子に抱かれた「チドリ」と名前が明記された赤ん坊が描かれていた[257]
その他
作品の題名に「イクラ」がつく話、つまりイクラ中心の話の脚本はたいてい雪室俊一の作品である。他の脚本家(城山昇など)の話でもイクラは登場するが、比較的おとなしく描かれている。[要出典]

フグ田家 (マスオの実家)

マスオの母

声 - 山本圭子(1969年 - )

演 - 正司歌江(浅野温子版のドラマ)

マスオ・サケオの母で、サザエの義母、タラオ・ノリオの祖母である(名前不明)。

マスオの幼少期に夫を亡くし、女手ひとつでマスオとサケオを育てた。大阪にサケオ夫婦と孫のノリオと暮らしている。

豪快で明るい性格の肝っ玉母さんであり、関西人特有のユーモアがある。サケオ夫婦の干渉が激しいためマスオの元へ転がり込んだが、次の日磯野家を出た。近くのラーメン屋に「花園シノブ」の偽名で働いていたことが分かり、マスオはその店に寄ったが、マスオが注文した品を勝手に変えたり、店主に盾突いたりしていた。まもなく、大阪の家に戻った。お詫びに磯野家に出前を届けさせた[281]。草木染が得意であり自分で染めた風呂敷が気に入られ磯野家の隣人のお軽さんに教えることになったことがある[282]

原作でもマスオが実家に帰省する話がある。理由はマスオの父の法事だが、この時マスオはタラオを自分の実家に連れて行かなかったため、そのことについて「磯野家の謎」では疑問を投げかけている(「磯野家の謎」78頁)。

フグ田サケオ

(フグた サケオ)

声 - 増岡弘(? - )→沢木郁也(2002年1月6日放送サザエさん新春お年玉sp「初夢 正夢 春の夢」)

マスオの兄、サザエの義兄、タラオの伯父、ノリオの父。マスオの実家に母と妻(名前不明)(声 - 川崎恵理子)[283]と息子のノリオと暮らしている。「サケオ」はアニメでつけられた名前。子供時代に曜日がなかなか覚えられなかったマスオに木琴を使って曜日を教えたり、納豆キャビアだと思って食べるとおいしいと教えるなど、弟思いである。

原作ではマスオとサザエを大阪城京都奈良に案内した。宿泊先の旅館で「都の西北」(早稲田大学校歌)を歌った(マスオはその隣で「ふるさと」を歌った)。

フグ田ノリオ

(フグた ノリオ)

声 - 瀧本富士子[284] (2002年1月6日放送サザエさん新春お年玉sp「初夢 正夢 春の夢」)

マスオの兄・サケオの息子で、タラオの従兄。マスオのでサザエの義理の甥。大阪のマスオの実家に住んでいる。

常に阪神帽をかぶっている(阪神のロゴの部分はノリオの「N」になっている)。12歳。

大阪に帰省したマスオ、サザエに大阪案内をすると言って、玩具問屋街に連れて行き、大量にオモチャを買ってもらうなど、ちゃっかりした面がある。このエピソードは原作でも描かれている。その後、東京に遊びに来て花沢さんに一目惚れし、カツオを大いに驚かせた。

ズル賢さと行動力はカツオ以上で、一人で新幹線に乗って東京へ行ってしまうことすらあり、カツオを驚かせる。一方、サザエさん一家とカツオとワカメが大阪旅行に行った際、カツオとワカメを大阪見物させると言って連れ出すなど面倒見のいい面もある。

1978年末頃に磯野・フグ田家が大阪へ旅行した際も、マスオの兄一家が登場したが、この時のノリオのキャラクターは前述のものとはやや異なっていた。

石田家

石田 鯛造

(いしだ たいぞう)

声 - 若本規夫[285](? - 2013年9月)→沢木郁也[286](2014年9月 - )、幼少期:箱田真尋(40周年SP)
磯野フネの兄であり、また、サザエ、カツオ、ワカメの伯父、タラオの大伯父や波平の義兄(小舅)でもある。
縦に長い形の顔で、髪型はかりあげ。静岡にあるフネの実家で暮らし、農業(みかん農家)を営んでいる。
原作漫画では「鯛造」という名前は出てこない。また、子供が4人(息子と娘が2人ずつ)いる。
油絵を描き、「未田完」の名で美術展に出品したこともあった[287]
石田 おこぜ

(いしだ おこぜ)

声 - 山本圭子→山田礼子
鯛造の妻。

その他

青山のトシオさん
声 - ?
磯野フネの弟。サザエ、カツオ、ワカメの叔父。東京の青山に住んでいる[要出典]
トシコ
声 - ?
青山のトシオさんの子供[288][289]。気が強く、カツオ、ワカメ、タラオを呼び捨てや「アンタ」呼ばわりをしており、タマからも嫌われている。
スカートのポケットに手を入れて歩く癖があり、余計生意気に見えるという理由で、母親にポケットを縫い付けられている。
見た目やキャラ設定はナナコと非常に似ているが、トシコのほうが言葉遣いが乱暴でお転婆。
ナナコ
声 - ?
青山のトシオさんの子供[290][291]。ナナコが磯野家に預けられた時、サザエは「どうしてそんなにお鼻が低いの?」「どうしてそんなにソバカスがあるの?」と面と向かって言われ、カツオはお経を読んでと言われ、ワカメは早口言葉を言わされた挙句に「どうして、お口が回らないの?」と言われて泣かされたことがあるため、磯野家一同、ナナコを苦手としている。
見た目やキャラ設定はトシコと非常に似ているが、トシコよりも言葉遣いが丁寧で、大人ぶった振る舞いをする。
はま子
声 - ?
アニメの第1話に登場した磯野家の親戚[292](劇中、彼女のことをカツオが「はま子おばさん」、サザエが「おばさん」と呼び、フネが「まだ帰さないわよ!」「それまでここにいて頂戴!」と対等に口を利くシーンがある)。かなり性格が悪い上に地獄耳のため、磯野一家からは嫌われている。カツオがワカメが捕まえようと縄でワカメと間違いちょうど訪問した彼女の首を絞めたためテストを見せるまで待つことになるものの、一家で食事に出かけるため彼女のことを忘れ居眠りをしていたところをカツオと75点のテストを取り戻すため追いかけっこをしたネズミ[注 15]の姿を見て悲鳴をあげて幕が閉じる。『連休のプラン』(作品No.1639)にも登場。この話ではカツオと電話で話しており、連休中にお互いの家を交換することとなった。また、子供がいることと房総半島に住んでいることがこの話で明らかとなり、第1話に比べ性格が丸くなっていた。

磯野家の隣人

アニメ版における磯野家の隣人は幾度か入れ替わっている。

あらまし
  1. 空き家時代 - 放映開始 - 1970年
  2. 旧・伊佐坂家時代 - 1970年 - 1978年
  3. 浜家時代 - 1978年 - 1985年
  4. 伊佐坂家時代 - 1985年 - 現在
旧・伊佐坂家時代
「伊佐坂家」なる一家は、放映初期の1970年代にも登場(以下、初期の伊佐坂家を「旧・伊佐坂家」と表記)している。もともとは空き家だった磯野家の隣人として引っ越してきた小説家一家であり、現在の伊佐坂家と同様に『似たもの一家』をモチーフにした家族であった。家族構成も名前も現在の伊佐坂家と同じものとなっているが、顔つきや性格などは全く異なっていた(ウキエがおしゃべりだったり、おてんばだったりする)。その後、1978年に引っ越して姿を消した。
浜家時代
1978年に浜家が磯野家の隣に引っ越してきたという設定で登場した。その後、1985年3月頃、浜夫人が体調を崩したことから療養のため静岡県伊豆長岡町(現・伊豆の国市)への引っ越しにより姿を消すことになった[293]
この日の放送では浜家以外にも、ノリスケの転勤に伴い波野家が名古屋に引越したり、三河屋の御用聞きの三平が郷里の山形県に帰るなど複数の人間が抜けることになり、磯野家周辺のレギュラーキャラクターは一時的に大きく減少した。その後4か月の空白を経て隣家に現在の伊佐坂家が引越して来たり、三河屋の御用聞きには三郎が登場するなど、多くの新キャラクターが入れ替わりに投入された。
現在の伊佐坂家と旧・伊佐坂家について
先のとおり旧・伊佐坂家は1978年に引越ししており、1985年に現在の伊佐坂家が初登場した際、磯野家が初対面であるかのような対応をした。よって、2010年1月10日の新春スペシャルで再放送された作品[218](1973年初放送)において波平、カツオ、タラオがお風呂を借りた伊佐坂家と、その後に放送された作品[246](1985年初放送)以降の現在の伊佐坂家とは別の一家である。

伊佐坂家

2015年時点における磯野家の隣人一家。もともとは長谷川町子の別作品『似たもの一家』に出てくる登場人物たちであり、原作漫画の『サザエさん』にも一度登場している(磯野フネと伊佐坂軽が同級生という設定は原作からの借用)。

現在の伊佐坂家が初登場したのは1985年である[246]

伊佐坂難物

(いささか なんぶつ、アニメ版の表記は「難物」、2013年3月までのEDクレジットでは「なん物」、4月以降は「伊佐坂」と表記されている)

声 - はせさん治(1970年8月 - 1978年)→峰恵研(1985年7月 - 2002年2月)→伊井篤史(2002年2月 - 2002年3月)→岩田安生(2002年4月 - 2009年9月)→中村浩太郎(2009年10月 - )

演 - 佐野史郎三谷幸喜

人物
磯野家の隣人の恋愛小説家。年齢は60歳くらい[189]。アニメでは伊佐坂の担当編集者であるノリスケが自宅まで受け取りに赴いている。たまに早く書き終えて、ノリスケが原稿を取りに行った時にすんなり原稿を渡せることもあるが、基本的に大変筆が遅くいつも締切に追われている。そのため、ノリスケが原稿を受け取りに訪れてもまだ完成していないことが多々あり、裏からこっそり逃げ出すことさえある。たいていは凝った言い訳をして引き延ばしを狙うため、ノリスケら編集者の間から「イイワケ先生」と呼ばれている[294]
性格は基本的には非常に温厚。ただし、新米の雑誌記者が軽のあだ名である「カッパ」の由来(河童のように泳ぎが上手であることが由来)を、「河童のような外見だから?」などと勘違いした際には、記者達が青ざめて逃げ出すほどに憤慨したこともある[295][296]
趣味は囲碁で、手が空いた時や気分転換でよく波平と囲碁を打っている。
文才はあるが生活力に乏しく、家族が留守のときに缶詰を開けようとして缶切を探したが見つからなかったため、磯野家から缶切を借りようとした。サザエが缶切なしで缶詰を開けたのを見て驚いていた。日曜大工も釘一本すら打てず、犬小屋の修理は甚六がやるか大工を呼ぶ。
こだわり
手書き原稿を編集者へ直渡しすることにこだわっており、この原稿渡しは伊佐坂とノリスケ双方にとって大事なコミュニケーションとなっている。
原稿執筆では、名人と言われる職人が手作りした万年筆を愛用している。過去に一度無くして他の万年筆を代用した時は、原稿用紙に引っ掛かって仕事がはかどらなかった[297]
話の内容を練るために喫茶店に行くことが多いが、自身の中で座る場所を決めているようで、いつも座っているその席に他の人間が座っているとへそを曲げて帰ってしまうこともある。
その他のエピソード
元々は小説家になるつもりはなく、歌舞伎の女形を目指して修行をしていた。その後作家に転向し、両親の反対を押し切ってお軽と学生結婚をしている。このエピソードは、後に甚六の出演したクイズ番組の問題にされたが、甚六には初耳で答えを知って大変驚いた[298]
現在の伊佐坂家が引っ越してきた話[246]では、磯野家から作家なので気難しい人なのかと思われていた。そしてその話では、最後の最後まで正面の顔が映らなかった。タイトルコールでも後ろ姿しか映らず、サザエとフネがいるのにもかかわらず記者を撒くためテーブルの下に隠れていた。

伊佐坂 軽

(いささか かる、アニメ版の表記は「お軽」、2013年3月までのEDクレジットでは「おカル」と表記されている)

声 - 山田礼子(1985年7月 - )

演 - 戸田恵子

フネの女学校時代からの親友で、同い年[299]

フネとは互いに「おフネちゃん」「おカルさん」と呼び合う気が置けない仲である。ただし、学校卒業後に引っ越したため、磯野家の隣に越してくるまでの30年間は音信不通であった。普段は、頻繁にサザエやフネと塀越しに世間話をしている。サザエの大声は「すぐ分かっていいじゃない」と比較的優遇している[300]

初登場はサザエが引越しの様子を覗きに来た時である[246]。引っ越しの挨拶をした際にワカメを初めて見たときには、フネの孫だと思い込んでいた。

水泳が得意で、女学校時代のあだ名は「カッパ」だった[295][296]

伊佐坂甚六

(いささか じんろく、アニメ版の表記は「甚六」、2013年3月までのEDクレジットでは「じん六」と表記されている)

声 - 竹村拓(1985年7月 - )

難物と軽の長男。20歳くらいで2浪。

性格はノンキでおっちょこちょい。人なつっこく明るい。浪人生の割には、遊んでばかりいる[31]。ウキエ同様、彼もカツオ達の面倒見がいい。

浪人生という設定のため、アニメ版では大学受験シーズンに当たる1月期はほとんど登場しない。時折夜食作りに凝る。午前2時に音を鳴らすようにラジカセにタイマーをかけており、その音で起きて勉強する[301][302]

自動車運転免許を所有。自動車が好きらしく、洗車している場面や車で出かける場面がよく見られる。甚六の運転する車はクリーム色だが、左ハンドルの車の場合[303]と、右ハンドルの車の場合[304]がある。

甚六の本棚には、動物図鑑がたくさん並んでいる。子供の頃、動物園の飼育係になりたいと思っていたことがあったが、結局ハチの飼育係になった[305]

1970年代の旧・伊佐坂家(現在の伊佐坂家とは別の一家)での伊佐坂甚六は大学生の設定。当時の時代を反映して、詰襟学生服学帽を着用して登場することが多かった。

伊佐坂浮江

(いささか うきえ、原作では『浮え』、アニメ版では「ウキエ」、2013年3月までのEDクレジットでは「うきえ」、4月以降は「浮江」と表記されている)

声 - 潘恵子(1985年7月21日 - 1990年)→冨永みーな(1990年 - 1998年6月)→川崎恵理子(1998年7月 - )

演 - 倉科カナ

難物と軽の長女。高校1年生。容姿端麗で快活で優しい性格。ワカメのお姉さん的役割で、カツオや三郎を始めとした男子の憧れの存在。

兄・甚六のことを「兄貴」と呼ぶ。

成績優秀でスポーツ万能で、テニス部に所属している[31]

趣味はお菓子作り[31]。得意料理は鮭のムニエル[306]

小学校のときに買ったペンケースの中に、その頃偶然とった100点のテストをお守りがわりに入れて大事にしていたが、カツオと中島がはずみで破いてしまった(そのとき、カツオはテストで100点とって返すと言っていたが、結局取れなかった模様)[307]

ハチ公

伊佐坂家の飼い犬で犬種はテリア。愛称は「ハチ」。

人懐っこい性格であり、またタマとは仲良し。小柄な体格ながら大型犬とのケンカに勝つこともある勇敢さも持っている(後述)。

が嫌い[297]

散歩エピソード
大型犬を散歩中の飼い主が何かの拍子にリードを離してしまい、その犬がタラオを追いかけたことがある。電柱にしがみついて泣いていたタラオを見つけた甚六と散歩中のハチが、大型犬とケンカした末に勝ってタラオを助けたことがある[308]。また、別の放送回では、大型犬がハチのそばを通りかかった際に怖がっていた[309]
ある日カツオがハチに神社の狛犬を見せたところ、気に入ってしまい、次に浮江に連れられた散歩の際は、神社に行って狛犬の前から離れなくなってしまい困惑させた。その後、事態を引き起こしたカツオの機転で狛犬を撮影し、その写真を犬小屋に貼ることで、事態を収拾させた[310]
1970年代の旧・伊佐坂家ではハチ公はおらず、ペットは猫となっている。

浜家

一時期磯野家の隣人だった家族。アニメのみ登場。画家の主人、その妻、娘のミツコ、飼い犬のジュリーがいる。

初登場は1978年5月7日放送『突然のお隣りさん』(作品No.1330)。この時、浜家の主人とミツコが磯野家と自宅を勘違いし勝手に磯野家に上がりこんだりもしたが、すぐに家族ぐるみでの付き合いを始めるなど、両家の仲は良かった。

2009年放送の『磯野家のアルバム』では、(写真のみであるが)浜さん一家が約24年ぶりに登場した。

声 -峰恵研(1978年 - 1985年3月)

画家。下の名前は不明。

いつもベレー帽を被っている。妻や娘には頭が上がらない様子で威厳のようなものは薄い。家のつくりや家具などから、洋風趣味であることが見てとれる。現在の「伊佐坂難物」と似た役割を持つキャラクターである。

浜夫人

声 - 山田礼子(1978年 - 1985年3月)[要出典]

浜さんの妻。下の名前は不明。非常にふくよかな女性。

ミツコ

声 - 潘恵子(1978年 - 1985年3月)

浜さんの娘で高校2年生。髪を両サイドでリボンで結びツインテール気味に垂らしているのが特徴。

現在の「伊佐坂浮江」と似た役割を持つキャラクターで、(声も初代浮江と同じ)ワカメにとってはお姉さん的存在で、カツオを始めとした男子たちにとっては憧れの存在であった。

ジュリー

浜さん一家のペットの犬。犬種は不明だが、垂れ耳の中型犬である。

比較的落ち着いた性格のようで、伊佐坂家のハチのような人懐っこさはあまり強調されていなかった。

犬にもかかわらず葉巻を愛好しており、それが強いインパクトを視聴者に与えており、葉巻につられたことが結果的に泥棒に入られずに済み、サザエに褒められた。[311]しかし、浜さん一家登場から数年経ったある時期からジュリーが葉巻を吸う描写は一切されなくなってしまった。

その他の主な近所の住人

裏のおじいちゃん・おばあちゃん

おじいちゃん(2013年3月までのアニメEDクレジットでは「裏のおじいさん」4月以降は「裏の老人」と表記されている)
声 - 峰恵研(1985年 - 2002年2月)→伊井篤史(2002年2月 - 2013年10月27日)→高桑満(2013年12月15日 - )
演 - ミッキー・カーチス
白い口ひげと腹部近くに達するほど長くて白いあごひげをたくわえている。
マスオと町内マラソン大会のための練習として行った早朝マラソンで、マスオのペースに着いて行くほど、体力がある[312]。また、波平同様に女優の三枝三枝子のファンで、近所で出演映画の撮影が行われた時は撮影を見物しに行っていた[313]
好々爺としてタラオなどからも慕われているが、昔はイタズラをしたサザエを容赦なく怒っていたという過去を持つ。
おばあちゃん(EDクレジットでは「裏の老婆」と表記されている)
声 - 白川澄子(担当時期不明)(一時期、山本圭子)→山田礼子(?‐現在)
磯野家の裏の家に住んでいる老夫婦で、アニメのみ登場。表札には「次郎」と書かれていた[314]が、苗字は「ウラノ」という説もある[要出典]が詳細は不明。
おばあちゃんは梅酒など果実酒造りの名人で、時々おじいちゃんが「果実酒研究コンサルタント」と呼ばないと返事をしない時がある(原作、他の作品[34]では別の老夫婦によるエピソードとして描かれている)[315]
2人のエピソード
2人が出会ったきっかけは、おばあちゃんが若い頃通っていた女学校の通学途中に「出会い橋」の上で草履の鼻緒が切れたのをおじいちゃんに繕ってもらったことから。当時、おばあちゃんは「ハイカラさん(西洋風でオシャレな女性を意味する)」と呼ばれ男子学生憧れの的であった[316]
御老人らしく常に早寝早起きであるが、ある日カツオが学校に行く時間になっても2人が起きている様子がなく静かだったために心配されたことがある。その時は、ただ単に深夜にテレビでやっていた昔の映画を見て、朝方に就寝したために早起きできなかっただけだった[317]
磯野家との関わり
磯野家の裏の家に住んでいることもあり、上記の朝寝坊の話や先述(フグ田タラオ」→「泥棒との対面エピソード」を参照)にもあるようにお互いの存在を気にかけるなど交流している。
常に騒々しい磯野家を「元気をもらっている」と好意的に受け止めており、カツオ・ワカメ・タラオを本当の孫のようにかわいがっている。
原作では、磯野家の洗濯物が飛ばされてきた時に二人して、遊びに来ているワカメを迷惑そうな目で見るエピソードがある(アニメではタラオに変更されている)[318]
その他
手回しの蓄音機を所持している。その蓋の裏には落語のSPレコードが入っていた[319]

三郎

(さぶろう) 声 - 二又一成(1985年7月7日 - )

演 - 勝俣州和

三河屋酒店の御用聞き・配達員、青森県出身。アニメ、ドラマで登場。

人物
愛称は「サブちゃん」。年齢は19歳。
初登場は1985年7月7日放送『売り出しますわヨ』[320]。三河屋で働いていた三平が結婚して地元山形へ帰郷したため、その後任として三河屋にやってきた従業員である。
御用聞きに来た際の「ちは! 三河屋です」がお決まりのセリフ。登場当時はビジネスバイクで配達していたが、現在は原付三輪で登場。
サザエのことを「若奥さん」と呼ぶ。波平のことは、当初「磯野さん」だったが、時間が経つにつれ「大旦那さん」と呼ぶように変化した。
人が好くカツオ達も世話になっており、磯野家からは家族ぐるみに近い待遇を受けている。町内の信頼を集めている好青年だが、やや気が弱い面もある。また職業柄、町内の情報に詳しい。
浮江に気があるらしく、エピソード『あこがれの浮江さん』の回では浮江のところへ来たテニス仲間をボーイフレンドと誤解し、磯野家への御用伺いを放棄してしまうほどショックを受けていた。
その他のエピソード
高校時代、牧場でアルバイトをしていた[321]
小学生時代、クラスは3人しかおらず、その中で算数の成績はトップだった[147]。また、小学校のある地域が過疎化し、廃校の危機に見舞われたことがある[147]
東京に来たばかりの頃は、宅配便が来るたびに伝票の匂い(古里の匂いがするらしい)を嗅いで涙したという[286]
子供の頃から時代劇向きの顔といわれているらしい[121]

野沢リカ

(のざわリカ)

声 - 桂玲子(? -)、川田妙子(代役)

タラオの幼馴染でガールフレンドのような存在。アニメのみ登場で、1970年代中期にはすでにレギュラー出演している。

人物
愛称は「リカちゃん」。5歳くらいの幼稚園児。
タラオより年上なこともあってか、幼いタラオの間違った言動をバカにして笑うような一面もある。
リカと一緒に劇に出て田舎のねずみをやることになっていたたかゆき(表記は定かではない)がやる気がなかったため、タラオを練習相手にしていた。幼稚園に通っていないがすっかりセリフを覚えたタラオを先生に頼んで劇に出してもらおうとする健気なところもある[322]
リカのママについて
彼女が登場する時には、大抵彼女の母親(声の出演 - ? - 1998年夏以降 川崎恵理子)も登場する。
体型は18歳から変わっていないものの[323]、シェイプアップが欠かせない。また、フネやお軽のように着物に割烹着のスタイルであり、同年代とみられるサザエと比べて珍しい。

タケオ

声 - 山田礼子(? - )、川崎恵理子(代役)、冨永みーな(代役)

タラオの友人で、年齢は5歳くらい[324]。アニメのみに登場。幼稚園や保育園に通っているシーンはない。

タラオをバカにしたりいじめたりすることで登場する。

  • タラオが警官と歩いているところを見て「迷子になった」と言ったが、タラオが否定したため仲間2人と一緒に踊りながら「うそつきタラオ」とはやした[325]
  • タラオが着ていた服と河川敷の畑にあったカカシの服と同じ模様だったため、タラオに「カカシ」と仲間と一緒に踊りながらはやし立てた[326]
  • 公園に置いてあったタラオの三輪車を持っていこうとしてタラオに止められようとしたが、「ちゅーしゃいはん(駐車違反)」と書かれた赤い紙を見せて三輪車を取り上げた。タケオが持ち去った三輪車はたくさんあり、その中にはかつてワカメが使っていたのもあった[327]

ほかにタケオ自身が登場しなくてもタラオが「タケオにいじめられた」と泣きながら帰宅したこともあった[328]。しかし、タラオに都合の悪いところを見られると彼に対する態度が一転弱々しくなる。大型犬に追われて電柱に登っていたのをタラオに見られて、後でペロペロキャンディを渡しながら「俺がセミになっていたのを誰かに言ったか」とタラオに聞いたことがある[181]。他にも同じようなことがあり木に捕まって助けを求めていたところをタラオに助けられ、後でそのことをリカをいじめないことを条件に口止めした[329]

アニメにおいてタケオ以外の登場人物が「タラオ」という呼称を用いることはまれである。また、少しおおらかな母親(声-山本圭子)が登場している(父親は登場していない)[327][330]。仲間2人のうち一人はシゲル(声-小林さやか)という[331]

忍者向きの顔と言われたことがある[329]

注射が嫌いで、母親から逃げまくり磯野家に隠れたが結局見つかってしまった[332]。また同じ放送でカツオがタラオに「これからはタケオくんにいじめられないと思うよ」と言う場面もあり、以降は出演回数が大きく減っている。

マスオの仕事関連

穴子

(あなご)

声 - たてかべ和也(1969年 - ?)→若本規夫(? - )

演 - 武蔵

マスオの同僚で親友兼悪友である。アニメ版とテレビドラマ版のみ登場(原作にも似た造形のキャラクターは登場する)。

マスオによると年齢は27歳だが、やや老け顔で個性的な顔付きをしている。

マスオは「穴子くん」と呼ぶ。磯野家・波野家・フグ田家とは血縁関係がないにもかかわらず、海産物関係の名前を冠する数少ないネーミングである。

穴子の奥さんについて
名前は「タカコ」(1987年放送『にぶいマスオさん』(作品No.2761)において、穴子が家に電話したとき、電話に出た奥さんに対し「あっタカコか」と呼びかけるシーンがある)。
マスオには亭主関白を装うが、実際は尻に敷かれており、いわゆる恐妻家である。夫人(声 - 塚田恵美子[81] →山本圭子、ドラマ:北斗晶)は厳しく、あれこれねだられ穴子の小遣いは減る一方である。穴子が年末にスナックなどをハシゴしている途中、警官から職務質問を受けた際に偶然居合わせた妻も一緒に穴子に質問するなど徹底している。
なお、奥さんの出番は少なく以前ワンカットのみ登場した際にはわざわざ「穴子夫人」と注釈付きであった。2007年に「穴子夫人」がメインとなる話が放送された(このとき、妻の趣味はエステネイルサロンなどであることが判明している)他、同一のキャラクター・声で何度か登場している[333]
穴子の子供について
過去に放送された一部の話[334]において、穴子に子供がいると思わせる発言をしていたことがあるが、今現在穴子家に子供はいない。
その他
JAマイカーローンのCMではマスオとともに出演している。
2010年にはフジテレビのイベント『お台場合衆国』での『めちゃ×2イケてるッ!』の番組ブースに穴子の着ぐるみと海山商事を模したセットが展示され、「めちゃイケ」の番組内でも着ぐるみの動きに若本が声をあててイベントの宣伝を行っていた。

佐伯

声 - 竹村拓[要出典]

マスオの同僚で、穴子ほどではないがたびたび登場する。結婚しており家には麻雀台がある[335]。また特徴的な髪形をしている。

花沢不動産でチラシを出したが、客が来ないため花沢の娘はカツオを通じて磯野家にサクラを依頼した。マスオは同僚の佐伯に花沢不動産へのサクラを頼んだ。佐伯は花沢不動産に電話でリゾートマンションを依頼したが、マスオはそれが花沢不動産では扱っていないと思い「佐伯君」と呼んだため花沢父は電話の背後にマスオの声が聞こえた。花沢父はその日の夕方にリゾートマンションの物件案内を磯野家に届けた。佐伯には本気で購入するつもりはなく冷やかしだったため、後日マスオとともに菓子折りを持って花沢不動産に謝罪した[336]

高坂

声 - 松本保典(2014年10月19日)[30](クレジットされていない)

マスオの同僚。

望月ゆうた

(もちづき ゆうた)

声 - 坂巻学(2014年4月20日)

マスオの同僚。結婚以来、夫婦ゲンカをしたことがない。夫人の名前は「めぐみ」で、お互いのことを「ゆうたん」「めぐりん」と呼び合っている[337]

渡辺

声 - ?

マスオの元同僚。入賞者が載った雑誌の写真でのみ登場。

会社を辞めた後こつこつと小説を書いており、雑誌の小説新人賞に応募したところ入賞した。マスオも小説家を目指すと言い出したが、結局頓挫した。

岩波平八郎

(いわなみ へいはちろう) 声 - ?[338]

通称「ガンさん」(岩の字をガンとも読むため)。実家が石垣島にある。夫人に尻を敷かれていて、マスオ、穴子から「ガツンといってやれ」と言われた。そのあと磯野家に2日間泊まる。朝食を作れる。妻のことをワイフと呼んでいる。

岩波夫人

声 - 青木和代[338]

岩波の妻。口が大きく、人使いが荒い。朝食は5品以上、夕食は7品以上ないと機嫌が悪くなる。岩波がいない間、彼を驚かせるため自宅を売ってへそくりとともに新しい家を購入した。家事はできないが、力仕事と財テクの才能がある(引越し作業も一人で行った)。犬を飼っている。

マスオの上司たち

同社の上役達はおしなべて見かけは偉そうだが、部下や社員を気遣う描写が多い。

  • マスオと穴子の上司の部長(メガネをかけている)が比較的多く登場する。1980年代頃から常に同一のキャラクターである。部長は漫画を描く趣味がある[90]
  • 海山商事の社長もまれに登場し、社員食堂で自分の手料理を作って部下に食べさせる。社員たちはおかわりをするよう厳命される。2007年2月4日放送分では専務夫妻も登場している。
  • 「ホネカワ」と影であだ名で呼ばれる人物もおり、うっかりサザエがこのあだ名で街で呼び止めた際も鷹揚に笑っていた。

やまなし

声 - ?[339][340]

マスオの会社の清掃員。「やかましさん」と呼ばれ、口うるさいが、実は面倒見がよい。息子がいる。

波平の仕事関連

岡島(おかじま)
声 - 峰恵研(1985年 - 2002年)→伊井篤史(2002年 - )[要出典]→?(2013年9月、2014年10月『タマのおうち』、2014年11月『波平の参観日』)
波平の会社の同僚。アニメのみ登場。
男だがまつ毛が極端に長く、頭髪もパーマをかけているかのような形をしている。
新巻(あらまき)
声 - 若本規夫(? - )[要出典]→竹村拓
大柄で太っており、逆立ったような髪型の人物。アニメのみ。
2000年頃を境にほとんど登場しなくなっているが、2010年10月に久しぶりに登場した[341]。2014年10月にも同様に出演した[342]。2015年6月にも登場し、一足早い父の日のプレゼント(ハンカチベルト、靴下)を自慢した[343]
小松崎(こまつざき)
声 - 不明(2010年 - )
波平の会社の部下。
部長
声 - ?[300]
取引の帰りに、直帰していいと言った。
社長夫人
声 - ?[300]
波平の夢に登場する。

かもめ第三小学校

カツオのクラスメイト

中島弘

(なかじま ひろし)

声 - 白川澄子(? - 2015年11月29日[344][注 16]) → 落合るみ(2015年12月13日[345] - )、 うえだ星子(2015年12月6日代役[345]

演 - 市川理矩→品川凛生

カツオの一番の親友で、メガネをかけている(原作には中島によく似たカツオの同級生がいる)。

人物
「おーい磯野」「野球しようぜ」のセリフが多く、脇役陣の中では知名度が高い(ものまねタレントのネタにされることもある)。
カツオと遊ぶことが多く、カツオが遊べなかったことは、カツオが、ノリスケみたいになるんじゃないかと花沢たちに言われ落ち込んだとき以外は1度もない[346]
本人によるとメガネをはずすと「怖くて歩けない」くらい見えなくなる。
作中では、カツオなどクラスメートの男子からは「中島」、マスオやサザエやクラスメートの女子からは、「中島君」と呼ばれている。
詳しい家族構成は不明だが、大学浪人中の兄と厳格な祖父がいて、両親はほとんど登場しない。
カツオとのエピソード
時折、カツオとは些細なケンカをしたりお互いに対抗心を抱いたりもするが、すぐ仲直りしている。
わけあって女装した姿はかわいく、カツオも気になっていた[247]
カツオに対してはもっぱら「磯野」と呼び、磯野家に訪問したときでも「磯野君はいますか」と言っており「カツオ」と呼び捨てにすることは一切ない。
その他
磯野家とは異なり、家にはエアコンとゲーム機がある。
姓の「中島」は、脚本の雪室俊一が、かつて脚本を担当した『11PM』で、大橋巨泉バンドにいたピアニストの名前から名付けた[279]

花沢花子

(はなざわ はなこ、アニメEDクレジットでは2013年3月までは「花沢」4月以降は「花子」と表記されている)

声 - 秋元千賀子(1969年10月 - )→山本圭子(? - )、TARAKO(代役)、一龍斎貞友(2015年1月4日代役[347]

演 - 赤石那奈→松田杏咲

カツオの親友で花沢家の長女。

人物
ダミ声。中島弘と並んで登場回数は多い。
実家は不動産業「花沢不動産」を営んでおり、花子も家業を手伝う。
勉強はあまり得意ではないが、家業柄、土地面積を計算するといった問題には強い。
姉御肌で世話好きだが、やや強引な性格。あまり細かいことは気にしない豪快なところもあり、「アハハハ!!」などと高笑いしながらカツオの背中を叩く場面がしばしば見られる。太めの容姿、男子を上回る腕力を持つ。
両親が登場している。母親はめったに登場しないが、パーマのかかった黒髪ショートヘアでふくよかな体型、花子とよく似た顔立ちをしている。
将来の夢は「カツオのお嫁さん」
カツオに好意を抱いており、将来は結婚すると一方的に決めている。そのため、よく遊びに来たと称して磯野家に訪れ、時には寝泊まりをしたこともある。その惚れ込みぶりは筋金入りであり、カツオの穴の開いた靴下を繕えばハートの刺繍を施すほどである。
彼女の父親(花沢金太郎)も、知恵に長けたカツオの能力を高く評価しており、跡継ぎになってもらいたいと考えている。カツオが結婚する夢を見たり、願望を描いたりすると大抵オチとして彼女が妻として出てきてしまう。
当のカツオは花子の容姿や言動などから手を焼いており、アプローチしてくる態度を取るや敬遠している。ただし、トラブルが発生したときにカツオが彼女に相談するなど、頼りにされている様子も多く見られ、友達としては非常に良好な関係にある。自習時間に2人で漫才コンビ「花之家かしまかしや」(花沢父命名)を結成したこともあった。
カツオとは席が隣同士
きっかけは、偶然ではなくクラスの席替え時のカツオの勘違いによるもの。新学期に本来カツオが座るはずの席の隣で花沢が作業をしており、花沢の隣になるのが嫌だったカツオは2個前にある、憧れのカオリの隣の席に移った。しかし、カオリの席だと思っていたら実は花沢の席であったため、カツオの行動が裏目に出てしまった[348]。この時は花沢自身が問題の出題者であったが、2010年に再度このエピソードが紹介された時は、回答者となった花沢は初めて知ったような様子だった[349]
この席替えのエピソードは、花沢とカオリこそ登場しないが原作にも全く同じ話で存在しており、それをアニメに流用したものである。
その他
姓の「花沢」は、脚本の雪室俊一が、雪室の妻と俳優花沢徳衛の娘が知り合いだったことから名付けた[279]
初期は自宅裏に路面電車(東京急行電鉄玉川線を描写したもの)が通っていた。
福島県に農場を経営する山谷さんという叔父がいる[145]
理科が苦手[71]

大空カオリ

(おおぞら かおり、アニメ版の表記は「カオリ」、EDクレジットでは「かおり」と表記されている)

声 - 桂玲子、川田妙子(1997年頃代役)

演 - 田辺桃子→吉岡千波、カツオの想像上の「大人になったカオリ」役(観月ありさ版):平野綾

カツオと中島が想いを寄せている女の子。後頭部に結んでいる大きなリボンが特徴。カツオ達は「カオリちゃん」と呼ぶ。また、家はお金持ちである。

カツオのアプローチに対しては「パパを説得して」と返し、カツオの頼り無さに憤慨するなど、まんざらでも無い様子[350](相思相愛な描写がある回もある)。

リボンの色は回の中でもたびたび変わっており、幼少期には柄のついたもの(チェック柄など)を結んでいる。

母親(声 - 塚田恵美子→小林さやか)、父親(声 - 若本規夫)も登場している。父親はフランスパンが大好物である[200]

実写版では2011年のお正月スペシャルで初登場。

早川

(はやかわ)

声 - 潘恵子→冨永みーな→川崎恵理子

演 - 柴田みなみ

名前は不明。原作・アニメ双方に登場するが、造形は大分異なる。また、制作された年代によっても顔が全く異なるのが特徴。

カツオによると「カオリちゃんに次いで好きだ」という。「かわいい(顔がいい)のがカオリちゃん、性格がいいのが早川さん」という比較がよくなされ、その時は面長で丸いダンゴ鼻で描かれている。

カエルが大好き。カツオが飼おうとしていたカエルを家族から反対された時、早川は大喜びしながらカツオからカエルを預かり小林一茶俳句にちなんで「一茶」と名付けてかわいがっていた[351]

好きな野球選手の名前は「黒沢」[352]

原作ではカツオは父親と歩いている早川に「ハヤカワさん」と声をかけたが無視され、カツオは屋台ジュースを飲みまくり、売り子に「ヤケ酒飲むタイプ」と言わせた。また、アニメでは母親(声-日下由美)と父親(声なし、メガネをかけている)が登場している。母親はカツオに勉強を教えたことがある[353]

早川の家はカツオの机から向かって左にある[354]

橋本

(はしもと)

声 - 山田礼子[355](? - )

長い顔をしているカツオの親友。アニメのみ登場。中島らと比べ登場回数は少ない。団地(1985年8月11日放送『妹思い兄思い』(作品No.2456)では一軒家らしき所)に住んでおり、妹がいる[356]。塾に通っている。

カツオ、中島と共に人助けをして表彰してもらうため「お手柄3人組」として行動したことがある[357][358]

西原卓磨

(にしはら たくま)

声 - 塚田恵美子[355](? - 2013年12月1日)→小林さやか(2014年4月27日- )

メガネをかけていて、クラスで一番頭がいいカツオの親友。アニメのみ登場。彼も1990年代に入り登場回数が大きく減っている。

家は金持ちだが、一度も金持ちであることを自慢したことはない。自分のパソコンを持ち使いこなしている。野球が苦手らしい[359]

母親(声 - 山田礼子→冨永みーな)と父親(声 - 若本規夫)が登場している。両親もメガネをかけており、父親はカツラをつけている[360]

ワカメのクラスメイト

堀川

(ほりかわ)

声 - 山田礼子(? - )→塚田恵美子(? - 2013年12月1日)→小林さやか(2014年1月5日 - )

穏やかな性格の少年。アニメ版のみの登場。名前は不明。家族は両親のみ。母親(メガネをかけている)が回想シーンでのみ登場している[361]

ワカメは密かに彼に想いを寄せているようである。だが考えがズレていたり割と腹黒い一面も持っている。ポニーとの別れが辛く泣き出しそうなワカメにハンカチを貸そうとしたこともある[321]。家族旅行に行く時、貯金箱をワカメに預けた。夜中に自宅近くでパトカーのサイレンがしたため、ワカメに貯金箱の安否を電話した(貯金箱の中身は百円玉3枚と「大吉」のおみくじだった)。お祖父ちゃんが趣味で手作りしている味噌は絶品で大好評だった[362]

将来の夢を作文に書いた時、堀川は「お笑い芸人(漫才師)」と書き、「相手は誰」と先生に聞かれて「ワカメちゃん」と答えたため、彼女を怒らせた。堀川は「ワカメちゃんのお兄さん(カツオ)」と言おうとしたが、みんなに笑われたため続きが言えなかったと言った。

睡眠時間は10時間で8時間だと寝不足と言っていた[要出典]

金魚を飼っている[363][364]

塀のシミ(実は西原の書いた落書き)にヘイキチという名前をつけ弟と呼んだことがある [365]。いつもは作文は原稿用紙一枚も書かないが、弟のことで3枚も書いていた。

田舎のお祖母ちゃんの近所の養鶏場からもらったひよこに「わかめ」と名付けたことがある(当初はメスなのでワカメからとって名付けたが、後日性別がオスとわかり「堀川二世」に改名した)[366]

福引きで使う抽選器が苦手(幼稚園のときに触ろうとして穴に指を入れてしまい抜けなくなり、救急車に乗せられかけたから)[354]

本人いわく、記憶力が悪い[367]

犬が苦手[368]

カツオを尾行して磯野家に不法侵入して家の中を覗いたり、磯野家の床下でオタマジャクシを勝手に育ててたことが発覚し注意された際には、「ごめん、今度は見つからないようにするよ」と返答した[361]

空気を読まずに発言したり、「ワカメちゃんのことが心配だから」とワカメが寝ている時間に電話して来てワカメを怒らせることもしばしばである。電話の内容が大して心配するほどのことではないので、ワカメが露骨に迷惑がっている。

「堀川」という苗字の由来は脚本を手掛ける雪室俊一が、自身の高校時代の同級生の名前から名付けた[369]

塩田スズ子

声 - 桂玲子[370]

ワカメの友人。愛称は「スズ子ちゃん」。アニメ版のみ登場。1990年代以降、登場回数は比較的多い。

花沢花子とは異なるだみ声で、髪型もワカメに負けず劣らず独特で(左右に1本ずつ長く伸ばした毛にそれぞれリボンをつけている)、母親も登場しておりこちらも独特の髪型をしている。家族はこのほかに父親と赤ちゃんがいる(性別不明)[371]

大島ミユキ

声 - 桂玲子→冨永みーな→川崎恵理子(? - )[要出典]

ワカメのもう一人の友人。苗字は大島[372]。1990年代以降比較的出番が多い。

畑中ちさと作「ソレントの星」という少女漫画が好きで、波平と一緒にサイン会に行ったこともある[373]

教職員

カツオの担任
声 - 峰恵研(? - )→?(2002年2月 - )→沢木郁也(2002年4月 - )、はせさん治(代役)
かもめ第三小学校の教師で、カツオのクラス・5年3組の担任。本名は非公表。アニメのみ登場。中年の男性の先生で、本を開いたような髪型をしている。
厳しい一面と、生徒思いの面もある先生。頭も思考も柔らかく、カツオにいたずらされても同じいたずらをし返すといったしゃれたユニークな面もある[374](これは、先生自体は別人だがネタは原作にも存在する)。
アニメ版の表記は「担任」、2013年3月までのEDクレジットでは「先生(五年三組)」と表記されていた。
ワカメの担任
声 - 二又一成→竹村拓
若い男性の先生で、アニメのみ登場。出番は少なめ。
校長先生
声 - 岩田安生→中村浩太郎
全生徒に目をかけているだけでなく、その家族にも親しく接するなど、人望を集めている[375]。裏のお爺ちゃんからの感謝の電話を受けて、カツオの善行を朝礼で発表した[376]
女の教頭先生
声 - 山田礼子
サザエを独身と思い、息子の嫁にしようとした[377]

その他の人物

湯水金蔵

(ゆみず きんぞう)

声 - ?→若本規夫(2006年3月 - )[要出典]

サザエが一時家政婦のパートとして働いていた家の主人。原作に登場するほか、アニメにも何度か登場。

湯水家には彼と夫人のほか、老齢の家政婦(声 - 山本圭子)と中年の運転手がいるが、子供はいない。また、クラフトフラッシュ・ローヤルウェイグッドダルマシャン・モンタナという長い名前の犬を飼っている[378]

磯野家とのエピソード
フネが見せた雑誌の豪邸訪問という特集でも写真で紹介されたり[379]、カツオが下校時に声をかけ自宅にも泊めていた[380]。また、サザエと碁(原作では“碁”だが、アニメでは“将棋”というエピソードもあった)をやり負けたので、逆にパートをやらされた。
その後も交流があるようで、を怖がったタラオとイクラに栗が怖くないことを見せるため夫人が庭にある栗の木を貸してくれた[381]
その他
2010年の実写ドラマにて、アニメ版でサザエ役を演じている加藤みどりが磯野家にお中元を届ける御夫人の役として特別出演した(アニメ版では山田礼子が演じる)。その際、お中元を受け取ったカツオたちに「湯水でございます」とあいさつしている。ただし、フジテレビの公式ホームページ上では「湯水夫人」とクレジットされていたが、実際のドラマのエンドクレジットでは「メロンを届ける主婦」に変更されていた[382]

大八

(だいはち)

声 - 沢木郁也(1985年10月 - )

伊佐坂家に居候していた大学8年生で小説家志望の人。

登場初期は軽の末弟と紹介されていたが、いつの間にか難物の甥という設定に変わっており、親からの仕送りで一人暮らしとなっていた。

1998年頃を最後に登場していない。

三河屋

(みかわや)

声 - 若本規夫[383]沢木郁也[要出典]

演 - アニマル浜口

三郎(過去、三平も)が働く酒屋の主人。

三平

(さんぺい)

声 - 小宮山清(? - 1985年3月)

演 - 野村義男(星野知子版のドラマ)

三郎の前に三河屋の御用聞き・配達員をしていた好青年。

スキーが得意で、カツオたちを実家に近い蔵王にスキーに連れて行ったことがある。

1985年、婚活のために郷里の山形県に帰った[384]。2009年放送の作品『磯野家のアルバム』[219]では、(写真のみではあるが)約24年ぶりに登場した。

花沢金太郎

声 - ?→若本規夫[385](? - )

演 - 田口浩正(役名は花沢の父だが、ESSEでのスペシャルドラマ紹介ページでは花沢金太郎役と紹介されている)

花沢花子の父親で、花沢不動産社長(アニメ版の表記は花沢の父、アニメEDクレジットでは「花子の父」と表記されている)。

宣伝のために広告を出した際に、その広告を見たという電話を受けた時は非常に喜び、店ごと飛び上がっておりその喜びの大きさが表現されていた[336]

作品登場人物の中で数少ない携帯電話所持者である。波平やマスオと夜回りをした際に、おでんの屋台で飲んだ時に波平が携帯電話を借りて家に電話したことがある[386]10万円入ったサイフを落としても平気な態度で構えているなどバブル景気を思わせるシーンもあった[要出典]

対人エピソード
小さい子供好きで、カツオがイクラを花沢不動産に連れて行ったところ、すっかり気に入ってしまった。マンションなどの花沢不動産の取り扱う物件の広告を見ながら昔話調に物件紹介を読んでイクラに気に入られた[387]
磯野家に向かっていた海平を波平と勘違いし、名刺を渡すまで信じなかったこともある[262]
カツオの才能に惚れ込んで跡継ぎにしようとしており、もし継いでくれたらその時は社名を「花かつお不動産」にすると言ったこともある。花沢の母(声 - 山本圭子)も時たま登場する。
頑固な一面もあり、妻が髪を染めたとき、「不動産屋の信用に関わる」などと言い、妻の意見に「へ理屈言うな」と反論し大喧嘩になった(結局妻が友達にも似合わないと言われたため折れた)[11]

中島のおじいさん

声 - 峰恵研(? - 2002年)→伊井篤史(2002年 - 2013年?)[要出典]→高桑満(2013年12月8日 - )

カツオの親友である中島の祖父。

躾に厳しく、勉強をしないとやかましく怒る場面があり、中島がカツオに遊ぶ約束を断っている場面も幾度も見受けられる。また、カツオも中島宅へ遊びに行った際に中島と共に勉強をさせられたことが幾度かある。

中島の兄

声 - 二又一成[要出典]→竹村拓(クレジット表記なし)[163][388][389]

カツオの親友である中島の兄。大学を浪人中で甚六とは浪人仲間である。

赤ん坊のころはメロンちゃんと呼ばれていた。町であったタラオにメロンパンにそっくりと言われた[389]

イカコ

声 - 白川澄子→冨永みーな→川崎恵理子[要出典]

サザエが福岡に住んでいたときの親友。

サザエは「イカちゃん」と呼ぶ。最先端の洋装に身を包んだモダンガールとして登場し、カツオらを「姉さんの友達!?」と驚かせた。

原作では磯野家が福岡在住の時によく出ていたが、一家が東京に越してからはほとんど出ていない。サザエとマスオのお見合いの時に食堂に居合わせていたことがある。アニメでも二人のお見合いを取り上げて彼女が登場したことがある[390]

ヒダカ

マスオの大学時代の友人。北海道在住。

電車が好きなタラオに青函トンネルの海底駅から電話したために「海の底のおじさん」と呼ばれている。温厚な性格で子供好き。タラオとイクラの仲人で遊園地の従業員と結婚した。

棟梁

声 - 伊井篤史

磯野家の家屋の修繕を任されている大工。昔ながらの職人気質で、「職人の仕事は目立ってはいけない」が信条。正義感が強い。

ジミー

声 - 二又一成(? - 2011年10月23日)→真殿光昭[注 17](2012年4月8日 - )

棟梁の弟子。

本名は金次郎。最初は茶髪ヘッドフォンサングラス、派手な服装といういでたちで登場。自分のことをジミーと呼んで欲しいと言ったり、休憩時の飲み物にお茶ではなくエスプレッソを要求するなど奇抜な行動をとっていた。洋食党。語尾に「ッス」を付けるのが口癖。首からiPodらしき音楽プレーヤーをかけている。その風貌や言動からは想像しがたいが、大工としての腕は確かである。小遣い稼ぎに棟梁に内緒で、ヒノキで作った犬小屋が棟梁が感心するほど見事な出来ばえだったり(後でその犬小屋に「MADE IN JIMMY」と彫られていたのが分かり、棟梁は破門を宣告した)、おでんの屋台に孤独を愛する客のために作った木の枠が釘や接着剤を使わない「木組み」で作られた(ジミーは「ロンリー」と呼んでいたが、磯野家では踏み台として使われていたため彼はショックを受けた)。棟梁がギックリ腰で入院したのを機に、頭髪を黒く染めて角刈りにし、職人らしい格好、言動、行動をするようになる。その後2011年より再登場した際は元の姿に戻っており、不定期に登場するようになった。

第九」が歌える(棟梁は「第九」の曲を知らなかった)。

磯野家の物置の修理で物置から逃げられるよう棟梁に無断で仕掛けを作ったが、棟梁に見破られてしまい、お仕置きとして物置に閉じ込められたことがある[391]

棟梁から破門されたり、破門されそうになると棟梁のもとを去り居所を替える。居所が棟梁に知られそうになると花沢不動産や三河屋など居所を転々とする。「波平に弟子入り」と称して、磯野家に押しかけたこともあった。結局波平など周囲の者のとりなしによって破門を解かれる。

原作でもジミーのモデルとなった若い職人が出てくる。長髪にブーツという当時の若者のファッションで、グループサウンズを聴きながら仕事をしていた。棟梁(大工でなく左官)は「やっとつかまえた新弟子なので、何事も大目にみている」と言った。棟梁は彼を「ジェリー」と呼んでいた[392]

三枝三枝子

(さえぐさみえこ)

声 - ?

女優で、波平と裏のおじいちゃんが彼女のファンである。一度、あさひが丘で映画のロケーションを行ったことがある[313]

放送30周年記念スペシャル

1998年11月1日に放送された、放送30周年スペシャル『ド〜ンと一家でハワイ旅行』の登場人物。

キャッシー
声 - 山本圭子
ハワイのマウイ島に住む女の子。東京発ホノルル行きの飛行機で隣席の大柄な男性(後述のビリー)のいびきに困って客室乗務員に相談していたところ、たまたまほかの家族とは別にその飛行機に乗ってハワイに向かっていたカツオが声を聞いて席を譲ってあげた。上記の花沢さんに声がそっくりで(声優は花沢と同じく山本である)、波平はキャッシーから電話が来たとき花沢さんと間違えた。逆に花沢が外国人のふりをして国際電話をかけた際、ワカメやカツオはキャッシーだと勘違いした。祖母は日本人で、日本語が話せる。学校ではチアリーダーをやっている。
キャッシーの父親
声 - ?
キャッシーの父親。サングラスをかけている。マウイ島で自家用クルーザーに観光客を乗せてホエールウォッチングを実施している。
ビリー
声 - 若本規夫
ハワイ州刑事。大柄。初日の夜のディナーや翌日街を散策する波平やフネをつけていて、カツオには誘拐犯、波平たちにはスリと勘違いされたが、本当は波平と囲碁を打ちたかったため。しかし対局の後波平の財布がなくなったため、再びスリと勘違いされる。が、波平が置き忘れた財布を届けてくれたため、それをきっかけに波平の囲碁仲間になる。磯野家が帰国の日に飛行機に乗り遅れそうになった際駆けつけて助けてくれる。
ビリーの妻
声 - ?
ビリーの妻。タラオを波平とフネの子供と間違えた。稲荷寿司の作り方をフネに教わり、作ったものを磯野家にあげた。ビリー同様大柄。

放送35周年記念スペシャル

2003年11月9日に放送された、放送35周年記念スペシャル『磯野家北へ飛ぶ』の登場人物。

山谷 (やまたに)
声 - 石井隆夫[383]
花沢のおじ。福島県で牧場を経営している。親切な人で、カシオペアに乗車中の波平やフネを驚かすためにカツオが停車駅である福島駅ホームに先周りするのに付き合ったり、その際にカツオがカシオペアに予定外で乗った時には仙台駅で降りて新幹線で福島駅まで戻って来るよう指示し、自身は福島駅で待っていた。また、サザエ達が急な用事で函館から駆け付けた日には、牧場に配慮してその日のうちに東京に帰ろうとしていたサザエ達を快く泊めてあげた。外ではいつも牛の頭の絵の入った帽子をかぶっている。
山谷夫人
声 - さとうあい[383]
山谷の妻で、花沢のおば。
加代(かよ)
声 - 冬馬由美[383]
山谷の牧場をお手伝いしている女性。牧場にいる70頭の牛に1頭ずつ名前を付けている。美人であるためカツオと中島に一目惚れされ、「弟子にしてください」と頼まれる。牛が大好きで、山谷とは別の牧場を経営しているまなべせいいちと婚約している。
2年前に最初に山谷の牧場に来たときは、仕事が辛くて最終バスに乗って夜逃げしようとしたが、その日は日曜日で普段より最終バスが一本早くて夜逃げすることができなかった。しかもそのあと牧場に戻っても夜逃げ未遂のことに誰も気付いていなかったことから、観念して牧場の労働に専念するようになる。このエピソードを同じく夜逃げしようとした中島に聞かせて励ました。
まなべせいいち
加代の婚約者。現在は母と2人で山谷とは別の牧場を経営している。たまに加代に会うために山谷の牧場へ行くが、行きは2時間かけて自動車で山道を走り、加代達と一緒に過ごすのが1時間、帰りはまた2時間走る。無口であり、質問された時は他の者が代わりに答えることが多い。よって声の出演はなし。ただし、サザエやカツオ達と一緒に食事をした時は自己紹介で「俺、まなべせいいち」とだけ話したことを、カツオと中島が食後の風呂で話題にしていたことにより、名前が判明した。
シャンプー頭の男
声 - 緒方賢一[383]
様々な場面で波平とフネに会うこととなる。

放送40周年記念スペシャル

2008年11月16日に放送された、放送40周年記念スペシャル『母さんのふるさと』(作品No.6101)の登場人物。

龍海(りゅうかい)
声 - 沢木郁也、子供時代の声優:林香織[393]
伊豆で寺の住職をしている。フネの小学校時代の同級生で、フネからは龍ちゃんと呼ばれている。息子・富士男を知り合いの寺に修業させるために送った帰り、新幹線に乗り間違えて名古屋駅で困っていたカツオとワカメを助けて石田家に送った[注 18]
息子を叱責した際、カツオに言われるほど、しつけに厳しい。カツオも座り方から座禅経験者というウソを見抜かれ打ち据えられた。
中学生の時、グループサウンズに憧れて家出したことがある。
富士男(ふじお)
声 - 阪口周平[393]
龍海の長男。板前志望で料理がうまい。家業の寺を継ぐのを嫌がっており、父親から修行先に預けられた際には逃げ出して磯野家に逃げ込んだことも。最終的には意志の強さと料理の腕を認められ、精進料理を出すことを承知してもらい、寺を継ぐことを決意した。
伊豆美(いずみ)
声 - 岡寛恵[393]
龍海の長女で、富士男の姉。伊豆の水族館イルカのトレーナーをしている。美人で、カツオが一目惚れした。

アニメとドラマお正月SP(2011年)

2011年1月2日に放送された、『初旅・初夢・初笑い』(作品No.6420)の登場人物。

ふくみ・あけみ・はるな
声 - 川崎恵理子
お正月SPで登場した美人三姉妹。末っ子のはるなはカツオと同い年、あけみは路面電車運転手で、ふくみは遊覧船の船員。
絹江
声 - 鵜飼るみ子
なぎえの友人。阿蘇で味噌田楽屋を営んでいる。デコポンが好物。一人息子の洋介(声の出演:上田陽司)は家出をしており、絹江とは音信不通であったが、磯野一家は九州旅行中、あちこちを自転車で旅をしている洋介と出会っていた。その後磯野一家は、たくさんのデコポンを持って絹江のところへ帰る洋介と再会した。
本多
声 - 伊井篤史
波平がフネと島原の城下を散策中に偶然囲碁屋敷を見付けて見ていた時に通り掛かって出会った地元在住の老人。一人で退屈だったらしく、波平に囲碁の対局を頼む。かなりの囲碁好きで、波平は「もう一局」と何度かせがまれて大変だった。妻とはどうやら死別したらしい。
江藤
声 - 塾一久
阿蘇にある「江藤ファーム」の主人。海平と親しい様子。海平が双子の兄弟がいることを話していなかったらしく、島原で出会った本多という老人と島原から熊本に向かうフェリーを一便遅らせて囲碁をやった後に乗ったフェリーで会った時、波平を海平と思って自分の愛車に乗せてしまい、家族が心配してしまうことになる。後に乗馬をさせてくれる。
巫女
声 - 根本圭子
老人
声 - 中村浩太郎
船頭
声 - 沢木郁也

放送2200回&45周年 前祝いスペシャル(2013年)

2013年4月7日に放送された、『ベーゴマものがたり』(作品No.6881)と『花と星の福島旅行』(作品No.6902・6903)の登場人物。

「ベーゴマものがたり」の登場人物

駒子
声 - 根本圭子
ベーゴマで遊んでいたカツオ達の前に現れた少女。男勝りな性格でカツオ達数人相手とベーゴマ勝負をして圧勝するほどのベーゴマの腕を持つ。中学を卒業したらベーゴマ職人である祖父の跡を継ぎ工場で働こうと考えている。
千造
声 - 柴田秀勝
駒子の祖父でベーゴマ職人。波平が昔所有していたベーゴマの製作者でもある。

「花と星の福島旅行」の登場人物

橋本和美
声 - 楠見尚己
福島から出張で波平の会社にやってきたことで波平と親しくなり、磯野家の福島旅行ではガイドを務める。
橋本婦人
声 - 川崎恵理子
アベカワ
声の出演:佐々木敏
星くん[注 19]
声 - くまいもとこ
福島県檜枝岐村に住んでいる。カツオと同様負けず嫌いな性格で、家族旅行で福島へやってきたカツオと張り合うほど。村の名物である歌舞伎の役者でもある。自宅で「ハナコ」という名前の犬を飼っている。当初は歌舞伎に出たくなかったが、初めて舞台に立った際に観客から拍手をもらったことで歌舞伎をがんばるようになる。
星の父
声 - 石丸博也
檜枝岐村で民宿を営んでいる。星くんと共に歌舞伎の舞台に立っている。
星の母
声 - 田野めぐみ
夫と息子と民宿を営んでいる。
村人
声 - 坂巻学
ほとんど全員が「星」という苗字である。

歌って踊ってロケットまで!放送開始から今日でぴったり45年SP(2014年)

2014年10月5日に放送された、『列車は思い出を乗せて』(作品No.7160)と『宇宙に一番近い島』(作品No.7181)の登場人物。

「列車は思い出を乗せて」の登場人物

又吉(またきち)
声 - 西村知道
九州の人間。退職した後SL人吉のファンになる。そそっかしい性格である。SL内にカメラを置き忘れてしまう。
又吉の妻
声 - さとうあい
波平と海平が学生の頃駅の売店で売り子をしていた。汽車に忘れた傘を波平と海平が家に届けるまで彼らを同一人物だと思っていた。その後又吉と結婚し娘(娘は彼女に似ている)とともに吉松駅の売店で売り子をしている。サザエ達がSL人吉車内に置き忘れた又吉のカメラを届ける。

「宇宙に一番近い島」の登場人物

女の子
声 - 本名陽子
カツオと同い年くらいの女の子で本名不詳。髪は茶髪でのピンクのリボンをつけたポニーテール。将来は宇宙飛行士になることを目指しており母親といっしょに種子島宇宙センターに見学にきていた。すぐに張り合いたがる性格でバスの中で宇宙飛行士を目指していると発言したカツオをライバル視した。小さい頃は月にウサギがいると思っていた。
女の子の母親
声 - ?

ゲストキャラクター

サザエさん放送25周年スペシャル

当時フジテレビアナウンサーの3名が登場(現在全員、フリーアナウンサーに転身)。

福井謙二
声 - 福井謙二
ヘリで磯野家をレポートを行った。
露木茂
声 - 露木茂
『なーるほどザ・サザエさん』の司会を担当。
八木亜希子
声 - 八木亜希子
露木とともに、『なーるほどザ・サザエさん』の司会を担当。

サザエさん1900回記念特集

荒川静香
声 - 荒川静香
2007年3月18日放送の『サザエさん1900回記念特集』(の5845話と5846話)「憧れの三回転(前・後編)」にゲスト出演。スケートリンクでレギュラーキャラクターが本人と遭遇する話。

FNSの日連動スペシャル

27時間テレビ』(2009年・2010年は26時間テレビ)放送時の『サザエさん』に声優として登場する。一時中断[注 20]したが2008年以降毎年総合司会者(2010年は除く)が登場し、中居正広ナインティナイン明石家さんま島田紳助SMAPなどが担当した。

演じる本人と同名の役で登場することが多いが、上の本人役とは異なり、同名ではあるが芸能人ではない同名の別人として登場することが主となっている(2011年を除く)が、大抵、姿は本人と似ている。

以下、担当声優ごとに記載。複数役の場合があるため。

明石家さんま
さんま
声 - 明石家さんま
2008年のFNS27時間テレビ『笑いの主』(作品No.6054)で登場。家業も鮮魚店であることからあさひが丘商店街の鮮魚店の主人夫婦の親戚のお兄さんとして登場。巧みな話術で人気者になる。
島田紳助
「民宿しま田」の主人
声 - 島田紳助
2009年のFNS26時間テレビ『温泉宿は花ざかり』(作品No.6204、6205)で登場。紳助は磯野家が旅行に出掛けた際に泊まった「民宿しま田」の主人として登場。を飼っており、磯野家が泊まりに来た時は牛のお産が理由で休みにしていた。サザエは主人が牛のお産であるとハッキリ言わなかったため、サザエは主人の子供が生まれるのかと思っていた。
中居正広(SMAP)
大河原タツヒコ
声 - 中居正広(SMAP)
2000年のFNS27時間テレビ『歓迎!とび入り家族』(作品No.4550)で、海平の知り合いとして登場。東京の予備校の夏期講習に通うという名目で磯野家で下宿を始めたが、東京にきた真の目的はプロダクションのオーディションを受けるためだった。
中居
声 - 中居正広(SMAP)
2004年のFNS27時間テレビ『わが家のアイドル』(作品No.5456)で、新設の動物病院の院長として登場。風邪をひいたタマの診察をする。
中居正広(本人役)
声 - 中居正広(SMAP)
2011年のFNS27時間テレビで登場。カツオは彼の出演するドラマの子役オーディションに参加するため付き添いのサザエと共にTV局に来た。
2015年のFNS27時間テレビでは、『本気で挑戦!』(作品No.7323)に本人役として登場。ホンキーダンス選手権に出場するワカメのことを磯野家にナインティナインの2人と共に取材しに来た。その後、選手権の司会も務める。
マサヒロ
声 - 中居正広(SMAP)
2014年のFNS27時間テレビでは、『笑顔のレシピ』(作品No.7148)に登場。エプロンのネクタイの色はピンク色。タクヤ・ゴロウ・ツヨシ・シンゴと共にキッチンカーで全国を回っている。サザエ達をお昼に招待した時には和食を作り、他の4人との料理対決の際には天ぷらを作った。
岡村隆史(ナインティナイン)
岡村
声 - 岡村隆史(ナインティナイン)
2004年のFNS27時間テレビでは、新設の動物病院の獣医として登場。中居同様タマの診察を担当する。
岡村隆史(本人役)
声 - 岡村隆史(ナインティナイン)
2011年のFNS27時間テレビで登場。カツオの付き添いで来ていたサザエが中居を追って局内を迷っている中、ベンチで矢部と一緒に休憩している所に遭遇しスタッフと勘違いして差し入れ用のおはぎを御馳走した。後日お重を返しに磯野家を訪ねに来て、サザエを中居・矢部と共に出演している生放送番組に招待した。サザエは訪ねてきた際にカツオに言われるまで岡村だと気づかなかった。
2015年のFNS27時間テレビで出演。ホンキーダンス選手権の司会を中居と共に務める。
矢部浩之(ナインティナイン)
矢部
声 - 矢部浩之(ナインティナイン)
2004年のFNS27時間テレビで登場。ペット探偵。逃げ出したタマを岡村と捜索する。劇中、唯一名前が呼ばれた。
矢部浩之(本人役)
声 - 矢部浩之(ナインティナイン)
2011年のFNS27時間テレビで登場。岡村同様サザエからはスタッフだと思われていた。
2015年のFNS27時間テレビで出演。中居・岡村と共に磯野家に取材をしに行き、ホンキーダンス選手権の司会もしていた。
上地雄輔
上地
声 - 上地雄輔
2010年のFNS26時間テレビ(2010年7月25日)『七人のちゃぶ台』(作品No.6359)で例年の総合司会者に代わって登場。ノリスケの勤務する出版社の新人社員という設定がある以外は、上地雄輔本人そのままである。カツオが6年生と夏休みの空き地使用権を掛けて野球の試合をしていたところ、バッターをしていたメンバーが塾に行くと帰ってしまい、困っていたところに現れてカツオ達のピンチを救った。
つるの剛士
つるの
声 - つるの剛士
上地と同様に、FNS26時間テレビで放送された『七人のちゃぶ台』に登場。マスオが勤務する海山商事の取引先の社員で、磯野家の最寄り駅であるあさひが丘の一駅先のゆうひが丘在住である以外は、つるの剛士本人そのままのキャラクター。容姿もつるの本人同様の金髪である。実生活同様子供も4人いる(そのうち3人の子供は磯野家に遊びに来たが、4人目は赤ちゃんなので妻(未登場)と家で留守番していた)。
三中元克
三中
声 - 三中元克
2011年のFNS27時間テレビでカツオと同じドラマの子役オーディションに参加する男の子として登場。歳はカツオと同じくらいで合格する。
タモリ
海の家の主人(モリタさん)
声 - タモリ
2012年のFNS27時間テレビ『磯野家海へ行く』(作品No.6653、6654)で登場。タモリは磯野家が家族で行った海水浴場[注 21]で海の家の主人として登場。
波平は、家族より海の家の主人と先に会っていた。主人が釣りをしていると思って見ていたが、釣り針にビール瓶を引っ掛けて海の中に入れて冷やしていてビールが釣り上がったのを見て驚いた。
ベッキーローラ指原莉乃
海水浴客
声 - ベッキー、ローラ、指原莉乃
海の家の主人として出たタモリ同様2012年のFNS27時間テレビで登場。ベッキー、ローラ、指原は海水浴客としてタラオの前にあった砂のお城をタラオが作ったと思って話し掛けて来る。その後、タラオにジュースを買ってあげた。
柳原可奈子渡辺直美
地引き網客
声 - 柳原可奈子、渡辺直美
海の家の主人として出たタモリ同様2012年のFNS27時間テレビで登場。柳原と渡辺は磯野家が参加した地引き網に参加した女性客で登場。海の家の主人に綱を引くのが早いと指摘される。
黒沢かずこ村上知子大島美幸森三中
かずこ、知子、美幸
声 - 黒沢かずこ、村上知子、大島美幸(森三中)
2013年のFNS27時間テレビ内で放送された『姉さんヤワラの道』(作品No.6990)で登場。サザエが通った柔道場の三人娘として登場。黒沢は長女、村上は次女、大島は三女として出演。
小出恵介
恵介
声 - 小出恵介
かずこのお見合い相手として登場して、お見合い中に飛ばされた。その後道場に来て告白し、2人は結婚した。
木村拓哉(SMAP)
タクヤ
声 - 木村拓哉(SMAP)
2014年のFNS27時間テレビで登場。エプロンのネクタイの色は赤色。磯野家の台所を借りた際に包丁で人参をウサギの形に切ってワカメとタラオに腕前を見せた。サザエ達をお昼に招待した時にはイタリアンを作り、他の4人との料理対決の際にはパスタを作った。
稲垣吾郎(SMAP)
ゴロウ
声 - 稲垣吾郎(SMAP)
2014年のFNS27時間テレビで登場。エプロンのネクタイの色は青色。波平とマスオにワインの飲み方をレクチャーした。サザエ達をお昼に招待した時にはフレンチを作り、他の4人との料理対決の際にはタンシチューを作った。
草彅剛(SMAP)
ツヨシ
声 - 草彅剛(SMAP)
2014年のFNS27時間テレビで登場。エプロンのネクタイの色は黄色。ジャガイモの仕入れを忘れてスーパーに買い出しに行った所にサザエと出会った。サザエ達をお昼に招待した時にはビビンバを作り、他の4人との料理対決の際には特製だれを使った料理を作った。
香取慎吾(SMAP)
シンゴ
声 - 香取慎吾(SMAP)
2014年のFNS27時間テレビで登場。エプロンのネクタイの色は緑色。ジャガイモの仕入れを忘れたツヨシと共に買い出しに行った。磯野家と別れた朝に寝坊して他の4人に置いてけぼりを食らい、必死で車を追いかけた。サザエ達をお昼に招待した時にはデザートを作り、他の4人との料理対決の際にはフルーツタルトを作った。
江頭2:50
江頭
声 - 江頭2:50
2015年のFNS27時間テレビにて登場。ホンキーダンス選手権の本番前のワカメと会って緊張していたワカメ達を励ました。その後、ゲストとして表彰式の舞台へ上がった時にインタビューされたワカメにワカメ達を励ましたことを話されて照れていた。

バレーボールワールドカップ関連

眞鍋政義木村沙織
2015年のバレーボールワールドカップのテレビ放送とのコラボレーション企画として、8月23日放映で共に本人役として出演。カツオが友人と参加する町内こどもバレーボール大会に2人がゲストとして訪れるという設定であった[394]

サザエさん生誕65周年記念特集

長谷川町子
声 - ?(1971年10月3日)→戸田恵子(2010年12月26日)
原作では、時々登場し、新聞休刊日の掲載話で漫画の執筆を休めることを喜んだり、相撲のネタに悩んだりしている。
アニメ版では2010年12月26日放送の『サザエさん生誕65周年記念特集』で原作者長谷川町子の生い立ちやサザエさん一家誕生を紹介。なお、1971年10月3日放送No.315「謎の訪問者」において、放送2周年記念のお祝いをするために磯野家にかけつけたことがある(この時の声優は不明)。
長谷川鞠子(長谷川町子の姉)
声 - さとうあい
長谷川貞子(長谷川町子の母)
声 - 浅井淑子
田河水泡
声 - 柴田秀勝
弟子1
声 - 永田昌康
弟子2
声 - 下山吉光
弟子3
声 - 高橋英則
知人
声 - 楠見尚己
編集長
声 - 伊井篤史
東京知人
声 - 中村浩太郎
女店主
声 - 川崎恵理子

原作のみ登場の人物

ウラシマ

磯野家の隣に伊佐坂一家が引っ越してくる前に住んでいた家族。その家の主人は出版社「ハロー社」に務めていた。

間暮當

(まぐれ あたり)

選挙候補者。その名の通りまぐれで当選したが、彼の当選が決まった直後、サザエが、御礼廻り(現在は法律上認められないが掲載当時は認められていた)の車輌を手配した。1台は普通のトラックだったのだが、2台目がなかなか手配できず、結局霊柩車を手配して御礼廻りを行った。

火野要人

(ひの ようじん)

選挙候補者。選挙期間前に、「火の用心」のポスターに混ぜて自分の選挙ポスターを貼り、通りすがりの警官に注意された。

ハチ

伊佐坂家の飼い犬については、ハチ公を参照。

磯野家の飼い犬。なお、マスオは犬の散歩の途中にパチンコに立ち寄っている。

原作・アニメ以外で登場した人物

フグ田ヒトデ

(フグた ヒトデ)

サザエとマスオの第2子。外見はワカメと似ていて、王冠らしき物をかぶっている。原作・アニメともに一切登場しないが、長谷川町子によって描かれた漫画「サザエさん一家の未来予想図」のみに登場する。この漫画は、1954年(昭和29年)に文藝春秋により出版された『漫画読本』に収録されており、サザエさん一家の10年後という内容である。『サザエさん一家がひとなみに年をとっていたら…』には年を取った一家とカツオとワカメの新しい家族の姿が描かれているが、この中にヒトデは存在しない。

鈴木タコ子

(すずき タコこ)

ワカメと鈴木鮫斗の間にできた一人娘。無言な女の子で8歳。おかっぱ。一コマしか出ておらず、ワカメの外見から見るに高齢出産したらしい。それ以外は不明。

脚注

注釈

  1. ^ 嘉門達夫の「NIPPONのサザエさん」の歌詞の2番目に「マスオさんからもらったハンドバッグ宝物」と入っている。
  2. ^ 嘉門達夫「NIPPONのサザエさん」の歌詞でも、「まるで養子のマスオさん」と歌われている。
  3. ^ カツオからは図画宿題モデルになってほしいと頼まれたこともある。このときカツオが描いたのは、走り高跳びの絵だった[要出典]
  4. ^ 逆に原作ではカツオとボートを作ったりした(乗せる車がなくてバスの屋根に載せようとするのがオチ)。
  5. ^ 原作ではサザエも車を運転するシーンがある(『別冊サザエさん』第2巻、1962年11月26日「朝日新聞」(単行本未収録作品))
  6. ^ 初回放送『75点の天才!』では、0点をとったテスト用紙も見られる。
  7. ^ ワカメが黒板の前に立たされて「4+3」という簡単な足し算の答えを悩んでおり、たまたま廊下を通りがかったカツオが曇ったガラスに「7」と答えを書いたストーリーがある(姉妹社版25巻)。
  8. ^ かなり大切にしており、夏場汗で張り付いてなくなったように見え、孫のタラオに「お祖父ちゃん、毛がないです」と言われた際はものすごく慌てている。
  9. ^ 麻生が急病で出演を見合わせたため、その代役として出演。
  10. ^ タマが浮気して、パンチを食らったことがある[要出典]
  11. ^ いとこの関係だが、年齢が離れているためそう呼ばれる
  12. ^ 旧・婦負郡八尾町
  13. ^ さらにその回では「できる」や「僕の!」「いや?」などのセリフもあった
  14. ^ しかし夜、腹掛け姿で寝ていたら背中をに刺されたため、腹掛け熱が冷める。
  15. ^ 初期の作風は『トムとジェリー』を参考にしたドタバタ調のギャグアニメだったことによる演出。
  16. ^ 2015年11月29日放送の「ワカメ放送局」の回が最後となった。
  17. ^ スタッフロールには載っていない。
  18. ^ なお、石田家に行くには三島駅で降りることが判明。さらに最寄駅まで列車で行く場合、ローカル線に乗り換えて無人駅の茶つみ平駅で下車。1993年8月8日に放送された同タイトルの『母さんのふるさと』(作品No.3781)では、石田家の近くに川に沿って蒸気機関車が走っている設定となっている
  19. ^ 父親からは「まさる」と呼ばれていた。
  20. ^ 2005年はテーマであるトリビアにちなみ「三谷幸喜はサザエさんの脚本もしていた」ということで三谷が脚本を担当した『兄思い 妹思い』の再放送に充てられ、2006年、2007年は『ちびまる子ちゃん』に登場した(2006年中居・2007年香取)。
  21. ^ ワカメが商店街の福引きで海辺のリゾートホテルペア宿泊券を当て、当初はペアで招待ということで誰が行くか少々揉めたため、招待券を預かった波平がノリスケに「タイ子さんと行ったらどうだ?」と勧める。しかしノリスケが招待券に「三名からは半額になる」と書いてあったのを声に出して読んでしまったため、結局ノリスケに留守番役を頼み家族で出掛けた。

出典

  1. ^ a b c d e f g 『磯野家の謎・おかわり』の分析による
  2. ^ 1965年11月22日掲載話(姉妹社版47巻/朝日新聞社版31巻)でカツオがサザエに「誕生日おめでとう」と言っている。
  3. ^ 1987年9月27日放送『占いを信じますか』(作品No.2785)
  4. ^ a b c 1990年7月15日放送『オダテに弱い性格でーす』(作品No.3203)
  5. ^ a b 2008年3月9日放送『自習時間のアイドル』(作品No.5996)
  6. ^ 『別冊サザエさん』
  7. ^ 2008年3月16日放送『いつまでも女学生』(作品No.5999)
  8. ^ 長谷川町子 『長谷川町子 思い出記念館』 朝日新聞社、2001年、ISBN 4-02-261344-0 、35頁。
  9. ^ 『朝日新聞』1973年10月2日号(姉妹社版67巻・朝日新聞社版23巻収録)。
  10. ^ 2013年12月8日放送『キレイになりたい』(作品No.7030)
  11. ^ a b c 2014年9月21日放送『タラちゃんケンカの秋』(作品No.7175)
  12. ^ a b c 2006年11月5日放送『やっぱり姉弟』(作品No.5789)
  13. ^ 姉妹社版62巻
  14. ^ 姉妹社版1巻
  15. ^ 1990年7月29日放送『集中力を身につけたい』(作品No.3211)
  16. ^ 姉妹社版58巻
  17. ^ a b 1988年7月10日放送『ワカメひとりの部屋』(作品No.2908)
  18. ^ 2007年5月6日放送『タラちゃん自立のとき』(作品No.5866)
  19. ^ 2015年8月30日放送『お昼寝のすべて』(作品No.7154)
  20. ^ 2013年6月23日放送『姉さんの棒グラフ』(作品No.6961)
  21. ^ a b c サザエさんの秘密徹底解明SP 今夜限り レア映像全て見せます!-TVでた蔵
  22. ^ 1989年3月5日放送『磯野家の素顔』(1000回記念のスペシャル)
  23. ^ 1995年7月9日放送『今夜はなぁ〜に』(作品No.4088)
  24. ^ 2007年9月9日放送『献立の悩み』(作品No.5921)
  25. ^ 2008年9月7日放送『決断の時』(作品No.6071)
  26. ^ a b c 2010年11月28日放送『献立なぁに』(作品No.6404)
  27. ^ 『サザエさんの柔道入門』(作品No.2038)
  28. ^ 2010年9月12日放送『ママはクロオビ候補生』(作品No.6373)
  29. ^ a b 2014年8月31日放送『最後の日のカツオ』(作品No.7156)
  30. ^ a b c d 2014年10月19日放送『困った習性』(作品No.7183)
  31. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q キャスト紹介 フジテレビによる公式サイト
  32. ^ 1996年7月21日放送『たまごだ〜いすき』(作品No.4246)
  33. ^ a b 2007年1月21日放送『姉さんは謹慎中』(作品No.5820)
  34. ^ a b 2014年11月9日放送『主婦のお仕事』(作品No.7198)
  35. ^ a b c d e 姉妹社版4巻
  36. ^ 2009年6月7日放送『洋裁の腕前』(作品No.6185)
  37. ^ 2006年11月19日放送『すごいキノコがやってきた』(作品No.5794)
  38. ^ 2014年10月12日放送『高嶺のマツタケ』(作品No.7185)
  39. ^ 1998年1月18日放送『本日スブタの日!!』(作品No.4473)
  40. ^ a b 1989年2月19日放送『サザエにおまかせ』(作品No.2991)
  41. ^ 2007年7月8日放送『料理の達人』(作品No.5894)
  42. ^ 2014年4月20日放送『タマゴは優等生』(作品No.7100)
  43. ^ a b 2004年9月26日放送『姉さんの習い事』(作品No.5482)
  44. ^ a b c d 35巻
  45. ^ a b 2009年4月26日放送『男の手料理』(作品No.6167)
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  47. ^ 別冊サザエさん内の『クラス会』ラストから
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