三輪車

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幼児用3輪車に乗る幼少期の今上天皇
旧式の三輪車
19世紀, イランの三輪車、デルタ型、ローラーチェーンによる後輪駆動だと見られる

三輪車(さんりんしゃ、tricycle, 略称:trike,three wheeler(スリーホイラー))は、三つの車輪を持つ乗り物の総称。

ただし日本語で単に「三輪車」という場合は、幼児用の乗用玩具を指すことが一般的であり、それについては本項「幼児用三輪車」節において詳述する。

目次

[編集] 車輪の配置

一般的に2種類ある。

  • delta(デルタ タイプ):前輪が1つ、後輪が2つ。前輪にステアリング。駆動は前後輪いずれか。
  • tadpole (オタマジャクシ タイプ):前輪が2つ、後輪が1つ。一般的に、前輪にステアリング。駆動は前後輪いずれか。

[編集] 歴史

tricycle は、19世紀の三輪車発明期における造語であり、その由来はギリシャ語tri (treia3)と、kyklos()である[1]日本語の三輪車はその訳と推測される。

記録に残る最初の使用は、1828年の三輪馬車ペダル蒸気機関内燃機関などと共に発達。trikeトライク)という略称の使用は1883年に遡ることができる。

現在最も普及している三輪車は子供の遊戯用ペダル式三輪車であるが、エンジン付きのものなどさまざまな三輪車が存在する。初期の三輪車は大人用であり、大人用ペダル式三輪車は1868年から存在する。

[編集] 三輪車の種類

[編集] 幼児用三輪車

一般的にデルタタイプ。ペダル、駆動、ステアリングは前輪。多くは自転車に乗ることを覚える前の幼児が使う。

3つの車輪があることで、安定が良く、ほとんどバランス感覚を必要とせず簡単に乗りこなすことができる。ペダルが直結されている前輪の直径が小さいため、速度はあまり出ない。

平地での使用を想定しているためブレーキ装置をもたないものが多く、傾斜地では暴走の危険があるため、保護者は注意をはらう必要がある。

保護者が立った姿勢のまま車体を押して移動させるための棒状のハンドルを取り付けることができるものがあり、それらの中にはそのハンドルを介して保護者が舵取りを行なえるものもある。このようなタイプは玩具としての用途と乳母車的な用途を兼ねているといえる。

近年は自動車などに載せての移動や収納スペースの節約のために、車体をコンパクトに折り畳むことができるものもある。

日本における幼児用三輪車の安全性を担保するものとして「財団法人 製品安全協会」が定める安全基準があり、この基準に適合した製品にのみ「SGマーク」が表示される[2]

[編集] 幼児用三輪車を用いた競技

三輪車は幼児の遊戯用に作られており、学童以上の年齢の者が快適かつ高速に乗りこなすことは困難であるが、それを逆手にとって運動会等のイベントにおいてはしばしば三輪車による競走が行われる。さらにそれを発展させ、オートバイの鈴鹿8時間耐久ロードレースに倣った形での長時間耐久レースも各地で開催されている。その中で、継続して実施されているものを以下に記す。これらのレースにおいては、選手が長時間乗車できるよう、ルールによる制限内での改造もしくはフルスクラッチでの新造を前提としていることが多い。

全日本8時間耐久三輪車レース(宮城県石巻市
改造した市販車のみ参加可。無改造車による2時間耐久レースもあり。
南飛騨三輪8耐(岐阜県下呂市
萩原町で実施され、別名「萩原8耐」。ルール(縦横高さ合計3m以内)に基づく手作り三輪車によるレース。

[編集] 脚注

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[編集] 関連項目