エプロン

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エプロンは、衣服の汚れを防ぐために着用される前掛けである[1]。胸当て付きのものもある[1]衛生面から着られるほか、その下の服が傷付いたり汚れたりすることを防ぐ目的でも着られる。大小様々なケットが付いた製品も大変便利であり、調理や食事、手工業、美術制作などの場で用いられることが多い。

英語のエプロン(Apron)は、"a napron"(ナプロン)が"an apron"の綴りであるとの誤解が広まったために生まれた言葉であるが、語源となった言葉は現在は使われていない。

用途[編集]

エプロンは様々な職業制服としても用いられており、ウェイトレス看護師メイドなどが着ている。また、ファッションとして身につける場合もある。用途に応じて様々な型があり、下腹部から膝上までのものや、胸部から下半身全体を覆うものなど様々である。腰紐、それに長さに応じて肩紐を使用して身につける。肩紐と腰紐が一体化してエプロンの重さが均等に体に分散する(重さが首に集中しない)タイプが快適である。

生地[編集]

一般的に使用されるエプロンは、で作られるが、必要に応じて他の素材からも作られる。

  • 危険な化学薬品を取り扱う職業の人は、ゴムでできたエプロンを用い、万が一、体にかかっても、皮膚を傷つけることがないようにしている。
  • X線写真機など放射性物質を取り扱う技術者は、が縫いこまれたエプロンを身につけ、被曝を避ける。
  • 水産物を扱う人は、ゴム・ビニール製で胸当て付きのものが使用される。
  • ジンギスカン専門店などの外食店では、油跳ね防止の専用のビニール製の簡易エプロンがある。紙製の使い捨てのものもある。

スタイル[編集]

エプロンには目的用途に応じて様々なスタイルがあるが、基本的な分類としては、腰から下の下半身を覆うウエスト・エプロンと、胸当てが付き、上半身と下半身の両方を覆うビブ[2]・エプロンがある。

通常、エプロンはリボンのような布片によって背中で結ばれて固定される。 ビブ・エプロンには首を通す1本の紐が付いている(おそらく今日これが最も一般的である)か、あるいは、背中で交差して腰紐と繋がる二本の肩紐が付いている。

前者のデザインには、簡単に着用出来るという利点があるが、少々動きにくいという欠点がある。また、後者のデザインには、着用しにくい反面、着心地をより快適にするという利点がある。

他のタイプのエプロンとしてはピナフォア(pinafore)やコブラー(Cobbler)・エプロンなどがあり、さらに、これらのエプロンには袖を覆うタイプもある。

ピナフォアは胸当てが付いている点でビブ・エプロンと共通するが、主に肩紐に大きなフリルのついたメイド風のエプロンのことを指す。

日本では、ウエスト・エプロンをサロン・エプロン(Salon/Sarong Apron)と呼ぶことも多いようだが、英語圏においてこのような表現はなく、日本国内のみで通じる和製英語と考えられる[3]

現代のエプロンには、これらの分類には含まれないユニークなデザインがある。特に近年の日本ではメイドカフェのブームによって、コスチュームとしてのメイド服が見直されており、その中で実に様々なエプロンがデザインされている。

脚注[編集]

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  1. ^ a b 意匠分類定義カード(B1) 特許庁
  2. ^ Bib(英):胸当て、よだれ掛けの意味
  3. ^ 英語版記事に見られるように、Salon Apronという表現自体は存在する。耐水性などを備えた、理容業向けのエプロンを指す。

関連項目[編集]