ローファー

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ペニーローファー

ローファー英語:Penny loafers)は革靴の一種。別名ノーウィージャン・フィッシャーマンズ・シューズ。靴ひもを結ぶ必要のない(スリッポン、slip-on)の一種。

概要[編集]

靴ひもを結ぶ必要のない(スリッポン、slip-on)で、気楽に脱いだり履いたり出来る。主にで作られることが多く、準フォーマルにも使える。カナダの先住民の靴「モカシン」の発展したものであり、1920年代英国で一般に履かれたものが最初であるといわれる。紐がなく革の弾力を利用して足にフィットさせる構造から、一般的には小さめのサイズを選んで履き慣らしていくことが多い。ただし学生などの成長期においては、厚手の靴下と合わせてフィットするサイズを選ぶ人が多数である。

歴史[編集]

ローファーは、1934年、アメリカ・メイン州の靴屋ジョン・R・バス(John R. Bass[1])が製造を開始し、「ウィージャンズ(Weejuns)(ノーウェイジャンズ=ノルウェー人からとった)」と名付け、大流行した。

その後、アメリカに渡りローファー(のらくら者)と呼ばれるようになるが、 運動性に優れていることからカジュアルな服装に使われる事が多い。

男性用、女性用共にある。日本の学校では指定になっていることがあり、特に女子校に多い。ただし、最近の高校生は男女問わずファッションとして、公立高校など指定がない学校でも履く生徒が多い。色は黒・茶が主流。

ローファーの種類[編集]

  • ペニー・ローファー(コイン・ローファー)
    • 甲の部分に1セント硬貨(「ペニー(penny)」)を挟んだりすることから、「ペニー・ローファー」「コイン・ローファー」等と呼ばれることもある。「アイビー・ルック」の典型的アイテム。サドルが短いのを「ハーフサドル」、長いのを「フルサドル」と言う。
  • タッセル・ローファー(tasseled loafer)
    • がついた靴でアメリカでは弁護士の象徴とされている。かつては宮内靴として用いられていた。
  • ビーフロールローファー
    • ローファーの部分に紐で縛った模様があるのを「ビーフロールローファー」と呼ぶ。
  • ビットローファー
    • 馬具の形をもした金具が付いている物は「ビットローファー」と呼ぶ。
  • ヴァンプローファー(コヴラヴァンプ)
    • 飾りのないローファーは「ヴァンプローファー」と呼ぶ。甲にうねりがあるものは「コヴラヴァンプ」と呼ぶ。
  • エラスティックシューズ
    • 紐靴風の靴の履き口にゴム(エラスティック)を施し、脱ぎ履きしやすいよう作られた靴。履き口の横側にゴムがついた靴をサイドエラスティックシューズ(elastic sided shoe)、真ん中にゴムがついた靴をセンターエラスティックシューズ(elastic on instep shoe)と呼ぶ。真ん中にゴムが着いているので甲高の人にはサイドエラスティックシューズより履き心地が良いこともある。

一覧[編集]


関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ George Henry Bassの息子であり、靴屋のブランドは現存するG.H. Bass & Coである。 [1]

外部リンク[編集]