ローブ・デコルテ
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黒色のローブ・デコルテを身につけているダイアナ妃
ローブ・デコルテ[1](仏:robe décolletée)は、ネックラインが深く大きくカットされ、首筋や胸元を露わにしたスタイル(デコルテ)のドレスのこと。イブニングドレスの代表的なスタイルの1つである。単に「デコルテ」といった場合に、この衣装を指す場合もある。
18世紀のフランスが発祥とされ、女性の正装・礼服として用いられることが多かった。胸や肩を大きく露出させることで着装者の肉体的な美しさを誇示する役目を果たした。
日本では、1886年(明治19年)に女性の中礼服として採用され、以後社交界などで着用されるようになった。第2次世界大戦後に、本来の女性用大礼服であったマント・ド・クールが用いられなくなると、ローブ・デコルテが大礼服に替わる公式な場における女性用の正装・礼服として用いられるようになった。
皇太子ご成婚の際、雅子妃のローブ・デコルテを手がけたファッションデザイナーの森英恵は「ローブ・デコルテは勲章をつけるためのドレスであり、肌を出し、皮の長い手袋を合わせる正装」[2]と述べている。
[編集] 脚注
- ^ ただし、明治以来日本語による表記法には複数例があり、例えば吉田健一が小説『瓦礫の中』で「ローブデッコルテー」と表記し、他にも「ロブデコルテ」、「ローブデコルテー」、「ローブ・デ・コルテ」など複数の表記法がある。
- ^ グレイスフル・ウエディング 1994年春夏「花嫁のためのお支度」12pより引用
[編集] 参考文献
- 小川安朗『被服学事典』(朝倉書店、1975年) ISBN 4254620012
- 小川龍夫『ファッション/アパレル辞典』(繊研新聞社、2004年) ISBN 488124146X
- グレイスフル・ウエディング 1994年春夏「花嫁のためのお支度」(株式会社 世界文化社)

