ティアラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ティアラ(1820年頃)

ティアラ(Tiara)とは頭頂部につける装飾品アクセサリー)。の一種。

概要[編集]

日本においては、基本的に女性が用いるものが「ティアラ」と呼称される。舞台衣装・婚礼衣装を除くと、宮中での女性皇族正装の際に身につける。単なる装飾品とは異なり、ティアラのデザインや高さは、着ける女性の身分と着ける場の格式によって決まる。

以前は、女性皇族が成人になってティアラを作る場合、特定の業者が契約していたが、寛仁親王の次女瑶子女王のティアラ作成時から入札が始まり、秋篠宮の長女眞子内親王のティアラは、高級宝飾品などを扱う東京銀座の「和光」が落札した。秋篠宮の次女佳子内親王のティアラに関しては、2890万円の予算を計上し、初めてデザインを公募[1]、「審査委員会」(審査委員は高階秀爾大原美術館館長、宮田亮平東京芸術大学長ら3人を予定)による協議の結果、ミキモトが制作業者に選定された[2]

現存するアンティーク・ジュエリーなどにおいては、裏の部品を着け外しすることによって、ネックレスブローチとして着用できるものも見られる。

1990年代に入るまで日本において「ティアラ」の知名度は低く、ティアラは「小冠」や「前櫛」などの邦訳名で紹介されていた[3]。ティアラの名称が一般認知されたのは、1992年に大ヒットした『美少女戦士セーラームーン』のヒロイン月野うさぎが使用する、ティアラを投擲する必殺技「ムーンティアラ・アクション」による所が大きい。

ギャラリー[編集]

 
 
ベルギーエリザベート王妃の着用例(1926年) 

マーク、ロゴとしての使用[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 毎日新聞』(2013年5月14日)「宮内庁:佳子さまティアラ、デザイン公募し審査…成人時用
  2. ^ 讀賣新聞』(2013年6月26日)「佳子さまのティアラ、ミキモトが制作業者に決定
  3. ^ 1977年版チャコット総合カタログ。

関連項目[編集]