The・かぼちゃワイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。MonsieurMiyano (会話 | 投稿記録) による 2016年3月4日 (金) 12:25個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎放送局)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

Theかぼちゃワイン
ジャンル ラブコメディ
漫画
作者 三浦みつる
出版社 講談社
掲載誌 週刊少年マガジン
レーベル 講談社コミックス
発表号 1981年4・5合併号 - 1984年26号
巻数 全18巻
派生作品
  • Theかぼちゃワイン番外編(講談社)
  • Theかぼちゃワイン/エルの初恋(双葉社
  • Theかぼちゃワインsequel (青林堂
  • Theかぼちゃワイン<another>(秋田書店
  • Theかぼちゃワイン<another>(秋田書店
アニメ
原作 三浦みつる
総監督 矢吹公郎(チーフディレクター名義)
脚本 雪室俊一、馬嶋満、野波静雄ほか
音楽 東海林修
アニメーション制作 東映動画
製作 テレビ朝日、東映動画
放送局 テレビ朝日系列
放送期間 1982年7月5日 - 1984年8月27日
話数 全95話
映画:Theかぼちゃワイン ニタの愛情物語
監督 矢吹公郎(演出名義)
制作 東映動画
封切日 1984年7月14日
上映時間 24分
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

Theかぼちゃワイン』(ザ かぼちゃワイン)は、三浦みつるによる日本漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメ劇場版アニメ、実写オリジナルビデオである。

概要

講談社週刊少年マガジン』掲載の読切短編『武蔵とエル』を原型としてキャラクターを練り直し、同誌で連載がスタート。1981年4・5合併号から1984年26号まで掲載された。

チビで女嫌いの硬派を自称する青葉春助と、彼に一目ぼれした「エル」こと朝丘夏美のSLコンビが繰り広げるドタバタラブコメディ。漫画とアニメでは途中から別のストーリーになっている。文庫本のあとがきに「宮崎美子さんの出演されていたカメラのCMの中で(いまのキミはピカピカに光って)と言うフレーズと映像に強いインスピレーションを受けてかぼちゃワインと言う作品を執筆するきっかけになりました。つまり当時の宮崎美子さんがLのモデルと言うことになりますかね」と当時CMで流れていた宮崎美子が出演したミノルタ MINOLTA X-7のCMにインスピレーションを受けたことで同作品が誕生したことが語られている。

現在では問題になるような未成年の喫煙や飲酒や裸体のシーンも出てくる。

主な登場人物

青葉 春助(あおば しゅんすけ)
- 古川登志夫
主人公。サンシャイン学園中等部2年桜組、応援団に在籍。学園の男子寮に住む。背は低いが喧嘩は結構強い。負けず嫌いで意地っ張りな性格から、普段は夏美(エル)を邪険にしている。幼少時のトラウマから玉ネギが嫌い。「The・○○!」が口癖。
実家が女性下着専門店であるため、コンプレックスを刷り込まれている(特にアニメ版)。実家は渋谷区原宿
朝一番で登校して来たサンシャイン学園でエルと出会い、母性溢れる大型美人のエルに圧倒され、うっとうしく思いつつ、内心ではエルに惹かれていく。原作では元から共学に入学しているが、アニメ版では幼い頃からの女だらけの生活[1]に嫌気が差して男子校のサンシャイン学園に転校してきた設定になっており、第1話で女子部が新設されていることをエルから聞いて落胆する。また、実家の家業を自身の恥としており、それを語ることすら嫌がるほど。実際に手伝いをさせられる時に必ずと言っていいほど大ドジをやらかしてしまうため、客である女性達からの評判は極めて悪く、寄せられる苦情も100%春助に対してのもの。
誕生日は原作では7月7日[2]、アニメでは8月18日[3]
朝丘 夏美(あさおか なつみ)
声 - 横沢啓子(現・よこざわけい子)
ヒロイン。サンシャイン学園中等部2年桜組でチアガール部に在籍。学園の女子寮に住む。身長が高く[4]大柄なことから、Lサイズにちなみニックネームは「エルL)」。
転校してきた春助を一途に想い、春助のためならどんなことでもやり通す。温厚かつ情熱的で、どこまでも前向きな性格。「アハッ♪」が口癖で、アニメ版のアイキャッチでは、「春助く〜ん、好き!」(第1話のみ)、「春助く〜ん、だ〜い好き!」(第2話〜95話)と毎回叫ぶ。
また、アニメ版では春助の母親と意気投合、ウェディングドレス姿で春助とのツーショットを撮るため共謀(春助の母は「シンガポールにいる冬麿おじさんが(母と春助の写真を)ぜひ送ってくれと頼まれた」と春助を騙した)して撮影直前で入れ替わるなど謀略めいた行動も見せている。
岩見沢生まれで、小学生になるまで過ごす。生まれたときの重さは4500グラム。両親と兄の四人家族。
アニメでは原作設定通りに再現すると、動画にしたときに太って見えるので、序盤を除き原作設定より少し細めに描かれている。当時のスタッフによると7キロほど減量とのこと。
原作、アニメ共誕生日は春助と同じ。
赤井 モン太(あかい モンた)
声 - 大竹宏
サンシャイン学園の男子寮寮長で応援団団長。春助の1学年先輩で大柄。男気を見込んで春助を応援団に誘う。留年しているので他者より2歳年を取っており、平気でタバコを吹かす。帰省先(祖母の家)は台東区浅草
鶴井 一夫(つるい かずお)
声 - はせさん治
サンシャイン学園の男子寮に住む細身の応援団員。モン太の同級生で、彼の子分的存在。故郷は鹿児島
亀山 金太(かめやま きんた)
声 - 佐藤正治
サンシャイン学園の男子寮に住む太目の応援団員。モン太の同級生で、彼の子分的存在。故郷は盛岡
早川 小太郎(はやかわ こたろう)
声 - 鈴木清信塩屋翼(第2話・第3話・第9話)
春助の同級生。ひ弱で気弱だが、春助に憧れて男子寮に引っ越してくるほど、春助の男らしさを尊敬している。実家は花屋。
神崎 純香(かんざき すみか)
声 - 鶴ひろみ
サンシャイン学園の女子寮寮長でチアガール部の主将。夏美の1学年先輩。
部の後輩でもある夏美が人目もはばからずに春助と交際しているのを寮長としての立場から最も危惧し、時折交際をやめるように諌めていた。しかし、肝心の夏美がこれに反発して聞かなかったため、実際にそれが元でテッキンらから懲罰を食らうこともあった。
聖子(せいこ)
声 - 中野聖子
夏美の友人で同級生。流行に敏感でおしゃべり好き。髪型がデビュー当初の松田聖子と同じ。
梢(こずえ)
声 - 山田栄子
夏美の友人で同級生。大きな瞳。髪を上で2箇所束ねている。コミックでは「お咲」という名前で登場する。
マコ
声 - 頓宮恭子
夏美の友人で同級生。体格が良く、女子プロレス同好会に所属。後にモン太と付き合うことになる。
金小路 鉄男(かねこうじ てつお)
声 - 銀河万丈[5]
サンシャイン学園の数学教師で、2年桜組の担任。寮の監督者も兼任している。著しく成績の低い生徒たちを十把一絡げに扱い、僅かでも口応えする者には鉄拳制裁も辞さない性格で、「教師には従うべし」「教師には逆らうべからず」という古風かつ厳格な教育理念を持つ。並みのパンチなら繰り出した相手が逆に手首を痛めるほどの人並み外れた頑強な身体と、そこから繰り出す強烈な鉄拳制裁から、生徒からは「テッキン」の渾名で呼ばれて恐れられている。モデルはアントニオ猪木[6]。愛車はフォード・マスタング
テストの採点ミスを春助にしつこく指摘されたのを皮切りに、(不可抗力も含めて)トラブルを巻き起こす春助を目の仇にしてはいるが、春助と同じく犬が大の苦手であるのを始め、基本的に似たもの同士でもあるためか、妙に共通点が多い。ただし、本人によると「犬が嫌いなのは同じでも、こちらは玉ネギでなく長ネギが嫌い」とのこと。
青葉 花江
声 - 増山江威子
春助の母。原宿でランジェリーショップ「女の城」(原作での店名は「スプリングハウス」)を経営している。
アニメ版では出番が増え、息子に店を手伝わせると必ず苦情が寄せられることに頭を悩ませる場面がある。
エルの母
声 - 恵比寿まさ子
エルと同様、大柄でふくよか。顔はエルと瓜二つ。和風喫茶甘味処「まる」を経営している。

アニメオリジナルキャラクター

小町(こまち)
声 - 増山江威子
サンシャイン学園学生寮に住み込み、生徒へ食事の世話などをしている寮母
まどか
声 - 鈴木富子
小町の一人娘で、元気な小学生。ニタロウ(愛称は「ニタ」)という犬を飼っている。
ニタロウ
声 - 大竹宏
まどかの飼い犬で春助の天敵。額にある古傷がトレードマーク。エルに好意を抱いており、彼女が好意を抱いている原因となっている春助を目の敵にしている。子犬の頃に車にはねられた(額の古傷はこれによるもの)過去があり、それ以来その車の色と同じ青と白の縞模様のものに嫌悪感を抱いている。
光小路 納言(ひかりこうじ なごん)
声 - 三田ゆう子
元貴族の家系でニックネームは「姫」。中2でサンシャイン学園に入学したが、それまで科目ごとに専属の家庭教師がおり、学校には一度も通ったことがないという正真正銘の箱入りお嬢様。しかしマイペースかつかなり性格的に押しが強い。浮世離れした言動をするが、春助を“これぞ日本男児”と見込んで惚れ込み、入学当日に春助の部屋に押しかけて下着姿で迫るなど大胆な行動で周囲を圧倒する。
実はテッキンも彼女が2歳のときに家庭教師をした経験から納言と関わりがあり、その関係で納言には頭が上がらない。それゆえに彼女の春助への行動を諌めることができなかった。

書誌情報

テレビアニメ

1982年7月5日から1984年8月27日までテレビ朝日系列局で放送。全95話。放送時間は毎週月曜 19:30 - 20:00 (日本標準時)。

1984年3月まではハウス食品の一社提供で、増山江威子による提供ナレーションが行われていたが、同年4月からは複数社提供で放送されていた。

スタッフ

  • 企画 - 栗山富郎
  • 原作 - 三浦みつる
  • 音楽 - 東海林修
  • 製作担当 - 菅原吉郎
  • チーフアニメーター - 石黒めぐむ、松本清
  • チーフデザイナー(美術設定) - 内川文広
  • チーフディレクター - 矢吹公郎
  • テレビ朝日プロデューサー - 加藤守啓
  • 特殊効果 - 大橋清、中島正之
  • 編集 - 千蔵豊 → 望月徹 → 福光伸一 → 吉川泰弘
  • 録音 - 田中英行 → 佐藤守
  • 音響効果 - 伊藤道広
  • 選曲 - 田中英行
  • 撮影 - 佐藤隆郎、菅谷英夫、山口義文、大野正明、奥水隆
  • 演出助手 - 三谷章夫、楠美直子、金山通弘、松原明徳
  • 製作進行 - 三谷章夫、山寺昭夫、堀川和政、西山明彦、釘丸篤、渡辺寿、米谷良知、藤本芳弘、竹之内和久、根岸弘、中村実
  • 美術進行 - 御園博
  • 仕上進行 - 中村正弘
  • 現像 - 東映化学
  • 制作 - テレビ朝日、東映動画

主題歌

オープニングテーマ
「Lはラブリー」
歌 - かおりくみこ / 作詞 - 伊藤アキラ / 作曲 - 馬飼野康二 / 編曲 - いちひさし
エンディングテーマ
「青葉春助・ザ・根性」(1982年 - 1983年)
歌 - 古川登志夫 / 作詞 - 伊藤アキラ / 作曲 - 小林亜星 / 編曲 - いちひさし
「Pumpkin Night」(1983年 - )
歌 - 古川登志夫、横沢啓子 / 作詞 - 松本由佳里 / 補作詞 - 伊藤アキラ / 作曲 - 小林亜星 / 編曲 - いちひさし
「Pumpkin Night」は、放送1周年を記念して詩を一般公募したもの。

放送局

系列は現在のもの。

放送対象地域 放送局 系列 ネット形態 備考
関東広域圏 テレビ朝日 テレビ朝日系列 制作局
北海道 北海道テレビ 同時ネット
青森県 青森放送 日本テレビ系列 遅れネット
岩手県 IBC岩手放送 TBS系列
宮城県 東日本放送 テレビ朝日系列 同時ネット
秋田県 秋田放送 日本テレビ系列 遅れネット
山形県 山形放送
福島県 福島放送 テレビ朝日系列 同時ネット
新潟県 新潟総合テレビ フジテレビ系列 1983年9月まで
新潟テレビ21 テレビ朝日系列 1983年10月開局から
長野県 信越放送 TBS系列 遅れネット [7]
山梨県 山梨放送 日本テレビ系列
静岡県 静岡朝日テレビ テレビ朝日系列 同時ネット [8]
富山県 北日本放送 日本テレビ系列 遅れネット
石川県 北陸放送 TBS系列
福井県 福井放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
中京広域圏 名古屋テレビ テレビ朝日系列 同時ネット
近畿広域圏 朝日放送
島根県
鳥取県
山陰中央テレビ フジテレビ系列 遅れネット
広島県 広島ホームテレビ テレビ朝日系列 同時ネット
山口県 山口放送 日本テレビ系列 遅れネット
香川県
岡山県
瀬戸内海放送 テレビ朝日系列 同時ネット
愛媛県 テレビ愛媛 フジテレビ系列 遅れネット 途中打ち切り
徳島県 四国放送 日本テレビ系列
高知県 テレビ高知 TBS系列
福岡県 九州朝日放送 テレビ朝日系列 同時ネット
長崎県 長崎放送 TBS系列 遅れネット
熊本県 熊本放送
大分県 テレビ大分 日本テレビ系列
フジテレビ系列
同時ネット
宮崎県 テレビ宮崎 日本テレビ系列
フジテレビ系列
テレビ朝日系列
遅れネット
鹿児島県 鹿児島放送 テレビ朝日系列 同時ネット 1982年10月開局から
沖縄県 琉球放送 TBS系列 遅れネット

各話リスト

話数 初回放送日 サブタイトル 脚本 演出 作画監督 美術
1 1982年
7月5日
おれは男だ!青葉春助 雪室俊一 矢吹公郎 石黒めぐむ 内川文広
2 7月12日 おれとあいつのネクタイ関係 寒竹清隆 清水明 山本善之
3 7月19日 ナヌッ!70点以下はクズだ? 大谷恒清 小幡公春 内川文広
4 7月26日 くやしはずかし我が家の商売 鈴木孝夫 松本清
5 8月2日 エルより怖いものがある 遠藤勇二 木暮輝夫 山口俊和
6 8月9日 ふたりっきりの夜なんて 鈴木幸雄 石黒めぐむ 内川文広
7 8月16日 甘くて辛いぜプレゼント作戦 馬嶋満 寒竹清隆 清水明 丸森俊昭
8 8月23日 見られてたまるか男の秘密 雪室俊一 遠藤勇二 内山まさゆき 内川文広
9 9月13日 ぶりっ子はないぜ寮長さん 馬嶋満 福島和美 小幡公春
10 9月20日 エルのビキニを取り返せ! 遠藤勇二 木暮輝夫 山本善之
11 10月11日 テッキンのスパイは誰だ!? 雪室俊一 寒竹清隆 松本清 丸森俊昭
沢田隆夫
12 10月18日 ラブカセットに思いをこめて 野波静雄 鈴木幸雄 田中資幸
13 10月25日 ブリッコ天使がやって来た 寒竹清隆 清水明 山本善之
14 11月1日 おれとあいつの嵐の一夜 馬嶋満 遠藤勇二 内山まさゆき 田中資幸
15 11月8日 恋のライバルぶっとばせ 野波静雄 川田武範
矢部秋則
石黒育 丸森俊昭
16 11月15日 ギャル・パワーでもう死にそう 雪室俊一 石黒めぐむ 松本清
17 11月22日 おれの夢あいつの夢 遠藤勇二 木暮輝夫 田中資幸
18 11月29日 男か女か!?鬼の先輩 野波静雄 寒竹清隆 小幡公春 山本善之
19 12月6日 ナヌッ、エルがテッキンと婚約!? 馬嶋満 鈴木幸雄 石黒めぐむ 丸森俊昭
20 12月13日 LからSへの応援歌 雪室俊一 寒竹清隆 清水明 伊藤雅人
21 12月20日 あいつに見られた尻のキズ 野波静雄 遠藤勇二 内山まさゆき 山本善之
SP 12月27日[9] おれとあいつの新婚旅行!? 雪室俊一 矢吹公郎 石黒育 内川文広
22 1983年
1月10日
あいつを泣かせたドジなおれ! 野波静雄 寒竹清隆 襟立智子
23 1月17日 おれとあいつの寒中水泳 遠藤勇二 木暮輝夫 山本善之
24 1月24日 相合傘に雪が降る 雪室俊一 矢部秋則 石黒めぐむ 襟立智子
25 1月31日 おれとエルとのデートごっこ 大谷恒清 小幡公春 内川文広
26 2月7日 ふたりのバイトはハッピー・バースデー 筒井ともみ 鈴木幸雄 松本清
27 2月14日 ガーン!エルが消えた!? 雪室俊一 寒竹清隆 石黒めぐむ 襟立智子
28 2月21日 催眠術で大接近!! 遠藤勇二 内山まさゆき 内川文広
29 2月28日 おれとあいつのあいすダンス 鷺山京子 寒竹清隆 松下佳弘 襟立智子
30 3月7日 おれが女になった日 雪室俊一 遠藤勇二 木暮輝夫 窪田忠雄
31 3月14日 おれとあいつのベビー知ったァ! 中西隆三 鈴木幸雄 高橋昇 内川文広
32 3月21日 悪魔の館でエルが呼ぶ 雪室俊一 矢部秋則 多田康之
33 3月28日 デートを賭けたカヌー・レース 佐藤道雄 大谷恒清 小幡公春 伊藤雅人
34 4月4日 ニャンともしゃくにさわるヤツ! 鷺山京子 石黒育 松本清 田中資幸
35 4月11日 ついにばれるか!?女の城 雪室俊一 寒竹清隆 石黒めぐむ 秦秀信
36 4月18日 エルは女で勝負する 遠藤勇二 木暮輝夫 鹿野良行
37 4月25日 ある日突然お姫さま 寒竹清隆 薄井時郎 山本善之
38 5月2日 ラブラブ愛の二人っきり券 鈴木幸雄 松本清 内川文広
39 5月9日 ラーメンかエルか?それが問題だ!! しみずしんじ 矢部秋則 多田康之 秦秀信
40 5月16日 ふたりをつなぐ愛の手錠 雪室俊一 大谷恒清 木暮輝夫 内川文広
41 5月23日 ギクッ!エルがスカートをぬいだ!! 石黒育 松本清 山本善之
42 5月30日 姫とエルとのラブコール 遠藤勇二 小幡公春 内川文広
43 6月6日 ヒップに貼った結婚キップ 寒竹清隆 石黒めぐむ 山本善之
44 6月20日 窓をあけたらかぐや姫 鈴木孝雄 松本清 秦秀信
45 6月27日 エルのひみつを密着取材!! 石黒育 栗原玲子 内川文広
46 7月4日 エルと一緒に死んでもらいます 矢部秋則 多田康之 秦秀信
47 7月11日 ジーンと来たぜ!あいつの想い 鷺山京子 石黒育 木暮輝夫 内川文広
48 7月18日 誰にも言えない夜中の出来事 雪室俊一 寒竹清隆 小幡公春 山本善之
49 8月1日 おれたち2人のスイートホーム 矢吹公郎 石黒めぐむ 秦秀信
50 8月8日 ナヌッ!おれが婚約してたって!? 寒竹清隆 内川文広
51 8月15日 星に見られた二人の夜 鈴木幸雄 山本善之
52 8月22日 エルをめざして男になれ 矢部秋則 多田康之 丸森俊昭
53 8月29日 エルに抱かれたおれの身代り 鈴木幸雄 木暮輝夫 内川文広
54 9月5日 おれとエルとの着せ替えごっこ 石黒育 石黒めぐむ 山本善之
55 9月12日 エルを脱がせたラブレター 寒竹清隆 小幡公春 内川文広
56 9月19日 他人には見せない○写真 石黒育 松本清 丸森俊昭
57 9月26日 エルが胸キュン!タイムカプセル 寒竹清隆 白土武 内川文広
58 10月17日 ショック!エルのヌード写真 石黒育 木暮輝夫 丸森俊昭
59 10月24日 嵐の中のファースト・キッス 矢部秋則 多田康之 内川文広
60 10月31日 ナヌッ!!エルのパンティ情報 石黒育 松本清 丸森俊昭
61 11月7日 ふたりっきりの新婚アパート 寒竹清隆 小幡公春 山本善之
62 11月14日 エルと2人でかけおち修行 石黒育 石黒めぐむ 内川文広
63 11月21日 エルがホテルでSOS!! 寒竹清隆 清水明 丸森俊昭
64 11月28日 急接近!!少女A 金山通弘 木暮輝夫 内川文広
65 12月5日 立入禁止!!土曜の夜 矢部秋則 多田康之 坂本信人
66 12月12日 ナヌッ赤ちゃんが欲しくなった!? 石黒育 松本清 丸森俊昭
67 12月19日 ついに絶交!!おれとエル 寒竹清隆 小幡公春 坂本信人
68 12月26日 エルを勝手に脱がせるな! 遠藤勇二 木暮輝夫 丸森俊昭
69 1984年
1月9日
ゾーッ!幽霊とキッスをした 矢吹公郎 石黒めぐむ 坂本信人
70 1月16日 ビキニのあいつとハワイ旅行 しみずしんじ 寒竹清隆 清水明 丸森俊昭
71 1月23日 エルが夜中に襲われる! 雪室俊一 矢部秋則 多田康之 坂本信人
72 1月30日 二人をひき裂く恋占い 寒竹清隆 小幡公春 丸森俊昭
73 2月6日 初恋同士の露天風呂 石黒育 松本清 坂本信人
74 2月13日 おれとエルとのホットライン 遠藤勇二 木暮輝夫
75 2月20日 テッキン公認ふたりの時間 寒竹清隆 清水明 丸森俊昭
76 2月27日 エルが突然大変身!! 岡村香織 石黒育 松本清 伊藤英治
77 3月5日 ナヌッ!ニタの名は青葉春助 雪室俊一 矢部秋則 多田康之 丸森俊昭
78 3月12日 バンザーイ!テッキンが辞める 寒竹清隆 小幡公春 佐貫利勝
79 3月19日 エルのラブ・ラブ・ジョッキー しみずしんじ 石黒育 松本清 丸森俊昭
80 3月26日 おれたち二人の独立宣言 雪室俊一 遠藤勇二 木暮輝夫
81 4月16日 おれとエルとの子育てごっこ 寒竹清隆 清水明 下川忠海
82 4月23日 エルに届くな男の恥 石黒育 松本清 丸森俊昭
83 4月30日 おれたち二人のドッキリバイト 矢部秋則 多田康之 坂本信人
84 5月7日 エルが結婚しちゃったァ! 寒竹清隆 小幡公春 丸森俊昭
南沢貞子
85 5月14日 夜空のあおば湯、月水金 石黒育 松本清 勝又激
86 5月21日 おれが勉強にめざめるとき 遠藤勇二 木暮輝夫 丸森俊昭
87 5月28日 見られちゃ困るラブラブ日記 寒竹清隆 清水明 坂本信人
88 6月4日 ナヌッ!テッキンがおれの親父!? 石黒育 松本清 丸森俊昭
89 6月25日 パンツを脱がなきゃ男じゃない 矢部秋則 多田康之 下川忠海
90 7月2日 裸で受ける恐怖のテスト 寒竹清隆 小幡公春 丸森俊昭
91 7月9日 おれとエルとが失神寸前! 石黒育 松本清 下川忠海
92 7月16日 アイ・ラブ・ユー!エル 遠藤勇二 木暮輝夫 丸森俊昭
93 7月23日 二人だけの修学旅行 寒竹清隆 清水明 下川忠海
94 8月20日 あいつの下着はイタリー製 矢部秋則 多田康之 丸森俊昭
95 8月27日 さらば!サンシャイン学園 石黒育 松本清 下川忠海
テレビ朝日系列 月曜19:30枠
前番組 番組名 次番組
一休さん
(1976年4月12日 - 1982年6月28日)
Theかぼちゃワイン
(1982年7月5日 - 1984年8月27日)
スポーツNOWスペシャル
(1984年9月3日 - 1984年9月17日)
※19:30 - 20:54、30分拡大
テレビ朝日系列 ハウス食品一社提供枠
一休さん
(不明 - 1982年6月28日)
Theかぼちゃワイン
(1982年7月5日 - 1984年3月)
※1984年4月以降は複数社提供
-

劇場版アニメ

1984年7月14日東映系にて『東映まんがまつり』の一作品として『Theかぼちゃワイン ニタの愛情物語』を公開。上映時間は24分。

他のテレビアニメ劇場版の新作と同じく、主題歌はテレビシリーズのものを流用していた(オープニングについては歌詞テロップ無し)。「ニタの愛情物語」はサブタイトル的な扱いになっている。

なおテレ朝月曜19:30アニメの劇場版は、前番組『一休さん』の劇場版6作品に次いで7作品目だが、本作が事実上最後となった[10]

スタッフ

  • 製作:今田智憲
  • 演出:矢吹公郎
  • 脚本:雪室俊一
  • 作画監督:松本清
  • 美術監督:沢田隆夫
  • 音楽:東海林修
  • 録音:田中英行
  • 制作:東映動画

主題歌

  • オープニング「Lはラブリー」(かおりくみこ)
  • エンディング「Pumpkin Night」(古川登志夫・横沢啓子)

同時上映

映像ソフト

長きにわたって映像ソフト化されなかったが、2012年11月21日に東映ビデオから発売された『復刻! 東映まんがまつり '84夏』に同時上映全作と共に収録、初のソフト化となった。

実写版

2007年10月26日にオリジナルビデオ『Theかぼちゃワイン Another』が発売。

キャスト

スタッフ

  • 製作:早川 均
  • 監督:石川 均
  • 脚本:石川 均
  • 撮影監督:小山田勝治
  • 音楽:遠藤浩二
  • 録音:廣木邦人
  • 制作:Softgarage

関連商品

書籍

CD

VHSビデオ

DVD

  • Theかぼちゃワイン DVD-BOX 1 (テレビアニメ・第1話 - 第48話分、2006年9月27日発売、コロムビアミュージックエンタテインメント)
  • Theかぼちゃワイン DVD-BOX 2 (テレビアニメ・第49話 - 第95話分、2006年11月29日発売、コロムビアミュージックエンタテインメント)
  • Theかぼちゃワイン Another (実写版のVシネマ、2007年10月26日発売、ジーダス)

脚注

  1. ^ 第1話のプロローグより。自宅だけでなく、幼稚園時代からクラスメイトは女子が多く、担任も全て女性だった(テッキンはアニメでは春助の人生で初の男性担任)。
  2. ^ コミック3巻「バースデイプレゼント大作戦」より
  3. ^ 第7話「甘くて辛いぜプレゼント作戦」より
  4. ^ DVD-BOX 1 特典の作者インタビューではエルは175cm、春助は120cm程度で初期設定したが、二人の身長差を際立たせるために、春助があり得ないほど小さくなってしまったので二人の身長は不明と答えている。
  5. ^ 第15話までは「田中崇」名義。
  6. ^ なお担当声優の銀河は、『タイガーマスク二世』でも猪木を演じていた。
  7. ^ テレビ信州は当時、テレビ朝日系列と日本テレビ系列のクロスネット局であったが、同局の編成上の都合により、時差ネットも含めて同局では一度も放送されなかった。
  8. ^ 1993年9月までの社名は『静岡県民放送』(通称:静岡けんみんテレビ)で、同年10月に現社名に変更された。
  9. ^ 19:00 - 20:00の1時間枠で放送。
  10. ^ 『一休さん』は全てTVブロウアップ作品であるため、劇場用作品は本作が唯一。

外部リンク