藤田奈那

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ふじた なな
藤田 奈那
生年月日 (1996-12-28) 1996年12月28日(26歳)
出身地 日本の旗 日本東京都
身長 163.8
血液型 A型
活動期間 2010年 -
事務所 ACT JP エンターテイメント
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藤田 奈那(ふじた なな、1996年平成8年〉12月28日 - )は、日本女優であり、女性アイドルグループ・AKB48の元メンバーである。東京都出身。ACT JP エンターテイメント所属。

略歴[編集]

2010年3月31日、第10期研究生オーディション合格し[要出典]、同年6月20日に研究生「シアターの女神」公演において、AKB48劇場の公演デビュー[1]

2012年6月24日、さいたまスーパーアリーナで行われた「真夏のSounds good !」全国握手会において、伊豆田莉奈小嶋菜月小林茉里奈、名取稚菜、森川彩香の5名とともに、所属チームは未定ながら正規メンバーへ昇格することが発表された[2]。同年8月24日、『AKB48 in TOKYO DOME 〜1830mの夢〜』初日公演において、チームKへの所属が発表され[3]、同年11月1日に新チーム体制に移行した[4]

2014年2月24日、Zepp DiverCityで開催された「AKB48グループ大組閣祭り」において、チームAへの異動が発表され[5]、同年4月24日、新チーム体制に移行した。

2015年3月26日、さいたまスーパーアリーナで行われた『AKB48春の単独コンサート〜ジキソー未だ修行中!』において、チームKへの異動が発表され[6]、同年9月1日、新チーム体制に移行した。

2015年9月16日、横浜アリーナにおいて開催された『第6回AKB48グループ ソロシングル争奪じゃんけん大会in横浜アリーナ〜こんなところで、運なんか使っちゃうのかと思うかもしれないが、とりあえず、勝たなきゃしょうがないだろ?〜』で優勝し、ソロデビューすることが決定し[7]、同年12月23日にシングル「右足エビデンス」でソロデビューした[8]。AKB48グループでは13人目のソロデビューとなった[注 1][7]

2018年9月29日に行われた「RESET」公演において、AKB48から卒業することを発表した[9][10]

2019年1月7日、AKB48劇場において卒業公演が行われ、AKB48を卒業した[11]。翌1月8日にAKSからACT JP エンターテイメントへ移籍[12]

人物[編集]

小学1年生の頃から約7年間、プロのバレリーナを目指し、地元のバレエスタジオやバレエ団付属の研究所に通っていた[13]

宝塚歌劇団の大ファンである[14][15]

AKB48[編集]

楽屋でお菓子パーティーしていたのがきっかけで大島チームK→高橋チームAでチームメイトであった前田亜美武藤十夢古畑奈和と藤田の4人で「おかぱーず」という非公式ユニットを組んでいた[16]。『AKB48 SHOW!』の特別企画『藤田奈那のなぁなSHOW!』ではおかぱーずによるコントを披露した[17]

AKB48での参加楽曲[編集]

シングル選抜楽曲[編集]

アルバム選抜楽曲[編集]

ここにいたこと』に収録

  • High school days - 「チーム研究生」名義
  • ここにいたこと - 「AKB48+SKE48+SDN48+NMB48」名義

1830m』に収録

  • さくらんぼと孤独 - 「研究生」名義
  • 青空よ 寂しくないか? - 「AKB48+SKE48+NMB48+HKT48」名義

次の足跡』に収録

  • 共犯者 - 「Team K」名義

ここがロドスだ、ここで跳べ!』に収録

  • Oh! Baby! - 「高橋Team A」名義

0と1の間』に収録

  • 愛の使者 - 「Team K」名義

その他の参加楽曲[編集]

シングル「初恋は実らない」 (おじゃる丸シスターズ名義、2011年5月11日発売)

劇場公演ユニット曲[編集]

研究生「シアターの女神」公演

  • キャンディー
  • ロッカールームボーイ

チームB 5th Stage「シアターの女神」

  • ロマンスかくれんぼ(前座ガール)
  • キャンディー(佐藤亜美菜のアンダー)
  • ロッカールームボーイ(小林香菜のアンダー)

チームK 6th Stage「RESET」

  • 檸檬の年頃(前座ガールズ)
  • 逆転王子様(内田眞由美のアンダー)
  • 明日のためにキスを(秋元才加のアンダー)
  • 心の端のソファー(梅田彩佳のアンダー)

チームA 6th Stage「目撃者」

大場チーム4「僕の太陽」公演

  • 向日葵

研究生公演「RESET」

  • 明日のためにキスを
  • 心の端のソファー

研究生公演「僕の太陽」

  • 向日葵

大島チームK ウェイティング公演

梅田チームB ウェイティング公演

チームKウェイティング公演II「最終ベルが鳴る」

  • リターンマッチ

チームA「恋愛禁止条例」公演

  • 黒い天使
  • 恋愛禁止条例

田原総一朗「ド〜なる?!ド〜する?!AKB48」公演

  • Bird

峯岸チームK「最終ベルが鳴る」公演

  • リターンマッチ
  • 22人姉妹の歌(峯岸みなみのユニットアンダー)

リバイバル公演「僕の太陽」

  • 愛しさのdefense(相笠萌のスタンバイ)

込山チームK「RESET」公演

  • 奇跡は間に合わない

作品[編集]

シングル[編集]

リリース日 タイトル オリコン
最高位
レーベル 販売形態 規格品番
1 2015年12月23日 右足エビデンス 10位 You, Be Cool!/KING RECORDS CD+DVD KIZM-411/2

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

舞台[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 企画物の大堀めしべ、秋元康がプロデュースに関与しない増田有華おぐまなみを除外。
  2. ^ 元々出演予定ではなかったが、じゃんけん大会優勝を受け、急遽藤田主演回が追加された[18]

出典[編集]

  1. ^ 藤田奈那 Google+”. Google+ (2012年6月20日). 2016年4月14日閲覧。
  2. ^ AKB 研究生から6人が昇格 小林茉里奈「本当は悔しかった」”. スポーツニッポン (2012年6月24日). 2016年3月1日閲覧。
  3. ^ 組閣後新体制 - AKB48オフィシャルブログ (2012年8月24日)
  4. ^ “AKB48新組閣発足は11月1日、ウェイティング公演も決定”. ナタリー (ナターシャ). (2012年10月8日). http://natalie.mu/music/news/77879 2016年3月1日閲覧。 
  5. ^ AKB48グループ 大組閣祭り 組閣後 AKB48 AKB48オフィシャルサイト
  6. ^ AKB春の衝撃人事一覧――川栄卒業、北原NGT移籍、生駒留学解除”. オリコン (2015年3月26日). 2016年2月28日閲覧。
  7. ^ a b 【AKBじゃんけん大会】無名の藤田奈那が初優勝 6代目女王に「大変なことした」”. オリコン (2015年9月16日). 2016年3月1日閲覧。
  8. ^ “AKB48藤田奈那、ソロ曲はじゃんけんなのに“右足””. ナタリー (ナターシャ). (2015年12月13日). http://natalie.mu/music/news/169361 2016年3月1日閲覧。 
  9. ^ “AKB48藤田奈那が卒業発表「舞台で活躍できる女優になりたい」15年じゃんけん女王”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2018年9月29日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/09/29/kiji/20180929s00041000440000c.html 2018年9月29日閲覧。 
  10. ^ “AKB48“6代目じゃんけん女王”藤田奈那が卒業発表「舞台女優の夢に挑戦」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年9月29日). https://www.oricon.co.jp/news/2120522/full/ 2018年11月14日閲覧。 
  11. ^ “AKB卒業の藤田奈那「全部含めて楽しかった」”. 日刊スポーツ. (2019年1月8日). https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/201901080000209.html 2019年1月8日閲覧。 
  12. ^ 《新・所属アーティスト》藤田奈那 ACT JPエンターテイメント株式会社”. アクト☆ジェーピー 所属出演情報 ACT JPエンターテイメント株式会社 (2019年1月8日). 2019年1月8日閲覧。
  13. ^ 藤田奈那 投稿 - Google+(2012年3月20日)
  14. ^ “AKB48藤田奈那「じゃんけん大会はヤラセだと思っていた」『ダウンタウンDX』で告白”. テレビドガッチ (プレゼントキャスト). (2015年10月29日). https://plus.tver.jp/news/35879/detail/ 2016年3月2日閲覧。 
  15. ^ 藤田奈那 投稿 - Google+(2015年9月11日)
  16. ^ 前田亜美 投稿 - Google+(2014年8月2日)
  17. ^ これまでの放送 2016.01.23 OA #101 - AKB48 SHOW! 公式サイト
  18. ^ “じゃんけん女王・藤田奈那、ドラマ初主演 日舞披露も「ものすごく苦手」”. ORICON STYLE (oricon ME). (2015年12月15日). https://www.oricon.co.jp/news/2063895/full/ 2016年3月2日閲覧。 
  19. ^ AKBホラーナイトアドレナリンの夜 第27話”. テレビ朝日. 2016年2月28日閲覧。
  20. ^ 『みんなのうた』AKB藤田奈那、出演決定! - ジェットラグ オフィシャルブログ(2015年3月17日)
  21. ^ 次回公演のキャストを発表します! - ジェットラグ オフィシャルブログ(2015年8月5日)
  22. ^ “益山貴司×吹原幸太、世界の終わりを回避した「終わらない世界」に大和悠河ら”. SPICE (イープラス). (2017年8月22日). https://spice.eplus.jp/articles/142444 2022年12月16日閲覧。 
  23. ^ “ジェットラグプロデュース『終わらない世界』”. WEBRONZA (朝日新聞社). (2017年8月5日). http://webronza.asahi.com/culture/articles/2017073100011.html 2017年8月28日閲覧。 
  24. ^ “世界の終わりに直面した人々描くコメディ、出演に緒月遠麻・上遠野太洸ら”. ステージナタリー. (2019年11月5日). https://natalie.mu/stage/news/353955 2022年2月3日閲覧。 
  25. ^ “AKB48グループの朗読劇に峯岸みなみ、宮崎美穂ら総勢85名 今年はNGT48も”. GirlsNews (レゾリューション). (2016年9月19日). https://girlsnews.tv/unit/278026 2023年3月9日閲覧。 
  26. ^ “森新吾&女性キャスト8名が織りなすパフォーマンス「ダンスカンタービレ」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2017年3月6日). http://natalie.mu/stage/news/223513 2017年4月10日閲覧。 
  27. ^ “AKB48岡田奈々ら「ロミオ&ジュリエット」熱演 HKT48神志那結衣のロミオにうっとり「好きになりました」<劇団れなっち>”. モデルプレス (ネットネイティブ). (2018年5月9日). https://mdpr.jp/news/detail/1765293 2018年5月11日閲覧。 
  28. ^ “森新吾の「ダンスカンタービレ 2018」新キャストに舞羽美海、田野優花ら”. ステージナタリー (ナターシャ). (2018年11月7日). https://natalie.mu/stage/news/306925 2018年11月17日閲覧。 
  29. ^ 天狗ON THE RADIO – ものづくり計画”. 2022年10月12日閲覧。
  30. ^ “「天狗 ON THE RADIO」開幕に緒月遠麻「嘘のない芝居を心がけて」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2019年5月2日). https://natalie.mu/stage/news/330132 2022年2月3日閲覧。 
  31. ^ “蓮城まこと、藤田奈那、田野聖子ら豪華キャスト出演舞台「人魚姫」メインビジュアル解禁!” (プレスリリース), (2019年3月29日), https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000021465.html 2022年4月16日閲覧。 
  32. ^ “小笠原健の「Get Back!!」ヒロインは藤田奈那、林田真尋・君島光輝も登場”. ステージナタリー (ナターシャ). (2019年7月11日). https://natalie.mu/stage/news/339308 2022年2月3日閲覧。 
  33. ^ “新キャスト迎えた「花火の陰」幕開け、大鳥れい「全力を出し切る」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2020年2月6日). https://natalie.mu/stage/news/366223 2022年1月15日閲覧。 
  34. ^ “方南ぐみ企画公演朗読劇『伊賀の花嫁』冬の陣2021「言いわけ」編 全キャスト&メインビジュアルが解禁”. SPICE (イープラス). (2020年12月15日). https://spice.eplus.jp/articles/280151 2022年10月12日閲覧。 
  35. ^ “主演・江田剛が考える座長の形とは?「知恵と希望と極悪キノコ」スタート”. ステージナタリー (ナターシャ). (2020年8月21日). https://natalie.mu/stage/news/393044 2022年1月15日閲覧。 
  36. ^ “彩吹真央「役者冥利に尽きる役」、“五重人格”のヒロイン描く「五番目のサリー」幕開け”. ステージナタリー (ナターシャ). (2021年10月21日). https://natalie.mu/stage/news/450362 2022年1月15日閲覧。 
  37. ^ ““五重人格”のサリーの心の軌跡を鮮やかに描く傑作小説を舞台化!「五番目のサリー」~The Fifth Sally~2021年10月上演決定!” (プレスリリース), キョードーメディアス, (2021年7月25日), https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001679.000012949.html 2022年4月16日閲覧。 
  38. ^ “さまざまなかいじゅうたちが登場する音楽劇、ノックノックス「かいじゅうのまち」”. ステージナタリー (ナターシャ). (2021年12月6日). https://natalie.mu/stage/news/456442 2022年1月15日閲覧。 
  39. ^ “生演奏、幻燈、植栽の舞台美術、そして個性豊かなキャストが描く“蜜蜂”のものがたり ノックノックス『幸せの標本』上演決定 カンフェティでチケット発売” (プレスリリース), ロングランプランニング, (2022年3月12日), https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000975.000013972.html 2023年3月10日閲覧。 
  40. ^ “橋本良亮が霧の中佇むルートヴィヒ二世に…ミュージカル「スワンキング」ビジュアル公開”. ステージナタリー (ナターシャ). (2022年2月15日). https://natalie.mu/stage/news/465733 2022年5月10日閲覧。 
  41. ^ ミュージカル『スワンキング』公式サイト”. TBS・サンライズプロモーション. 2022年5月10日閲覧。
  42. ^ “30-DELUX×KoRocK「スペースウォーズ2023」にBMK・藤田奈那・矢島舞美らが参加”. ステージナタリー (ナターシャ). (2022年10月31日). https://natalie.mu/stage/news/499448 2023年2月12日閲覧。 
  43. ^ “浦井健治が9年ぶりに主演する、ミュージカル『アルジャーノンに花束を』 東山義久、北翔海莉ら全キャスト解禁”. SPICE (イープラス). (2022年10月21日). https://spice.eplus.jp/articles/309780 2022年12月16日閲覧。 

外部リンク[編集]