七海ひろき

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七海 ひろき(ななみ ひろき、1月16日[1] - )は、日本アーティスト。元宝塚歌劇団星組の男役スター。

茨城県水戸市[1]県立水戸第二高等学校出身[2]。身長173.5cm[1]。血液型O型[3]。愛称は「カイ」[1]

所属事務所はアンドステア[4][5]

来歴[編集]

2001年4月、宝塚音楽学校入学。

2003年3月、宝塚歌劇団に89期生として入団[5]。入団時の成績は39番[6]月組公演「花の宝塚風土記シニョール ドン・ファン」で初舞台。その後、宙組に配属[5]

2009年、大和悠河陽月華トップコンビ退団公演となる「薔薇に降る雨」で、新人公演初主演[5]

2013年、「the WILD Meets the WILD-W.M.W.-」で、蓮水ゆうやバウホール公演W主演。続く「風と共に去りぬ」で、ヒロインのスカーレット・オハラ朝夏まなとと役替わりで演じる[5]

2014年、「ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-」(全国ツアー)で、男装の麗人オスカルを演じる[5]

2015年4月21日付で、星組へと組替え[5]

2017年、「燃ゆる風-軍師・竹中半兵衛-」で、バウホール公演単独初主演[5]

2019年3月24日、「霧深きエルベのほとり/ESTRALLAS〜星たち〜」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団。退団公演では、3番手スターとして銀橋ソロの場面が用意された[7]

宝塚退団後は、俳優、声優、歌手、ラジオパーソナリティなど、アーティストとして多方面で活動中[1]

人物[編集]

2歳上の兄がおり、幼少の頃はヒーローごっこなど男の子の遊びばかりをしていた[8]

小学校では毎年学級委員を務め、教師からの信頼の厚い優等生だったという[3][8]

小学6年の時にテレビで放送されていた月組公演「風と共に去りぬ」を偶然観て、主演の天海祐希が好きになり、出演作品のビデオを集めて繰り返し観ていた[8]。その後、「ME AND MY GIRL」を初めて観劇し、宝塚入団を目指すようになった[8][9][10]

小さい頃に朗読会で教師に誉められたことがきっかけで演劇部に所属し、学生時代は芝居に熱中していた[3][9]

中学入学後は、父親が見つけてきた音楽学校受験のためのクラスがある東京のバレエ教室に、週1回往復5時間をかけて通っていた[8]

高校は進学校で、両親から「成績が落ちたら音楽学校の受験はさせない」と言われていたため、勉強と宝塚受験のためのレッスンを両立した[8][9]。高校2年の時に2度目の受験で合格した[8]

芸名の「七海」は本名にある「海」の字を使い、テレビアニメ「七つの海のティコ」の話が好きだったことに由来する[3][11]。「ひろき」は七つの海の広大なイメージから[3]

宝塚歌劇団時代の主な舞台[編集]

初舞台[編集]

  • 2003年4月 - 5月、月組『花の宝塚風土記-春の踊り-/シニョール ドン・ファン』(宝塚大劇場のみ)

宙組時代[編集]

  • 2004年5月 - 8月、『ファントム』新人公演:従者(本役:暁郷
  • 2005年6月、宝塚バウホール公演『Le Petit Jardin』ポール
  • 2005年8月 - 11月、『炎にくちづけを』新人公演:チェ(本役:和涼華) /『ネオ・ヴォヤージュ』
  • 2005年12月、和央ようかライブショー『W-WING-』
  • 2006年3月 - 7月、『NEVER SAY GOODBYE -ある愛の軌跡-』新人公演:ビョルン(本役:十輝いりす
  • 2006年8月、宝塚バウホール公演『UNDERSTUDY』ジェフリー・キング
  • 2006年11月 - 2007年2月、『維新回天・竜馬伝! -硬派・坂本竜馬III-』新人公演:沖田総司(本役:早霧せいな) /『ザ・クラシック』
  • 2007年3月 - 4月、梅田芸術劇場シアタードラマシティ・日本青年館・中日劇場公演『A/L-怪盗ルパンの青春-』ジャコ刑事
  • 2007年6月 - 9月、『バレンシアの熱い花』新人公演:ホルヘ(本役:鈴鹿照)/『宙 FANTASISTA!』
  • 2007年11月、宝塚バウホール公演『THE SECOND LIFE』マーク・ホワイト
  • 2008年2月 - 5月、『黎明の風 -侍ジェントルマン 白洲次郎の挑戦-』新人公演:近藤文男(本役:美郷真也) /『Passion 愛の旅』
  • 2008年7月、梅田芸術劇場メインホール公演『雨に唄えば』警官
  • 2008年9月 - 12月、『Paradise Prince』エドワード、新人公演:シャルル(本役:悠未ひろ) /『ダンシング・フォー・ユー』
  • 2009年2月、中日劇場公演『外伝ベルサイユのばら-アンドレ編-』ジェロール・ロセロワ /『ダンシング・フォー・ユー』
  • 2009年4月 - 7月、『薔薇に降る雨』新人公演:ジャスティン(本役:大和悠河新人公演初主演/『Amour それは…
  • 2009年8月 - 9月、宝塚バウホール・赤坂ACTシアター公演『逆転裁判2 -蘇る真実、再び…-』ローランド・スミス
  • 2009年11月 - 2010年2月、『カサブランカ』ビゴー、新人公演:ヴィクター・ラズロ(本役:蘭寿とむ
  • 2010年3月 - 4月、梅田芸術劇場シアタードラマシティ・日本青年館公演『シャングリラ -水之城-』涙(ルイ)
  • 2010年5月 - 8月、『TRAFALGAR -ネルソン、その愛と奇跡-』ジュリアン・カスティーヨ /『ファンキーサンシャイン』
  • 2010年9月、全国ツアー公演『銀ちゃんの恋』マコト
  • 2010年11月 - 2011年1月、『誰がために鐘は鳴る』ルピーノ
  • 2011年3月 - 4月、梅田芸術劇場シアタードラマシティ公演 『ヴァレンチノ』ナターシャ・ラムボア
  • 2011年5月 - 8月、『美しき生涯 -石田三成 永遠の愛と義-』大谷吉継 /『ルナロッサ-夜に惑う旅人-』
  • 2011年8月、日本青年館公演『ヴァレンチノ』ナターシャ・ラムボア
  • 2011年10月 - 12月、『クラシコ・イタリアーノ -最高の男の仕立て方-』ジェフ・コリンズ /『NICE GUY!!-その男、Yによる法則-』
  • 2012年2月、中日劇場公演『仮面のロマネスクラクロ作「危険な関係」より-』ランベール伯爵 /『Apasionado!!II
  • 2012年4月 - 7月、『華やかなりし日々』ジョージ・ホワイト /『クライマックス-Cry-Max-』
  • 2012年5月、野々すみ花ミュージックサロン『GIFT 〜たからもの〜』(宝塚ホテル)
  • 2012年8月 - 11月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKAウォルフガング・ミッタマイヤー
  • 2013年1月、博多座公演『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』パウル・フォン・オーベルシュタイン
  • 2013年3月 - 6月、『モンテ・クリスト伯』ルイジ・ヴァンパ /『Amour de 99!!-99年の愛-』
  • 2013年7月 - 8月、宝塚バウホール公演『the WILD Meets the WILD -W.M.W.-』ベンジャミン・ノースブルック バウW主演
  • 2013年9月 - 12月、『風と共に去りぬ』ルネ(悠未ひろと役替わり)、スカーレット・オハラ(朝夏まなとと役替わり) 大劇場ヒロイン
  • 2014年2月、中日劇場公演『ロバート・キャパ 魂の記録』チーキ・ヴェイス /『シトラスの風II
  • 2014年5月 - 7月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』ジェローデル/アラン(役替わり)
  • 2014年8月 - 9月、全国ツアー公演『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ
  • 2014年11月 - 2015年2月、『白夜の誓い -グスタフIII世、誇り高き王の戦い-』ニルス /『PHOENIX 宝塚!! ―蘇る愛―』
  • 2015年3月 - 4月、梅田芸術劇場メインホール・赤坂ACTシアター公演『TOP HAT』ホレス・ハードウィック

星組時代[編集]

宝塚歌劇団退団後の主な活動 [編集]

テレビ[編集]

ラジオ番組[編集]

  • 七海ひろき 七つの海への大航海(2019年10月5日 - 、TOKYO FM[15]

アニメ[編集]

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

写真集[編集]

  • 「.773」(2019年7月3日、KING e-SHOP限定発売)

受賞歴[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e 七海ひろきPROFILE”. 七海ひろきオフィシャルサイト. 2019年7月20日閲覧。
  2. ^ 『宝塚おとめ 2018年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、98頁。ISBN 978-4-86649-049-6
  3. ^ a b c d e 『RISING STAR GUIDE 2012』阪急コミュニケーションズ、2012年、74-75頁。ISBN 978-4-484-12512-1
  4. ^ 七海ひろきPRODUCTION”. 七海ひろきオフィシャルサイト. 2019年7月20日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h 元宝塚星組男役スター・七海ひろきが歌手デビュー&声優活動を開始 写真集では声優・諏訪部順一と対談も”. メディアスパイス. 2019年6月16日閲覧。
  6. ^ 小林公一・監修『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、115頁。ISBN 978-4-484-14601-0
  7. ^ 宝塚105周年開幕!星組・紅ゆずるが菊田一夫の名作で“男の哀愁”熱演”. スポーツ報知. 2019年1月1日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g 「波瀾爆笑!?我が人生 七海ひろき」『宝塚GRAPH』2011年8月号、阪急コミュニケーションズ、2011年、82-84頁。
  9. ^ a b c プレシャス!宝塚 新公初主演に気合い 宝塚宙組・七海ひろき”. 朝日新聞DIGITAL. 2009年5月4日閲覧。
  10. ^ プレシャス!宝塚 「ヴァレンチノ」で初の女役 宝塚宙組・七海ひろき”. 朝日新聞DIGITAL. 2011年3月8日閲覧。
  11. ^ フェアリーインタビュー 宙組 七海ひろき”. ウィズたからづか. 2013年4月15日閲覧。
  12. ^ 【番組詳細】七海ひろきプロデュース「ときめきタカラヅカSTYLE」”. タカラヅカ・スカイ・ステージ. 2019年10月11日閲覧。
  13. ^ WOWOW PLUS MUSIC -深夜1時の音楽タイム- 七海ひろきレギュラー冠番組がスタート!”. 歌謡ポップスチャンネル (2019年8月20日). 2019年9月25日閲覧。
  14. ^ タイトル決定!”. 歌謡ポップスチャンネルTwitter (2019年9月20日). 2019年9月25日閲覧。
  15. ^ <TOKYO FM新番組>元宝塚の男役スターでアーティストの七海ひろきの新番組!『七海ひろき 七つの海への大航海』”. PRTIMES (2019年9月20日). 2019年10月11日閲覧。
  16. ^ 現役タカラジェンヌが声優挑戦”. デイリースポーツonline (2013年12月19日). 2019年10月11日閲覧。
  17. ^ 宝塚宙組の七海ひろき、アニメ『ノブナガ・ザ・フール』で声優デビュー”. エキサイトニュース (2014年1月16日). 2019年10月14日閲覧。
  18. ^ キャスト・スタッフ”. TVアニメ「ソマリと森の神様」公式サイト. 2019年8月26日閲覧。
  19. ^ アニメ「ソマリと森の神様」で元宝塚・七海ひろきが初声優、放送は来年1月”. コミックナタリー (2019年6月15日). 2019年9月25日閲覧。
  20. ^ キャスト・スタッフ”. TVアニメ「織田シナモン信長」公式サイト. 2019年10月11日閲覧。
  21. ^ TVアニメ「織田シナモン信長」キャスト第2弾&OPアーティスト解禁! キャストコメントも到着”. Yahoo!ニュース (2019年10月11日). 2019年10月11日閲覧。

外部リンク[編集]