ラブラドール・レトリバー (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ラブラドール・レトリバー
AKB48シングル
初出アルバム『ここがロドスだ、ここで跳べ!
B面 今日までのメロディー
君は気まぐれ(Type A)
愛しきライバル(Type K)
Bガーデン(Type B)
ハートの脱出ゲーム(Type 4)
2人はデキテル(劇場盤)
リリース
規格 マキシシングル音楽配信
ジャンル J-POP
時間
レーベル You, Be Cool!/KING RECORDS
作詞・作曲 秋元康(作詞)
丸谷マナブ(作曲)
プロデュース 秋元康
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 2014年5月度月間1位(オリコン)
  • 2014年度上半期1位(オリコン)
  • 2014年度年間1位(オリコン)[2]
  • 登場回数26回(オリコン)[3]
AKB48 シングル 年表
前しか向かねえ
(2014年)
ラブラドール・レトリバー
(2014年)
心のプラカード
(2014年)
ミュージックビデオ
ラブラドール・レトリバー
ここがロドスだ、ここで跳べ! 収録曲
希望的リフレイン
(DISC1-1)
ラブラドール・レトリバー
(DISC1-2)
Reborn
(DISC1-3)
テンプレートを表示

ラブラドール・レトリバー」(Labrador Retriever)は、日本女性アイドルグループAKB48の楽曲。楽曲は秋元康により作詞、丸谷マナブにより作曲されている。2014年5月21日に、AKB48のメジャー36作目のシングルとしてキングレコードから発売された[注 1]。楽曲のセンターポジションは渡辺麻友が務めた[4]

背景とリリース[編集]

前作「前しか向かねえ」から約3か月ぶりで、2014年2枚目のシングル。楽曲のシングル盤は一般流通するType A・Type K・Type B・Type 4、および劇場盤が存在する。劇場盤以外にはそれぞれに初回限定盤と通常盤の2種があり、計9種類がリリースされた。特典として、劇場盤を含む9種類すべてに「AKB48 37thシングル選抜総選挙」の投票用シリアルナンバーカードが期間限定で封入されていた。

表題曲「ラブラドール・レトリバー」を歌う選抜メンバーは、前作「前しか向かねえ」から20人増え、「真夏のSounds good !」と並ぶ過去最多の36人となった。大和田南那岡田奈々北川綾巴渋谷凪咲・西野未姫・薮下柊が初選抜メンバー入り[4]大場美奈北原里英古畑奈和は「鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」以来約5か月ぶり、入山杏奈多田愛佳は「ハート・エレキ」以来約7か月ぶり、加藤玲奈木﨑ゆりあ木本花音兒玉遥田島芽瑠朝長美桜宮脇咲良矢倉楓子は「さよならクロール」以来約1年ぶり、市川美織高橋朱里は「真夏のSounds good !」以来約2年ぶりの選抜復帰。なお、卒業を発表している大島優子は卒業ソング「今日までのメロディー」に参加しており、これがAKB48メンバーとして最後の楽曲参加となっている。また、「今日までのメロディー」には2期生の卒業メンバーである秋元才加・今井優・大堀恵河西智美佐藤夏希・高田彩奈・野呂佳代早野薫増田有華松原夏海も参加している[5]

カップリングは6曲で、各タイプに2014年2月24日に発表された新編成チームの曲が収録されていて、Type AはチームAの「君は気まぐれ」、Type KはチームKの「愛しきライバル」、Type BはチームBの「Bガーデン」、Type 4はチーム4の「ハートの脱出ゲーム」、劇場盤の「2人はデキテル」はAKB紅白対抗歌合戦で披露された小嶋陽菜北川謙二のデュエット曲である。このうちドラフト生6人(­­川本紗矢、後藤萌咲、下口ひなな、田北香世子、西山怜那、横島亜衿)とAKB48の公式ライバル・乃木坂46を兼任している生駒里奈はAKB48のシングル初参加となる。

今作では、チーム8のメンバー、「大人AKB48」オーディションで選ばれた塚本まり子、AKB48研究生の飯野雅・谷口めぐはいずれの収録楽曲にも参加していない。

キャッチコピーは「ラブラドール、連れて行ってよ、彼女の元へ」[6]

アートワーク[編集]

ジャケットの写真のメンバーの割り振りは下表のとおり。

Type A・K・Bに関しては初回限定盤/通常盤ともにメンバーは同一。

Type A 表 渡辺麻友・島崎遥香・高橋みなみ・山本彩・木﨑ゆりあ
Type A 裏 岡田奈々・北川綾巴・小嶋真子・渋谷凪咲・田島芽瑠・朝長美桜・西野未姫
Type K 表 松井珠理奈・柏木由紀・横山由依・川栄李奈・須田亜香里・入山杏奈
Type K 裏 市川美織・大和田南那・加藤玲奈・兒玉遥・古畑奈和・宮脇咲良・矢倉楓子
Type B 表 指原莉乃・小嶋陽菜・松井玲奈・峯岸みなみ・渡辺美優紀
Type B 裏 多田愛佳・大場美奈・北原里英・木本花音・高橋朱里・薮下柊
Type 4 初回限定盤・表 渡辺麻友・松井珠理奈・指原莉乃
Type 4 通常盤・表 渡辺麻友
Type 4 裏 「ラブラドール・レトリバー」選抜メンバー36名
劇場盤 表 市川美織・多田愛佳・大場美奈・大和田南那・岡田奈々・加藤玲奈・北川綾巴・北原里英・木本花音・小嶋真子・兒玉遥・渋谷凪咲・高橋朱里・田島芽瑠・朝長美桜・西野未姫・古畑奈和・宮脇咲良・矢倉楓子・薮下柊
劇場盤 裏 入山杏奈・柏木由紀・川栄李奈・木﨑ゆりあ・小嶋陽菜・指原莉乃・島崎遥香・須田亜香里・高橋みなみ・松井珠理奈・松井玲奈・峯岸みなみ・山本彩・横山由依・渡辺麻友・渡辺美優紀

チャート成績[編集]

「ラブラドール・レトリバー」のシングルCDは、発売前日(集計初日)の2014年5月20日付オリコンデイリーシングルチャートで推定売上枚数約146万2000枚を記録し、初登場1位を記録した。これにより、集計初日のみでミリオンセラーを達成したほか、自身の「さよならクロール」が2013年5月21日付で記録した約145万1000枚を抜き、集計初日における推定売上枚数の最高記録を更新した。シングルCDの初日のみでのミリオンセラー達成はAKB48にとって「ハート・エレキ」以来3作ぶり、通算7作目となった[7]。シングルのミリオンセラー達成は「桜の木になろう」から17作連続・通算18作目となり、アルバムと合わせた達成数は通算20作目となった。シングルとアルバムを合わせて通算20作のミリオンセラー達成は、B'zMr.Childrenに次ぐ史上3組目であり、女性アーティストでは初となった[8]

その後、同年6月2日付オリコン週間シングルチャートにおいて初登場で1位にランクインした。同チャートにおけるAKB48のシングルの1位獲得は「RIVER」から23作連続・通算23作目となった。初動売上は約166万2000枚となった。またこの週、AKB48はシングルの総売上枚数が約2878万枚に達し、Mr.Children(約2845万4000枚)を抜き、B'z(約3544万3000枚)に次ぐ歴代2位となった[8]。AKB48はこの曲で年間1位も獲得し、5連覇を達成した。

メディアでの使用[編集]

「ラブラドール・レトリバー」は、花王洗濯合成洗剤フレグランスニュービーズ」・dipのアルバイト求人情報サイト「バイトル」・ストラテジーアンドパートナーズのスマートフォン向けリズムアクションアプリ「AKB48 ついに公式音ゲーでました。」・「チームサプライズ」のCMソングとして使用されている。このうち、本楽曲を使用した「フレグランスニュービーズ」のCMには「AKBは知らなかった」篇(大島優子・島崎遥香・高橋みなみ・横山由依・渡辺麻友が出演)が、「バイトル」のCMには「W松井 バイトの探し方」篇(松井珠理奈・松井玲奈が出演)が、「AKB48 ついに公式音ゲーでました。」のCMには「神曲を、叩こう。」篇(入山杏奈・岡田奈々・加藤玲奈・高橋朱里・高橋みなみ・渡辺麻友・ゴンゾーが出演)が、「チームサプライズ」のCMには「ダンス」篇、「落書き」篇、「ホットドッグ」篇がある。ちなみに、「チームサプライズ」のCMで使われている音源は「TEAM SURPRISE ver.」となっており、CDには収録されていない音源が用いられている。

当楽曲は、2014年3月29日に国立霞ヶ丘陸上競技場で開催された『AKB48単独&グループ春コンin 国立競技場 〜思い出は全部ここに捨てていけ!〜』公演のアンコールで初披露されたが、この模様がTBS系列で放送された『オールスター感謝祭』でも同時生中継された結果、テレビ番組における初披露ともなった[4][9]。音楽番組では、2014年4月7日にフジテレビ系列で放送された『HEY!HEY!HEY! 2014 超豪華アーティストにゴリゴリ絡みましたSP“春”』が最初となったが、いずれも一部メンバーのみの出演となった。選抜メンバー36人全員総出演での披露は2014年5月24日にNHK BSプレミアムで放送された『AKB48 SHOW!』が最初となった。

シングル収録トラック[編集]

Type A[編集]

初回限定盤と通常盤の2種類が存在するが、収録トラックは同一。

CD
# タイトル 作詞 作曲 編曲 時間
1. 「ラブラドール・レトリバー」 秋元康 丸谷マナブ 佐々木裕
2. 「今日までのメロディー」 秋元康 井上ヨシマサ 井上ヨシマサ
3. 「君は気まぐれ」(Team A) 秋元康 伊藤心太郎 若田部誠
4. 「ラブラドール・レトリバー off vocal ver.」        
5. 「今日までのメロディー off vocal ver.」        
6. 「君は気まぐれ off vocal ver.」        
合計時間:
DVD
# タイトル 作詞 作曲・編曲 監督
1. 「ラブラドール・レトリバー」     小林達行[10]
2. 「今日までのメロディー」     高橋栄樹
3. 「君は気まぐれ」     竹石渉
4. 「特典映像 Type A『中村“圏外”麻里子の干されメン講座』」      

Type K[編集]

初回限定盤と通常盤の2種類が存在するが、収録トラックは同一。

CD
# タイトル 作詞 作曲 編曲 時間
1. 「ラブラドール・レトリバー」 秋元康 丸谷マナブ 佐々木裕  
2. 「今日までのメロディー」 秋元康 井上ヨシマサ 井上ヨシマサ  
3. 「愛しきライバル」(Team K) 秋元康 福田貴史 佐々木裕
4. 「ラブラドール・レトリバー off vocal ver.」        
5. 「今日までのメロディー off vocal ver.」        
6. 「愛しきライバル off vocal ver.」        
合計時間:
DVD
# タイトル 作詞 作曲・編曲 監督
1. 「ラブラドール・レトリバー」     小林達行
2. 「今日までのメロディー」     高橋栄樹
3. 「愛しきライバル」     中村太洸
4. 「Making of ラブラドール・レトリバー(前編)」      

Type B[編集]

初回限定盤と通常盤の2種類が存在するが、収録トラックは同一。

CD
# タイトル 作詞 作曲 編曲 時間
1. 「ラブラドール・レトリバー」 秋元康 丸谷マナブ 佐々木裕  
2. 「今日までのメロディー」 秋元康 井上ヨシマサ 井上ヨシマサ  
3. 「Bガーデン」(Team B) 秋元康 山本加津彦 野中“まさ”雄一
4. 「ラブラドール・レトリバー off vocal ver.」        
5. 「今日までのメロディー off vocal ver.」        
6. 「Bガーデン off vocal ver.」        
合計時間:
DVD
# タイトル 作詞 作曲・編曲 監督
1. 「ラブラドール・レトリバー」     小林達行
2. 「今日までのメロディー」     高橋栄樹
3. 「Bガーデン」     斎藤渉
4. 「Making of ラブラドール・レトリバー(後編)」      

Type 4[編集]

初回限定盤と通常盤の2種類が存在するが、収録トラックは同一。

CD
# タイトル 作詞 作曲 編曲 時間
1. 「ラブラドール・レトリバー」 秋元康 丸谷マナブ 佐々木裕  
2. 「今日までのメロディー」 秋元康 井上ヨシマサ 井上ヨシマサ  
3. 「ハートの脱出ゲーム」(Team 4) 秋元康 ヒザシ 板垣祐介
4. 「ラブラドール・レトリバー off vocal ver.」        
5. 「今日までのメロディー off vocal ver.」        
6. 「ハートの脱出ゲーム off vocal ver.」        
合計時間:
DVD
# タイトル 作詞 作曲・編曲 監督
1. 「ラブラドール・レトリバー」     小林達行
2. 「今日までのメロディー」     高橋栄樹
3. 「ハートの脱出ゲーム」     土屋隆俊
4. 「特典映像 Type 4『木﨑ゆりあのTeam 4 Music Video密着レポート』」      

劇場盤[編集]

CD
# タイトル 作詞 作曲 編曲 時間
1. 「ラブラドール・レトリバー」 秋元康 丸谷マナブ 佐々木裕  
2. 「今日までのメロディー」 秋元康 井上ヨシマサ 井上ヨシマサ  
3. 「2人はデキテル」(小嶋陽菜北川謙二) 秋元康 和泉一弥 野中“まさ”雄一
4. 「ラブラドール・レトリバー off vocal ver.」        
5. 「今日までのメロディー off vocal ver.」        
6. 「2人はデキテル off vocal ver.」        

選抜メンバー[編集]

脚注[編集]

「ラブラドール・レトリバー」の調
前奏・1A・1B 間奏 後奏
D-major h-minor.svg ニ長調
(D)
F-major d-minor.svg ヘ長調
(F)
E-flat-major c-minor.svg 変ホ長調
(E)


[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ 配信限定シングル「Baby! Baby! Baby!」を含む。インディーズシングルを含めると通算38作目。いずれの数字も、配信限定の「誰かのために -What can I do for someone?-」はシングルとしての配信ではないため含んでいない。
  2. ^ a b 姉妹グループ・NMB48から選抜。
  3. ^ a b c 姉妹グループ・HKT48から選抜。
  4. ^ a b c 姉妹グループ・SKE48から選抜。
  5. ^ 姉妹グループ・NMB48を兼任。
  6. ^ 姉妹グループ・SKE48から選抜。HKT48を兼任。
  7. ^ a b c 姉妹グループ・HKT48から選抜。AKB48を兼任。
  8. ^ a b c 姉妹グループ・NMB48から選抜。AKB48を兼任。
  9. ^ a b AKB48の姉妹グループ・SKE48から選抜。AKB48を兼任。
  10. ^ 姉妹グループ・SKE48から選抜。乃木坂46を兼任。
  11. ^ 姉妹グループ・NMB48から選抜。SKE48を兼任。

出典[編集]

  1. ^ ゴールド等認定作品一覧 2014年5月”. RIAJ. 2014年6月10日閲覧。
  2. ^ 【オリコン】2014年度年間ランキング1位〜25位 2014年12月22日閲覧
  3. ^ 【オリコン】ラブラドール・レトリーバー2014年12月22日閲覧
  4. ^ a b c “AKB48、大島優子不在の新曲初披露 まゆゆが単独センター”. ORICON STYLE (oricon ME). (2014年3月29日). http://www.oricon.co.jp/news/2035762/full/ 2016年6月11日閲覧。 
  5. ^ “大島優子 卒業曲MVが解禁!AKB48 2期生卒業生の秋元才加や河西智美ら10人も登場へ”. News Lounge (モバイルメディアプロダクション). (2014年5月5日). http://newslounge.net/archives/126716 2016年6月11日閲覧。 
  6. ^ “AKB48が36枚目となるシングル『ラブラドール・レトリバー』をリリース!今年も開催が決定した選抜総選挙。その投票用のシリアルナンバーカードが期間限定で封入される注目盤だ!”. MUSIC LOUNGE (キャンシステム). (2014年5月19日). http://www.music-lounge.jp/v2/articl/pickup/detail/?articl=2014/05/19-09:00:00_648c0354013d58a59d36de8ac775e28a 2016年6月11日閲覧。 
  7. ^ “【オリコン】AKB新曲が初日売上歴代最高146.2万枚 初日ミリオンは7作目”. ORICON STYLE. (2014年5月21日). http://www.oricon.co.jp/news/2037662/full/ 2014年5月21日閲覧。 
  8. ^ a b “【オリコン】AKB48、女性初の20作目ミリオン シングル総売上枚数は歴代2位”. ORICON STYLE. (2014年5月27日). http://www.oricon.co.jp/news/2037852/full/ 2014年5月27日閲覧。 
  9. ^ “AKB48 36thシングル発表でセンターはまゆゆ渡辺麻友!大島優子卒業楽曲も収録に”. 芸能ニュースラウンジ. (2014年3月29日). http://newslounge.net/archives/121037 2014年4月22日閲覧。 
  10. ^ ミュージックビデオサーチ 楽曲情報”. スペースシャワーTV. 2014年5月1日閲覧。

外部リンク[編集]