二之湯智
二之湯 智 にのゆ さとし | |
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生年月日 | 1944年9月13日(76歳) |
出生地 |
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出身校 | 慶應義塾大学法学部政治学科 |
前職 | 京都市議会議員 |
所属政党 | 自由民主党(竹下派・谷垣グループ) |
称号 | 法学士 |
親族 |
長男・二之湯武史(元参議院議員) 次男・二之湯真士(京都府議会議員) |
公式サイト | 二之湯さとしホームページ |
選挙区 | 京都府選挙区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2004年7月26日 - 現職 |
選挙区 | 右京区選挙区 |
当選回数 | 5回 |
在任期間 | 1987年 - 2003年 |
二之湯智(にのゆ さとし、1944年9月13日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の参議院議員(3期)。長男の二之湯武史は元参議院議員。次男の二之湯真士は京都府議会議員。
来歴[編集]
京都府京都市左京区出身(現住所は京都市右京区谷口梅津間町[1])。京都市立四条中学校、京都市立西京高等学校卒業。1968年3月、慶應義塾大学法学部政治学科卒業[2]。大学時代は中村菊男ゼミで国際政治学を学んだ[3]。1969年から国立京都国際会館に勤務。1972年にアメリカ合衆国に留学[4]。 1983年、衆議院議員・野中広務後援会連合会事務局長に就任。
1999年には京都市会議長、第53代全国市議会議長会会長に就任。
2004年7月、第20回参議院議員通常選挙に出馬し初当選。自民党内では平成研究会(津島派)に所属。
2007年8月29日以降、第1次安倍改造内閣・福田康夫内閣で総務大臣政務官(地方行財政、消防の担当)[3]。
2010年7月、第22回参議院議員通常選挙において再選。
2011年4月14日、東日本大震災の復興補正予算が議論される中、復興予算捻出のためのODA削減案に反対する超党派連合のメンバーとして名を連ねる[5][6]。
2013年、長男二之湯武史が第23回参議院議員通常選挙で滋賀県選挙区より神道政治連盟の後援を受け自民党公認で初当選し、参議院で54年ぶりとなる親子同時在職となった[7]。同年9月、自民党京都府連会長の座を退く[4]。
2014年9月3日、第2次安倍改造内閣で総務副大臣に就任[4]。
2014年12月25日、第3次安倍内閣で総務副大臣に再任[4]。
2016年7月、第24回参議院議員通常選挙において3選。
政策[編集]
- 外国人参政権に反対[8]。
- 選択的夫婦別姓制度導入に反対[9][8]。
- たばこ税の増税に反対しており、2010年の財務金融委員会で提出された「公平性を欠くたばこ税増税反対に関する請願」の紹介議員に名を連ねている[10]。
政治資金問題[編集]
二之湯が代表を務める2つの政治団体ならびに資金管理団体において、2010年、2012年、2014年に計1070万円が政治資金収支報告書に虚偽・不記載されているとの告発があった[11]。
騒動[編集]
- 代表質問内容の修正
2014年3月12日の参議院本会議でおこなった代表質問の内容を公明党の要求に応じて事前に修正した。当日の代表質問では「子供を産み、立派に育てることが国家に対する最大の貢献」から「国家に対する貢献」の部分を削除し、「子供を持つことが社会人としての義務」との表現は「子供を持つことを望まない人たちが増えている」と修正した原稿を読み上げた[12]。
- 参議院本会議採決における「投票間違い」
2013年12月6日、特定秘密保護法の参議院本会議採決で反対票を投じたが、これについて、「議場が混乱していて、賛成票を投じたつもりが慌てて間違った」と述べた[13]。
- 元秘書が強盗致傷容疑で逮捕
二之湯の公設秘書を勤めていた男性が、秘書だった当事の2010年9月に京都市内の不動産会社社長宅で発生した強盗致傷事件に関わっていたとして、2018年11月8日に同容疑で京都府警察に逮捕された[14]。
所属団体・議員連盟[編集]
脚注[編集]
- ^ “自由民主党京都府支部連合会 政治資金収支報告書(平成30年分定期公表) (PDF)”. 京都府選挙管理委員会 (2019年11月29日). 2019年12月2日閲覧。
- ^ 議員情報 参議院ホームページ
- ^ a b えとす 平成20年8月号
- ^ a b c d e 公式ホームページ プロフィール
- ^ 超党派議員がODA削減反対で一致 政府に申し入れへ
- ^ 平成23年4月14日第一次補正予算におけるODA削減に関する勉強会
- ^ 二之湯さん独走、自民が議席奪還 参院選滋賀選挙区 京都新聞 2013年7月22日
- ^ a b 公式ホームページ 政策
- ^ 朝日新聞2016年参院選候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査)、(2016年6月23日閲覧)
- ^ “公平性を欠くたばこ税増税反対に関する請願”. 参議院. 2020年11月22日閲覧。
- ^ 2016年3月30日付で京都地方検察庁に告発状が提出されている
- ^ “「子供産むのは国家への貢献」 公明指摘で自民代表質問から削除”. 産経ニュース (産経新聞). (2014年3月13日) 2017年3月29日閲覧。
- ^ 「秘密保護法案に反対票の自民・二之湯氏『慌てて間違った』造反否定 」、共同通信、2013年12月9日
- ^ 自民参院議員の元秘書ら、1億円強奪容疑 8年前の事件 朝日新聞 2018年11月8日
- ^ “自民党たばこ議員連盟臨時総会(出席者)”. 2018年4月11日閲覧。
- ^ 俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 二之湯さとしホームページ
- 公式Facebook
- 参議院議員 二ノ湯さとし (@ninoyu_satoshi) - Twitter
- 二ノ湯さとし (ninoyu.satoshi) - Instagram
公職 | ||
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先代: 関口昌一 上川陽子 |
![]() 西銘恒三郎と共同 2014年9月 -2015年10月 |
次代: 土屋正忠 松下新平 |
先代: 河合常則 土屋正忠 谷口和史 |
![]() 岡本芳郎 秋葉賢也と共同 2007年 - 2008年 |
次代: 中村博彦 坂本哲志 鈴木淳司 |
議会 | ||
先代: 岡田広 石井みどり |
![]() 2017年 - 2018年 2019年 |
次代: 石井みどり 中川雅治 |
先代: 水落敏栄 |
![]() 2010年 - 2011年 |
次代: 野上浩太郎 |
先代: 内藤正光 |
![]() 2009年 |
次代: 佐藤泰介 |
先代: 中野竜三 |
![]() 第69代:1999年 - 2001年 |
次代: 磯辺寿子 |
党職 | ||
先代: 松山政司 |
自由民主党参議院政策審議会長 2020年 - |
次代: 現職 |
先代: 田坂幾太 |
自由民主党 京都府支部連合会幹事長 2003年 - 2004年 |
次代: 北川明 |
その他の役職 | ||
先代: 藤川智美 |
![]() 第53代:1999年 - 2001年 |
次代: 小泉昭男 |
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