田中英之

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田中 英之
たなか ひでゆき
文部科学副大臣就任に際し公表された公式肖像写真
生年月日 (1970-07-11) 1970年7月11日(53歳)
出生地 京都府京都市
出身校 京都外国語大学
所属政党 自由民主党谷垣G[1]→無派閥[2]菅義偉G
親族 田中三松(祖父・元京都府議会議長
田中のぼる(父・元京都市会議長)
公式サイト 衆議院議員 田中ひでゆき 公式サイト

選挙区京都4区→)
比例近畿ブロック
当選回数 4回
在任期間 2012年12月16日 - 現職

選挙区 右京区
当選回数 4回
在任期間 1999年5月1日 - 2012年11月19日
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田中 英之(たなか ひでゆき、1970年7月11日 - )は、日本政治家自由民主党所属の衆議院議員(4期)、自由民主党副幹事長。

文部科学副大臣国土交通大臣政務官京都市会議員(通算4期)を歴任。

来歴[編集]

京都府京都市生まれ。西京極幼稚園、西京極小学校西京極中学校京都成章高等学校を経て、京都外国語大学卒業[3]。大学卒業後、職員として京都外国語大学に勤務。26歳の時に右京区選出の京都市会議員であった父親が、京都市会議長の任期中に急死する[要出典]。補欠選挙がないため2年半後の1999年4月、京都市会議員選挙に出馬し、初当選。以後連続4期務める。

2011年、自民党が実施した京都府第4区支部長の公募に応募し[要出典]支部長に就任。2012年12月の第46回衆議院議員総選挙京都4区自由民主党から出馬。民主党現職の北神圭朗無所属で出馬した元職の中川泰宏らを破り、初当選した。

2014年12月の第47回衆議院議員総選挙では、北神を再び下して再選。2017年10月の第48回衆議院議員総選挙では、北神を再び下して3選[4]

2018年第4次安倍改造内閣国土交通政務官に就任[5]

2021年10月、第1次岸田内閣文部科学副大臣に就任。

2021年10月31日、第49回衆議院議員総選挙では、無所属で出馬した北神に敗れるも重複立候補していた比例近畿ブロックで4選。


政策[編集]

統一教会との関係[編集]

2021年4月、国立京都国際会館で統一教会系のイベント『新型コロナ終息を願う京都1万人祈りの集い』というイベントが開催される予定であった。実行委員長は統一教会の京都教区長で、『天の父母様聖会世界平和統一家庭連合』や教団系列組織『京都府平和大使協議会』などが共催している。その『呼びかけ人』に国家公安委員長である二之湯智木村弥生繁本護とともに田中が名を連ねた[8]

嵐山鵜飼観光文化振興協会理事への就任[編集]

鵜小屋

2017年「嵐山通船」(京都市右京区)が鳥インフルエンザの感染により多数の鵜が死亡してしまい、事業の継続が困難な状態に陥った。このことを知った皇室に縁の深い山階鳥類研究所の博士・奥野卓司嵐山通船社長の湯川直樹が音頭を取り、京都市長門川大作が肝煎りとなって、秋篠宮文仁親王を名誉総裁にして2018年2月26日、感染症対策を強化した新しい鵜小屋の建設と鵜飼文化の継承を目的に、嵐山鵜飼観光文化振興協会が設立されることになった[9]。設立に際しては理事として参画している[10]。嵐山の鵜飼文化の消滅を食い止めた功労者の一人である。

人物[編集]

  • 喫煙者であり、超党派の愛煙家国会議員からなる議員連盟「もくもく会」に所属している[11]
  • 市議会議員時代にはたばこ屋を経営しており、京都たばこ商業協同組合にも総代として参加していた[12]
  • 2022年1月の衆院本会議の最中に居眠りをしていたことが、FNNプライムオンラインで報道された[13]

所属団体・議員連盟[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 谷垣グループ分裂、離脱議員が新派閥 麻生、山東派と合流へ 京都新聞、2017年5月12日
  2. ^ 漂う「安倍降ろし」ムード 自民党「明日を創る会」初会合 首相に耳の痛いことを言った方が閣僚になれる!?(2/2ページ) 産経ニュース、2017年8月25日
  3. ^ 自民党 | 衆議院議員 田中ひでゆき | 京都4区 | 京都市右京区・西京区・亀岡市・南丹市・京丹波町”. tanakahideyuki. 2024年1月20日閲覧。
  4. ^ 京都-開票速報-2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル
  5. ^ 第4次安倍改造内閣 副大臣25人、政務官27人の顔ぶれ
  6. ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
  7. ^ a b 2012年衆院選候補者アンケート、毎日新聞
  8. ^ 安倍元首相銃撃事件で注目の旧統一教会「主導イベント」国家公安委員長が呼びかけ人だった!”. Smart FLASH/スマフラ[光文社週刊誌] (2022年7月15日). 2022年7月15日閲覧。
  9. ^ 元木昌彦「使途不明金で裁判中の元社長「秋篠宮の側近から100万円を…」」『日刊サイゾー』2023-2-7
  10. ^ 「(一社)嵐山鵜飼観光文化振興協会役員等名簿」篠原常一郎(古是三春)Tweet
  11. ^ a b 北九州市医報(平成29年7月)第720号 - オリンピックと屋内全面禁煙法・条例(その33)”. 北九州市医師会 (2017年7月1日). 2018年7月21日閲覧。
  12. ^ 京都たばこ商業協同組合の新春の懇親会”. 田中ひでゆき(英之)のブログ (2014年1月18日). 2021年10月23日閲覧。
  13. ^ (日本語) 議会中の政治家を勝手に観察してみた 追跡スクープ!【しらべてみたら】, https://www.youtube.com/watch?v=4vYZnTlJBhk 2023年11月16日閲覧。 
  14. ^ 自民党たばこ議員連盟臨時総会(出席者)”. 2018年4月11日閲覧。
  15. ^ a b c 俵義文 『日本会議の全貌』 花伝社、2016年
  16. ^ 『現代印章 2019年4月号』(ゲンダイ出版)

外部リンク[編集]

公職
先代
高橋比奈子
丹羽秀樹
日本の旗 文部科学副大臣
池田佳隆と共同

2021年 - 2022年
次代
井出庸生
簗和生
先代
秋本真利
高橋克法
簗和生
日本の旗 国土交通大臣政務官
工藤彰三
阿達雅志と共同

2018年 - 2019年
次代
­ 門博文
佐々木紀
和田政宗