連続テレビ小説
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ドラマ |
『連続テレビ小説』(れんぞくテレビしょうせつ)は、1961年(昭和36年)から放送されているNHKのテレビドラマシリーズ(帯ドラマ形式の連続ドラマ)。
「朝の時間帯に連続放送されるテレビドラマ」であるため、朝の連続テレビ小説、朝ドラ、連ドラとも呼ばれる。
概要
原点・世界観
十朱幸代や岩下志麻らを輩出したNHKの帯ドラマ『バス通り裏』(1958年 - 1963年、月 - 金曜19:15 - 19:30)が、連続テレビ小説(1961年 - )の原点・雛形とされる。
そもそも、戦後、毎朝、ラジオで小説が朗読されており、この枠名が「連続ラジオ小説」であった。この枠が、小説の朗読からラジオドラマに、建て替えられた。さらに、テレビ放送開始に伴って、この枠がテレビドラマに建て替えられた。この経緯から、「連続テレビ小説」という枠名になっている。
初期のものは台詞よりもナレーションが多用された。これはラジオからの移行で、音声だけを聴く視聴者も多かったためである。
『大河ドラマ』同様、第1作からの全作品で「語り」が置かれており[注 1]、主人公など出演者の誰か(設定上、人間以外の場合もある[注 2])、NHKアナウンサーが務めることも多い。それ以外の場合、最終回などで「語り」がただ一度、何らかの役でカメオ出演することもある[注 3]。
作品は、主人公の半生・生涯を中心に、それをとりまく家族や家庭を描いたホームドラマの体裁がほとんどであり、原則的に主人公は女性(ヒロイン)。ただし男性主人公(ヒーロー)の作品も幾つかある(『娘と私』『あかつき』『たまゆら』『旅路』『ロマンス』『心はいつもラムネ色』『いちばん太鼓』『凛凛と』『走らんか!』[1]、『マッサン』)。
制作体制
放送開始の1961年度 - 1974年度までは「1年度1作品」で、『うず潮』(1964年度、NHK大阪制作)以外はNHK東京の制作だった。1975年度から原則[注 4]「半年度1作品」で東京・大阪の交互制作となった[注 5]。
通常は、それぞれ起点となる月の第1月曜日の放送から新しい作品の放送を始めるが、2000年代以後、カレンダーの配置の都合により、その前月の最終月曜日となる作品もある。該当するものは『まんてん』(2002後期)から『ファイト』(2005前期)の6作品と、『瞳』(2008前期)から『てっぱん』(2010後期)の6作品、および『ごちそうさん』(2013後期)から『あさが来た』(2015後期)の5作品である[注 6]。(このことは日本放送協会の放送形態#改編時期の詳述も参照)
半期制作への移行
1961年の放送開始以降、1974年度の『鳩子の海』までは1年間の放送だった。しかし、出演者を拘束する期間が長く、その撮影も当時の技術ではVTRの編集ができなかったため、1話15分を全て連続撮影し失敗すると初めから撮り直しする、撮って出しにほぼ類似したスタイルなど負担が大きかった。特に毎年の主演女優は必ずと言って良い程途中で体調を崩していた。
さらに『鳩子の海』では脚本家の林秀彦が極端な遅筆で撮影に支障を来したため、1975年度の『水色の時』から、基本的にNHK東京とNHK大阪で半期ずつ制作するスタイルとなった(例外もある[注 4][注 5])。
変遷
- 1961年 娘と私 - 今作品のみ20分番組(本放送:月 - 金曜8:40 - 9:00)だった。
- 1962年 あしたの風 - 15分番組(本放送:月 - 土曜8:15 - 8:30)となる。
- 1968年 あしたこそ - カラー放送開始。
- 1975年 水色の時 - 原則「半年度1作品」となる。
- 1984年 ロマンス - 初の歌詞入りのオープニング曲。
- 1985年 澪つくし - 字幕放送開始。
- 1990年 凛凛と - 副音声解説開始。
- 2002年 さくら - 全編ハイビジョン撮影になり、エンディング5秒にミニコーナーを設置。
- 2007年 どんど晴れ - データ放送開始。
- 2010年 ゲゲゲの女房 - アナログ放送では完全デジタル放送化を踏まえてレターボックス形式に、本放送が15分繰り上げ(8:00 - 8:15)となる。
- 2011年 おひさま - 「第16週 女たちの時間」までアナログ放送でも放送されていた(東北3県除く)。2種類のダイジェスト版枠(20分版[注 7] と5分版)を設置。
- 2013年 ごちそうさん - ハイブリッドキャスト開始。
特記事項
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- 1965年 たまゆら - シリーズ初の書き下ろし作品。
- 1983年 おしん - 9年ぶりの1年度作品。視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が平均52.6%、最高62.9%を記録。
- 1994年 春よ、来い - 最後の1年間放送作品。
- 2002年 朝ドラ初の続編『私の青空2002』を放送(月曜ドラマシリーズ枠)。
- 2009年 つばさ - 今作品(埼玉県)をもって、全47都道府県が舞台地に。
- 2011年 カーネーション - 全編、プログレッシブカメラを使用したフィルム風エフェクトによる収録方式を試験的に導入(2014年度上半期の『花子とアン』ではこの収録方式を正式採用)。
- 2014年 マッサン - 日本の外国人(イギリス人)が初めてヒロインとなる[注 8]。
- 2015年 まれ - 収録方式が、これまでのテープ収録からデジタルファイル収録となる。
- 2015年 あさが来た - 初の幕末を舞台としたドラマ。
ドラマの題材
傾向
- 1960年代 - 1970年代前半
- 「逆境に負けず、たくましく生きる女性」を主人公にした作品が主流(定着させたのが1966年度の『おはなはん』[2])。当初は「太平洋戦争と戦後混乱期を乗り越えた女性の半生記・一代記」が多かったものの、マンネリ化を受けて徐々に減少した[3]。
- 1970年代中期 - 2000年代
- 1970年代半ば以降は「様々な職業を題材とする奮闘記」が、女性の社会進出を背景として増えた[2]。1989年の『青春家族』以降、1990年代に入ると現代を舞台にした作品も増えていった。
- 2010年代 -
- 初期の「女の一代記」シリーズと現代劇を交互に放送するスタイルが多くなってきている。また、これまで朝ドラになじみの薄かった男性や若者層の視聴者も取り込んだ作品も現れている。時代設定が過去の作品では実在の人物をモデルにした作品が増えている。
NHKドラマ番組部の遠藤理史部長によれば、ヒロイン像は大きく3つに分けられるという[4]。『おはなはん』から『おしん』までは「縛られた場所から出るヒロインの時代」、『はね駒』『ひらり』『ひまわり』『天うらら』など「女性が進出しきっていない職種で頑張るヒロインの時代」、『ちゅらさん』以降は「女性の自己実現」がテーマになっている。朝ドラのプロデューサー歴もある小林由紀子は2009年の時点で、14作目『鳩子の海』まで、15作目『水色の時』以降、42作目『青春家族』以降、62作目『私の青空』 以降と、4区分している[5]。
ほとんどの作品がハッピーエンドであり、ヒロインの死を描いたものは『うず潮』『すずらん』『純情きらり』[注 9]『カーネーション』『マッサン』がある。特にNHK大阪制作の作品では、最終回に近づく頃に主人公が憧れの男性と結婚して子供を授かるストーリー展開が多かった。
また一部作品では、過去の朝ドラとのクロスオーバー(小道具を含む)や、放送している作品自体を登場人物が観るメタフィクション的な展開も見られる。例えば『おはなはん』では主人公がドラマの第1回放送を観るシーンが、『カーネーション』ではテレビ局から主人公の生涯をドラマ化する依頼が舞い込むことでこの作品の実現をほのめかし、実現された第1回放送を主人公の友人が観るシーンが、それぞれ最終回にあった。
『おはなはん』以降、「ん」がタイトルに含まれる作品は文字通り「運」が付くなどから[6]、高視聴率になるというジンクスがあるとされ[7]、「ん」がタイトルに含まれる作品は5割を超えている[8]。
原則として全作品がフィクションである[注 10]。下記の場合でも、あくまで実在の人物は「モデル」として作品内では名前を変更したり[注 11]、自由に脚色・創作エピソードが加えられてきた。
- 原作者・原案者の自伝的な作品 - 『うず潮』『おていちゃん』『チョッちゃん』『春よ、来い』『あぐり』『芋たこなんきん』『ゲゲゲの女房』
- 原作者・原案者の親族を主人公にした作品 - 『おはなはん』『マー姉ちゃん』『てるてる家族』『純情きらり』『花子とアン』
- 特定の実在の人物の生涯(半生) - 『いちばん星』『なっちゃんの写真館』『本日も晴天なり』『心はいつもラムネ色』『はね駒』『凛凛と』『カーネーション』『マッサン』『あさが来た』『とと姉ちゃん』『べっぴんさん』
時代設定
作品の時代設定としては、現代(放送されている時期に近い時代。概ね1970年代以降)が設定されている作品が比較的多いが、明治から戦後(1950年代 - 1960年代 = 昭和20年代 - 昭和30年代)まで幅広い。
1980年代には、『まんさくの花』から『青春家族』までの間、現代劇作品が無い時期が続いた[9]。大阪制作では、1990年後期の『京、ふたり』以降、現代を中心にした時代設定の作品が数年続いた。
江戸時代(幕末)から始まる『あさが来た』が最も時代設定が古い。明治が時代設定の作品として、初・中期を扱った『ハイカラさん』、中・後期を扱った『おしん(少女期)』『ロマンス』『はね駒』などがある。
大正・昭和初期(戦前)が時代設定の作品には『おひさま』『カーネーション』(現代も描いた)『ごちそうさん』『花子とアン』『マッサン』『べっぴんさん』 などがある。この時代が設定された作品の場合、戦中期に主人公の夫や息子、兄弟、周りの男性が徴兵され、戦死するシナリオが多い。
戦後(高度経済成長期)の設定は『とと姉ちゃん』『梅ちゃん先生』『ゲゲゲの女房』『ふたりっ子』(現代と未来も描いた)、『あすか』などがある。
現代が設定されている作品は、2000年代以降では『私の青空』『ちゅらさん』『ファイト』『ちりとてちん』『純と愛』『あまちゃん』『まれ』など多数。
舞台地
NHKの看板番組の一つである朝ドラは、撮影のロケ地ともなる舞台地にしばしば多くの観光客が訪れるため、経済効果と地域振興を狙ってドラマを誘致したい地方公共団体も少なくないとされる。2012年には「朝ドラ舞台地ネットワーク連絡会議」も発足した。
『純情きらり』(2006年度前期)で、初めて三大都市圏の残りの1つである愛知県(岡崎市)を主舞台にしたドラマが制作された[10]。80作目の『つばさ』(2009年度前期)が埼玉県を舞台地にしたことで、全47都道府県がドラマの舞台地となっている。
1975年度以降の原則半期ごとにNHK東京・大阪の交代での制作体制になってからは、東京制作では東京を中心に東日本、大阪制作では大阪(大坂)を中心に西日本の各都市を舞台地にすることが多い傾向にある。
例外的に、東京制作でも西日本、大阪制作でも東日本を舞台地としたものもある(東京制作では『なっちゃんの写真館』(徳島県)、『ちゅらさん』(沖縄県)、『ゲゲゲの女房』(鳥取県・島根県)大阪制作では『ちりとてちん』(福井県)、『マッサン』(北海道)など)が、この場合でもそれぞれ東京・大阪が舞台地の一部として登場する場合が多い。
外国も舞台地にした作品は、『凛凛と』(パリ・ロンドン)、『さくら』(ハワイ)、『マッサン』(スコットランド)など。ただし作品によっては海外ロケは行わず、日本国内のみで撮影する場合もある(例えば『マッサン』は、スコットランドのシーンは北海道で撮影された[11][12])。
キャスト
放送期間が長期にわたり、出演者も大多数必要であるため、本業は俳優でないタレント(お笑いタレントや歌手、また舞台となった自治体で活躍するローカルタレントなど)・文化人・スポーツ選手の出演もある(過去に『ふたりっ子』の古田敦也、『ファイト』の武豊、『芋たこなんきん』のイーデス・ハンソンら)。
なお、大阪制作の作品では、関西の劇団[注 12]、上方落語界、漫才・喜劇界からの起用(2014年『マッサン』西川きよし、2016年『あさが来た』辻本茂雄ほか)も度々見られ、また局アナ出身者(1989年『青春家族』の逸見政孝、1991年『君の名は』の古舘伊知郎、2004年『天花』の山村美智、2013年『あまちゃん』の八木亜希子、2015年『まれ』の福澤朗、2016年『あさが来た』の松平定知と宮根誠司[13])や、AKB48グループの現役メンバーや出身者(2008年『瞳』の村山彩希(子役時代)、2010年『ゲゲゲの女房』・2013年『あまちゃん』の藤江れいな、2014年『花子とアン』の冨手麻妙、2015年『まれ』の光宗薫、2016年『あさが来た』の大島優子、2016年『とと姉ちゃん』の川栄李奈[14])からの起用も見られる。
主役
現シリーズのクランクアップ後に、そのヒロイン役が新シリーズの陣中見舞いをし、主演同士で縁のものを交換するバトンタッチセレモニーが、1990年代以降、恒例になっている。
- メリットとデメリット
- ヒロインを演じた若手・新人女優は知名度が上がり、番組終了後[注 13]、有名女優として活躍する者も少なくない。また、丁寧な役作りやリハーサル等により、女優としての演技力を培えるため、「ヒット女優の養成所」として本枠を位置付けることもある[15]。民放の連続ドラマに比べて厳しい撮影が長期間続く[16][17]などの困難な面がある反面、得るものも大きい役である。
- 一方で、ヒロインを務めた若手女優は清純・清潔・爽快な印象が強くなるため、その後の役柄が狭まるとも言われる。紺野美沙子や星野知子らも自著やインタビューの中で、ヒロインのイメージと自己とのギャップに悩んだり女優活動にも少なからず影響があったと述べた。
- オーディション
- 歴代の主役は、『おはなはん』以来[注 14]、主にオーディションで選ばれてきた。スターへの登竜門とも言われ、合格者のキャリアに応じて「新人発掘の場」「ステップアップの機会」としての性格を持つ。
- 新人の場合でも合格者の大多数は、プロとしての演技経験がある者である。中には『オードリー』の岡本綾や『カーネーション』の尾野真千子のように、その脚本家が以前手がけたNHKドラマの出演者がオーディションで選ばれた例もある[注 15]。1980年代までは著名劇団の若手女優の合格も目立つ[18]。対照的にプロの演技経験や著名劇団への所属歴無く朝ドラで俳優デビューを果たしたのは、1980年代は『虹を織る』の紺野美沙子、『なっちゃんの写真館』の星野知子、『純ちゃんの応援歌』の山口智子。1990年代は『走らんか!』の三国一夫、『やんちゃくれ』の小西美帆。2000年代は『天花』の藤澤恵麻のみとなっており、2010年代に入ってからは一人も出ていない。
- 2006年度以降は、オーディションを行わずに、ヒロイン役を決めるケースも出ている(『純情きらり』の宮﨑あおい、『芋たこなんきん』の藤山直美、『だんだん』の三倉茉奈・佳奈、『ゲゲゲの女房』の松下奈緒、『おひさま』の井上真央、『梅ちゃん先生』の堀北真希[19]、『ごちそうさん』の杏、『花子とアン』の吉高由里子)。NHK側は「ヒロインの低年齢化により設定の幅が限られてきたため」とした。ヒロイン役の選考方法が適宜選択されるようにもなった。
- オーディション最終選考で次点の候補者は、ヒロインの友人役・姉妹役・娘役などを配されることがある(『甘辛しゃん』の小沢真珠、『てるてる家族』の上野樹里、『ちりとてちん』の宮嶋麻衣、『カーネーション』の川崎亜沙美、『まれ』の清水富美加、『あさが来た』の小芝風花・吉岡里帆[20]らは、番組情報誌やNHKの他番組などで次点であったことが伝えられている)。また、当初の脚本にはなかった役柄が急遽作られることもある[21][22]。『あまちゃん』においては主演を含めて年齢制限を超えている若手の出演女優に関しては全員ヒロインオーディション参加、または最終選考に残ったことが明かされている。
- 降板
- 『いちばん星』では高瀬春奈から五大路子へ、『春よ、来い』では安田成美から中田喜子へ、それぞれ主役を引き継いだ(どちらも体調不良を理由とする途中降板)。また、『和っこの金メダル』では、市川紀子(後に市川翔子に改名)の民社党広報ポスターモデル契約がヒロイン内定後に判明し、放送法第4条(政治的公平の原則)に抵触するため取り消され、 再オーディションの結果、渡辺梓が選ばれた。
- ダブルヒロイン・リレー形式
- 『青春家族』『京、ふたり』は母娘の、『おんなは度胸』は義母娘の、『ふたりっ子』『だんだん』は双子のダブルヒロイン。
- 『おしん』『春よ、来い』『すずらん』『カーネーション』では、前(中)後半で別の女優がヒロインを演じた[23]。『おひさま』では、回想と現代の2人のヒロインによる形式をとった。
- 『旅路』『風見鶏』『マッサン』は夫婦のダブル主役(片方が男性主人公)。
- 『NHK大河ドラマ』にもみられるように、番組スタートから数週間、いわゆる「序章」として子役女優が演じるヒロインの少女時代を描くストーリーが展開されるものも多い。
- 再登場・再起用
- ヒロインの少女期や青年期を演じた子役・女優が、同作品の終盤でヒロインの娘や孫役(二役)として再登場する例もある(娘役は『ふたりっ子』の三倉茉奈・佳奈、『あすか』の榎園実穂、『ゲゲゲの女房』の菊池和澄、『カーネーション』の二宮星、『あさが来た』の鈴木梨央(第1週はヒロイン(波瑠)の少女期、第17週はヒロインの娘(小芝風花)の少女期)、孫役は『すずらん』の遠野凪子など)。
- ヒロインの母親・姉妹など親族役から後年の別作品でヒロインに起用されたり、逆にヒロイン役の経験者がヒロインの姉妹・義姉妹・母親・義母役として起用されることも多い。
- ヒロインの母親→ヒロイン
- ヒロインの姉妹・義姉妹→ヒロイン
- ヒロインの娘→ヒロイン
- ヒロイン→ヒロインの実母
- ヒロイン→ヒロインの義母・養母
- ヒロイン→ヒロインの姉妹
月曜日から金曜日(土曜日をのぞく)の毎日20分だった)。なお上述の通り、2000年代以後はカレンダー配置の関係で初回放送は必ず月曜日となる都合上、前期が3月末、後期が9月末から開始となる場合も多く、その後数作品消化後に本来の開始月第1月曜に戻す調整がなされる。
- 年末年始
- 通常12月29日 - 1月3日の計6日間は放送なし。なお、12月28日が月曜日か1月4日が土曜日の場合、その週の放送そのものがなく、次週の月曜から再開する場合もある。ただし、初期では上記の6日間でも放送していたこともあった。
- 作品によっては、年末の放送最終日(通常は12月28日)を総集編的な内容(主人公の回想など)としたり、翌年の放送初日(通常は1月4日)を作品世界での正月にしたり、年末年始編成を意識した演出が加味される。なお2000年代頃より、年末年始に前半のまとめと収録の舞台裏、後半の見所を取り上げる特別編を放送することもある。
- 8月6日
- 8月6日は「広島平和記念式典」中継のため、放送のない日曜日にあたらない限り、毎年8:35頃からの放送(中国地方の5局は7:45からの先行放送[注 16])となる(式典の進行状況による繰り下げあり)[注 17]。
- 総合テレビにおける放送日時の変遷
期間 曜日 本放送 再放送[注 18] 1961年4月3日 - 1962年3月30日
(娘と私)月 - 金 8:40 - 9:00 13:00 - 13:20 1962年4月2日
(あしたの風)- 1966年4月2日
(たまゆら)月 - 土 8:15 - 8:30 12:40 - 12:55 1966年4月4日
(おはなはん)- 2010年3月27日
(ウェルかめ)12:45 - 13:00 2010年3月29日
(ゲゲゲの女房)- 現在 8:00 - 8:15
本放送
2010年3月29日開始の『ゲゲゲの女房』からは、朝の番組編成リニューアルに伴い、NHK総合での放送が従来より15分繰り上がり、「8:00スタート」になった[注 19]。
- NHK総合、NHKワールド・プレミアム
- BSプレミアム
- 月 - 土曜、7:30 - 7:45[注 20]
- テレビジャパン( アメリカ合衆国、 カナダ、 プエルトリコ)
- NGN(Nippon Golden Network、ハワイのケーブルテレビ日本語チャンネル)
過去
再放送
地上波・BSを含むと月 - 金曜は、BSプレミアム・7:30、総合・8:00、総合・12:45(再)、BSプレミアム・23:00(再)と、1日4回の放送。
土曜日は、BSプレミアムで1週間6日分が再放送される(午前
9:30 - 11:00の土曜分の再放送が加わる)ため、1日5回の放送。- NHK総合
- 月 - 土曜、12:45 - 13:00
- ※春・夏の高校野球決勝戦が開催される日は原則として前倒し(お昼のニュースは、15分間放送され、その後、12:15 - 30が昼枠の再放送。月 - 水曜『ひるブラ』、(木曜『サラメシ』再放送)、金曜『BSコンシェルジュ』はお休み。)となる。また、夏の高校野球地方予選の放送が行われる地域でも、一部放送時間を移動させて放送する場合がある。更に、緊急・重大ニュース発生時や重大な気象事案発生時及び強い地震が発生した時は、放送時間の変更または放送日の移動が行われる(詳細は後述)[24]。
- NHKワールド・プレミアム
- 月 - 土曜、12:45 - 13:00
- 火 - 日曜、 1:45 - 2:00
- BSプレミアム[注 20]
- 月 - 土曜、23:00 - 23:15(2012年4月2日から)
- 月 - 土曜、18:45 - 19:00(2012年3月31日まで)
- 土曜、9:30 - 11:00(1週間6回分をまとめて放送)
- テレビジャパン
- 月 - 土曜、10:10 - 10:25(東海岸)
- 月 - 土曜、西海岸) 7:10 - 7:25(
- 月 - 土曜、 ハワイ、アメリカ本土が夏時間の間は4:10 - 4:25) 5:10 - 5:25(
- 2011年3月までのNHK-BSの3チャンネル時代
- 旧BS2で、月 - 土曜の19:30 - 19:45(2007年1月8日から)の当日分の再放送と、土曜の9:30 - 11:00の1週間6話分をまとめて再放送(1996年度から[注 21])。
- 月 - 金曜は、BS-Hi・7:30、BS-2・7:45、総合・8:00、総合・12:45(再)、BS-2・19:30(再)の1日5回の放送。
- 土曜日は、BS-2で1週間6日分が再放送される(10:45の土曜分の再放送が加わる)ため、1日6回の放送。
- 2007年1月(『芋たこなんきん』の途中)から、土曜日午前の1週間まとめ再放送と別に19:30(2011年4月からのNHK-BSの2チャンネル統合以後はBSプレミアムで18:45、2012年4月からの『梅ちゃん先生』では23:00)からの再放送も行われており、BS2 → BSプレミアムでは同じ作品が当日2回と土曜日の午前中と合わせて3回放送されている。
ダイジェスト版
- 「(作品名)1週間」
-
- 総合テレビ
- 毎週日曜日、概ね午前11:05前後から(『NHKとっておきサンデー』内においてのフロート番組)
- 番組編成上の都合で『とっておきサンデー』が短縮・休止になる場合には、別枠(翌日未明など)にて単独番組として放送される。
- 初年度の2011年度は1週間分を23分に編集したダイジェスト版だったが、2012年度からは『とっておきサンデー』が短縮となり(『明日へ -支えあおう-』が新番組として10時台に放映される関係)、20分に縮小された。
- なお2016年度からはそれまでコーナーとして内包していた『とっておきサンデー』の終了に伴い、日曜11:00-11:20に単独番組として編成されることになった。
- BSプレミアム
- 開始された2012年度は毎週日曜日の午後、2013年度は毎週土曜日の深夜などに、不定期で放送される。
- 「5分で(作品名)」
-
- 総合テレビ
- 毎週土曜日14:50 - 14:55、日曜日5:45 - 5:50、同17:55 - 18:00(2015年4月より)
- (スポーツ中継や特番などにより放送時間の変更となる場合有。この場合は、土曜日22:45から22:50など別の枠に振り替える場合もある)
- (5:45からの回は月末は「国際放送番組審議会報告」があるため休止、また2013年度以後、「5分で(作品名)」の最終週分は放送されず、その回は、次回の朝ドラの予告編を取り上げた『NHKプレマップ』などに差し替えられる)
- 過去
- 2012年度(2013年3月)まで 基本日曜18:40 - 18:45、2013年度(2013年4月 - 2014年3月)は日曜5:45 - 5:50、月曜0:05 - 0:10(日曜24:05 - 24:10)
- NHKワールド・プレミアム
- 毎週日曜日、21:50 - 21:55
- 従来の枠に『NHKスペシャル』の5分版である『Nスぺ5min』が編成されたため、2012年10月7日より時間帯が変更された。その2012年前期の18:55 - 19:00枠(2011年度よりも1分繰り下げ)では、前座番組『ザ少年倶楽部』が18時のニュースの放送時間拡大や大相撲中継延長に伴って開始時刻が遅れた場合は、休止または別時間帯にスライドされることもあった。
- 参考
- NHKが発行する「放送番組時刻表」[25]における正式な番組名は『朝ドラダイジェスト』。どちらも『おひさま』(2011年度前期)から、スタートした。
- 『NHKとっておきサンデー』内では原則として20分版を放送するが、2011年度はまれに5分版を放送したことがあった(原則として「あなたのアンコール」枠の本編時間が長い場合や特設ニュースが急遽組まれたことで変更が生じた場合に限られる)。ダイジェスト版は解説放送なしだが、字幕放送[注 22] あり。
- なお、『おはなはん』、『旅路』では、1週間の内容を1時間にまとめた特集が放送されていた。『あまちゃん』では、2013年8月に深夜枠「ミッドナイトチャンネル」の3日間連続で第1-20週までの「あまちゃん1週間」を再放送する『朝まであまテレビ』(朝ドラ初のキャッチアップ放送)が放送された。
JSTV放送
- JSTV1
- 月 - 土曜 7:00 - 7:15(再)12:45 - 13:00(イギリス時間) / 8:00 - 8:15(再)13:45 - 14:00(中央ヨーロッパ時間)
- JSTV2
- 月 - 土曜 6:00 - 6:15(再)18:45 - 19:00(イギリス時間) / 7:00 - 7:15(再)19:45 - 20:00(中央ヨーロッパ時間)
- 日曜日(1週間分) 17:30 - 19:00(イギリス時間) / 18:30 - 20:00(中央ヨーロッパ時間)
アンコール放送
- 現在
-
- BSプレミアムの1枠がある。
- 月 - 土曜、
- 2012年4月2日 - 9月29日『ゲゲゲの女房』-AK
- 2012年10月1日 - 2013年4月6日『おひさま』-AK
- 2013年4月8日 - 10月5日『純情きらり』-AK[注 23]
- 2013年10月7日 - 2014年4月5日『ちりとてちん』-BK
- 2014年4月7日 - 9月27日『カーネーション』-BK
- 2014年9月29日 - 2015年4月4日『梅ちゃん先生』-AK
- 2015年4月6日 - 10月3日 『あまちゃん』-AK ※4月11日 - 土曜18:00から一週間分の再放送あり
- 2015年10月5日 - 2016年4月9日『どんど晴れ』-AK
- 2016年4月11日 - 『てるてる家族』-BK
7:15 - 7:30(7:30からの朝ドラ最新作の先行放送枠の直前の放送)
- 月 - 土曜、
- BSプレミアムの1枠がある。
- 過去
-
- BS2
- 1993年4月から2008年3月まで、7:46 - 8:01(7:30からの朝ドラ最新作の先行放送枠の直後の放送)。なお、1993年4月期の『おはなはん』のみ8:30から。
- 2008年から『NHKニュースおはよう日本』の7時台全国パートが7時45分まで拡大されたことに伴い、本放送作品の衛星放送での初回放送日時が入れ替えられたため、終了時刻の変更がない土曜(7時30分まで)・祝日(7時25分まで)を含めてアンコール放送が終了した。
- 1993年4月6日 - 10月7日 『おはなはん』-AK
- 1993年10月11日 - 1994年9月27日 『おしん』-AK
- 1994年10月3日 - 1995年4月8日 『青春家族』-AK
- 1995年4月10日 - 9月30日 『ひらり』-AK
- 1995年10月2日 - 1996年4月6日『なっちゃんの写真館』-AK
- 1996年4月8日 - 9月28日『純ちゃんの応援歌』-BK
- 1996年9月30日 - 1997年4月5日 『マー姉ちゃん』-AK
- 1997年4月7日 - 10月4日 『ハイカラさん』-AK
- 1997年10月6日 - 1998年4月4日 『ふたりっ子』-BK
- 1998年4月6日 - 10月3日『おんなは度胸』-BK
- 1998年10月5日 - 1999年4月3日『ノンちゃんの夢』-AK
- 1999年4月5日 - 10月2日『本日も晴天なり』-AK
- 1999年10月4日 - 2000年4月1日『雲のじゅうたん』-AK
- 2000年4月3日 - 9月30日『鮎のうた』-BK
- 2000年10月2日 - 2001年3月31日『はね駒』-AK
- 2001年4月2日 - 9月29日『虹を織る』-BK
- 2001年10月1日 - 2002年3月30日『よーいドン』-BK
- 2002年4月1日 - 9月28日『心はいつもラムネ色』-BK
- 2002年9月30日 - 2003年3月29日『チョッちゃん』-AK
- 2003年3月31日 - 9月27日『ぴあの』-BK
- 2003年9月29日 - 2004年3月27日『ひまわり』-AK
- 2004年3月29日 - 9月25日『澪つくし』-AK
- 2004年9月27日 - 2005年3月26日『ええにょぼ』-BK
- 2005年3月28日 - 9月17日『あすか』-BK
- 2005年10月3日 - 2006年4月1日『かりん』-AK
- 2006年4月3日 - 2007年3月31日『君の名は』-AK
- 2007年4月2日 - 9月29日『さくら』-AK
- 2007年10月1日 - 2008年3月29日『都の風』-BK
- NHKワールド・プレミアム
- BS2と同様の作品が放送されていた。2004年度には、19時台帯に朝と別の作品をアンコール放送していた(2005年度・2006年度の12月までNHK夜の連続ドラマが再放送された後、2007年1月から現行放送作品の当日再放送に充てられている)。
- BS-hi
- 2010年4月期に、『ちりとてちん』-BKのみがBS-hiの月曜未明(日曜深夜)で再放送された[注 24]。
- BSプレミアム
- NHK総合(関西地区限定)
- NHK以外
- BS2
総集編・特別編
- 放送時期
- 総集編は前期作品は年末に、後期作品はゴールデンウィーク期間中の放送が恒例である(かつては年末に一括放送することもあった)。
- 2010年前期『ゲゲゲの女房』までは基本的には1回45分を4 - 5回に分けるが、『ちゅらさん』(2001年度前期)、『どんど晴れ』(2007年度前期)は、75分×3回に分けたりするなどの例外があった。
- 2010年後期『てっぱん』以後は前後編2部方式を採用するようになり、2011年『おひさま』以後は、前編はいずれも放送期間中の中盤(前期は7月の海の日前後の午前中に、後期は年末年始(12月末か1月はじめ)の午前中)に先行放送し、更に改めて前後編の完全版を、前期は10月の体育の日の午前中、後期は翌年5月のゴールデンウィーク期間中の祝日の午前中にまとめて放送している。
- 2010年度までは、現在の総集編前編を初回放送する時期に、特別編と題して、前半のダイジェストや収録の舞台裏などをまとめた特番が放送された。この特別編の体裁は、2011年『おひさま』以後は、それぞれの番組開始前のプレビュー番組や、前期はゴールデンウィーク期間の祝日か週末、後期は11月の週末・祝日や年末年始期間(特に下半期のそれは、年末年始の休止があるため、直近のレギュラー放送再開前に「新年のご挨拶」と題したナビ番組もある)を利用したナビ番組が放送されている。更に後期の終盤にはNHK大阪ホールでのファンミーティングの模様を放送するものもある。
- 特に、『ちゅらさん』では海の日(当時7月20日日付固定)に、主人公の少女時代をクローズアップして再編集した「海の日特集・美ら海の約束」が、また『ゲゲゲの女房』においても、6月に主人公夫婦のなれそめから結婚までの件を再構成した「ゲゲゲの女房・安来編ふたたび〜布美枝の結婚までの物語〜」といった部分的な総集編放送が行われたことがあった。
- なお、2013年前期『あまちゃん』では、前述の『朝まであまテレビ』の他、更に年末の12月に午前8時から夕方6時まで、この週間ダイジェストの全26週分の総集編「じぇじぇじぇ!あまちゃん祭り」が放送された。次作の『ごちそうさん』以降の作品も、年末に週間ダイジェストの総集編を放送している(『まれ』は未定。『あさが来た』は2015年12月31日に前半のダイジェスト総集編放送)。
- また、2015年11月30日に水木しげるが亡くなったことを受け、追悼番組として同年12月5日と12日と13日に、連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の総集編(全3回)が再放送された。
- 総集編のソフト化
- 総集編はかつて『雲のじゅうたん』(1976年度前期)、『おしん』(1983年度)など一部で制作されていた。『ふたりっ子』(1996年度後期)以降は、基本的に全作品で制作され、ほぼ全作品がNHK(発売元NEP)からビデオソフト(DVD・VHS・Blu-ray)化されている(総集編が放送されている『芋たこなんきん』では全話収録の完全版を含めて一切ビデオ化されていない)。
- 『ひまわり』(1996年前期)まではほぼ全作品で総集編が作られなかったため、NHKアーカイブスの番組公開ライブラリーでは各作品の最初週と最後週のそれぞれ6回分を公開し、次作『ふたりっ子』以降の作品は総集編部分のみ公開という形態になっている。
- また、『NHK連続テレビ小説 朝のヒロインたち』(発売元アポロン)という、『澪つくし』までの超ダイジェスト版(全2巻)のVHSソフトもあった。
放送休止・変更の事例
地震や事故など大きなニュースが入った場合でも、まず休止はされず(特に総合本放送)、時間変更のみがされる。基本的には「翌放送日に2本分をまとめて放送」されてきた(※印)。
- 1972年 『繭子ひとり』 2月28日(総合再) - あさま山荘事件関連の報道特別番組が放送され休止[26]。3月4日(土曜日)に2話分を放送[27]。
- 1983年 『おしん』 5月26日(総合再) - この日の正午に発生した日本海中部地震に関する報道特別番組が組まれ、休止となった。
- ※1987年 『都の風』 3月18日(総合再) - 放送中に日向灘を震源とする地震が発生し、12時49分から緊急警報放送を実施した為に中断。翌19日に2話分を放送[28]。
- 1989年 『純ちゃんの応援歌』 1月7日 - 昭和天皇が崩御。9日-13日に1日ずつ繰り下げ、14日(土曜日)には2話分を連続放送。
- 1995年 『春よ、来い』 1月17日 - 阪神・淡路大震災が発生。翌18日から1日ずつ繰り下げ、21日(土曜日)には2話分を放送。
- ※ 2003年 『まんてん』 3月20日(総合再) - イラク戦争の開戦に伴う特別番組編成。
- 2004年 『わかば』 10月23日(BS2再) - 新潟県中越地震が発生。翌24日に変更(BS2で日曜日での放送は異例)。
- ※ 2005年 『ファイト』 8月16日(総合再) - 宮城県沖地震に伴う特別体制。
- 2006年 『純情きらり』 7月5日(総合本・再放送) - 当日発生の北朝鮮によるミサイル発射実験関連ニュース放送。翌6日から1日ずつ繰り下げ、8日(土曜日)には2話分を連続放送。なお、BS2・BShiでは予定通り放送されたため、5日-7日の放送は、衛星2波が1日先行する形となった。
- 2007年 『どんど晴れ』
- 2008年 『瞳』 7月19日(総合再、東北地方のみ) - 当日11:39に福島県沖で発生した地震とそれに伴う津波注意報(11時41分発表)に伴う関連報道を放送した関係。翌20日(日曜日)7:45から東北地方のみ再放送(日曜日に放送されることは、極めて異例だが東北地区以外は通常通り)。
- 2011年 『てっぱん』
- ※ 3月9日(総合再、東北地方のみ) - 三陸沖を震源とする震度5弱の地震(東日本大震災の前震)の発生および東北地方の太平洋側での津波注意報の発令。
- 3月12日 - 18日(全放送、BS2では3月11日の再放送-18日) - 前日発生した東日本大震災に伴う震災関連報道のため、総合テレビ・BS2・BShiの本放送と再放送すべて中止。
- BShiでは翌週14日から放送が再開されたが(後述)、総合テレビとBS2では19日以降、1週ずつ繰り下げて放送が再開され、総合テレビ、NHKワールド・プレミアムでの最終回が4月2日(当初予定は3月26日)に延びた。年末年始を除き、特別報道で放送休止となった過去最長の例である。
- BS2は3月31日に最終の3話分を続けて放送して最終回を迎えた。これはBS2が同日に終了し、新チャンネル「BSプレミアム」が開局となるため。『てっぱん』最終週のまとめ再放送はBSでは行わず、その代替として総合テレビで1週間後の4月9日土曜日の16時台から行われた。
- BShiの本放送はほとんど通常通り放送した。震災発生翌日の3月12日のみ放送を中止し、14日は中止となった12日の分を含め2話分をまとめて放送。15日以降は通常通り。なお、この14-19日はBS2・総合テレビ休止に伴う特別処置として、BShiで夕方に再放送を行った。この措置により、BShiとBS2・総合では1週間ずれ、BShiが1週間先行した。もし、これらの措置が取られなければ、3月28日に開始予定だった『おひさま』は3月31日までBShi(BSプレミアムと同じチャンネル)で放送し、BS2では放送しないことにしていたが、順延の影響でBShiでも放送されなかった。
- 2011年 『おひさま』
- 2012年 『梅ちゃん先生』
- 2013年 『純と愛』
- 2014年 『花子とアン』
- ※4月24日(総合再)日米首脳会談に伴う共同記者会見の特設ニュースのため、当初13:05 - 13:20で放送される予定だったが、予定よりも会見が延び、13:42までニュースが延長したため、当日の放送は休止、翌日12:45から『1時のニュース』をはさんで2話分まとめて放送されたが『スタジオパークからこんにちは』は13:20開始の15分押しで放送された。
- ※9月11日(総合、北海道のみ)大雨特別警報が北海道に初めて発令された事を受け、地域枠の『NHKニュースおはよう北海道』の放送時間を8:15まで延長したため、当日の放送を休止(北海道地区は当日12:45の再放送を本放送として特例措置)。翌12日に2話分がまとめて放送された。(北海道地区以外とBSプレミアムは両日とも通常通り)
- ※9月16日(総合再)12:20頃茨城県南部を震源とする最大震度5弱の地震が発生し特設ニュースのため当日の放送は休止(BSプレミアムでの再放送は通常通り放送)、翌日12:45から『1時のニュース』をはさんで2話分まとめて放送されたが『スタジオパークからこんにちは』は13:20開始の15分押しで放送された(当日のスタパのゲストは安東吉太郎役を演じた賀来賢人)。
- 2014年『マッサン』
- 2015年『マッサン』
- 2015年『まれ』
- ※8月25日(総合、九州・沖縄地域のみ) - 平成27年台風15号が九州に直撃するおそれがあるため、地域枠の『NHKニュース おはよう九州沖縄』の放送時間をの放送時間を8:15まで延長したため、当日の放送を本来の再放送時間帯に遅れネット(九州・沖縄地区以外の総合テレビとBSプレミアムは両日とも通常通り)。翌26日には本来の本放送時間帯に前日の再放送を遅れネットし、その後九州・沖縄地区以外の総合テレビより15分遅れで当日の本放送を放送した(九州・沖縄地区は後続番組である『あさイチ』は8:30に飛び乗り)。
- 2016年『あさが来た』
番組の構成
オープニング・テーマ音楽
- 『ロマンス』(芹洋子)[注 30] と『ぴあの』(純名里沙・7月18日 - )は、主人公自身がオープニングテーマ音楽を歌唱、『まれ』は、1番をヒロイン・土屋太鳳が、2番を一般公募による作詞をした、珍しい事例である。
- 前述の『ぴあの』の他、作品の途中から変化が加えられた作品もある。『てるてる家族』や『おひさま』(土曜のみ)では主題歌が歌詞付きになり、『春よ、来い』『梅ちゃん先生』『マッサン』[注 31]『まれ』などでは2番の歌詞に変わった。
- 『ウェルかめ』(2009年度後期)までは、第1回と最終回を除き、開始時のアバンタイトル(導入部)は無く(第1回・最終回でもアバンタイトルを行わない作品もあった)、放送時刻と同時にオープニングタイトル(テーマ音楽)に入っていた。
- 『てっぱん』以降(一部作品は除く)は最終回のみオープニングテーマを流さず、タイトル表記の後本編が始まり、エピローグでオープニングテーマ・出演者字幕をエンディングに回す変則パターンも使用される[注 32]。
- 次の『ゲゲゲの女房』(2010年度前期)からは、少なくても30秒前後から長くて2分程度(まれにであるが3分を超える場合もある)のアバンタイトルの後にオープニングタイトルに入るようになった(作品・放送日によっては従来通りアバンタイトルが無いことも)。なお、『おひさま』の場合、ストーリー展開に極力重きを置くためテーマ音楽は45秒程度に抑えられた。
- 2012年には「朝ドラ50years NHK『連続テレビ小説』放送開始50周年テーマ音楽集」というCDが発売された。作品毎にサントラCDが販売されるようにもなっている。
画面表示
- アバンタイトルがある回では、画面の右下(左下や中央の場合も稀にある)に最初の5秒程度「連続テレビ小説」のシリーズタイトル表示がされる。その場合、その後のオープニングタイトル表示では「連続テレビ小説」は省略されることが多いが、作品によってはアバンタイトルとオープニングタイトル両方に「連続テレビ小説」が併記されることもある。
- 番組開始時に画面右上に表示される「解説放送」(後述)・「字幕放送」テロップについては、一時期は月曜日のみ表示されていたが、現在は全ての曜日で表示されている。
- 字幕放送では、通常「♫」ないしは「♫(テーマ音楽)」とされるが、主題歌歌唱部分は歌詞が表示される。[注 33]
- 月曜日放送のテーマ音楽は少し長めに放送される(スタッフのクレジットは毎週月曜日の放送のみに出しているため)。なお、他の曜日でもストーリー展開上時間が余る場合や出演者が多い場合には、ロング版のテーマ音楽が流れることもある。また、ストーリー展開上時間が余る回などにおいては、オープニング主題歌や挿入歌を歌詞入りで最後に放送する作品もある。
サブタイトル
『ひまわり』(1996年前期)で初めてサブタイトル(2週で1つ)が付いた[注 34]。その後、1週単位で1つのエピソードとみなして週タイトルを設置することが定番化した(ストーリーの連続性重視の観点から『すずらん』『てるてる家族』など一部の作品を除く)。
作品によっては、サブタイトル名に必ず特定の言葉や、それをもじった言葉を入れている事もある。例として、ことわざ(『ひまわり』『ちりとてちん』『マッサン』)、方言を使ったもの(『ちゅらさん』『あまちゃん』)、曲名(『だんだん』)、花言葉(『カーネーション』)、食品名(『ごちそうさん』『まれ』)など。
エンディング・次週予告
『さくら』(2002年度前期)以降、エンドカード(エンディング5秒)にドラマに関連した写真等のショートコーナーが設けられている(『さくら』ではアルファベットの各頭文字で始まる単語紹介。他の作品では視聴者の投稿写真、主人公や舞台地の人物・風景写真[注 35]、作品の時代設定当時の写真など)。
エンド5秒のミニコーナーができる前は、エンドカードのところで「つづく(最終回は「完」[注 36]) 製作著作/NHK(大阪)」と表示(時間的な余りがあり、主題歌・挿入歌をエンディングに流す場合は例外として、「あした(来週)もこのつづきをどうぞ。製作著作/NHK(大阪)」としたものもあった)していたが、『さくら』以後は基本的に本編最後のところで「つづく」を入れて、エンディングでは「(作品名<表示されない場合もある>)終(完)[注 36] 製作著作/NHK(大阪)」と表示する。
最終回を除く毎週土曜日の放送では、最後に次週の予告編が末尾30秒 - 1分程度放送されている(『すずらん』は予告編無し)。この予告編にも「NHKオンデマンド」でも配信している旨の字幕を出しているが、2013年後期『ごちそうさん』以後は、土曜日以外のエンドカードにも「NHKオンデマンドで配信」との字幕が表示されている。
なお、次週の本編内で流れるナレーションを抽出し、予告編で用いる手法もある。『あまちゃん』(第12週・22週)など。
- 予告編にナレーションが入った作品 (担当者)
- その他
字幕・副音声解説放送
1985年度から、聴覚障害者向けの字幕放送(アナログ放送では文字多重放送チューナーが必要)を行っている。
1990年度からは、視覚障害者向けの「音声多重放送による解説放送」を、副音声(デジタル総合テレビ、BSプレミアムはステレオ2音声)で行っている。NHKワールド・プレミアム(海外向けテレビ番組配信)では副音声解説放送は行われていない(通常のモノラル放送となる)。
末期の地上波アナログ放送において、連続ドラマの副音声解説が常時行われていたのは、民放を含めてもこの朝ドラのみであった(過去にはNHKの夜の帯ドラマシリーズ『ドラマ新銀河』でも実施していたほか、視覚障害者が題材となる作品でも解説が入るものがあった)。デジタル放送では朝ドラ以外の連続ドラマ(『大河ドラマ』、『ドラマ10』、『BS時代劇』など)でも解説放送を取り入れている。
なお、字幕放送のうち、毎週日曜日に放送される「NHKとっておきサンデー」での「○○(作品名)1週間」(週間総集編)については、番組進行が生放送であり、リアルタイム字幕放送の体裁を取っているため、2-3秒程度のタイムラグが発生するが、「とっておきサンデー」が休止となり単独での放送となる場合、及び年末の週間ダイジェストの総集編が放送される時[29]と、「5分で○○(作品名)」(週間総集編のダイジェスト版)については通常の字幕放送である。
- 例外
- 総集編の放送でも副音声解説があるが、特別編やナビゲーション番組(上半期は大体ゴールデンウィークか海の日、下半期は年末年始に多い)では副音声解説はなく、ステレオ放送のみ行われる。また、『私の青空』や『ちゅらさん』の続編が『月曜ドラマシリーズ』や『土曜ドラマ』といった別のNHKドラマ枠で放送された際も同様であったが、『どんど晴れ』の続編スペシャルでは解説放送(アナ・デジとも)がある。
- なお、2011年から開始された地上波の1週間ダイジェスト(『NHKとっておきサンデー』内包「○○(作品名)1週間」と、夕方の「5分で○○(作品名)」)においては、解説放送はデジタルを含め実施されていない。
- 音声解説のナレーション
- ※出演者・スタッフとしては表示されないが、副音声(ステレオ2)では「解説は○○です」と自ら名乗っている。
データ放送
デジタル総合テレビとBSプレミアムでは、番組連動型データ放送のサービス[30] を展開している。
データ放送の基本画面(LANケーブルを接続しなくても視聴可能)では、その日の粗筋や出演者・その役柄についての説明など基本情報を収録。更にNHKデータオンライン(LANケーブルを接続して視聴可能)を利用することによって、出演者インタビューや収録の裏話・トピックスを見ることができる。
さらにNHKネットクラブ会員に登録することによって、ドラマ放送中の時間帯(日刊での再放送は含むが、土曜日のBSプレミアム1週間分再放送と、土・日曜の「(作品名)1週間」「5分で(作品名)」は対象外)に実施されるスタンプラリーに参加することで、ネットクラブの会員ポイント(1視聴につき1点。1日最大4点[注 37])をためることができ、またキャンペーン期間中には作品関連グッズプレゼントへの応募権利が与えられる特典もある[31]
映像比率
ハイビジョン収録は、『さくら』(2002年前期)から。
- 総合テレビ
-
- デジタル:16:9
- アナログ:13:9 (2004年度)→14:9レターボックス (2005-2009年度)→16:9レターボックス(2010年度-)
- NHKワールド・プレミアム
-
- 13:9 (2004年度)→14:9 (2005-2009年度)→16:9 (2010年度 - )
- BS2デジタル放送
-
- 『純情きらり』まで、初回放送はアナログ放送と同じ13:9→14:9(画角情報は4:3)、再放送は16:9での放送。2006年10月の『芋たこなんきん』から、初回放送も16:9で放送され始めた。BS2のアンコール作品の放送でもハイビジョン収録の場合、デジタルは16:9、アナログ放送、NHKワールド・プレミアムでは14:9で放送された。
データ
視聴率
NHK総合の関東地区における全日視聴率(ビデオリサーチ社の調査)は、1963年から1986年までの24年間、各民放キー局を押しのけて、連続して1位を獲得していた[32][注 38]。朝ドラは番組創設当初から『大河ドラマ』や各種定時ニュースなどと共に、NHK総合の全日視聴率において、大きく貢献してきたと言える。
かつての朝ドラの視聴者層としては、本放送の時間帯から「主婦や高齢者」「時間に余裕のある自営業者」「長期休暇中の学生と家を出る時間が遅い職業人」などのみが視聴可能とされていた。正午台の再放送は、昼休みの休憩時間にあたる視聴者も多いと推測される。しかし2000年代後半以降では、BSでの先行放送や夜および土曜日の再放送の開設、レコーダーや通勤通学途中に視聴できるワンセグの普及により、全ての視聴者を取り込むことが可能になっている。
また2010年代に入ってからはSNSの台頭に伴い、Twitterやブログなどで視聴者による感想やイラスト[注 39]の投稿(NHK側から募集を呼びかける事もある)など、新たな楽しみ方も開拓されている。
※ 以下は、ビデオリサーチ社による「総合テレビでのリアルタイム視聴のみ」を対象とした視聴率データ(関東地区)に基づいた記述。データは『うず潮』(1964年度)以降のみ。本放送以外も含めた全視聴者数を調べる手段は無い。
- 最高視聴率
- 『わかば』(2004年度後期)以降、最高視聴率が20%を割る作品が続出し、2010年度末までに5つ[注 40] になった。『ちりとてちん』(2007年度後期)から『ウェルかめ』(2009年度後期)までの5作品(2年半)は、視聴率20%以上が『ウェルかめ』の1回(10月8日)しかなかった[注 41]。また、『こころ』(2003年度前期)以降、最高視聴率が25%を超える作品は途絶えていたが、2012年1月28日放送の『カーネーション』(2011年度後期)にて久々に25%超えが達成された[注 42][33]。
- 平均視聴率
- かつては平均視聴率(初回 - 最終回の期間平均)40%以上の作品が珍しくなく、まさにNHKの看板番組であった(以下、関東地区の数値)。平均視聴率の最高は、全297回放送された『おしん』(1983年度)の52.6%である。そうした高視聴率の時代は、戦中と戦後の動乱期・復興期とを描いた作品が多く、実体験をした視聴者から共感を呼んだためとされる[3]。
- しかし、1980年代後半から2000年代は平均視聴率が低下傾向にあった。
- 特に2009年度の2作品は、『つばさ』が13.8%、『ウェルかめ』が13.5%と、平均視聴率のワースト記録を連続して塗り替えた。
- 総合テレビでの本放送の視聴率低下の要因として、数10年間で出勤時間が早まって生活環境が変化したことや1990年代からそれまで8:30開始だった民放各局の朝のワイドショーが順に8時開始に繰り上げられたことが挙げられていた(後述)[34]。
- その後、放送時間が変更になった2010年の『ゲゲゲの女房』から次第に盛り返しを見せ、『梅ちゃん先生』(2012年度前期、20.7%)では、『こころ』(2003年度前期、21.3%)以来9年ぶりとなる平均視聴率20%超えが達成された[35]。その後も一部作品を除き平均視聴率20%超を達成している。
- テコ入れ
- 1996年前期『ひまわり』以後、『すずらん』『てるてる家族』を除き、連続するストーリーを重視しつつ、1週(6回)[注 43] で一つの軸となるストーリーを取り入れて読み切り仕立てとしても楽しめるようにサブタイトルが挿入されるようになる。
- 2002年前期『さくら』以後、エンディング5秒にショートコーナーを開始した(#エンディング・次週予告参照)。
- NHKは、2010年度事業計画の番組編成で、48年ぶりに総合テレビの放送時間帯を変更して、従来の8:15から「8:00スタート」に15分繰り上げる方針を示し、『ゲゲゲの女房』(2010年度前期)から実施された。ただし、その初回視聴率14.8%も、第1週の週間最高視聴率15.8%[注 44] もワースト記録であり、放送時間帯の変更はスタートでつまずいた。しかし、その後『ゲゲゲの女房』は、視聴率が右肩上がりに推移し、平均視聴率が18.6%と前作『ウェルかめ』を5.1ポイント上回り、2009年度の悪い流れを断ち切った(第16週から最終第26週までの11週中、10週でビデオリサーチの視聴率「総合」1位を占めた)。さらには一日に一度番組宣伝を行なったり(それまで番組開始前後にPR番組が放送されていたが、「NHKプレマップ」の開始に伴い、随時番組宣伝が行われるようになった)、日曜日に1週間のあらすじをまとめたダイジェスト版(『NHKとっておきサンデー』内での23分版や、『5分で見る○○』)を放送するようになった(『おひさま』より)。
- 総合テレビにおける再放送での視聴率
- 再放送での視聴率は10%前後とされ、再放送で高視聴率を記録したケースもある。一例として、2013年9月16日放送の『あまちゃん』再放送において、19.1%を記録している[36]。
- BSにおける本放送での視聴率
- 2011年4月から開始したBSプレミアムでの本放送では、4 - 6%程度の視聴率を獲得している[37]。『あまちゃん』では最高で7.9%を記録した[38](いずれも関東地区)。
- 録画視聴率
- 2014年7月にビデオリサーチ社が初めて公開した「録画視聴率」(同年4月 - 6月。関東地区)において、『花子とアン』の値は4.7%であったことや大河ドラマ『軍師官兵衛』に並んで同率13位だったことが判明した。
歴代作品一覧
- 見出し凡例
題 (太字=1年) | 年 | 舞台地 | 脚本 (原作) | % | 主演 (太字=男性) | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 娘と私 | 1961 | A | 東京 | 山下与志一 (獅子文六) | - | 北沢彪* |
2 | あしたの風 | 1962 | A | 香川 | 山下与志一 (壺井栄) | - | 渡辺富美子 |
3 | あかつき | 1963 | A | 東京 | 山下与志一 (武者小路実篤) | - | 佐分利信 |
4 | うず潮 | 1964 | B | 広島/東京/長野 | 田中澄江 (林芙美子) | 30.2 | 林美智子 |
5 | たまゆら | 1965 | A | 宮崎他 | 山田豊/尾崎甫 (川端康成) | 33.6 | 笠智衆 |
6 | おはなはん | 1966 | A | 愛媛/東京 | 小野田勇 (林謙一) | 45.8 | 樫山文枝 |
7 | 旅路 | 1967 | A | 三重/北海道 | 平岩弓枝 | 45.8 | 横内正、日色ともゑ |
8 | あしたこそ | 1968 | A | 東京 | 橋田壽賀子/中沢昭二 (森村桂) | 44.9 | 藤田弓子 |
9 | 信子とおばあちゃん | 1969 | A | 佐賀他 | 井手俊郎 (獅子文六) | 37.8 | 大谷直子 |
10 | 虹 | 1970 | A | 鳥取 | 田中澄江 | 37.9 | 南田洋子 |
11 | 繭子ひとり | 1971 | A | 青森/東京/宮城/広島/石川 | 高橋玄洋 (三浦哲郎) | 47.4 | 山口果林 |
12 | 藍より青く | 1972 | A | 熊本 | 山田太一 | 47.3 | 真木洋子 |
13 | 北の家族 | 1973 | A | 北海道/石川 | 楠田芳子 | 46.1 | 高橋洋子 |
14 | 鳩子の海 | 1974 | A | 山口/茨城 | 林秀彦/中井多津夫 | 47.2 | 藤田美保子* |
15 | 水色の時 | 1975前 | A | 長野/東京 | 石森史郎 | 40.1 | 大竹しのぶ |
16 | おはようさん | 1975後 | B | 大阪 | 松田暢子 (田辺聖子) | 39.6 | 秋野暢子* |
17 | 雲のじゅうたん | 1976前 | A | 秋田/東京 | 田向正健 | 40.1 | 浅茅陽子 |
18 | 火の国に | 1976後 | B | 熊本 | 石堂淑朗 | 35.0 | 鈴鹿景子 |
19 | いちばん星 | 1977前 | A | 山形 | 宮内婦貴子 (結城亮一) | 37.2 | 高瀬春奈→五大路子 |
20 | 風見鶏 | 1977後 | B | 和歌山/兵庫 | 杉山義法 | 38.3 | 新井春美 |
21 | おていちゃん | 1978前 | A | 東京 | 寺内小春 (沢村貞子) | 43.0 | 友里千賀子 |
22 | わたしは海 | 1978後 | B | 広島/京都 | 岩間芳樹 | 35.9 | 相原友子 |
23 | マー姉ちゃん | 1979前 | A | 福岡/東京 | 小山内美江子 (長谷川町子) | 42.8 | 熊谷真実 |
24 | 鮎のうた | 1979後 | B | 滋賀/大阪 | 花登筐 | 42.7 | 山咲千里 |
25 | なっちゃんの写真館 | 1980前 | A | 徳島 | 寺内小春 | 39.6 | 星野知子 |
26 | 虹を織る | 1980後 | B | 山口/兵庫 | 秋田佐知子 | 38.5 | 紺野美沙子 |
27 | まんさくの花 | 1981前 | A | 秋田 | 高橋正圀 | 37.1 | 中村明美* |
28 | 本日も晴天なり | 1981後 | A | 東京 | 小山内美江子 | 36.6 | 原日出子 |
29 | ハイカラさん | 1982前 | A | 神奈川/静岡 | 大藪郁子 | 36.2 | 手塚理美 |
30 | よーいドン | 1982後 | B | 大阪/京都 | 杉山義法 | 38.8 | 藤吉久美子 |
31 | おしん | 1983 | A | 山形/東京 佐賀/三重 |
橋田壽賀子 | 52.6 | 小林綾子→田中裕子→乙羽信子 |
32 | ロマンス | 1984前 | A | 北海道/東京 | 田向正健 | 39.0 | 榎木孝明 |
33 | 心はいつもラムネ色 | 1984後 | B | 大阪/東京 | 冨川元文 | 40.2 | 新藤栄作 |
34 | 澪つくし | 1985前 | A | 千葉 | ジェームス三木 | 44.3 | 沢口靖子 |
35 | いちばん太鼓 | 1985後 | B | 福岡/大阪 | 井沢満 | 33.4 | 岡野進一郎 |
36 | はね駒 | 1986前 | A | 福島/宮城 | 寺内小春 | 41.7 | 斉藤由貴 |
37 | 都の風 | 1986後 | B | 京都/大阪/奈良 | 重森孝子 | 39.3 | 加納みゆき |
38 | チョッちゃん | 1987前 | A | 北海道/東京 | 金子成人 (黒柳朝) | 38.0 | 古村比呂 |
39 | はっさい先生 | 1987後 | B | 東京/大阪/滋賀 | 高橋正圀 | 38.1 | 若村麻由美 |
40 | ノンちゃんの夢 | 1988前 | A | 高知/東京 | 佐藤繁子 | 39.1 | 藤田朋子 |
41 | 純ちゃんの応援歌 | 1988後 | B | 和歌山/大阪/兵庫 | 布勢博一 | 38.6 | 山口智子 |
42 | 青春家族 | 1989前 | A | 東京/静岡 | 井沢満 | 37.8 | いしだあゆみ・清水美砂 |
43 | 和っこの金メダル | 1989後 | B | 山口/大阪 | 重森孝子 | 33.8 | 渡辺梓 |
44 | 凛凛と | 1990前 | A | 富山/東京 | 矢島正雄 | 33.9 | 田中実 |
45 | 京、ふたり | 1990後 | B | 京都 | 竹山洋 | 35.6 | 山本陽子・畠田理恵 |
46 | 君の名は | 1991 | A | 東京/北海道/新潟 三重/愛知/静岡 |
井沢満/横光晃/宮村優子他 (菊田一夫) |
29.1 | 鈴木京香、倉田てつを |
47 | おんなは度胸 | 1992前 | B | 東京/大阪 | 橋田壽賀子 | 38.5 | 泉ピン子・桜井幸子 |
48 | ひらり | 1992後 | A | 東京 | 内館牧子 | 36.9 | 石田ひかり |
49 | ええにょぼ | 1993前 | B | 京都/兵庫 | 東多江子 | 35.2 | 戸田菜穂 |
50 | かりん | 1993後 | A | 長野/東京 | 松原敏春 | 31.4 | 細川直美 |
51 | ぴあの | 1994前 | B | 大阪/大分/京都 | 冨川元文/宮村優子 | 25.5 | 純名里沙 |
52 | 春よ、来い | 1994後 1995前 |
A | 大阪/東京/静岡 | 橋田壽賀子 | 24.7 | 安田成美→中田喜子 |
53 | 走らんか! | 1995後 | B | 福岡/大阪 | 金子成人 (長谷川法世※) | 20.5 | 三国一夫* |
54 | ひまわり | 1996前 | A | 東京/福島 | 井上由美子 | 25.5 | 松嶋菜々子 |
55 | ふたりっ子 | 1996後 | B | 大阪/兵庫 | 大石静 | 29.0 | 岩崎ひろみ・菊池麻衣子 |
56 | あぐり | 1997前 | A | 岡山/東京/山梨 | 清水有生 (吉行あぐり) | 28.4 | 田中美里 |
57 | 甘辛しゃん | 1997後 | B | 兵庫 | 宮村優子/長川千佳子 | 26.6 | 佐藤夕美子 |
58 | 天うらら | 1998前 | A | 栃木/東京 | 神山由美子 (門野晴子※) | 27.7 | 須藤理彩 |
59 | やんちゃくれ | 1998後 | B | 大阪 | 中山乃莉子/石原武龍 | 22.5 | 小西美帆 |
60 | すずらん | 1999前 | A | 北海道/東京 | 清水有生 | 26.2 | 遠野凪子 |
61 | あすか | 1999後 | B | 奈良/京都 | 鈴木聡 | 24.4 | 竹内結子 |
62 | 私の青空 | 2000前 | A | 青森/東京 | 内館牧子 | 24.1 | 田畑智子 |
63 | オードリー | 2000後 | B | 京都/熊本 | 大石静 | 20.5 | 岡本綾* |
64 | ちゅらさん | 2001前 | A | 沖縄/東京 | 岡田惠和 | 22.2 | 国仲涼子 |
65 | ほんまもん | 2001後 | B | 和歌山/大阪/京都 | 西荻弓絵 | 22.6 | 池脇千鶴 |
66 | さくら | 2002前 | A | ハワイ/岐阜/東京 | 田渕久美子 | 23.3 | 高野志穂 |
67 | まんてん | 2002後 | B | 鹿児島/大阪 | マキノノゾミ | 20.7 | 宮地真緒 |
68 | こころ | 2003前 | A | 東京/新潟 | 青柳祐美子 | 21.3 | 中越典子 |
69 | てるてる家族 | 2003後 | B | 大阪/長崎 | 大森寿美男 (なかにし礼) | 18.9 | 石原さとみ* |
70 | 天花 | 2004前 | A | 宮城/東京 | 竹山洋 | 16.2 | 藤澤恵麻 |
71 | わかば | 2004後 | B | 兵庫/宮崎 | 尾西兼一 | 17.0 | 原田夏希 |
72 | ファイト | 2005前 | A | 群馬/東京 | 橋部敦子 | 16.7 | 本仮屋ユイカ |
73 | 風のハルカ | 2005後 | B | 大分/大阪 | 大森美香 | 17.5 | 村川絵梨 |
74 | 純情きらり | 2006前 | A | 愛知/東京 | 浅野妙子 (津島佑子※) | 19.4 | 宮﨑あおい |
75 | 芋たこなんきん | 2006後 | B | 大阪 | 長川千佳子 (田辺聖子※) | 16.8 | 藤山直美 |
76 | どんど晴れ | 2007前 | A | 岩手/神奈川 | 小松江里子 | 19.4 | 比嘉愛未 |
77 | ちりとてちん | 2007後 | B | 福井/大阪 | 藤本有紀 | 15.9 | 貫地谷しほり |
78 | 瞳 | 2008前 | A | 東京 | 鈴木聡 | 15.2 | 榮倉奈々 |
79 | だんだん | 2008後 | B | 島根/京都 | 森脇京子 | 16.2 | 三倉茉奈・佳奈 |
80 | つばさ | 2009前 | A | 埼玉 | 戸田山雅司 | 13.8 | 多部未華子 |
81 | ウェルかめ | 2009後 | B | 徳島 | 相良敦子 | 13.5 | 倉科カナ |
82 | ゲゲゲの女房 | 2010前 | A | 島根/東京 | 山本むつみ (武良布枝※) | 18.6 | 松下奈緒 |
83 | てっぱん | 2010後 | B | 広島/大阪 | 寺田敏雄/今井雅子/関えり香 | 17.2 | 瀧本美織 |
84 | おひさま | 2011前 | A | 長野 | 岡田惠和 | 18.8 | 井上真央 |
85 | カーネーション | 2011後 | B | 大阪 | 渡辺あや | 19.1 | 尾野真千子*→夏木マリ* |
86 | 梅ちゃん先生 | 2012前 | A | 東京 | 尾崎将也 | 20.7 | 堀北真希 |
87 | 純と愛 | 2012後 | B | 沖縄/大阪 | 遊川和彦 | 17.1 | 夏菜* |
88 | あまちゃん | 2013前 | A | 岩手/東京 | 宮藤官九郎 | 20.6 | 能年玲奈* |
89 | ごちそうさん | 2013後 | B | 東京/大阪 | 森下佳子 | 22.4 | 杏 |
90 | 花子とアン | 2014前 | A | 山梨/東京 | 中園ミホ (村岡恵理※) | 22.6 | 吉高由里子 |
91 | マッサン | 2014後 | B | 大阪/北海道 広島/スコットランド |
羽原大介 | 21.1 | 玉山鉄二 シャーロット・ケイト・フォックス |
92 | まれ | 2015前 | A | 石川/神奈川 | 篠﨑絵里子 | 19.4 | 土屋太鳳 |
93 | あさが来た | 2015後 | B | 京都/大阪/福岡/東京 | 大森美香(古川智映子※) | 23.5 | 波瑠 |
94 | とと姉ちゃん | 2016前 | A | 静岡/東京 | 西田征史 | 高畑充希 | |
95 | べっぴんさん | 2016後 | B | 兵庫/大阪 | 渡辺千穂 | 芳根京子 | |
96 | 2017前 |
作品の現存状況
計17作品が欠品状態となっている。『たまゆら』『信子とおばあちゃん』の2作品に至っては1話も映像が現存していないため、「幻の連続テレビ小説」と言われている(『虹』は映像は現存するが、何話目かは不明)。
『マー姉ちゃん』(1979年度前期)以前の作品でNHKに全話現存するのは、家庭用VTRで寄贈されたもの(後述)を含めても『雲のじゅうたん』(1976年前期)と『いちばん星』(1977年度前期)のみとされている。
この理由として、1980年頃までの放送局用ビデオテープ(2インチVTR)が、非常に高価で、大型で保管にもかなりのスペースを要したことが考えられる。また、テープが高価なため、何度も消去し再利用せざるを得なかったこと、操作・編集も煩雑だったこと、さらに、当時は著作権法の事情で、番組の資料保存が現在ほど安易に行えなかったこと、再放送やビデオソフトの販売が想定外だったことなどが挙げられる。それでも、重要な放送回や総集編、初回あるいは最終回は映像資料用としてか保存されていたものもある。
NHKにも無い作品が、視聴者の家庭用VTRテープ(当時のビデオは20万円弱と大変に高価で普及率が低かった)として発見され、NHKアーカイブスに寄贈されることもある。しかし、家庭用機器による録画であることとテープの経年劣化により画質が悪く、市販できるものではない。
続編・スピンオフ他関連作品
- 続編・特別編
- 『私の青空』『ちゅらさん』はゴールデンタイム枠の「月曜ドラマシリーズ」(『ちゅらさん4』のみ土曜ドラマにて)、『どんど晴れ』『てっぱん』『梅ちゃん先生』は、特番枠で続編が制作された。また、特別編(『純情きらりスペシャル・桜子と達彦愛の軌跡』『風のハルカ・春の感謝祭スペシャル』など)が放送された例もある。その他『NHK紅白歌合戦』内企画として、特別編が制作されることもある(『澪つくし』『あまちゃん』『花子とアン』『あさが来た』)。
- スピンオフ
-
- ちりとてちん「ちりとてちん外伝 まいご3兄弟」
- 2008年、「かんさい特集」枠(その後全国放送)。本編のヒロイン徒然亭若狭の兄弟子3人(草原・小草若・四草)による、福井から大阪への岐路を描いた物語。上方落語の「宿屋仇」がモチーフ(朝ドラ史上初めてのスピンオフ)。
- だんだん「私の"だんだん"」
- 2009年、島根県向け「ふるさと発」枠(その後全国放送)。舞台地が松江市のオムニバス(「ありがとう」を題材にしたショートドラマ3本)。案内役は六子。
- つばさ「好きと言えなくて」
- 2009年末、総集編の放送に合わせて、番組宣伝の一環として制作。ヒロインの弟の知秋をメインにした『青春編』とラジオぽてとの社長の成瀬をメインにした『中年編』の2本立て。
- ゲゲゲの女房「地デジ普及ドラマ・いちごとせんべい」
- 2010年7月、地デジ完全移行1年前にちなみ、その普及・促進のために制作。
- 本編の主役である松下奈緒・向井理が役柄・設定を変えて主演した点と、『ゲゲゲ…』とは直接関連しないストーリー展開が、他のスピンオフと異なる。
- てっぱん「番外編〜イブ・ラブ・ライブ」
- 2011年末、「かんさい特集」枠(クリスマス・イブの12月24日に全国放送)。主人公は趙珉和演じる浜野一(鰹節屋・浜勝の社長)。ヒロインを演じた瀧本美織も出演。
- 純と愛「富士子のかれいな一日」
- 2013年4月20日にNHK BSプレミアムのザ・プレミアム枠にて放送。第1部に登場した吉田羊演じる桐野富士子が主役。ヒロインを演じた夏菜も出演。
- ごちそうさん スピンオフスペシャル「ごちそうさんっていわしたい!」
- 2014年4月19日にNHK BSプレミアムのザ・プレミアム枠にて放送。主人公は菅田将暉演じる西門泰介。ヒロインを演じた杏も出演。
- 花子とアン スピンオフスペシャル「朝市の嫁さん」
- 2014年10月18日にNHK BSプレミアムのザ・プレミアム枠にて放送。主人公は窪田正孝演じる木場朝市。ヒロインを演じた吉高由里子、次年度前期作「まれ」のヒロインで、吉高の妹役を演じた土屋太鳳も出演。
- マッサン スピンオフドラマ 前編「すみれの家出〜かわいい子には旅をさせよ〜」 後編「たそがれ好子〜女三人寄れば姦しい〜」
- 2015年4月25日・5月2日にNHK BSプレミアムのザ・プレミアム枠にて放送。主人公は早見あかり演じる亀山すみれ(前編)、江口のりこ演じる好子(後編)。主人公を演じた玉山鉄二、ヒロインを演じたシャーロット・ケイト・フォックスも出演。
- まれ「また会おうスペシャル」前編「僕と彼女のサマータイムブルース」 後編「一子の恋〜洋一郎25年目の決断〜」
- 2015年10月24日・31日にNHK BSプレミアムのザ・プレミアム枠にて放送。主人公は渡辺大知(黒猫チェルシー/little voice)演じる二木高志(前編)、高畑裕太演じる角洋一郎(後編)。ヒロインを演じた土屋太鳳も出演。50分間のドラマ本編放送後、土屋出演の「まれ能登紀行」が4分放送された。
- あさが来た「割れ鍋にとじ蓋」(われなべにとじぶた)
- 2016年4月23日にNHK BSプレミアムのザ・プレミアム枠にて放送。主人公は三宅弘城演じる亀助(きすけ)。ヒロインを演じた波瑠も出演。
- 舞台化・映画化
- 本編のストーリーが舞台化(『おしん』『さくら』『わかば』『だんだん』など)、映画化(『おしん』『すずらん 〜少女萌の物語〜』『ゲゲゲの女房』[注 45])。
- その他関連作品
番組宣伝・関連番組
- NHK
- 一般的な番組宣伝では、ステーションブレイクや、新聞広告、交通広告(鉄道駅構内、電車内中吊り、ラッピング広告)などが挙げられる。NHK公式サイトでは2009年度まで、「連続テレビ小説」として番組ホームページが一括されていたが、2010年度以降は各作品ごと独自に作られることになった。
- 次回作発表とヒロイン紹介は、19時台の報道番組(『NHKニュース』→『NHKニュース7』)で毎作必ず取り上げられる。
- クランクアップ(撮影終了)の際には、収録スタジオに吊るされたくす玉をヒロインが割り、出演者がスピーチを行うのが恒例。この模様はNHKオンラインの これ見て!ムービー に掲載されるほか、スポーツ新聞やNHKの広報番組(『スタジオパークからこんにちは』など)で紹介されることがよくある。
- 主要キャストは、NHKの各番組にゲスト出演することが多い。ヒロインは主にクランクアップ後に『スタジオパークからこんにちは』へ、また、大阪発となる番組のヒロインは『土曜スタジオパーク』が大阪発の全国放送となる10月下旬か11月初旬の回に登場することが多い[注 46]。他にも『日曜スタジオパーク』『バラエティー生活笑百科』『MUSIC JAPAN』などの例がある。
- 2010年3月29日より平日本放送直後に生放送されている『あさイチ』(祝日は原則休止)では、冒頭で朝ドラを観たキャスター陣(コメンテーターやゲストも含める)が感想を述べることがある[注 47]。また金曜日企画の「プレミアムトーク」に放送中作品の関連者(出演者・脚本家・主題歌担当歌手)が出演することも多く、その際はオープニングから作品とリンクさせた演出を行うことが恒例。2011年4月9日より土曜本放送直後に生放送される『週刊ニュース深読み』でも、時折『あさイチ』同様の演出が行われることがある(特に最終回直後の放送では、大々的にこの演出を行う場合もある)。日曜日に放送される『NHKとっておきサンデー』(2011年4月10日開始)内「連続テレビ小説一週間」(ダイジェスト)において、コーナーの最後にスタジオ出演者が感想や次週の内容予想を披露している。
- 総合テレビでの再放送直後に生放送される『NHKニュース』において、ニュースを担当するアナウンサーもモニターでこの再放送を視聴しており、ニュースのオープニングでドラマの内容に合わせた表情をする事もある[40][41](先述の『あさイチ』開始以前では、平日本放送終了後も『NHKニュース』に接続していたため同様だった。森本健成は朝ドラに反応したコメントを発した事がある)。
- 『あさイチ』が原則的に休止となる祝日の本放送の後座枠について、朝ドラ関連の特別番組が組まれる事もある。
- これらの番組も、朝ドラからの連続視聴者の多さなどから高視聴率を記録することが多い[42]。
- 『関西発ラジオ深夜便』で2012年4月より2014年5月まで、中村宏がアンカーを担当する第1・3金曜日の翌日未明(第1・3金曜日深夜)で、同年上半期の『梅ちゃん先生』をスタートとして、過去に遡って朝ドラの主題歌(稀に挿入歌)を毎回1-2曲(稀に3曲)放送した。
- 『思い出のメロディー』(主に放送中の上期作品)、『わが心の大阪メロディー』(主に放送中の下期作品)で作品が取り上げられることも多い。
- 『NHK紅白歌合戦』でも朝ドラとの関連演出が多く行われる。特に紅白時点で放送中の年度下期作品の宣伝演出はほぼ毎年されている。年度上期作品はかつてはあまり取り上げられなかったが、2010年代に入ってからは全作取り上げられている。
- その他
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- 2004年度前期『天花』まで、中日新聞社系列の地方新聞(中日新聞、北陸中日新聞、日刊県民福井、東京新聞)では朝ドラヒロイン執筆のコラム「スタジオ日記」が週1回掲載されていた。
- 東京ニュース通信社のテレビ情報誌『TVガイド』でも、ヒロインを冠とした1ページ記事を連載したり、Yahoo! JAPANのYahoo! TVではNHKエンタープライズとタイアップしてweb連載を掲載したりしている。
- 東京制作のヒロインは中央競馬のNHKマイルカップのゲスト出演や表彰プレゼンテーターをする場合がある。
- 大阪制作のヒロインは毎年、10月ないしは11月の「社会人野球日本選手権大会の開会式・始球式」、2月3日開催の「成田山不動尊(大阪府寝屋川市)での豆撒き」、3月に開かれる「びわ湖開きの来賓ゲスト」として出席するのが恒例[注 48]。
- 民放各局では、朝ドラの出演経験者(特に主役)の起用や帯ドラマ制作などの動きはあったものの、朝ドラ関係の直接の報道は少なかった。しかし2010年代に入ってからは、最終回前後に民放の番組に原案者やドラマ出演者が出演するという展開が多々見られるようになった。また、民放各局が放送中の朝ドラにちなんだ特集(舞台地やヒロインの職業・人物モデルを取り上げたものなど)を行うようになっている。
- 関連特番
-
- 「NHK大阪放送局開局85周年記念番組 懐かしの大阪局制作“朝ドラ”全部見せます!」
- 「連続テレビ小説50年!日本の朝を彩るヒロインたち」
- 「あなたの朝ドラって何!」
- 「JOBK放送開始90周年記念 大阪発朝ドラコンサート」
- 2015年11月21日19:30-20:45(総合テレビ・関西ローカル)、同11月23日11:30-12:45(BSプレミアム)
- 大阪局制作の朝ドラ全39本の主題歌・曲にスポットを当て、その楽曲の生演奏を中心に、大阪発朝ドラにゆかりのあるヒロインとのトークショーを交えたNHK大阪ホールでのコンサートを放送。
- 司会・杉浦圭子(「青春家族」=東京発、「あさが来た」)
- ゲスト・純名里沙(「ぴあの」ヒロイン・主題歌担当)、三倉茉奈・佳奈(「ふたりっ子」〈少女編〉、「だんだん」ヒロイン)、オーロラ輝子(河合美智子「ふたりっ子」挿入歌担当)、桂吉弥(「ちりとてちん」)、元ちとせ(「まんてん」主題歌担当)、HY(「純と愛」主題歌担当)、波瑠(「あさが来た」ヒロイン)、玉木宏、近藤正臣(以上「あさが来た」)
受賞歴
以下の他、作品に対してだけでなく、ヒロインら出演者が受賞していることもある。本項では出演者への表彰は割愛する。
- ギャラクシー賞(放送批評懇談会)
- 放送文化基金賞(放送文化基金)
- 『カーネーション』 - 2012年、第38回 優秀賞 テレビドラマ番組部門[48]
- 東京ドラマアウォード(国際ドラマフェスティバル in TOKYO)
- エランドール賞(日本映画テレビプロデューサー協会)
- ザテレビジョンドラマアカデミー賞
- 『TVnavi』ドラマ・オブ・ザ・イヤー
- 『ゲゲゲの女房』 - 2010年、第7回 大賞/最優秀作品賞[53])
- 橋田賞(橋田文化財団)
- 連続テレビ小説 - 2002年、第10回 10周年記念として特別顕彰
- 向田邦子賞(脚本家を対象)
- 『日経エンタテインメント!』ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー
- 谷口卓敬(『ゲゲゲの女房』制作総括) - 2011年、第2回(受賞10組のうち3番目)[54]
- 新語・流行語大賞
- 「Yahoo!検索大賞」(Yahoo! JAPAN)
関連商品
- グッズ
- 『ちゅらさん』では、劇中に登場するキャラクター「ゴーヤーマン」のグッズ(人形・根付・絵本など)を中心に発売された。『あまちゃん』でも多数の関連グッズ(2013年9月25日発表時点で約230点[55])が販売され、他の作品でも雑貨・日用品・食品・カプセルトイなどが販売された[56]。グッズ商品の企画・販売はNHKエンタープライズが行っている。
- 書籍
- 各作品ごとに『ドラマ・ガイド』がNHK出版から販売されている。ドラマの放送に合わせ、前半・後半(Part1・2)の2冊に分けて販売される場合が多い。
- 週刊誌『NHKウイークリーステラ』(NHKサービスセンター)では、放送中の朝ドラ出演者へのインタビューや次週のあらすじなどが掲載されており、番組終盤には臨時増刊として 「メモリアルブック」が発売されている。またこれとは別に、NHK監修の上で有志による「公認ファンブック」が発売されることがある。
- ノベライズ本も上下巻形式などで毎作販売されている。シナリオ本は『おしん』(全4巻)『ふたりっ子』(全5巻)『あまちゃん』(全2巻、電子版も[57])『ごちそうさん』(全2巻)で発売された。
- 作品によってはコミック化もされている(『おしん』『天うらら』『やんちゃくれ』『すずらん』『ちゅらさん』『おひさま』『マッサン』など)。
- 『ごちそうさん』『まれ』など料理や菓子を題材にした作品では、作品中に登場したメニューのレシピ本が、『まれ』では、ヒロイン・土屋太鳳をモデルにした写真集が発売された。
- 2015年10月17日には、朝ドラ放送55年(NHK90周年)を記念して、『朝ドラの55年〜全93作品完全保存版』 ISBN 978-4144072130 (NHK出版)が発売された。同書籍には、発行時点で放送されている「あさが来た」までの全93作品についての簡単なあらすじを初め、主要なヒロイン16人、主要男性主演者4人、その他民放のドラマ製作責任者や本番組の演出家、脚本家などへのインタビューを多数掲載している。
- 着ボイス
- 2010年代の『あまちゃん』『マッサン』『あさが来た』では着信ボイス(着ボイス)の配信も実施された[58][59]。
備考
かつて民放各局は総合テレビでの朝ドラ本放送が8:15開始だったことに合わせ、8:30から朝のワイドショーを編成していた。しかし1990年代から民放キー局4社(日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日)の朝のワイドショーが、テレビ朝日(1993年4月 - )、フジテレビ(1999年4月 - )[60]、日本テレビ(2004年10月 - )、TBS(2014年3月末 - )の順でそれぞれ8時開始に繰り上げた[61]。これらのことが2000年代中盤から後半における本放送の視聴率低迷の一因に挙げられた。
航空自衛隊小松基地は2015年10月下旬から、基地周辺に住んでいる視聴者に配慮し、F15戦闘機の訓練飛行開始時間を慣例の8時から約10分早めた[62][63]。
2016年春以降、『連続テレビ小説』は日本の地上波で唯一の帯ドラマとなる。
注釈
- ^ 『まんさくの花』『凛凛と』など、ヒロインが兼ねる場合は、オープニングのクレジットに「語り」の記載が無いこともある。
- ^ 『ひまわり』での『飼い犬』のリキ(萩本欽一)、『まんてん』での屋久杉(藤村俊二)、『風のハルカ』での由布岳の精(中村メイコ)、『ごちそうさん』でのぬか床(吉行和子)、『まれ』での魔女姫人形(戸田恵子)など。
- ^ 『鮎のうた』のフランキー堺、『おしん』の奈良岡朋子、『はね駒』の細川俊之、『ひまわり』の萩本欽一、NHKアナウンサーでは『ふたりっ子』の上田早苗も。
- ^ a b 1975年度以降の1年度作品は『おしん』『君の名は』『春よ、来い』の3作品。
- ^ a b 1981年度 - 1982年度前期の3作品(『まんさくの花』→『本日も晴天なり』→『ハイカラさん』)、1983年度 - 1984年度前期の2作品(『おしん』→『ロマンス』)は、NHK東京が続けて制作した。
- ^ このうち『ファイト』(全27週)と『あさが来た』(全26週)は次作品を本来の開始月第1月曜に合わせるため、実勢放送週を通常より1週多めに設定している。また『てっぱん』は東日本大震災の影響で1週休みが発生したため、結果的に最終回は年度をまたぐ形になり、次の『おひさま』と『カーネーション』はそれぞれ開始月の第1月曜からの放送となった。なお『カーネーション』も本来は曜日調整のため実勢27週で放送する予定だったが、『おひさま』の放送開始延期に伴い、1週削減されている。
- ^ 当初は23分。
- ^ 2002年の「さくら」においても、日系外人がヒロインとなっていたが、純粋な外国人ヒロインは左記が初
- ^ ただしNHKの公式回答では「最終回後の桜子は生死不明」とされている。
- ^ 『ゲゲゲの女房』『花子とアン』などでは、エンディング画面下部に「このドラマはフィクションです」との断り書きが表示された。
- ^ 『マー姉ちゃん』(田河水泡・菊池寛)、『ハイカラさん』(津田梅子・山川捨松)、『ゲゲゲの女房』(水木しげる)、『花子とアン』(村岡花子)『あさが来た』(土方歳三・五代友厚)など、実名を用いている作品もある。
- ^ 「NHK大阪放送劇団」「関西芸術座」「劇団そとばこまち」「劇団立身出世劇場」など。
- ^ 朝ドラ出演中に、NHKの伝統ある番組の司会に抜擢される者もいる。『NHK紅白歌合戦』では紅組司会として『ひらり』の石田ひかり(当時20歳)、『思い出のメロディー』では『ちゅらさん』の国仲涼子(当時22歳)や『ゲゲゲの女房』の松下奈緒(当時25歳)。
- ^ 厳密にはオーディションではなかったという樫山の本人談もある(#田幸、253-254頁)。
- ^ 岡本綾は「終のすみか」(大石静の脚本)、尾野真千子は「火の魚」(渡辺あやの脚本)。
- ^ 2010年までは、広島・岡山・松江・山口の各局は8:50頃からの放送、鳥取局は他地域と同じ8:35頃からの放送であった。
- ^ ロンドン五輪の中継が編成された2012年は、中国地方では2011年と同じく7:45から先行放送し、式典の中継は9:00まで放送。そのため、他地域で8:55(実際は8:59)から開始する五輪中継は9:00飛び乗りとなる。なお、他地域では式典の中継が終了予定の8:35から4分延長したため、8:39からの放送だった。
- ^ 徳島県を除くNHK教育が未開局の地域では、『娘と私』の再放送時間帯には学校放送番組が放送されていた。
- ^ 後座番組『あさイチ』も新設(従来の後座番組は8:30からの定時ニュースだった)。
- ^ a b BSプレミアムでは独自のポイントサービスであるBSドラマイル対象番組の一つとして扱われる。
- ^ 1994・1995年度はBS2で23時台を基調とした夜間の再放送があったが、開始時間が不安定だったため、その代替として新設された。
- ^ 『とっておきサンデー』はリアルタイム字幕放送を使用(微妙な遅延はあるものの、予め入力したものをタイミングに合わせて表示)。『とっておきサンデー』休止による単独番組扱いの場合、字幕放送は収録番組と同様、予め入力したものをタイムラグなしで表示。5分版は2011年度は字幕を放送しなかった(ただし『とっておきサンデー』の放送がある時はリアルタイム字幕あり)が、2012年度から実施する。
- ^ a b 本来朝のアンコールでは『カーネーション』-BKを、夜のアンコールでは『純情きらり』-AKを再放送としていたが、『カーネーション』-BKに出演していた俳優が不祥事により逮捕されたため、急きょ変更された。(俳優逮捕でNHK朝ドラ再放送差し替え - デイリースポーツ、2013年3月6日)
- ^ 月曜1:10 - 2:40(日曜25:10 - 26:40)に1週6日間まとめて再放送。
- ^ このため、後座番組『あさイチ』は8:30開始となり、15分押しでの放送となった。
- ^ 民主党代表選挙関連の特設ニュース放送時に総合テレビでは画面左端の縦文字で、NHKワールド・プレミアムでは画面下にそれぞれ断りの字幕スーパーが所定開始時刻の12:45に出された。
- ^ このため、総合テレビの『連続クイズ ホールドオン!』は休止。NHKワールド・プレミアムは2本目の放送終了後、『スタジオパークからこんにちは』の時差配信が始まる16:15までニュースを含めた通常番組の配信時間が15分繰り下げとなった。
- ^ NHKワールド・プレミアムは編成の都合上、首都圏のローカルニュースを割愛して13:05飛び降りとなった。
- ^ ただし、ラジオ第1・FMの『ここはふるさと 旅するラジオ』は通常通り放送された。 旅の記録(旅ラジ!)。
- ^ 歌詞入りの朝ドラオープニングタイトル第1号ともいわれる。(歴代の『朝ドラ』主題歌 - アカイさんノートNHKブログ)
- ^ 最終週では、再び1番の歌詞に戻った。
- ^ この変則パターンは『ごちそうさん』の第78話(2013年の放送最終日)や『まれ』の第38話(能登編第1部最終回・主題歌のみ)でも使われている。
- ^ 2015年の『まれ』では、2番の歌詞が初披露された第18週に限り、字幕放送でなくオリジナル字幕による歌詞(縦書き)が表示された。
- ^ 1991年度1年を通して放送された『君の名は』でも、途中からサブタイトルが付けられ、数か月を一括りとして「第2部」「第3部」…と表示された。
- ^ 『まれ』は、日めくりカレンダー方式のエンドカードで、ヒロイン・土屋太鳳や魔女姫人形をモデルにしたものである。
- ^ a b 作品によっては「おわり」「おしまい」など。
- ^ その日の放送中止となった場合は代替放送日に、中止日の扱いでスタンプを押すことができる。このため、本来の当日放送分のポイント<最大4点>+代替放送分のポイントが貯められる。実例として2014年10月7日の『マッサン』で、前日10月6日の総合テレビでの初回・再放送がいずれも台風情報で休止となり、7日は2日分を放送したが、代替放送分は6日放送分の扱いとみなして加算し、7日の分と合わせて総合テレビでは最大2日分・4ポイント、通常通り行われたBSPの分を入れると最大6ポイントが貯められた。
- ^ 1978年の年間の全日視聴率は、NHK総合とTBSとが10.1%で同率1位であった。なお、この年(1978年)にはTBSが年間視聴率で3冠王を獲得している。
- ^ 2013年の『あまちゃん』では通称「あま絵」と呼ばれて注目され、以降「◯◯(作品の略称)絵」という呼び方が定着する。
- ^ 一度も20%台に達しなかったのは、『わかば』のほか、『ちりとてちん』(2007年度後期)、『瞳』(2008年度前期)、『だんだん』(2008年度後期)、『つばさ』(2009年度前期)の5作品。
- ^ その日の朝は、強風を伴う台風18号が関東に接近し、大動脈の山手線などが運休して交通がかなり麻痺していた。
- ^ 当日は放送直前の7:43に山梨県富士河口湖町で震度5弱を記録した地震が発生し、直後46分の臨時ニュースの視聴率が26.1%を記録したことから、その流れで視聴した人が多かったことが指摘されている。
- ^ 『ひまわり』は2週単位(12回)。
- ^ ビデオリサーチによれば、『どんど晴れ』が第2回で、他作品が初回で『ゲゲゲの女房』第1週の週間最高視聴率15.8%を超えている。
- ^ 公開はテレビ版終了後であるが、企画・撮影終了ともに、映画版の方がテレビ版よりも先行していた。
- ^ 大阪制作『てっぱん』ヒロインの瀧本美織が、同年10月2日の東京制作『土曜スタジオパーク』にゲスト出演した例もある。
- ^ この演出は『あさイチ』開始当時から行っていたが、前述のSNS投稿同様、2013年の『あまちゃん』以降注目され始め「朝ドラ受け」「○○(題名の略称)受け」と俗称が付くようにもなった。
- ^ 『風のハルカ』の村川絵梨は、「始球式」と「豆撒き」には出席せず。また、『てっぱん』の時は(ヒロインの瀧本美織ではなく)友人役の朝倉あきが始球式に出席した。
出典
- ^ 双子に最年長47歳…朝ドラ異色のヒロインずらり - スポニチ、2013年11月19日
- ^ a b 『週刊文春』5月5日・12日GW特大号、文藝春秋、2011年、172-176頁。
- ^ a b #堀井、83-89頁。
- ^ 「はじめての連続テレビ小説」(「文化の扉」朝日新聞2014年8月19日)。
- ^ 黄馨儀 「テレビ文化と女性―初期のNHK 朝の連続テレビ小説の形式転換と女性視聴者との関係」 2010年
- ^ 卓話「ごちそうさんのみどころ」(プログラム委員会 北出幸一委員長、NHKプロデューサー 内田ゆき) - 宇都宮ロータリークラブ No.3027回 第6会報、2013年8月6日
- ^ 卓話「NHK連続テレビ小説の裏話」(NHK宇都宮放送局 局長 北出幸一会員) - 宇都宮ロータリークラブ No.2949回 第23会報、2011年12月13日
- ^ 『週刊女性』2013年9月10日号
- ^ 『朝ドラの55年〜全93作品完全保存版』
- ^ 3/3 全国朝ドラ分布図(前)名古屋は避けてる? - All About
- ^ "みなさんの期待に応えられるよう頑張りたい"〜「マッサン」亀山エリー役のシャーロット・ケイト・フォックスさん
- ^ “「マッサン」プロポーズは然別湖 十勝でもロケ”. tokachi.co.jp (十勝毎日新聞). (2014年10月4日) 2014年12月12日閲覧。
- ^ それぞれ逸見・山村・八木はフジテレビ、古舘はテレビ朝日、福澤は日本テレビ、松平はNHK、宮根はABC出身。
- ^ 現役のAKB48グループメンバーは村山、NMB48・藤江のみ、冨手、光宗、大島、川栄は元メンバー。
- ^ 「『ゲゲゲ』で再注目!ヒット女優の養成所”朝ドラ”」『日経エンタテインメント!』2011年1月号(No.166)、日経BP、2010年、73頁。
- ^ 朝ドラのヒロインを経験すると、なぜ女優として大成するのか『日経エンタテインメント!』2012年6月号
- ^ 『女性セブン』2012年7月19日号 - NEWSポストセブン
- ^ ヒロインは劇団だった - ニッカン芸能
- ^ 堀北真希、2012前期NHK朝ドラ「梅ちゃん先生」ヒロインに - 映画.com
- ^ -『あさが来た』長女役・小芝風花、ヒロイン落選からの復活起用「一瞬、理解ができませんでした」 - マイナビニュース、2016年1月1 日
- ^ 【純と愛の内緒話】スーパー美女「マリヤ」の涙…NHK審査員をメロメロにした「おとうちゃん愛」(2/3ページ) - MSN産経west、2013年3月9日
- ^ 高橋メアリージュン、朝ドラ大抜てき秘話語る「元彼からの100万円ダイヤ」 - マイナビニュース、2014年6月27日
- ^ 「カーネーション」ヒロイン交代 番組Pに緊急インタビュー! - NHKブログ、2012年1月31日
- ^ 2016年1月29日の「天皇陛下フィリピンご訪問」のニュース放送時など、予め放送時間が変更されるケースもある。
- ^ NHK INFORMATION「放送番組編成計画」国内放送番組(日本放送協会)
- ^ 『朝日新聞』1972年2月29日付朝刊23面「CMをやめた民放局も」より。特番により、総合テレビでは9時40分から19時までほぼ全ての通常番組が休止された。
- ^ 『朝日新聞』1972年3月4日付朝刊13面の番組欄より。
- ^ 朝日新聞1987年3月19日付朝刊1面『NHKが初の緊急警報放送』より。
- ^ 2013年「あまちゃん」のキャッチアップ放送・「朝まであまテレビ」と、2015年「あさが来た」のキャッチアップ放送・「びっくりぽん!!『あさが来た』ダイジェスト一挙放送」も含む
- ^ ネットにつなごう!「花子とアン」
- ^ NHKネットクラブ「花子とアン スタンプラリー 3月31日(月)スタート!」
- ^ 引田惣弥『全記録 テレビ視聴率50年戦争-そのとき一億人が感動した』講談社、2004年、ISBN 4062122227、116頁。
- ^ 地震余波? 「カーネーション」視聴率、初の25% - MSN産経ニュース、2012年1月30日
- ^ 『生活ほっとモーニング』・『あさイチ』の項も参照。
- ^ 『梅ちゃん先生』、期間平均20.7% 『こころ』以来9年ぶり20%超え - ORICON STYLE、2012年10月1日
- ^ 関東地区・ビデオリサーチ社調べ
- ^ あまちゃん 最終回視聴率23.5% BSは「梅ちゃん」超え - 中日スポーツ・2013年10月1日
- ^ “「早あま」合算で視聴率“31.4%””. デイリースポーツ. (2013年9月30日) 2013年10月7日閲覧。
- ^ ビデオリサーチ NHK朝の連続テレビ小説 過去の視聴率データ
- ^ 『女性セブン』2013年9月5日号
- ^ http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0515/sgk_150515_4658814000.html NEWSポストセブン(5月15日)
- ^ http://news.livedoor.com/article/detail/7687249/ 日刊ゲンダイ(2013年5月18日)
- ^ 2010年代前半では年度上期作品のヒロイン経験者の紅組司会起用がほとんどだった。
- ^ 起用には至らずともヒロインや主要出演者が組司会の候補に挙がることも多い。
- ^ NHKオンライン TV60年
- ^ 放送批評懇談会第48回奨励賞受賞作品
- ^ 放送批評懇談会第49回ギャラクシー賞受賞作品
- ^ 第38回放送文化基金賞受賞一覧
- ^ “国際ドラマフェスティバル:Award”. 2013年10月24日閲覧。 - 2012年の受賞リスト
- ^ “国際ドラマフェスティバル:Award”. 2013年10月24日閲覧。 - 2013年の受賞リスト
- ^ 『ザテレビジョン』11月5日号(No.41)、2010年、22-24頁。
- ^ 第72回ザテレビジョン ドラマアカデミー賞 最優秀作品賞
- ^ 『月刊TVnavi』5月号、扶桑社、2011年、207-214頁(ドラマ・オブ・ザ・イヤー2010年間大賞
- ^ 『日経エンタテインメント!』4月号(No.169)、日経BP、2011年、132頁。
- ^ じぇじぇじぇ! 「あまちゃん」グッズ大盛況 - 読売新聞、2013年9月25日
- ^ 『まれ』では、魔女姫人形を模したストラップ、食器などが発売された。
- ^ 「あまロス」を乗り切ろう:角川マガジンズから「あまちゃん」シナリオ完全収録本の発売決定 - ITmedia eBook USER
- ^ 「マッサン」名ゼリフ着ボイス、配信好調 - スポーツ報知、2015年1月12日
- ^ 「びっくりぽんや!」波瑠セリフ着ボイスに 23日から配信開始 - スポーツ報知、2015年12月23日
- ^ 1994年4月 - 9月は『おはよう!ナイスデイ』を8:00開始としたほか、1998年10月 - 1999年3月は同番組を8:25開始としていた。
- ^ [1],NEWSポストセブン,2015年12月26日
- ^ “理由は朝ドラ? 小松基地、飛行訓練が10分早まる”. 朝日新聞デジタル (2015年12月18日). 2015年12月22日閲覧。
- ^ “空自小松基地 訓練開始前倒し 朝ドラに配慮”. 毎日新聞 (2015年12月19日). 2015年12月22日閲覧。
参考文献
- 堀井憲一郎『若者殺しの時代』講談社〈講談社現代新書〉、2006年4月。ISBN 4-06-149837-1。
- 田幸和歌子『大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた』太田出版、2012年9月。ISBN 4-77-831339-9。
- 『朝ドラの55年〜全93作品完全保存版』NHK出版、2015年10月。ISBN 978-4144072130。
- 『連続テレビ小説読本』洋泉社MOOK、2014年9月。ISBN 978-4800304940。
- 『連続テレビ小説読本 Vol.2』洋泉社MOOK、2015年3月。ISBN 978-4800306173。
- 『思い出の“朝ドラ"大全集』宝島社、2015年8月。ISBN 978-4800245052。
- 『ステラ』(NHKサービスセンター)
- 2001年5月25日号 “朝ドラ”ヒロインでたどるキャリアウーマン40年史 朝ドラデータファイル
- 2011年4月15日号 連続テレビ小説50年メモリアルグラフィティー
- ステラMOOK 『テレビ50年』(NHKサービスセンター、2003年発行、pp. 180–187)
外部リンク
- 連続テレビ小説一覧 - NHK
- 2015年春の特集 こんな番組探しています! - NHKアーカイブス 番組発掘プロジェクト
- テレビを見ない時間帯を変えた“朝ドラ” - マンガで読むNHKヒストリー
- ビデオリサーチ・朝ドラ視聴率一覧
- 朝ドラ舞台地ネットワーク連絡会議 - 2012年に発足。
- 特集 なつかしの番組 モデル出身の朝ドラヒロインたち - NHKアーカイブス
- 特集 なつかしの番組 東北が舞台の連続テレビ小説 - NHKアーカイブス
- 特集 なつかしの番組 連続テレビ小説 全リスト - NHKアーカイブス
- 特集 なつかしの番組 連続テレビ小説 制作者座談会 - NHKアーカイブス
- 特集 なつかしの番組 朝ドラ ヒロインのモデル - NHKアーカイブス
- 特集 なつかしの番組 朝ドラ”のおばあちゃん(前編) - NHKアーカイブス
- 特集 なつかしの番組 朝ドラ”のおばあちゃん(後編) - NHKアーカイブス
- 特集 なつかしの番組 朝ドラ”ヒロインから“大河”女優へ - NHKアーカイブス
- 特集 なつかしの番組 “食”が舞台の「朝ドラ」 - NHKアーカイブス
- 特集 なつかしの番組 「朝ドラ」に登場したキャラクターたち - NHKアーカイブス
- 特集 なつかしの番組 東京を主な舞台にした 連続テレビ小説 - NHKアーカイブス
- 特集 なつかしの番組 四国が舞台の歴代「朝ドラ」 - NHKアーカイブス
- 特集 なつかしの番組 “朝ドラ”のヒロイン夫婦 - NHKアーカイブス
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