岩間芳樹

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岩間芳樹(いわま よしき、1929年10月31日 - 1999年6月13日 )は、静岡県出身の脚本家

来歴・人物[編集]

福島県立福島高等学校を経て、早稲田大学第一文学部に入学するも、学生時代にNHKラジオドラマで脚本家としてデビュー後、1952年に中退し脚本家に専念。民放ラジオやテレビ放送が始まるに合わせ脚本家として活躍する。

1983年には日仏合作のドラマ「ビゴーを知っていますか」でエミー賞国際優秀賞を受賞、1993年11月22日に放送された「定年、長い余白」で第12回向田邦子賞受賞するなど数々の賞を受賞。

1999年には映画「鉄道員(ぽっぽや)」の脚本を担当、ヒットさせるも同年6月13日腹部大動脈りゅう破裂のため死去。享年69。

代表作[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

著書[編集]

  • 陽はまた昇る(ルック社)
  • さかなちゃん(三笠書房)
  • 北上山系(三笠書房)
  • わたしは海(日本放送出版協会)
  • 望郷の星(ティビーエス・ブリタニカ)
  • 3年B組貫八先生(集英社)
  • 植村直己(ブロンズ新社)
  • 岩間芳樹ドラマ特選集(近代文芸社)
  • わがドラマ紀行(福島民報社)

作詞[編集]

  • 明るいなかま (作曲/廣瀬量平)1962年 NHK教育
  • 合唱組曲「海の詩」(作曲/廣瀬量平) - 第1曲「海はなかった」は、第42回NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲。
  • 冬・風蓮湖(作曲/高田三郎) - 第46回NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲。
  • 聞こえる(作曲/新実徳英) - 第58回NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲。