大森寿美男
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大森 寿美男 (おおもり すみお) | |
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プロフィール | |
誕生日 | 1967年8月3日(57歳) |
出身地 | 日本・神奈川県 |
主な作品 | |
テレビドラマ |
『泥棒家族』 『トトの世界〜最後の野生児〜』 『てるてる家族』 『風林火山』 『悪夢ちゃん』 『精霊の守り人』 『なつぞら』 |
映画 |
『39 刑法第三十九条』 『風が強く吹いている』 |
受賞 | |
第21回(1999年)ヨコハマ映画祭 脚本賞(『39 刑法第三十九条』) 第19回(2000年度)向田邦子賞(『泥棒家族』『トトの世界〜最後の野生児〜』) |
大森 寿美男(おおもり すみお、1967年8月3日 - )は、日本の脚本家、演出家、映画監督。神奈川県出身[1]。
経歴
[編集]10代で演劇活動を始め、劇団「自家発電」を旗揚げし、作・演出を手掛ける。1990年代前半には渡辺えり子主宰の「劇団3○○(さんじゅうまる)」の公演『1の1の6』(1990年)、『クレヨンの』(1991年)、『月に眠る人』(1993年)等に出演。1997年には『男的女式(おとこてきおんなしき)』が第3回日本劇作家協会新人戯曲賞にノミネートされる。同年オリジナルビデオ『新・静かなるドン』で脚本家としてデビューした。
『泥棒家族』(日本テレビ)、『トトの世界〜最後の野生児〜』(NHK-BS2)において“社会に対する確かな視線”が評価され、当時史上最年少で第19回(2000年度)向田邦子賞を受賞した[2]。
コメディから時代劇まで幅広いジャンルをこなす。映画では、特に篠原哲雄が監督を務めた作品を多く手掛けている。
2009年10月公開の『風が強く吹いている』で映画監督としてもデビューし[3]、第31回(2009年)ヨコハマ映画祭および第19回(2009年度)日本映画批評家大賞において新人監督賞を受賞。
作品
[編集]映画
[編集]- お墓がない!(1998年 製作:光和インターナショナル、フジテレビジョン 配給:松竹)
- 39 刑法第三十九条(1999年 光和インターナショナル、松竹)
- 黒い家(1999年 松竹)
- 命(2002年 東映)
- 木曜組曲(2002年 製作:光和インターナショナル 配給:シネカノン)
- 昭和歌謡大全集(2003年 製作:光和インターナショナル、バンダイビジュアル 配給:シネカノン)
- 欲望(2005年 製作:光和インターナショナル 配給:メディア・スーツ)
- メールで届いた物語 アボカド納豆。(2005年 東映ビデオ)
- 星になった少年(2005年 フジテレビジョン、東宝)
- 花田少年史 幽霊と秘密のトンネル(2006年 日本テレビ、光和インターナショナル、松竹他)
- 寝ずの番(2006年 製作:光和インターナショナル 配給:角川ヘラルド・ピクチャーズ)
- 次郎長三国志(2008年 製作:光和インターナショナル 配給:角川ヘラルド・ピクチャーズ)
- 風が強く吹いている(2009年 製作:光和インターナショナル 配給:松竹) - 監督も兼務
- 劇場版テンペスト3D(2012年)
- 悪夢ちゃん The 夢ovie(2014年)
- アゲイン 28年目の甲子園(2015年、東映) - 監督も兼務
- 悼む人(2015年、東映)
- 仕掛人・藤枝梅安 (2023年、イオンエンターテイメント)
- 鬼平犯科帳 血闘(2024年5月10日、松竹) - 脚本
テレビドラマ
[編集]- 夜逃げ屋本舗(1999年、日本テレビ)
- 泥棒家族(2000年、日本テレビ)
- 女と愛とミステリー刑法第三十九条 フラッシュ・バック(2001年、テレビ東京)
- トトの世界〜最後の野生児〜(2001年、NHK-BS2)
- 長良川巡礼(2001年、NHK)
- 君を見上げて(2002年、NHK)
- 強行犯捜査第7係(2002年、NHK)
- 時空警察2(2002年、日本テレビ)
- 月曜ミステリー劇場警察庁特別広域捜査官 宮之原警部シリーズ丹後浦島伝説殺人事件(2003年、TBSテレビ)
- 連続テレビ小説(NHK)
- 一番大切な人は誰ですか?(2004年、日本テレビ)
- クライマーズ・ハイ(2005年、NHK)
- 風林火山(2007年、NHK「大河ドラマ」)
- 黒部の太陽(2009年、フジテレビ)
- 15歳の志願兵(2010年、NHK)
- TAROの塔(2011年、NHK)
- テンペスト(2011年、NHK BSプレミアム)
- 悪夢ちゃん(2012年、日本テレビ)
- 鼠、江戸を疾る(2014年、NHK)
- 55歳からのハローライフ(2014年、NHK)
- 64(ロクヨン)(2015年、NHK)
- 精霊の守り人(2016年 - 2018年、NHK)
- モンタージュ~三億円事件奇譚~(2016年、フジテレビ)
- フランケンシュタインの恋(2017年、日本テレビ)
- 雨の首ふり坂(2018年、時代劇専門チャンネル)
- どこにもない国(2018年、NHK)
- 天使にリクエストを〜人生最後の願い〜(2020年、NHK総合)
- ノースライト(2020年、NHK総合)
- 桶狭間 OKEHAZAMA〜織田信長〜(2021年、フジテレビ)
- 風の向こうへ駆け抜けろ(2021年、NHK総合)
- 軍港の子 〜よこすかクリーニング1946〜(2023年8月、NHK総合)[7]
オリジナルビデオ
[編集]- 新・静かなるドン 全6作(1997‐1998年 製作:光和インターナショナル 発売:KSS)
舞台
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- 男的女式(1997年)
- 深夜特急〜めざめれば別の国〜(2018年、オフィス3○○) - 演出
書籍
[編集]受賞歴
[編集]- 1999年
- 第21回ヨコハマ映画祭 脚本賞(『39 刑法第三十九条』)
- 2000年
- 第19回向田邦子賞(『泥棒家族』、『トトの世界〜最後の野生児〜』)
- 2009年
- 第31回ヨコハマ映画祭 新人監督賞・審査員特別賞(『風が強く吹いている』)
- 2010年
- 第19回日本映画批評家大賞 新人監督賞(『風が強く吹いている』)
- 2013年
- 第75回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 脚本賞(『悪夢ちゃん』)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 石飛徳樹. “NHK連続テレビ小説 なつぞら 下”. NHK出版. 2024年1月27日閲覧。
- ^ “若者・少年ドラマ”. NHK. 2024年1月27日閲覧。
- ^ “美しい走り リアルな感動 「風が強く吹いている」大森寿美男監督に聞く”. 朝日新聞デジタル. (2009年11月6日) 2018年3月25日閲覧。
- ^ “《連続テレビ小説100作目 決定》ヒロインは広瀬すず! 夢と冒険、愛と感動のドラマ 連続テレビ小説 夏空(なつぞら)”. NHK_PR. 日本放送協会 (2017年11月20日). 2017年11月23日閲覧。
- ^ “NHK連ドラは広瀬すずさん主演 通算100作目の「夏空」”. NHKニュース (日本放送協会). (2017年11月20日) 2017年11月23日閲覧。
- ^ “再来年前期のNHK朝ドラは夏空、ヒロインは広瀬すず”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2017年11月20日) 2017年11月20日閲覧。
- ^ “大森寿美男脚本作『軍港の子』NHK総合にて8月放送 『らんまん』の小林優仁ら出演”. Real Sound|リアルサウンド映画部. blueprint (2023年5月10日). 2023年5月10日閲覧。