相良敦子 (脚本家)

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相良 敦子(さがら あつこ、1959年7月25日[1] - )は、日本脚本家

東京都出身。学習院大学文学部史学科卒業[1]。制作会社テレビマンユニオンで契約スタッフとして番組作りの現場に学び、第16回創作ラジオドラマ脚本懸賞(NHK協賛)に「アナモルフォーズ」で佳作入賞。CX「大災難」(のちにホームビデオ)の脚本でプロになる。日本脚本家連盟会員。同連盟の放送作家教室(現日本脚本家連盟スクール)の第48期卒業生[2]。ペンネーム「さがらあつこ」での著書もある。

作品[編集]

テレビドラマ[編集]

単発

映画[編集]

オリジナルビデオ[編集]

  • 大災難(1995年)

舞台[編集]

  • 秘密の二人(翻案台本・1991年)
  • 大竹しのぶコンサート、セブンストーリーズ(構成台本・1992年)
  • 無欲の人~熊谷守一物語(戯曲・2014年劇団民藝で初演、紀国屋サザンシアター。月刊「テアトロ」2013年3月号掲載)

ラジオドラマ[編集]

  • ロンリーハート、ロンリーシティ(1988年4月、懸賞佳作「アナモルフォーズ」の改題、NHKFMシアター
  • オルガニスト(1999年、NHK青春アドベンチャー
  • 王の眠る丘(NHK青春アドベンチャー)
  • 障子の穴の天の川(2003年、NHKFMシアター)
  • 秋桜(2004年、NHKFMシアター、芸術祭参加作品)
  • 百億光年の貝殻(2006年、NHKFMシアター、芸術祭参加作品)

受賞歴[編集]

  • 雨の脅迫者(ギャラクシー奨励賞)
  • 障子の穴の天の川(第29回 放送文化基金賞優秀賞)
  • 七子と七生 〜姉と弟になれる日〜(平成16年度文化庁芸術祭優秀賞、第11回上海テレビ祭審査員特別賞)
  • シングルマザーズ(ギャラクシー奨励賞)

著書[編集]

ドッジGO!GO!を除き、「さがらあつこ」のペンネームで著作。

児童小説
  • 密着!縄文4000年ツアー(講談社・青い鳥文庫)
  • ドッジGO!GO!(講談社 映画「ドッジGO!GO!」の原作)
絵本
  • おばけのひっこし(福音館書店)
  • パトカーのピーすけ(福音館書店)
  • 美術館にもぐりこめ!(福音館書店、2013年にハードカバーで再版)

脚注[編集]