ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜
ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 | |
---|---|
ジャンル | 青年漫画 |
漫画 | |
作者 | 泰三子 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | モーニング |
レーベル | モーニングKC |
発表号 | 2017年52号 - 2022年29号 |
発表期間 | 2017年11月22日 - 2022年6月16日(第一部) |
巻数 | 既刊22巻(2022年10月21日現在) |
漫画:ハコヅメ 〜交番女子の逆襲〜 出向編 | |
作者 | 泰三子 |
出版社 | 立花書房 |
掲載誌 | 警察公論 |
発表号 | 2020年1月号 - 9月号 |
話数 | 全8話 |
漫画:ハコヅメ別章 アンボックス | |
作者 | 泰三子 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | モーニング |
レーベル | モーニングKC |
発表号 | 2021年9号 - 18号 |
巻数 | 全1巻 |
話数 | 全10話 |
テレビドラマ:ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜 | |
原作 | 泰三子 |
脚本 | 根本ノンジ |
演出 | 南雲聖一、菅原伸太郎、 丸谷俊平、伊藤彰記 |
制作 | 日本テレビ |
放送局 | 日本テレビ系列 |
放送期間 | 2021年7月7日 - 9月15日 |
話数 | 全9話 + 特別編2話 |
川合麻依 藤聖子 |
永野芽郁 戸田恵梨香 |
アニメ | |
原作 | 泰三子 |
監督 | 佐藤雄三 |
シリーズ構成 | 金月龍之介 |
脚本 | 金月龍之介 |
キャラクターデザイン | 土屋圭 |
音楽 | 信澤宣明 |
アニメーション制作 | マッドハウス |
製作 | ハコヅメ製作委員会 |
放送局 | AT-Xほか |
放送期間 | 2022年1月5日 - 3月30日 |
話数 | 全13話 |
川合麻依 藤聖子 |
若山詩音 石川由依 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・テレビドラマ・アニメ |
ポータル | 漫画・テレビ・ドラマ・アニメ |
『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』(ハコヅメ こうばんじょしのぎゃくしゅう)は、泰三子による日本の漫画作品。『モーニング』(講談社)にて2017年52号から[1]2022年29号まで第一部が連載された[2]。架空の町にある岡島県町山警察署の交番(=ハコ)に勤務する女性警察官の内情を描いた警察日常マンガ[3]。
略歴[編集]
作者の泰は女性警察官として10年間の勤務経験があり、1ページ漫画「交番女子」を数度掲載の後、本作で連載漫画家としてデビューした[4]。
『モーニング』(講談社)にて2017年52号から連載開始[1]。また、講談社のウェブコミック配信サイト「コミックDAYS」でも2018年4月から配信されている[5]。
警察官の昇任試験対策を扱う立花書房の月刊誌『警察公論』にて、2020年1月号から9月号にかけ『ハコヅメ 〜交番女子の逆襲〜 出向編』の出張連載が行われていた[6][7]。
『モーニング』2021年9号から18号に、本編の連載を中断してスピンオフ『ハコヅメ別章 アンボックス』を連載した。これまでの日常コメディではなく、町山警察署管内で起きた「町山市における殺人・死体遺棄事件」を巡る物語を黒田カナの視点から描いている[注 1]。時系列としては本編の単行本17巻と18巻の間になる。
本作は2021年7月7日から9月15日まで日本テレビ系「水曜ドラマ」枠にて、『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』のタイトルで戸田恵梨香と永野芽郁のダブル主演で連続ドラマ化された[9]。
2022年1月から3月にはテレビアニメ化され、AT-Xほかにて放送された[10]。
『モーニング』2022年29号にて2022年10月から作者の新作連載に向けて第一部完として連載を一時休載することが発表された[11][2]。
創作動機[編集]
作者の泰は警察官時代に多岐にわたる警察業務を日々こなす、多忙な警察官の過労死を目の当たりにしていた。ある時高校に就職説明に出向いた際に唯一警察に興味を持っていた男子が親の反対で進路変更したことを知る。これを受け、一般的に大変な仕事と思われている警察業務に従事する人は「いい意味でしょうもない」人たちであり、頑張りながらも楽しく仕事をしていることを伝えたいと考え、またそれによって警察官希望者が増えることで個々の負担が減り、警察の過労死を減らす一助になることを期待して警察を題材とした漫画を描くに至った[12]。
評価[編集]
フリースタイルによる「THE BEST MANGA 2019 このマンガを読め!」18位[13]。フジテレビONEの漫画専門番組『漫道コバヤシ』による漫道コバヤシ漫画大賞では、2018年度「もうドラマ化決まってるで賞」、2019年度のグランプリをそれぞれ受賞した[14]。2021年には第66回小学館漫画賞一般向け部門を受賞した[15]。同年、第45回講談社漫画賞総合部門にノミネートされ[16]、翌2022年に第46回講談社漫画賞総合部門を受賞[17]。2022年5月時点で累計部数は450万部を突破している[18]。
作中用語[編集]
- 岡島県町山市
- 本作の主な舞台となる架空の県ならびに架空の市。
- 岡島県警町山警察署
- メインキャラクターたちが属する警察署。都市部から離れた田舎の中規模署であり、同時に岡島県警内部においてはかなりの不人気署。中規模署であるが故に重大事件が発生すれば全署体制を取らざるを得ず、また都市部に生活基盤を持つ者は単身赴任を余儀なくされ、さらに 「町山市における殺人・死体遺棄事件」の過程でネット炎上・地域住民からの信用失墜を経た結果、県警では町山署への赴任が「町山流し」の蔑称で揶揄されるに至った。
- おかじまくん
- 岡島県警のマスコットキャラクター。某マスコットキャラへの過度なオマージュにより「桜田門に喧嘩を売っている」と炎上し、その後岡島県警の恥部として県民はおろか県警察官にも親しまれることなく、倉庫に封印されている。
- 守護天使
- 交番勤務の新人女性警察官の前に現れていた男性のあだ名。3年前に女性警察官を軽トラックで轢き逃げしたと目されているが、事件以降は所在不明であり、本件は現場資料の少なさから町山市における未解決事件となっていた。
- 新たに作成された似顔絵および当時の捜査で未確認だった事項を基に関係者を聴取していた際に現れ、逃亡の末に逮捕される。
- 岡島災害
- 27年前に谷川署管内で発生した豪雨災害。住み慣れた家からの避難を嫌がる老婆を、若い駐在所員が説得している最中に土砂崩れに巻き込まれ、ふたりとも命を落とした。臨場した同僚警官らの心に癒えない傷が残ったのみならず、老婆の遺族も周囲から激しいバッシングを受け家庭が崩壊した。
- 奥岡島事件
- 20年前に奥岡島町で発生した岡島県警史上最大規模の麻薬摘発事件。県警本部の死力を尽くした捜査により摘発こそされたものの、捜査員のひとりが主犯である虎松譲二に情報を漏洩させられ、更にその情報を基に捜査員への脅迫まで行われたため捜査は打ち切られ、虎松率いる反社組織に大打撃こそ与えたものの壊滅には至らなかった。
- 事件から20年後、組織元幹部の逮捕をきっかけに、虎松は逮捕され、その後留置場で病死。率いていた組織も岡島県警によって壊滅させられ、親組織にも捜査の手が着々と伸びている。
- 町山市における殺人・死体遺棄事件
- 町山市在住の男性が別れ話のもつれから内縁の妻を刺殺し、山中に死体を遺棄した事件。夫婦喧嘩の相談が頻繁にあったことや、被害者女性が風俗嬢だったことなどから、町山署と被害者に対するバッシングが過熱。最終的に事件は解決したものの、自責の念で自殺未遂を起こした捜査員が辞職、その上司も捜査中に倒れ間もなく病死した。
あらすじ[編集]
![]() | この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
町山警察署町山交番に勤務する岡島県警の新人警察官・川合麻依は、違反者や一般市民から日々言われる文句、想像以上の激務という警察官の仕事に嫌気がさし、辞表を提出しようとしていた。そこへ新たな指導員として配属されてきたのは、元刑事課のエースで、後輩へのパワハラで左遷されてきたという藤聖子巡査部長。
初日にして連続窃盗犯を捕まえるなど、藤の鋭い観察眼や取り調べ能力を目の当たりにする川合。藤の優しく、時に厳しい指導の下、川合は警察官としての職務や心得を学び、少しずつ仕事に対する自信を持つようになる。
登場人物[編集]
声の項はテレビアニメ版の声優。
町山警察署[編集]
地域課[編集]
- 川合 麻依(かわい まい)
- 声 - 若山詩音[10]
- 町山交番勤務の新人巡査。警察官になった理由は、ブラック企業勤めの父(声 - 小形満)の言葉から安定した公務員を目指し試験を受けたというもの。武道や書類仕事などは不得手だが、曖昧な目撃証言から対象の容姿を判別できる能力がある。また、子供のような絵柄でありながら特徴をとらえた似顔絵を描くことが出来、似顔絵捜査官としての素質を持っている[19]。
- 図太い性格で空気の読めない発言が多い。また博識とは言えない場面もあり、司馬遼太郎のことを全然知らず牧高が好みのタイプで司馬の名前を出した時にはイケメン俳優と勘違いしていた[20]。在宅中とはいえ家の鍵をちゃんと掛けていない不用心でもある[21]。恋愛とは無縁で、男性経験は皆無[22]。同僚からはチンパンジー扱いされており「異性として見れないタイプ」と言われてしまう。最近は少女漫画にハマっており、その影響で恋愛妄想が激しくなっている。男性に対する価値観は外見至上主義で、イケメンの如月にはいつもカッコイイとの誉め言葉をかけており、源に対してはモジャ頭の状態だとぞんざいな扱いだが、ショートカットのイケメン状態だと乙女心を全開させる。
- 県警女性特別機動隊に登録されており、桃木のことは分隊長と呼んでいる。
- 全貌は明らかにはなっていないが143話にて後の未来、県警女性警察官初の警察学校長であることが明かされている。149話後半では校長として教場に直接学校生とも交流する機会がある模様。なお、指には藤と作ったペアリング(結婚指輪と重ね付け仕様)を単独で身につけている。
- 藤 聖子(ふじ せいこ)
- 声 - 石川由依[10]
- 巡査部長。川合とペアを組み指導に当たる。超がつく美人だが、勝ち気で横暴な性格であるため「中身はマウンテンメスゴリラ」などと称される。警察学校を首席で卒業した「ミス・パーフェクト」だが、拳銃操法だけは苦手。藤の期の女性警察官4人は皆優秀で、「大豊作の年」と呼ばれる。男性警察官に対する態度とは違い、女性警察官・職員には優しい。川合に対しては厳しさをもって接しつつも、連載が進むにつれ溺愛の度が激しくなっている。
- 同期の警察官である桜の轢き逃げ事件の捜査が目的で、川合を囮とするべく自分で志願して町山交番に異動してきた。
- 小学生のころは1歳上の如月と同じ剣道クラブに所属しており、副主将を務めていた。その際、駐在として剣道の指導に来てくれていた宮原を「サブちゃん」と呼んで慕っており、宮原に憧れて警察官になる。
- 私生活では川合の部屋に入り浸っている。異性との交際経験は幾度もあるが、男心が全く理解できない(如月からは男心検定8級と認定されている)気質から一度も長続きしていない。川合が塩谷に人質にされたメンタルケアでの温泉旅行では、彼女とプラチナのペアリングを製作依頼している。
- 伊賀崎 秀一(いがさき しゅういち)
- 声 - 家中宏
- 警部補。町山交番の所長。出世欲が皆無でサボり一筋30年を自称し、最小限かつ無難に仕事をこなすことをモットーとしている。そのためには新米や女性を矢面に立たせることも厭わないが、最低限必要な仕事は怠らず、また仕事をしないための労力を惜しまないため管轄内の未決事件を全て把握しており、逆に事件を速やかに解決することもある。
- かつて秘匿捜査員として「変態」「次元が違う」と言わしめるほどの実績を残し、岡島県警史上最大の薬物摘発事件「奥岡島事件」では源の父らと共に虎松の組織へ内偵を行っていた。内偵中は組織に深く食い込んでいたため誰とも連絡をとらず、容貌も行動も警察官とは思えないほど大きく変わり果てていた。情報収集班解散後に恩賞としてサボりやすい仕事を与えられ、奥岡島事件の後始末も兼ねて異動を願い出て、町山交番へ単身赴任してきた。
- 普段はその温和な態度で川合らから気安く接されているが、極めて優れた記憶力や洞察力、時折見せる底知れない威圧感などで密かに周囲から恐れられてもいる。新任時代、当時の女性ペア長の秘密を上司に報告し退官に追い込んでしまった後悔から、秘密厳守を強く心がけるようになった。そのため秘密の漏洩につながる態度をとった後輩を、別人のように容赦なく叱責する場面もある。
- 敷根
- 声 - 浜添伸也
- 巡査。21歳。川合の二期上の代。川合たちとは別の交番に勤務する。物語序盤では、職務熱心だが警察の権力を笠に着るタイプで、職務質問の仕方があまりにも高圧的なため動画をアップされるなどトラブルも多い人物であった[23]。作者は「そういうタイプは身内にも嫌われていると言いたかった」と述べており[24]、作中でも藤・山田は嫌っており川合も苦手にしているが、注意されてもポジティブに受け取って立ち直りが早い。源のことを心のペア長と慕っている。警察業務を遂行する中で、自身の至らなさについて指摘・指導を受け、自身を顧みてからは徐々に性格も変わり、傲慢な言動をしないようになった。
- 及田
- 声 - 佐々木義人
- 59歳。西町山交番勤務の巡査部長。敷根のペア長。術科訓練を年齢を理由に拒否しようとしたことがある。
- 年長者の貫禄と温厚な雰囲気から女性や不良少年の受けが良く、荒れた場を納めるのがうまい。
- 地域課長
- 川合や藤の上司。「町山市における殺人・死体遺棄事件」解決後の定期異動で異動する。
- 中富(なかとみ)
- 初登場時は岡島県警本部捜査一課係長、警部補。「町山市における殺人・死体遺棄事件」の後、警部に昇進し地域課長として町山署に赴任してきた。町山署の課長職では交通課の秀山を抜き最年少。
- 刑事新任時の上司だった三鷹から「才能が無い」と見放され、その後も折に触れて酷評されながらも、認められたい一心で岡島県警のエース級捜査官・取調官に成長した。本部捜査一課での信頼も厚く、伊賀崎の威圧感にも負けず腹の探り合いができる。
- 捜査一課でペアを組んでいた県警本部の鎌田と共に川合の絵の才能を認めている。新任の川合に対しても敬意を持って接している。
刑事課[編集]
- 三鷹(みたか)
- 声 - 中博史
- 刑事課長。表情が少なく冷静、冷淡、厳格な性格の老警察官で、内外から恐れられている。
- かつて伝説の盗犯刑事として「ドロボウの神様」と呼ばれ、管理職となった後も数々の捜査を指揮し、優秀な部下を数多く育てあげたため、現場での発言権が非常に強い。一方で捜査に一切の私情を挟まず部下を褒めることもほとんどないため周囲としばしば衝突し、本部捜査一課班長の米田やその部下の鎌田らとは、部下の育成方針の違いもあって非常に折り合いが悪い。
- 新任刑事課員に対しては課内の鉢植えの世話を通じて観察眼を養わせており、植物の世話も含めて刑事として抜群の素質を見せる源には全幅の信頼を寄せている。かつての部下だった副署長には、地位が逆転した後も変わらず部下のように接している。過労になるとテンションが上がり、普段は絶対やらない雑用もやり始める。息子も岡島県警の他所属の刑事で、藤、源らと同期。
捜査一係[編集]
- 源 誠二(みなもと せいじ)
- 声 - 鈴木崚汰[25]
- 巡査部長。藤と同期。ブロッコリーのようなモジャモジャの天然パーマがトレードマーク。山田からは時折「クソ毛玉」と呼ばれている。実は髪を短くするとかなりのイケメンなのだが、周囲がそれを伝えようとしないため、本人は気づいていない。
- 天性の人たらしで、重要な取り調べをほぼ任される「取り調べの天才」[26]。その話術は催眠術に近い域まで達している程。新人時代、3か月の実習期間に3件の職質検挙を連発して、所属署のド肝を抜いた。身体能力も高く、身体能力テスト「JAPPAT」ではAAA級を獲得している。
- 一方、警察学校の席次はビリで、卒業後も度々問題を起こす問題児。また、人たらしの性分は地域住民からも広く慕われる半面で信奉者を生んでしまっており、名指しの通報による余計な仕事を増やしている。父親も警察官で子供のころから田舎の駐在所で育ったため、動物の扱いにも長けている。
- 藤を「聖子ちゃん」と呼び、同期として一見フレンドリーに接するが警察官としての反りは合わず、嫌味の応酬や口喧嘩も多い。2人が力を合わせると相殺されるためあまり意味をなさないが、いざというときは阿吽の呼吸を見せる。
- 町山署には藤から桜の轢き逃げ事件の協力を頼まれたため、本人が異動願いを出してやってきた。
- 山田 武志(やまだ たけし)
- 声 - 土屋神葉[25]
- 源とペアを組む巡査長。明るい髪質の短髪で源とのペアは「モジャツン」と呼ばれ、宿舎も源と同部屋。藤が刑事課にいた時は藤とペアを組んでいた。両親は教師で軽そうな見た目に反して真面目な性格。しかし、警察手帳を落とす不手際を犯したこともある[27]。
- 作中最初期、ペア長の源が研修中で町山署不在であった一方、山田は、町山交番異動初日に藤が検挙した窃盗犯の取り調べを担当していて第1話から登場している。
- 藤・源の一期下で警察学校時代から二人にしごかれており、単純な性格も相まって今現在でも良いように扱われている。そのため、二人に対し警察官としては尊敬しているが、仕事以外では一切敬意がない。
- 上杉を山田の後任に据える形で鑑識係への異動内示が出されるが、直前になり上杉が鑑識係へ配属され結局は捜査一係に残留したものの、応援要員として実質的に鑑識係員を兼務している。
- 体力派の刑事で体力測定の成績は署内1位。嗅覚が異常に鋭いなど野生児的な能力をもつ。鑑識係長の南を私淑していて鑑識技術の向上に関心があり、その延長で写真が趣味で撮影技術は高い。そのため町山署の幹部クラスが警察手帳の更新をする際には、写真撮影手として指名されることが多い。
- 牧高 美和(まきたか みわ)
- 声 - 花澤香菜[25]
- 巡査長。捜査一係の紅一点。藤の後釜で捜一に配属された。山田・カナとは同期だが二人と違い大卒のA採用。愛称は「牧ちゃん」。ダボダボの上着がトレードマーク。
- 女子高出身のため、男に対する耐性がない。そのため、性犯罪者に対しては一般女性以上に強い嫌悪感を示す。
- 頭が良く書類仕事が得意だが署内一の運動音痴。責任感は強いが責任が重くなるのは嫌という理由で巡査部長昇進に対しては否定的。
- 新選組オタクの歴女で、バイブルは司馬遼太郎の『燃えよ剣』。「仕事内容が新撰組に似てるから」という理由で警察に入った変わり者で、文体に対して性的興奮を覚え、生まれてこの方愛したのは司馬遼太郎と歴史上の人物だけ。このことから山田には疾患と称され、如月の勘違いで不倫を疑われた際は、捜一の面々に「本当ならお祝いする」、「相手が生きてるだけで充分」と言われていた。
- 那須(なす)
- 声 - 手塚ヒロミチ
- 牧高とペアを組む巡査部長。係の中では年長で、しっかり者。那須と牧高のペアは北条から「人の3倍仕事をこなしている」と評されている。既婚者で3人の子持ち(全員男の子)であり、後に4人目となる女の子が生まれる。なお、4人目の娘の名前は、「清香」である。
- 北条 保(ほうじょう たもつ)
- 声 - 小山力也[28]
- 係長。階級は警部補。リーゼントの強面だが、部下思いの上司。常に部下の健康状態ばかりを気にかけているため、自分が疲れていても無理をしすぎるところがある。岡島県警の顔面採用枠と名高い。
捜査二係[編集]
- 如月 昌也(きさらぎ まさや)
- 巡査部長。藤の幼馴染で一期先輩で川合の事を「麻依」と呼ぶ唯一の人物。小学生のころは藤と同じ剣道クラブで主将を務めていた。同期の玄田と付き合っていたが、既に別れている。
- 登場当初は本部捜査二課知能犯係勤務だったが、後に町山署に異動となる。王子様系のイケメンだが性格はノリがよく三枚目気質。AV8段と称され、異動の際は忘年会での下ネタ芸が原因の左遷という噂が立った。また、重度の方向音痴。
- 小学生のころ、男から性犯罪の被害にあっており、恐怖と憎悪からそのことを誰にも話せず、時々被害当時の状況を悪夢に見てしまっている。そのため、現在も他人から性的な目で見られることが耐えられず、恋愛も長続きしない。
- 一方で川合に異性として好意を抱いており、虎松譲二に関する捜査で行動を共にしたことを契機にアプローチを開始する。しかし見た目とは裏腹に恋愛は非常に奥手であり、過去の経験からくる自己肯定感の低さや精神的な余裕の無さから一方的な態度になってしまうことやタイミング悪く事件が起きたり邪魔が入るなどの不運も重なり全く進展はない。
- 宇都(うと)
- 上杉の一期先輩。192センチメートルの大柄な体格。強面だが吹奏楽部出身の文化系で、おとなしい性格で運動は苦手。
- 町山署に異動してきた如月がイケメン過ぎたため、バランスをとるためにペアを組まされている。
- 東岩(ひがしいわ)
- 声 - 黒田崇矢
- 係長。サングラスをかけた強面。捜査二課係長の蛇島・県警元巡査部長の塩谷とは同期。何らかの理由で片目が義眼となっている。当初は「とういわ」と読みが振られていたが、途中から「ひがしいわ」に変更された。
鑑識係[編集]
- 上杉(うえすぎ)
- 巡査。敷根とは同期。当初は留置係勤務だったが、後に刑事課へ異動した。当初は鑑識係へ異動予定の山田の後任として捜査一係へ配属予定だったが、直前になり鑑識係へ異動となった。
- 留置場時代から源に目をかけられており、上杉も源を慕っている。何をさせても上手くこなすタイプで、応援要員として張り込み等の捜査の前線に立つことも多い。
- 性格が合わない敷根のことは嫌いで、声をかけられても平然と無視する。
- 町山署の平署員が警察手帳の更新する際の写真撮影手を主に務めている。
- 南(みなみ)
- 係長。職人気質のベテランで、卓越した鑑識技術を持つ。写真撮影に関してはプロ級で、女性警察官が警察手帳の写真を用意する際の専属カメラマンを務める。
生活安全課[編集]
- 黒田 カナ(くろだ カナ)
- 巡査長。25歳。山田・牧高の同期。潜入・尾行等を行う秘匿捜査官。仲間内では「くノ一捜査官」と呼ばれる。身長148センチメートルの県警最小警察官で、実は県警の採用基準(身長150センチメートル以上)を満たしていないのだが、身体測定の際はかかとを浮かせてごまかした。童顔でもあるので交番時代は「ニセ警察官がいる」という通報が絶えなかったが、現在は女子高生にも扮するなど捜査に活かしている。高校時代は素行不良だったが、防犯パトロールをしていた岩元町内会長に諭されて更生した。
- 警察学校時代から先輩にも物怖じせず、藤のことも聖子ちゃんと呼んでいる。カナの期のB採用女性5人は、前年の「大豊作の年」と比較され「不作五人衆」と呼ばれていたが、先輩や教官に上手く取り入っていくカナの才能により、晴れて全員で警察学校を卒業している。
- 要領のいい性格で仕事は何でもソツなくこなすことを心掛けており、その手際の良さから課内では「裏課長」と呼ばれている。ただし訓練でも手を抜いているため運動は不得意で、体型もたるみ気味でお腹が出ている。
- 別章『アンボックス』では主人公であり、彼女の家庭が崩壊して素行不良に至った理由が明らかとなった。「町山市における殺人・死体遺棄事件」での心労から、解決後しばらくして警察官を辞し、海外で社会起業家として活躍する事となる。
- 益田 海斗(ますだ かいと)
- 巡査長。24歳。既婚者で妻は3人目の子を妊娠中。激務の傍ら育児は積極的に手伝っている。
- 元々少女担当のイケメン枠として配置されたが、真面目な性格が災いしその役割としては上手くいっていない。一方、育児の経験を活かし子育てアドバイザーとして小児関連の事案で活躍する。若くして3人の子だくさんのため、一般市民からは「性欲オバケ」などと揶揄されることもある。
- 根っからの善人であるが故に人心の善なる部分を信じている節があるが、その反面で人心の影の部分には疎い。その点でカナとは精神的な傾向が正反対で、仕事上互いに補い合うことが多い。
- 西川 庄司(にしかわ しょうじ)
- 警部補。係長。スキンヘッドの強面だが、若手への気遣いに篤くカナ、益田からは頼れる上司として慕われる反面、責任感が強すぎることを心配される。カナが配属された当初は、カナに秘匿捜査官という危ない任務をやらせようとした課長に反抗していた。刑事課の北条とは同期のライバル。
- かつてガンを患い、治療後の職場復帰に際し刑事課から生活安全課へ異動した経緯を持つ。しかし仕事に忙殺されるあまり検査を後回しにしてしまい、「町山市における殺人・死体遺棄事件」捜査の途上でガンの再発が発覚し入院。事件解決後に息を引き取った。
- 生安課長
- 思い付きで難題をふっかける変わり者で、係長からは裏で「かぐや姫」と呼ばれている。ドラマで見た女性潜入捜査官に憧れてカナをひきぬいた。
- カナの才能を伸ばすように仕事を振ったり、当初の思惑が外れた益田を得意分野に使いまわすなど、人材活用に長ける。その一方で部下が警察官であり続けることにこだわりは無く、署長・副署長の眼前で警察を「辞めたきゃ辞めればいい、こんな仕事」と言い切ることも辞さない。
- 「町山市における殺人・死体遺棄事件」解決後、一連の事件を通して経験した精神的疲弊からカナが辞職の意思を示した際は、西川の件も含めもう部下を亡くしたくないという思いから、カナの今後を応援する旨を告げ快く送り出した。
- 横井(よこい)
- 警部補。まじめな性格で周りを思いやる配慮を忘れない人情家。「人に恋愛感情を抱いたことが一度もない」と語る 無性愛者。カナや山田の警察学校時代の教官であり、カナの個人的事情を本人からの告白で熟知している。捜査一課係長を経て、生活安全課係長となる。「町山市における殺人・死体遺棄事件」において、被害女性の家族担当の西川が入院となった際に、補充の警部補として担当志願を行い、黒田・益田ペアと行動する事となった。
- 事件解決後、警察を退職するカナに対し涙ながらに激励。仲間たちからの引き留めを誘発させて猿渡署長(後述)がいうところの「絆という名の鎖」を可視化させつつ、それを全て断ち切るよう促す荒療治をもってカナを送り出した。
- 桜 しおり(さくら しおり)
- 巡査長。藤・源の同期で「大豊作の年」の一人。源とともに赤点コンビと呼ばれていたが頑張り屋と評されている。藤とは特に仲が良く、また源に好意を抱いていたが、「女性警察官術科訓練」において岡田からのプロポーズを承諾し結婚している。源には「さっつん」と呼ばれている。
- 町山交番に勤務していた際、臨場した交通事故現場での交通整理中にひき逃げ受傷事故に遭い、一命は取り留めるも歩行が困難となる重傷を負う。事故後、警察学校時代のメンバーから連絡は貰っていたが「情けない話をしたくなかった」ことから、事件解決に至るまでなかなか返事が出来ずにいた。
- リハビリを経て日常生活では不便ない程度に回復したものの、事故のトラウマがあること、藤たちが事件を解決してくれたことで気持ちの整理がついたことから、一旦警察官には戻らないことを決意した。これは後に川合の機転により取り消すこととなる。
- 「町山市における殺人・死体遺棄事件」解決後の人事異動で、カナの退職により欠員の発生した生活安全課員として警察官に復帰する。
- 立浦(たてうら)
- 巡査部長。生安の経験が長いベテランだが古い価値観を引きずっており、自分でも今の時代の価値観と合わなくなっていることを自覚している。部下に対するパワーハラスメント行為により処分を受け、町山警察署へ単身赴任する事となった。横井が実習生の時の上司で、彼女に対しても女性蔑視的な発言をしていたが町山署では彼女の部下となり、自身の行いを謝罪する。
- なお、源の父、猿渡署長が同期にあたり、源誠二とは幼少期より知り合いで「立浦のおじちゃん」と呼ばれるほど親しい仲である。
交通課[編集]
- 宮原 三郎(みやはら さぶろう)
- 声 - 東地宏樹
- 交通課の巡査部長。交通機動隊出身の白バイ隊員。県警一の交通警察官を自負している。交通事故の加害者の心情にも寄り添う情に厚い性格である一方、年配の上司に対して一切遠慮なく反抗するなど、社会性に欠ける一面もある。白バイ隊員の職業病として腰痛・痔を患っている。秀山・鬼瓦の同期。
- 剣道高段者。駐在所勤務だったころ剣道クラブの指導員をしており、クラブのメンバーだった藤・如月から「サブちゃん」と呼ばれ慕われ、ふたりが警察官を目指すきっかけとなった。その時代に妻とできちゃった結婚をしている。かつて桜の轢き逃げ事件現場に出動しており、その3年後、事件を知らないまま捜査協力させられそうになった川合にその内容を語って聞かせ、最後には自殺を図った容疑者を自らの手で確保した。
- 4児の父で、中学生の息子は秀山の娘と仲が良い。未来を描いた149話では、警察官になった息子が、警察学校長となった川合の部下として教官を務めていた。
- 秀山(ひでやま)
- 交通課長の警部。宮原とは同期の親友同士で、かつて同じ官舎に住んでいたことから家族ぐるみの付き合いがある。藤や山田の警察学校時代の教官だった。
- 警察官としては大人しい性格で体育会系を苦手としており、また中富の赴任まで町山署の最年少課長だったのもあって、他部署からの仕事を強引に押しつけられる場面が多い。家庭でも恐妻家で妻に頭が上がらず、思春期を迎えた娘との接し方にも悩んだりと気苦労が絶えない。
警務課[編集]
- 咲(さき)
- 声 - 広瀬ゆうき
- 町山署の電話交換係。警察行政職員。小柄で黒ぶち眼鏡をかけた幼い容姿の持ち主。絶え間なく電話がくるものの、刑事側も多忙を理由に上手く取り次いでくれない上、逆に怒鳴られるため刑事嫌い。刑事課絡みの通報のトラブルに耐えかねて、直接刑事課長に直談判をした上に、泣きながら刑事課内で大声で要望を叫ぶなどの思い切った行動をしたこともある。自分のことを気遣ってくれる藤のことは尊敬している。宝塚ファンで、副署長とは趣味友達。
幹部[編集]
- 前警察署長
- 声 - 前田弘喜
- 柔和な表情で性格も温厚な老警察官。時折柔和な雰囲気のまま、容赦のない指令を下す。刑事経験のない地域畑一筋の警察官で、警察学校時代の成績はビリだったという。作中1年目の年度末で定年退官した。
- 副署長
- 声 - ケンドーコバヤシ[28]
- 警視。武道採用の柔道の猛者で、機動隊を経て刑事課へ異動、やがて町山署副署長となった。スキンヘッドに髭の強面。町山署在籍の数々の問題児と、度々起こる不祥事に頭を悩ませている。刑事としての大先輩である三鷹には、上司になってからも頭が上がらない。
- 機動隊時代は水難救助隊にいたため水難救助や救命処置の知識にも長けており、副署長という立場ながら、武道以外の様々な訓練の講師も担当している[29]。既婚者で一児(のちに二児)の父。妻の京子は、藤たちがいたころの警察学校教官。宝塚ファン。
- 猿渡(さるわたり)
- 源の父(閣下)の同期。前任の退官後に新署長として、岡島北署から町山署に赴任してきた。部下に対して階級に囚われないフランクな態度で接している。かつての経験から「現場警察官は互いの絆を重んじる」を肝に銘じているが、その「絆」は若手警察官を激務や悲劇から逃さない「鎖」とイコールだと捉えるシビアな一面もある。
- 刑事畑出身で観察眼が鋭く、若手時代は小柄でサル顔なため「小ザル」と呼ばれていた。初任地の谷川署で閣下と共に岡島災害に遭遇、同期の岩元誠(マコ)らを亡くした心の傷でカップ麺が苦手になった。マコの実子で閣下の養子となった源とは幼い頃からの顔見知りで、プライベートではマコツーと呼んでいる。
戸成警察署[編集]
- 桃木(ももき)
- 戸成交番勤務の巡査部長。藤・源の同期で「大豊作の年」の一人。県警一と言われる美貌の持ち主で職員募集のパンフレットなどによく掲載される。警察学校時代のあだ名は「ビューティゴリラ」。性格は天然気味。父親は別所属の署長をしている55歳の警視。女性特別機動隊の要員で川合からは“分隊長”と呼ばれている(機動隊分隊長は実際に巡査部長が務める。巡査・巡査長は隊員)。
- 美人過ぎるがゆえに男性からは敬遠されがちだが、本人はそのことに気づいておらず、自身のコミュニケーション力不足だと思い込んでいる。カナを気に入っており、一緒にいるときはお腹の肉を揉みたがる。
- 有田 正行(ありた まさゆき)
- 桃木とペアを組む新人。川合の同期。川合曰くすごくいいやつだが、桃木の美貌に気圧され避けてしまっているため、桃木からは気難しい後輩だと思われている。
- 地域課長からは、ペア長の桃木に変な気を起こさないように、桃木の父親の写真を警察手帳に入れておけと指示されている。そのため、桃木の天然な発言を聞く度、常に左胸を締め付けられる思いで勤務している。
- 源の父
- 戸成南駐在所勤務。源誠二の父親だが、実父ではなく母方の伯父で養父。息子と同じく天性の人たらしで、相手が何でも話したくなってしまうような雰囲気を持ち、受け持ちの駐在所では誠二同様にファンを獲得している。猿渡らの同期。
- 桜を轢き逃げした事件の重要参考人(「守護天使」)の聴取に向かう際、スーツを汚した誠二らにかわって川合と2人で聴取に赴き、川合をフォローして重要情報を引き出した。
- 妹・亜衣は同期の岩元誠(マコ)と結婚していたが、誠二の誕生直前にマコが岡島災害で殉職したため、養子として誠二を引き取った。マコの殉職の遠因を作ってしまったと自責の念を抱いている。未亡人となった亜衣は再婚して他県で暮らしている。妻は病弱で子宮を摘出したため、実子はいない。
- 若い頃は「閣下」の愛称で呼ばれる敏腕刑事で、奥岡島事件では情報収集班班長として、伊賀崎や矢吹らと共に内偵捜査に従事していた。捜査班解散時の恩賞として、家族との時間が作りやすい駐在所勤務を命じられたが、虎松の報復を恐れて誠二と壁を作った接し方しかできなかったため、互いに愛情を抱きながらもやや複雑な親子関係となっている。
- 板垣(いたがき)
- 46歳。交通課運転免許窓口係の女性の巡査長。2人の子持ち。好きな言葉は「年休取得」。嫌いな言葉は「超過勤務」。仕事は頑張ったら負けと考えており、定時退庁を心掛けている。かなりのおしゃべりで、思ったことをすぐ口に出す。
- かつては桃木の父がペア長であり、恩師の娘のため、桜の轢き逃げ事件の重要参考人と考えられている「守護天使」の情報を、桃木を通じて町山署に提供する。
本部[編集]
警務部 監察課[編集]
- 矢吹(やぶき)
- 監察官(監察課係長)。平時の監察、コンプライアンス講話のため町山署管内にも度々訪れる。警察不祥事の予防、調査を職務とする立場上、川合ら現場警察官はもちろん幹部たちも苦手意識が強い。
- 特徴がなく覚えづらい外見をしており、かつてはそれを生かして伊賀崎の後輩として秘匿捜査に従事していた。奥岡島事件では源の父率いる情報収集班に所属。
刑事部捜査一課[編集]
- 松島(まつしま)
- 捜査一課勤務の巡査部長。藤・源の同期で「大豊作の年」の1人。警察学校を藤に次ぎ次席で卒業した。陸上のオリンピック選手くずれで「体力オバケ」と呼ばれ、逮捕術特練員を兼務している。性格はドS。デスクワークが中心らしい。源とは将来(一緒に老人ホームに入る)を誓いあった仲。
- 米田(よねだ)
- 声 - 咲野俊介
- 本部捜査一課班長。中富(本部捜査一課係長当時)と鎌田の上司。捜査本部が設置された際に、所轄署に派遣され指揮を執る存在。事件解決のためなら捜査員のことはコマとして使いまわすことに躊躇ない一方、チームを使って所属員の才能を育てるのが管理職の務めという意識が強い。町山署管内で発生した連続女子学生わいせつ事件の際には、単独行動を取った川合に対して、結果として事件解決につながったことから特にお咎めなしとする器量も持つ。
- 普段の言動から分かりづらいが、性犯罪の被害者に強面の男性刑事達を見せないようにしたり如何なる時でも市民の安全を最優先するなど、警察として市民の安全や被害者への配慮も徹底している人格者でもある。
- 町山署刑事課長の三鷹を、人材育成の観念を欠いていて自分の眼鏡に適わない人材は簡単に切り捨てがちと管理者としての資質を疑問視していて、これを反面教師に中富をエース級刑事に育て上げた自負がある。
- 鎌田(かまた)
- 捜査一課勤務の巡査部長。顔に傷があり、「狂犬」と呼ばれる強面。中富が捜査一課係長だったころペアを組んでいた本部捜査一課員で、警部昇任により中富にとって最後の現場となった「町山市における殺人・死体遺棄事件」捜査でも中富とともに行動。
- 年下で上司の中富を根性の人として慕う一方、町山署刑事課長の三鷹を新任時代の中富の能力を引き出せず刑事失格の烙印を押したことで軽蔑している。また、源のことも町山署刑事課長の「才能至上主義」を体現する存在と見なし、トゲのある接し方をしている(ただし仕事を円滑に進めるべく態度を和らげる柔軟さも持つ)。
- 中富と共に川合の絵の実力を認めており、「川合先生」と呼んで敬意を表している。
刑事部捜査二課[編集]
- 杉田 勝(すぎた まさる)
- 捜査二課長。29歳。警視。警察庁から出向してきたキャリア。エリートだが腰が低く気さくな人柄で、部下で年齢の近い如月とは親しくしており、忘年会で下ネタに大笑いしたり、如月のアイデアで自身をモデルにした詐欺対策マスコット「ニカチョーくん」をノリノリで作るなどしていた。
- 町山署に巡回教養に訪れた際には、川合・藤・刑事課長に新人と勘違いされ、新人教養を受けさせられた。
- 玄田(げんだ)
- 捜査二課勤務の巡査部長。如月の同期であり、元彼女。鬼瓦教官の教え子の女性警察官の中でも優秀であり、「鬼玄田」と言われるほどポスト鬼瓦に最も近いと言われる存在。
- 如月には警察学校時代から好意を抱いており、共に捜査二課在籍中、如月が徹夜明けで上司から怒られたタイミングを見計らって告白して付き合うことになった。現在は破局しているものの、如月には未練を残している。
生活安全部[編集]
- 服部(はっとり)
- 藤・源の同期。本部で風俗事件を担当している。秘匿捜査のセンスが高く「デリヘル刑事」の異名を持つ敏腕で、各署から派遣要請が絶えない。仕事に馴染むよう自身の外見・ファッションを整えた結果「すごく客引きっぽい」と称される外見となっている。
- 町山署生活安全課との合同捜査においてはカナとコンビを組み、西川や益田からコンビとしての働きを絶賛された。
警備部[編集]
- 岡田(おかだ)
- 藤・源の同期。県機動隊に所属している武道採用隊員(剣道)。月一度の合同機動隊訓練で女性特別機動隊の分隊長である桃木や隊員の川合と顔を合わせている。プライベートはほとんどタンクトップとジャージを着用しており、恩師の理事官の退官祝いにも「よそ行きジャージ」で来るという独特の感性の持ち主。「女性警察官術科訓練」において桜にプロポーズを行い、交際ゼロ日で結婚した。
その他[編集]
- 轟(とどろき)
- 声 - 落合福嗣
- 藤・源の同期。源曰く同期のアイドル。愛称は「トドちゃん」。昔からの夢であった白バイでのマラソン先導を担当した後退職し、家業の酒造会社を継いだ。その後に結婚する。
- 約3年前、宮原と一緒に桜の轢き逃げ現場に出動し、桜の惨状を目の当たりにした。
- 葵(あおい)
- 川合の警察学校時代の教官。それ以前は交番勤務で藤の新人時代の先輩だった。
- 藤曰く交番時代は「ジャックナイフ」だったらしく、今なお恐れられている。現在は性格や顔つきが大分円くなっており、教官時代の教え子達からは厳しくも優しい教官と尊敬されている。
- 交番時代の同僚だった男性警察官(前町山署長の息子)と結婚した。
- 鬼瓦 京子(おにがわら きょうこ)
- 声 - きそひろこ
- 藤や山田の警察学校時代の教官であり、その後は町山交番所長に異動。町山署副署長の妻。宮原・秀山の同期。
- 二人称は「てめぇ」という男らしい口調で、宮原からはボスゴリラと呼ばれていた。岡島県警の伝説的女性警察官として知られ、教官時代の教え子達は「鬼瓦組」と称される。
- 教官時代に妊娠しており、後に娘を出産。作中から約3年前の町山交番所長時代には、2人目の子どもが妊娠5か月だったが、桜と出動していた事故処理中に桜が轢き逃げ事件に遭い、その現場対応での無理がたたり流産。その後警察を退職し専業主婦となる。現在では3人目を妊娠していると話した。
- 奥岡島事件当時は新任であり、コピーとりを中心に雑用をしていたが、特捜が立ち上げられた1ヶ月後、東岩により突如情報収集班に組み込まれる。そして薬物密売グループの幹部のうち一人を、内偵担当の塩谷・矢吹と共に尾行した。グループの幹部達は逮捕されたが、まだ逮捕されていなかった主犯・虎松譲二に尾行されていた挙げ句、源の父と共に「逆問」を受けた。その後、この件を以て班は解散。なお、当時の情報収集班員のうち、特捜が立ち上がる2か月から既に潜入捜査中のために不在だった伊賀崎とは面識がなく、名前を聞いただけだった。
- 岩元(いわもと)
- 先述のマコの父で、源の実父方の祖父。町山署管内で町内会長を務めている。源が幼いころの事情により源家とは絶縁状態。
- 20年程前に教師を退職し、以後、殉職警察官の息子の遺志を受け継ぐ意味合いもあって防犯ボランティアに努めている。高齢のため最近体調を崩しがちだが、ボランティアを続けることには強い意志を持っている。カナの素行が荒れていた高校時代、彼女を諭して警察官になるきっかけを与えたことがある。
- 五十嵐 凛香(いがらし りんか)
- 岡島新聞記者。『アンボックス』で登場。「町山市における殺人・死体遺棄事件」の取材を行う事となる。「弱い立場の人の力になりたい」という思いから新聞記者となり、同事件解決後も遺族に対し「世間の反応で困ったこと」「必要と感じた支援」等の継続的な取材活動を行っている。
- 塩谷 忠司(しおたに ただし)
- 「奥岡島事件」で、源の父、伊賀崎、矢吹、鬼瓦とともに潜入捜査をしていた元巡査部長。源の父や伊賀崎に憧れていたが、捜査対象に取り込まれ潜入情報を漏洩してしまったことをきっかけに退官。現在は反社側の人間となり、土谷忠司の偽名で東京において振り込め詐欺のまとめ役をしている。
- ピッピ
- 川合の部屋で飼育されることとなった猫。当初「彼ピ」という名であったが、源からの助言により「ピッピ」に改名された。藤・川合ペアが交番勤務中、女子小学生が来所し「ペットの猫が子を産んだが、自宅では育てられない」と助けを求めた。その子の親を交え「警察では猫を引き取ることができない」旨を説明したが、結果的に引き取ることとなった。
- その後、しばらくはペット禁止の警察宿舎において管理者に内緒で飼育されていたのだが、「町山市における殺人・死体遺棄事件」を機に玄田に預けることとなり、同事件解決後「宿舎で猫を飼うなんて無責任」という玄田の主張から、そのまま玄田に引き取られた。
書誌情報[編集]
- 泰三子 『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』 講談社〈モーニングKC〉、既刊22巻(2022年10月21日現在)
- 2018年4月23日発売[30]、ISBN 978-4-06-511322-6
- 2018年6月22日発売[31]、ISBN 978-4-06-511692-0
- 2018年8月23日発売[32]、ISBN 978-4-06-512637-0
- 2018年10月23日発売[33]、ISBN 978-4-06-513020-9
- 2019年1月23日発売[34]、ISBN 978-4-06-514527-2
- 2019年3月22日発売[35]、ISBN 978-4-06-514963-8
- 2019年5月23日発売[36]、ISBN 978-4-06-515420-5
- 2019年7月23日発売[37]、ISBN 978-4-06-516266-8
- 2019年9月20日発売[38]、ISBN 978-4-06-517128-8
- 2019年11月21日発売[39]、ISBN 978-4-06-517759-4
- 2020年1月23日発売[40]、ISBN 978-4-06-518157-7
- 2020年4月23日発売[41]、ISBN 978-4-06-518944-3
- 2020年6月23日発売[42]、ISBN 978-4-06-518966-5
- 2020年9月23日発売[43]、ISBN 978-4-06-518967-2
- 2020年11月20日発売[44]、ISBN 978-4-06-521759-7
- 2021年3月23日発売[45]、ISBN 978-4-06-522711-4
- 2021年6月23日発売[46]、ISBN 978-4-06-523557-7
- 2021年8月23日発売[47]、ISBN 978-4-06-524537-8
- 2021年11月22日発売[48]、ISBN 978-4-06-526127-9
- 2022年2月22日発売[49]、ISBN 978-4-06-526751-6
- 2022年6月22日発売[50]、ISBN 978-4-06-527611-2
- 2022年10月21日発売[51]、ISBN 978-4-06-529572-4
- 泰三子 『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 別章 アンボックス』 講談社〈モーニングKC〉、2021年6月23日発売[52]、ISBN 978-4-06-523780-9
テレビドラマ[編集]
ハコヅメ 〜たたかう!交番女子〜 | |
---|---|
ジャンル |
連続ドラマ 刑事ドラマ |
原作 |
泰三子 『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』 |
脚本 | 根本ノンジ |
演出 |
南雲聖一 丸谷俊平 伊藤彰記 |
監修 |
城下司郎(警察) 古谷謙一(警察) 山本昌督(医療) |
出演者 |
戸田恵梨香 永野芽郁 三浦翔平 山田裕貴 西野七瀬 平山祐介 千原せいじ 渕野右登 ムロツヨシ |
音楽 | 井筒昭雄 |
オープニング |
ロイ-RöE- 「YY(ワイワイ)」 |
エンディング |
milet 「Ordinary days」 |
国・地域 |
![]() |
言語 | 日本語 |
製作 | |
チーフ・ プロデューサー | 加藤正俊 |
プロデューサー |
藤森真実 田上リサ(AXON) 大平太(協力) |
制作 | 日テレアックスオン(協力) |
製作 | 日本テレビ |
放送 | |
放送チャンネル | 日本テレビ系 |
映像形式 | 文字多重放送 番組連動データ放送 |
音声形式 | ステレオ2音声 副音声による解説放送 |
放送国・地域 | ![]() |
放送期間 | 2021年7月7日 - 9月15日 |
放送時間 | 水曜 22:00 - 23:00 |
放送枠 | 水曜ドラマ |
放送分 | 60分 |
回数 | 9 |
公式サイト | |
ハコヅメ 〜もっとたたかう!町山署の人々〜 | |
出演者 | 三浦翔平 山田裕貴 西野七瀬 |
配信サイト | Hulu |
配信期間 | 2021年9月15日 |
特記事項: 最終話は10分拡大(22:00 - 23:10)[53]。 |
『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』(ハコヅメ たたかうこうばんじょし)のタイトルで、2021年7月7日から9月15日まで日本テレビ系「水曜ドラマ」で放送された[9][54][55]。戸田恵梨香と永野芽郁のダブル主演。永野は日本テレビの連続ドラマはこれが初主演となった[9][54]。
第4話まで放送された時点で永野が新型コロナウイルスに感染していることが判明し[56]撮影が休止した影響により、8月4日と11日の2週にわたって特別編を放送した[57]。その後、永野の復帰により8月18日に第5話が放送されることとなった[58]。
9月8日の第8話放送終了後から、出演者による座談会とメイキング映像、同月15日の最終話放送終了後からオリジナルストーリー「ハコヅメ〜もっとたたかう!町山署の人々〜」の配信をそれぞれ定額制動画配信サービスのHuluにて行われることが同月7日に発表された[59][60]。
2021年12月28日から同月31日まで、日本テレビと一部系列局でドラマの一挙再放送が行われた[61]。また、放送文化基金賞の受賞(後述)を受けて、2022年12月29日と同月30日にもドラマの一挙再放送が行われた[62]。
あらすじ(テレビドラマ)[編集]
物語は、川合が故郷の父に語りかける独白で進められていく。
埼玉県にある町山交番に勤務する新人女性警察官の川合麻依は、晴れて公務員となれたものの、日々の過酷な業務や駐車違反者の悪態などに辟易し、辞職願を忍ばせながら日々を過ごしていた。そんな折り、新たな上司が赴任してくると耳にした。所長によると、元刑事課のエースだった藤聖子はパワハラで左遷されたと噂されていた。
登場人物(テレビドラマ)[編集]
埼玉県警 町山警察署[編集]
地域課(テレビドラマ)[編集]
- 藤聖子(ふじ せいこ)〈30〉
- 演 - 戸田恵梨香[54]
- 巡査部長。地域課に異動し町山交番の勤務になった元エース刑事。警察学校を首席で卒業し、パトロール中にも次々と犯罪者を検挙する凄腕警察官。異動理由は本人曰く「パワハラで左遷された」ということになっているが、本当の理由は同期の桜を轢き逃げした犯人の検挙が目的で、志願して町山交番に異動していた。
- 川合麻依(かわい まい)〈20〉
- 演 - 永野芽郁[54]
- 町山交番に勤務する新人警察官。巡査。安定収入を求めて公務員である警察官になったが、ハードな交番勤務に当初は辞職を考えていた。だが、藤とともにペアで仕事をしていくうちに、警察の仕事に対してやりがいを感じるようになる。
- 伊賀崎秀一(いがさき しゅういち)〈46〉
- 演 - ムロツヨシ[63]
- 町山交番の所長。警部補。交番勤務の前は、別の部署に所属していたらしい。のらりくらりしていて、楽に仕事をすることを第一優先に考えている。度々部下にお菓子をあげる。救命士とメンタルヘルスカウンセラーの資格を持つ。
- 既婚者で3人の息子がおり、藤が町山交番に赴任後4人目である娘が生まれる。3年前に桜が轢き逃げ事故に遭った日は、妻が三男を出産した日だった。
- 原作に比べ人格者の設定で、那須や鬼瓦をはじめドラマには登場しないキャラの役柄を兼ねていたり、源や山田の役回りを一部受け持つ形で、原作よりも登場頻度は高い。
- 桜しおり(さくら しおり)
- 演 - 徳永えり(第4話 - 最終回)[64][注 2]
- 藤・源の同期。3年前、ペア長だった伊賀崎とともに処理していた交通事故の現場で轢き逃げ事故に遭い、意識不明の重傷を負う。現在は休職扱いでリハビリに励んでいる。
刑事課(テレビドラマ)[編集]
- 源誠二(みなもと せいじ)〈30〉
- 演 - 三浦翔平[65]
- 捜査一係の刑事。巡査部長。藤とは警察学校の同期。人たらしで取り調べの天才。藤のことを「聖子ちゃん」と呼び、「マウンテンメスゴリラ」とも言う。父親も警察官。
- 山田武志(やまだ たけし)〈29〉
- 演 - 山田裕貴[65]
- 捜査一係の刑事。巡査長。源とペアを組む。藤と源とは警察学校の一期後輩にあたり、先輩二人に都合良く使われている。
- 牧高美和〈27〉
- 演 - 西野七瀬[66]
- 捜査一係の刑事で紅一点。巡査長。藤の後任として異動してきた。新撰組オタク[66]。
- 鈴木敦〈25〉
- 演 - 渕野右登[67]
- 捜査一係の刑事。巡査長。牧高とペアを組む。THE・真面目な性格[67]。大卒。牧高に気があり、最終回で告白したが玉砕する。ドラマオリジナルキャラ。
- 北条保〈48〉
- 演 - 平山祐介[66]
- 捜査一係・係長[66]。警部補。一見するとかなりの強面だが、実は部下想いで優しい。
- 加藤銀次
- 演 - 福吉寿雄
- 捜査二係・係長。警部補。
- 鷲尾充輝
- 演 - 金子太郎
- 捜査一係刑事。巡査部長。
- 脇坂俊吾
- 演 - 中野文馨
- 捜査二係刑事。巡査部長。
- 福島昭男
- 演 - 小手山雅
- 捜査二係刑事。巡査部長。
- 佐藤巽
- 演 - 阿邊龍之介
- 捜査一係刑事。巡査部長。
- 平野慎吾
- 演 - 豊田豪
- 捜査二係刑事。巡査部長。
- 村田嘉明
- 演 - 保田泰志
- 捜査二係刑事。巡査部長。
交通課(テレビドラマ)[編集]
- 宮原三郎
- 演 - 駿河太郎(第6話・第8話)[68]
- 元交通機動隊の白バイ隊員。巡査部長。情の厚い性格で、初めて交通事故による死亡事例を目の当たりにして意気消沈した川合に厳しくも心情に寄り添った励ましをする。
幹部(テレビドラマ)[編集]
- 吉野正義〈51〉
- 演 - 千原せいじ[66]
- 副署長。警視。機動隊出身の柔道の猛者。署内で警察術科訓練の講師を務める[66]。
- 田邉司〈59〉
- 演 - 深沢敦
- 署長。警視。吉野からは来年で定年退職だと勘違いされていたが、実際は定年まで1年以上あった。
埼玉県警 戸成警察署[編集]
地域課(テレビドラマ)[編集]
埼玉県警 本部[編集]
刑事部(テレビドラマ)[編集]
その他(テレビドラマ)[編集]
- 警察無線の声
- 声 - 佐々木啓夫
ゲスト[編集]
第1話[編集]
- 篠原(窃盗の常習者) - モロ師岡
- 坂本太郎(自殺をほのめかす通報を繰り返す男性) - 森田甘路
- 田中(忍者が出たと通報する認知症男性) - 原田文明
- ミーちゃん(麻依の親友) - 大友花恋[72]
- 翔クン(ミーちゃんの彼氏) - 早瀬圭人
- 落とした帽子を引き取りに来た市民 - あいだあい
- ひったくり犯 - 吉田健悟
- 坂本太郎の母 - 山本道子
- 一時停止を無視した原付バイクの運転手 - 仲野元子
- ひったくり犯の追跡シーンで川合を応援している子供のうちのひとり - 鈴木楽
第2話[編集]
- 高木優太(補導された中学生) - 南出凌嘉
- 高木咲子(優太の母) - 遊井亮子
- 赤城琢磨(覚醒剤取締法違反の被疑者) - 武藤賢人
- 立花あかり(赤城の関係者) - 玉井らん
- 松原理沙(遺失物届けに交番を訪れた女性) - 山口まゆ
- 菊池竜哉(理沙の彼氏・空き巣狙いの連続窃盗犯) - 井上尚
第3話[編集]
- 清水彩菜(痴漢被害者の女子高生) - 畑芽育(第4話)
- 清水麻里(彩菜の母) - 西山繭子(第4話)
- 安田大二郎〈42〉(痴漢の容疑者) - 北澤ひとし(ロビンソンズ)(第4話)
- 早見健(痴漢を目撃した男子高生) - 池田優斗(第4話)
- 木村珠代(交番を訪れた女性) - 茅島成美
- 詐欺師(木村珠代のキャッシュカードと通帳を狙った詐欺師) - 和知龍範
- 山崎多恵(源巡査部長を指名するスーパーの万引き犯)- 青木和代(第7話)
- 山崎恵美(多恵の娘) - 並木愛枝
- 山崎聖人(多恵の孫) - 梅谷祐成
- 久本(スーパー大安の店長)- 田村義晃
- 西浜渚(コインランドリーで下着盗難にあう女性) - 浜口京子[73]
- 県警捜査一課のコワモテ刑事たち - 高倉組[74][75](エキストラ協力)(第4話)
第4話[編集]
- 米田益男(本部捜査一課 班長) - 矢柴俊博
第5話[編集]
- 三宅雄三(交番を訪れた認知症の男性) - 小野武彦
- 三宅幸子(雄三の妻) - 朝加真由美
- 武田(火災現場でめまいに襲われた川合を介抱する消防士) - 小関裕太[76]
- 彼氏がスマホを落とし、交番を訪れるカップル - ヴァンゆん[77]
- 結衣(源と山田の合コン相手) - 團遥香
- 千佳(源と山田の合コン相手) - 五島百花
- 紺野(藤と川合の合コン相手) - 高島豪志
- 青山(藤と川合の合コン相手) - 平田雄也
第6話[編集]
- 田村雅樹 - 仁科貴
- 田村麻美 - 阿南敦子
- 竹中茂(免許証返納者)‐ 藏内秀樹
- 赤ん坊を膝の上に載せて運転していた主婦 ‐ 相馬有紀実
- チェーンソーを振り回して暴れていた男 ‐ 中村元気
- 免許証更新希望の老人 ‐ 菅野久夫
第7話[編集]
第8話[編集]
- 木村義徳(守護天使 / 「清水農園」従業員) - 森下能幸(最終話)
- 浮気男 - くぼてんき[78]
- 西田(川合の学生時代の先輩・保険勧誘員) - 田本清嵐
- 桃香(源のデート相手) - 川添野愛
- 美波(山田のデート相手)- 川井望鈴
- 小森太郎(違法デリヘルの親玉) - 阿部亮平
- 自動車泥棒 - 武田幸三
- 違法デリヘルの店員 - 三木崇史、ななみにこ
- 浮気男を殴る女 - 黒岩よし
スタッフ[編集]
- 原作 - 泰三子『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』(講談社「モーニング」連載中)
- 脚本 - 根本ノンジ
- 演出 - 南雲聖一、丸谷俊平、伊藤彰記、菅原伸太郎[注 3]
- 主題歌 - milet「Ordinary days」(SME Records)[79]
- オープニングテーマ - ロイ-RöE- 「YY(ワイワイ)」(unBORDE / Warner Music Japan)[80]
- 音楽 - 井筒昭雄
- 警察監修 - 城下司郎、古谷謙一
- 医療監修 - 山本昌督
- スタントコーディネート - 青木哲也
- カースタント - タカハシレーシング
- CG - マリンポスト(田中貴志)
- プロット協力 - 松島瑠璃子
- チーフプロデューサー - 加藤正俊
- プロデューサー - 藤森真実、田上リサ(AX-ON)、大平太(協力)
- 制作協力 - AX-ON
- 製作著作 - 日本テレビ
放送日程[編集]
話数 | 放送日 | ラテ欄[81] | 演出 | 視聴率[82] |
---|---|---|---|---|
第一話 | 7月 | 7日新米×元刑事の最強交番女子ペア誕生! 意外と知らない超リアルお巡りさん物語 |
南雲聖一 菅原伸太郎 |
11.3% |
第二話 | 7月14日 | 交番女子ペア始動! 犯人尾行でラブホに潜入!? 涙のガサ入れ |
南雲聖一 | 11.7% |
第三話 | 7月21日 | 新米交番女子の初手柄!? 超独特な犯人の似顔絵で捜査が動く |
丸谷俊平 | 10.8% |
第四話 | 7月28日 | 交番女子、強面だらけの特捜本部に参戦!! ついに犯人逮捕へ |
8.9% | |
第五話 | 8月18日 | 交番女子の初恋&合コン大作戦! デート中に緊急事態発生!? |
伊藤彰記 | 12.5% |
第六話 | 8月25日 | 新米交番女子の涙 突然奪われた命に最強ペアの絆が揺らぐ |
南雲聖一 | 11.1% |
第七話 | 9月 | 1日ついに明かされる謎! 署最大の未解決事件と交番女子の秘密 |
丸谷俊平 | 11.8% |
第八話 | 9月 | 8日藤さんには私がついてます! 新米交番女子の覚悟とペアの絆 |
伊藤彰記 | 11.6% |
最終話 | 9月15日 | あなたがいるから頑張れる 交番女子が起こす最後の奇跡!! |
南雲聖一 | 12.6% |
平均視聴率 11.4%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
- 最終回は22時 - 23時10分の10分拡大放送。
話数 | 放送日 | ラテ欄[81] | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|
第一話 | 8月[57][注 4] | 4日新作エピソード×名場面! 交番女子SPストーリー |
南雲聖一 | [84] | 6.4%
第二話 | 8月11日[57] | 新作×名場面! 涙と笑いの交番女子物語に新展開!? |
[85] | 8.8%|
(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
- 第一話は『東京2020オリンピック』の中継時間の延長(17時50分 - 22時15分)に伴い[86]5分繰り下げ、22時15分 - 23時15分に放送[87]。
スピンオフドラマ[編集]
「ハコヅメ〜もっとたたかう!町山署の人々〜」(ハコヅメ もっとたたかうまちやましょのひとびと)のタイトルで2021年9月15日の本編最終話放送後からHuluで配信[88]。源(三浦翔平)、山田(山田裕貴)、牧高(西野七瀬)ら町山警察署・刑事課メンバーの超ハードな日常とホンネが描かれる。脚本は佐藤友治、演出は伊藤彰記。
キャスト(スピンオフドラマ)[編集]
- 源誠二 - 三浦翔平
- 山田武志 - 山田裕貴
- 牧高美和 - 西野七瀬
ゲスト(スピンオフドラマ)[編集]
- 吉野正義 - 千原せいじ
- 北条保 - 平山祐介
評価[編集]
2022年6月には第48回放送文化基金賞番組部門のテレビドラマ番組最優秀賞を受賞した。選考理由について同基金は「女子会もする普通の女子である交番勤務の女性警察官にフォーカスしたこのドラマは、権力を振りかざすこれまでの警察ものとは一線を画し、時代の変移を明確に映し出した。随所で笑いを誘うテンポの良い脚本は、シリアスな社会問題も描き出しており、エンターテインメント性と社会性のバランスが絶妙だ。パワー志向で完璧な女性巡査部長に対してダメな主人公という設定も、『たたかわない』『がんばれない』人を応援する今日的な側面がある」と総評している[89]。本ドラマで川合役を演じた永野もドラマ内での演技が評価され、同部門の演技賞を受賞した[89][90]。
日本テレビ系 水曜ドラマ | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
恋はDeepに
(2021年4月14日 - 6月9日) |
ハコヅメ
〜たたかう!交番女子〜 (2021年7月7日 - 9月15日) |
恋です!
〜ヤンキー君と白杖ガール〜 (2021年10月6日 - 12月15日) |
テレビアニメ[編集]
2022年1月から3月までAT-Xほかにて放送された[91]。
スタッフ(アニメ)[編集]
- 原作 - 泰三子[10]
- 監督 - 佐藤雄三[10]
- 副監督 - 石田暢[25]
- シリーズ構成・脚本 - 金月龍之介[10]
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 土屋圭[10]
- サブキャラクターデザイン・アイキャッチ - 尾崎智美
- 色彩設計 - 大野春恵[25]
- 美術ボード - 橋本和幸、横松紀彦[25]
- 美術設定 - 杉山晋史[25]
- 撮影監督 - 畑中宏伸[25]
- 3D監督 - 田中康隆[25]
- 編集 - 塚常真理子[25]
- 音楽 - 信澤宣明[25]
- 音響監督 - 小泉紀介[25]
- 音響効果 - 山谷尚人[25]
- 音響制作 - マジックカプセル[25]
- 音楽プロデューサー - 若林豪
- 音楽ディレクター - 竹山沙織
- 音楽制作 - KADOKAWA
- プロデューサー - 田中翔、日比政広、吉田勇樹、松田大洋、尾形光広、渡瀬昌太、丸山創
- 制作プロデューサー - 芦川真理子、豊田智紀[25]
- アニメーション制作協力 - DR MOVIE
- アニメーション制作 - マッドハウス[10]
- 製作 - ハコヅメ製作委員会(KADOKAWA、ドコモ・アニメストア、AT-X、マッドハウス、BS日テレ、角川メディアハウス)[25]
主題歌[編集]
- 「知らなきゃ」[92]
- 安月名莉子によるオープニングテーマ。作詞はタナカ零、作曲はナスカ、編曲はthe Third。
- 「Change」[92]
- nonocによるエンディングテーマ。作詞・作曲はDECO*27、編曲はRockwell。
各話リスト[編集]
話数 | サブタイトル | コンテ | 演出 | 作画監督 | キャラクター 総作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1話 | アンボックス&サンドバック〜その1〜 アンボックス&サンドバック〜その2〜 | 佐藤雄三 | Kim Minsun |
| 土屋圭 | Jang Gilyong | 2022年 1月5日 |
第2話 | ビギナーズ・ラック ポリス・ジャングル | Park Jaeik |
|
| Ryu Seongchul | 1月12日 | |
第3話 | エース登場 遺体は語る | 澤井幸次 | Kang Taesik |
| Song Jinhui | 1月19日 | |
第4話 | 拝啓お犬様 ランナーズ・ハイ | 佐藤雄三 | Kim Minseon |
| Song Jinhee | 1月26日 | |
第5話 | 深夜のパトロール VS.チカン | 川村賢一 | Park Jaeik |
| Yu Seungcheol | 2月2日 | |
第6話 | 合コン狂騒曲 暴走ポリス | 澤井幸次 | 土屋圭 | 2月9日 | |||
第7話 | 尾行選手権 人たらし | Kang Taesik |
| Jang Gilyong | 2月16日 | ||
第8話 | 正義の暴走 筋肉バカ | 川尻善昭 | Park Sihu |
| 2月23日 | ||
第9話 | 逮捕術 UFO | 高田恭輔 |
| 松本まみ子 | Song Jinhee | 3月2日 | |
第10話 | 警察手帳 トラウマ | 澤井幸次 | Kang Taesik |
| 土屋圭 | Yu Seunghee | 3月9日 |
第11話 | 大麻と似顔絵 似顔絵狂騒録 | 川尻善昭 | Park Jaeik |
|
| 3月16日 | |
第12話 | 再現人形 捜査一課 | 佐藤雄三 | Park Sihoo |
| Song Jinhee | 3月23日 | |
第13話 | 勝負は一瞬 コマよ走れ | 川尻善昭 |
|
|
| 3月30日 |
放送局[編集]
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [93] | 備考 |
---|---|---|---|---|
2022年1月5日 - 3月30日 | 水曜 23:30 - 木曜 0:00 | AT-X | 日本全域 | 製作参加 / CS放送 字幕放送[94] / リピート放送あり |
2022年1月6日 - 3月31日 | 木曜 1:05 - 1:35(水曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | |
KBS京都 | 京都府 | |||
木曜 1:30 - 2:00(水曜深夜) | サンテレビ | 兵庫県 | ||
木曜 2:35 - 3:05(水曜深夜) | テレビ愛知 | 愛知県 | ||
2022年1月7日 - 4月1日 | 金曜 0:00 - 0:30(木曜深夜) | BS日テレ | 日本全域 | 製作参加 / BS/BS4K放送 『アニメにむちゅ〜』枠 |
金曜 1:29 - 1:59(木曜深夜) | 熊本県民テレビ | 熊本県 | [注 5] |
インターネットでは、2022年1月6日より毎週木曜0時(水曜深夜)にdアニメストアおよびAmazon Prime Videoにて地上波先行・最速配信後、ABEMA、dTV、FOD、GYAO!、Hulu、J:COMオンデマンド、Netflix、niconico、TELASA、U-NEXT、アニメ放題、auスマートパスプレミアム、ひかりTV、バンダイチャンネル、みるプラス、HAPPY!動画にて、同年1月13日木曜0時(水曜深夜)以降に順次配信される[91]。
BD / DVD[編集]
巻 | 発売日[95] | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD | DVD | |||
上 | 2022年3月30日 | 第1話 - 第7話 | ZMXZ-15351 | ZMBZ-15361 |
下 | 2022年4月27日 | 第8話 - 第13話 | ZMXZ-15352 | ZMBZ-15362 |
Webラジオ[編集]
川合麻依役の若山詩音と藤聖子役の石川由依によるWebラジオ『ハコラジ 〜声優女子の逆襲〜』が、音泉にて2022年1月24日より月1で配信[96]。
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b “交番女子を描く新連載がモーニングで、高橋ツトム&野田彩子の読み切りも”. コミックナタリー. ナターシャ (2017年11月22日). 2020年12月6日閲覧。
- ^ a b “ハコヅメ:第一部完結 実写ドラマ、アニメも話題の人気マンガ”. MANTANWEB(まんたんウェブ). MANTAN (2022年6月16日). 2022年6月16日閲覧。
- ^ モーニング編集部 (2019年1月28日). “女性警察官が、警察を辞めてマンガ家になった理由”. 現代ビジネス. 講談社. 2021年6月23日閲覧。
- ^ “「警察は“しょうもない人”が頑張る仕事です」 『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』作者、泰三子さんに聞く(前編)”. 日経ビジネス電子版. 日経BP (2018年4月24日). 2021年6月23日閲覧。
- ^ “『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』(泰三子)、1話からの追っかけ連載がコミックDAYSでスタート!” (プレスリリース), 講談社, (2019年1月28日) 2021年6月23日閲覧。
- ^ “【講談社╳立花書房】 警察官👮向け月刊誌「警察公論」で『ハコヅメ 〜交番女子の逆襲〜 出向編』の出張連載開始”. モーニング公式サイト. 講談社 (2019年12月22日). 2021年6月23日閲覧。
- ^ “警察公論2020年9月号”. 立花書房. 2021年6月23日閲覧。
- ^ “ハコヅメ別章 アンボックス - 泰三子 / その①くノ一誕生”. コミックDAYS. 講談社. 2021年6月13日閲覧。
- ^ a b c “戸田恵梨香×永野芽郁W主演!新水曜ドラマ「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」7月スタート!”. 日テレトピックス. 日本テレビ放送網 (2021年5月2日). 2021年5月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “漫画『ハコヅメ』来年TVアニメ化 出演は若山詩音&石川由依 ティザーPVも解禁”. ORICON NEWS (2021年8月2日). 2021年8月2日閲覧。
- ^ 泰三子 (2022年5月26日). インタビュアー:ケンドーコバヤシ. “『ハコヅメ』が一旦終わる!? ケンドーコバヤシ氏×泰三子氏緊急対談!!!!!”. コミックDAYS編集部ブログ (講談社) 2022年9月23日閲覧。
- ^ 山中浩之 (2018年4月24日). “「警察は“しょうもない人”が頑張る仕事です」 『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』作者、泰三子さんに聞く(前編)”. 日経ビジネス電子版. 日経BP. 2023年1月6日閲覧。
- ^ “「このマンガを読め!」1位は「メタモルフォーゼの縁側」、このマンに続き”. コミックナタリー. ナターシャ (2018年12月19日). 2018年12月19日閲覧。
- ^ “㊗『ハコヅメ 〜交番女子の逆襲〜』が「漫道コバヤシ漫画大賞2019」グランプリ受賞!🏆👏🎉 ケンコバ╳泰三子対談の模様は1/30放送”. モーニング公式サイト. 講談社 (2020年1月15日). 2021年6月23日閲覧。
- ^ “決定!第66回小学館漫画賞!!”. 小学館コミック (2021年1月19日). 2021年1月19日閲覧。
- ^ “第45回講談社漫画賞のノミネート13作品決定、受賞作は5月13日に発表”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年4月7日) 2021年4月7日閲覧。
- ^ “第46回講談社漫画賞は「転スラ」「星降る王国のニナ」「ハコヅメ」に決定”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年5月11日) 2022年5月11日閲覧。
- ^ モーニング公式 2022年5月12日のツイート、2022年5月12日閲覧。
- ^ テレビアニメ版では第11話で描写されている
- ^ テレビアニメでは2話参照
- ^ テレビアニメでは6話参照
- ^ アニメでは7話で描写
- ^ アニメでは8話で描写
- ^ “交番女子の生態が判明!! 『ハコヅメ 〜交番女子の逆襲』作者登場「怖くて、やめますと言えませんでした」”. ベストカーWeb. 講談社ビーシー (2018年4月23日). 2021年6月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜:テレビアニメが2022年1月スタート 追加キャストに鈴木崚汰、土屋神葉、花澤香菜”. MANTANWEB. MANTAN (2021年10月15日). 2021年10月15日閲覧。
- ^ アニメ3話より。
- ^ テレビアニメ版では第10話『警察手帳』で描かれている
- ^ a b “アニメ「ハコヅメ」にケンドーコバヤシ&小山力也が出演、キービジュアル公開”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年11月19日). 2021年11月19日閲覧。
- ^ アニメでは9話で描写
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (1)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (2)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (3)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (4)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (5)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (6)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (7)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (8)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (9)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (10)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (11)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (12)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (13)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (14)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (15)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2020年12月6日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (16)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年3月23日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (17)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年6月23日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (18)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年8月23日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (19)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年11月22日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (20)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年2月22日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (21)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年6月22日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 (22)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2022年10月21日閲覧。
- ^ “ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 別章 アンボックス”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年6月23日閲覧。
- ^ “『ハコヅメ』最終回は10分拡大で放送、第7話 病室での場面写真も公開”. ドワンゴジェイピーnews. ドワンゴ (2021年8月31日). 2021年9月5日閲覧。
- ^ a b c d “戸田恵梨香&永野芽郁、ドラマ初共演でW主演 最強の“交番女子”ペア結成”. ORICON NEWS (2021年5月2日). 2021年5月2日閲覧。
- ^ “戸田恵梨香&永野芽郁:W主演「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」 七夕に初回放送 そろってクランクインも”. MANTANWEB. MANTAN (2021年6月5日). 2021年6月5日閲覧。
- ^ “永野芽郁が新型コロナ感染 発熱続き自宅療養中 現在ドラマ「ハコヅメ」出演”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2021年7月23日) 2021年7月23日閲覧。
- ^ a b c “日テレ水10「ハコヅメ」8・4第5話を延期 代わりに2週「特別編」 コロナ禍による撮影休止の影響”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2021年7月30日) 2021年7月30日閲覧。
- ^ “コロナ感染の永野芽郁出演ドラマ「ハコヅメ」18日に通常ストーリー戻る”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社 (2021年8月11日). 2021年8月12日閲覧。
- ^ “水曜ドラマ「ハコヅメ 〜たたかう! 交番女子〜」 Huluスペシャルコンテンツ「『ハコヅメ』豪華キャストのスペシャル座談会&㊙︎メイキング映像!」独占配信決定さらに、第9話(最終回)放送直後には「Huluオリジナルストーリー」の独占配信も決定”. Hulu News & Information (2021年9月7日). 2021年9月7日閲覧。
- ^ “水曜ドラマ「ハコヅメ 〜たたかう! 交番女子〜」ここでしか観られない、マル秘エピソードを描くHuluオリジナルストーリー「ハコヅメ〜もっとたたかう!町山署の人々〜」9月15日(水)地上波第9話放送直後からHuluにて、独占配信”. Hulu News & Information (2021年9月13日). 2021年9月14日閲覧。
- ^ 日本テレビ放送網. “「ハコヅメ」年末に一挙放送決定!12/28(火)〜31(金)の4日間” (日本語). 日本テレビ. 2022年1月7日閲覧。
- ^ “「ハコヅメ」が異例の2年連続一挙放送 警察「おっさん文化」描写が人気”. 東京スポーツ (2022年12月30日). 2022年12月31日閲覧。
- ^ "〈ハコヅメ〉 ムロツヨシ、戸田恵梨香&永野芽郁の上司役で出演決定". ザテレビジョン. KADOKAWA. 24 May 2021. 2021年5月24日閲覧。
- ^ 渡辺彰浩 (2021年9月2日). “戸田恵梨香×徳永えりにしか出せない空気感 『ハコヅメ』藤の異動の真相が明らかに”. Real Sound 映画部. blueprint. 2021年9月5日閲覧。
- ^ a b “三浦翔平&山田裕貴が“刑事ペア”「ほっこりと心温まる作品に」 『ハコヅメ』新キャスト発表”. ORICON NEWS (oricon ME). (2021年5月7日) 2021年6月23日閲覧。
- ^ a b c d e f “西野七瀬、戸田恵梨香&永野芽郁と刑事役で初共演 『ハコヅメ』新キャスト発表”. ORICON NEWS (oricon ME). (2021年5月15日) 2021年6月23日閲覧。
- ^ a b “渕野右登「ハコヅメ」出演!牧高(西野七瀬)とペアを組む「THE・真面目」な刑事役”. テレビドガッチ (プレゼントキャスト). (2021年6月19日) 2021年6月23日閲覧。
- ^ 渡辺彰浩 (2021年8月26日). “駿河太郎、男が惚れる男として『ハコヅメ』登場 ムロツヨシの今までにないシリアスさも”. Real Sound 映画部. blueprint. 2021年9月5日閲覧。
- ^ ハコヅメ 〜たたかう!交番女子〜【ドラマ公式】 [@hakozume_ntv] (2021年9月11日). "#ハコヅメ オフショ 警察学校同期の4人組 別名 #チンピラ大奥 藤(#戸田恵梨香) 桜(#徳永えり) 桃木(#臼田あさ美) 松島(#大西礼芳)のオフショットをお届け 同期たちの物語はどのような結末を迎えるのでしょうか 最終回9/15(水)よる10時放送 ぜひお見逃しなく" (ツイート). Twitterより2021年9月11日閲覧。
- ^ a b 渡辺彰浩 (2021年8月19日). “戸田恵梨香×臼田あさ美×大西礼芳、“チンピラ大奥”の迫力 『ハコヅメ』新章として再開”. Real Sound 映画部. blueprint. 2021年9月5日閲覧。
- ^ ハコヅメ 〜たたかう!交番女子〜【ドラマ公式】 [@hakozume_ntv] (2021年9月11日). "#ハコヅメ オフショ 警察学校同期の4人組 別名 #チンピラ大奥 藤(#戸田恵梨香) 桜(#徳永えり) 桃木(#臼田あさ美) 松島(#大西礼芳)のオフショットをお届け 同期たちの物語はどのような結末を迎えるのでしょうか 最終回9/15(水)よる10時放送 ぜひお見逃しなく" (ツイート). Twitterより2021年9月11日閲覧。
- ^ “大友花恋、“仲良し”永野芽郁と2回目の親友役 役名“麻依”呼びで混乱「何度も練習していました(笑)」”. ORICON NEWS (2021年6月26日). 2021年6月26日閲覧。
- ^ “『ハコヅメ』第3話に浜口京子が出演 永野芽郁×ムロツヨシとの共演に「救われました」”. Real Sound|リアルサウンド 映画部 (2021年7月17日). 2021年7月17日閲覧。
- ^ 清水がく 小金井市議会議員 [@gaku_koganei] (2021年7月22日). "昨日放映された日テレの「ハコヅメ」。戸田恵梨香が出演してるので毎回見てるんですが、こちらに、小金井市内にある悪役強面専門芸能事務所「高倉組」の皆さんが!!倉本組長もいい感じで怖い顔してますねーー。でもなんだかホッコリもしました。#高倉組 #ハコヅメ #小金井市 #清水がく" (ツイート). Twitterより2021年8月27日閲覧。
- ^ 組長🖖倉本宙雨 [@takaquragumi] (2021年7月22日). "がくちゃん ありがと〜" (ツイート). Twitterより2021年8月27日閲覧。
- ^ “小関裕太登場「ハコヅメ」第5話、18日放送決定! 永野芽郁“川合”に運命の恋?”. CinemaCafé.net. イード (2021年8月11日). 2021年8月12日閲覧。
- ^ “ヴァンゆん、カップル役で『ハコヅメ』ゲスト出演 戸田恵梨香&永野芽郁は「同じ人間とは思えないほどかわいかった」”. ORICON NEWS. oricon ME (2021年8月11日). 2021年8月12日閲覧。
- ^ “ZIP!気象予報士・くぼてんき『ハコヅメ』出演「首を絞められるシーンがあります」”. マイナビニュース. マイナビ (2021年9月6日). 2021年9月9日閲覧。
- ^ “milet、戸田恵梨香&永野芽郁W主演『ハコヅメ』主題歌に決定「みなさんにそっと寄り添っていけますように」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2021年6月17日) 2021年6月23日閲覧。
- ^ "ロイ-RoE-、新曲が戸田恵梨香・永野芽郁W主演ドラマOPに大抜擢". MusicVoice. アイ・シー・アイ. 19 June 2021. 2021年6月19日閲覧。
- ^ a b 該当各日 『読売新聞』 テレビ欄。
- ^ "戸田恵梨香&永野芽郁「ハコヅメ」最終回世帯視聴率は番組最高12.6%で有終の美". スポーツ報知. 報知新聞社. 16 September 2021. 2021年9月16日閲覧。
- ^ ハコヅメ 〜たたかう!交番女子〜【ドラマ公式】 [@hakozume_ntv] (2021年7月30日). "【📢お知らせ📢】 #ハコヅメ の放送予定についてお知らせです✨ 8月4日(水)夜10時10分〜放送分から2週にわたり、新たに撮影したオリジナルストーリーを含む「特別編」の放送が決定🎥…" (ツイート). Twitterより2021年8月1日閲覧。
- ^ “日テレ「ハコヅメ」特別編を放送 視聴率は6・4%”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社 (2021年8月5日). 2021年8月6日閲覧。
- ^ “戸田恵梨香と永野芽郁W主演「ハコヅメ」11日放送特別編視聴率8・8%”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社 (2021年8月12日). 2021年8月18日閲覧。
- ^ “SCHEDULE 日本テレビ系放送日程”. 東京2020オリンピック. 日本テレビ. 2021年8月1日閲覧。
- ^ ハコヅメ 〜たたかう!交番女子〜【ドラマ公式】 [@hakozume_ntv] (2021年8月4日). "【📺放送時間のお知らせ📺】 今夜の #ハコヅメ 特別編の放送ですが よる10時15分からの放送になります✨ …" (ツイート). Twitterより2021年8月6日閲覧。
- ^ “『ハコヅメ』スピンオフ9.15より配信 三浦翔平、山田裕貴、西野七瀬らのハードな日常”. クランクイン!. 2021年9月14日閲覧。
- ^ a b “第48回「放送文化基金賞」表彰対象について”. 公益財団法人 放送文化基金. pp. 3,9 (2022年6月7日). 2022年7月7日閲覧。
- ^ “永野芽郁、『ハコヅメ』女性警察官役の好演で演技賞「エネルギーを与えられる人間に」”. サンケイスポーツ (2022年7月7日). 2022年7月7日閲覧。
- ^ a b c “ON AIR”. TVアニメ「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」公式サイト. 2021年12月10日閲覧。
- ^ a b “MUSIC”. TVアニメ「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」公式サイト. 2021年10月15日閲覧。
- ^ テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2) (PDF)”. 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “週間番組表 (2022/01/03〜2022/01/09)”. AT-X. エー・ティー・エックス. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “Blu-ray&DVD”. TVアニメ「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」公式サイト. 2022年1月5日閲覧。
- ^ “ハコラジ 〜声優女子の逆襲〜”. 音泉. タブリエ・コミュニケーションズ. 2022年1月16日閲覧。
外部リンク[編集]
- 漫画
-
- モーニング公式|ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜
- ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 - 泰三子 / その1 アンボックス(ハコから逃げろ) コミックDAYS配信の無料第1話
- 交番女子/ハコヅメ公式 (@KOBAN_JOSHI) - Twitter
- ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜 - マンガペディア
- ドラマ
-
- ハコヅメ〜たたかう!交番女子 - 日本テレビ
- ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜【ドラマ公式】 (@hakozume_ntv) - Twitter
- ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜【ドラマ公式】 (@hakozume_ntv) - Instagram
- ハコヅメオフィシャルブログ - Ameba Blog
- アニメ
-
- TVアニメ「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」公式サイト
- 「ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜」TVアニメ公式 (@hakozume_anime) - Twitter