BLUE GIANT

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BLUE GIANT
ジャンル 青年漫画音楽漫画
漫画:BLUE GIANT
作者 石塚真一
出版社 小学館
掲載誌 ビッグコミック
レーベル ビッグコミックス
発表号 2013年10号 - 2016年17号
巻数 全10巻
その他 公式サイト
漫画:BLUE GIANT SUPREME
作者 石塚真一
出版社 小学館
掲載誌 ビッグコミック
レーベル ビッグコミックス
発表号 2016年18号 -
巻数 既刊4巻(2018年2月23日現在)
その他 公式サイト
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BLUE GIANT』(ブルージャイアント)は、石塚真一による日本漫画ジャズを題材とした作品で、『ビッグコミック』(小学館)にて2013年10号から2016年17号まで連載された。同誌2016年18号からは『BLUE GIANT SUPREME』とタイトルを改め、舞台をドイツに移しての続編が連載されている[1]。本項では、この両作について説明する。

概要[編集]

宮城県仙台市に住む高校生・宮本大はまっすぐな性格の持ち主だが、将来なにをしたいのか分からず学生生活を送っていた。ある日聞いたジャズの曲に興味をひかれ、初めてのライブハウスでのジャズ演奏を目の当たりにして、サックスプレーヤーを目指す。

初期の舞台は仙台市(『BLUE GIANT』4巻途中まで)であり、練習場となる広瀬川国分町のライブハウスなどが登場する。舞台を仙台にしたのは石塚の担当編集者が仙台出身であることに加え、ジャズフェスティバルなどを取材し仙台にジャズの土壌があると感じたことも理由としている[2]

マンガ大賞2016で第3位[1]。2017年、第62回「小学館漫画賞」(一般向け部門)[3]、第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。

コラボレーション[編集]

担当編集者が「ヤマハ大人の音楽レッスン」でサックスに挑戦する企画[4]や、サックス奏者の栗原健リットーミュージックの『サックス&ブラス・マガジン』にて、奏者の視点から本作を語る『マンガ「BLUE GIANT」を読む!』を連載している[5]

また、石塚が選曲したジャズのコンピレーションアルバムが、ユニバーサルミュージックから発売されている[6]

BLUE GIANT[編集]

あらすじ[編集]

登場人物[編集]

宮本 大(みやもと だい)
主人公。仙台市に住む高校生。バスケットボール部に所属していたがジャズに魅せられ独学でテナーサックスの練習に励む。高校卒業後はプロを目指し上京。真っすぐな性格で声が大きい。一度決めると、とことん打ち込むタイプ。家族は父・兄・妹で、幼いころに母を亡くしている。
宮本 雅之(みやもと まさゆき)
大の兄。単身で3人を育てた父のため高校卒業後とともに就職し、一人暮らしをしている。
大のためにテナーサックスを購入しプレゼントした。
宮本 彩花(みやもと あやか)
大の妹。天真爛漫な性格の小学5年生でダンスに夢中。雅之をおっきいお兄ちゃん、大を小さいお兄ちゃんと呼んでいる。大のおおらかな性格があまり好きではなかったが、上京を知ったあと、号泣している。
大が東京から贈ってきたフルートを、由井のもとで練習している。
大型スーパーの店長勤務。子供の進みたい道には特に反対せず協力的。
三輪 舞(みわ まい)
大の同級生。長身で、あだ名は「デカ女」。大が密かに想いを寄せており、デートに誘ったことで距離が縮まるが交際にまで発展せず卒業。
大は1年間全く連絡はしなかったものの突然東京へ来て大と再会、お台場でデートをしたあと、地元で好きになった人がいると大に告げて仙台へ帰った。
由井(ゆい)
個人スタジオで音楽教室を開き、地元CMなど楽曲提供している。大の酒好きでピアノの上に空瓶が並んでいる。
幼少からサックスを吹き学生時代に渡英しジャズに没頭、自分の限界を知ったことで、現在の生活となっている。大の才能を見出し、サックスを無償で教える。大が上京する際や海外行きを決めた際にも快く送り出した。
近藤 周平(こんどう しゅうへい)
大の中学時代の同級生。医者の息子でありピアノ等の音楽を趣味にしていた。中学卒業記念で大をジャズライブに誘ったことで、大がジャズに目覚めたきっかけを作る。
大とは違う高校に進学後もジャズピアノを始めようとしていたが、進路を考え心半ば医師への道を選んだが、大のサックスを聞いて医師になることを決心した。
小熊
大が通う「ひろせ楽器」の店長。毎回、大がサックスのリードを買いに来てることから気になったことから、雨の日の練習場所を教えた。
またステージに立たせたい思いから地元ジャズのライブハウス「バード」へ頼み、初ライブを提供した。
川西
大が初ライブを行ったジャズバー「バード」のマスター。大に「由井」を紹介した人物。
玉田 俊二(たまだ しゅんじ)
大の同窓生。夏期講習でナンパしたり、未成年で喫煙をしたり、自由気ままな性格のサッカー部員。花のキャンパスライフを送るため大学進学で上京するも、大が居候として住み込まれる。理想の大学生活とは違和感に感じ、サークルを辞める。大に誘われ練習に参加、沢辺からは猛反対されたことで、練習用のドラムセットを購入、また音楽教室にも通い始め、練習に没頭し大学を休みがちになる。
沢辺 雪祈(さわべ ゆきのり)
大がライブハウス巡りで出会う。大と同い年で、4歳からピアノを始めたピアニスト。才能をひけらかすような態度や下手な演奏に容赦の無い批判をするが、非凡な才能を持つ。大・玉田と出会い紆余曲折を経てトリオ「ジャス(THE JASS)」を組むことになる。憧れのライブハウス「SO BLUE」のステージに立つため支配人の平と会うことになるも、横柄な態度が災いし叱咤されてしまう。
平(たいら)
ジャズライブハウスとして国内最高峰の『SO BLUE』支配人。沢辺が憧れるライブハウスでもあり、是非とも演奏を聴いて判断して欲しいと雪祈が直談判するも、初対面での横柄な態度に対し性格を叱咤した。しかしまだ演奏力は不十分でありながらも「ジャス」が気になっており、沢辺を叱咤したことで若い芽を摘んでしまったのではないかと自問自答していたが、たまたまライブハウスで出会った宮本大と話し、沢辺の近況を聞いたことで胸をなでおろした。また海外からのジャズバンドの欠員として急きょ、沢辺を指名をし、沢辺も快諾。そのプレイに魅了されたことで、「ジャス」の出演を打診した。敷居が高いSO BLUEで無名の10代「ジャス」の出演にはスタッフで賛否はあったものの、平は最後まで押し通し出演が決定した。
川喜多(かわきた)
プロで活動するジャズギタリスト。サポートに沢辺を起用して以来、正式なツアーメンバーとして勧誘するも断られている。その後プライベートで「ジャス」のライブを見にきた際に、ライブハウスにあるギターを借りて乱入、セッションをしたことで「ジャス」を応援するようになる。

BLUE GIANT SUPREME[編集]

あらすじ[編集]

単身、ドイツへ乗り込んだ大。ミュンヘンでの宿泊、食事など確保はできたものの、肝心の練習できる場所が見つからない。片っ端にジャズバーを訪ねるが『アジア人のジャズは聞いたことが無い。』と断られる一方。思った以上の現実にコーヒーショップで暮れていると、隣で読書をしていた地元の大学に通うクリスが声をかけてくる。

登場人物[編集]

ミュンヘン編
セルゲイ
ドイツへ来た大が最初に宿泊するホテルと相部屋になったウクライナ出身の青年。大のことを変わり者と思っていたが、就寝中にドイツ語を口に出しながら勉強する大に何も言わず静かに見守っていた。
クリス・ウィーバー
メガネをかけた短髪の大学生。カフェにいた大に話しかけ、自分の家のリビングで寝泊まりすることを勧める。「大」 (DIE) は不吉だからと「D」(ディー)というニックネームを付ける。まだ大の演奏も聞いていないが、演奏できるライブハウスを探したり、クラスメイトを誘ったりと優してくれることに少しばかり疑問を感じた大だったが、「普通のことだよ」と返し、大は必ず成功すると最後まで信じていた。十数年後、ベルリンの研究所に研究員として勤務している。
ハンナ・ペーターズ
小柄でメガネをかけた女性。ウッドベースプレイヤー。ミュンヘンで大が訪れたライブハウスで演奏をし、強く激しいプレイに心を奪われた大にバンドを組もうと誘われるも、得体が知れないため断る。ツアーバンドのサポートとして参加はするが、自分とメンバーとの演奏に対する熱量に差があることに葛藤し続けていた。ツアー終了後、知り合いからの連絡で大が自分を探しにハンブルグに来ていることを知り帰路へ。駅で出会ったボリスの案内から、夜にライブハウスで大の演奏を初めて聴き、大と組むことを決意する。
ボリス・リッケュ
ハンブルグの老舗楽器店MUSIC LANDの店長。初老の男性。大がハンナ探しに訪れた際は不信感を抱くも、何度か訪れるうちに彼が気がかりとなり、周囲の楽器店やライブハウスに自ら連絡を行い捜索した。大とハンナが組むことで、客がいない時だけ店の試奏室を練習スタジオとして貸した。大とハンナが2人だけでライブをする際にも評論家やレーベルなどの重鎮等を集めている。
ブルーノ・カミンスキ
ベルリン在住のポーランド出身のピアニスト。周りの演奏が気に入らないと本番中でも水を掛けたり途中で退場したりする。自分の信念は一切曲げず、気にくわないと暴言や罵倒が多く交渉には向かないタイプ。


ラファエル・ボヌー
ベルリン在住のフランス出身のドラムパーカッショニスト。どのバンドにも属さずサポートやセッションを転々とこなす。技術もさることながら、周りにプレイヤーが楽しくできるようメンバーの演奏を聴きながら合わせてプレイしている。大たちとセッションをするも、属さない信念から誘いを断るが、自分にとっての楽しい演奏を考え、大たちと組むことを決意。ブルーノとは性格の不一致から対立が多い。


ハインドル
MNCレコード社員。大とハンナのライブをボリスから誘われて聴いた後、大たちにベルリンにブルーノとラファエルがいることを紹介した。

書誌情報[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b “青春ジャズ物語「BLUE GIANT」最終回!次号から新タイトルで海外編へ突入”. コミックナタリー. (2016年8月25日). http://natalie.mu/comic/news/199374 2016年8月25日閲覧。 
  2. ^ 仙台出身のサックス奏者が主人公 ジャズ漫画「BLUE GIANT」人気 河北新報2015年3月26日 13面
  3. ^ 小学館:第62回(平成28年度)小学館漫画賞 発表
  4. ^ BLUE GIANT | スペシャルコンテンツ|いつの日か編集者一のジャズプレーヤーになる…!
  5. ^ サクブラ本誌の連載コラム『マンガBLUE GIANTを読む!』を試し読み☆ | サクブラ編集部ブログ | サックス&ブラス・マガジン
  6. ^ コンピレーション・アルバム『ブルー・ジャイアント』 | Blue Giant - UNIVERSAL MUSIC JAPAN - BLUE GIANT - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
  7. ^ 『BLUE GIANT 1』”. 小学館コミック. 小学館. 2016年3月31日閲覧。
  8. ^ 『BLUE GIANT 2』”. 小学館コミック. 小学館. 2016年3月31日閲覧。
  9. ^ 『BLUE GIANT 3』”. 小学館コミック. 小学館. 2016年3月31日閲覧。
  10. ^ 『BLUE GIANT 4』”. 小学館コミック. 小学館. 2016年3月31日閲覧。
  11. ^ 『BLUE GIANT 5』”. 小学館コミック. 小学館. 2016年3月31日閲覧。
  12. ^ 『BLUE GIANT 6』”. 小学館コミック. 小学館. 2016年3月31日閲覧。
  13. ^ 『BLUE GIANT 7』”. 小学館コミック. 小学館. 2016年3月31日閲覧。
  14. ^ 『BLUE GIANT 8』”. 小学館コミック. 小学館. 2016年3月31日閲覧。
  15. ^ 『BLUE GIANT 9』”. 小学館コミック. 小学館. 2016年9月9日閲覧。
  16. ^ 『BLUE GIANT 10』”. 小学館コミック. 小学館. 2017年3月10日閲覧。
  17. ^ 『BLUE GIANT SUPREME 1』”. 小学館コミック. 小学館. 2017年3月10日閲覧。
  18. ^ 『BLUE GIANT SUPREME 2』”. 小学館コミック. 小学館. 2017年6月30日閲覧。
  19. ^ 『BLUE GIANT SUPREME 3』”. 小学館コミック. 小学館. 2017年10月30日閲覧。
  20. ^ 『BLUE GIANT SUPREME 4』”. 小学館コミック. 小学館. 2018年2月23日閲覧。

外部リンク[編集]