BLUE GIANT

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BLUE GIANT
ジャンル 青年漫画音楽漫画
漫画:BLUE GIANT
作者 石塚真一
出版社 小学館
掲載誌 ビッグコミック
レーベル ビッグコミックス
発表号 2013年10号 - 2016年17号
巻数 全10巻
その他 公式サイト
漫画:BLUE GIANT SUPREME
作者 石塚真一
出版社 小学館
掲載誌 ビッグコミック
レーベル ビッグコミックス
発表号 2016年18号 -
巻数 既刊3巻(2017年10月30日現在)
その他 公式サイト
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BLUE GIANT』(ブルージャイアント)は、石塚真一による日本漫画。続編の『BLUE GIANT SUPREME』(ブルージャイアント シュプリーム)についても本項で説明する。

概要[編集]

ジャズを題材とした作品で、『ビッグコミック』(小学館)にて、2013年10号から2016年17号まで連載された後、同誌2016年18号からは『BLUE GIANT SUPREME』とタイトルを改め、舞台をドイツに移しての続編が連載されている[1]

宮城県仙台市に住む高校生・宮本大はまっすぐな性格の持ち主だが、将来なにをしたいのか分からず学生生活を送っていた。ある日聞いたジャズの曲に興味をひかれ、初めてのライブハウスでのジャズ演奏を目の当たりにして、サックスプレーヤーを目指す。

初期の舞台は仙台市(4巻途中まで)であり、練習場となる広瀬川国分町のライブハウスなどが登場する。舞台を仙台にしたのは石塚の担当編集者が仙台出身であることに加え、ジャズフェスティバルなどを取材し仙台にジャズの土壌があると感じたことも理由としている[2]

マンガ大賞2016で第3位[1]。2017年、第62回「小学館漫画賞」(一般向け部門)[3]、第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。

コラボレーション[編集]

担当編集者が「ヤマハ大人の音楽レッスン」でサックスに挑戦する企画[4]や、サックス奏者の栗原健リットーミュージックの『サックス&ブラス・マガジン』にて、奏者の視点から本作を語る『マンガ「BLUE GIANT」を読む!』を連載している[5]

また、石塚が選曲したジャズのコンピレーションアルバムが、ユニバーサルミュージックから発売されている[6]

登場人物[編集]

宮本 大(みやもと だい)
主人公。仙台市に住む高校生。バスケットボール部に所属していたがジャズに魅せられ独学でテナーサックスの練習に励む。高校卒業後はプロを目指し上京。真っすぐな性格で声が大きい。一度決めると、とことん打ち込むタイプ。家族は父・兄・妹で、幼いころに母を亡くしている。

BLUE GIANT[編集]

高校編[編集]

宮本 雅之(みやもと まさゆき)
大の兄。単身で3人を育てた父のため高校卒業後とともに就職し、一人暮らしをしている。大のためにテナーサックスを購入した。
宮本 彩花(みやもと あやか)
大の妹。天真爛漫な性格の小学5年生。ダンスに夢中。
宮本大の父
大型スーパーに店長勤務。子供の進みたい道には特に反対せず、やってみろと協力的。
三輪 舞(みわ まい)
大の同級生。長身で、あだ名は「デカ女」。大が想いを寄せており、デートに誘ったことで距離が縮まるが交際にまで発展せず卒業。1年間連絡はしなかったものの突然東京へ来て大と再会、お台場でデートをしたあと、地元で好きになった人がいると大に告げ仙台へ帰った。
由井(ゆい)
個人スタジオで音楽教室を開き、TVCMなど楽曲提供している。渡米しジャズに没頭した過去を持っている。大の才能を見出し、サックスを教える師匠。
近藤 周平
宮本の中学時代の同級生。医者の息子でありピアノ等の音楽を趣味にしていた。中学卒業記念で大をジャズライブに誘った当人。高校に行ったらジャズピアノを始めようと決心していたが、進路を考え医者への道を選んだ。
小熊
ひろせ楽器の店長。毎回、大がサックスのリードを買いに来てることから気になり、雨の日の練習場所を教えた。
またステージに立たせたい思いから地元ジャズのライブハウスへ頼み、初ライブを提供した。
川西
大が初ライブを行ったジャズバー「バード」のマスター。

上京編[編集]

沢辺 雪祈(さわべ ゆきのり)
大がライブハウス巡りで出会う。大と同い年で、4歳からピアノを始めたピアニスト。才能をひけらかすような態度や下手な演奏に容赦の無い批判をするが、非凡な才能を持つ。大・玉田と出会い紆余曲折を経てトリオ「ジャス」を組むことになる。
玉田 俊二(たまだ しゅんじ)
高校編にも登場している大の同窓生。元サッカー部で大学進学のため上京。上京した大が居候として住み込まれる。沢辺の後を追うべくドラムの練習に励む。
川喜多(かわきた)
ベテランのジャズギタリスト。
平(たいら)
敷居の高いライブハウス『SO BLUE』の支配人。あこがれるライブハウスでもあり、是非とも演奏を聴いて判断して欲しいと雪祈が直談判するも、初対面での横柄な態度に対し性格を叱咤した。しかしまだ演奏力は不十分でありながらも「ジャス」が気になっていた。

BLUE GIANT SUPREME[編集]

ミュンヘン編
セルゲイ
単身ドイツへ来た大が最初に宿泊するホテルと相部屋になった青年。大のことを変わり者と思っていたが、就寝中にドイツ語を口に出しながら勉強する大に何も言わず静かに見守っていた。
クリス・ウィーバー
メガネをかけた短髪の大学生。カフェでコーヒーを飲む大に話しかけ、自分の家のリビングで寝泊まりすることを勧める。「大」 (DIE) は不吉だからと「D」(ディー)というニックネームを付ける。まだ大の演奏も聞いていないが、演奏できるライブハウスを探したり、同じクラスメイトを誘ったりと優してくれることに少しばかり疑問を感じた大だったが、「普通のことだよ」と返し、大は必ず成功すると信じていた。十数年後、研究所に研究員として勤務している。

書誌情報[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b “青春ジャズ物語「BLUE GIANT」最終回!次号から新タイトルで海外編へ突入”. コミックナタリー. (2016年8月25日). http://natalie.mu/comic/news/199374 2016年8月25日閲覧。 
  2. ^ 仙台出身のサックス奏者が主人公 ジャズ漫画「BLUE GIANT」人気 河北新報2015年3月26日 13面
  3. ^ 小学館:第62回(平成28年度)小学館漫画賞 発表
  4. ^ BLUE GIANT | スペシャルコンテンツ|いつの日か編集者一のジャズプレーヤーになる…!
  5. ^ サクブラ本誌の連載コラム『マンガBLUE GIANTを読む!』を試し読み☆ | サクブラ編集部ブログ | サックス&ブラス・マガジン
  6. ^ コンピレーション・アルバム『ブルー・ジャイアント』 | Blue Giant - UNIVERSAL MUSIC JAPAN - BLUE GIANT - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
  7. ^ 『BLUE GIANT 1』”. 小学館コミック. 小学館. 2016年3月31日閲覧。
  8. ^ 『BLUE GIANT 2』”. 小学館コミック. 小学館. 2016年3月31日閲覧。
  9. ^ 『BLUE GIANT 3』”. 小学館コミック. 小学館. 2016年3月31日閲覧。
  10. ^ 『BLUE GIANT 4』”. 小学館コミック. 小学館. 2016年3月31日閲覧。
  11. ^ 『BLUE GIANT 5』”. 小学館コミック. 小学館. 2016年3月31日閲覧。
  12. ^ 『BLUE GIANT 6』”. 小学館コミック. 小学館. 2016年3月31日閲覧。
  13. ^ 『BLUE GIANT 7』”. 小学館コミック. 小学館. 2016年3月31日閲覧。
  14. ^ 『BLUE GIANT 8』”. 小学館コミック. 小学館. 2016年3月31日閲覧。
  15. ^ 『BLUE GIANT 9』”. 小学館コミック. 小学館. 2016年9月9日閲覧。
  16. ^ 『BLUE GIANT 10』”. 小学館コミック. 小学館. 2017年3月10日閲覧。
  17. ^ 『BLUE GIANT SUPREME 1』”. 小学館コミック. 小学館. 2017年3月10日閲覧。
  18. ^ 『BLUE GIANT SUPREME 2』”. 小学館コミック. 小学館. 2017年6月30日閲覧。
  19. ^ 『BLUE GIANT SUPREME 3』”. 小学館コミック. 小学館. 2017年10月30日閲覧。

外部リンク[編集]