若おかみは小学生!

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若おかみは小学生!
小説
著者 令丈ヒロ子
イラスト 亜沙美
出版社 講談社
レーベル 青い鳥文庫
刊行期間 2003年 - 2013年
巻数 全20巻
漫画
原作・原案など 令丈ヒロ子
作画 おおうちえいこ
出版社 講談社
掲載誌 なかよし
レーベル 講談社コミックスなかよし
巻数 全7巻
アニメ
原作 令丈ヒロ子
監督 増原光幸谷東
シリーズ構成 横手美智子
キャラクターデザイン 朝来昭子
音楽 はまたけし
アニメーション制作 マッドハウス
製作 「若おかみは小学生!」
製作委員会
放送局 テレビ東京系列
放送期間 2018年4月8日 -
映画
原作 令丈ヒロ子
監督 高坂希太郎
脚本 吉田玲子
音楽 鈴木慶一
制作 DLE、マッドハウス
配給 ギャガ[1]
封切日 2018年9月21日
上映時間
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 文学漫画アニメ

若おかみは小学生!』(わかおかみはしょうがくせい)は、令丈ヒロ子による児童文学シリーズ。講談社青い鳥文庫から刊行されており、300万部以上の売り上げを記録している。2013年7月までに全20巻が刊行されて、完結している。イラストは亜沙美サブタイトルは「花の湯温泉ストーリー」。

同じく講談社の少女漫画雑誌なかよし』で漫画化作品も掲載されている。漫画家おおうちえいこ。単行本は全7巻が刊行されている。

概要・あらすじ[編集]

小学校6年生の元気な女の子・おっここと関織子は、突如、交通事故で両親を亡くし、祖母である峰子の営む旅館・春の屋に住むことになる。しかしそこには、幽霊のウリ坊が住み着いていた。このウリ坊が原因で、ひょんなことからおっこは春の屋旅館の若おかみとして修行することになってしまう。

初めはいやいやながらの修行だったが、峰子の手助けをしたいという気持ちや、様々なお客様と触れ合っていくに従い、若おかみとしての自覚を持つようになったおっこは、次第に春の屋を大きくするという夢を持つようになる。この物語は、おっこが様々な経験を経て、若おかみとして大きく成長していく姿を描いていく。

基本的には1話(1巻)完結型だが、ごくまれに続くこともある。

おっこは小学生であるが、旅館の話がメインのために学校の場面はほとんど出てこない。

2018年1月15日、アニメ化が発表された。

登場人物[編集]

主人公[編集]

関織子(せき おりこ) / おっこ
- 小林星蘭
12歳。小学6年生。明るく元気で、勉強よりも旅館の仕事の方が好きな活発な女の子。両親を事故で一度に亡くしても、めげずに逞しく生きている。現在は春の屋で若おかみ修行中。褒められたり熱くなったりすると周りが見えなくなるなど、困ったところもあるが、いつも客のために一生懸命で、難しい客でも正面から向き合い真剣に考えることができる。客に満足して帰ってもらうのが何よりも嬉しいと思っている。地声が大きく、誰にでも積極的に話しかけるため、男子にも女子にも人気があり、友達も多い。しかし極端に鈍く、世間知らずな面もある。母の形見である紅水晶を大切にしている。当初はウリ坊に好意を抱いていたが、現在ではウリケンに想いが傾いている。
普段はショートカットだが、着物を着るときはお団子型に結う。機械類が苦手で、現代の小学生にして携帯電話パソコンもろくに扱えない。5月31日生まれ。血液型O型。好きな食べ物は大福いもごまもち、玉子焼き。好きな色はブルー、黄色。好きな花はひまわりコスモス。得意科目は給食で、元気もりもりうどんという、具のたくさん入ったうどんが一番好きなメニュー。漫画版では、体育が得意と変更されている。物事を考える際は5分おきに甘いものを補給する。ウリ坊(後述)たち曰く「はずれクジ体質」で、運と要領がよくない。

春の屋旅館[編集]

関峰子(せき みねこ) / おばあちゃん
声 - 一龍斎春水
春の屋旅館を一人で切り盛りする、唯一の肉親でしっかりとしたおっこの母方の祖母。70代。前髪を一房だけ紫色に染めている。常にシャキッとしており、かっこいい印象がある。若い頃はかなりの美人で、源蔵に想いを寄せられていたが、亡き夫(おっこの祖父)を選んで振ってしまった。しかし、現在も彼とは仲が良い。ウリ坊の初恋の相手で、彼女もウリ坊に恋心を寄せていたが、引越しのために離れ離れになってしまい、結局結ばれることはなかった。実は、ウリ坊が死んでしまったことを知らない。気配りがよく自分にも他人にも厳しい性格。以前は大阪に住んでいたため、若干その気質が残っている。年寄りながら携帯電話をすぐに使いこなすなど、IT関係にも明るい。血液型はA型。イメージカラーは紫。
エツ子さん
声 - 一龍斎貞友
春の屋で働くベテラン仲居。感動しやすく涙もろい。おっこのことも可愛がっている。昔は美容師見習いだった。おっこに、若おかみとしての礼儀作法を伝授した人物。息子と、リカコという大学生の娘がいる。血液型O型。
康さん
声 - てらそままさき
春の屋で働く昔気質の料理人。情に厚いが普段は沈着なところもある。おっこのことを「おじょうさん」と呼ぶ。花の湯一美味しい料理を作る(と、おっこは自負している)。孫娘がいる。血液型AB型。

幽霊・魔物[編集]

立売誠(たてうり まこと) / ウリ坊
声 - 松田颯水
姿は12歳だが、中身は70代の幽霊。春の屋に住み着く3人の幽霊、魔物のリーダー的存在。おっこの良き理解者で、本名は立売誠。関西弁と、色黒の肌が特徴的。峰子の幼馴染で、初恋の相手でもある。男の子らしく、明るい性格。峰子とは両想いであったが、峰子の引越しと自身の死が原因で、峰子との恋が成就しなかった辛い過去を持つ。しかし、おっこと峰子の少女時代の姿を重ねており、おっこを大切に見守っている存在。峰子が引越していなくなった後、心残りから屋根に上り、そこから転落して死亡してしまう。幻を見せるという、特殊な能力を身に付けている。おっこに好意を抱きつつあったが、ウリケンとおっこのことを一番応援している。4月生まれ。血液型B型。好きな食べ物はおにぎり。好きな色は黒。好きだった科目は、体育図画工作らしい。
秋野美陽(あきの みよ)
声 - 日高里菜
白い長髪の美幼女。見た目は7歳だが、生きていれば20歳近い幽霊。頭脳明晰で、普段はかなりお姉さんぶっている。何故死んでしまったのかはまだ明らかにされていない。クールで冷静だが、恋愛に関する話には目を輝かせることも。ウリ坊のように幻を見せることは出来ないが、物を自由自在に動かすことが出来る。真月の姉。真月が生まれる前に亡くなったので真月は知らない。おっこやウリ坊たちには生意気な態度を取ることが多いが、真月のことをとても大切に思っていたりと、妹思いなところもある。最近は、恋に奥手なおっこに同性としてアドバイスすることが多くなっている。9月9日生まれ。血液型A型。好きな食べ物なし。好きな色は白。好きな花は芍薬。少女ながら時代劇(とくに「暴れん坊金若様!」が好き)を観ることが趣味で、国語力が高い。
鈴鬼(すずき)
声 - 小桜エツ子
謎の多い魔物。小さな子の姿をしており、見た目は気の弱そうな男の子だが、お調子者で生意気な性格で、いたずらばかりしておっこを怒らせている。食いしん坊で、自分の利益のためなら何でもする。携帯電話を持っている。自分の住みかである鈴を鳴らされると、激しく頭痛がしてしまう。「絹糸のスズくん」があだ名らしい。血液型●型。「Drイクズス」が二つ名で、恋愛についての詩集を出している。この「Drイクズス」の名は、「鈴鬼」のローマ字表記「SUZUKI」を逆さ読み(「IKUZUS」)したもの。沙々夜化に恋心を抱く。
真鬼葉
小魔鬼寺子屋時代の鈴鬼の同級生。当時の人気No.2の美少女鬼。性格は気さくでさっぱりとしており、少年のような感性と健気さを持った溌剌とした女の子。沙々夜化とは親友で、彼女のよき理解者。金属製のアクセサリーや、派手な服装などのおしゃれなものを好む。積極的で明るく、寺子屋時代の大人しかった鈴鬼にも、声を掛けていた。男勝りで肝が据わっており、鈴鬼も頭が上がらない。黒い鳥文庫という出版社に勤めている。本名・腐出咲 真鬼葉。
沙々夜化
小魔鬼寺子屋時代の鈴鬼の同級生。当時の人気No.1の美少女鬼。物静かでおっとりとした、心優しき少女。花が好きで、人間界の花に魔界のものよりも惹かれている。頭が良くて上品なお嬢様だが、少々天然なところもある。近づいたものの力を奪う能力を持っている。Drイクズスに憧れており、彼の書いた詩集がお気に入り。鈴鬼に恋心を抱いている。
死似可美
鈴鬼の同級生。
魔界の役人で苦情係をしている。真面目で仕事熱心。真面目過ぎるがあまり宴会の空気を凍らせてしまう事が多々あり、「宴会の死神」と呼ばれている。
冷静沈着で鈴鬼に厳しいが誰よりも鈴鬼を気にかけている。

おっこの関係者[編集]

秋野真月(あきの まつき)
声 - 水樹奈々
花の湯温泉で一番豪華な旅館・秋好旅館の跡取り娘。いつも豪華なドレスを着ている派手な女の子。クラスでは、その外見から「ピンふり」と呼ばれている。美陽の妹。おっこのクラスメイト。当初は同じ旅館の娘としておっこをライバル視し敵対していたが、おっこの友達思いな面に徐々に打ち解けていく。外国のお姫様のような容姿の美少女で、クラス一成績優秀。そのうえ判断力と洞察力は物凄く、12歳とは思えないほどのしっかり者。プライドが高く少々厳しいところもあるが、努力家で真っ直ぐな性格。当初は意地悪でキツい雰囲気だったが、おっこと仲良くなってからは次第に穏やかな性格になっていった。異性に対しての評価は厳しいようだが、美陽によると、何でも口に出す性格であるが、恋愛に対しては奥手で恥ずかしがりや(恥ずかしい時に耳たぶを引っ張り、嬉しい時に指をはじく癖がある)。後に、紫野原家の誕生パーティで出会ったあかねと惹かれ合い、一日で恋人同士になる。異常なまでの説得力の持ち主であり、「あたりクジ体質」。8月8日生まれ。血液型O型(ただし本人は、両親がA型なので自分もA型だと思っている)。好きな食べ物はローズヒップティー。好きな色はピンク。好きな花は情熱の赤いバラ。英会話が得意で、接客が非常に手馴れている。
神田あかね(かんだ あかね)
声 - 小松未可子
おっこと同じ歳の美少年。ひねくれた性格で、どんなこともすぐに投げ出してしまうという問題を持つが、おっこの頑張る姿を見て、自分も努力しようという決心をした。おっこの若おかみ修行の最初のお客。おっこと友達になり、文通していたこともある。おそらく母親似だと思われる。第9巻で、おっこと再会。身長をぐんと伸ばし、明るい笑顔を見せていた。祖父には甘えん坊らしい。誕生パーティで真月と出会い、互いに一目ぼれして惹かれ合った末に恋人同士になる。この時、あかねは真月と、春の屋旅館で一度面識があるのだが、初めて会ったとしていた。自分が、病弱で女の子にモテる容姿なのを気にしている。好きな色はオレンジ。好きな食べ物はチョコレート、パイ。趣味は、アンティークのガラス器鑑賞。勉強は得意。11月23日生まれ。血液型AB型。

その他の関係者[編集]

池月よりこ(いけづき よりこ)
声 - 社本悠
おっこの親友。池月和菓子店の娘。おっこの一番の理解者で、頼りになる。としお(声 - 大隈健太)という兄がいる。血液型B型。
澄川静志郎(すみかわ せいしろう)/ 鳥居くん(とりいくん)
声 - 小林由美子
おっこのクラスメイトで、梅の香神社の一人息子。穏やかで親切な上に文武両道で、容姿も良いために女子に人気がある。しかし周囲の視線に本人は全く気付いておらず、おっこに好意を抱いており、中学生になったら想いを告げることを決めている。真面目でしっかり者だが、結構天然なところもある。好きな色は梅干色とウグイス色。好きな食べ物は梅干とうぐいすあんの最中。趣味は、境内の梅の木の世話と、科学雑誌を読むこと。好きな科目は理科3月26日生まれ。血液型A型。夢は科学者と神主の両立。人から美人の母親似で、女の子みたいに可愛いと言われ、その事で陰口を言われている事を気にしている。

おっこに霊感があると知っている人物[編集]

立売健吾(たてうり けんご) / ウリケン
声 - 小林ゆう
おっこの彼氏。春の屋が載っていた雑誌「週刊ウエイブ」のおっこの写真を見た時からおっこに好意を抱き、おっこに会いに春の屋に訪れる。休みの時には春の屋を手伝う。ウリ坊の弟の孫で、見た目はウリ坊と瓜二つだが、性格は似ていない。少々意地っ張りで口が悪いところがあるが、優しく心配性な面も持つ。将来の夢はおっこと旅館を営むこと。東京にある家は喫茶店「いさみ」。好きな色は赤、青。好きな食べ物はおにぎり、パン。得意な科目は体育と算数10月23日生まれ。血液型B型。
秋野源蔵(あきの けんぞう)
声 - 有本欽隆
その昔、峰子に想いを寄せていた峰子の友人。ある理由があって紅水晶を峰子にプレゼントする。秋好旅館のオーナーで、気の難しそうな老人。若い頃は、峰子とお似合いの美男だった。真月と美陽の祖父。
藍龍
声 - 石川界人
春の屋にやってきたお客さん。霊感があり、修行を積んできた。春の屋から魔物の気配を感じ、おはらいをすると言う。魔物が見える。また、一見おじさんのように見えるが、実は18歳の美青年である。
果鈴
声 - 劉セイラ
台湾の温泉旅館の少女。陰陽眼の持ち主。

春の屋の客[編集]

( )は登場巻を表す。

神田幸水 (1)
声 - 松本保典
あかねの父。世間に知れ渡る小説家で、息子を連れて旅をしていた。長い髪を後ろで束ねている。穏やかでいい人物で、息子のあかねの元気を取り戻すために一生懸命努力する良き父親だが、10巻で詳細が明らかにされる。
中島まや (2)
声 - 武隈史子
太りやすい体質なのが悩みの女の子で、おっこと同じ歳。自分と正反対の母を見るたびのストレスで、お菓子をヤケ食いして無理に食事を摂らないという問題を持つ。おっこと一緒に若おかみ体験を行ったことで、自分に自信を持てるようになる。痩せたら美人でかわいらしい。おっこの助けで、その後は痩せてきている。
まやの母 (2)
声 - 飯島杏子
まやと一緒に春の屋に宿泊した、綺麗で優しい母親。すらりと細く、まやと正反対にいくら食べても太らない体質。性格は控えめな面もあるが、娘のまやのために一生懸命尽くしている。
藤堂太郎 (2)
声 - 飛田展男
有名な旅館評論家。取材をかねて春の屋に宿泊した。サングラスをかけると怖い雰囲気がある男性だが、中身は穏やかで社交的な人物。おっこの働きぶりにも興味を持つ。後に、彼が記事を書いた雑誌「ウエイブ」が、おっこの運命を変えることになる。
三木創太 (3)
声 - 桑野晃輔
大ホテルの御曹司の大学生。長髪の美青年だが、旅館がホテルよりも劣っていると思い込み、馬鹿にしている。少し高飛車で嫌味なところがあるが、指摘自体は的を射た内容が多く、漫画版ではそうでもない。おっこに旅館の素晴らしさを見せつけられ、改心する。えりかに好意を抱くが、振られてしまう。
稲田義春 (3)
声 - 羽佐間道夫
頑固で意地っ張りな老人。えりかの祖父。春の屋に来た際、塩分を控えた食事を摂らなければならない状態に陥っており、それでも美味しい食事が食べたいと意地を張った。おっこ達が一生懸命考えた低カロリー・塩分控えめの料理により、春の屋を気に入る。
稲田えりか (3)
声 - 花澤香菜
美人で清楚な義春の孫。祖父を心配する優しい心の持ち主だが、見知らぬ客と一緒に入ることへの恥ずかしさと、夜にはお化けが出そうという恐怖という理由で温泉に入れないという問題を持つ。三木に想いを寄せられるが、彼氏持ち。
馬渕なるか(本名・間山友子) (4)
声 - 寺崎裕香
人気天才子役。おっこと同い年。見た目は綺麗でスタイル抜群だが、極度のわがままで、仕事場から抜け出してきたという問題を持つ。おっこよりも背が高い。好き嫌いが激しく、旅館の料理も嫌いである。なるかのマネージャーである母親の手料理が好き。最後には和解するものの、作中最もおっこを困らせた人物であるといえる。魚、野菜、豆腐、すっぱいものが苦手。夢は世界に通用する映画女優になること。
なるかの母 (4)
声 - 遠藤沙季
なるかのマネージャーも務めている。厳しいところもあるが、内心ではなるかのことをとても心配している。なるかとあるわだかまりがある。
藍竜 (5)
声 - 石川界人
髪と髭を多く生やし、汚らしい服装をした謎の霊媒師。「春の屋に悪いものが住み着いている」とおっこに説明し、春の屋に宿泊する。生き物でないものが見えるため、家族や知人からは気味悪がられる人生を送ってきた。18歳。実はかなり男前の青年で、礼儀正しく控えめな性格をしている。
坂東 (5)
予約していた旅館の手違いで、春の屋に宿泊することになった中年の女性。きついアイラインに、猫の柄のワンピースを着ている派手な人物だが、優しい態度でおっこに接する。
大塚 (5)
仕事の休みに、花の湯温泉に旅行に来た中年の女性。動物の毛アレルギー。春の屋に宿泊することになり、坂東と親しくなる。
グローリー水領 (6,12)
声 - 橋本結
鈴鬼が呼び寄せた客。長い黒髪を持つスタイル抜群の美女。年齢は20代前半と思われる。職業は占い師で、かなり強い力の持ち主だが、霊感はなく、ウリ坊らの姿を見ることは出来ない。おっこに重要なアドバイスを与える。とある出来事からスランプに陥り、悩んでいた。
桜丘宗次 (7)
静志郎の叔父(静志郎の母親の弟)の大学院生。頭は良いが、自分勝手で家族を心配させているという問題を持つ。感情を表に出すのが嫌い。中身は好青年である。胃腸が弱く、ラーメンの油があたって旅館で倒れてしまう。
紫野原暁 (9)
デリバリー温泉旅館依頼人。謎めいた、古い館のような別荘に来ていた。気難しく、頑固に見えるが実際はそうではない。少年時代に「キヨシ」というユーレイの少年と仲良くなり、彼が旅立つ時、ある約束を館でしていたため、誕生日に館に仕事を抜けてまで来ていた。77歳。実はあかねの祖父で、おっこにあかねの嫁になることを薦める。

若おかみ研修編[編集]

藤原あかり
声 - 伊瀬茉莉也
12歳。小藤原旅館の娘で、おっこと仲良くなった女の子。双子の妹。将来の夢はアイドルで、歌がとても上手い。母親思いで姉のあおいよりも行動・活発的。普通の格好をすると別人のように地味になる。
藤原あおい
声 - 千本木彩花
おっこと仲良くなった女の子で、あかりの姉。将来の夢は弁護士で、母を楽させるために今から勉強中。夢はアイドルではないが、妹のあかり同様歌が上手である。姉妹揃ってギャル風の派手なファッションだが、あかり同様、普通の格好をすると別人のように地味になる。
虎子大女将
声 - 津田匠子
あかり・あおいの祖母。頑固で贅沢を嫌うわがままな老婆で、見た目はジャージという地味な姿だが、顔はその名の通り派手で虎のようである。息子を亡くした悲しみで心を閉ざしていたが、おっこが一生懸命働く姿を見て和解する。化粧をするとたいへんな美人。
昔の若おかみ研修で、峰子と取っ組み合いのケンカをしている。おっこは恋敵の孫。
眉子女将
声 - 野村麻衣子
あかり・あおいの母親。地味顔だが、化粧をすると虎子同様美人。控えめな性格で娘達にさえはっきりと物を言えなかったが、後に和解する。
鳳笛子
百咲温泉一大きいグランドフラミンゴホテルの大おかみ。真月が若おかみ研修に向かったホテルのおかみで、真月に様々なゴージャスなおもてなしをする。ものすごく派手な格好を好み、その容姿は真月を大人化したもののようである。わがままっぽく高飛車で頑固な人。虎子の幼なじみで、若い頃のある約束により、虎子には頭が上がらない。喧嘩友だちで、仲はあまり良くない様子。
マサ子
小藤原旅館の仲居。

その他[編集]

おっこの両親
声 - 木内秀信(父)、能登麻美子(母)
おっこと3人で東京のマンションに住んでいた。家族で車に乗っている途中、大型トラックと衝突し、おっこはウリ坊に助けられ命を取り留めたが、両親は助からず他界する。おっこに紅水晶のペンダントを形見に残す。
TVアニメでは父親役の表記はEDロールに関正治として表示される(第1話)。
ウリケンの両親
商店街で喫茶店「いさみ」を経営している夫婦。ウリケンが大人しく見えるほど、面白くて優しく、ドジなところがある。12巻で初登場。
ひなの
ウリケンのいとこで、幼馴染でもあり、クラスメイトでもある女の子。見た目は、おっこ曰く「女の子版ウリケン」。いつも「いさみ」に出入りして手伝っており、ウリケンとはいつも口げんかしてばかりいる。気が強く意地っ張りな性格。家は、「ひなの湯温泉」という温泉。ウリケンとおっこが仲良くするのが気に入らない。

番外編など[編集]

青い鳥文庫の短編集「おもしろい話が読みたい!(白虎編)」に、「鈴鬼くんのすてきなイトコ?」が掲載されているほか、短編集「あなたに贈る物語」において、石崎洋司の「黒魔女さんが通る!!」シリーズとのコラボレートを実現、「黒魔女さん、若おかみに会いにいく―おっことチョコの冬休み―」という作品を掲載し、さらに青い鳥文庫GO!GO!で出版されている「おっことチョコの魔界ツアー」でもコラボレートしている。

漫画[編集]

原作に比べ、おっこが女の子らしい容姿に変わっている。また、作品のヒーロー的存在ともいえるウリ坊は、おっこ以上に美化されている。作者の令丈は「漫画のウリ坊は原作よりだんぜん美少年で落ち着いている」と、単行本1巻で語っている。

なお、単行本1巻には、オリジナルストーリー「番外編 花の湯天の川伝説」「スペシャルおまけまんが おっこの一日」が収録されている。

おっこが、作中で2回誕生日を迎えているかのような描写がある。

既刊一覧[編集]

小説[編集]

講談社青い鳥文庫

  • 若おかみは小学生! 花の湯温泉ストーリー (2003年4月15日) ISBN 4061486136
  • 若おかみは小学生! PART2 花の湯温泉ストーリー (2003年11月15日) ISBN 4061486314
  • 若おかみは小学生! PART3 花の湯温泉ストーリー (2004年4月15日) ISBN 4061486470
  • 若おかみは小学生! PART4 花の湯温泉ストーリー (2004年10月15日) ISBN 4061486640
  • 若おかみは小学生! PART5 花の湯温泉ストーリー (2005年3月15日) ISBN 4061486780
  • 若おかみは小学生! PART6 花の湯温泉ストーリー (2005年8月16日) ISBN 4061486942
  • 若おかみは小学生! PART7 花の湯温泉ストーリー (2006年1月15日) ISBN 4061487116
  • 若おかみは小学生! PART8 花の湯温泉ストーリー (2006年7月15日) ISBN 4061487353
  • 若おかみは小学生! PART9 花の湯温泉ストーリー (2007年1月15日) ISBN 4061487566
  • 若おかみは小学生! PART10 花の湯温泉ストーリー (2007年7月14日) ISBN 4061487736
  • 若おかみは小学生! PART11 花の湯温泉ストーリー (2008年1月16日) ISBN 4062850060
  • 若おかみは小学生! PART12 花の湯温泉ストーリー (2008年7月16日) ISBN 4062850346
  • 若おかみは小学生! PART13 花の湯温泉ストーリー (2009年4月29日) ISBN 4062850915
  • 若おかみは小学生!スペシャル おっこのTAIWANおかみ修業! (2009年11月27日) ISBN 4062851237 特別編
  • 若おかみは小学生! PART14 花の湯温泉ストーリー (2010年6月25日) ISBN 4062851520
  • 若おかみは小学生! PART15 花の湯温泉ストーリー (2011年1月28日) ISBN 4062851911
  • 若おかみは小学生! PART16 花の湯温泉ストーリー (2011年7月27日) ISBN 4062852306
  • 若おかみは小学生! PART17 花の湯温泉ストーリー (2012年1月13日) ISBN 406285273X
  • 若おかみは小学生! PART18 花の湯温泉ストーリー (2012年8月11日) ISBN 4062853035
  • 若おかみは小学生! PART19 花の湯温泉ストーリー (2013年3月16日) ISBN 978-4-06-285339-2
  • 若おかみは小学生! PART20 花の湯温泉ストーリー (2013年7月15日) ISBN 978-4-06-285363-7
  • 若おかみは小学生! スペシャル短編集1 (2014年1月15日) ISBN 978-4-06-285401-6
  • 若おかみは小学生! スペシャル短編集2 (2014年9月12日) ISBN 978-4-06-285443-6

コラボレート小説[編集]

講談社青い鳥文庫GO!GO!刊

  • おっことチョコの魔界ツアー (2008年3月15日)ISBN 4062850133
  • 恋のギュービッド大作戦! 「黒魔女さんが通る!!」×「若おかみは小学生!」 (2010年12月4日)ISBN 978-4-06-216616-4
  • 魔リンピックでおもてなし 「黒魔女さんが通る!!」×「若おかみは小学生!」 (2015年6月12日)ISBN 978-4-06-285495-5

参加作品[編集]

講談社青い鳥文庫スペシャル短編集

  • おもしろい話が読みたい!(白虎編) (2005年7月15日) ISBN 4062130238
  • あなたに贈る物語 (2006年11月22日) ISBN 4-06-213716-X
  • 初恋アニヴァーサリー (2008年4月2日) ISBN 4062146339
  • おもしろい話が読みたい!(ラブリー編) (2010年7月15日) ISBN 406216292X

漫画[編集]

KCデラックス

テレビアニメ[編集]

2018年4月8日よりテレビ東京系列にて15分枠で放送中[2]。ナレーションは能登麻美子

スタッフ[編集]

  • 原作 - 令丈ヒロ子(講談社青い鳥文庫『若おかみは小学生!』シリーズ)
  • 監督 - 増原光幸谷東
  • シリーズ構成 - 横手美智子
  • キャラクターデザイン - 朝来昭子
  • 美術設定 - 矢内京子
  • 色彩設計 - 中嶋音夢、堀川佳典
  • 美術監督 - 岩瀬栄治
  • CG監督 - 設楽友久
  • 撮影監督 - 渡辺有正
  • 音響監督 - 三間雅文
  • 音楽 - はまたけし
  • 音楽プロデューサー - 田中統英
  • プロデューサー - 梅津智史、齋藤雅弘、五味秀晴、湯ノ口智樹、横山和宏、Michele Zee、飯塚彩、石黒達也、豊田智紀
  • 制作プロデューサー - 豊田智紀
  • アニメーション制作 - マッドハウス
  • 音楽制作・アニメーション制作統括 - DLE
  • 製作 - 「若おかみは小学生!」製作委員会

主題歌[編集]

「君のステージへ」[3]
作詞・作曲・編曲 - kira / 歌 - 水谷果穂

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第1話 なんでわたしが若おかみ!? 横手美智子 増原光幸 澤井幸次 朝来昭子
辻繁人
第2話 ピンふり注意で若おかみ!
第3話 失敗ばかりで若おかみ! 谷東 日下直義 野本正幸
第4話 菓子コンテストに若おかみ!
第5話 雑誌の取材で若おかみ! 澤井幸次 岡部純子
第6話 ユーレイ見つけた!若おかみ!!
第7話 お客様も若おかみ!? 松村政輝 長澤礼子
第8話 イケメンだよ!若おかみ 國澤真理子
第9話 作戦開始の若おかみ! どじゃがげん 日下直義 野本正幸
第10話 ふたりは親友!?若おかみ

放送局[編集]

テレビ東京系列 / 放送期間および放送時間[4]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [5] 備考
2018年4月8日 - 日曜 7:14 - 7:30 テレビ東京 関東広域圏 製作参加
テレビ北海道 北海道
テレビ愛知 愛知県
テレビ大阪 大阪府
テレビせとうち 岡山県・香川県
TVQ九州放送 福岡県
2018年5月22日 - 火曜 21:00 - 21:15 AT-X 日本全域 製作参加 / CS放送 / リピート放送あり
第10話まで21:00 - 21:30に2話連続放送[6]
テレビ東京系列の地上波6局のみ字幕放送対応。
日本国内 インターネット / 放送期間および放送時間[7]
配信期間 配信時間 配信サイト
2018年4月9日 - 月曜 更新
2018年4月15日 - 日曜 更新
2018年5月6日 - バンダイチャンネル

DVD[編集]

発売日[8] 収録話 規格品番
1 2018年7月25日予定 第1話 - 第6話 GADS-1768
2 2018年8月25日予定 第7話 - 第12話 GADS-1769
テレビ東京 日曜 7:14 - 7:30枠
前番組 番組名 次番組
レゴ ニンジャゴー 秘められた王族編
【ここまで『レゴタイム』且つローカルセールス枠】
【2018年4月以降はコロコロチャンネルのみの配信に移行】
※7:00 - 7:30
若おかみは小学生!
【ここからネットワークセールス枠】
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劇場アニメ[編集]

2018年9月21日にテレビアニメの劇場版が公開予定[9]

スタッフ(劇場版)[編集]

(出典:[10]

  • 原作 - 令丈ヒロ子(講談社青い鳥文庫『若おかみは小学生!』シリーズ)
  • 監督 - 高坂希太郎
  • 脚本 - 吉田玲子
  • 作画監督 - 廣田俊輔
  • 美術設定 - 矢内京子
  • 美術監督 - 渡邊洋一
  • 色彩設計 - 中内照美
  • 撮影監督 - 加藤道哉
  • 編集 - 瀬山武司
  • 音楽 - 鈴木慶一
  • 音響監督 - 三間雅文
  • 配給 - ギャガ
  • 制作 - DLE、マッドハウス
  • 製作 - 若おかみは小学生!製作委員会

出典[編集]

  1. ^ 劇場版「若おかみは小学生!」PV” (2018年4月4日). 2018年4月9日閲覧。
  2. ^ “アニメ「若おかみは小学生!」4月スタート! CVは小林星蘭、松田颯水、水樹奈々ら!!”. ザテレビジョン (KADOKAWA). (2018年3月8日). https://thetv.jp/news/detail/139753/ 2018年4月3日閲覧。 
  3. ^ “水谷果穂、アニメ『若おかみは小学生!』主題歌「歌うことでパワーをもらえる」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年4月3日). https://www.oricon.co.jp/news/2108853/full/ 2018年4月3日閲覧。 
  4. ^ TVアニメ「若おかみは小学生!」公式サイト”. 2018年4月18日閲覧。
  5. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  6. ^ 若おかみは小学生!”. AT-X. エー・ティー・エックス. 2018年4月18日閲覧。
  7. ^ 配信情報”. TVアニメ「若おかみは小学生!」公式サイト. 2018年4月18日閲覧。
  8. ^ TVアニメ「若おかみは小学生!」DVD発売!|DVD公式サイト”. ギャガ. 2018年6月9日閲覧。
  9. ^ “若おかみは小学生!:劇場版アニメが9月21日公開”. MANTANWEB. (2018年6月9日). https://mantan-web.jp/article/20180609dog00m200008000c.html 2018年6月9日閲覧。 
  10. ^ 劇場版「若おかみは小学生!」 スタッフ” (2018年4月4日). 2018年4月18日閲覧。

外部リンク[編集]