消滅都市

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消滅都市
ジャンル ドラマ×アクション×RPG
対応機種 iOS
Android
運営元 Wright Flyer Studios
人数 1人
運営開始日 日本の旗2014年5月26日
中華人民共和国の旗2015年11月12日
台湾の旗 香港の旗2016年6月1日2018年3月30日
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消滅都市』(しょうめつとし)は、GREE子会社であるWright Flyer Studiosが制作・配信するスマートフォン用ゲームアプリ(ソーシャルゲーム[1])。2014年5月26日サービス開始。基本プレイ無料(アイテム課金制)。

2015年11月12日より中国でもサービス開始[2]

2016年6月1日より台湾でもサービス開始。

2016年11月17日からはアップデート版『消滅都市2』がサービス中。

概要[編集]

ある都市消滅が表題の由来となっている。運び屋の男性とタマシイを呼び出す能力を持つ少女の連携が物語として綴られている。

都市の消滅を切り口として、商業愛情電脳化並行世界など、多様な物語の展開がなされている。

2016年11月17日 に大型アップデートを実施し、『消滅都市2』へとリニューアルされた。「氷柱」に向かう「二度目の消滅」の説話が追加されている。

開発[編集]

消滅都市[編集]

本作のプロデューサーを務める澤智明は、当時流行していた王道RPGの企画を立案してプロトタイプの開発まで進んでいたものの、王道RPGが食傷気味になっていたことに気づき、世界観を強化して独自性を高める必要があると考え、方針を変えた[3]

澤とディレクターの下田翔大の二人は自分たちの好きなものを作ろうと考え、手軽なアクションの楽しめる現代ものが好きだったことから、それをゲームに取り入れた[3]

本作の配信直後、プランナーが不足しているという課題が判明し、当時『消滅都市』のプロデューサーを務めていた人物が、品質保証業務を担当していた栗山知也をプランナーの一人として起用した。栗山はゲーム内の企画が終わったしばらく後は企画の仕事から外されたため、飲み会の席で企画の仕事をしたい旨を伝えたところ、ステージやバトルのバランス調整の仕事をもらうことができ、最初の仕事としてランキングイベントやコラボイベントの調整を任された[4]。 栗山は、プランナーとディレクターの業務の違いを思い知らされ、チームの統率者という役割に重大な責任を感じた[4]。特に、500万ダウンロード達成記念イベントは、ダウンロード数を達成する前から準備を行い、推移を見たうえでゲーム内でのシナリオに合わせる必要があったうえ、広報活動のタイミングもそれに合わせなければならなかったため、調整に労力を割いた[4]。本作の原案者であるWright Flyer Studiosの下田翔大は、(今までの自分は)「ディレクターとしてチームを回しながら制作を進めるという形だったのですが、栗山くんが大役を背負ってくれたことでものづくりにどっぷりとハマる時間ができ、作り手としては幸せでした(笑)。」と振り返っている[4]

ただ、栗山くんがそうして大変な思いをしてくれたおかげで、自分は広く他のプロダクトも見られるようになりましたし、クリエイティブという意味では『消滅都市』に対して一番集中できていた時期だったと思います。それまではディレクターとしてチームを回しながら制作を進めるという形だったのですが、栗山くんが大役を背負ってくれたことでものづくりにどっぷりとハマる時間ができ、作り手としては幸せでした(笑)。



また、栗山が異動して間もないころの本作のランキングイベントでは難易度が99段階に分かれていたため、その分99通りの各種パラメータを管理する必要があった[4]。 当初栗山はパラメータの管理に使うエクセルデータの細かさに驚いていたが、作業に慣れた後は、設計段階で自らの提案を紙に書いて電卓で数値をはじき出し、テストプレイを行った[4]

消滅都市2[編集]

『消滅都市2』のプロデューサーには、栗山が就任した[4]

システム[編集]

主人公の経験値はランクで表現され、タマシイの経験値はLv.で表現される。

ステージは横スクロールARPGの形態を取っている。ステージ上に点在するスフィアを取ることで、対応する色のタマシイのゲージが上昇する。ゲージが満たされると自動的に敵キャラクターに攻撃を行う。また、タマシイによっては一定回数攻撃を行うことでスキルを発動させることができる。発動の際は画面下部にいるキャラクターアイコンをタッチすることで発動できる。

フクザワと課金[編集]

フクザワにより、ステージでのコンティニュー、およびレア度合いの高いタマシイを引くことのできるガチャに参加できる。 フクザワは、クリアの報酬やボーナスとしての他に、課金をしても得られる。 タマシイの属性や系統、ストーリの進行に配慮し、うまくプレイすることでフクザワの消費を抑えてプレイすることもできる。

マルチプレイ[編集]

消滅都市2の配信に伴い追加されたゲームシステム。最大3人で協力プレイができる便利なシステムである。 ただし、難易度が高いクエストの場合はそれ相応のパーティメンバーやプレイスキル、そしてクエストに対する知識が求められる。

あらすじ[編集]

3年前、1つの都市が消滅する事件が発生した。運び屋の青年・タクヤは、消滅した都市で生き残った少女・ユキと出会う。タクヤはユキと共に、突如消えた都市・ロストを目指す。

登場人物[編集]

タクヤ
声 - 杉田智和
スクーターを運転し荷物を届ける運び屋。一度結んだ契約を履行するべく動くが、契約外のことには無関心。知り合いの研究者からの契約で、ユキを消滅した都市内へ運ぼうとする。
ユキ
声 - 花澤香菜
消滅した都市で生き残ったと言われる少女。都市内で消滅した人のタマシイを呼び出し使役することができる。タクヤのスクーターの後部座席に乗っている。
ギーク
声 - 西村太佑
タクヤの親友。典型的なオタクであり、タクヤ以外友達がいない。インターネットに強く、Twitterに公式アカウントが存在している。
リサーチャー
声 - 中恵光城
かつてのタクヤの同僚にして、元恋人。登場時は謎の組織に加担していたが、組織を裏切りタクヤ達をサポートする。
研究者
声 - 新垣樽助
ユキとソウマの父親の後輩に当たる人物。タマシイについて研究しており、タマシイの強化や進化は彼の協力の元行われる。
ヘッドハンター
声 - 福田賢二
金で動くビジネスマン。「情報は揃えておいた」「どの情報が欲しいんだ?」等とガチャ画面に移動すると言ってくるが、ガチャなので当然欲しい情報(タマシイ)はそう簡単には入手できない。
ソウマ
声 - 朝井彩加
ユキの弟。作中ではタクヤ達の敵として登場する。ユキと同じくタマシイを呼び出し使役する事ができる。
ツキ
声 - 朝井彩加
謎の組織に所属している女性。ユキとソウマの父親と研究を行っていたが、ある日タイヨウと共に姿をくらました。
タイヨウ
声 - 高橋英則
謎の組織に所属している男性。ツキと同じくユキとソウマの父親と研究を行っていたが、ある日ツキと共に姿をくらました。
アキラ
声 - 中村悠一
ユキとソウマの父親に雇われた専属SP。研究で忙しい二人の父親に代わり、幼い頃からユキとソウマの面倒を見ていたが、ある日消滅に巻き込まれタマシイとなってしまう。
チーフ
声 - 安元洋貴
『消滅都市2』の配信により追加された物語「2度目の消滅」の登場人物。謎の組織のトップに位置する男性であるが、素性は一切不明。
スズナ
声 - 佐倉綾音
「2度目の消滅」の登場人物。チーフと同じく謎の組織に所属している。ユキと同じくらいの年齢の少女。

関連商品[編集]

書籍
  • 消滅都市(小説)(2015年3月18日発売、PHP研究所
  • 消滅都市 攻略アイテムBOOK(2015年5月22日発売、宝島社
  • 消滅都市ラバーストラップ 限定ギフトコード付き リアルゲームギフト(2015年5月27日発売、AppBroadCast)
  • 消滅都市 最強攻略BOOK(2015年7月25日発売、宝島社)
  • 消滅都市 公式ビジュアルファンブック(2016年12月16日発売、一二三書房)
CD
  • 消滅都市 オリジナルドラマCD 消滅の記憶(2015年11月25日発売、学研プラス
  • 消滅都市 ORIGINAL SOUNDTRACK(2015年11月25日発売、ノイジークロークレコーズ
  • 消滅都市 Original Soundtrack 2(2017年11月15日発売、ノイジークロークレコーズ)
  • 消滅都市 ドラマCD 象の消滅RMX-コンプティーク2018年7月号付録[5](2018年6月9日発売、株式会社KADOKAWA

参考文献[編集]

  • 株式会社Wright Flyer Studios, Inc. , 2015,『消滅都市 最強攻略BOOK』宝島社.

出典[編集]

外部リンク[編集]