ノー・ガンズ・ライフ

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ノー・ガンズ・ライフ
ジャンル SFハードボイルド
漫画
作者 カラスマタスク
出版社 集英社
掲載誌 ウルトラジャンプ
レーベル ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ
発表号 2014年10月号 - 連載中
発表期間 2014年9月19日 -
巻数 既刊8巻(2019年3月現在)
アニメ
原作 カラスマタスク
監督 伊藤尚往
シリーズ構成 菅原雪絵
キャラクターデザイン 筱雅律
音楽 川井憲次
アニメーション制作 マッドハウス
放送局 未定
放送期間 未定 -
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

ノー・ガンズ・ライフ』は、カラスマタスクによる日本漫画。『ウルトラジャンプ』(集英社2013年8月号に掲載後、2014年4・5月号に読み切りとして再掲載を経て、同年10月号から連載中[1]

あらすじ[編集]

身体の一部を機械化し、機能拡張した人間「拡張者(エクステンド)」と生身の人間が共存する社会。とあるスラム街で、頭部に巨大なリボルバーを持つ男・乾十三(いぬい じゅうぞう)は、問題を起こした「拡張者」の処理を生業としている。ある日、十三は誘拐犯として警備局に追われる全身拡張者の男性から子供の保護の依頼を受けるも、ベリューレン社からの追手に保護を依頼された子供を奪われてしまう。しかし、ベリューレン社から真の依頼人である少年・鉄郎を奪還したため、ベリューレン社と敵対することとなる。

登場人物[編集]

主要人物[編集]

乾 十三(いぬい じゅうぞう)
主人公の男性。全身を機械化した過剰拡張者。頭部の巨大なリボルバーを始め、「GSU(ガンスレイブユニット)」と呼ばれる兵装を持つ13人の内の1人。拡張者絡みの問題を解決する「処理屋」として「乾相談所」を開き、生業としている。十三という名前は「ハンズ」であった相棒の男性に名付けられた[注 1]
拡張手術を受ける前の記憶を失っており、兵器として動いていた過去の自分を気にしている。頭の銃の引き金を触られることを極端に嫌っている。
同じ部隊であった他のGSU達を、命令とはいえ殺めている。
戦闘方法は主に徒手空拳。
荒吐 鉄郎(あらはばき てつろう)
少年。ベリューレン社CEOの荒吐総一郎の息子。拡張体遠隔操作装置「ハルモニエ」を使用できる。元々は健常者であったが「ハルモニエ」との適合率を上げるため、手足の健と切られ、声帯を潰されてしまっていた。
CEOの息子ではあるものの、「ハルモニエ」を無理矢理埋め込まれ、人体実験の被験体にされた。
メアリーによって両足に簡易的な拡張手術を受けたことにより、手足を動かせるようになる。「ハルモニエ」と密接に繋がっている喉は、メアリーですら手を加えることができずに声を出すことができなかったが、後にヴィクターによって行われた拡張手術によって声が出せれるようになる。
メアリー・シュタインベルグ
拡張技師である少女。十三とは昔馴染み。短時間で拡張義肢を取り外すなど、並外れた技術を持つ。
行方をくらませた兄ヴィクターを探している。

復興庁[編集]

オリビエ
復興庁拡張者対策局(EMS)局長の女性。
クローネン
オリビエの部下の男性。「針」で拡張体の動力伝達系などの場所を針で射抜くことで部分的に破壊できるため、拡張者を拘束するなどの任務に就く。
愛車を傷つけられることを極端に嫌う。
アヴィ・コーボ
公安3課。EMS局長代理。ロレンチーニ器官を元にした物を表皮に埋めてあるため、敵の動きを見切り攻撃を避けるのが得意。
ヴァイオレット・ヴァレンタイン
アルカバシリ島全域にわたる拡張者専用収容所(ヴンダーベンダー)所長。ラーゲルシュテット・ヴァレンタインの三女で復興庁幹部組織「九識宿禰」の一人。目は見えていないが伊達眼鏡をしている。オリビエとは士官学校時代の同期。自身の立場を利用して違法拡張体を蒐集している。自身の蒐集物を保管する「驚異の部屋」に十三を通し、彼と荒吐真赭の勝者にヴィクターを譲渡すると提案するが実際は譲る気など無かった。EMSの監査が入るのを知ると荒吐真赭にヴィクターの提供と引換にベリューレン社による自身の身柄の保護を要求する。

ベリューレン社[編集]

カレン
地下通路で鉄郎を抱えた十三の前に現れた女性。清楚なシスターを偽るが十三に本性を看破され、鉄郎を取り戻すために戦闘する。
鉄郎が十三の頭の引き金を引いた攻撃で死亡する。
ヒュー・カニンガム
十三との交渉に現れた肥満体の男性。32歳。地位は保安部長。
エンデ
クモのような巨大な拡張体を持つ少女。無理な拡張手術によって自身で制御しきれていないため、心の拠り所であるアンと行動を共にする。
アン
エンデと行動する少女。エンデの暴走を防ぐため行動を共にする。
無理矢理に暴走させられたエンデの攻撃を受け、致命傷を負うも死ぬ直前に鉄郎にエンデを救って欲しいと願い死亡する。
ペッパー
社お抱えの処理屋の女性。カレン(シスター)の姉。セブンの相棒のハンズ。カニンガムの命令でセブンと共にメガアームド斎を殺害した。十三を自身の物にしようと狙っている。
セブン
GSUを持つ拡張者の男性。気が弱く、ペッパーに振り回されている。頭の銃のデザインはデザートイーグル。薬は飴で摂取している。
十三との戦闘で敗北し、ペッパーの言いなりではなく自分の意志で、ペッパーを守るように十三に頼んでいる。その後ベリューレンによって回収された。
マチルダ / イメルダ
オネスト
ベリューレン社COO(最高執行責任者)。根(ヴルツェル)と呼ばれる同社創設者の一人。
ストレンジ
ベリューレン社CSO(最高保安責任者)。根と呼ばれる同社創設者の一人。
ドリーミー
ベリューレン社CTO(最高技術責任者)。
ティミッド
ベリューレン社CMO(最高経営責任者)。
トゥエルブ
GSUの13人の内の一人。ヴァイオレットに蒐集された。

拡張者[編集]

ゴンドリー
全身拡張者の男性。戦時中に自軍兵士を殺害したことでEMSにより幽閉されていたが、移送中に脱走し行方をくらます。
ペッパーによって操られており、自身の所属していた部隊のメンバーを殺していた。
メガアームド斎時定
初の全身拡張者と言われる男性。戦時中、拡張技術発展に貢献したため英雄と呼ばれているが、10年前の大量殺人の真犯人。斎コープ会長。
十三に敗れた後、護送中にペッパー&セブンの手により抹殺された。報道では老朽化した橋脚の崩落に巻き込まれ死亡したことになっている。
コルト
移民の少年である拡張者。違法拡張手術を受けている。手癖が悪いことで有名。
妹らを養う金を作るためスピッツベルゲンの依頼を承諾し、薬を手に入れるためメアリーから薬を盗んだ。ベリューレン社役員の暗殺計画を実行に移す。
ヴィクター・シュタインベルグ
メアリーの兄。優しく自分を犠牲にして誰かの役に立とうとする性格であったとメアリーは評する。
元はメアリーと共に孤児でエメットという整備士に拾われた。拡張技術に興味を抱いたころから店を継がせようとしていたエメットと対立、暫くしてメアリーの前から姿を消した。その半年後に手紙で「従軍技師として戦場にいる」という内容を最後に音信不通であった。
以前、十三の専属技師をしていたこともあり、十三にメアリーの護衛を依頼をしていた。
レフティ
手だけの拡張者。ローサを常に守っていた。並列型補助脳が操るヴィクターの意識が無くなった際、体を乗っ取られたヴィクターがレフティや発声装置を用いて十三らに真実を告げた。
並列型補助脳が操るヴィクター
戦場の悲惨な光景で脳にダメージを受けたヴィクターに代わり並列型補助脳が彼の体を操っていた姿。
スピッツベルゲンの実行部隊の一人で、拡張技師でもあったため拡張体に詳しく、相手の気付かない速さで分解できることから「解体者」の二つ名を持つ。
ジョン・ポッドパイ
画像解析が可能な目を持つ老人。警備局分析官だったが性的欲求のために解雇された。
その透視ができる目を使い、世の男性のためという理由で女性の下着姿の写真を撮っていた。十三に脅されて透視による行為を止めた模様。
エドムント・ベーカー / テオドール
エマの現夫の全身拡張者。半年ほど前から様子がおかしくなり、エマにやらなくてはならないことがあると告げて姿を消した。
かつては「ハンズ」であり、十三をかつての相棒・ファイブと勘違いして、倒すために腕に違法拡張の武器を装備して十三と戦う。その後、十三がファイブではないことに気づき、矛を納めた。ファイブの居場所を十三に聞き、ファイブが十三によって殺されていることを知った。
エドムントを名乗っていたが実際はテオドールであった。
島津
女性の拡張者。
アンディ・ウォシャウスキー
昔、ベリューレン社の創業者らと拡張技術基礎理論の構築に携わっていた。GSUの設計者でありスピッツベルゲンの創設者。生まれつき両足が不自由。双子の兄にローレンスがいる。
鉄朗と戦っていたがペッパーに殺害された。
ジャスティン
リジーの親友。右肩に「跳」という字の入れ墨を入れている。昔、リジーとは走り幅跳びの記録を競い合う間柄だった。だが、テロに遭い両足を失い拡張者となったが、公式大会への出場資格を剥奪されて姿を消していた。
店では「アンジー」という名前で働いている。
斑目 右弦(まだらめ うげん) / 左弦(さげん)
拡張者の兄弟で、兄の右弦と弟の左弦。元々は九星会のメンバーだったが、組を抜けている。その際に顧客名簿を盗んでいる。
拡張者の違法売春宿の経営者である双子。鉄郎らのハルモニエに敗北し最後はEMSに連行された。
凛子(りんこ)
左目の下に泣きぼくろのある少女。孤児であり、人体実験で「ハルモニエ」を埋め込まれている。鉄郎とは違い、拡張者の全身を操ることはできないが、体の一部は操ることができる。
以前、鉄朗をベリューレン社の施設から逃がした。
後に自身も施設から脱走して鉄朗と再会するが、その後ベリューレン社に拘束される。

その他[編集]

クリスティーナ
「乾相談所」のあるビルのオーナー。
サリシャガン
スピッツベルゲンの仲介人。
ダニー・ヨー
検察局勤務。十三にローサの護衛を依頼する。以前、入手したデータを持ち妻子と共に亡命しようとしていたジョージとその妻を、自動車事故に見せかけて殺害していた。
ローサ・マクマホン
ダニーの同僚であるジョージ・マクマホンの娘。
エメット
ヴィクターとメアリーの兄妹を引き取った整備士。器用であったヴィクターを跡継ぎに考えていたが彼が拡張技術に興味を抱いたころから対立し始める。生活も荒み出しメアリーに暴力を振るうがヴィクターが姿を消す直前に首を吊って死んでいた。
スカーレット
十三行きつけの床屋の娘。優しい性格で十三に惚れている。ポッドパイに下着姿などを透視された。
エマ・クルツ
十三に夫の捜索を依頼をしてきた未亡人。思い詰めると発作的に自殺癖があり、2年前当時の夫テオドールを失った際、現夫であるエドムントに救出された。
エリザベス・ホアン(黄)
通称リジー。九星会のホアンの娘。十三にジャスティンの捜索を依頼する。
功木
クローネンとは同門。
荒吐 総一朗(あらはばき そういちろう)
鉄朗の父親。オネストの管理下にあるとされる。
荒吐 硫黄(あらはばき いおう)
鉄朗のデータを基に改良された複写型の適合者「アラハバキシリーズ」の一人。複数の拡張体を操作できる。十三のかつての相棒であるハント・ゲレングと名乗っていた男と顔が瓜二つ。
荒吐 炭造
アラハバキシリーズの一人。ヴィクターと交戦するも敗北し操作体を全損させた。
荒吐 辰砂
アラハバキシリーズの一人。拡張体の操作は非常に巧みだがシリーズの中で最も非力。敗北した真赭の操作体を動かしヴィクターと交戦する。
荒吐 烏金
アラハバキシリーズの一人。
荒吐 酸座
アラハバキシリーズの一人。
荒吐 真赭
アラハバキシリーズの一人である少女。ベリューレン社特使としてヴィクターの身柄の譲渡を要求しにヴンダーベンダーに出現、驚異の部屋にて十三とヴィクターの譲渡を巡って交戦するも敗北した。

書誌情報[編集]

テレビアニメ[編集]

『ウルトラジャンプ』2019年4月号にて発表された[2]

スタッフ[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 相棒であった男性の祖父の故郷の言葉。

出典[編集]

  1. ^ “アニメWIXOSSのスピンオフ、ウルジャンで”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年8月19日). http://natalie.mu/comic/news/123993 2017年5月19日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f “「ノー・ガンズ・ライフ」TVアニメ化!頭部が銃の男を描くSFアクション”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年3月19日). https://natalie.mu/comic/news/324419 2019年3月19日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f TVアニメ「ノー・ガンズ・ライフ」公式サイト”. 2019年3月19日閲覧。

単行本[編集]

外部リンク[編集]