推しが武道館いってくれたら死ぬ

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推しが武道館いってくれたら死ぬ
ジャンル 百合アイドル
漫画
作者 平尾アウリ
出版社 徳間書店
掲載誌 月刊COMICリュウ
レーベル RYU COMICS
発表号 2015年8月号 -
巻数 既刊6巻(2019年10月12日現在)
アニメ
原作 平尾アウリ
監督 山本裕介
シリーズ構成 赤尾でこ
キャラクターデザイン 下谷智之、米澤優
音楽 日向萌
アニメーション制作 エイトビット
放送局 TBSBS-TBS
放送期間 2020年1月 -
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

推しが武道館いってくれたら死ぬ』(おしがぶどうかんいってくれたらしぬ)は、平尾アウリによる日本漫画作品。『月刊COMICリュウ』(徳間書店)にて、2015年8月号より連載中。岡山県を舞台にし、とある女性地下アイドルグループの活躍と、彼女らを応援するファン(アイドルオタク)たちの様子を描いたコメディ作品。2017年には「このマンガがすごい!2017」オトコ編第12位[1]、第3回「次にくるマンガ大賞」コミックス部門第11位などを受賞した[2]

あらすじ[編集]

フリーターのえりは、岡山県で活動している7人組の地下アイドルグループ「ChamJam」の人気最下位メンバー・舞菜の熱狂的ファンで、自他ともに認める舞菜トップオタ。そんなえりに対して舞菜も好意を抱いているのだが、押しが強すぎるえりと不器用な舞菜の間では上手く会話が成立せず、結果として塩対応だと勘違いされている状態が続いていた。お互いに想い合っているのにすれ違い続けるえりと舞菜の様子を軸に、ChamJamに加入する前かられおを応援していたくまさ、ファンになったのは最近ではあるものの空音に対して本気で恋をしている基など、様々なアイドルとファンの様子が描かれる。

登場人物[編集]

声は特記ない限りテレビアニメの声優

アイドルファン[編集]

えり / えりぴよ
声 - ファイルーズあい[3] / 早見沙織(月刊COMICリュウCM[4]
20歳 / 身長:162センチメートル / 出身地:岡山県岡山市 / 誕生日:5月1日 / 血液型:A型
本作の主人公であり、女性アイドルのファンをしている女性、いわゆる「女オタ」である。ある日偶然見たChamJamの野外ライブで熱狂的な舞菜オタとなり、収入の全てをファン活動に充てるようになる。「自分の人生には舞菜の1分1秒が必要」と豪語し、実質一人で推し支えている舞菜トップオタ。TPOを問わず常に学生時代の赤いジャージ姿で活動しているが、これはファン活動費を工面するために私服を全て売り払ったため。手先は不器用で、メッセージカードなどを可愛くデコレーションするセンスは壊滅的に無い。また料理もできない。
舞菜にはもっとファンが増えるべきだと言い精力的に活動しているが、そもそもその熱狂的すぎるファン活動が原因でファンが定着しないという事実を自覚していない様子がある。
くまさ / くまささん
声 - 前野智昭[5]
30代半ばの太り気味で眼鏡を着用した男性。ChamJamの野外ライブを見ていたえりに声をかけ、アイドルファンになるきっかきを作った人物。れおのことをChamJam結成前から応援しているれおトップオタで、生誕祭の委員なども務める。以前は会社員だったが、ファン活動が制限されるため退職し、現在はフリーターである。
かつて推し(れお)が所属していたグループが突如解散してしまったという経験をもつことから、「いつが最後の生誕になるかわからない」等の考えを持ち、常に全力でアイドルを応援している。なお、作者はインタビューでくまさのことを「アイドルオタクの考える最高の良オタ」として描いている旨を語っている[1]
基(もとい)
声 - 山谷祥生[5]
20代前半の男性。空音推しの新参に分類されるファンだが、トップオタのえりやくまさと交友を持つ。推しとの交際や結婚を真剣に夢見ている「リア恋勢」と呼ばれるタイプのファン。体が弱いらしく、初詣では自分の健康祈願していた。塾でアルバイトをしている。
玲奈(れな)
基の妹。高校生。空音に顔立ちが似ている美少女で、空音と間違えられたこともある。基に連れられてガールズフェスタに参加し、舞菜のファンになった。ライブには時々来て、えりぴよ以外のファンとして、舞菜にとても喜ばれている。

ChamJam[編集]

市井 舞菜(いちい まいな)
声 - 立花日菜[6]
17歳 / 身長:152センチメートル / 出身地:岡山県倉敷市 / 誕生日:1月18日 / 血液型:O型 / メンカラー:サーモンピンク
えりが熱狂的なまでに応援しているいわゆる「推し」。ファンはグループ内で最も少ないが、原因の一端はえりにある。えりに対しては恥ずかしさや緊張から上手く話すことができず、塩対応になってしまっている。しかし実際にはえりのことを嫌っているということは全くなく、むしろ親しくなりたいと思っている。しかしアイドルであるために、自分の気持ちは抑制しなければならないと考えている。高校生。内気で人見知りな性格。趣味は散歩。好きな食べ物はパンで、は好きでも嫌いでもない。
五十嵐 れお(いがらし れお)
22歳 / 身長:156センチメートル / 出身地:岡山県勝田郡 / 誕生日:10月25日 / 血液型:AB型 / メンカラー:ピンク
ChamJamの最年長でリーダー。ツインテールがトレードマーク。以前は別のアイドルグループで活動していたが、突然の解散により行方知れずとなり、現在の事務所に所属してChamJam結成の際の主柱となる。キャリアが長いこともあり、アイドルとしての実力・人気ともに高い。しかし自分では自分の容姿はあまり良くないと思っており、謙虚な性格である。空音いわく「無自覚美少女」。また、他のメンバーを大切に想っており、彼女らを精神的に支えて導く存在でもある。趣味はくまグッズ集め。
松山 空音(まつやま そらね)
18歳 / 身長:157センチメートル / 出身地:岡山県岡山市 / 誕生日:2月13日 / 血液型:A型 / メンカラー:ブルー
高校生。趣味はテニスで部活にも所属している。ファンを大切にしており、ファンレターをくれた基には一目で気づいた。そのため人気も高く、1巻時点でいわゆる前列組でれお、眞妃と共にトップ3に入っていた。アイドルになったのは、野外ライブ中のれおを見て興味を抱き、叔母が応募したのがきっかけ。そのため、れおに対し「理想のアイドル」として尊敬の念を抱いている。テニス部のチャラいというイメージなどもあり、一時は彼氏がいるのではないかと噂になり人気が落ちたが、これは人違いによるデマであった。
伯方 眞妃(はかた まき)
19歳 / 身長:160センチメートル / 出身地:香川県高松市 / 誕生日:6月2日 / 血液型:O型 / メンカラー:イエロー
セクシー担当でEカップ。メンバーで最も仲が良いのは夢莉というのは周知だが、それ以上に非常に親密な関係であることが伺える。曰く「ゆめがどこにいたってわかる」。従姉妹に香川でアイドルをしている夏未がいる。
水守 ゆめ莉(みずもり ゆめり)
18歳 / 身長:155センチメートル / 出身地:神奈川県 / 誕生日:12月30日 / 血液型:A型 / メンカラー:パープル
おっとりした性格だが、歌やダンスの実力は高い。眞妃と非常に親密である。人気投票の際には積極的に前列や人気上位になりたいとは考えず、むしろ眞妃の順位を気にしていたが、彼女の取り組みや計らいにより、ファンのために努力することを決意する。
寺本 優佳(てらもと ゆうか)
16歳 / 身長:156センチメートル / 出身地:岡山県玉野市 / 誕生日:8月5日 / 血液型:AB型 / メンカラー:ホワイト
底抜けに明るい性格で、底抜けに記憶力が悪い。しかしダンスなどは得意。メンバーでは最年少。空気が読めないタイプだが、その裏表のなさから一定の人気を持ち、人気投票では3位になった。趣味はソーシャルゲーム。
横田 文(よこた あや)
18歳 / 身長:147センチメートル / 出身地:岡山県新見市 / 誕生日:7月21日 / 血液型:B型 / メンカラー:グリーン
愛称は「あーや」。妹キャラでロリ枠と言われるように、年齢の割に小さくて幼い雰囲気を持つ。自ら応募しアイドルになったように上昇志向が強く、センターを目指して努力していたが、れおには叶わないと感じている。ツインテールはれおと被らないように位置を低くした。努力家だけありダンスの技量は高い。自身の人気順位の低さが悩みであり、空音に対しては一時期、冷淡な態度を取っていた。メイド喫茶でアルバイトしており、人気投票期間には、来店したえりとくまさを脅迫した。趣味はアニメ鑑賞。好きな食べ物は大葉。メンバー内では優佳と仲が良い。

その他[編集]

村井 夏未(むらい なつみ)
香川のアイドル「ステライツ」のメンバー。眞妃の従姉妹であり、彼女に執着している。
メイ
広島のシカアイドル「めいぷる♡どーる」のセンター。れおが以前所属していたアイドルグループの元メンバーでもある。
美結(みゆう)
えりが働いているパン工場の同僚。当初はオタク活動について否定的であったが、ふとしたことからアニメのキャラクター「冬太郎」にハマり、オタクとなる。

書誌情報[編集]

テレビアニメ[編集]

『月刊COMICリュウ』2018年7月号にてアニメ化することが発表された[7]2020年1月よりTBSBS-TBSにて放送予定[5]

スタッフ[編集]

放送局[編集]

TBS系列アニメリコ』 / 放送期間および放送時間[8]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [9] 備考
2020年1月10日 - 金曜 1:28 - 1:58(木曜深夜) TBSテレビ 関東広域圏 製作参加
2020年1月12日 - 日曜 2:00 - 2:30(土曜深夜) BS-TBS 日本全域 BS/BS4K放送


TBSテレビ アニメリコ 第1部
前番組 番組名 次番組
推しが武道館いってくれたら死ぬ
-

出典[編集]

  1. ^ a b 【インタビュー】平尾アウリ『推しが武道館いってくれたら死ぬ』「Cham Jam」のメンバーにはイメージモデルがいる!? 先生のアイドル愛がさく裂!”. このマンガがすごい!WEB (2017年2月20日). 2019年1月15日閲覧。
  2. ^ 「次にくるマンガ大賞」発表会、上位入賞者による記念イラストも公開”. コミックナタリー (2017年8月23日). 2019年1月15日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q “アニメ「推し武道」は2020年放送!えりぴよ役にファイルーズあい、制作はエイトビット”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年7月12日). https://natalie.mu/comic/news/339393 2019年7月12日閲覧。 
  4. ^ “「推し武道」「成り上がり飯」CMで早見沙織がえりぴよ、柿原徹也がケニーに”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年4月3日). http://natalie.mu/comic/news/227287 2018年2月10日閲覧。 
  5. ^ a b c “アニメ「推し武道」新PV解禁!くまさ役に前野智昭、基役に山谷祥生が決定”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年9月2日). https://natalie.mu/comic/news/345867 2019年9月2日閲覧。 
  6. ^ “「推しが武道館いってくれたら死ぬ」新PV&ビジュアル公開! 主人公が“人生捧げるアイドル”役のキャストも決定”. アニメ!アニメ! (イード). (2019年10月11日). https://animeanime.jp/article/2019/10/11/48911.html 2019年10月11日閲覧。 
  7. ^ 「推しが武道館いってくれたら死ぬ」アニメ化、アイドルとオタクの関係描く物語” (2018年5月19日). 2018年5月19日閲覧。
  8. ^ ON AIR”. TVアニメ「推しが武道館いってくれたら死ぬ」. 2019年10月12日閲覧。
  9. ^ テレビ放送対象地域の出典:

外部リンク[編集]