ナイツ&マジック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ナイツ&マジック
ジャンル ファンタジー
小説
著者 天酒之瓢
イラスト 黒銀
出版社 主婦の友社
レーベル ヒーロー文庫
刊行期間 2013年 -
巻数 既刊6巻(2016年11月現在)
漫画
原作・原案など 天酒之瓢(原作)
作画 加藤拓弐
出版社 日本の旗 スクウェア・エニックス
掲載誌 ヤングガンガン
レーベル ヤングガンガンコミックス
発表号 2016年9号 -
発表期間 2016年4月15日 -
巻数 既刊1巻(2016年11月現在)
アニメ
原作 天酒之瓢
監督 山本裕介
シリーズ構成 横手美智子
キャラクターデザイン 桂憲一郎
メカニックデザイン 黒銀
アニメーション制作 エイトビット
製作 ナイツ&マジック製作委員会
放送局
放送期間 2017年夏 -
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル漫画アニメ
ポータル 文学漫画アニメ

ナイツ&マジック』(Knight's & Magic)は、天酒之瓢によるライトノベルオンライン小説小説投稿サイト小説家になろう』に掲載され(以下、これを「Web版」と呼ぶ)、ヒーロー文庫より刊行(以下、これを「文庫版」と呼ぶ)された。文庫版のイラストは黒銀。なお、Web版のタイトルは『Knight's & Magic』と英語表記である。

概要[編集]

異世界転生魔法、巨大ロボットを主軸としたファンタジー作品。2010年に『小説家になろう』にて掲載を開始し、2016年11月現在も連載が続いている。

2013年からヒーロー文庫より順次刊行されている。売上は2016年5月時点で計40万4000部[1]。なお、文庫版では主人公の設定やストーリーにWeb版から変更されている部分がある。

2016年に『ヤングガンガン』にて漫画化され、2016年11月現在も連載が続いている。この漫画版は主婦の友社のWebコミックサイト『COMICAWA』でも一部が閲覧可能となっている。

2016年9月にテレビアニメ化の決定がアナウンスされた[2]

あらすじ[編集]

ある日突然交通事故で命を落としたロボットオタクの主人公。しかしどういうわけか異世界に転生。その世界は「幻晶騎士(シルエットナイト)」と呼ばれる巨大ロボットが主力戦力として存在する世界だった。

ロボットオタクの血が抑えきれない主人公は、その世界で自らが理想とするロボットを一から作り上げるため奮闘するが、気がついたら国王から(幻晶騎士開発を主目的とした)騎士団を任され団長となるわ、諸外国との戦乱に派遣されるわと、波乱万丈な運命に巻き込まれていく。

主な登場人物[編集]

エルネスティ・エチェバルリア
声 - 高橋李依[3]
主人公。通称は「エル」。
その中身は日本人のプログラマーでありロボットオタクである「倉田翼」。前世の記憶を持ったまま異世界に転生し、フレメヴィーラ王国のある一家の子供に生まれ変わった。幻晶騎士を操縦する騎操士(ナイトランナー)などを養成する「ライヒアラ騎操士学園」に入学したエルは、前世でのプログラマー経験を活かして魔法の改良・効率的な運用を行う上に、オタク知識として得た様々なロボットの情報を活かし、学生の身分ながら、それまでの世界の常識を覆すような幻晶騎士を次々と作り上げていく。その結果、フレメヴィーラ国王の直属騎士団として新たに設立された「銀鳳騎士団」の団長となり、諸外国との紛争への派遣などの業務をこなしていくこととなる。
前世でのプログラマー経験に加え、幼少時から騎操士を目指して魔力向上のための訓練を重ねていたため、魔力の保有量や魔法の演算能力はずば抜けており、本来魔導演算機の助けなしでは動かすことすらままならない幻晶騎士を自分自身の脳の演算能力だけで動かし、挙句の果てに魔獣との戦闘を行ったことすらある。
れっきとした男性だが、小柄な体格で紫銀の髪、美形な顔立ちなどから美少女として見られることも多く、幼少時には「図書館の姫君」なる異名までついてしまった。
なおWeb版では「前世は関西出身」という設定のため、心の声では関西弁を使うが、書籍版ではその設定が削除されたため心の声も標準語となっている。
アーキッド・オルター
声 - 菅原慎介[3]
通称は「キッド」。双子の兄。学園に入学前にトレーニングに励んでいるエルと屋根の上で出会い、彼の異常ともいうべき才能に惹かれた1人。
アデルトルート・オルター
声 - 大橋彩香[3]
通称は「アディ」。双子の妹。キッドと同じくエルに惹かれて、共に学園に入学した。それからはエルことを気に入り、ずっと抱っこしていたいと考えている。
バトソン
鍛冶屋の息子。イジメっこ達に金槌を取られていたところ、エル達3人によりイジメっこ3人に向かって投げ飛ばされるという過激な初対面を果たす。

主な用語[編集]

幻晶騎士(シルエットナイト)
異世界で各国が主力戦力として使用している、全高約10メートルほどの巨大ロボット。
心臓部である魔力転換炉(エーテルリアクタ)から生み出される魔力(マナ)を動力とし、操縦に必要な各種魔法を騎操士に代わって実行する魔導演算機(マギウスエンジン)、そして骨格にあたる金属内格(インナースケルトン)、実際に機体を動かす結晶筋肉(クリスタルティシュー)などで構成される。ただとある事情から魔力転換炉の供給量に限りがあるため、大量に増産することができない。
各国にとっての主力戦力でありその優劣が戦争において非常に大きく影響するため、各国はその改良にやっきになっているが、直近の100年ほどは改良も停滞気味であった。
元々は人間の骨格を元に生み出されたため二足歩行型で腕が2本のタイプがメインとなっているが、エルはその常識を覆し、多腕型や四足歩行(ケンタウロス)型などの新しい幻晶騎士を次々と開発している。また当初は盗難防止機構がなかったが、作中で新型機のプロトタイプを他国に盗まれるというトラブルが発生したため、エルが銀の短剣を模した鍵(中に紋章を仕込んである)による認証機構を考案、以後の機体では標準として導入されている。
幻晶甲冑(シルエットギア)
幻晶騎士の構造をベースにエルが考案した、全高2.5メートルほどのロボット。事実上はパワードスーツの一種である。
最大の特徴が「魔力転換炉を持たず、搭乗する人間自身の魔力により動く」こと。当初作られたプロトタイプでは魔導演算機も省略され、搭乗者が自ら魔法を駆使して結晶筋肉などを動かし操作する形だったが、それではエルなどごく一部の人間にしか動かせないことが判明したため、後の量産型では小型・簡略化した魔導演算機を搭載することで、魔力さえあれば誰でも動かせるようになった。魔力転換炉を持たないため大量生産も可能であり、実際フレメヴィーラ王国内では急速に普及し始めており、友好国にも技術供与されている。
当初エルは騎操士の訓練用として考案したものの、実際に使われだすと、生身の人間よりはるかに重い荷物などを運搬できることから(異世界には存在しない)建設重機等の代替品としても使われるようになり、後に土木作業専用タイプも開発された。戦闘用は全身に装甲を持ち「巨大な全身鎧」風の外見なのに対し、土木作業用は中に熱がこもらないよう装甲を最低限まで減らし搭乗者が剥き出しになっている点が大きな違い。また稼働時には魔力転換炉の吸気音が大きな騒音となる幻晶騎士に対し、騒音発生が少なく静粛性に優れているため、諜報・潜入任務などを担当する騎士団にも重宝された。
ライヒアラ騎操士学園
フレメヴィーラ王国では最大規模を誇る、騎操士などを養成する学園。初等部(9歳から)・中等部(12歳から)・高等部(15歳から)の3段階からなり、それぞれ3年間の教育を受ける。ただ高等部は(日本における)大学に相当する機関のため、通常の人間は中等部卒業で社会に出る。
騎操士養成以外にも、同国の子供たちへの様々な教育を行っており、騎士学科以外に農業学科や商業学科なども存在する。
幻晶騎士の修理・メンテナンスなどの要員養成のための鍛冶学科、金属の精錬などを担当する錬金術師学科といった学科もあり、学園内で一通り幻晶騎士を製造・運用できるだけの設備と人員が揃っている。さらに、主に操縦訓練の目的で(旧型ではあるが)幻晶騎士も保有しているため、エルはまずそれを利用して実際に幻晶騎士の改良を行うことで実績を積んだ。銀鳳騎士団の設立後も、専用の砦が建設されるまでの間は学園の設備を借り受ける形で運営を行っていた。

書誌情報[編集]

ヒーロー文庫より刊行。

巻数 初版発行日 ISBN
1 ナイツ&マジック 1 2013年2月28日 ISBN 978-4-07-288159-0
2 ナイツ&マジック 2 2013年6月30日 ISBN 978-4-07-289667-9
3 ナイツ&マジック 3 2013年10月31日 ISBN 978-4-07-292729-8
4 ナイツ&マジック 4 2014年5月31日 ISBN 978-4-07-296348-7
5 ナイツ&マジック 5 2015年4月30日 ISBN 978-4-07-412412-1
6 ナイツ&マジック 6 2016年4月30日 ISBN 978-4-07-416172-0
7 ナイツ&マジック 7 2017年3月25日 ISBN 978-4-07-424154-5

漫画[編集]

作画は加藤拓弐ヤングガンガンコミックスより刊行。

巻数 初版発行日 ISBN
1 ナイツ&マジック 1 2016年9月24日 ISBN 978-4-7575-5108-4
2 ナイツ&マジック 2 2017年3月23日 ISBN 978-4-7575-5254-8

テレビアニメ[編集]

2017年夏より放送予定[3]

スタッフ[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]

外部リンク[編集]