分圧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

分圧(ぶんあつ、英語:partial pressure)とは、電気工学および物理化学において異なる意味を持っており、この項目ではそれぞれの分圧について説明する。

電気工学[編集]

電気回路において、2つ以上の抵抗器直列に接続したときに、一方の抵抗器にかかる電圧は2つの抵抗器に掛かる電圧より低くなる。このようにして電圧を下げ、必要な電圧を取り出すことを分圧という。オームの法則より、2つの抵抗器に掛かる電圧は抵抗器の抵抗値に比例する。また、この回路は分圧回路と呼ばれる。

物理化学[編集]

多成分から成る混合気体における、ある1つの成分が混合気体と同じ体積を単独で占めたときの圧力のこと。

混合気体における、ある成分 i の分圧を Piモル分率Xi、混合気体の圧力(全圧)を P とすると、

Pi = Xi P

のように全圧に係数としてモル分率を使って簡単に表すことが出来る。これはドルトンの法則から導かれる。

たとえば酸素の分圧は酸素分圧と呼ばれる。