炎の蜃気楼

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炎の蜃気楼
ジャンル ボーイズラブ小説
サイキック・アクション
小説
著者 桑原水菜
イラスト 東城和実(1-12巻)
浜田翔子(13-40巻)
出版社 集英社
レーベル コバルト文庫
発売日 1990年11月2日 - 2004年4月27日
巻数 既刊40巻
漫画
原作・原案など 桑原水菜
作画 浜田翔子
出版社 白泉社
掲載誌 セリエミステリー
レーベル 白泉社レディースコミックス
発表号 1994年10月号 - 1997年6月号
発表期間 1996年3月1日 - 1997年10月1日
巻数 単行本:既刊4巻
文庫本:既刊3巻
アニメ
原作 桑原水菜
監督 工藤進
シリーズ構成 ときたひろこ
キャラクターデザイン 竹田逸子
音楽 亀山耕一郎
アニメーション制作 マッドハウス
製作 ANIPLEX
放送局 キッズステーション
放送期間 2002年1月7日 - 4月8日
話数 全13話
OVA:炎の蜃気楼 〜みなぎわの反逆者〜
監督 室井ふみえ
キャラクターデザイン 室井ふみえ
アニメーション制作 マッドハウス
製作 ANIPLEX
発表期間 2004年7月28日 - 11月26日
話数 全3巻
テンプレート - ノート
ウィキプロジェクト ライトノベルアニメ漫画
ポータル 文学アニメ漫画

炎の蜃気楼』(ほのおのミラージュ)は、桑原水菜による日本小説挿絵東城和実(1-12巻)、浜田翔子(13-40巻)が担当している。本編全40巻。番外編全7巻。コバルト文庫刊。

概要[編集]

現代に甦った戦国時代の武将(怨将)が天下分けめの戦を繰り広げる闇戦国。彼らを調伏し冥界へと送る使命を科せられ、400年間他人の体を奪いながら(換生)生き続けてきた上杉夜叉衆の活躍を描くサイキック・アクション。彼らの戦いと愛憎を軸に物語は展開していく。

ポピュラー、ノンポピュラーを問わず、実在した歴史人物たちをモデルに彼らの心の裡の悩み・葛藤・喜びなどを巧みな心理描写で書き出している。その今までにない卓越したストーリー性とジェットコースターのような予想を超える展開で、若い女性たちを中心に絶大な支持を得た。

作中に登場する日本中の歴史的な寺社史跡をファンが巡る「ミラージュ紀行(ミラージュ・ツアー[1])」という旅行でも知られる[2]。例えば、毎年5月に開催される米沢の上杉祭りにくる若い女性にかなりの率でミラージュファンがいると言われる。

歴女ブームの先駆けとなった作品。ライトノベルやまんが作品の舞台めぐり、いわゆる「聖地巡礼」のはしりとも言われる。

桑原水菜のデビュー作。主人公・仰木高耶(上杉景虎)と副主人公・橘義明(直江信綱)の関係は太宰治の「駆込み訴え」のキリストユダ、「アマデウス」のモーツァルトサリエリから着想を得ており、その関係性は新シリーズ「赤の神紋」にも受け継がれている。

1994年から1997年にかけて白泉社「セリエミステリー」(廃刊)で浜田翔子作画で漫画化(未完)。本編の前日譚である「邂逅編」・「幕末編」・「昭和編」の他、ドラマCDやイメージアルバム(音楽CD)が発売されたり、アニメOVA化や舞台化されるなど関連作品は多岐にわたる。

1994年から2003年まで、FM山口アニラジウキウキ放送局V」内で当作品を30字以内で語る「炎の蜃気楼 30字シアターFX」というコーナーが約9年間に渡って存在。このコーナーのみを編集したカセットテープがファンの間で出回っていた(桑原にも送られている)。V時期の公開録音初ゲストには直江信綱役の声優速水奨を迎えたり、「セリエミステリー」95年10月号の読者コーナーでも紹介されて桑原と浜田がコメントを付けている。TVアニメ化の際にはプロデューサーが番組コーナーにゲスト出演し、アニメ公式サイトにもリンクが貼られていた。

1996年より、作品をモチーフにしたワインを中心としたシリーズ「契」が山形県米沢市の小島洋酒店製造で発売。ワインのみならずスウィーツ、ビール、ケーキ等も販売された。主人公の仰木高耶の誕生日を記念した「高耶バースデー便」、同じく副主人公の直江信綱の誕生日を記念した「直江バースデー便」なども存在する。しかしながら2006年度でワインの製造販売を中止するという旨が、製造元の小島洋酒店より出された。

2000年5月2日と5月3日には米沢市の東京第一ホテル米沢にて、声優である関俊彦と速水奨出演の「炎の蜃気楼 ドラマリーディングライブ」が開催された。

2007年には米沢市に「炎の蜃気楼記念館(仮称)」の設立も予定されていたが、延期の運びとなった。

その他にも高橋ゆう徳川綾子藤崎こう藤井咲耶徳丸佳貴杜山まこ陵くみこなどの同人作家を多数BL業界に輩出していることでも有名である。

また、同コバルト作家である藤原眞莉金蓮花、漫画家の黒乃奈々絵が作品のファンであることを告白している。

ストーリー[編集]

かつて敗れ去った戦国武将の怨霊達が再び戦国の世をやり直し、生き人たちの世を転覆させようとする《闇戦国》。城北高校2年生の仰木高耶は《闇戦国》の事件に巻き込まれた親友・成田譲を助けた謎の男・直江信綱から、自分が400年前の歴史上の人物・上杉景虎の〈換生者〉だと告げられる。

「上杉夜叉衆」総大将として怨霊を〈調伏〉する使命の為、死ぬ度に〈換生〉を繰り返しながら400年もの間生きてきた景虎は夜叉衆の暫定リーダーを務める直江の主君にあたるのだが、ある事件をきっかけに記憶が封印されている状態なのだという。とまどい、疑念を抱く高耶。しかし譲の安全が第一だと直江に協力する。 

夜叉衆の仲間である柿崎晴家(現名・門脇綾子)と安田長秀(現名・千秋修平)も姿を現し、冥界上杉軍の夜叉衆としての活動が本格化。

高耶は〈力(りょく)〉を徐々に取り戻し、調伏も施行できるようになる。同時に封印した景虎の記憶も回復していくが、それにともない30年前の直江との確執も兆しを見せ始める。お互いが必要とし合っているはずなのに、歪みは拡がるばかりで二人の仲は修復不可能なほどに壊れていく。

すさみきった精神状態で調伏を続ける直江は、魂核の疲労から〈力〉が使用不可能になるまで追い詰められる。〈力〉の失効=〈換生〉が不可能となり、死=「直江信綱」の存在の消滅を意味する。直江がもし死ねば彼を永遠に失うかもしれない事態に高耶は焦りを募らせるが、高耶を庇って直江が凶弾に倒れてしまう。

登場人物[編集]

括弧内( )に特に説明のないキャストはドラマCD・ラジオドラマ・ときめきテレフォン・アニメ版共通。

仰木高耶(おうぎ たかや)
声 - 関俊彦光岡湧太郎(まほろばの龍神)
本作の主人公長野県松本市在住の城北高校二年生。16歳。7月23日生まれ。身長178㎝。血液型はO型
目つきがきつく無口でぶっきらぼうな少年。責任感が強く真っ直ぐな性格で思いやりがある。倹約家で家事全般が得意で、得意料理は肉じゃが。趣味はバイク。中学時代に父が事業に失敗し離婚。酒乱の父から妹・美弥を庇う日々の中で非行に走り、かつては松本中で「深志の仰木」と恐れられた。不屈の意思と鋭い感性を持ち、シャイで強情だが寂しがり屋。他人に寄りかかる事を良しとせず、野性的で直情的だが内面はひどく繊細で脆く、虚勢を張って自分を支えている。人一倍警戒心が強く重度の人間不信だが、気を許した相手には無邪気で無防備な姿を見せる。父性愛に飢え、甘えられる相手を無意識に求めている。年上の男性に弱い(綾子談)。
実は上杉景虎の換生者。死後怨霊になっていたが義父である上杉謙信の魂から冥界上杉軍・上杉夜叉衆総大将を任じられ、400年に渡って宿体を変えながら怨霊調伏を続けていた。しかし、30年前のある事件を契機に織田方に敗死した後は、全ての記憶を封印して今生の母・佐和子の胎内で胎児換生。それからはただの仰木高耶として生きてきた。
どんなに突っぱねても離れずに全身で必死に自分を守ってくれる直江を慕い始める。記憶の無い高耶は自分と景虎とのギャップに悩み、自分が景虎の身代わりでしか無いというジレンマに苦しむ。景虎の記憶がよみがえるに伴い無邪気さは影をひそめ、尊大で気高く理知的で狡猾かつ、鋭い刃のような冷徹さと絶対的カリスマ性を備えたリーダーとなる。そして30年前の直江との確執が表面化してしまう。「勝者と敗者」に拘る直江に対して「勝ち続ける事」に執着する。
換生への罪悪感から「宿体となった人間の分まで生を全うする」という信条を持つ。換生を重ね時代の移り変わりを見つめる中で、永遠不変のものを渇望しながらも半ば諦めている。生前は「三国一の美少年」と云われた絶世の美男で、換生すると宿体も若干美形寄りになる模様。前述の根深い人間不信の根幹は、生前上杉家へ人質に出される以前に兄に反感を持つ北条の家臣や小姓数名から集団強姦された事。この時のトラウマから性嫌悪症を持つ。瞳に強い力があり、人を惹きつけ魅了する天性の魔性の持ち主。
実は、自分を強い人間と見なす直江に自分の弱い本質を知られれば見放されてしまうのではないかという不安から、あえて傲慢な「勝者」を装って彼と対等であろうとしていた。直江の劣等感を刺激し彼の自尊心を傷つける快感で心の不安を癒し、さらに前生の頃には直江を加害者として縛り付けて自分に繋ぎ止めようとした。過去と向き合わず、直江に頑な態度を取り続ける。しかし、直江を失いかねない事態に瀕してついに彼への狂気にも似た執着を顕す。葛藤から逃れようと死を懇願する直江を説得し、その想いに応えようとするのだが……
直江信綱(なおえ のぶつな)
声 - 速水奨松橋登(まほろばの龍神)、 辻谷耕史(最愛のあなたへ)
高耶の前に現れた謎の男でもう一人の主人公。現名は橘義明。夜叉衆参謀で景虎(高耶)の後見人。28歳。5月3日生まれ。身長187㎝。血液型はAB型
死者相手の喪服として常に黒スーツを着用。容姿端麗で色素の薄い髪と鳶色の瞳を持つ。宇都宮の光厳寺の三男で四人兄弟の末っ子。兄の不動産会社を手伝いながら実家の僧侶も兼業し、実家暮らしで生活力は皆無。冷静沈着で物腰穏やかだが、実は上昇志向とプライドの高い激情家。性格は生真面目で執念深く、目的の為なら手段を選ばないが詰めが甘い所も。自らを「狂犬」と豪語。言動に予測が付かず、とんでもない事をしれっとした顔でやってのける。ストイックに見えて実は嫉妬深く独占欲が強い。一人称は「私」だが感情が昂ると素の「俺」に変化。
生前は上杉景勝派で景虎を滅ぼした側だったが、死後は謙信の命令で景虎に付き従っており当初は景虎と敵意し合っていた。また、他人を換生させる能力を与えられている。現在では景虎に対し妄執にも似た深い愛を自覚・忠誠を誓う。努力型の秀才だが天賦の才には恵まれず、他を圧倒するカリスマ性を持つ景虎に劣等感や嫉妬や敗北感、羨望や崇拝の念を抱き葛藤と煩悶にあえぐ。かつての殺した者と殺された者という関係から「勝者と敗者」の関係に執着。自分を押さえつけて見下し服従させ続けた景虎=勝者を憎んでもおり、景虎を屈服させて自分の力を認めさせたいと願う。
30年前の事件を起こした張本人。普通の高校生である高耶と景虎のギャップに翻弄されつつも、包容力のある大人の男性として接し高耶を守り支える。内心では自分に信頼を寄せてくる高耶の記憶が戻り、拒絶される時が来る事に怯えていた。しかし景虎の記憶を取り戻そうとする高耶を前に、抑圧し続けてきた感情と欲望が爆発。保護者の仮面をかなぐり捨てて狂気じみた愛情を露わにし、高耶を手酷く傷つけてしまう。パーラメントのタバコをふかし、愛車はダークグリーンのウィンダムエゴイストの香りを身にまとう。ゴールドカード家族会員。
景虎を喪った絶望や自責の念から今生では何度も自殺を図り、心配ばかりかけた家族には頭が上がらない。性欲の捌け口に不特定多数の女性と関係を持つ。「存在そのものが男性器」(高耶談)。主君との関係でぐるぐると悩んでは突っ走って暴走しがちだが、とてつもなく強靭な意志の持ち主でもある。高耶の魂に自分の全てを捧げ、高耶が求める「永劫」を全身全霊を懸けて証明し続ける。現代(本編)でこそ洗練されたプレイボーイだが、初生の頃は武骨で禁欲的な頭の固い堅物だった。謹厳実直だが無味乾燥な男で、生前の妻・お船に「木偶人形」と罵られた過去がトラウマとなっていたが、景虎の魔性に絡め取られると共に人間的成長を促されていく。
千秋修平(ちあき しゅうへい)
声 - 松本保典
安田長秀の換生者。自称「霊界のブラピ」。茶色い長髪を括り、眼鏡をかけた遊び人風の青年。19歳。4月1日生まれ。血液型はB型
マイペースな毒舌家で、飄々とした掴み所のない人物。しがらみを嫌う性格で夜叉衆という組織からも一歩引いた立場を取り、胎児換生を基本とせず宿体である人間の家族にも気兼ねしない気ままな生活を送る。その割には義理堅く、世話焼きかつお人好しな性分で夜叉衆の活動に大いに貢献する。一度懐に入れた相手にはどこまでも面倒見が良く頼れる存在。
得意の催眠暗示を利用し、年齢を誤魔化して高耶のクラスメートで「親友」に成りすます。戦闘能力は景虎に次ぐ夜叉衆ナンバー2の実力者。謙信の側近だった矜恃から景虎に反発するも、現在では景虎をライバル兼仲間として認めている。しかし景虎の弱さ故の甘えに苛立ってもおり、直江の肩を持つ。
自他共に認めるフェミニストで女性に優しい。ただし元は男性である綾子は例外で、しょっちゅういがみ合っているが相性は良い。愛車はガングレーメタリックのレパード
なんだかんだと憎まれ口を叩きながら、高耶と直江の為に命がけで奔走し最後まで二人を支える。直江同様生前は景勝派の人間。醜男だった生前の容姿がコンプレックスで、宿体選びには強いこだわりを持つ。
門脇綾子(かどわき あやこ)
声 - 玉川紗己子(テレビアニメ・OVA)
柿崎晴家の換生者。ソバージュの長い髪をなびかせるスレンダー美女。21歳現役女子大生。12月9日生まれ。血液型はA型
情に厚く勝ち気で快活な姐御肌で、見た目とは裏腹にタフで腕っぷしも強い。豪胆でサバサバした性格だが、女性らしい繊細さも併せ持ち気配り上手。高い霊査能力を誇り、協調性は夜叉衆随一でムードメーカーの紅一点。400年前からの年季の入った酒好きでザル。
生前は景虎派に属し、景虎を崇拝する。高耶にとっては頼りになる良き姉のような存在で、基本的に高耶の味方だが直江に同情的。YAMAHAFZR400「エッちゃん」を乗り回し、初対面の高耶にバイクレースをけしかけた。『邂逅編』では御館の乱において景虎を滅ぼし、自分の暗殺を指示した張本人でもあった直江を敵視していた。
原名から分かる通り、元々は男性だった。200年前にお蔦という女性に換生していた頃、医者の青年・曽根慎太郎と知り合い恋仲になるが死別してしまう。慎太郎の遺した「生まれ変わって会いに行く」という約束を信じ、再会する日を待つ為に女性の宿体へと換生し続けている。
成田譲(なりた ゆずる)
声 - 松野太紀(テレビアニメ&鷲よ、誰がために飛ぶ)、 古本新之輔(ときめきテレフォン)、 阪口大助(ラジオドラマ)
高耶の中学時代からの親友で理解者。16歳。城北高校二年生で高耶と同じクラスに在籍。成田歯科医院の一人息子。10月19日生まれ。
成績優秀・穏やかな性格で一見すると大人しそうな優等生タイプだが、ここぞと決めた時には梃子でも動かない頑固な面も。洞察力にすぐれ偏見を持たない。荒れて問題児扱いされていた頃の高耶に臆する事なく接し、高耶の数少ない味方として彼の更生に尽力。高耶をいつも気にかけ、心配していた。
炎に包まれる夢を見てから間もなく武田信玄に憑依された事件を皮切りに、立て続けに怪現象に巻き込まれる。強力な霊能力を持つ事から霊に狙われやすい。高坂から「六道界の脅威」と予言される。
実は上杉景勝の生まれ変わりで、弥勒菩薩の転生でもあった。
高坂弾正(こうさか だんじょう)
声 - 堀内賢雄(テレビアニメ)、 小杉十郎太(最愛のあなたへ)、 塩沢兼人(ときめきテレフォン)
現名は新井公彦で大学生。ルージュを引いたように赤い唇をした、女と見まごう美青年。1月18日生まれ。血液型はB型
神出鬼没で慇懃無礼な上にやたらと嫌味っぽく、愉快犯的な性格で人をイライラさせる。武田信玄の家臣で愛妾。武田方として闇戦国制覇を目指すが、別の目的も持つようで言動に謎が多い。
事情通で夜叉衆の内情にも詳しく、直江をおちょくるのを生き甲斐にしている。を配下に持つ。夜叉衆のように換生を重ねており、相当な霊査能力を宿している。
北条氏政(ほうじょう うじまさ)
声 - 納谷六朗(テレビアニメ)
氏康の子で景虎の実兄。北条を率いて闇戦国に参戦。
北条の跡取りとして終始冷酷非情に徹する。実は番外編『群青』で明かされている通り、三郎(景虎)への情が決して無い訳ではない。
北条氏照(ほうじょう うじてる)
声 - 田中秀幸
景虎の実兄で氏政の弟。三郎(景虎)を溺愛。ある事件で心に大きな傷を残し、上杉へと人質に取られていった弟を非常に気にかけ上杉から取り戻したがっていた。
兄と共に闇戦国に参戦。立場上敵対関係にある高耶に対し、北条の家に帰って来いと勧める。
北条氏康(ほうじょう うじやす)
景虎の実父。龍の姿に化身している。
風魔小太郎(ふうま こたろう)
声 - 宮本充(テレビアニメ)
北条家に仕える風魔一族の忍び。任務に忠実であり、寡黙で無表情。感情を解さず、機械人間と評される。
直江の死を受け入れられない高耶の望むまま、ぎこちなくも直江を演じていく内に高耶を愛するようになってしまう。
色部勝長(いろべ かつなが)
夜叉衆最年長で最古参メンバー。思慮深く温厚な人物で、謙信への忠誠心に篤い。
第一部時点の宿体は幼児だったが、第二部から成人男性に換生して夜叉衆に合流する。
『邂逅編』では景虎派と景勝派に分かれて殺し合った末に換生し、対面したばかりの殺伐とした夜叉衆を仲裁する苦労人として描かれる。非業の死を恨んで怨霊大将となり越後を荒らしていた景虎を調伏し、謙信の魂に導かれ現世に舞い戻った彼を夜叉衆に迎え入れた。色部自身は謙信の病没前に討死している為お家騒動とは関わりが無く、一同の潤滑剤となっていた。
織田信長(おだ のぶなが)
声 - 置鮎龍太郎(テレビアニメ)
夜叉衆最大の宿敵。闇戦国を利用して世界の支配を企む。傲岸不遜かつ唯我独尊な人物で支配欲が強く、破魂波や魔王の種といった特殊能力を持つやっかいな相手。
譲に憑依して復活。のちに人気ロックバンド「SEEVA」のリーダー・斯波英士に換生する。
波多山智(はたやま さとし)
声 - 関智一(テレビアニメ)
城北高校への転入生で、譲の部活の後輩。白人とのハーフで金髪の美少年。
その正体は織田信長の小姓で愛人・森蘭丸の換生者。信長に心酔する。
森野沙織(もりの さおり)
声 - 矢島晶子(テレビアニメ)
高耶と譲のクラスメート。ハキハキと明るく活発な性格で物怖じしない。6月16日生まれ。
譲に好意を寄せているのはクラスで周知の事実だが、当の譲は何故か気づいていない。
仰木美弥(おうぎ みや)
声 - 丹下桜(鷲よ、誰がために翔ぶ&ときめきテレフォン)、 三浦智子(テレビアニメ)
高耶の妹で中学生。お兄ちゃんっ子で素直な甘えん坊だが、芯が強くてしっかり者。
高耶は何があっても絶対に美弥を危険に晒したくないと考えている。
橘照弘(たちばな てるひろ)
声 - 田中秀幸(鷲よ、誰がために翔ぶ&ときめきテレフォン)
直江信綱こと橘義明の今生の兄。光厳寺の長男だが家を継がず、不動産会社・橘不動産を経営。
直江を運転手兼秘書としてこき使う。しかし幼い頃から絶望を抱え、ひきこもりや不登校・度重なる自殺未遂などで家族に散々心配をかけてきたこの末弟の行く末を案じている。
武田由比子(たけだ ゆいこ)
声 - 折笠愛(テレビアニメ)
東京の女子高生。三条の方に憑依されてしまう。大人しくて控えめな性格。沙織と親しくなる。
荒木村重(あらき むらしげ)
声 - 郷田ほづみ(OVA)
ハザマ製菓の社長・狭間繁治が所持する荒木一族の怨霊が封印された遺髪曼陀羅を狙う。宿体が綾子の恋人・慎太郎に瓜二つ。
北里美奈子(きたざと みなこ)
仰木高耶になる前の景虎(加瀬賢三)の恋人だった女性。30年前の事件の発端となった人物。

作中用語[編集]

冥界上杉軍(めいかいうえすぎぐん)
軍神となった上杉謙信が平安を憎んで生き人達の世を転覆させようと企む戦国の怨霊を鎮める為、上杉家ゆかりの霊たちを集めて組織した軍。
夜叉衆を始め上杉に仕えた武士たちの霊や、上杉に縁のある憑依霊地縛霊などで構成される。
謙信の養子である夜叉衆総大将・上杉景虎が指揮権を持つ。闇戦国勃発後は闇戦国の終結が専らの使命。
上杉夜叉衆(うえすぎやしゃしゅう)
冥界上杉軍の中心メンバー。総大将である上杉景虎・直江信綱・安田長秀・柿崎晴家・色部勝長の計五名で構成される。
毘沙門天の力を借り、怨霊と戦う為の特別な霊能力を授けられている。夜叉衆自身も元は怨霊であった。
換生(かんしょう)
怨霊が魂の浄化を行わずに生前の記憶を持ったまま生きた人間に憑依し、体の持ち主の魂を追い出してその肉体を乗っ取ってしまう行為。
なお、魂を追い出された元の体の持ち主は死亡してしまう。夜叉衆のメンバーは安田長秀を除いて胎児換生を是としている。
調伏(ちょうぶく)
上杉夜叉衆が上杉謙信より授けられた特殊能力。
毘沙門天真言を唱えて印を結ぶことで、霊魂を浄化し強制的に冥界へと送り返すことができる。
闇戦国(やみせんごく)
憑依や換生でこの世に甦った戦国武将の怨霊達が、かつての敗北を否定し現代で天下をかけた戦乱を繰り広げること。
宿体(しゅくたい)
換生者が換生する肉体。または換生された人間を指す。
憑坐(よりまし)
霊体が憑依する肉体。または憑依された人間を指す。
憑依霊(ひょういれい)
憑坐に憑依する霊体。換生の前段階でもある。
思念波(しねんは)
霊力のある者同士が行使できる意思疎通手段。いわゆるテレパシー
外縛(げばく)
怨霊を縛り動けなくすること。
軒猿(のきざる)
冥界上杉軍に所属する忍者集団で、もとは上杉家のお抱え忍者衆。主に諜報活動に奔走する。
白衣女(びゃくいめ)
冥界上杉軍に所属する鎮守霊の集団。各地の動向を夜叉衆に伝える役目を持つ。
毘沙門刀(びしゃもんとう)
上杉夜叉衆総大将・上杉景虎が発動させる武器で、怨霊を斬り伏せることにより調伏が可能。
景虎の生前からの愛刀・吉祥丸が変化したもの。
霊波同調(れいはどうちょう)
自分以外の相手に自分の霊波を同調させ、その体を自分の物のように操り動かすこと。憑依とは別物。相当な霊力を持つ者だけが行使できる。
殆どの場合御仏の眷属・護法童子を対象にするが、直江信綱はまさかの現代人相手にこれをやってのけた。
破魂波(はこんは)
織田信長のみが行使できる、魂を砕いてしまう力。
魔王の種(まおうのたね)
織田信長により作られた霊石。これを額に植え付けられた者は、信長の意思に直接繋がされて隷属にされてしまう。
魂魄そのものに根を張るため、無理に引き剥がそうとすれば人格崩壊を起こす。
六道界(ろくどうかい)
赤鯨衆(せきげいしゅう)
第三部『四国編』以降登場。長宗我部家の復興を願う一領具足を中心とした怨霊集団。
自分にかけられた鬼八の呪いを恐れて逃げ出して来た高耶を、上杉景虎その人と知らずに受け入れる。
裂命星(れつみょうせい)
莫大なエネルギーを持つ隕石。織田の家臣・三好が管理。
裏四国(うらしこく)
死者と生者が共存して暮らす国。この裏四国の成就こそが、四国編からの展開に重大な関わりを持つ。

シリーズ一覧[編集]

原作(既刊40巻)[編集]

第一部
  • 第1巻:炎の蜃気楼/初版1990年11月10日
  • 第2巻:緋(あか)の残影
  • 第3巻:硝子(ガラス)の子守歌
  • 第4巻:琥珀の流星群
  • 第5巻:まほろばの龍神
  • 断章(第5.5巻):最愛のあなたへ
  • 第6-8巻:覇者の魔鏡(前・中・後編)
  • 第9巻:みなぎわの反逆者
  • 第10-12巻:わだつみの楊貴妃(前・中・後編)
第二部(熊本編)
  • 第13・14巻:黄泉への風穴(ふうけつ)(前・後編)
  • 第15-19巻:火輪の王国(前・中・後編/烈風編/烈濤編)
  • 第20巻:十字架を抱いて眠れ
  • 断章(第20.5巻):砂漠殉教
第三部(四国編)
  • 第21巻:裂命の星
  • 第22巻:魁(さきがけ)の蠱(むし)
  • 第23-28巻:怨讐の門(青海編/赤空編/白雷編/黒陽編/黄壌編/破壤編)
第四部(那智編・伊勢編)
  • 第29巻:無間浄土
  • 第30-36巻:燿変黙示録I〜VII(那智の章/布都の章/八咫の章/神武の章/天魔の章/乱火の章/濁破の章)
  • 第37巻:革命の鐘は鳴る
  • 第38巻:阿修羅の前髪
  • 第39巻:神鳴りの戦場(いくさば)
  • 第40巻:千億の夜をこえて

番外編[編集]

  • 「Exaudi nos アウディ・ノス」
  • 「群青」
  • 「真紅の旗をひるがえせ」
  • 「炎の蜃気楼メモリアル」
  • 「赤い鯨とびいどろ童子」
  • 「『炎の蜃気楼』紀行」(トラベル・エッセイ・コレクション)
  • 「炎の蜃気楼を巡る ミラージュ・フォト紀行―東日本編―」(文庫本外)
  • 「炎の蜃気楼を巡る ミラージュ・フォト紀行―西日本編―」(文庫本外)

漫画[編集]

  • 「炎の蜃気楼」1〜3 (作画:浜田翔子)
    • 第1・2巻 -「炎の蜃気楼」
    • 第3巻 -「CLAWLESS HAWK(爪のない鷹)」、「凍てついた翼」、「炎の蜃気楼・スペシャルショート」、「オウギチャンネル!」(『炎の蜃気楼』まんがエッセイ)

イラスト集[編集]

  • 「東城和実POSTCARD COLLECTION」(1993年) - 13巻までのイラストを担当した東城和実イラスト集。
  • 「『炎の蜃気楼』イラスト集―愛する者へ―」(1993年) - 文庫の絵をまとめたイラスト集。原作者・桑原水菜の書きおろし短編も収録。
  • 「『炎の蜃気楼』イラスト集 BLOODY MOON―癒えることなき傷口のように―」(1997年) - 文庫の表紙のほか、≪誕生日≫をテーマに桑原水菜の書きおろし外伝と浜田翔子の書きおろし漫画を合作でプラスしたイラスト集。

ドラマCD[編集]

カセットブックCDブック

  • 「まほろばの龍神」(1992年)
  • 「最愛のあなたへ」(1993年)
  • 「この夜に、翼を」(1994年)
  • 「鷲よ、誰がために翔ぶ」(1997年)

「まほろばの龍神」及び「最愛のあなたへ」は文庫版を音声化したもの。

「この夜に、翼を」と「鷲よ、誰がために翔ぶ」は原作者・桑原水菜脚本のオムニバス形式。

懸賞CD

  • 「コバルトときめきCD」 Cobalt 1994年8月号 (第1回ときめきテレフォンを収録)
  • 「桑原水菜『炎の蜃気楼』ときめきCD」 1994年・桑原水菜フェア (第1回~3回までのときめきテレフォン分を収録)
  • 「Cobalt&Super Fantasy Voice Message」 Cobalt 1996年8月号
  • 「コバルトときめき放送局」 Cobalt 1997年8月号 (『ミラージュ・ドリーム(直江ドリーム)』収録)
  • 「コバルトときめきドラマシアター」 Cobalt 1998年8月号 (ニッポン放送のラジオドラマ再編集版)
  • 「ときめきテレフォン傑作集」 Cobalt 1999年8月号 (ときめきテレフォンの怨讐の門を収録)
  • 「コバルトときめきドラマシアター2」 Cobalt 2000年8月号 (『四万十日記』収録)

応募者全員サービス

  • 「コバルト☆ときめき☆ドラマCD Remix」 (『38 阿修羅の前髪』収録) Cobalt 2003年8月号
  • 「Cobalt 2004 よりどりみどりのドラマCD ヨリドラ①」 (『40 千億の夜をこえて』収録) Cobalt 2004年8月号
  • 「Cobalt ヨリドラ'05 よりどりみどりのドラマCD② 」 (『25 怨讐の門 白雷編』、『26 怨讐の門 黒陽編』、『34 耀変黙示録Ⅴ 天魔の章』収録) Cobalt 2005年8月号
  • 「Cobalt Drama CD Plus 1」 (『28 怨讐の門 破壤編』最終章『怨讐の門』収録) Cobalt 2008年9月号
  • 「Cobalt Drama CD Plus 2」 (『赤い鯨とびいどろ童子』より『終わりを知らない遊戯のように。』収録) Cobalt 2008年11月号
  • 「Cobalt CD PREMIUM 1」 (『兄たち登場編』、『直江、高耶出会い編』収録) Cobalt 2009年9月号
  • 「Cobalt CD PREMIUM 2」 (『24 怨讐の門~直江、独白編』収録) Cobalt 2009年11月号
  • 「CobaltスペシャルCD Rouge -告白-」 (『炎の蜃気楼 まほろばの龍神~過去との葛藤編~』収録) Cobalt 2010年9月号
  • 「CobaltスペシャルCD Noir -誘惑-」 (『炎の蜃気楼邂逅編 真皓き残響』より『外道丸様~玄奘蜘蛛編~』収録) Cobalt 2010年11月号
  • 「Cobalt★7 ドラマCD Gold」 (『群青』より『七月生まれのシリウス』収録) Cobalt 2010年11月号
  • 「Cobalt★7 ドラマCD Platinum」 (『炎の蜃気楼邂逅編 真皓き残響』より『仕返換生~紅衣観音編~』収録) Cobalt 2012年3月号
  • 「Cobalt★7 ドラマCD Etoile」 (桑原水菜書き下ろし脚本の『overture』収録。昭和編が舞台。劇中のプロレス中継の脚本を速水奨が担当) Cobalt 2012年11月号
  • 「Cobalt★7 ドラマCD Soleil」 (コバルト小冊子掲載『20歳の月』収録) Cobalt 2013年1月号

特典CD

  • 「Special CD Ver.1 炎の蜃気楼 DRAMA CD-バイト地獄巡り編-」 (TVシリーズ DVD-BOX特典)
  • 「Special CD Ver.0 炎の蜃気楼 DRAMA CD 高耶リベンジ編」
  • 「炎の蜃気楼 冥界上杉軍ラジオステーション」(全5巻) (TVシリーズDVD単体購入特典)
  • 「THE IMAGE-SOUND OF “CHI-GI-RI” WINE Longing」(契ワイン購入特典)
  • 「炎の蜃気楼 RADIO STATION Ⅱ」 (OVA 他ショップDVD全巻購入特典)
  • 「炎の蜃気楼 みなぎわの反逆者 another story-Prologue-」 (OVA アニメイトDVD全巻購入特典)
  • 「炎の蜃気楼 みなぎわの反逆者 another story」 (OVA DVD全巻購入応募特典)
  • 「終わりを知らない遊戯のように。」(番外編「赤い鯨とびいどろ童子」特典)

イメージアルバム[編集]

  • 「炎の蜃気楼 ―MIRAGE OF BLAZE―」 (1993/8/21)
  • 「炎の蜃気楼 OFF VOCAL VERSION」 (1995/1/21)(上記アルバムのオフヴォーカル盤)
  • 「炎の蜃気楼II―わだつみの楊貴妃―」 (1995/1/21)
  • 「炎の蜃気楼III~火輪の王国より~」 (1996/7/21)
  • 「炎の蜃気楼IV―執愛―(ヴォーカル・コレクション)」 (1998/4/1)
  • 「炎の蜃気楼 OFF VOCAL COLLECTION」 (1998/12/19)(イメージアルバム全歌唱曲のオフヴォーカル盤。CD2枚組)
  • 「炎の蜃気楼 SPECIAL CD COLLECTION」 (2002/3/20)(イメージアルバム全4枚を集めたコンプリートアルバム)
  • 「炎の蜃気楼 オリジナルサウンド・トラック」 (2002/2/27)(TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック
  • 「みなぎわの反逆者 オリジナルサウンド・トラック」 (2004/8/4)(OVA「みなぎわの反逆者」オリジナル・サウンドトラック)

コバルトときめきテレフォン[編集]

  • 「第一回・私が死んだら高耶さんが悲しむでしょう」 声の出演:速水奨(直江信綱)、桑原水菜
  • 「第二回・誕生日にはベルベット・ローズの花束届けます」 声の出演:関俊彦(仰木高耶)、速水奨(直江信綱)、桑原水菜
  • 「第三回・ひとのに乗んならベンツがいい」 声の出演:関俊彦(仰木高耶)、速水奨(直江信綱)、桑原水菜
  • 「第四回・義明のこと末永く頼んだよ PART1」 声の出演:関俊彦(仰木高耶)、速水奨(直江信綱)、田中秀幸(橘照弘&北条氏照)
  • 「第五回・義明のこと末永く頼んだよ PART2」 声の出演:関俊彦(仰木高耶)、速水奨(直江信綱)、田中秀幸(橘照弘&北条氏照)
  • 「第六回・千秋、おまえなにえらそうに『先生』やってんの」 声の出演:関俊彦(仰木高耶)、松本保典(千秋修平)、古本新之輔(成田譲)
  • 「第七回・私の想いは、あなたの雪になれますか」 声の出演:関俊彦(仰木高耶)、速水奨(直江信綱)
  • 「第八回・仰木兄弟の夏休み」 声の出演:関俊彦(仰木高耶)、丹下桜(仰木美弥)
  • 「第九回・『砂漠純情』編」 声の出演:速水奨(直江信綱)、塩沢兼人(高坂弾正)
  • 「第十回・『景虎様と私』編」 声の出演:速水奨(直江信綱)、関俊彦(仰木高耶)、宮田始典(一蔵)
  • 「第十一回・NEWときめきテレフォン1回目 PART1」 声の出演:小野坂昌也、桑原水菜
  • 「第十二回・NEWときめきテレフォン1回目 PART2」 声の出演:小野坂昌也、速水奨、桑原水菜
  • 「第十三回・NEWときめきテレフォン1回目 PART3」 声の出演:小野坂昌也、速水奨(直江信綱)、桑原水菜
  • 「第十四回・怨讐の門完結編発売直後 PART1」 声の出演:小野坂昌也、速水奨、桑原水菜
  • 「第十五回・怨讐の門完結編発売直後 PART2」 声の出演:小野坂昌也、速水奨(直江信綱)、桑原水菜
  • 「第十六回・怨讐の門完結編発売直後 PART3」 声の出演:小野坂昌也、速水奨(直江信綱)、桑原水菜
  • 「第二十四回・耀変黙示録II PART1」 声の出演:関俊彦(仰木高耶)、速水奨(直江信綱)、小野坂昌也、桑原水菜
  • 「第二十五回・耀変黙示録II PART2」 声の出演:関俊彦、速水奨、小野坂昌也、桑原水菜
  • 「第二十六回・真皓き残響 夜叉誕生文庫化 PART1」 声の出演:関俊彦(上杉景虎)、小野坂昌也、桑原水菜
  • 「第二十七回・真皓き残響 夜叉誕生文庫化 PART2」 声の出演:小野坂昌也、桑原水菜
  • 「第二十八回・耀変黙示録IV 神武の章」 声の出演:小野坂昌也、桑原水菜
  • 「第二十九回・真皓き残響 外道丸様 発売&アニメ化 PART1」 声の出演:小野坂昌也、桑原水菜
  • 「第三十回・真皓き残響 外道丸様 発売&アニメ化 PART2」 声の出演:小野坂昌也、桑原水菜、関俊彦、速水奨
  • 「第三十一回・耀変黙示録Ⅵ 乱火の章」 声の出演:小野坂昌也、桑原水菜
  • 「第三十二回・革命の鐘は鳴る」 声の出演:小野坂昌也、桑原水菜
  • 「第三十四回・阿修羅の前髪」 声の出演:関俊彦(仰木高耶)、速水奨(直江信綱)、小野坂昌也、桑原水菜
  • 「第三十五回・真紅の旗をひるがえせ」 声の出演:小野坂昌也、桑原水菜
  • 「第三十六回・千億の夜をこえて PART1」 声の出演:小野坂昌也、桑原水菜
  • 「第三十七回・千億の夜をこえて PART2」 声の出演:関俊彦(仰木高耶)、速水奨(直江信綱)、小野坂昌也、桑原水菜

WEBラジオ[編集]

TVアニメ化を記念して、アニメ公式サイトでネットラジオ「冥界上杉軍ラジオステーション」が2002年7月23日から9月17日まで配信。ラジオパーソナリティ関俊彦速水奨が務めた。

また、OVA化を記念して同サイトで続編となる「冥界上杉軍ラジオステーション2(NEW)」が2004年6月18日から10月16日まで配信。パーソナリティは引き続き関俊彦と速水奨が担当。

  • 「冥界上杉軍ラジオステーション 第1回」
  • 「冥界上杉軍ラジオステーション 第2回」 
  • 「冥界上杉軍ラジオステーション 第3回」 
  • 「冥界上杉軍ラジオステーション 第4回」 
  • 「冥界上杉軍ラジオステーション 第5回」 
  • 「冥界上杉軍ラジオステーション2(NEW) 第1回」 
  • 「冥界上杉軍ラジオステーション2(NEW) 第2回」 
  • 「冥界上杉軍ラジオステーション2(NEW) 第3回」 
  • 「冥界上杉軍ラジオステーション2(NEW) 第4回」 
  • 「冥界上杉軍ラジオステーション2(NEW) 第5回」 
  • 「冥界上杉軍ラジオステーション2(NEW) 第6回」 
  • 「冥界上杉軍ラジオステーション2(NEW) 第7回」 
  • 「冥界上杉軍ラジオステーション2(NEW) 第8回」 
  • ときめきWebラジオ 第2回『炎の蜃気楼メモリアル』」 
  • ときめきWebラジオ 第51回『赤い鯨とびいどろ童子』」 

ラジオドラマ[編集]

1998年10月ニッポン放送ゲルゲ・夜のドラマシアター」内の『草尾毅と宮村優子のカフェでゲルゲ』で、原作第1巻をダイジェストにしたラジオドラマが4夜にかけて放送された。

声の出演は関俊彦(仰木高耶)、速水奨(直江信綱)、阪口大助(成田譲)。

アニメーション[編集]

テレビアニメ2002年1月7日から4月8日までキッズステーションで放送。全13話。原作第1~8巻までをアニメ化。

2004年に『炎の蜃気楼 〜みなぎわの反逆者〜』のタイトルでOVAが発売。全3巻。原作第9巻の同タイトルをアニメ化。

スタッフ[編集]

特記のないものはTVアニメ・OVA共通。

  • 原作 - 桑原水菜集英社コバルト文庫」刊)
  • 監督 - 工藤進(TVアニメ)、室井ふみえ(OVA)
  • 監修 - 平田敏夫(TVアニメ)
  • エグゼクティブプロデューサー - 白川隆三(TVアニメ)
  • 企画 - 佐野総一郎(TVアニメ)
  • シリーズ構成 - ときたひろこ(TVアニメ)
  • キャラクターデザイン - 竹田逸子(TVアニメ)、室井ふみえ(OVA)
  • 総作画監督 - 内田順久、竹田逸子(TVアニメ)
  • メカニックデザイン - やまだたかひろ(TVアニメ)
  • 美術監督 - 松宮正純(TVアニメ)、金子英俊(OVA)
  • 美術設定 - 青木智由紀(TVアニメ)
  • 色彩設計 - 谷本千絵(TVアニメ)、三笠修(OVA)
  • 撮影監督 - 柳沢宏明(TVアニメ)、白井久男(OVA)
  • 編集 - 瀬山武司(TVアニメ)、寺内聡(OVA)
  • 音楽 - 亀山耕一郎
  • 音響監督 - 鶴岡陽太
  • プロデューサー - 増島由美子
  • アニメーションプロデューサー - 白井勝也(TVアニメ)
  • アニメーション制作協力 - スタジオマトリックス(TVアニメ)
  • アニメーション制作 - マッドハウス
  • 製作 - ANIPLEX

主題歌[編集]

オープニングテーマ
「Blaze 2002」(TVアニメ)
作詞 - TRACY ROSE / 作曲 - SAM PROJECT / 編曲 - 亀山耕一郎 / 歌 - KATHY SHOWER
「A Vision Of Flames」(OVA)
作詞 - Suzi Kim / 作曲 - 中村望 / 編曲 - 梅堀淳 / 歌 - 山根麻以
エンディングテーマ
「Tears Of Indigo」(OVA)
作詞 - 山根麻以&Suzi Kim / 作曲 - 山根麻以 / 編曲 - 江口貴勅 / 歌 - 山根麻以

各話リスト[編集]

  • TVアニメ
話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
1 炎渦の邂逅 ときたひろこ 工藤進 木村寛 松下純子
2 闇からの換生 ふでやすかずゆき 平田敏夫 奥村吉昭 奥村吉昭
李炫姃
3 無明の覚醒 中村亮介 原博 工藤進 村上勉
4 連鎖の予感 江夏由結 平田敏夫 木村寛 つばたよしあき
5 終わりなき葛藤 ときたひろこ 駒井一也 小泉謙三
6 緋色の刻印 筆安一幸 西村純二 平池芳正 梅原隆弘
秦野好昭
7 怨嗟の記憶 ときたひろこ 木村寛 松下純子
8 迷執の果て 中村亮介 中野新道 奥村吉昭
9 果てしなき虚空 江夏由結 うえだひでひと 大山のぼる 増谷三郎
野田六助
10 哀しい背信 ときたひろこ ひいろゆきな 木村寛 桑名郁朗
11 永遠の業火 江夏由結 渕上真 工藤進
はしもとなおと
秦野好紹
金東俊
DR DIGITAL
12 修羅の選択 中村亮介 小泉謙三
中野新道
工藤進
はしもとなおと
中野新道
川井祐太
泰野好昭
やまだたかひろ(メカ)
13 遥かなる残照 ときたひろこ 平田敏夫 工藤進
木村寛
石井久美
松下純子
やまだたかひろ(メカ)
  • OVA
話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出
(演出助手)
作画監督 発売日
第1章 悲願 筆安一幸 室井ふみえ 阿覧角嗣 室井ふみえ 2004年7月28日
第2章 タイガース・アイ 阿覧角嗣 田中洋之
(吉野智美)
平尾隆之
山本善哉 2004年9月29日
第3章 みなぎわの風 阿部恒 室井ふみえ
田中洋之
(吉野智美)
阿覧角嗣
山本善哉
室井ふみえ
2004年11月26日

『真皓き残響』シリーズ(『炎の蜃気楼』邂逅編)[編集]

『炎の蜃気楼』シリーズの「はじまりの物語」。

舞台は400年前に遡る。初めての換生を経た景虎と直江が運命の出逢いを果たし、そして夜叉衆達が集結するまでを描く。

彼らの死の原因となった御館の乱の遺恨が残る戦国の世。生前で敵対関係にあった景虎と直江が、謙信の命を受けて主従関係を結び物語はスタートする。

死人の身でありながら生者を守る為に、自分達と同じ怨霊を祓う立場に在るという矛盾を抱える夜叉衆達。

怨霊と成り果てた者の無念に共感しながら、そして換生という行為の業の深さに直面しながら、事件を解決していく。

イラスト担当はほたか乱


宿体名/通り名/換生者

・兵蔵太/三郎次/上杉景虎

・安積九郎左衛門/九郎左衛門/直江信綱

・杣の葵助/葵助/柿崎晴家

・勝元/色部勝長

・速之助/四郎佐/安田長秀


以下続刊
  • 「夜叉誕生」(上・下)(2001/4/3)
  • 「妖刀乱舞」(上・下)(2001/6/1)
  • 「外道丸様」(上・下)(2001/12/21)
  • 「十三神将」(2003/7/25)
  • 「琵琶島姫」(2008/2/1)
  • 「氷雪問答」(2008/7/1)
  • 「奇命羅変」(2009/7/31)
  • 「十六夜鏡」(2010/4/27)
  • 「仕返換生」(2011/4/28)
  • 「神隠地帯」(2012/3/30)
  • 「蘭陵魔王」(2012/11/30)
  • 「生死流転」(2013/11/30)

『炎の蜃気楼』幕末編[編集]

『炎の蜃気楼』シリーズの幕末編。換生を繰り返した主人公達の、それぞれの幕末

邂逅編の時代から200年が経ち、怨霊調伏の使命が形骸化。時代の流れと共に夜叉衆達も散り散りとなり、終わりの見えない生を歩むことに疲労と疑問を抱いていた。

幕末という理想や希望・夢など、自分たちに忘れかけたものを抱えて「生きる」人々と時代。それらと出会った夜叉衆達がどう感じ、生きたのかを描く。

『炎の蜃気楼』シリーズでの景虎と直江の関係。また本編後半のテーマ「生きる」とは?などに繋がっていく布石とも取れる。

イラスト担当はほたか乱。


・宿体名/換生者

・黒田信右衛門 (春日信三郎)/上杉景虎

・校倉忠臣/直江信綱

・蔦/柿崎晴家

・嵯峨野善兵衛/安田長秀

・勝元/色部勝長


  • 「獅子喰らう」(2009/4/1)
  • 「獅子燃える」(2013/5/1)

『炎の蜃気楼』昭和編[編集]

邂逅編完結に伴い、新たな物語の幕が開くこととなった。舞台は終戦から10年後、昭和30年代の日本。

第二次世界大戦を経験した夜叉衆達が戦後の高度経済成長期の中、どのような姿でその時代と共に奮闘していたのかが描かれる。

景虎と直江の関係のカギを握り、本編に深く関わる美奈子は主人公の「前生」に登場。

本編における二人の確執が決定的となった事件の全貌が明かされる、シリーズの完結編。

イラスト担当は高嶋上総


・宿体名/換生者

・加瀬賢三/上杉景虎

・笠原尚紀/直江信綱

・小杉マリー/柿崎晴家

・佐々木由紀雄/色部勝長

・宮路良/安田長秀


昭和編「夜啼鳥ブルース」は2014年秋に舞台化された。さらに2015年秋には、続編となる「瑠璃燕ブルース」の舞台化も決定。

  • 「夜啼鳥ブルース」(2014/01/10)
  • 「揚羽蝶ブルース」(2014/04/10)
  • 「瑠璃燕ブルース」(2014/07/01)
  • 「霧氷街ブルース」(2014/12/26)
  • 「夢幻燈ブルース」(2015/05/01)

舞台[編集]

『昭和編』の第1巻に当たる「夜啼鳥ブルース」をトライフルエンターテインメントプロデュースで舞台化。

タイトルは舞台「炎の蜃気楼昭和編 夜啼鳥ブルース」

2014年9月17日9月23日に渡り、シアターサンモールにて上演された。

スタッフ

役名・キャスト


続編となる「瑠璃燕ブルース」(昭和編第3巻に相当)も引き続きトライフルエンターテインメントプロデュースで舞台化が決定。

タイトルは舞台「炎の蜃気楼昭和編 瑠璃燕ブルース」

2015年10月8日10月13日の期間中、シアター1010にて上演が予定されている。

スタッフ

役名・キャスト

脚注[編集]

  1. ^ 岡本健「アニメ聖地巡礼の誕生と展開」『メディアコンテンツとツーリズム:鷲宮町の経験から考える文化創造型交流の可能性北海道大学観光学高等研究センター文化資源マネジメント研究チーム、39頁。(2009年3月25日)
  2. ^ 今井信治「アニメ「聖地巡礼」実践者の行動に見る伝統的巡礼と観光活動の架橋可能性―埼玉県鷲宮神社奉納絵馬分析を中心に―」『メディアコンテンツとツーリズム:鷲宮町の経験から考える文化創造型交流の可能性』北海道大学観光学高等研究センター文化資源マネジメント研究チーム、101頁。(2009年3月25日)

外部リンク[編集]