ディー・エル・イー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
株式会社ディー・エル・イー
DLE Inc.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 3686
2014年3月26日上場
本社所在地 日本の旗 日本
102-0083
東京都千代田区麹町3-3-4
KDX麹町ビル7階
設立 2001年12月27日(有限会社パサニアとして発足)
業種 情報・通信業
法人番号 6010001084845
事業内容 映像コンテンツ制作
代表者 代表取締役 椎木隆太
資本金 7億5,638万円(2016年6月現在)
発行済株式総数 16,895,400株(2016年6月)
売上高 30億79百万円(2016年6月期)
経常利益 2億11百万円(2016年6月期)
純利益 1億42百万円(2016年6月期)
純資産 18億6百万円(2016年6月現在)
総資産 39億22百万円(2016年6月現在)
従業員数 87人(2016年6月現在)
決算期 6月30日
主要株主 椎木隆太 39.33%
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口) 12.15%
(2016年6月現在)
関係する人物 FROGMAN
外部リンク http://www.dle.jp/
テンプレートを表示

株式会社ディー・エル・イーDLE Inc.)は、映像コンテンツ制作、ビジネスプロデュースを主な事業内容とする日本の企業。

概要[編集]

2001年ソニー海外事業部出身の椎木隆太が「有限会社パサニア」として設立した映像コンテンツ制作会社である。2003年に「株式会社ディー・エル・イー」に改組・商号変更した。社名は、「Dream Link Entertainment」(和訳:夢をつなぐエンタテインメント企業)の略である。2005年には、アメリカの玩具会社であるハズブロ社と資本・業務提携し、それに伴い増資、Flashスタジオを設立。また、2011年中をめどに台湾証券取引所に上場申請すると報じられた[1]

同社には蛙男商会等のFlash職人が多数所属しており、映像コンテンツ制作事業と並行してそれら社内クリエーターが制作するFlashアニメーションを駆使したクロスメディア・コンサルティング、プロモーションをしている。

2006年、アニメーション制作会社のムークアニメーションと資本提携をしていた[2]が、2008年に解消している[3]

2008年より静岡放送とのキャラクターソング番組をきっかけに、テレビ東京毎日放送等のメディアと組んだキャラクター開発・育成ビジネスを開始し、「パンパカパンツ」、「ピチ高野球部」、「かよえ!チュー学」などの地方発の作品を生み出している。

2009年4月より、フランスのTV局「NO LIFE」上で、日本ポップカルチャー情報番組「KIRA KIRA JAPON」を放映しており、クールジャパンの新しいスタイルの宣伝活動として注目されている。

2014年3月、東証マザーズ上場[4]2016年4月には東証第一部に市場変更した。

2015年6月、知財ファインドより東京ガールズコレクションの商標を8億円で買い取った。これにより様々なコンテンツ拡大を予定している[5]

2016年10月、音楽レーベル「術ノ穴」で音楽事業に参入。

2017年8月、東映東映アニメーション音楽出版と合弁でオリジナルコンテンツの企画・開発・プロデュース会社、コヨーテ株式会社を設立[6]

主な制作作品[編集]

テレビアニメ[編集]

2000年代

2010年代

劇場アニメ[編集]

ウェブアニメ[編集]

OVA[編集]

テレビ・コマーシャル[編集]

ほか

実写映画[編集]

その他[編集]

蛙男商会[編集]

蛙男商会(かえるおとこしょうかい)は、FROGMAN(小野亮)によるDLEのAdobe Flashアニメブランドである。

蛙男商会の概要[編集]

元々は実写のショートコンテンツを中心とした映像制作ブランドである。後にMacromedia Flash(現Adobe Flash)を使用してWEBアニメーション制作を始める。脚本・監督・作画・声優のほとんどを一人でこなしている。また複数の作品で同じキャラクターが登場する使いまわしの採用により結果、作品の量産化を可能にした。ドングリソフト(dongly soft)の一ブランドを経て2006年2月14日に株式会社を設立し、FROGMANは代表取締役会長に就任した(社長はDLEの椎木隆太が兼任)。現在は株式会社ではなくなり、DLEの社内ブランドという位置付けとなっている。2013年頃からはFROGMANとの名義の混同を避けるため使用をやめている[8]

現在もウェブサイトでFlashを使用して作成したアニメ作品を公開している。

作品は家族愛を前面に押し出ししつつもギャグ、パロディ、グロテスクなものが多いのが特徴。作品によっては人情色やホラー色、風刺色が強い物もある。

2006年4月から同年6月まで、新作「秘密結社鷹の爪」と代表作「古墳GALのコフィー」の2本立ての『THE FROGMAN SHOW』がテレビ朝日系で放送された。

また、2006年6月より2009年3月までTBS系番組『NEWS23』の中のコーナーとして、「NEWS23 蛙男劇場」が隔週金曜日放送された。内容は主に時事問題を風刺したものである。

放映終了後2か月後、DVDの発売記念として、2006年8月26日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズで一気見上映のイベント「ギヒルズ・ナイト」を開催。2006年9月1日より「なんばナイト」を開催。

2007年3月17日より、蛙男商会初の劇場アニメ『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE 〜総統は二度死ぬ〜』がTOHOシネマズ系列で公開。

2007年7月7日からテレビ東京系で放送された『ファイテンション☆スクール』および2008年4月の『ファイテンション☆テレビ』で、子供にも認知度を上げた。

2008年2月16日より、蛙男商会劇場アニメ第2弾『菅井君と家族石 THE MOVIE』がTOHOシネマズ系列で公開。

2008年5月24日より、蛙男商会劇場アニメ第3弾『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE2 〜私を愛した黒烏龍茶〜』がTOHOシネマズ六本木で先行ロードショーした。そのあと5月31日より、無理なく計画的にTOHOシネマズ系列で公開された。これらの上映を先駆け、TOHOシネマズ六本木ヒルズで、世界最速上映のイベント『ギヒルズ・ゴールデンナイト』を5月22日より開催した。9月20日にTOHOシネマズなんばにてTOHOシネマズなんば2周年特別企画として蛙男商会の映画祭のイベント『なんばナイト2008』が開催された。トークショー第1部では吉田くんの名前の由来やフィリップの誕生秘話などの貴重な話があったもの、第2部では「やっちゃった」と題して、これまで過去に制作したもののお蔵入りとなった映像・危険な映像などが特別に公開され、第3部ではTOHOシネマズマナームービー第3弾の初出しと新作映画の発表があった。

前述の『菅井君と家族石 THE MOVIE』以降のほとんどの作品にMBSが関与しているため、MBSとの結びつきも多い。特に2009年10月開始の『秘密結社鷹の爪 カウントダウン』(テレビ朝日系)では、本来の系列局である朝日放送を差し置いて、テレビ朝日のアニメ番組を約34年半ぶりにネットしている。これは同番組の製作に、MBSが出資している映画『秘密結社鷹の爪 THE MOVIE3〜http://鷹の爪.jpは永遠に〜』の製作委員会が関わっているためである。

2011年1月22日には日本初、完全無料映画『ハイブリッド刑事』が公開された。それに先立ってTOHOシネマズ六本木ヒルズ、TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ名古屋ではプレミアイベントが開催され『ハイブリッド刑事』の先行上映のほか、『秘密結社鷹の爪THE MOVIE5 ネーミングライツ受付中(仮)』のシナリオ朗読と特報映像が流された。

蛙男商会の作品リスト[編集]

他原作作品 (蛙男商会)[編集]

CM制作・プロモーション・コラボレーション (蛙男商会)[編集]

鷹の爪団とのコラボレーションは秘密結社鷹の爪#鷹の爪団と各種コラボレーションで扱う

賞歴 (蛙男商会)[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 日本経済新聞2010/11/29付朝刊
  2. ^ DLE ムークアニメーションを買収 - 2006年8月23日付 アニメ!アニメ!
  3. ^ 2008年7月25日付ムークアニメーションニュースリリース
  4. ^ 東京証券取引所マザーズ市場への上場承認に関するお知らせ
  5. ^ http://www.dle.jp/jp/news/docs/dle_tgc_press_20150608.pdf DLE、「東京ガールズコレクション」の商標権を獲得 新設子会社「株式会社TOKYO GIRLS COLLECTION」を設立予定 唯一無二のCool Japanカンパニーとして海外進出・地方創生を強化] (PDF)
  6. ^ 東映・DLE・東アニ音楽出版で合弁会社設立「新しいアイデアをタイムリーに企画化」,ORICON NEWS,2017年8月3日
  7. ^ グループ魂、でんでんアニメ化の主題歌「でんでん」提供”. シネマトゥデイ (2015年5月13日). 2015年5月13日閲覧。
  8. ^ 「クソアニメと呼ばれて10年〜秘密結社 鷹の爪 10年史」49ページ

関連人物[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]