南勝久

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みなみ かつひさ
南 勝久
生誕 (1971-05-30) 1971年5月30日(52歳)
日本の旗 日本大阪府岸和田市
職業 漫画家
活動期間 1999年 -
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南 勝久(みなみ かつひさ、1971年5月30日[1] - )は、日本漫画家大阪府岸和田市出身。

来歴[編集]

中学校を卒業後、配管工や木工所勤務など多くの職を経て、1999年、『ナニワトモアレ』で第41回ちばてつや賞準大賞を受賞し漫画家にデビュー。2000年、同タイトルを『週刊ヤングマガジン』(講談社)に連載開始。

2014年、『週刊ヤングマガジン』49号より『ザ・ファブル』の連載を開始[2]

2017年、『ザ・ファブル』が第41回講談社漫画賞一般部門受賞をする。

人物[編集]

環状族の経験があり、その経験を基にした走り屋漫画を発表した。環状族時代には、スプリンタートレノ(AE92型)、カローラレビン(AE86型)、シルビア(S13型)等に乗っていたとのこと[3]。特にS13シルビアは『ナニワトモアレ』における主人公の愛車のモデルとなっている[3]

高橋ヒロシは南のことを天才だと評価している[4]

作品リスト[編集]

連載作品[編集]

  • ナニワトモアレ(『週刊ヤングマガジン』、全28巻)
  • なにわ友あれ(『週刊ヤングマガジン』、全31巻)※『ナニワトモアレ』の第2部
  • ザ・ファブル(『週刊ヤングマガジン』、全22巻)
  • ザ・ファブル The second contact(『週刊ヤングマガジン』、全9巻)※『ザ・ファブル』の第2部
    • ざ・ふぁぶる(『コミックDAYS』、全1巻)※『ザ・ファブル』のスピンオフ作品

短編作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ザ・ファブル webヤンマガ
  2. ^ ヤングマガジン公式サイト|WEBヤンマガ - バックナンバー『週刊YM』No.49(2014年)
  3. ^ a b 南勝久. ナニワトモアレ. 第5巻. 講談社. 2001
  4. ^ “映画「ザ・ファブル」に高橋ヒロシ、梶裕貴らがコメント「面白くないわけがないですよ」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年6月8日). https://natalie.mu/comic/news/431541 2021年6月8日閲覧。 
  5. ^ 少年画報社 - ヤングキング 2009年18号(2009年08月24日 発売)(2010年11月28日時点のアーカイブ
  6. ^ ヤングマガジン|最新号|講談社コミックプラス No.33 2010年07月17日(土)発売(2010年7月27日時点のアーカイブ
  7. ^ コミックナタリー - ヤンマガで「なにわ友あれ」外伝がスタートじゃワレェ 2010年7月18日
  8. ^ ビッグコミックスピリッツ第28号”. ビッグコミックBROS.NET. 小学館. 2021年6月14日閲覧。
  9. ^ a b “「ザ・ファブル」の南勝久がスピリッツとの思い出描くショートエッセイ”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年6月14日). https://natalie.mu/comic/news/432403 2021年6月14日閲覧。