浅野いにお

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浅野 いにお
生誕 1980年9月22日(34歳)
日本の旗 日本茨城県石岡市
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家
活動期間 1998年 -
ジャンル 青年漫画成人向け漫画
代表作 ソラニン
おやすみプンプン
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浅野 いにお(あさの いにお、本名非公開、1980年9月22日 - )は、日本漫画家

経歴[編集]

  • 1998年4月16日午後3時に小学館ビッグコミックスピリッツ編集部に持ち込んだ4頁の処女作品「菊池それはちょっとやりすぎだ!!」(浅野いにを名義)が『ビッグコミックスピリッツ増刊Manpuku!』(小学館)に山本直樹代原として掲載され、持ち込みからわずか1週間でデビューした。
    • その後も何度か読切作品が掲載されるも、連載を持つまでの4年間は、編集者との衝突などから漫画家を続けていく自信を失ってしまいながらも自分の作風を模索する下積み時代を送る。浅野自身この時期を「なにをやっても虚しいしうまくいかない時期だった」と振り返っている。
  • 2001年、『月刊サンデーGENE-X』(小学館)による第1回GX新人賞に「宇宙からコンニチハ」で入選、同年6月号に掲載され、作家活動のスタートを切り、漫画家として本格的に活躍するようになった。
  • 初の連載作品となる「素晴らしい世界」からデジタル作画に移行する。
  • 作品の一つである代表作「ソラニン」は宮﨑あおい主演により映画化され、2010年に公開された。
  • ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」を連載中。

人物・エピソード[編集]

  • ペンネームの「いにお」は、手元にあった保険証の記号からとったもの。デビューの際に「超生命」というペンネームにしようしたが、編集者にそれでいいのかと問われ、考え直して「いにを」にし、その後、「を」が「お」に誤植されるうちに「いにお」が定着した。「にいお」と間違えられることが多く、いまだに改名のタイミングをうかがっている[1]
  • デビュー前の一時期は高橋しんアシスタントをしていたが、「人と話すのが苦手」という理由で高橋側に「本当に人手が足りない時だけ呼んで下さい」と申し出た結果、実働期間は5日間程度しかない[2]
  • 自身もバンド活動をするなど音楽に対する造詣が深い。本人曰く、読切シリーズの「素晴らしい世界」は中村一義の作品からの影響で描かれた章がある[3]
  • 短編作品を得意としており、オムニバスかつ叙情的な描写に定評がある[4]
  • 使用画材はタチカワペンのGペン。補充が大変だという理由から、その他の画材も世界堂とコンビニで揃うものしか使わない。背景はほぼ自身で撮りためた写真をphotoshopで加工して使っている[5]

作品リスト[編集]

連載[編集]

読切[編集]

  • 菊池それはちょっとやりすぎだ!!(1998年、ビッグコミックスピリッツ増刊Manpuku!、小学館)
  • 普通の日(2000年、ビッグコミックスピリッツ増刊Manpuku!、小学館)
  • 卒業式地獄(2000年、ビッグコミックスピリッツ1/20増刊Manpuku!、小学館)
  • 宇宙からコンニチハ(2001年、サンデーGX5月号、小学館) - 第1回GX新人賞入選作。
  • 脱兎さん(2002年、サンデーGX2月号、小学館) - 雑誌掲載時は『素晴らしい世界』シリーズではなかったが、後に『素晴らしい世界』に収録。
  • アルファルファ(2005年、サンデーGX、小学館) - 短編集『世界の終わりと夜明け前』に収録。
  • 超妄想A子の日常と憂鬱(2006年、サンデーGX、小学館) - 短編集『世界の終わりと夜明け前』に収録。
  • 休日の過ごし方(2007年、ビッグコミックスピリッツ増刊casual、小学館) - 短編集『世界の終わりと夜明け前』に収録。
  • 夜明け前(2007年、ビッグコミックスピリッツ増刊casual、小学館) - 短編集『世界の終わりと夜明け前』に収録。
  • 17(2008年、ビッグコミックスピリッツ増刊casual、小学館) - 短編集『世界の終わりと夜明け前』に収録。
  • 素晴らしい世界 19th program(2008年、サンデーGX、小学館) - 『素晴らしい世界』の続編。短編集『世界の終わりと夜明け前』に収録。
  • 東京(2008年、ビッグコミックスピリッツ第40号、小学館) - 短編集『世界の終わりと夜明け前』に収録。
  • ひまわり(2010年月刊!スピリッツ第5号、小学館) - 『Ctrl+T 浅野いにおWORKS』および『Ctrl+T mini 浅野いにおWORKS』に収録。
  • はるよこい(2010年、ビッグコミックスピリッツ第17号、小学館) - 『ソラニン』の外伝。『Ctrl+T 浅野いにおWORKS』および『Ctrl+T mini 浅野いにおWORKS』に収録。
  • としのせ(2012年、月刊ビッグガンガン2013年Vol.01、スクウェア・エニックス)
  • きのこたけのこ(2013年、月刊!スピリッツ2014年2月号、小学館)

単行・短編集[編集]

  • 世界の終わりと夜明け前(2008年、小学館)
  1. ISBN 978-4-09-182299-4
  • Ctrl+T 浅野いにおWORKS(2010年、小学館)
  1. ISBN 978-4-09-179105-4
  • Ctrl+T mini 浅野いにおWORKS(2010年、小学館)
  1. ISBN 978-4-09-183577-2
  • 素晴らしい世界 浅野いにお初期オリジナル作品集完全版(2010年、小学館) - GX編集部創刊10周年記念作品で、諸事情でディレクターズカットされた未収録作品や付録を収録した「素晴らしい世界」の豪華版。
  1. ISBN 978-4-09-157228-8

イラストレーション[編集]

メディア出演[編集]

関連人物[編集]

師匠
アシスタント
友人

脚注[編集]

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  1. ^ TBSテレビ「オトナの!」 2013年4月24日放送より
  2. ^ 漫道コバヤシ 第8号「編集部探訪2 ビッグコミックスピリッツ」(フジテレビONE)2014年3月15日放送より
  3. ^ 「Quick Japan」Vol.69の二万字インタビューより。
  4. ^ コミックナタリー - 浅野いにおのプロフィール 2012年12月27日閲覧。
  5. ^ 『クリエイターの秘密基地』漫画家 浅野いにお
  6. ^ 浅野いにお、アニメ『すべてがFになる』キャラ原案担当 10月スタート”. ORICON STYLE (2015年5月15日). 2015年5月15日閲覧。

外部リンク[編集]