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山田貴敏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
やまだ たかとし
山田貴敏
生誕 (1959-03-04) 1959年3月4日(67歳)
日本・岐阜県岐阜市
職業 漫画家
代表作 『Dr.コトー診療所』[1]
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山田 貴敏(やまだ たかとし、1959年3月4日 - )は、日本の漫画家[1]。男性[1]。岐阜県岐阜市出身。岐阜市立長良中学校卒。岐阜県立長良高等学校卒。中央大学商学部中退。モータースポーツA級ライセンス取得[2]。

来歴

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中央大学在学中は漫画研究会に所属。この時の仲間に山本貴嗣、ひろもりしのぶ、河合単らがいた。

大学4年から本格的に漫画を書き始め、処女作『二人ぼっち』で講談社新人漫画賞佳作を受賞、『マシューズ -心の叫び-』(『週刊少年マガジン』)で同賞に入選しデビューした。1990年から『マッシュ ―時代より熱く―』の連載開始で小学館へ移籍、以降は『週刊少年サンデー』などで執筆している。

出世作は『Dr.コトー診療所』で、単行本は売り上げ部数累計1,200万部を超える大ヒットを記録した。テレビドラマ化され、さらに2004年度、第49回小学館漫画賞一般部門を受賞し[3]、大ヒットしたが、その後は相次ぐ事故や病気のリハビリで作画が困難なため、長期休載が続いている。

人物

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本人は実直な作風からは想像がつかない陽気な人物で、ビデオ投稿番組に「結婚式で着ぐるみが脱げなくなった情けない新郎」という題材で登場したことがある[要出典]。無類の動物好き漫画家として知られる。

酒好きではあるが、仕事場、自宅では一滴も飲まないという。ただ、酔って帰って花壇に財布を埋めてなくしたことがあるという。また、岐阜県の人々から「岐阜のぶなが大使」と称されている。

CBCラジオの『つボイノリオの聞けば聞くほど』に、準レギュラー並みに出演していたことがある。ゲリラ出演もある[注釈 1]。番組のグッズ製作にもいくつか携わっている。

2016年、脚本、演出も担当し、本人初の舞台作品として上演される『W』を手掛けた(漫画家と舞台のコラボレーション企画『漫劇』にて)。『Dr.コトー診療所』休載以来で最初の作品である[注釈 2]。

2026年8月7日、自身のInstagramを更新し、原因不明の体調不良を明かした。半年余りで著しく体重が減少、90kgあった体重が51kgになっているという[4]。同年9月9日、精密検査のため入院していたことを報告[5]、28日には別の検査を行う予定であることを報告した[6]。

作風など

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『マッシュ』からアシスタントを導入し、画風を確立した。

初期作品のうち、『マシューズ ―心の叫び―』、『風のマリオ』(以上講談社)、『マッシュ』はいわば神童芸術家三部作であり、天才少年が生い立ちの逆境と闘い人生を切り開き、栄光を掴んでゆくさまが描き出されている。この三部作では、甘い感傷を漂わせた抒情的なストーリー展開において、後の『Dr.コトー診療所』の先触れとなっている。

また、早くもこの三部作と『エクシス』(講談社)では、手塚治虫のようなスター・システムが使われて、主人公ならびにヒロインがいずれも同一人物と言ってよいほど同じ顔をしており、さらにどちらも、『いただきます!』(小学館)において準主人公として再登場する。ヒロインを気の強いしっかり者の恋女房とする設定は、『マッシュ』に始まり、『いただきます!』や、いくつかの少年向けスポーツ漫画を経て、『Dr.コトー』に受け継がれている。現実批判は、災害・事故調査官を主人公とした『アクシデンツ -事故調クジラの事件簿-』にも受け継がれている。

『いただきます!』の成功を受け、青年誌にも進出。しかし短編集『過去への旅人』では、再び抒情的な語り口に戻っているばかりか、一切のギャグを斥けた重厚でシリアスなストーリー構成を行い、ストーリーテリングのうまさを見せ付けた。一方の『ONE&ONLY』は、『いただきます!』や『アクシデンツ』にも部分的に出てきた、自動車に対する作者の情熱が表現されている。

『Dr.コトー診療所』は、さしずめこれまでの創作活動の総決算といった趣があり、少年漫画の創作で培った、程よくギャグを交えたストーリー、写実性と劇画的画面の巧みなバランスが認められる。この作品では「スターシステム」の実験も見られ、旧作の登場人物が転用される(原健裕=『風のマリオ』のポトフ、主人公の祖父=『いただきます!』の主人公ゴダイ、古志木漁協にあらわれたチンピラ=『いただきます!』クラウナウア共和国の傭兵)だけでなく、旧作の特徴的な人物の性格や役柄が借用されている(安藤漁労長=『マッシュ』の画家の卵ノルウォーター、内つる子=『いただきます!』のババァ)ほか、さらには主要なキャラクターに、文字通りの現実のスターの顔が利用されている。

また、プロ野球中日ドラゴンズのファンで、チームがリーグ優勝した2004年に『中日新聞』の優勝特集紙面で、優勝に歓喜するドラゴンズナインを見開きで描いた。2006年10月11日付(ドラゴンズ優勝の翌日)の『中日スポーツ』紙面には、五島健助(Dr.コトー)が「ファン代表」として胴上げされているイラストが描かれた。

なお、画風として登場人物全員が垂れ目であるのが特徴的である。

作品リスト

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漫画以外
  • 漫劇2『W(ダブル)』(2016年5月11日 - 15日、中野テアトルBONBON) - 原作・演出 ※舞台作品

アシスタント

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メディア出演

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テレビ番組

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脚注

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注釈

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  1. ↑ 出演の度に小高直子から、「何しに来た?」などと雑に扱われるのがお約束になっている。
  2. ↑ 主演:鳳恵弥

出典

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  1. 1 2 3 “山田 貴敏(漫画家)”. マンガペディア. 2026年10月6日閲覧。
  2. ↑ 小学館ビッグコミックス発行「少年探偵団 第2巻 205頁」より
  3. ↑ “小学館漫画賞 歴代受賞作品”. 小学館コミック. 小学館. 2026年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年4月23日閲覧。
  4. ↑ “「Dr.コトー」漫画家「体重の減少が止まりません」“半年で39キロ減”にファンから心配の声”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2026年8月7日). 2026年9月28日閲覧。
  5. ↑ “「Dr.コトー」漫画家、原因不明の激ヤセ「半年で-40キロ」 検査入院 「医療漫画描いてるのに…」”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2026年9月9日). 2026年9月28日閲覧。
  6. ↑ ““原因不明”40キロ激ヤセ 「Dr.コトー」漫画家、精密検査入院も…原因わからず 別の検査へ”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2026年9月28日). 2026年9月28日閲覧。
  7. ↑ “『月曜から夜ふかし』人気漫画家の“生まれ変わったら描きたいジャンル”を調査『Dr.コトー診療所』『あさりちゃん』作者が登場”. TV LIFE web. ONE PUBLISHING (2026年9月28日). 2026年9月28日閲覧。

外部リンク

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