コウノドリ

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コウノドリ
ジャンル 医療漫画
漫画
作者 鈴ノ木ユウ
出版社 講談社
掲載誌 モーニング
レーベル モーニングKC
発表号 2012年35号 -
発表期間 2012年7月26日 -
巻数 既刊17巻(2017年3月23日現在)
テンプレート - ノート

コウノドリ』は、鈴ノ木ユウによる日本漫画産婦人科を舞台にした作品で、2012年35号から『モーニング』(講談社)で連載中。連載開始当初は短期集中連載としての形であったが、2013年春から正式な連載が始まった。

2015年、第39回講談社漫画賞・一般部門にノミネート[1]、2016年、第40回講談社漫画賞・一般部門受賞[2]

2015年10月から実写テレビドラマ化された。

概要[編集]

医師であり、ジャズピアニストでもある、鴻鳥サクラが主人公の産科医療漫画。医療機関名は「聖ペルソナ総合医療センター」。妊婦とその家族を中心にストーリーが展開していく。「切迫流産」「人工妊娠中絶」などテーマごとに2話から4話で描かれることが多い。

2008年に作者の鈴ノ木が妻の出産に立会って感動し、これを伝える使命を感じ、漫画化を企図したことから始まり、当時大阪大学病院で妻の担当医だった、りんくう総合医療センター泉州広域母子医療センター長(2015年現在)の荻田和秀産婦人科医が主人公のモデルとなっている。

累計部数は2015年9月時点で150万部を超える[3]

登場人物[編集]

鴻鳥 サクラ(こうのとり サクラ)
産婦人科医で、本作の主人公。謎のジャズピアニストベイビーでもある。男性。誕生日は12月8日。
温厚な性格だが、冷静な判断力を持つ。また可能である限り患者の希望を第一に優先する。
医師である時の容姿は「もじゃもじゃ」と称されることもある長髪と、睫毛が印象的である。ベイビー時はウィッグを着用し、化粧もしている。
好物はカップ焼きそば(ポヤング・ソースやきそば)。常備する程よく食べているが、急なお産の対応をしているうちに、同僚に食べられてしまうことたびたびがある。
ベイビーの素性として「年齢経歴は不明 わかっているのは児童養護施設で育ったということだけ」とあり、鴻鳥自身も児童養護施設で育っている。事情を知る院長からはベイビーであることが分からないように、と諭されている。
実母は「幸子」という名前でシングルマザーだったが、自身を身籠った際に子宮頸がんを患い、サクラを産んだ後まもなくして亡くなった。
幼いころには、喘息の持病があった。
下屋 カエ(しもや カエ)
産婦人科医。女医であるが故に産婦人科ではオンコールではない日でも諸事情で呼び出しになる場合がある(妊婦が女医を希望することがあるため)。
28歳で医師としてはまだ若手。
同じ若手であるはずの同期の白川(新生児科医)の生意気ともとれる態度に腹を立てている。
長い黒髪で眼鏡をかけており、そばかすがある。ベイビーのファンを自称しているが、鴻鳥がステージに立つ場合下屋が当直になり、ライブに行けたことはない様子。
控え目な印象であるが、友人が子宮外妊娠で来院した時は感情的になる姿も見られた。また、せっかちなところもある。好物は焼き肉。独りで行くほど好き。
アルバイト先の妊婦が亡くなったことを機に、希望して救急救命科に異動。
小松 ルミ子(こまつ ルミこ)
助産師でTRACK6(2巻)から登場。15年前、鴻鳥が研修医時代に当直のアルバイトをしていた「岡中央病院」で出会う。当時から助産師をしていた。
鴻鳥がベイビーであることを知る数少ない人物。
15年前から黒髪のお団子頭で、見た目は変わっていないように見えるが四宮から「老けたね」と言われていた。
小柄なようで、それをからかわれることもある。
年齢は「40過ぎ」「アラフォー」。愛煙家で、好物は豚足。冷えたビール・煙草・豚足が「恋人」。誕生日は2月3日。
四宮 ハルキ(しのみや ハルキ)
産婦人科医で、鴻鳥の同期。
無表情で冷血漢に見られるが、研修医時代から5年前までは笑顔で患者や同僚に接していた様子。5年前のある出産を契機に患者に好かれるよりも嫌われても患者を救うことに重点を置くようになる。
眼鏡をかけており、左目の下に泣きぼくろがある。髪の色は茶色。鴻鳥のことを「サクラ」と下の名前で呼ぶことも多く、鴻鳥も「四宮」と呼んでおり、写真の様子や5年前の件で泣きながら話す姿から旧知の仲ということが伺える。
TRACK27にて、実家も産婦人科医院であることが鴻鳥の発言により発覚した。
好物はジャムパン牛乳
船越(ふなこし)
麻酔科医でTRACK11(3巻)から登場。いつもダジャレを言い、周囲の空気を麻痺させる。
ちょっと大きめのマラソン大会のためにトレーニングをしている。前回の大会では1万人中4820番。
加瀬(かせ)
救急救命科医。船越同様TRACK11(3巻)から登場。船越とセットで登場することが多い。
双子の娘がいる。患者の命を助けられた時は高めのアイスを食べて自分へのご褒美にしている。
白川(しらかわ)
新生児科医。TRACK16(5巻)から登場。下屋の同期。同期の彼女に対し歯に衣着せぬ発言が多く、下屋からは「生意気」と言われている。
院長
「聖ペルソナ総合医療センター」の院長。鴻鳥がベイビーだと知っていながら、バレなければいいというスタンスで副業を許している。くみたんという愛人がいる。
新井 恵美(あらい めぐみ)
新生児科医。TRACK22(7巻)に登場。常に冷静で責任感が強く、患者やベビーに対し真摯に向き合っている。また、加瀬も「どこの美人かと思ったら…」と表現しており、作中でも美人として描かれている様子。パートナーとも順調である。しかし、ある新生児の父親の一言が胸に突き刺さり、一線を離脱する。
赤西 ゴロー(あかにし ゴロー)
研修医、25歳。TRACK26(8巻)から登場。赤西産婦人科医院院長の息子である。初登場時は前期研修医で、父親と同じ産科医をなることに疑問を持たない、「熱血ではない」研修医であった。その後、実際の研修・ケースを通し産科医以外の道を選ぶことも視野に入れ始めたが、鴻鳥からあることを知らされ、前期研修を終えるころには産科医を目指すことに迷いのない様子であった。
倉崎 エミ(くらさき エミ)
13巻から登場。救急救命科に移動した下屋の代わり、産婦人科医としてサクラ達の元に配属された女医。サクラと四宮とは10年来の知り合いで、10年前に2人が研修医だったころに医学生として配属されていた。NICUの医師の井川と結婚していたが、井川の浮気が発覚し離婚。その時妊娠していた娘を一人で育てているシングルマザーでもある。

書誌情報[編集]

メディア[編集]

2014年2月17日日本テレビのテレビ番組『人生が変わる1分間の深イイ話』内で『コウノドリ』の1エピソードが実写ドラマ化され[5]主人公・鴻鳥サクラを河相我聞が演じた。

2015年7月24日、NHKの『あさイチ』内特選!エンタのコーナーに、鈴ノ木ユウ出演の上コウノドリが紹介された。

テレビドラマ[編集]

コウノドリ
命についてのすべてのこと
ジャンル テレビドラマ
放送時間 金曜 22:00 - 22:54(54分)
放送期間 2015年10月16日 - 12月18日(10回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 TBS
企画 那須田淳
鈴木早苗
演出 土井裕泰
金子文紀
加藤尚樹
原作 鈴ノ木ユウ 「コウノドリ」
脚本 山本むつみ
坪田文
プロデューサー 峠田浩
出演者 綾野剛
松岡茉優
吉田羊
坂口健太郎
平山祐介
清野菜名
豊本明長 (東京03)
綾戸智恵
小栗旬
浅野和之
星野源
大森南朋
音声 ステレオ放送
字幕 字幕放送
エンディング miwaあなたがここにいて抱きしめることができるなら
外部リンク 公式サイト

特記事項:
最終回は15分拡大(22:00 - 23:09)。
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2015年10月16日からTBS系の「金曜ドラマ」枠で綾野剛の主演でテレビドラマ化された。綾野は本作が連続ドラマ単独初主演となった[6]

企画・制作[編集]

キャスト[編集]

主要人物[編集]

周産期母子医療センター産婦人科
周産期母子医療センター・新生児科
救急救命科
麻酔科
病院スタッフ

サクラが育った児童養護施設[編集]

ゲスト[編集]

第1話
第2話
第3話
第4話
第5話
第6話
第7話
第8話
第9話
  • 永井浩之 - 小栗旬(2話・6話にも出演)
  • 相沢美雪 - 西田尚美(8話にも出演)
  • 小泉大介 - 吉沢悠
  • 小泉明子 - 酒井美紀
  • 西山亜希菜 - 岡本玲
最終話
  • 永井浩之 - 小栗旬(2話・6話・9話にも出演)
  • 相沢美雪 - 西田尚美(8話・9話にも出演)
  • 森口亮子 - 奥貫薫(8話にも出演)
  • 森口武史 - 戸田昌宏(8話にも出演)
  • 飯塚律子 - 木南晴夏
  • 飯塚利夫 - 佐野泰臣

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

各話 放送日 サブタイトル 脚本 演出 視聴率[10]
第1話 10月16日 僕たちは毎回奇跡のすぐそばにいる 山本むつみ 土井裕泰 12.4%
第2話 10月23日 答えのない選択 12.0%
第3話 10月30日 2つの手がつなぐ奇跡 金子文紀 08.9%
第4話 11月06日 小さな命 あなたを救うのは私 09.4%
第5話 11月13日 14歳の妊娠 少女が母になる時 土井裕泰 11.8%
第6話 11月20日 タイムリミット 最後のチャンス 加藤尚樹 11.2%
第7話 11月27日 母との約束 正しい出産って何? 坪田文 金子文紀 11.7%
第8話 12月04日 僕には忘れられない出産がある 土井裕泰 12.6%
第9話 12月11日 燃え尽きて…病院を去るとき 山本むつみ 金子文紀 11.8%
最終話 12月18日 母と子を救う チームが起こす奇跡 土井裕泰 12.3%
平均視聴率11.5%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

受賞(テレビドラマ)[編集]

TBS 金曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
表参道高校合唱部!
(2015.7.17 - 2015.9.25)
コウノドリ
(2015.10.16 - 2015.12.18)
わたしを離さないで
(2016.1.15 - 2016.3.18)

脚注[編集]

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  1. ^ 第39回講談社漫画賞に14作品がノミネート、受賞作の発表は5月12日”. コミックナタリー (2015年4月3日). 2015年4月3日閲覧。
  2. ^ “講談社漫画賞が決定!DAYS、私がモテてどうすんだ、コウノドリが受賞”. コミックナタリー. (2016年5月16日). http://natalie.mu/comic/news/187384 2016年5月17日閲覧。 
  3. ^ a b 綾野剛、清塚信也と渾身の役作り『コウノドリ』“天才ピアニスト”のビジュアル解禁”. テレビドガッチ (2015年9月28日). 2015年10月1日閲覧。
  4. ^ コウノドリ / 鈴ノ木ユウ - モーニング公式サイト - モアイラス
  5. ^ “鈴ノ木ユウ「コウノドリ」が「深イイ話」内で実写ドラマ化”. ナタリー (コミックナタリー). (2014年2月14日). http://natalie.mu/comic/news/109897 2014年7月8日閲覧。 
  6. ^ 綾野剛、連ドラ単独初主演 医者&天才ピアニスト役”. ドラマニュース. 日刊スポーツ (2015年8月10日). 2015年10月5日閲覧。
  7. ^ 清水富美加、綾野剛主演ドラマ「コウノドリ」で初の妊婦役に挑戦!”. 映画.com (2015年9月21日). 2015年10月24日閲覧。
  8. ^ 綾野剛、「コウノドリ」で盟友・小栗旬と共演に感激!「こんな日が来るんだな」”. cinemacafe.net (2015年10月14日). 2015年10月24日閲覧。
  9. ^ miwa、綾野剛主演ドラマ「コウノドリ」主題歌を担当”. 音楽ナタリー (2015年9月24日). 2015年9月24日閲覧。
  10. ^ コウノドリ:綾野剛主演ドラマ 最終回視聴率は12.3%”. まんたんウェブ (2015年12月21日). 2015年12月22日閲覧。
  11. ^ “世界に見せたい日本のドラマ 『あさが来た』『赤めだか』がグランプリ”. ORICON STYLE. (2016年11月7日). http://www.oricon.co.jp/news/2081070/full/ 2016年11月7日閲覧。 

外部リンク[編集]