響 〜小説家になる方法〜

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響 〜小説家になる方法〜
ジャンル 青年漫画
漫画
作者 柳本光晴
出版社 小学館
掲載誌 ビッグコミックスペリオール
レーベル ビッグコミックス
発表号 2014年18号 -
巻数 既刊7巻(2017年8月10日現在)
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ポータル 漫画

響 〜小説家になる方法〜』(ひびき しょうせつかになるほうほう)は、柳本光晴による日本漫画作品。

ビッグコミックスペリオール』(小学館)にて、2014年18号から連載されている。

2017年マンガ大賞2017大賞を受賞した[1]

あらすじ[ソースを編集]

出版不況に苦しむ文芸業界。現状の厳しさを嘆く文学誌「木蓮」編集部に、応募要項を一切無視した新人賞応募作が届く。

破棄されるはずだったその作品に一人の編集者が目をとめたことから、世界は変わり始める。

登場人物[ソースを編集]

主人公[ソースを編集]

鮎喰 響(あくい ひびき)
15歳の少女。類い稀な文才と感性の持ち主だが、歯に衣着せぬ物言いや冗談の通じない性格、自分の考えたことを思いとどまることなく実行する行動から、周囲とは常にギクシャクしてしまう[注 1]
また、初対面で年上の人間であっても呼び捨てにしたり、突発的に暴力的な行動に出たり、と響を知らない人間からははなはだ非常識な人間に映る。
公務員の父親と専業主婦の母親、県外の大学に進学している兄という普通の家庭で育った。住居は一軒家。
学業の成績は学年でもトップクラス。運動は苦手だが喧嘩は強い。
教室では周囲とかかわろうとせずクラスメイトとの関係は希薄だが、本人なりにクラスメイトとの絆を感じており、友人という思いを抱いている。
同性からは立ち振る舞いを「かっこいい」と思われており、女子生徒間での人気は高い。その反面で涼太郎に想いを寄せる女子生徒から嫉妬も受けている。
幼馴染である涼太郎からの好意を、素直ならずとも受け止めている様子。嫉妬するなど、普通の少女のような一面をのぞかせることもある。
小説「お伽の庭」を執筆し「木蓮」新人賞に応募。新人賞を受賞し、同作で史上初の芥川賞直木賞の同時受賞をする[注 2]
170万部を発行し社会現象を起こしたが、著者名は「響」のみとし顔や本名を公表してないため、周囲の人間には作者だと気づかれていない。
2年生時の身体測定では身長154cm、体重42kgとなっている。

北瀬戸高校[ソースを編集]

祖父江 凛夏(そぶえ りか)
文芸部部長。響にとっては文芸部の先輩であり親友。第13話によるとフルネームは「祖父江sofia凜夏」。
日本を代表する小説家、祖父江秋人の娘。フィンランド人の母とのハーフ。金髪で小麦色の肌だが、染めているわけではなく天然。
一見軽そうな外見と言動だが、内面は非常に理知的で他人の思惑や空気を読むことに長ける。
気持ちを表には出さずに、自分を殺して場の雰囲気を壊さぬよう振る舞うことが多い。そのため誰とでも親しくできるが、本心を晒せるような友人はいない。
しかし自分と正反対に振る舞う響に惹かれ、響に対してだけは素のままの自分を見せるようになる。だが、彼女との才能の差に苦しむ様になる。
父親の影響で幼いころから小説家になることを目指しており、小説「四季降る塔」で作家デビューする。
だが、父親を始めとした周囲の評価は「同世代ではすば抜けている」程度であり、新人賞を通過出来るのか分からないと評されている。
椿 涼太郎(つばき りょうたろう)
文芸部員。響の幼馴染で同級生。実家は響の家の隣にある喫茶店メルヘンで、時間のある時に店員として手伝っている。
眉目秀麗、頭脳明晰、スポーツ万能な優等生。偏執的ともいえる好意を響に寄せる。  
自室の壁には一面に様々な年齢の響の写真が貼られており、写真に口づけをし、おやすみを言ってから眠りにつく。 
響がその才能を活かし、作家として生きる事に漠然とした不安を抱いており、彼女には普通の女の子でいてもらいたいと思っている。
そのため、響の才能を知りながらも目を逸らしているかのような言動や小説家といった存在から遠ざける様な行動を取る。   
関口 花代子(せきぐち かよこ)
文芸部員。響の同級生。ラノベファンで、特にヴァンパイア物が好き。性格は引っ込み思案で少々バカっぽい。自然体で堂々と生きている響に惹かれて入部。
顔立ちは普通だが、172cmの長身でグラマラスな体型をしている。塩崎とは恋人未満友達以上の関係。
自分でも小説を書いているが文才はなく、新人賞に応募するも一次審査で落選。響の才能を理解出来る程度の読解力は持っている。
響やふみにアドバイスをもらい書いていたが、響がアドバイスのつもりで書いたヴァンパイア小説にはまってしまい、
「他人が読んだらこれを面白いと感じるのか?」という好奇心から勝手に新人賞に応募してしまう。
その作品が大賞に選ばれてしまい、騒動をおこすことになる。
凜夏と塩崎の引退後、文芸部の新部長となる。
塩崎 隆也(しおざき たかや)
文芸部員。響の先輩。身長185cmの大柄な体格をした強面の不良だが、常識的な人間。
不良仲間達と文芸部を溜まり場にしていたが、入部しに来た響とトラブルになり指を折られる。その後、響に勧誘され、意趣返しに彼女を脅かすも逆に彼女の度胸に屈して文芸部に入部。
言動は粗暴だが人の心情の機微に聡く、後輩たちの面倒見は良い。凛夏には頭が上がらないが、その内面をよく理解している。
響の過激な行動や話術に圧倒されてやり込められている場面が多いが、花代子に絡んでいたナンパ男達を叩きのめす程の喧嘩の強さと男気を持っている。
建築の勉強をするという目的で大学進学を希望している。
柊 咲希(ひいらぎ さき)
文芸部員。響の後輩。響と似て孤立しがちな性格で、自我が強く口より手が先に動く。周囲からはおかっぱちゃんと呼ばれている。
文芸好きで、芥川賞・直木賞候補になる前から「お伽の庭」の大ファンだった。響が嗣郎を絞め殺そうとしてるのをみて「響」だと気付く。
ミステリー物の小説を書いており、響からも「結構面白かった」と認めてもらった。
宇佐見 典子(うさみ のりこ)
文芸部員。響の後輩。やたらとテンションの高い騒がしい性格。好きな異性のタイプは好きになった人。祖父江秋人の大ファンで凛夏にも憧れている。
当初は世間で流れている「響はいない説」を信じていたが、合宿で響の書いた小説を読んで由良と共に彼女が「響」だと知る。
由良 かなえ(ゆら かなえ)
文芸部員。響の後輩。クラスで隣の席になった典子と意気投合し、一緒にはしゃいでいる。好きな異性のタイプは将来性のあるイケメン。「お伽の庭」を読んで小説にハマる。
西嶋 嗣郎(にしじま しろう)
文芸部員。響の後輩。中学まではサッカー部。文芸部を溜まり場にしようと入部したが、響にしめられる。
黒島 智(くろしま さとし)
文芸部顧問。担当教科は倫理。文芸に興味はなく、廃部になればよいと思っている。
タバコを吸おうと印刷室に行った際に響に遭遇し、絡んだところを返り討ちにされる。
凛夏曰く「ビックリするほどクズ」「どの学校にも一人はいる、頭オカシー系の人」「強い人には弱いけど、弱い人には最強ってタイプ」
福沢(ふくざわ)
女性教諭。響の1年生時の担任。
周囲とかかわりの少ない響を気にかけ、文化祭の時にクラスメイトと打ち解けるよう勧めたが、拒絶される。
しかしそのことで響なりの周囲との距離感を理解し、そのまま見守るべきだと思うようになる。
響が「お伽の庭」の作者であることは知っている。

メディア[ソースを編集]

花井 ふみ(はない ふみ)
「木蓮」編集部の編集者。25歳。文芸の時代の復活を志しており、響にその夢を託し奔走する。
響と凛夏の担当編集となり、様々な面で彼女らのサポートを厭わない。
その精力的な仕事振りと芥川賞・直木賞の受賞会見での行動から「若いが有能な編集者」と有名になる。
響を理解しようと努力しているが、常識はずれの行動に振り回されている。
神田(かんだ)
「木蓮」編集部編集長。ニコニコと笑顔を絶やさないが、花井ら編集部員の意見を無視して物事を推し進める独善的な人物。
「文芸は芸術であり、重要なのは売れることではなく存在し続けること」というスタンスで、花井からは「死ぬほどやる気がない」と軽蔑されている。
花井は彼に対する不満から響と出会うまで最短で編集長になるという目的を持つ様になる。
大坪(おおつぼ)
「木蓮」編集部員。花井の先輩に当たる。文芸復活を目指す花井のよき理解者。鬼島や吉野を担当している。
巻田(まきた)
「木蓮」編集部員。大坪の先輩に当たる。
「最低限のルールも守れない相手と仕事は出来ない」という理由で、送られてきた「お伽の庭」の原稿を読みもせずに破棄しようとした。
野中(のなか)
「木蓮」編集部員。
ナベさん
「木蓮」編集部員。本名不詳。西ヶ谷の担当編集。
津久井(つくい)
「一ツ橋テレビ」プロデューサー。元ドラマ制作部。経歴から眼が肥えており、響を一目で彼女が『漆黒のヴァンパイアと眠る月』の作者である事を見抜く。
『漆黒のヴァンパイアと眠る月』のアニメ化にあたり作者をスター化しようと計画している。
響という名前から「お伽の庭」の作者と疑いを持ち、喫茶店で花井と一緒にいる彼女を目撃して確信する。響の許可を取らずに勝手に彼女のドキュメンタリーを企画する。
花井からは「相当なやり手で能力の高い、嫌な奴」と評される。清濁併せ呑んだ並外れた手腕と優れた統率力を持っており、上層部にも実力を認められている。
月島 初子(つきしま はつこ)
「NF文庫」編集部員。花代子が応募した『漆黒のヴァンパイアと眠る月』の担当。小説の作者が花代子だと信じていたため、問題とは気づかずにアニメ化の計画を進めていく。
吉高(よしたか)
ドラマ制作部。七瀬の上司であり、彼女の津久井に対する無礼な言動の所為で彼に責められる。
七瀬(ななせ)
ドラマ制作部。津久井の『漆黒のヴァンパイアと眠る月』の作者スター化計画の一環でドキュメンタリー作りに利用されている。
他人人を肩書きで判断する軽薄な性格の持ち主であり、格下と判断した相手には何を言ってもいいと思っている極めて程度の低い人間。
そのため、津久井に無礼な言動を行い、一緒に居た吉高に恥を掻かせる。その事から津久井から「クソ豚」「野良豚」と評されている。軽薄で程度の低い人格から響を理解出来ない。
ドキュメンタリー作りの仕事を通して津久井の清濁併せ呑んだやり方とその並外れた手腕に圧倒される。津久井に嵌められ、響の盗撮と文書偽造の片棒を担がされる。
藤野(ふじの)
「一橋テレビ」編成局第二制作部。津久井、清田の上司。
自分の若い頃の感覚で仕事をしており、清田に「視聴率30%を取れる企画を立案しろ」という指示を出すが、彼に時代錯誤な指示である事を指摘されて言い負かされる。

文壇[ソースを編集]

祖父江 秋人(そぶえ あきひと)
小説家。50歳。29歳の時にデビュー作で芥川賞を受賞。代表作は1500万部を売り上げており、日本を代表する純文学作家として知られる[注 3]。凛夏の父親。
人付き合いは苦手で、文壇とは距離を置いており、メディアへの露出もほとんどない。「お伽の庭」を「見たことない本物」と評しており、他の作家同様に響を注目している。
大学を中退後にベルギーに渡航し、ヨーロッパ各地を放浪した。26歳の時にフィンランドでカフェを開店、その約一年後に凜夏の母と結婚した。37歳の時に家族と共に日本に帰国して専業小説家となる。
鬼島 仁(きじま ひとし)
小説家。42歳。身長180cm。28歳の時、木蓮新人賞を受賞。3作目『雪見て』で志賀文芸賞を受賞。5作目『花枯れ国朽ち』で芥川賞を受賞。
26作品の累計販売部数は190万部を超え、テレビなどメディアへの露出も多い有名作家だが、芥川賞受賞以降、作家としてのモチベーションを失ってしまっている。
その事から響に「昔売れてた、小説家」と評されている。
祖父江秋人のことを嫌っており、対談企画で小論社を訪れた際に凛夏へ絡んでいたところ、響に顔面を蹴り飛ばされる。
その後「お伽の庭」を読んで響の才能と自分の才能の枯渇を素直に認め、響に対し「世界を感動させるのはお前に任せる」と告げる。
吉野 桔梗(よしの ききょう)
小説家。39歳。25歳の時に白樺新人賞を受賞し、32歳の時には芥川賞を受賞。新人作家から「恋愛小説の神」と呼ばれている。
良識ある大人の女性。長身で、「ゴリラ」「バケモノ」と揶揄されたりするいかつい風貌。本人はコンプレックスではあるが受け入れて諦観している。
凛夏とは旧知だが、秋人に好意を寄せていることを初対面で見抜かれ、以来敵視されている。
直接顔を合わせるとお互い喧嘩腰になってしまうが、敵視している=吉野を女性とみなしているということであり、それゆえに吉野は凛夏を嫌いではない。
凛夏も吉野のことをオバサン呼ばわりしてはいるが、良い人であるということは理解している。
原宿で響と出会い、小説家になる事に現実感を持てない彼女から「何故、小説家になったのか?」と質問を受ける。
それに対して自分が小説家になった経緯と今の自分に対する想いを告げ、自分と違って容姿に恵まれた響に「女の幸せ」を説く。
中原 愛佳(なかはら あいか)
ライター兼小説家。28歳の時に「蓮華郷」で文芸誌の新人賞を受賞してデビュー。
「蓮華郷」「午後の邂逅」2作を出版するも売り上げは不振で、小説家を続けるか悩んでいたところ、たまたま凛夏達の発行した部誌を手に取り響達に出会う。
売れる作品は書けないが、「隠れた名作」を書けるタイプの作家で担当の大坪個人では彼女のファンであり、響にも認められている。
優れた才能を持った響が自分を知っており、その彼女から「小説家」として握手を求められた事に感涙してしまう。
響を「本物の才能」と感じ、筆を折ることを決意する。モノローグでその後の人生が描かれている。
その後はベーカリーショップに勤務。おまけ漫画に登場し、響と交流する様子が描かれている。
山岡 歩々(やまおか あゆゆ)
小説家兼ファーストフード店員。31歳。28歳の時、「胡蝶夢想」で創文新人賞を受賞。
木蓮」新人賞の一次審査を担当した若手作家の一人。言動が少々子供っぽいところがある。
「お伽の庭」を「常識がひっくり返される」「生き方の正解を教えられたよう」と評し、他作品を全て一次選考で落とそうとまでした。
西ヶ谷 コウ(にしがや こう)
小説家兼OL。32歳。25歳の時、「紫煙」で黎明新人賞を受賞。
「木蓮」新人賞の一次審査を担当した若手作家の一人。元ヤン。
担当編集者からは「エゴの塊みたいな女」と評されるが、「お伽の庭」を読んで思わず「こんな才能初めて見た」と吐露する。
橘 鶴子
「木蓮」新人賞の最終審査を担当した小説家の一人。43歳。
国語の教科書に作品が載っている程の有名作家。眼つきが鋭い女性。
田中には素っ気無く対応したが、響には感激を籠めて緊張しながら「お伽の庭」の感想を伝えた。
吉田 桐彦
「木蓮」新人賞の最終審査を担当した小説家の一人。55歳。
国語の教科書に作品が載っている程の有名作家。白髪の紳士。
田中に事務的に対応し、響に「お伽の庭」を「最っ高だった」と朗らかな表情で感想を伝える。
田中康平
「木蓮」新人賞のもう一人の受賞者である新人作家。28歳。身長185cm。
自信家で世の中を斜視している。
受賞式の時点で「お伽の庭」を読んでいなかったので周囲の響と自分に対する対応の差を理解出来ず、響の事を「話題作り」と解釈して嫌悪感を覚える。
そのため、響を怒らせ、授賞式でパイプ椅子で背後から殴られた。その後、授賞式の途中で帰り、電車の中で追い掛けて来た響にやり込められる。
その後、響を扱き下ろす目的で「お伽の庭」を読むが、逆に感動して響の実力を認める。その後、響に自分の小説の感想を聞きたくて彼女を訪ねる。
響に小説を酷評されるが、それを真摯に受け止める。
豊増 幸(とよます みゆき)
小説家。35歳のシングルマザー。
「屍と花」で芥川賞にノミネートされ、「お伽の庭」と同時に芥川賞を受賞する。
山本 春平(やまもと しゅんぺい)
小説家兼土木作業員。33歳。
デビュー作で芥川賞にノミネートされ、以後も最終選考常連となるも受賞からはことごとく外される。
「お伽の庭」と同時にノミネートされた「豚小屋の豚」を最後のチャンスと定めたが受賞はかなわず、自殺しようとしたが、その直前に響と出会い、その言葉と行動を受けて思いとどまる。
猪又 コウジ(いのまた こうじ)
小説家兼ミュージシャン。デビュー作「火の川」で芥川賞を受賞する。
モデルは又吉直樹。

その他[ソースを編集]

霧雨 アメ(きりう あめ)
イラストレーター兼同人作家。業界トップクラスのイラストレーターで原画には何十万の値がつく。
特に「異世界建国ライフ」「ラブラブライク」などで連続ヒットを飛ばす。『漆黒のヴァンパイアと眠る月』のイラストを担当。
特別新人賞だからと手抜きをして響にやり込められる。本名はマンションの表札の表記より「村井」と推定される。
子安 紡(こやす つむぐ)
小説家。「異世界建国ライフ」でNF文庫新人賞を受賞。デビュー作がそのままシリーズ累計200万部を越え、NF文庫のシリーズ内では部数トップである。
響の顔面パンチ等の行動により性根を叩き直される。

作中の作品[ソースを編集]

『お伽の庭』
響が中学の終わりに執筆。山あいの寒村を舞台に、その中での世界観と死生観を描いた作品。
気持ちのいい文体に、架空の世界に生活の匂いが作れる描写力、風俗や文化を感じさせる世界を作り上げている。
純文学の芥川賞・大衆小説の直木賞の同時受賞をし、発売から二か月で170万部を発行し社会現象となる。
『四季降る塔』
凛夏が高校2年の夏に執筆。1日で四季が過ぎ、外の世界では1年が過ぎる塔に1人で住む少女を描いた作品。
話題性もあり20万部のヒット作となるが、響からは「ストーリーと構成が奇麗にまとまってるだけの、ただの文章」と切り捨てられる。
『漆黒のヴァンパイアと眠る月』
響が高校1年の冬に執筆。350年に一度受肉し、世界に災厄を招く者を描いた作品。
元々はヴァンパイア物が好きではなかったが花代子に触発され書き上げ、それを花代子に譲った。
だが花代子は自分の名義で無断でNF文庫の新人賞に応募し、大賞を受賞してしまう。同時にアニメ化とシリーズ化の企画も動き出すことになった。
響は編集部に事情を説明し受賞を辞退。続編は未定だと説明するが、責任を感じた花代子が稚拙な構想を提案するのを見かねて、続編を執筆することになった。
『千年楼』

書誌情報[ソースを編集]

脚注[ソースを編集]

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注釈[ソースを編集]

  1. ^ 凛夏曰く「どう言葉を選んでも頭がおかしいとしか言えない」ふみは「自分の世界と現実の世界の違いに我慢できない」と分析する。
  2. ^ 実際は規定により、一つの作品が両方の賞の候補に挙がることはない。
  3. ^ 上記のプロフィールが第13話に記載されるまで登場人物の台詞からデビュー30年となっており、齟齬が出ている。

出典[ソースを編集]

  1. ^ “マンガ大賞2017、柳本光晴「響 〜小説家になる方法〜」に決定”. コミックナタリー (株式会社ナターシャ). (2017年3月28日). http://natalie.mu/comic/news/226405 2017年3月28日閲覧。 

外部リンク[ソースを編集]