板垣巴留
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板垣 巴留 | |
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生誕 |
1993年 東京都 |
代表作 |
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受賞 |
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板垣 巴留(いたがき ぱる、1993年[1][2] - )は、日本の漫画家。左利き[3][信頼性要検証]。
来歴[編集]
1993年生まれ[1][2]。東京都出身[1]。女性[1]。武蔵野美術大学映像学科卒[2]。
大学では映画製作を目指していたが、学生ながらに映画製作の大変さを意識し、映画に近いものということで漫画家を志すようになる[4]。漫画執筆は大学卒業後、就職して落ち着いた頃から行おうと目論んでいたが、就職に失敗する[5]。
漫画の持ち込みを行ったところ、秋田書店の編集者に目に留まることになり[5]、2016年、『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)14号(2016年3月3日発売)に『BEAST COMPLEX(ビーストコンプレックス)』第1話「ライオンとコウモリ」が掲載され、漫画家としてデビューする[6]。『BEAST COMPLEX』は4号連続の短期連載であった[6]。同年、『週刊少年チャンピオン』41号(9月8日発売)より、初連載となる『BEASTARS』の連載を開始。同作で複数の受賞を果たす。
顔出しNGであり[7]、メディアに登場する際は『BEASTARS』の登場人物である雌鶏の「レゴム」のかぶり物を被る。第11回マンガ大賞の受賞式においてもこの姿で登壇した[4][8][9]。
『週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)2018年9月21日号(2018年9月7日発売)に読み切り短編「白ヒゲとボイン」を掲載する。板垣による「初の人間漫画」ということで、扉ページの煽り文句にも使われている[10]。
受賞歴[編集]
- BEASTARS
作品リスト[編集]
- BEAST COMPLEX(コミックス既刊1巻(2017年時点))
- 「ライオンとコウモリ」(『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)2016年14号)
- 「トラとビーバー」(『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)2016年15号)
- 「ラクダとオオカミ」(『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)2016年16号)
- 「カンガルーとクロヒョウ」(『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)2016年17号)
- 「ワニとガゼル」(『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)2017年39号)
- 「キツネとカメレオン」(『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)2017年11月号)
- BEASTARS (『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)2016年14号 - 連載中、コミックス既刊12巻(2019年2月8日現在))
- 読み切り
出典[編集]
- ^ a b c d “マンガ大賞に板垣巴留さん 受賞作は「BEASTARS」”. 秋田魁新報. (2018年3月22日) 2018年3月23日閲覧。
- ^ a b c “西村ツチカ×板垣巴留×新宅広二 「動物の擬人化を語る」”. 2018年3月23日閲覧。
- ^ 小原篤(朝日新聞記者) 2018年6月7日のツイートより
- ^ a b c “ママンガ大賞2018は板垣巴留『BEASTARS』 登場キャラに扮して授賞式に登場”. しらべぇ. (2018年3月22日) 2018年3月23日閲覧。
- ^ a b 熊澤志保 (2018年9月14日). “大ヒット漫画『BEASTARS』 着想を得たのは“小学2年生”の時だった”. AERA. p. 1. 2018年9月12日閲覧。
- ^ a b “週チャンで新鋭による集中連載開幕、人間味あふれる動物たちの友情を描く”. コミック ナタリー (2016年3月3日). 2018年3月23日閲覧。
- ^ 油井なおみ (2018). “デビュー2年で漫画賞を次々受賞 創作の源は「考えるのをやめない」”. 月刊事業構想 (発行:事業構想大学院大学出版部、発売:日本ビジネス出版) (2018年11月号): 49.
- ^ a b “マンガ大賞2018は板垣巴留「BEASTARS」に決定”. コミックナタリー (2018年3月22日). 2018年3月23日閲覧。
- ^ a b “マンガ大賞に「BEASTARS」 作者の板垣巴留さん「まずは2巻まで読んで下さい」”. 産経ニュース. (2018年3月22日) 2018年3月23日閲覧。
- ^ a b c “「BEASTARS」の板垣巴留が描く初の人間マンガ、ゴラクに読切で掲載”. コミックナタリー (2018年9月7日). 2018年9月12日閲覧。
- ^ “「このマンガがすごい!」オトコ編第2位の「BEASTARS」、新刊は本日発売”. コミックナタリー (2017年12月9日). 2018年3月23日閲覧。
- ^ “メディア芸術祭マンガ部門の大賞は池辺葵「ねぇ、ママ」アニメ部門は2作が大賞に”. コミックナタリー (2018年3月16日). 2018年3月23日閲覧。
- ^ “文化庁メディア芸術祭 マンガ部門大賞に池辺葵の「ねぇ、ママ」 “母”を描いた短編集”. 毎日新聞. (2018年3月16日) 2018年3月23日閲覧。
- ^ “「ゴールデンカムイ」が手塚治虫文化賞のマンガ大賞に!新生賞は板垣巴留”. コミックナタリー (2018年4月25日). 2018年4月25日閲覧。
- ^ “講談社漫画賞はBEASTARS、透明なゆりかご、傘寿まり子、フラジャイルに決定”. コミックナタリー (2018年5月10日). 2018年5月10日閲覧。
外部リンク[編集]
- 板垣巴留 BEASTARS (@itaparu99) - Twitter
- たまにてんパル - Tumblr