あさひなぐ

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あさひなぐ
ジャンル スポーツ漫画学園漫画
漫画:あさひなぐ
作者 こざき亜衣
出版社 小学館
掲載誌 ビッグコミックスピリッツ
レーベル ビッグコミックス
発表号 2011年8号 -
巻数 既刊11巻
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あさひなぐ』は、こざき亜衣による日本漫画。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて2011年8号より連載中。単行本は小学館(ビッグコミックス)から2014年3月までに11巻が刊行されている。「全国書店員が選んだおすすめコミック2012」、9位。

高校生の部活動としてはマイナーな部類である薙刀なぎなた)を題材にした漫画。スピリッツ編集部からの「部活動もので連載を」という要請に対して、大学時代の親友がやっていた「薙刀」に興味を持っていた作者が題材に選んだ。ちなみに作者は高校時代は美術部に所属しており薙刀に関しては未経験者であったため、連載開始までに1年かけて薙刀を取材している[1]

あらすじ[編集]

高校入学を機に今までとは違う自分になると決意した15歳の高校1年生・東島旭はひょんなことから薙刀部に入部することに。曲者揃いの薙刀部で旭の奮闘が始まる。

登場人物[編集]

二ツ坂高校[編集]

薙刀部[編集]

東島 旭(とうじま あさひ)
1年生。主人公。基本的にドジで運動音痴だが、根性はある。真春の策略によって薙刀部に入部することになる。真春に憧れている。
中学時代は美術部に所属していた。
紺野 さくら(こんの さくら)
1年生。旭と同じ新入部員。天然ボケな面があり、トゲのある言葉を(主に旭に)ストレートに言うことが多い。将子からはたびたび「性悪」と呼ばれている。
裕福な家庭で育ち、両親に溺愛されている。中学時代はバレーボール部に所属。
八十村 将子(やそむら しょうこ)
1年生。粗暴な性格だが仲間想いな一面もある。よく乗り物酔いをする。
中学時代は剣道部に所属。市の個人戦で優勝した経験を持つ程の実力を持つが、「ある理由」で剣道から逃げるように薙刀界に入ってきた経緯を持つ。
野上 えり(のがみ えり)
2年生。部の取りまとめ役。3年生が引退した際に部長を任される。
宮路 真春(みやじ まはる)
2年生。7歳の時から薙刀を続けている部のエースで、薙刀界ではちょっとした有名人。1年生の時には個人戦で全国大会に出場、ベスト8まで勝ち進んだ。宮路夏之は弟。薙刀一筋で異性や恋愛には全く興味がない模様。
旭には厳しい反面、気にかけてもいる。
「作者の憧れ」を詰め込んだキャラクターとのこと[1]
大倉 文乃(おおくら ふみの)
2年生。かなり太っているが、運動神経は良い。基本的に将子とは犬猿の仲ではあるが、剣道のクセが抜けずに悩む将子を励ますなど、良き先輩でもある。
小林先生
薙刀部の顧問。薙刀に関しては全くの素人で、基本的に何かの役に立つということはない。
福留やす子
新人戦後より薙刀部の監督を務める。「薙刀なんてやっていても男にモテない」という理由から薙刀界から離れていたが、寿慶に無理やり監督を引き受けさせられた。かなりの実力者で、インカレ個人・団体優勝経験がある。学生時代は駆け引きのうまさから「茨城の汚れくノ一」と呼ばれていた[2]

テニス部[編集]

宮路 夏之(みやじ なつゆき)
真春の弟で旭の同級生。昔は薙刀をしていた。姉の真春に頭が上がらない。旭とはお互いに気になる仲。
森 拓馬(もり たくま)
1年生。夏之の友人。かなり軽い性格をしている。将子に惚れている。
氏家 麻美子(うじいえ まみこ)
2年生。テニス部部長。高飛車な性格で薙刀部、特に部長であるえりを敵視している。

國陵高校薙刀部[編集]

昨年は団体メンバーが揃えられないほどの弱小校であったが、1年生エースの一堂寧々の加入により東京都大会優勝、全国大会出場を果たした。

寒河江 純(さがえ じゅん)
2年生で部長。温厚な性格で、部で孤立している寧々を気にかけている。
一堂 寧々(いちどう ねね)
1年生。部のエースで、國陵を全国大会出場に導いた立役者。本来は戸井田奈歩のいる名門熊本東高校に進学予定であったが、親の転勤により東京にやってきた。東京の薙刀のレベルの低さに嫌気がさしており、部では全く溶け込もうとせず孤立している。かなり攻撃的な性格をしており、真春をライバル視している。
的林 つぐみ(まとばやし つぐみ)
1年生で薙刀経験者。嫉妬心から、傲慢な態度を繰り返す寧々に反感を抱くが、仲良くなりたいとも思っている。実家は防具屋を経営している。新人戦個人戦で3位になった。

聖泉学院薙刀部[編集]

お嬢様学校で、二ツ坂高校とは昔からの犬猿の仲。今年より薙刀の顧問がついている。

森 美寿々(もり みすず)
2年生で部長。高飛車な性格。昇級審査のため居合わせたえり達と言い争いになる。後輩のひろ美に対して厳しい。
朝霞怜(あさか れい)
2年生で副部長。チームの参謀。ひろ美を実力者に育て上げた。新人戦個人戦で2位になった。
薬師丸 ひろ美(やくしまる ひろみ)
1年生。体は大きいが気は小さい。昇級審査の際に親しくしてくれた旭を慕う。怪力の持ち主で、新人戦団体戦では大活躍する。

熊本東高校薙刀部[編集]

インターハイで毎年優勝している超強豪校。部員はみな街の名門道場からの生え抜きで構成されており、大学や連盟との稽古以外は熊本を出ることがない[3]

戸井田奈歩
2年生エースで主将。1年生ながら部のエースとして団体メンバー入り、インターハイでは団体優勝に貢献、個人戦でもベスト8まで進んだ。戸井田が主将になってからは九州内の練習試合でも一度も負けていない[3]。一堂寧々の憧れの人物。

その他[編集]

寿慶(じゅけい)
薙刀部が夏合宿を行うため訪れた白滝院(びゃくろういん)の副住職。薙刀教士の段位を持つ。
郁林(いくりん)
白滝院の尼僧。主に部員たちの食事の世話を担当。
都川みのり
1年生の薙刀経験者で真春とは幼馴染。新人戦では江東区連合チームの一員として団体戦に参加、個人戦で優勝。
乃木進太郎
2年生の薙刀経験者で真春とは昔からの知り合い。イケメンでキザな性格で、常に女性達に囲まれている。

書誌情報[編集]

第1集では元プロテニスプレーヤーの松岡修造、第2集では元キャスターの草野仁が、第3集では漫画家のちばてつやが、それぞれの表紙帯にコメントを寄せている。

脚注[編集]

  1. ^ a b 2012年4月24日付『中日新聞』13面
  2. ^ 第10巻36-37頁
  3. ^ a b 第10巻80頁