海街diary

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海街diary
漫画
作者 吉田秋生
出版社 小学館
掲載誌 月刊フラワーズ
レーベル フラワーコミックス
発表号 2006年8月号 -
巻数 既刊7巻(2016年1月現在)
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海街diary』(うみまちダイアリー)は、吉田秋生による漫画作品。

概要[編集]

月刊フラワーズ』(小学館)に2006年8月号より不定期に連載されている。1995年から1996年にかけて発表された作品『ラヴァーズ・キス』とのクロスオーバー作品である。また作者曰くこの二作品と今後描く作品で鎌倉三部作を考えている。

第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、マンガ大賞2013、第61回小学館漫画賞一般向け部門[1]受賞。

単行本は「フラワーコミックス」(小学館)より刊行され、2016年1月の時点で既刊7巻。

2015年に実写映画が公開された。

あらすじ[編集]

神奈川県鎌倉市で暮らす三姉妹の元に、自分たちが幼い頃に離婚して家を出て行った父の訃報が届いた。次女・佳乃は15年以上会っていない父の死を特に何とも思えず、三女・千佳も父との思い出が殆どなくて佳乃と同じ気持ちだった。それでも長女・幸の頼みで葬式に出るために山形へ赴いた佳乃と千佳は、そこで年齢の割にしっかりしている中学1年生の異母妹・浅野すずと初めて出会う。

既に母も亡くしていたすずは父の再々婚相手の家族と暮らしていた。気丈だが感情を見せないすずに対し、葬儀の打ち合わせで会った亡父の妻・陽子は頼りなく、佳乃はすずの今後について安請け合いする彼女に不信感を抱く。妹2人と違って記憶が確かな幸は父を許せず、夜勤を口実に欠席するつもりだったが、妹からのメールで事情を知ると徹夜を押して急行して葬式に出席する。葬式からの帰り、すずは幸から亡父のことで感謝の言葉をかけられ、堪えていた感情が爆発するように号泣した。幸はそんなすずに「鎌倉に来て一緒に暮らそう」と誘い、すずは快諾した。

そして、四十九日を済ませた翌週に、父を亡くした地を後にしたすずが鎌倉の異母姉たちが住む一軒家に引っ越してきた。異母妹を「四女」として迎えた香田家の新たな共同生活が始まる。

月日が流れ、鎌倉の生活に馴染んだすずの下を金沢から母の妹だという人が訪ねてくる。すずは不倫から始まった両親や自身の出生に関して負い目を感じており、特に自分の母の話題を香田家では避けていた。母の実家は自分達を嫌って縁を切ったと思い込んでいたため、叔母の訪問を受けても今更という気持ちが強かった。しかし、叔母から母とその実家の事情を聞いて家を捨てた母は許されないことで筋を通し、一主婦から夫である祖父の死を機に老舗の呉服屋を継いだ祖母は許さないことで筋を通したが、お互いを大切に思い合っていたことを知り、遺産相続の話し合いのために姉たちと金沢を訪れた際に伯父から亡母の振袖を贈られる。

更に月日が流れ、中学3年に進級したすずは高校進学について選択する立場になるが、普通の高校か奨学金を貰える女子サッカーのある高校かを決められず、ヤスこと井上監督を介して打診のあった静岡の掛川学院からのオファーにも戸惑うばかりだった。また、幸、佳乃、千佳の恋愛模様も新たな局面を迎えていた。

登場人物[編集]

香田家[編集]

香田幸(こうだ さち)
長女。
物語開始時、29歳。容姿は黒髪のショートカット。鎌倉市民病院の内科病棟に勤務する看護師。通称は「シャチ」。妹には「愛の旅人」と呼ばれる。
父親を喪い憔悴していた異母妹のすずを気にかけ、鎌倉に引き取った。生真面目で毅然とした性格は教師だった母方の祖母譲りで、父の不倫による離婚の直後に自分達を祖母に押しつけて男の所へ逃げた実の母・都とは反りが合わず、会うたびに必ず衝突する。それ以外においても妹たち(特に佳乃)と口論になることも少なくない。同じ病院の小児科医・椎名和也と不倫関係だったが、彼とのボストン行きの誘いを断って3年続けた不倫に終止符を打つ。その後、師長から打診されていた緩和ケア病棟に異動し、主任に昇格したほか、7巻では同じ病院に勤務する井上泰之と恋仲となった。実は酒乱で弱いのに飲みたがり、交際相手と上手くいかないと果物を大量に買ってくる傾向にある。
千佳が妊娠の事実をたまたま知ったすずに口止めし、子供の父親である浜田にすら隠そうとしたことを知って叱責する。浜田のことを思ってのことだとは理解できるが、そんな気の遣われ方をしても相手を悲しませるだけだと諭す。
香田佳乃(こうだ よしの)
次女。
物語開始時、22歳。容姿はパーマをかけたセミロング。短大卒業後に地元の鎌倉八幡信用金庫で働くOL。当初は信用金庫の窓口業務がメインだったが、3巻目で上司の坂下課長と共に外回りも担当するようになった。通称は「よっちゃん」。他の姉妹からは「愛の狩人」と呼ばれる。
カマドウマが苦手。仕事柄、金に関してシビアだが、その反面、酒癖が悪い上に男運が極めて悪く、昔ホストに100万円貢いだことがある。(『ラヴァーズ・キス』の1年前の)藤井朋章と付き合っていたが、朋章には外資系企業で働いていると偽り、後に互いの秘密が暴露され関係に終止符を打つ。それ以降はしばらく男に縁がなく酒に愉しみを見出していたが、坂下に恋心を抱き相思相愛の仲になる。倒れて入院した千佳の妊娠を風太から聞かされ、「愛の狩人」ゆえの直感で浜田に知らせていないことを看破した。
香田千佳(こうだ ちか)
三女。
物語開始時、19歳。容姿は冒頭では団子に結わえていたが、恋人である浜田店長とお揃いにするため、父の葬儀の前日にアフロヘアーにした。顔にそばかすがある。スポーツ用品店「スポーツ・マックス」藤沢店勤務。
行動は破天荒で一番掴み所のない性格。勤務先が後援をしている縁で地元のサッカークラブ・湘南オクトパスのメンバーと面識がある。口論の頻度が多い幸と佳乃に関しては「いざというとき結束する」と、外見から見た犬猿関係の本質を理解している。すずと特に仲が良く、年が近い彼女を気遣い、オクトパスへ入団を勧めた。子宝と安産祈願の寺「大巧寺」に行く姿をすずと風太に目撃され、その後、すずに浜田の子を妊娠していることを告げた。エベレストに旅立つ浜田の無事を祈願すべくすずと一緒に神社仏閣巡りに向かうが、倒れたことで隠そうとした幸と佳乃に露見するが、浜田に対しては流産の危険性から言えなかったと佳乃にフォローされた。
実写映画版では髪型は変わらず終始団子に結わえである。一部のシーンでは眼鏡を掛けている。
浅野すず(あさの すず)
本作の主人公。
香田三姉妹の異母妹。引き取られた先の香田家での立場は「四女」。
物語開始時、13歳。誕生日は8月7日。容姿は黒髪のショートヘアだったが、鎌倉に来てからボブカットに変えた。基本的に積極的で明るい、しっかり者の少女。
金沢の呉服屋の娘である母親の喜和子が香田家の婿養子だった父親の浅野と不倫関係に陥り、鎌倉から駆け落ちした後に生まれた。母がクモ膜下出血で亡くなるまでは仙台におり、全国大会で優勝経験のあるジュニアサッカーの強豪「青葉JFC」でレギュラーだった。父の葬儀で面識を得た香田三姉妹に引き取られ、鎌倉へ引っ越してくる。亀ヶ谷中学に転校し、「湘南オクトパス」に入団して本来の活発さを発揮するようになる。佳乃の元彼・朋章に興味を抱き、サーフボードで接近して彼を驚かせた。その後のことは風太やその兄・光良から聞いたり、メールのやり取りをして知る。
当初、裕也に想いを寄せていたが、想いを告げる前に彼女の存在を知ったことで失恋した。その後、徐々に風太の存在が大きくなっていき交際を始める。静岡県の男子サッカーの強豪校・掛川学院から女子サッカー部の新設に伴い、スポーツ特待生枠での入学を打診され、それを受ければ住み慣れた鎌倉をしばらく離れ姉達とも一緒にいられなくなると悩むが、風太に背中を押されて静岡に行く決心をする。ある朝、ゴミ箱が倒れた際に見つけた妊娠検査薬の空き箱を千佳が使ったらしいと推測して悩むが、後に妊娠の事実を千佳に打ち明けられる。しかし、何故か、その事実を看護師の長姉・幸と「愛の狩人」と呼ばれる次姉に隠蔽したいと千佳に相談されて驚愕する。

湘南オクトパス[編集]

多田裕也(ただ ゆうや)
湘南オクトパス・ジュニアのエースで主将だったが、利き足である右足の脛に悪性腫瘍ができたため、右足の膝から下を切断。リハビリの後に義足でチームに復帰するが、義足のハンデに苦悩した後にサッカー選手の夢を諦めた。背番号は10。亀ヶ谷中学では2年次にすずのクラスメイトとなる。父親を早くに亡くしており、母子家庭で経済状況は芳しくない。そのため、特待生の話が来ても断った。
スマートで気遣いが上手に見えて超鈍感、すずと美帆に想いを寄せられていたことに気づかないまま。3巻で彼女がいることが発覚するが、受験勉強もあって擦れ違いの末に別れてしまう。その後、いつの間にか新しい彼女が出来た。
実写映画版では未登場。
尾崎風太(おざき ふうた)
すずのクラスメイトで、湘南オクトパスのチームメイト。背番号は18。髪型はスポーツ刈り。家は酒店で大家族。裕也の発病により主将を引き継いだ。すずに恋するが、告白できないでいた。そんな煮え切らない態度に気付いた友人たちに後押しされる形で、すずとの交際を始める。本人に自覚はないが、観察力に優れている。すずに舞い込んだサッカー特待生の話に動揺するが、彼女が鎌倉からいなくなることを一番怖れながらも静岡に行くすずを応援する。千佳が倒れた時に光良と一緒に通りかかり、彼女の妊娠という事実に兄弟揃ってフリーズした。
誕生日は9月18日。
『ラヴァーズ・キス』の登場人物・尾崎美樹の弟。[注 1]
緒方将志(おがた まさし)
すずのクラスメイトで、湘南オクトパスのフォワード。背番号は7。通称は「マサ」。小学校まで大阪にいたが、サラリーマンの父の転勤で鎌倉に引っ越してきた。興奮すると関西弁を捲くし立て、口が軽く気が短い上に空気が読めない。その性格のおかげで聞き辛い情報を相手から聞き出すのが上手いが、周囲に「あいつに知られたら鎌倉全市民に知られたも同じ」と警戒されて顰蹙も買っている。
『ラヴァーズ・キス』の登場人物・緒方篤志の弟。
坂下美帆(さかした みほ)
藤沢女学園に通う中学生で、すずとは同学年の湘南オクトパスの正ゴールキーパー。通称:みぽりん。裕也にずっと想いを寄せていたが、告白して玉砕して諦めた。腰越漁港漁師の家の4人兄妹の末っ子で、次兄・美波はオクトパス・ジュニアの1期生だった。長兄は佳乃の上司。
誕生日は9月17日。
井上泰之(いのうえ やすゆき)
湘南オクトパス・ジュニアユースの監督。市民病院のリハビリ科に勤務する理学療法士。通称は「ヤス」。すずを介して、同市民病院勤務の幸と面識を得て[注 2]、彼女に好意を寄せる。尾崎光良の大学の後輩で[2]、尾崎酒店の常連客。次第に幸と惹かれ合い、口づけを交わす。
原作では眼鏡を掛けているが、映画では掛けていない。

鎌倉の知人・同僚[編集]

尾崎光良(おざき てるよし)
風太と『ラヴァーズ・キス』の登場人物・尾崎美樹の兄。通称:テル。『ラヴァーズ・キス』にも登場する尾崎酒店の3代目店主。職業柄、藤井家に出入りがある関係で藤井朋章とも個人的に親しい。尾崎酒店のサイトで日本酒愛好会「鎌倉七酔人」を主宰している。大学進学後[注 3]に家業を継ぎ、高校時代からの恋人・春江と結婚[3]し、6巻で愛息・光道が誕生した。中学生に携帯電話スマホは持たせないのは家風だと言い張る父親とは裏腹に、時代錯誤と感じて風太にスマホを渡す。
実写映画では未登場。
藤井朋章(ふじい ともあき)
本作とクロスオーバーしている『ラヴァーズ・キス』の主人公。17歳。産婦人科の藤井病院の息子。風太には「トモちゃん」と呼ばれている。第1話登場時は風太の姉・美樹と同じ北鎌倉高校に通う高校2年生だということを隠して佳乃と恋人関係にあったが、佳乃には大学生と偽っていた。後に互いの嘘がばれて別れた。この時期は稲村ヶ崎のマリンショップ「ドルフィン」でバイトをしながら、長谷にある古びたマンションで一人暮らしをしていた。小笠原ダイビングショップを経営している叔母・美佐子は幸の元同僚。悪い噂が絶えないが、母親が植木屋の息子・岩崎光司と浮気したことで父親とは険悪になり、その後、岩崎に父親のことで強請られていたが、その岩崎が自殺した際に殺したのではと警察に疑いをかけられた過去を持つ。複雑な家庭環境で育った者同士、すずとは共感し合う。本作に絡むのは第4話「花底蛇」まで[注 4]で、その後の消息は風太からの伝言で知らされる。2年後の19歳、光良の口から高等学校卒業程度認定試験(略称「高認」 / 旧名称「大学入学資格検定(略称「大検」)」)を受けて東京でバイトしながら予備校に通うことにしたことが語られ、なんでもイルカの研究をしている大学講師のサポートをしていて興味を持ったらしく、その先生と一緒に「東京海洋大学海洋生物研究所小笠原鯨類調査団 2013.春」という記念写真に写っていた。
浜田三蔵(はまだ さんぞう)
千佳の勤め先・スポーツマックス藤沢店の店長にして彼氏。髪型はアフロヘアー。そのため、風太らにはアフロ店長で定着している。家族構成は不明だが、不倫とは知らずに横浜で幸が恋人と一緒のところを目撃した際に一番上の兄の結婚式に出席していたため、複数の兄がいるらしい。登山が趣味で、過去にマナスル登頂に成功している。登山中に遭難しかけ、凍傷で足の指を3本ずつ失っている。井上泰之の大学時代の先輩。超一流のクライマーであり、自身が登山家としての現役時代に世話になったシェルパのアン・パサンが息子を得た矢先、酔っ払って足を滑らせて増水した川に落ち溺死したことを社長から知らされ、山岳会の仲間である高山と共に追悼式に出席すべくネパールのシェルパの村に向かう。アン・パサンの死の報せを受けた直後、福田に相談した際、何かに悩み迷っていた。千佳が自身の子を妊娠していることを知り、慌てて病院に駆けつけて結婚を申し込んだ。
椎名和也(しいな かずや)
市民病院の小児科医。小児ガンに詳しい。裕也の主治医。精神を病んだ妻とは別居しており、幸と3年間不倫関係にあった。ボストン行きを切っ掛けに離婚を決意。幸との関係にも終止符を打つ。すずには"シカ先生"と呼ばれていた。
高野(たかの)
幸の上司。内科と緩和ケア病棟の師長で、緩和ケア病棟が新設された際に幸を引き抜き、主任に推薦した。
アライ
幸の同僚の看護師。作中では一度も顔を見せておらず、後ろ姿も一度しか描かれていない。同僚からは一貫して苗字のみ、尚且つ片仮名で呼ばれているため、具体的なフルネームやプロフィールは不明である。滅茶苦茶な対応ばかりして同僚に迷惑をかけてばかりしており、だらしなく看護師としての技術も未熟。その一方で患者にとって致命的なミスは絶対にせず、他の者には気付かなかった患者の気持ちを察したり死んだ患者に対しても声掛けを行うなど、彼女のミスは本当に大切なこととそれ以外との落差が激しいことに起因する。そのためか患者からの信頼は厚い。それに気がついた幸の推薦により、幸と共に緩和ケア病棟に異動する。
坂下美海(さかした よしみ)
美帆の長兄。佳乃の上司の係長。長らく下の名前が不明だった。都市銀行から地元信用金庫に転職した経歴を持つ。現在は佳乃と組んで外回りをしている。尾崎酒店の常連客。人懐こそうな見た目とは裏腹に、心を見せなかった。実は担当していた客が踏み切りで自殺し、それ以来、自身を責め苛んでいた。佳乃と恋仲になるが、2人を取り巻く空気が恋模様が丸わかりで「山猫亭」の福田に将志の母親に知られないようにと注意された。
二ノ宮幸子(にのみや さちこ)
大衆食堂「海猫食堂」の店主。将志の一家と家族同様の付き合いがあり、すずたち湘南オクトパスのメンバーや香田姉妹が贔屓にしていた。母親を看取った半年後に自身も末期癌を患い、幸が勤める緩和病棟で亡くなった。
実写映画版では原作と異なり序盤から登場している。
福田仙一(ふくだ せんいち)
喫茶店「山猫亭」の店主。二ノ宮の友人で、その死後、海猫食堂のレシピを引き継いだ。尾崎酒店の常連客。関西出身で非常に口は悪いが、配慮に長けている。17歳の時に自動車整備工場を営んでいた父親が首を吊っても自業自得だと悲しむこともなかったが、母親が債権者に頭を下げまくって2年後に亡くなったのだった。援助を頼んで断った父の妹である叔母の息子、つまり自身の父方の従兄弟を危ない相場に手を出させてヤクザの紐付きの金貸しを紹介して自殺に追い込んだ過去を坂下に話し、佳乃から逃げている彼につらい過去を話す相手を間違っていると釘を刺した。
実写映画版では原作と異なり序盤から登場している。映画版では海猫食堂の味を原作とは異なり自分で受け継ぐと言っている。
加藤乃恵留(かとう のえる)
豪福寺の住職。「山猫亭」の常連。佳乃に粉をかけているが、惚れっぽいのが仇で2回も妻に逃げられ離婚した。ミポリン(美帆)の長兄の下の名前が「美海(よしみ)」だと知って爆笑するが、佳乃にはフランス語でクリスマスの意味である「ノエル」が名前の読みだとわかって内心唖然とされたことを知らない。
緒方ミドリ(おがた みどり)
将志の母。海猫食堂のパート店員。海猫食堂が二ノ宮の死で閉店した後は、山猫亭の手伝いをしている。
大船のおばちゃん
幸、佳乃、千佳の大叔母(母方の祖母の末妹)。すずとは血縁関係はないが、好意的に受け入れている。大船在住で、幸たちとよく連絡を取りあっている。話が長いのが玉にきず。

その他[編集]

都(みやこ)
幸、佳乃、千佳の母。夫に捨てられた2年後、幼かった娘たちを仲の悪い実家の母に押しつけて再婚相手となる男の処へ逃げるように去った。そのこともあり、反りの合わない幸とは会う度に衝突し、下の娘達の顰蹙を買っている。
浅野(あさの)
香田姉妹の父。香田家の婿養子だったが、不倫に走って妻と幼かった娘たちを捨て、後にすずの母となる不倫相手の季和子と駆け落ちして仙台に移り住む。季和子の急死後、すずと共に山形に移り、陽子と再々婚した。山形の河鹿沢温泉の旅館「あづまや」で働いていたが、末期の胃癌を患い亡くなった。
浅野季和子(あさの きわこ)
すずの母。旧姓は「北川」。浅野と不倫関係に陥り双方共に家を捨てたため、実家とは自ら縁を切り生活費の足しにとお金を渡そうとした母にそれを断り、香田家の元妻にも娘達にも浅野を奪い申し訳ないと思っており、何故そこまでと詰問した兄にすずという文字通り子宝を授かった自身がこれ以上何も受け取るわけにはいかないと答えた。自身の葬儀に実家から誰も出席しなかったことですずには嫌悪感を抱かせてしまい、妹の香田家への来訪まで誤解が解けることはなかった。
陽子(ようこ)
香田姉妹の父の再々婚相手。前夫のDVの相談に親身になって向き合った香田姉妹の父と再婚したため、短期間、すずの義母だった。両親の事故死後、叔父夫婦に甘やかされて育ったためか精神的に脆く、口さがない近隣住民から「男好き」と称されるように少々だらしがない。佳乃曰く「自分たちの母親そっくり」。夫(香田姉妹の父)の死後、その一周忌の前に別の男と入籍して米沢に移り住む。
和樹(かずき)
陽子の連れ子。物語開始時、小学2年生。母がすずの父親と再婚したため、短期間、すずとは義姉弟だった。すず曰く「なんちゃって弟」の1人。義父の死と義姉・すずが去った後、1年も経たずに再々婚した母の相手に馴染めず、米沢に移った母と弟・智樹(ともき)と別れて子のない大叔父・飯田(いいだ)夫妻に引き取られる。
北川十和子(きたがわ とわこ)
すずの生母・季和子の妹。年齢は幸より若干高い35歳(5巻時点)。実家は金沢天保元年創業の老舗の呉服屋「扇屋」の末子で次女。タウン誌の編集に携わっている。よく転ぶため、周囲にはそそっかしいと言われている。自身の母(すずの祖母)が亡くなり、孫娘の預金通帳を残していたことを知って、すずの消息を探していた。
北川直人(きたがわ なおと)
季和子の兄で「扇屋」の社長・正人(まさと)とその妻・里美(さとみ)の息子。すずの従兄。心臓に障害を抱えて生後1週間で他界した妹がいた。県立美術大学3年生。ポジティブな方向音痴で、地図スマホ地図アプリを無視して行動してしまう。叔母の十和子と同様によく転ぶ。

作中に登場する名所[編集]

書籍情報[編集]

吉田秋生 『海街diary』 小学館〈flowersコミックス〉 既刊7巻(2016年1月現在)

  1. 『蝉時雨のやむ頃』 2007年4月26日発売、ISBN 978-4-09-167025-0
    • 「蝉時雨のやむ頃」「佐助の狐」「二階堂の鬼」収録
  2. 『真昼の月』 2008年10月10日発売、ISBN 978-4-09-167037-3
    • 「花底蛇」「二人静」「桜の花の満開の下」「真昼の月」収録
  3. 『陽のあたる坂道』 2010年2月10日発売、ISBN 978-4-09-167040-3
    • 「思い出蛍」「誰かと見上げる花火」「陽のあたる坂道」「止まった時計」収録
  4. 『帰れないふたり』 2011年8月10日発売、ISBN 978-4-09-167048-9
    • 「帰れない ふたり」「ヒマラヤの鶴」「聖夜に雪降る」「おいしい ごはん」収録
  5. 『群青』 2012年12月10日発売、ISBN 978-4-09-167053-3
    • 「彼岸会の客」「秘密」「群青」「好きだから」収録
  6. 『四月になれば彼女は』 2014年7月10日発売、ISBN 978-4-0916-7058-8
    • 「いちがいもんの花」「逃げ水」「地図にない場所」「肩越しの雨音」「四月になれば彼女は」収録
  7. 『あの日の青空』 2016年1月8日発売、ISBN 978-4-0916-7073-1
    • 「同じ月を見ている」「パンと女子と海日和」「あの日の青空」「遠い雷鳴」収録

映画[編集]

海街diary
Our Little Sister
海街diary logo.png
監督 是枝裕和
脚本 是枝裕和
原作 吉田秋生『海街diary』(小学館刊)
出演者 綾瀬はるか
長澤まさみ
夏帆
広瀬すず
音楽 菅野よう子
撮影 瀧本幹也
制作会社 FILM
製作会社 「海街diary」製作委員会
フジテレビジョン
小学館
東宝
ギャガ
配給 東宝
ギャガ
公開 日本の旗2015年6月13日
上映時間 126分
製作国 日本の旗日本
言語 日本語
興行収入 16.8億円[4]
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撮影が行われた鎌倉市某所の日本家屋。2016年1月24日撮影[注 5]

監督・脚本は是枝裕和。4姉妹を演じた綾瀬はるか長澤まさみ夏帆広瀬すずの4人が主演。第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品[5]。キャッチフレーズは「家族を捨てた父が、のこしてくれた家族。」

第39回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品。

漫画を読んだ是枝が映画を希望し、2013年夏より脚本の執筆を開始[6]。映画化は2014年5月27日に発表された[7]。撮影は2014年4月から12月にかけて行われた[6]

あらすじ[編集]

十四年前に家を出た実父が闘病の末に亡くなった。その父が再々婚しており、遠く山形に暮らしていたことを香田家の三姉妹は知る。自分たちを捨てた父親との確執から長女のは仕事を理由に次女の佳乃と三女の千佳を告別式に送り出す。二人を駅で出迎えたのは中学生になる腹違いの妹すずだった。翌日の葬儀に来ない予定だった幸がなぜか現れる。看護師である幸はすずの置かれた肩身の狭い境遇とすずが父を看取った事を感じ取る。幸はすずに父との思い出の場所に案内して欲しいと頼む。するとすずは小高い山の上に姉妹たちを案内した。佳乃たちはそこが鎌倉の風景によく似ていると話す。すずとの別れに際し、幸は鎌倉で一緒に暮らさないかと持ちかける。すずは「行きます」と即答するのだった。

こうしてすずを迎えた香田家は四姉妹となった。サッカー好きで明るい性格のすずは鎌倉の生活にもすぐに溶け込み、チームでコンビを組む風太と親しくなり、三姉妹を温かく見守ってきた『海猫食堂』のおかみさんさち子や、食堂の常連である仙一にも気に入られる。

頑なだった幸を父の葬儀に送ったのは交際中の小児科医椎名だった。椎名は心の病を抱える妻との離婚に踏み切れずに幸との関係を続けていた。幸は大叔母の史代からすずを引き取ったことについて「あんたたちの妹だけど、父親があんたたちを棄てることになった女の子供なんだよ」と心配される。市民病院で働く幸には新設される終末期病棟への転属の話が持ち上がっていた。「看取る」ことの難しさは椎名に言われるまでもなく幸も感じていた。

酒と男が生き甲斐という佳乃は金を貢いでいた若い恋人に捨てられる。それを契機に信用金庫の窓口嬢だった佳乃は融資担当で外回りの仕事への配属変えを受け入れる。佳乃はさち子が弟から遺産相続分を請求され、海猫食堂が存続の危機に陥っていることを知ってしまう。佳乃は上司の坂下と共に店の存続のために奔走する。だが、おかみさんにはもう一つ深刻な問題が持ち上がっているのだった……。

千佳は勤め先の店長と交際していた。彼の趣味に合わせ、すずたちの居るサッカーチームのサポーターとなり、渓流釣りにも興味を示す。だが、元は山男だった店長はエベレストで遭難し、凍傷で足の指を6本失いながらも山への未練を捨てきれずにいた。

サッカーチームの勝利を祝すため千佳はすずに梅酒を飲ませるが運悪くそれは佳乃が自分用に作ったものだった。酔っぱらったすずは義母や父に溜まっていた鬱憤をぶちまける。姉妹たちは非の打ち所のないすずに深い悩みがあることを知る反面、酒乱の癖が佳乃に似ていることに苦笑する。

新学期になりすずはクラス替えで風太と同じクラスになる。そんな二人は付き合っていると噂を立てられていた。チームメイトたちと『山猫亭』を訪れたすずは仙一が父の古い馴染みであることを知る。亡父を思いだしセンチメンタルになるすずを風太は自転車に乗せ、満開の桜並木が作り出すアーチを疾走する。

そんなとき、北海道で暮らす幸たちの実母が法事にやってくる。身勝手で子供じみた母にかねてから反発していた幸。すずは都から何を言われるかと心中穏やかではない。都はすずと衝突することはなかったものの、突然家を処分しろと言いだす。都と幸は大喧嘩になり、史代から叱責される。だが、佳乃はいずれ皆この家から巣立つとクールに語る。明るいすずも、不倫の子であることで、姉たちに引け目を感じていた。幸と料理をしていたすずは「不倫は良くないことだ」と話す。だが、幸の恋もまた不倫だった。

翌日、夜勤で日中家に居た幸を都が訪ねてくる。都は渡しそびれたと姉妹たちへのお土産を置いていく。すずの分も用意されていた。雨の中、都と祖母の墓参りに行った幸は都が母親との根深い確執に悩み、家は彼女を縛り付ける窮屈なものだったが、幸たちにとっては大切な場所だと思い知らされたと謝罪する。幸は北海道に帰る都に家族の思い出の品である梅酒を手渡すのだった。

移り変わる季節を通して四姉妹は絆を深めていく。すずは幸たちをお姉ちゃんと呼ぶようになっていた。

季節は夏を迎え、花火大会が近付いていた。幸はすずのために自分の浴衣を仕立て直す。浴衣を着たすずは風太らサッカーチームのメンバーと洋上で花火見物をする。その帰り、すずは風太に「ここに居ていいんだろうか」という悩みを打ち明ける。自宅に戻ったすずを浴衣を着た姉たちが待っていた。姉妹は庭でささやかな花火大会をするのだった。

千佳とすずは一緒に作ったカレーを食べる。香田家のカレーは都が幸に唯一伝えた「シーフドカレー」だったが、千佳は姉たちには不評な「ちくわカレー」が祖母との思い出の味だった。祖母を知らないすず、父をほとんど覚えていない千佳。千佳はお父さんのこと教えてねとすずに話す。

佳乃と坂下の奔走により、融資により店が続けられることをさち子に伝える。だが、さち子は余命が限られており、店を畳み、終末期病棟に入ることを決めていた。酷く落ち込む二人だったが、坂下はさち子のために遺言書を作成することは出来ると話す。そんな坂下に佳乃は惹かれていく。

椎名は研究のため渡米する決意を固め、幸に一緒に来て欲しいと告げる。人生の岐路に立たされた幸は悩み抜く。すずは以前に自分が言った一言が幸を傷つけていたと動揺する。大人の事情で子供時代を奪われたすずを思い、幸は姉妹たちとの生活を選んで椎名に別れを告げる。椎名は幸もまた大人の事情で子供時代を奪われたと指摘する。

幸とすずは二人で山に登る。そこはかつて父が幸を連れてきた場所で、父が家族を捨ててからは一人で来る場所だった。その風景はすずが姉妹たちを案内した山形の風景にそっくりだった。二人でひとしきり叫んだ後、幸はすずに「ここに居ていいんだよ」と告げる。

幸は看護師としてさち子の最期を看取った。葬儀で大泣きする佳乃。さち子の遺影は仙一が誘った最後のデートのものだった。さち子との想い出をひとしきり語った仙一は帰り際の姉妹の中からすずを呼び止め、「お姉ちゃんたちには内緒でお父さんのこと聞きにおいで」と告げる。浜辺を散策する四姉妹は人生の最後について語り合う。無邪気に波と戯れるすずを見ながら、幸は「お父さんはダメな人だったけれど、私たちにすずを遺してくれた」と妹たちに語る。こうして、四姉妹はまだ鎌倉の古い家を離れることなく、日々を重ねて行くのだった……。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

公開[編集]

是枝と主演女優たち、第68回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットにて

2015年5月14日、是枝と主演の4人が出席して第68回カンヌ国際映画祭にて上映された。賞の受賞はならなかったが、上映後には歓声が起こり、是枝らが退出するまでスタンディングオベーションが送られた[8][9][10]。同年6月13日より全国323館にて封切られ[11]、オープニングの週末2日間で観客動員は18万1642人・興行収入は2億2911万7100円を記録し、観客動員ランキングでは2位にランクインした。

受賞[編集]

  • 第63回サン・セバスチャン国際映画祭(2015年)[12]
    • 観客賞
  • 第39回山路ふみ子映画賞(2015年)[13]
    • 新人女優賞(広瀬すず)
  • 第7回TAMA映画賞(2015年)[14]
  • 第40回報知映画賞(2015年)[15]
    • 新人賞(広瀬すず)
  • 第28回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(2015年)[16]
    • 主演女優賞(綾瀬はるか)
    • 助演女優賞(長澤まさみ)
    • 新人賞(広瀬すず)
  • 第57回毎日芸術賞(2016年)[17]
    • 特別賞(是枝裕和)
  • 第89回キネマ旬報ベスト・テン[18][19]
    • 日本映画ベスト・テン 第4位
    • 新人女優賞(広瀬すず)
  • 第39回日本アカデミー賞[20]
    • 最優秀作品賞
    • 最優秀監督賞(是枝裕和)
    • 優秀脚本賞(是枝裕和)
    • 優秀主演女優賞(綾瀬はるか)
    • 優秀助演女優賞(長澤まさみ、夏帆)
    • 新人俳優賞(広瀬すず)
    • 優秀音楽賞(菅野よう子)
    • 最優秀撮影賞(瀧本幹也)
    • 最優秀照明賞(藤井稔恭)
    • 優秀美術賞(三ツ松けいこ)
    • 優秀録音賞(弦巻裕)
    • 優秀編集賞(是枝裕和)
  • 第70回毎日映画コンクール[21]
    • 女優主演賞(綾瀬はるか)
    • 女優助演賞(長澤まさみ)
  • 第25回東京スポーツ映画大賞 [22]
    • 監督賞(是枝裕和)
      • ※第25回東京映画スポーツ映画大賞発表時には北野武監督(『龍三と七人の子分たち』)と発表されていた[22]。ところが、授賞式では審査委員長を務める北野武監督が「是枝監督に監督賞をあげようかな」と自身が受賞したトロフィーを会場に来ていた是枝監督に対して手渡し、これにより『海街diary』は1冠増えて、主演女優賞、助演女優賞、新人賞、監督賞と4冠に輝くことになった[23]。主催者である東京スポーツの授賞式記事(受賞者一覧)では「監督賞:北野武(「龍三と七人の子分たち」)→是枝裕和(「海街diary」)」となっている[24]
    • 主演女優賞(綾瀬はるか)
    • 助演女優賞(長澤まさみ)
    • 新人賞(広瀬すず)
  • 第37回ヨコハマ映画祭[25]
    • 作品賞、ベスト10・第1位
    • 監督賞(是枝裕和)
    • 主演女優賞(綾瀬はるか)
    • 最優秀新人賞(広瀬すず)
    • 撮影賞(瀧本幹也)
  • 第35回藤本賞[26]
    • 特別賞(松崎薫)

関連商品[編集]

テレビ放送[編集]

2016年5月21日に、フジテレビ系列の『土曜プレミアム』で地上波初放送された(21:00 - 23:35。文字多重放送 / データ放送)。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 風太は『ラヴァーズ・キス』にも登場している。
  2. ^ 映画では幸と同僚という設定はあるもの作中では一緒のシーンはない。
  3. ^ 泰之が大学の先輩として幸に紹介している。
  4. ^ 3巻収録2編目「誰かと見上げる花火」では物語開始から1年後の8月11日のエピソードとなっているため(3巻60ページ)、高3の7月13日に小笠原に移住した朋章(吉田秋生『ラヴァーズ・キスI』、小学館、1995年、114ページ)は既に鎌倉を離れている。
  5. ^ ロケーション家屋所在地は非公開のため、画像座標GPSデータは意図的に除去済み。

出典[編集]

  1. ^ 第61回小学館漫画賞に「海街diary」「Sunny」「ハイキュー!!」など”. コミックナタリー (2016年1月22日). 2016年1月22日閲覧。
  2. ^ 3巻166ページ。
  3. ^ 『ラヴァーズ・キス』2巻89ページ。
  4. ^ 2015年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟
  5. ^ 是枝監督『海街diary』カンヌ映画祭コンペ出品決定!”. シネマトゥデイ (2015年4月16日). 2015年4月17日閲覧。
  6. ^ a b 海街diaryパンフレット(東宝映像事業部 2015年6月13日)
  7. ^ 吉田秋生「海街diary」是枝裕和監督により実写映画化”. コミックナタリー (2014年5月27日). 2014年5月28日閲覧。
  8. ^ 妻夫木聡出演『黒衣の刺客』ホウ・シャオシェンにカンヌ監督賞! 『海街diary』は無冠【第68回カンヌ国際映画祭】”. シネマトゥデイ (2015年5月25日). 2015年5月25日閲覧。
  9. ^ 綾瀬はるか・長澤まさみ・夏帆・広瀬すず、カンヌで美の競演! レッドカーペットを彩る!【第68回カンヌ国際映画祭】”. シネマトゥデイ (2015年5月15日). 2015年5月15日閲覧。
  10. ^ 『海街diary』カンヌ公式上映で鳴り止まぬ拍手! 綾瀬、長澤、夏帆、広瀬も感激の表情【第68回カンヌ国際映画祭】”. シネマトゥデイ (2015年5月15日). 2015年5月15日閲覧。
  11. ^ “実写版『海街diary』4姉妹を取り巻く、豪華キャスト9名が発表!”. シネマトゥデイ. (2014年11月17日). http://www.cinematoday.jp/page/N0068232 2014年11月17日閲覧。 
  12. ^ 「海街diary」サン・セバスチャン国際映画祭で観客賞! 是枝裕和監督は2作連続受賞”. 映画.com (2015年9月27日). 2015年9月28日閲覧。
  13. ^ 「第39回山路ふみ子映画賞」に是枝裕和監督の「海街diary」”. 映画.com (2015年10月18日). 2015年10月19日閲覧。
  14. ^ 第7回TAMA映画賞|第25回映画祭TAMA CINEMA FORUM”. TAMA CINEMA FORUM (2015年). 2015年11月21日閲覧。
  15. ^ 【報知映画賞】広瀬すず「こんなに人生って変わるものなんだ」史上初女優2人受賞”. スポーツ報知 (2015年11月26日). 2015年11月26日閲覧。
  16. ^ 日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞決定”. 日刊スポーツ (2015年12月8日). 2015年12月8日閲覧。
  17. ^ 第57回毎日芸術賞に歌人の伊藤一彦氏ら”. 毎日新聞 (2016年1月1日). 2016年1月6日閲覧。
  18. ^ キネマ旬報ベスト・テン発表、「恋人たち」「マッドマックス」が1位に輝く”. 映画ナタリー (2016年1月8日). 2016年1月8日閲覧。
  19. ^ 第89回キネマ旬報ベストテン 個人賞”. KINENOTE. 2016年1月8日閲覧。
  20. ^ 第39回日本アカデミー賞優秀賞決定!”. 日本アカデミー賞公式サイト. 2016年3月4日閲覧。
  21. ^ 毎日映画コンクール 大賞に橋口監督の「恋人たち」”. 毎日新聞 (2016年1月21日). 2016年1月21日閲覧。
  22. ^ a b ビートたけしが「龍三と七人の子分たち」に4冠授ける、東スポ映画大賞発表”. 映画ナタリー (2016年1月26日). 2016年1月27日閲覧。
  23. ^ 海街diary:たけしの思い付きで「東スポ映画大賞」1冠増え4冠に 綾瀬、長澤、すずがコマネチ”. まんたんウェブ (2016年2月29日). 2016年3月1日閲覧。
  24. ^ 【東スポ映画大賞】授賞式、受賞者一覧”. 東京スポーツ (2016年2月29日). 2016年3月1日閲覧。
  25. ^ 是枝監督 綾瀬はるかの起用理由は「天然だけれど所作がきれい」”. スポニチアネックス (2016年2月8日). 2016年2月8日閲覧。
  26. ^ “「バクマン。」製作者、監督への注文はマルサの女×キッズ・リターン!?藤本賞授賞式”. 映画ナタリー. (2016年6月17日). http://natalie.mu/eiga/news/191210 2016年6月17日閲覧。 
  27. ^ 広瀬すず「幸せだった」4姉妹でレッドカーペット”. 日刊スポーツ (2015年5月27日). 2015年5月27日閲覧。

外部リンク[編集]