彼方のアストラ

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彼方のアストラ
ジャンル SF冒険
漫画
作者 篠原健太
出版社 集英社
掲載サイト 少年ジャンプ+
レーベル ジャンプ・コミックス+
発表期間 2016年5月9日 - 2017年12月30日
巻数 全5巻
話数 全49話
アニメ
原作 篠原健太
監督 安藤正臣
シリーズ構成 海法紀光
キャラクターデザイン 黒澤桂子
メカニックデザイン 有澤寛
音楽 横山克、信澤宣明
アニメーション制作 Lerche
製作 彼方のアストラ製作委員会
放送局 AT-XTOKYO MXほか
放送期間 2019年7月 -
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメ
ポータル 漫画アニメ

彼方のアストラ』(かなたのアストラ、ASTRA LOST IN SPACE)は、篠原健太による日本漫画作品。集英社のウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ+』にて、2016年5月9日から2017年12月30日まで連載された。毎週土曜日更新だったが、2016年8月6日更新分より、本編と4コマを交互に掲載する隔週連載の形になった[1]

SFであると同時に、宇宙船という閉鎖空間の中に刺客がまぎれこんでいる、というミステリー的な要素もあり「前作と全く毛色の違う漫画を描こうと心に決めた」という作者の意向によって制作された[2]

2017年、第3回「次にくるマンガ大賞」Webマンガ部門で5位を獲得[3]。連載終了後は、口コミなどで評判が広まり[4]、「このマンガがすごい!2019」オトコ編で3位[5]、「マンガ大賞2019」で大賞を獲得した[6]

ストーリー[編集]

西暦2063年、「大自然の中、生徒だけで5日間を過ごす」という惑星キャンプの目的地である惑星マクパで、ケアード高校の生徒たちが遭難する。5012光年の彼方からメンバー全員が協力しながら様々な苦難を乗り越え、最後には遭難事故を起こした犯人を突き止める。無事に帰還してからは、遭難事故の裏にある陰謀を暴き、メンバーそれぞれが人間的に成長を果たす。

1巻[編集]

ケアード高校のアリエス・スプリングは、惑星キャンプに出発するため、無作為に選ばれた班のメンバーと顔合わせをする。うち1人は、宇宙港で引ったくりから荷物を取り返してくれたカナタ・ホシジマであった。さらに、メンバーの1人キトリー・ラファエリの10歳の妹フニシアが、班への特別課題として同行することになり、総勢9名が教師の引率で9光年離れた惑星マクパに送り届けられた。

だが、マクパに到着し教師たちが引き返した直後、メンバーは謎の球体の襲撃を受け、次々と球体に飲み込まれて宇宙空間に投げ出されてしまう。近くに浮遊していた宇宙船に逃げ込むことで一旦は事なきを得るが、飛ばされた先は5012光年離れた地点であった。メンバーの1人ザック・ウォーカーが宇宙船の操縦免許を持っており、帰還は可能であることがわかるが、通信機器が故障しており救助信号を送ることができず、さらに超光速航行でも帰還に3か月かかるのに対して手持ちの食料・飲料水が3日分しかないため一同は絶望する。そんな中、「3日以内に到達可能で、水・食料が補給可能な惑星を探索する」「宇宙船に保存可能な水と食料を補充し次の惑星を目指す」を繰り返すことで帰還できないか、とアリエスが提案する。検索の結果、5つの惑星を経由することで帰還の可能性があるルートが発見され、一行は「アストラ号」と名付けた宇宙船で旅を始める。

第1の惑星ヴィラヴァースで、一行はマクパで遭遇したものと同じ球体に再び襲われる。また、故障した通信機器を調べたザックは、通信機器を故意に壊して連絡不能にした犯人がメンバーの中にいることをカナタに伝える。

2-4巻[編集]

カナタは、フニシアが過去に耳にしていた会話の断片から、何者かがフニシアを含めた全員を一斉に殺処分しようとしているのだと推測し、通信機器を壊した「刺客」の存在をメンバーに明かした。まとめて殺されるような共通点が思いつかず、メンバー同士は疑心暗鬼に陥る。しかし、協力してトラブルを乗り越えていく中で、メンバーはそれぞれの抱える問題を打ち明け、仲間としての絆を強めていく。

第4の惑星イクリスで着陸地点を探査中、アストラ号は崖に衝突して航行不能になってしまう。帰還の望みが絶たれ、イクリスで生きる覚悟を決めたメンバーは食料と水の確保に走る。その探索の途中でフニシアらが偶然見つけたのは、もう1機のアストラ号であった。

困惑しながら船内の探索を進めたカナタらは、稼働中の人工冬眠装置を発見し、中から女性を救出する。ポリーナ・リヴィンスカヤと名乗る彼女は、動かなくなった宇宙船アーク6号の機関士だった。ポリーナの話によると、アーク6号は別の惑星探査中にイクリスに不時着し、一縷の望みに賭けて人工冬眠装置に入ったのだという。アリエスの思いつきにより、アストラ号とアーク6号の故障していないユニット同士をドッキングさせることで航行可能になることが判明する。

その後、ポリーナの何気ない言葉をきっかけに、キトリーとフニシアのDNA検査が行われることになった。検査の結果から、カナタとザックは、自分たち全員を一斉に殺処分しなければならない共通点を突きとめる。

さらに惑星イクリスから飛び立つアストラ号では、使えるようになった宇宙望遠鏡にカナタたちの故郷の惑星が映し出された。感涙にむせぶ一行に対し、映像に違和感を覚えたポリーナがメンバーに疑問をぶつけたことで、アストラ号の最終目的地がポリーナの帰還したい星ではないことが発覚する。

5巻[編集]

メンバーとポリーナは双方の持っている情報や知識を突き合わせるが、肝心なところで話が噛み合わない。そんな中でアストラ号は最後の惑星ガレムに到着する。惑星を探査していたカナタは三たび謎の球体に襲われる。危うく難を逃れたカナタは、最初に球体に襲われたときのことを思い出して刺客の正体を推理、他のメンバーの協力で刺客をついに捕らえる。しかしその最中にカナタは右腕を失うことになる。

刺客の口からはすべての真実が語られた。当初は自ら死を選ぶつもりだった刺客もカナタらの説得によって翻意し、事実を告げて真実を明らかにすることを約束する。

こうしてアストラ号は無事に帰還を果たし、メンバーを殺そうとしていた黒幕は逮捕され、隠されていた秘密が国民全員の前で暴かれた。そして7年後、「宇宙探検家になる」という夢を叶えたカナタは、仲間を伴い、宇宙船で未知の惑星へと旅立っていった。

登場人物[編集]

声の項で示す声優は特記がない限りテレビアニメ版を示す。

アストラ号の乗組員[編集]

カナタ・ホシジマ
声 - 細谷佳正[7] / 小林裕介(ボイスドラマ)[8]
年齢:17歳 誕生日:5月5日 身長:181cm 体重:71kg
本作の主人公の少年。
将来の夢は宇宙探検家。リーダーシップはあるが抜けたところもある。中学1年生のときに山で遭難したことがあり、サバイバルの経験と知識を持っている。陸上十種競技の選手で運動能力が高い。メンバー顔合わせの時にキャプテンに立候補するも空回りが多く周りを呆れさせたが、仲間のピンチには真っ先に捨て身の行動をする決断力と行動力を何度も示したことからキャプテンとして認められる。その後も冒険の中でリーダーとして成長していく。
アリエス・スプリング
声 - 水瀬いのり[7] / 諏訪彩花(ボイスドラマ)[8]
年齢:17歳 誕生日:4月20日 身長:162cm 体重:52kg
本作のヒロインにしてもう一人の主人公。
朗らかな性格でやや天然なところがある。オッドアイの持ち主。よく言葉や名前を言い間違える。一度見たものを忘れない映像記憶能力がある。B5班の書記で、航海日誌という形で帰還までの旅を記録している。好奇心と食欲が旺盛。
ザック・ウォーカー
声 - 武内駿輔[9]石上静香(少年ザック) / 濱野大輝(ボイスドラマ)[8]
年齢:17歳 誕生日:6月9日 身長:185cm 体重:76kg
IQ200を誇る少年。
眼鏡をかけている。宇宙船の操縦免許を持ち、科学者志望。船のジャンクパーツで可食判定機を作ったり、壊れたスーツを修理したりと、機械的な知識も豊富。3話で宇宙船の通信機を壊したスパイがいるとキャプテンであるカナタに報告している。いつも何を考えているか分からない目つきをしているが、惑星イクルスでキトリーから自分のお嫁さんになると聞いた時、『俺達、結婚するんだろ。』とキラキラ無表情で打ち明ける。子供の頃の約束をずっと覚えていたが、キトリーからはドン引きされている。
キトリー・ラファエリ
声 - 黒沢ともよ[9] / Lynn(ボイスドラマ)[8]
年齢:17歳 誕生日:6月1日 身長:157cm 体重:43kg
褐色の肌が特徴の少女。
素直に周囲と打ち解けられない性格だったがほどなくして心を開いた。ザックと家が隣同士の幼なじみ。家は病院で、本人も跡を継ぐため医学を専攻している。その知識を活かし、メンバーの救護も担当する。当初は幼馴染のザックと共に周りの人間とは素っ気無い態度を取り続けていたが、惑星ヴィラヴァースで迷子になった時、フニシアを助けるカナタの行動などで心打たれ、ようやく仲間として行動する。
フニシア・ラファエリ
声 - 木野日菜[9] / 田中あいみ(ボイスドラマ)[8]
年齢:10歳 誕生日:10月19日 身長:136cm 体重:31kg
キトリーの義理の妹[注 1]で、フニと呼ばれている。最初は義姉=キトリーからかなり煙たがれていたが、惑星ウィラヴァースをきっかけにようやく義姉妹として仲良くなった。
「10歳の少女を同行させる」というキャンプの課題のためにメンバーとして参加した素直な少女。ビーゴ(声 - 龍田直樹)という、思っていることをアニメキャラの喋りで再生するパペット人形を持っている。
ルカ・エスポジト
声 - 松田利冴[9] / 村瀬歩(ボイスドラマ)[8]
年齢:17歳 誕生日:8月19日 身長:162cm 体重:47kg
お調子者な性格の小柄な少年。
一人称はオイラで語尾は「っす」。誰とでも積極的にコミュニケーションを取ることができる。手先が器用で絵も上手く、船内のちょっとした修繕やメンバーの整髪も担当する。父親は上院議員だが実の親子ではない。半陰陽が途中で明かされる。
シャルス・ラクロワ
声 - 島﨑信長[9] / 保志総一朗(ボイスドラマ)[8]
年齢:17歳 誕生日:4月28日 身長:176cm 体重:58kg
生物に関する知識が豊富な少年。
二枚目だが、生物への愛情が強すぎて、変態っぽいと思われることもある。料理も得意でメンバーの食事を作っている。ヴィクシア王政地区の貴族出身ということが途中で明かされる。
ユンファ・ルー
声 - 早見沙織[9]
年齢:17歳 誕生日:8月25日 身長:179cm 体重:67kg
黒髪で長身の眼鏡少女。
引っ込み思案であまり喋らず、自分が皆の役に立っていないという劣等感を持っている。母親はルーシー・ラムという有名な歌手であり、本人も歌が好きで母親に匹敵する歌唱力を持っているが、その母親からの心無い言葉とあまり目立たないようにするよう言われ続けた事が原因で内気な性格になってしまった。しかし、毒で苦しむ仲間達を自分の歌で救ったことにより自信を持つようになり、ルカに頼んで髪型をボブカットにし、伊達眼鏡も外してイメチェンして新しい自分に生まれ変わった。
ウルガー・ツヴァイク
声 - 内山昂輝[9] / 北山恭祐(ボイスドラマ)[8]
年齢:17歳 誕生日:8月30日 身長:165cm 体重:56kg
ニット帽を被って片目が前髪で隠れている少年。
態度は尊大で皮肉っぽく「うるさい黙れ」が口癖。中盤までは他のメンバーと積極的に関わろうとしなかった。父親はケアード高校の教頭。
ポリーナ・リヴィンスカヤ
声 - 生天目仁美
惑星イクリスの宇宙船で、コールドスリープ状態になっていた宇宙飛行士の女性。
コールドスリープ開始時の年齢は28歳。機関士として惑星探査の任務に当たっていた。同乗していた仲間はイクリスに棲む生物に襲われ全滅。カナタたちにより救助され、以後の旅に同行する。メンバーからは「ポリ姉」と呼ばれる。

乗組員の家族[編集]

レイ・ホシジマ
声 - 小山力也
カナタの父。元は十種競技の選手だったが故障して引退し、以降は専属トレーナーとしてカナタを鍛えることに心血を注いでいる。だが行方不明となってからは手の平を返したように冷めたような感じとなり、学校で行方不明となった保護者一同の集まり時、失踪宣告が決定されても顔色1つも変えない様子が目立つ。
エマ・スプリング
声 - 中原麻衣
アリエスの母。アリエスとの親子関係は良好で、遭難後も彼女の身を案じていた。失踪宣告決定時もアリエスの無事をずっと願い、心から待ち続けている。
オリーヴ・ラファエリ
声 - 豊口めぐみ
キトリーとフニシアの母。病院を経営している医師。家庭をあまり顧みておらず、キトリーの世話は使用人に任せきりにしている。
ジェド・ウォーカー
声 - 杉田智和
ザックの父。人間の記憶を別の人間に移植する研究を行っている。オリーヴの仕事仲間でもあり仲がよい。ザックが自分の似顔絵を描いて渡された時、すごくうまく書けてると褒めたのだが、それは上辺だけの愛情の言葉で最終的にはゴミ箱に捨てている。
マルコ・エスポジト
声 - てらそままさき
ルカの養父。上院議員で、国民のDNA情報を管理するゲノム管理法に終始反対していた。ルカの弟のリッカルドを溺愛している。
フェリーチェ・ジェンマ
ルカの実父で著名な芸術家。生まれてすぐのルカを養子に出した。
ソフィ・ラクロワ
声 - 井上喜久子
シャルスの養母。シャルスの遠縁の知人で、実家を出たシャルスと養子縁組する。
ルーシー・ラム
声 - 高垣彩陽
ユンファの母親で本名ウェイ・ルー。世界的な歌姫でファンも多い。ユンファに対してできるだけ目立たずに生きるよう強制していた。そのせいでユンファは内気で気弱な性格にしてしまった原因を作り、母親としてはまさに失格とも言うべき酷い女性。行方不明になってもエマ以外、顔色一つも変えない。
ゲルト・ツヴァイク
声 - 金尾哲夫
ウルガーの父。ケアード高校の教頭で、行方不明になったB5班メンバーの失踪宣告の手続きを提案する。ウルガーを出来の悪い息子という名目で毛嫌いしており、しかもフィンが死んだ時、ウルガーが代わりに死ねばよかったなどと冷酷な言葉をぶつけている。
フィン・ツヴァイク
声 - 松風雅也
ウルガーの兄でフリーのジャーナリスト。父親から可愛がられ、またウルガーからも慕われていた。マルコ上院議員の不正献金疑惑を追う途中でビルから転落死し、自殺として処理された。

その他[編集]

ヴィクシア王
ヴィクシア王政地区を治める王。ただし王権は世界政府の管理下にあり、名ばかりの君主。
セイラ
シャルスの幼なじみの少女。平民だったがシャルスの手引きで貴族エリアに侵入したところを警備に見つかり、争ううちに高所から転落、植物状態となってしまう。シャルスによればアリエスに似ているとのこと。
ギンジ・チュウマ
2045年にワームホール理論を発表した天才。過去の人物であり、1コマだけ登場。作者によれば『SKET DANCE』に登場した中馬鉄治の息子という設定だが、世界観がつながっているというわけではなく単なる読者サービスの一環とのこと[10]

用語[編集]

アストラ号
カナタ達が飛ばされた宇宙空間の側で漂流していた宇宙船。船内のプレートに書かれた「PER ASPERA AD ASTRA(困難を乗り越えて目的地へ)」という標語からカナタが名付けた。「アストラ」はもともとは「星」の意。
マクパ(MCPA)
9光年の距離にあり、超光速宇宙船で4時間かかる自然豊かな惑星。ケアード高校では伝統的に「惑星キャンプ」と称して、生徒だけで5日間過ごすというプログラムが組まれており、そのための宿泊施設がある模様。「キャンプ(CAMP)」のアナグラム
ヴィラヴァース(VILAVURS)
アストラ号が最初に上陸した惑星。広大な森と川を有している。ドラポンの他にも、変わった形態の動物、変わった生態の植物が繁殖している。「サバイバル(SURVIVAL)」のアナグラム。過酷な環境の惑星であり、困難な状況を越えて生き残る状況を示唆している。
シャムーア(SHUMMOOR)
アストラ号が2番目に上陸した惑星。海や川は地表面に見られず、苔むした荒野が広がっている。毒性のある植物、保存に向かない植物が生息している。「マッシュルーム(Mushroom)」のアナグラム。キノコに似た菌類が食物連鎖の頂点に立っている状況を示唆している。
アリスペード(ARISPADE)
アストラ号が3番目に上陸した惑星。惑星のほとんどが海で覆われている。鳥類と魚類は豊富だが陸上動物が生息していない。全ての生物が単為生殖であるという特徴を持つ。地震が頻発し津波が発生するために、陸上動物が進化しなかったのでは、とシャルスが分析した。「パラダイス(PARADISE)」のアナグラム。水や食料の入手が比較的容易であった状況を示唆している。
イクリス(ICRISS)
アストラ号が4番目に上陸した惑星。自転周期と公転周期が一致しているため、太陽に向いた面は常に灼熱、向いていない面は常に極寒となっており、両面の境界上のみ生物が生息できる。不安定な大気のためところどころで嵐が吹き荒れており、地上は移動能力を持ち巨大化した食虫植物が支配している。「クライシス(CRISIS)」のアナグラム。突風で船体が破損して航行不能になる危機的な状況を示唆している。
ガレム(GALEM)
アストラ号が5番目に上陸した惑星。広大な森や洞窟が存在する。「光る(GLEAM)」のアナグラム。発光生物が多く生息している状況を示唆している。
ヴィクシア王政地区(VIXIA)
世界統一政府が樹立した中で、唯一王政が認められた地区。人々の暮らしも中世の王国然としており一種の観光施設になっている。さらにその中の閉鎖区域では王族、貴族といった身分制度が未だに存在しており、平民は立ち入りを許されない。英語表記の「VIXIA」は上下反転して反対から読んでも同じ表記になる。

影響を受けた作品[編集]

作者によると、「ネット上で指摘されている『11人いる!』は好きな作品で、パロディめいたセリフも入っている。その他に指摘されているアニメの『無人惑星サヴァイヴ』は見たことはない」と明かしている。また、映画については「『インターステラー』や『ゼロ・グラビティ』などは画面などで影響が出ている」と説明している。

11人いる!』は、本作と同様に、アイエス(インターセクシャルの略で半陰陽の意味)と言われるメンバーが一人含まれた宇宙船で、宇宙を漂流するSFミステリー作品であり、萩尾望都による著名な古典マンガ作品である。この作品も、様々な得意技能を持つ参加者11人の中から、「裏切り者を探してその理由を推理する」ということが作品テーマとなっている。ちなみに本作のアストラ号の乗員も、ポリーナとビーゴを合わせれば総員11人である。

書誌情報[編集]

テレビアニメ[編集]

2019年7月よりAT-XTOKYO MXほかにて放送中[7][16]。第1話は1時間スペシャルで、第2話以降は30分枠となる。

スタッフ[編集]

  • 原作 - 篠原健太[17]
  • 監督 - 安藤正臣[17]
  • 助監督 - 柴田裕介[9]
  • シリーズ構成・脚本 - 海法紀光[17]
  • キャラクターデザイン・総作画監督 - 黒澤桂子[9]
  • サブ総作画監督 - 山本由美子[9]
  • メカデザイン - 有澤寛[9]
  • プロップデザイン - 本多弘幸[9]
  • 宇宙生物デザイン - 廣瀬智仁[9]
  • 美術監督 - 甲斐政俊[9]
  • 美術設定 - 虎順、羽根広舟[9]
  • 色彩設定 - 多田早希[9]
  • 撮影監督 - 酒井淳子[9]
  • CGI - ラークスエンタテインメント[9]
  • CGディレクター - 加藤大輔[9]
  • 2Dデザイン - いまむら[9]
  • モニターデザイン - 山田可奈子[9]
  • 編集 - 宮崎直樹[9]
  • 音響監督 - 飯田里樹[9]
  • 音楽 - 横山克、信澤宣明[9]
  • 音楽制作 - KADOKAWA[9]
  • 音響効果 - 奥田維城[9]
  • 音楽プロデューサー - 若林豪
  • プロデューサー - 田中翔、高野貴志、岩崎大介、尾形光広、礒谷徳知、村松裕基
  • アニメーションプロデューサー - 比嘉勇二[9]
  • アニメーション制作 - Lerche[17]
  • 製作 - 彼方のアストラ製作委員会[17]

主題歌 [編集]

オープニングテーマ「star*frost」[18](第1話、第3話、第6話、第8話)
作詞 - 安田史生 / 作曲・編曲 - 越前谷直樹、田口史也 / 歌 - nonoc
第1話ではエンディング位置で使用。
エンディングテーマ「Glow at the Velocity of Light」[18](第2話、第3話、第5話 - 第7話)
作詞 - タナカ零 / 作曲 - ナスカ / 編曲 - the Third / 歌 - 安月名莉子
挿入歌「Star of Hope」(第4話)
作詞 - 篠原健太 / 作曲・編曲 - 横山克 / 歌 - ユンファ・ルー(早見沙織

各話リスト[編集]

話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督総作画監督原作話数
#01PLANET CAMP 海法紀光安藤正臣
  • 安藤正臣
  • 鈴木芳成
  • 黒澤桂子
  • 山本由美子
  • 樋口博美
  • 本多弘幸
  • 山本真夕子
  • 藤田亜耶乃
  • 竹上貴雄
  • 堀江由美
黒澤桂子#1 - #2
#02WILDERNESS 柴田裕介
  • 黒澤桂子
  • 山本由美子
  • 樋口博美
  • 廣瀬智仁
  • 山本真夕子
  • 本多弘幸
  • 竹上貴雄
  • 實藤晴香
  • 黒澤桂子
  • 山本由美子
#3 - #7
#03METEOR
  • 瀬村俊一郎
  • 柴田裕介
福井洋平
  • 山本由美子
  • 樋口博美
  • 廣瀬智仁
  • 本多弘幸
  • 山本真夕子
  • 實藤晴香
  • 竹上貴雄
  • もりやまゆうじ
#8 - #12
#04STAR OF HOPE 柴田裕介ながはまのりひこChang Bum Chul#13 - #17
#05PARADISE 岩畑剛一鈴木芳成
  • 樋口博美
  • 鈴木春香
  • 本多弘幸
  • 山本由美子
#18 - #21
#06SECRET 瀬村俊一郎備前克彦
  • 吉森直子
  • 村田憲泰
#22 - #25
#07PAST 岡本英樹仁昌寺義人
  • 樋口博美
  • 賽藤晴香
  • 張鵬
  • 川﨑玲奈
#26 - #29(前半)
#08LOST AND FOUND 瀬村俊一郎鈴木輪流郎
  • 鐘文山
  • 小関雅
#29(後半)-#32、#36 - #37(前半)

放送局[編集]

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[16]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [19] 備考
2019年7月3日 - 水曜 21:00 - 21:30 AT-X 日本全域 製作参加 / CS放送 / リピート放送あり
2019年7月4日 - 木曜 1:05 - 1:35(水曜深夜) TOKYO MX 東京都
KBS京都 京都府
木曜 1:30 - 2:00(水曜深夜) サンテレビ 兵庫県
BS11 日本全域 BS放送 / 『ANIME+』枠
木曜 2:35 - 3:05(水曜深夜) テレビ愛知 愛知県
初回は1時間スペシャル[16]
日本国内 インターネット / 放送期間および放送時間[16]
配信期間 配信時間 配信サイト
2019年7月3日 - 水曜 21:30 更新
2019年7月6日 - 土曜 21:30 更新 GYAO!
2019年7月10日以降 - 不明

BD / DVD[編集]

発売日[20] 収録話 規格品番
BD DVD
2019年10月25日予定 第1話 - 第6話 ZMAZ-13421 ZMSZ-13431
2019年12月25日予定 第7話 - 第12話 ZMAZ-13422 ZMSZ-13432

Webラジオ[編集]

キトリー・ラファエリ役の黒沢ともよによるWebラジオ『彼方のアストラ 5千12光年離れた宇宙からのラジオ』が、2019年7月2日より音泉にて隔週火曜に配信[21][22]

AT-X 水曜 21:00 - 21:30 枠
前番組 番組名 次番組
彼方のアストラ
-

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ キトリーの母親が、亡くなった友達の一人娘を児童養護施設から引き取った。

出典[編集]

  1. ^ 作者Twitter
  2. ^ 単行本5巻作者後書きより。
  3. ^ 第3回次にくるマンガ大賞_Webマンガ部門結果発表より。
  4. ^ “一押しマンガ〜アッと驚く!宇宙サバイバルの傑作”. 読売新聞オンライン. (2019年3月7日). https://www.yomiuri.co.jp/column/column/20190305-OYT8T50017/ 2019年3月19日閲覧。 
  5. ^ 「このマンガがすごい! 2019」(宝島社) に集英社作品がランクイン”. S-MANGA. 集英社 (2018年12月14日). 2018年12月24日閲覧。
  6. ^ “マンガ大賞2019は『彼方のアストラ』ウェブコミック史上初の受賞”. ORICON NEWS. (2019年3月19日). https://www.oricon.co.jp/news/2131856/full/ 2019年3月19日閲覧。 
  7. ^ a b c “「彼方のアストラ」7月より放送!カナタ役は細谷佳正、アリエス役に水瀬いのり”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年3月22日). https://natalie.mu/comic/news/324962 2019年3月22日閲覧。 
  8. ^ a b c d e f g h 『聴くジャン!』第2弾『彼方アストラ』”. 少年ジャンプ+. 2019年2月5日閲覧。
  9. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa “「彼方のアストラ」に武内駿輔、黒沢ともよ、木野日菜、松田利冴ら7名出演”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年5月10日). https://natalie.mu/comic/news/330968 2019年5月10日閲覧。 
  10. ^ 篠原健太Twitter 2017年8月12日の発言
  11. ^ 彼方のアストラ/1|篠原健太|ジャンプコミックス”. 集英社. 2016年11月4日閲覧。
  12. ^ 彼方のアストラ/2|篠原健太|ジャンプコミックス”. 集英社. 2016年11月4日閲覧。
  13. ^ 彼方のアストラ/3|篠原健太|ジャンプコミックス”. 集英社. 2017年4月5日閲覧。
  14. ^ 彼方のアストラ/4|篠原健太|ジャンプコミックス”. 集英社. 2017年8月4日閲覧。
  15. ^ 彼方のアストラ/5|篠原健太|ジャンプコミックス”. 集英社. 2018年2月2日閲覧。
  16. ^ a b c d ONAIR”. TVアニメ「彼方のアストラ」公式サイト. 2019年6月21日閲覧。
  17. ^ a b c d e “『SKET DANCE』の篠原健太さんが描く大人気SFサバイバルストーリー『彼方のアストラ』のTVアニメ化決定”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2019年2月5日). https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1549282379 2019年2月5日閲覧。 
  18. ^ a b MUSIC”. TVアニメ「彼方のアストラ」公式サイト. 2019年5月17日閲覧。
  19. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  20. ^ Blu-ray&DVD”. TVアニメ「彼方のアストラ」公式サイト. 2019年7月3日閲覧。
  21. ^ 7/2より、『彼方のアストラ』のラジオがスタート!”. TVアニメ「彼方のアストラ」公式サイト (2019年6月11日). 2019年6月11日閲覧。
  22. ^ 彼方のアストラ 5千12光年離れた宇宙からのラジオ”. インターネットラジオステーション〈音泉〉. タブリエ・コミュニケーションズ. 2019年6月11日閲覧。

外部リンク[編集]