パーマン
『パーマン』は、藤子・F・不二雄による日本の漫画およびテレビアニメと作中で主人公達が変身するヒーローの名称である。
パーマン | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ジャンル | ギャグ漫画、SF漫画、ヒーロー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
漫画 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
作者 | 藤子・F・不二雄 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出版社 | 小学館 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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掲載誌 | 週刊少年サンデーほか | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レーベル | てんとう虫コミックス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
発表号 | 1967年2号 - 1967年44号 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
巻数 | TC:全7巻 FF:全12巻 文庫:全5巻 F全:全8巻 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメ:パーマン(第1作) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
監督 | 鈴木伸一 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
脚本 | たむらたつおほか | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
音楽 | 筒井広志 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメーション制作 | Aプロダクション スタジオ・ゼロ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
製作 | 東京ムービー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送局 | TBS系列 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送期間 | 1967年4月2日 - 1968年4月14日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
話数 | 全54回 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメ:パーマン(第2作) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
総監督 | 笹川ひろし | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
監督 | 原田益次 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シリーズ構成 | 桜井正明 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
音楽 | たかしまあきひこ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
アニメーション制作 | シンエイ動画 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
製作 | テレビ朝日・シンエイ動画 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送局 | テレビ朝日ほか | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
放送期間 | 1983年4月4日 - 1985年7月2日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
話数 | 全526話+スペシャル2話 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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テンプレート - ノート |
作品概要
冴えない小学生・須羽ミツ夫がある日、宇宙人からもらったパーマンセット(マスク、マント、バッジ)を装着すると怪力や空を飛ぶ能力などを授かり、その力を生かして正義のヒーローになるという物語である。超人であるという秘密を持つ少年の葛藤、その矛盾に立ち向かう強さ、本当の正義とは何かを、独特の藤子ギャグで描く、藤子Fの代表作のひとつ。
1966年から2年間(以下、「旧作」)、1983年から3年間(以下、「新作」)の2度にわたり連載され、それぞれテレビアニメ化もされた。初期の第1作はギャグ作品であるが、「オバケのQ太郎」以前に得意としていたシリアスタッチな展開も見られる。悪役は単なる泥棒から、特殊な攻撃でパーマンを倒す者までバリエーションに富んでいる。テレビ2作目の放送に合わせて再連載された新シリーズは、ヒーロー然とした内容が薄まり、パーマンの能力を生かしつつ各キャラクターに焦点を合わせたエピソードに重点が置かれた。また2003・2004年にも劇場映画化された。しかし、3度にわたるアニメ化の機会に恵まれたにもかかわらず、原作最終回の「ミツ夫がスーパー星(新作ではバード星)に旅立つ」内容が完結エピソードとして描かれたことがない。厳密にはその内容を翻案にした回はあるが、後述のように新たなコピーロボットに身代わりさせる形でミツ夫自身は地球に引き返している。
それぞれの時代背景に併せ、登場する有名人のパロディも異なっている。例えば、有名人にコピーロボットの鼻を押させて子供たちの前へコピーを有名人として連れて行く、という話があったが、この際1作目に登場したのが「巨神軍の玉選手」「プロレスラー・ジャイアント加馬」などであったものが、2作目では同様の設定が「シャイアンツのハラダ選手」などに代わっている。
原作者の藤子・F・不二雄いわく、普通の小学生の男の子がマスクをかぶってパワーアップするという設定は、藤子不二雄Ⓐの漫画作品「わが名はXくん」や「マスクのXくん」が下地になっているという。また、パーマンのマスクのつばの跳ね返りは、幼児の上唇を模したものだという。このマスクの形状が子供達に幅広く受け入れられた要素だと、作者は分析している。
パーマン自体は藤子F作品とされているが、藤子不二雄Ⓐが自身のエッセイなどのタイトルとしても使用している(「パーマンの指定席」や「パーマンゴルフ」、「PARマンの情熱的な日々」など。ただしこのパーマンの「パー」は、スーパーマンの「パー」ではなく、ゴルフの「パー」の意味)他、忍者ハットリくんとパーマンが共演した映画の原作を藤子Ⓐが発表している(映画の項目を参照)。また、藤子不二雄率いる草野球のチーム名は『パーマンズ』だった。
設定変更
パーマン5号の存在の有無や飛行速度の設定を始め、旧作と新作の間にはいくつもの設定の差異が存在する。また、同じ旧作・新作の間でも権利や倫理の変化が原因で、後年の単行本では設定が変更された例がある。
須羽ミツ夫にパーマンセットを渡した宇宙人は.旧作では「スーパーマン」と呼ばれていたが、スーパーマンの著作権・商標権に触れるため[1]、新作連載時に「バードマン」と改名された。パーマンの名は「半人前で『スー』がないスーパーマン」という意味あいでの命名であるが、この変更のためつながりが消えてしまっている(第2期TVアニメ主題歌『パーマンはそこにいる』では「『スー』がスーッと消えて『パーマン』さ」と歌われているほか、キャラクターソングなどの一部では「スー」の部分を歌いこんだものがある)。
また、パーマンであることが仲間以外に知られた場合は、旧作では秘密を守るため、「脳細胞破壊銃でパー(廃人)にされる」という設定だったが、新作では社会通念に配慮し「細胞変換銃で動物に変えられてしまう[2]」という設定に変更された。他にも、第1話でミツ夫がスーパーマン(バードマン)に対して言った「おじさんは精神病院から脱走してきたんだね」というセリフは、新版では「映画の宣伝も大変だね」または「おじさんはぼくをからかってるんだね」に変更されている。そして小学館の単行本の1995年以降の版では、それまで収録されていた人食い人種が登場する「怪獣さがし」と、毒矢を用いて人を発狂させる犯罪者が登場する「くるわせ屋」[3]の2本が削除された。
2003年に小学館から刊行された新装版単行本では、旧設定のセリフは新設定に変更された他、「クルクルパー」などの不穏当な表現もほとんど変更されており、一部内容理解に差し支える点も発生している。一方、2009年より刊行された「藤子・F・不二雄大全集」では、旧作における「スーパーマン」の表記や「時速91キロ」などの旧設定が復活し、「怪獣さがし」[4]と「くるわせ屋」[5]の2本も再び収録されたものの、「脳細胞破壊銃でクルクルパーにされる」設定は復活しなかった。なお、2016年刊行の新装版単行本は「藤子・F・不二雄大全集」の版を用いているが、旧設定のセリフの一部を新設定に改めている(ただし2003年版とは修正がやや異なっている)。
なお、パーマンの連載が最も早く始まった『小学三年生』『小学四年生』の第1話(どちらも1966年12月号掲載[6])では、パーマンやバードマンのマスクは、現在とは大幅に異なるデザイン(とさかが2つ付いた形)であった[7]。現在のデザインになるのは第2話以降である。作者曰く、「このデザインはスーパーヒーローものに近い感じで、親しみにくかったので変えた」とのこと[8]。また、設定も一部異なっており、装備はマスクとマントのみでバッジは無く、マスクを被った際の力も6584倍であった。さらに『小学三年生』版では、コピーロボットの名称が「ソックリロボット」、正体がばれた場合のペナルティが「死」、といった差異もあった。
コミックス
現在絶版のもの
- 虫コミックス(虫プロ商事) 全4巻
- ホームコミックス(汐文社) 全3巻
- 藤子不二雄自選集(小学館) 全1巻
- てんとう虫コミックス(小学館) 全7巻
- てんとう虫コミックス※新装版(2003年版)(小学館) 全7巻
- ぴっかぴかコミックス(小学館) 全4巻
- 藤子不二雄ランド(中央公論社) 全12巻
現在入手可能なもの
- てんとう虫コミックス※新装版(2016年版)(小学館) 全7巻
- 小学館コロコロ文庫(小学館) 全5巻
- 藤子・F・不二雄大全集(小学館)全8巻
連載誌
- 週刊少年サンデー:1967年2号 - 44号
- 別冊少年サンデー:1967年11月号
- 少年サンデー増刊:1967年春季号・夏季号、1968年新年増刊号
- 小学館コミックス:1967年4月号 - 1968年4月号
- めばえ:1967年3月号 - 1968年7月号
- よいこ:1967年3月号 - 1968年9月号
- 幼稚園:1967年3月号 - 1968年12月号
- 小学館の学年別学習雑誌
- 小学一年生:1967年3月号 - 1968年8月号
- 小学二年生:1967年3月号 - 1968年8月号
- 小学三年生:1966年12月号 - 1968年8月号、1983年4月号 - 1985年3月号
- 小学四年生:1966年12月号 - 1968年8月号、1983年4月号 - 1986年3月号
- 小学五年生:1967年4月号 - 1968年5月号
- 小学六年生:1967年4月号 - 1968年2月号
- 月刊コロコロコミック:1983年4月号 - 11月号、1984年4月号 - 6月号
- てれびくん:1983年4月号 - 1984年4月号
あらすじ
ある日、須羽ミツ夫の前に超人「スーパーマン」(新作ではバードマン)が現れ、マスクとマント、バッジを渡される。このセットを身に付けることによって、半人前の「パーマン」としての力が発揮できるのである(「スー」が足されるのは一人前と認められてから)。ミツオは同様に超人からマスクやマントを受け取った者たちとパーマンチームを組み、超人的な力を発揮して悪者を懲らしめ、あるいは事故や災害に立ち向かう。出動中は自分そっくりに変身できるコピーロボットに身代わりを任せておけるが、正体は絶対に知られてはならず、知られたことが発覚した場合は秘密を守るため記憶を消され、廃人にされると戒められる。かくして5人(新作では4人)のパーマンによる活躍が始まった。
登場キャラクター
これまでにテレビシリーズが2作、映画は5本製作された。
声優は、パーマン1号(ミツ夫)役の三輪勝恵と、パーマン2号(ブービー)役の大竹宏の2人が第1作から平成の劇場版シリーズまで一貫して演じ続けているのも特徴である。第1作でカバ夫を演じた肝付兼太は第2作以降はパーやんを演じている。アニメ制作も共通して関わるスタッフが多い。
パーマン
- 1号 - 須羽 ミツ夫(すわ みつお[9])
- 声優 - 三輪勝恵
- 本作の主人公。小学5年生。在住は旧作が東京都三鷹市満賀野町(まんがのまち)九十六番地[10]、新作が東京都練牛。大好物はホットケーキ。苦手なものは、勉強、ママ、幽霊、ゴキブリ。アイドル歌手の星野スミレの大ファン。妹のガン子とはケンカすることもあるが、非常に妹思いな性格でもある。自尊心が強く、不条理に屈しない強い意志があるが、それが災いし自分の失敗をパー子に指摘されると意地を張りかえって自分がひどい目に遭ったりしてしまう。さらにガキ大将のカバ夫に立ち向かえる体力はなく、スポーツも苦手である。学業成績はあまり良くなく、50点[11]というのが一つの目安になっている。しかし、パーマン活動で身に着けたせいか社会科の成績は割りとよく、本気になってやれば勉強はできる。月にもらっている小遣いは、原作では300円と、1960年代でも安目の金額。また、平成映画版では公開された時代における子供文化に合わせるかたちでゲーム好きで大得意という新設定が付与され、PS2とGB風のハード(放映当時の最新ゲーム機)を所有している。
- そんな彼のもう一つの姿が、正義のヒーロー、パーマン1号である。マスクの色は青色で、マントとバッジの色は赤色。近所の空き地で地球に来たばかりのバードマンとたまたま出会い、パーマンに無理やり任命されることとなる[12]。元来のドジな性格も災いして5人のパーマンの中では最も頼りない存在であり、パーマンを辞めることを考えたことや何度か正体が知られそうになったことがある。しかし、日常のパトロールなどに対する怠け癖はあるものの、元々困っている人を放って置けないなど正義感は強く、ひとたび事件が起こればパーマンとして勇敢に活躍する。また、潜在的な能力は5人の中でもかなり高いようであり、薬で凶暴化したり、強敵相手に腹を括った場合には3号や4号を上回る強さを見せることもある。1号のときは冴えないミツ夫のときと異なり、ミッちゃんをはじめとする同年代の子供や女の子からは非常に人気があり、素顔を美男子と想像されるなど、お人良しな部分も相まってか世間的な人気はパーマン仲間の中でも最も高いようである。パーマン仲間からは単に「1号」と呼ばれている。最終回では気弱な心を奮い立たせる勇気とない知恵を絞って人々を守る功績が認められ、次期スーパーマン(バードマン)候補としてスーパー星(バード星)へと旅立つ(原作のみ)。後述の星野スミレが後の時代である『ドラえもん』の時代に帰りを待っている描写があることから、まだ地球に帰ってきていないようである。ただし「帰ってきたパーマン」(藤子・F・不二雄大全集第2巻に収録)では正月に特別休暇をもらい、わずか2時間だけ地球に帰ってくるという話がある。バード星では元気に勉強しているが、寝坊のくせだけは直らず、よく先生に叱られているのだという。
- 時速119キロで限界を超えるにあたり、他の3人は130キロだったのに対して、パー子に投げ飛ばされることで500キロを出している。
- パー子だけ素顔を見せないことから、正体を暴こうとしていたが、母がガンコに「人の秘密を暴くのはやらしい事」と説教してるのを聞いてやめている。
- 2号 - ブービー
- 声優 - 大竹宏
- チンパンジーの子供。マスクの色はオレンジ色で、マントとバッジの色は青色。しばしば1号とコンビを組む。旧作では動物園の檻の中で母と共に暮らしており、新作では老夫婦のペットとして生活している。進化したバード星人から見れば、ヒトとチンパンジーの差などないに等しいという理由でパーマンに選ばれる。事実、非常に賢く、ジェスチャーで会話をしたり探し物をしたりと、チームの中ではパーやんに次ぐ切れを見せて活躍。特に偵察・情報収集能力に優れているとの記述がある。「パー子」や「パーやん」に相当するニックネームはなく、パーマン仲間からは単に「2号」(アニメではそのままブービー)と呼ばれている。旧作でブービーと呼ばれることはほとんどないが、パーマンが名前を知らないわけではない[13]。新作では、隣家の飼い犬のジョンに正体がばれ、窮地に陥ったこともあるが秘密を守る見返りに鎖を外した要求を呑んで好き勝手に暴れたジョンが保健所に連れて行かれる危機に陥った際に、秘密を守ることを条件に助けた。バナナが大好物で、犬が苦手。月の小遣いは4000円。趣味はモデルガン収集。
- 3号 - パー子 / 星野 スミレ(ほしの スミレ)
- 声優 - テレビ1作目=栗葉子 / テレビ2作目以降=増山江威子
- 作中唯一の女の子のパーマン。当初は自身のことは「パーレディ」と呼んで欲しいと言っていたが、その後も呼ばれることもなくパー子で定まっている。旧作では正体は直接的表現としては最後まで明かされることはなかったが、間接的表現としては容易に想像できるように描写されている[14]。
- 4号 - パーやん / 大山 法善(おおやま ほうぜん)
- 声優 - テレビ1作目=加茂喜久 / テレビ2作目以降=肝付兼太
- 700年の歴史がある大阪の寺、金福寺に住む優秀な小坊主。年齢は12歳でチームでは最年長。マスクの色は緑色で、マントとバッジの色は紫色。「正義はなにも人助けだけやない」と、パーマンパワーを活用し金儲けに励みコピーロボットと共に副業として運送業も営んでいる一方で、パーマンとしての使命はしっかりと果たしている。また金稼ぎも一攫千金のような浮ついた方法は好まずに地道に稼ぐタイプであるほか大食いで賞金を稼いだり、仲間にもおにぎりを売るが、守銭奴な性格ではない。アニメでは度の過ぎた副業をバードマンに注意され、コピーロボットに細工を施され、金遣いが荒くなるが、コピーを心配している他、食べ過ぎにより太ってしまい飛行に影響も出ている。時限爆弾と共に捕らえられた際も、救援より犯人逮捕を優先させるなど責任感が強く、拷問を受けても平気な顔をしているなど精神力もタフである。3人が敗れた神仙無二斎の必殺技の正体をビデオから解析し対策を立てたり、敵の脅迫がハッタリであることを性格から推理して見抜くなど洞察力に優れる。優れたあるいは奇抜な作戦を立案して難事件の解決に貢献することも多く、5人の中で最も知能・実力共に秀でている。それでいて、決してでしゃばることはなく、1号。など先輩を立てることを心がけている。また何かと衝突しがちな1号と3号の仲介役をいつも務めたり、借金の返済に窮した人を助けるなど、人情味あふれる一面もある。パーマンのチームの中で唯一正体が他人に知られたことがない。原作では外見に反して三枚目要素は非常に薄く、時には仲間をも欺いて事件解決に活躍するクールな側面が見られる一方で、アニメ版では切れ者の一面もあるものの、小太りの体型や関西弁という要素から三枚目的な役割を演じることも見受けられ、人気がないことを気にかけたりもしている。同じ藤子F作品の『中年スーパーマン左江内氏』の最終話に登場している。1号や3号のような「素顔の自分とパーマンとしての自分との葛藤」が描かれることはなく、『中年スーパーマン左江内氏』でも語るようにパーマンとしての力を最も自然に受け入れている。
- 当時は情報網がテレビやラジオの速報くらいであり、パーマンセットが奪われた際は他の2人が探し回っているのに、のんきに昼寝しながらテレビを見ていたが、これはセットを悪人が使うなら必ず悪さをしでかすという読みでニュース速報で情報を得るためだった。
- 作者はパーやんについて「パーマン仲間でも個性的な存在で、作者としては使いやすい人物でした」と語っている。
- なお、本名に関しては、『別冊少年サンデー』1967年11月号に掲載された人物紹介では「大山 金太郎」となっているが、後に上記の「法善」に変更された。
- 5号 - パー坊 / 山田 浩一(やまだ こういち)
- 声優 - 白石冬美
- 通称、コーちゃん。2歳の赤ん坊[15]で、ミツ夫の母の同級生の息子。1号がミツ夫であることを公園で偶然見てしまったが、パーマンの資格があることが分かり、秘密を守らせるため(半ば強引に)パーマンチームに入れられた。2歳児ということでカタコトでしか話ができないが、一方で自分が赤ん坊であることを利用して犯人を油断させるなどかなり知恵にも長けている。マスクの色は黄色で、マントとバッジの色はピンク色。
- 登場するのは旧作のみで、新作には一切登場しない。またその旧作においても連載後期での登場だったこともあり、他の4人に比べると出番が少ない。旧作最終回の「スーパー星への道」でも登場していたが、新作連載に伴い「バード星への道」として大幅に加筆修正された際に全て消されている。アニメでも同様にテレビ1作目には登場していたものの2作目以降では割愛されている。
- パー坊が登場したエピソードの多くは小学館の単行本に収録されていない。現在読むことができるのは、全話を収録している藤子・F・不二雄大全集を除くと、てんとう虫コミックス第3巻・コロコロ文庫第2巻収録の「特大クリスマス」および「わがはいの脱獄」(1コマのみ登場)の2本のみで、初登場回の「パーマン5号誕生」は収録されていない(ただし、2002年7月に刊行されたコンビニ販売用レーベル「My First BIG」版第3巻にて特別収録)。
- スーパーマン / バードマン
- 声優 - テレビ1作目=島田彰 / テレビ2作目以降=安原義人
- パーマンチームを取りまとめる超人。宇宙空間を始めとする長距離は1人乗りのUFOの円盤に乗って操縦移動している。スーパー星(新作ではバード星、ケンタウルス座のプロキシマということになっている)からスーパーマン(新作ではバードマン)候補を見付けるために色々な星へ出向き、見習いとしてパーマンセットを与えて実力を試す。その際、パーマンになる資格があるかどうかあらかじめ心を調べていたらしい。正体の露見など規律違反には制裁を加えるなどの冷厳な態度で臨むが、杓子定規ではなく寛大な面を見せたり、落ち込むミツ夫を激励するなど愛情を見せることもある。また、いささかドジでうっかり者な部分もあり、自分のミスを笑ってごまかそうとするなどいい加減な性格でもある(コピーロボットからも「あの人は超人の中でもおっちょこちょいな方」と評される)。ミツ夫からも「いいかげんでズボラなスーパーマン」だと突っ込まれている。外見はアニメでは二枚目でスーパーマンそのものであるようなデザインであるが、漫画版ではアゴが突き出たような外見になっており、印象が違う。様々な超能力を持つ。毎回の出動では直接指揮は執らず、あくまでもパーマン達の自主的な活動に任せてその遂行力を監察。最終回では候補に選抜されたミツ夫の他にも世界各国から選抜された多くのパーマンがスーパー星(バード星)へと旅立って行ったので、地球にやって来ていたのは彼一人ではないと思われる。シンエイ版テレビアニメ「リトルパーマンの謎」ではバードマンの真の顔らしきものが明かされたが、本当に素の顔なのかどうかは定かではない(本人はバードマンはもっと二枚目と否定している)。
- 旧原作においては、パーマン以外の地球人達の前に姿を見せている描写はなかったが、新原作ではミツ夫がカバ夫達との会話でバードマンの名前を挙げており、また「カス夫がパーマン」ではゲストキャラ、カス夫の母親にパーマンの任命者としての話をしている[16]、など、少ないながらその存在が他の地球人にも知られている描写がある。
- 新作においてバードマンとなったのはスーパーマン=超人から引っ掛けて、超人→鳥人=バードマンとなった。
その他
- 沢田 ミチ子(さわだ ミチこ)
- 声優 - テレビ1作目=江美京子 / テレビ2作目以降=三浦雅子
- 通称 - みっちゃん。ミツ夫が片想いで憧れている同級生。美人かつ成績優秀だが、気が強い性格である。活躍した新聞記事をスクラップにしてまとめるほどにパーマン1号に憧れているが、ミツ夫には「良いお友達」として接している。ときどき、パー子と張り合ったり意気投合することがあり、そのたびにミツ夫が振り回されるはめに合う。アニメ版では将来の夢を「宇宙飛行士」と語っていた。
- カバ夫(カバお)
- 声優 - テレビ1作目=肝付兼太 / テレビ2作目以降=鈴木清信
- ミツ夫の同級生。青果店「八百政」の一人息子で、学校ではガキ大将で、いつもミツ夫のことをからかっている。だが、お人形遊びを趣味とするサブの将来を心から心配したり、パーマン1号死亡の知らせを聞きつけ号泣するなど、基本的には友達思いの優しい性格。パーマンに憧れ、何度もパーマン1号(ミツ夫)に、ぜひともパーマン5号になりたいと頼んではいるものの、今一つ勇気がない小心者。また、1号(ミツ夫)からも断られ続けている。カバ夫の父母共に彼と同じ顔をしており、父親は青果業の他、リトルリーグの監督兼トレーナーもやっている。また、アニメ2作目では父親はよく入れ歯をなくし、前述のサブの口癖に対し「まだみたい」と返すのが定番となっているほか、「うちの父ちゃんは入れ歯をなくす名人だから」とも言っている。同年代の見知らぬ女の子と文通するのが趣味であるが返事がきた例がない。お遣いへ行かされるたび、お釣りをこっそり小遣いとし、月に400円貯金していくことを楽しみとしている。
- サブ
- 声優 - テレビ1作目=野村道子 / テレビ2作目以降=千葉繁
- ミツ夫の同級生。背がとても低く、小柄な体格。また、気弱な性格でもある。カバ夫の腰巾着的な存在。第2作ではレストラン「タベルナ」の一人息子となっている(なお、「タベルナ」は、日本語の「食べるな」ではなく、ギリシャ語、スペイン語などで食堂の意味)。月にもらっている小遣いは500円。アニメ2作目での口癖は「国民は黙っていませんよ」「カバオくん、お父さんの入れ歯めっかった?」「○○の女の子から返事きた?」(担当声優である千葉のアドリブから)。竹馬が得意。
- 三重 晴三(みえ はるぞう)
- 声優 - テレビ1作目=堀絢子 / テレビ2作目以降=鈴木みえ
- ミツ夫の同級生。やたらと自慢する金持ちの息子。パーマンセットをミツ夫から無理矢理借りて悪者から狙われたことがあり、アニメ第2作では自作のパーマンセットで偽者のパーマンになったこともある。小遣いは月に10,000円もらっており、彼の部屋は漫画本やプラモばかり(ただし10,000円は晴三の母の見栄で、実際には2,000円らしい)。
- 須羽 満太郎(すわ まんたろう)
- 声優 - テレビ1作目=勝田久 / テレビ2作目=徳丸完
- ミツ夫のパパ。典型的サラリーマンで、会社での役職は課長。普段はのんびり屋であるが、ミツ夫を叱るべきときはしっかりと叱る。特技は釣り。アニメ第2作ではマイカーを持っているが運転は苦手。
- ミツ夫の母
- 声優 - テレビ1作目=近藤高子 / テレビ2作目以降=坪井章子
- 典型的な専業主婦。ガン子の告げ口がきっかけやテストの結果が悪いことでミツ夫をよく叱るが、時にはガン子のひどい告げ口癖をたしなめてミツ夫をかばうこともある、子供思いの優しい女性である。そのためパーマンとその仲間が須羽家に寄りついていることをあまり快く思っておらず、ガン子を誘拐した犯人が、身代金代わりにパーマンセットを要求したときには、誘拐犯を恨むよりパーマンへの不信感を募らせていた。パーマンの周囲の人間は少なからずパーマンをヒーローとして尊敬のまなざしで見ることが多いのだが、彼女は家に寄り付くパーマンに対しては非常に強い態度で接することが多く、ミツ夫の悩みの種の1つともなっている。
- ガン子(須羽 ガン子)
- 声優 - テレビ1作目=菅谷政子 / テレビ2作目以降=梨羽侑里
- ミツ夫の妹にして最大の敵。テレビ2作目の設定では小学1年生で、劇場版では幼稚園児。名前の通りの頑固な性格で、言い出したら聞かない。兄のミツ夫を見下していて、ミツ夫の失態(遅刻して廊下に立たされたこと、テストで赤点を取ったことなど)を母にやたらと告げ口をする。ただし過度の告げ口をかえって母に諭されたこともある。反面、兄思いの一面もある他、ミツ夫についてきた仔猫を両親に見つからないように協力したこともある。テレビ2作目では、イツモマジメというボーイフレンドができている。カタツムリが苦手。『ドラえもん』にもジャイ子の友人として登場する。
- 大山(おおやま)先生
- 声優 - テレビ1作目=雨森雅司 / テレビ2作目=田辺宏章 / 平成劇場版=長嶝高士
- ミツ夫の担任。ひげ面で太っている体育会系教師。あだ名は「ヒゲダルマ」。なお、藤子・F・不二雄大全集では日下田となっている。髪型のモデルは鉄腕アトムか。独身だが結婚願望はあるようで、何度も見合いをしてそのたびに失敗している。テスト用紙を置引にあっている。
- 社六(しゃろく)
- 声優 - 高木早苗
- ミツ夫の同級生で、名前の通りシャーロック・ホームズを気取っている推理好き小学生。それだけに頭はいい。パーマン1号の正体がミツ夫であることに気づいており、何度も証拠をつかもうとするが、いつも今一歩のところで失敗する。パー子の正体も突き止める寸前まで至ったことがある。2作目以降で、父親が刑事という設定ができる。
- 山岸 ユキ(やまぎし ゆき)
- 声優 - 高木早苗
- 第2作アニメオリジナルキャラクター。元々はミツ夫の隣のクラスに転入してきた転校生でミツ夫のコピーと知り合い、友達になった。それ以降コピーと事実上恋人同士といってよい交際を続けているが、あくまでもコピーとの関係であり、ミツ夫本人とは話が合わずに悲しむこともしばしばある。
- 江地 孫一郎(えじ まごいちろう)
- 声優 - 田中真弓
- 第2作アニメ版オリジナルキャラクター。通称「エジソン」。名前よろしく発明好きの、自分の才能をやや鼻にかけている小学生。出番は少なかったが、ストーリー上結構重要な役割を務めることもあった。パーマンに対し挑戦することもあれば、パーマンに協力することもある。
- カバ夫の父
- 声優 - 郷里大輔、大林隆介
- 「八百政」という八百屋を経営している。カバ夫によく配達を手伝わせる。威勢のいい下町言葉で喋る江戸っ子。テレビ2作目ではよく入れ歯をなくす設定であり、カバ夫の同級生の間でもそのことが話題になっている(時々入れ歯を見つけてもすぐになくしてしまう他、入れ歯がなくても普通に喋れる)。カバ夫やミツ夫が所属する少年野球チームのコーチをしているが、息子をひいきすることはしない公明正大な性格をしている。パーやんのことを気に入っており、養子にしようとしたことがある。1号が落としたパーマンセットを拾ってパーマンになったことがある(パーとうちゃんと名乗っていた)。
- イツモ マジメ
- 声優 - 鶴ひろみ
- ガン子のクラスメイト、数回登場する。499話(DVD-BOXでは501話)にて家の表札で姓が「出雲」であることが判明する。
悪役たち
- 怪盗千面相
- 声優 - テレビ1作目=不詳 / テレビ2作目以降=寺田誠
- パーマンの好敵手。美術品を愛し美術品ばかりを狙う泥棒。変装の名人で1000の顔を持つ(実際はどんな者にも変装できる)が、テレビ1作目では「200面相」の名で登場。正々堂々と対決するがけっこうドジ。かつては日本中の名探偵が束になっても捕まらない怪盗として恐れられていたが、コピーロボットで4人になったミツ夫(パーマン1号ではない)の手により逮捕された。その後、刑務所に収監されたが、どんなに厳重警備であっても楽々に脱獄できてしまう(この際も、二重カツラなどに隠した変装道具を使って脱獄することが多い)。催眠術も使える。プライドが高く警備が強ければ強いほど張り合いが出るが、逆に警備が弱いと脱獄をためらい、脱獄予告をしたのに警備が強化されないことを悔しがったこともある(ただし実際はどんな刑務所でも脱獄可能で、さらに「外出」という名目で刑務所から抜け出すことは頻繁にしている模様)。さらに捕まり方までブライドがあり、脱獄後にコピーロボットの千面相がだらしない捕まり方をした際は「そんなみっともない捕まり方は、せんぞ」と自ら出てきたことがある。しかし、この性格を逆手に取られてアニメではパーマンたちに敗北を喫する話もあった(第127話ワザありパーマンなど)。一度脱獄した際にパーマンから逃げ切った後、ある家の敷地に逃げ込み、その家の男に泊めてもらう許可を得たが、家だと思ったその場所は実は刑務所で逆戻りしてしまう大失態をした事がある。その際「パーマン!逆戻りしちゃったよー!」と助けを求める始末。さらにその刑務所も千面相が脱獄した刑務所だった。盗みや脱獄を行う前にパーマンやミツ夫に必ず予告する(最初は変装した状態で予告することが多い)。反面弱者に対する正義感が強く、お気に入りのラーメン屋の危機に激怒、パーマンと共にひったくり犯を捕まえたこともあったが、初登場時にはいくども自分の邪魔をしたミツ夫を死刑にしようとするシーンもある[17]。またイタズラ好きで、探しに来た1号に「いないいないバア」をしてからかうシーンも見られる。マントを着た謎の怪人、タライ・マワシとしてパーマンを手玉に取り麻酔で眠らせて捕らえるシーンもある。
- ドン石川(ドン いしかわ)
- 声優 - 平成版=内海賢二
- 全日本悪者連盟の理事長。
- 日本の悪者達を束ねるが、いつもパーマンにやられっぱなし。若い頃は暗黒街の帝王、拳銃王とも呼ばれたらしいが、現在では加齢によって腕が衰えている。
- かなりの音痴で歌好き。しかも自分の喉に絶対の自信を持っており、子供の頃に歌手になろうと思っていたほどで、「全悪連盟歌」の作詞・作曲も手がけている(しかしメロディーや歌詞は半分盗作らしい)。また、部下がパーマンバッジから彼の歌が流れるように改造したため、パーマン1号を再起不能寸前にまで追い込んだこともある。
- ほっかむり姿でよく葉巻をふかしている。また金に汚く、パーマンを打倒する作戦を懸賞金付きで募集し、大賞相当のアイディアを出した構成員がいたにもかかわらず、ランクを佳作として賞金を安く上げようとしたこともある。
- 全日本悪者連盟
- 略称「全悪連」(ぜんわるれん、と読む。旧作では全日本ギャングドロボー連盟、略称「全ギャド連」)。本部を構えるビルや一般の場で名乗る際には「全○連」「全○ド○」などと伏字になっている。
- 日本全国の泥棒や空き巣、かっぱらい、強盗、すり、殺し屋といった悪者が集う。テロも企む。ほぼ全員ほっかむりをしている。パーマンたちのせいで稼ぎが減り(機関紙には仕事に成功した金庫破りゴエモンのインタビューが掲載されるなど、パーマンの介在しないところでは仕事を成功させている)、連盟の会費も集まらず不景気に悩んでいるため、敵視しており、あの手この手でパーマンをやっつけようとしているが、魔土博士の作戦とバッティングしたり、人食いハウス作戦など開始以前の段階で関係者がミスをして失敗してしまったこともある。機関紙も発行しており、連盟専用の車(「全○連」と書かれている)もある。創立記念日も制定されている。
- 本部ビル(ビル全体を借り切っている模様)も存在するが、雨漏りするなど非常にボロい。また、パーマンに送ったはずの爆弾を送り返されて無人のビルが大爆発したことがある。
- 旧作ではパーマン達は全ギャド連の存在を知っていたが、新作ではパーマン達は全悪連の存在を知らないようである(ただし「全○連」という組織の存在とビルは知っている)。
- 魔土災炎(まど さいえん)
- 声優 - 平成版=池田秀一
- 自称天才科学者。ハーバード大学を優秀な成績で中退、さらにはソルボンヌ大学を早退した学歴を持つ。魔土博士と呼ばれることが多い。赤い色を追跡するブル・ミサイル、パーマンマスクとマントを識別し追跡するミサイル、パーコロリ、生物巨大化スモークなど凶悪な発明品でパーマンをやっつけようとする。マッドサイエンティストではあるがトンデモ学者ではなく、発明そのものは毎回成功させており、失敗を反省し発明品を改良したこともあり発明家としての能力は高い。ドン石川とは協力関係にあるが、仲間割れを起こす事も多い。「Pマン」というお手伝いロボットがいるが、博士のいる場所を間違えてドン石川をトイレに誘導したり、後述するゴキブリ退治用光線銃を乱射してドン石川を殺しかける、性格逆転液を魔土やドン石川らに飲ませるなど、ドジな面も多い。平成版ではパーマン1号に執着しているが、理由は「1番が好きだから」。かなりの雨男で、彼の屋敷周辺が雷雨となっていることが多く(ドン石川がそのことを愚痴ったこともある)、彼が全悪連ビルを訪れると突然大雨が降り出したこともある。屋敷にはゴキブリが増え続けており、退治するための光線銃も持っているが、ゴキブリとりを購入して対処することが多い。この情けなさにドン石川からツッコミを入れられたこともある。
- 巨大ロボットの開発も行ったことがあるが、全悪連からの資金不足のために足だけしか完成させられず、結局全悪連が入手した映画撮影用のロボットを接着剤で付けて完成させた(しかし接着が不十分なまま動かしたため、転倒しただけで壊れてしまった)。
- 藤子・F・不二雄が発表したSF短編の『倍速』『換身』にも登場する。
- ドクトル・オクト
- 声優 - 広川太一郎
- 平成版第2作に登場。たくさんのタコ型洗脳メカを使い世界中の人につけ支配しようとする。フランス語を交えてしゃべることがあるが、フランス人かどうかは不明。墨を吐くタコロボットを使い1号を倒しマスクとマントを奪い(この時に1号の素顔が暴かれるが墨まみれで特定されなかった)、またスミレを人質にしタコ要塞でパーマンたちを苦しめた。
- 水掛けマン
- 通行人にクイズを出し、これに負けた相手にバケツで水を浴びせる男。正体は肉屋の2階に下宿している苦学生。歩いていたカバ夫たちに川に関するクイズを出して、彼らが負けたから水を浴びせようとしたが傘や合羽で防御された。しかし油断した隙を突いて墨入り水鉄砲でカバ夫たちの顔面に「残念!残念!」と連射した。張り込みをしていたミツ夫に追われるが駅などに関するクイズの出題や墨入り水鉄砲でミツ夫の顔を撃って足止めして逃げていたが、2・3号に持参してきた給水塔で水を浴びせられ負けを宣告した。
- 砂男
- 頭にファンの付いたヘルメットをかぶっており、相手を眠らせる砂をファンで飛散させて相手を眠らせ、悪事を働く。パーマンも容易に近づくことができずに苦戦する。そこでバッジの呼吸機能を使い接近しダメージを与えるも決定打にはならず、石を投げて咥えたバッジを弾いて砂を浴びせ、ついにパーマンたちを完全に眠らせてしまう。しかし強力すぎる薬のせいで自らも眠ってしまい、最後は警察に逮捕された。パーマンが勝てなかった数少ない敵。
- アイスマン
- 強力な冷凍銃を使用する敵。パーマンとの戦いではまず1号を氷漬けにして撃退。他のパーマン3人に隠れ家を強襲された際も、冷凍銃で寄せ付けず返り討ちにする。しかし、再びやってきた1号に湯たんぽで冷凍攻撃を無効化され、撃退された。
- 神仙無二斎
- 全日本悪者連盟が雇った柔術家。突っ込んできた相手を投げ飛ばす技を持っており、パーマンを呼び出して決闘を行い1号、2号、3号を投げ飛ばし敗北させた。敗れた3人は4号に助けを求め、神仙が相手の力を利用していることを突き止め、4人でゆっくりと囲む戦法で勝利した。
主な能力
パーマンの道具としてはマスク、マント、バッジ、コピーロボットの4種(パーマンセット)が与えられている。マスク・マント・バッジの3種については、マスクの中にマントとバッジを入れて丸めることで耳の穴に入るぐらい小さくなるため、容易に収納が可能となっている。
- マスク
- 「マスク」と呼ばれるが、実態は仮面。パーマンの基本的な能力を担っており、正体を隠す目的(被ると鼻のすぐ下まで来る大きさ。外からは口しか見えない)のほか、被ることで体内に「パーマロゲン」と呼ばれる物質が生成され、骨の強度がダイヤモンド級になり力が6600倍になる(強化は腕だけではないため、ジャンプ力も大きくなる)。耳の中央にあるダイヤルを回すと万能翻訳機になり、レンズを通して見た文章は、およそ知的生命体の書いた物なら全部本人の母語に置き換えて読むことが出来る。また透視能力も備えている。ただし肉体が強化されるとはいえ不死身になるというほどではなく、銃などで撃たれると大ケガにつながるらしい(最初、バードマンは弾丸もはじき飛ばせると説明したものの、後に「オーバーだった」と訂正している[18])。作中でも、地面に叩きつけられたパーマンやパー子が腕を負傷している。また、麻酔や催眠術、催涙ガス、冷凍、高熱などの特殊な攻撃には無力であり、肉弾戦専門であるパーマンはこの種の攻撃の餌食になることも多い。
- 攻撃では大抵のものを破壊できるが、鋼鉄より硬い強化プラスチックには歯が立たない。また任務が長時間に及ぶと疲労による能力低下が発生する。マスク自体も高性能な反面非常にデリケートで、通常の人間相手でも棒で殴られただけで気絶する他、ナイフが容易に刺さってしまったり、蜘蛛の糸が精密部に触れるだけで被っている本人に様々な影響が及ぶ(アニメ)など、ヘルメットとしての防御性能には期待できない。また逆にパワーが強過ぎるあまり、力加減を誤って水栓などを壊したり、肩叩きの相手を床にめり込ませてしまうといったトラブルもしばしば起きている。
- マント
- 特殊繊維パーマロン製。着ると、本人の意思を感知し重力を任意の方向にねじ曲げることで浮力と推進力が得られ、空中を自由に飛ぶことができる。飛行時の最高速度は、旧作では91km/h、新作では119km/h。またパータッチ(後述)によりさらに速度を上げることもできる。留め金は肌に触れても留められる。テレビアニメ1作目では飛行時に少々耳につく音が出ていたが、2作目ではかなり静かな音となった。表裏を逆に着けると、本体に引力が働き、弾みで地中に潜ってしまう。気絶時や入浴時などに敵に奪われたり、他人が誤って装着してしまうなど、パーマン以外の者が使用した回数が最も多い。
- バッジ
- 「P」の形をしている。仲間同士の連絡を取るためのトランシーバーとしての機能(通信中は黒目がクルクル回る)がメインだが、約1か月分の酸素が内蔵タンクに蓄えられ、縦棒の部分を口に咥えることで水中や地中(コンクリート)、宇宙でも呼吸ができるようになっている(バードマンがこの機能を伝え忘れたため1号は溺れかけている)。また簡易レーダー(他のパーマンに近づくとアラーム音が大きくなる)機能も持つ。テレビアニメ1作目と2作目ではアラーム音が異なる。非常に頑丈で、銃弾を跳ね返したこともあるなど、運頼みの面が相当強いがパーマンにとっては生命線とも言える道具。
- コピーロボット
- パーマン達が活動する間、留守のアリバイとして身代わりに使うロボット。通称:コピー。普段は小さな鼻(色は旧作では黒、新作では赤)しか付いていないのっぺらぼうの人形だが、その鼻を押すことで押した人間や動物そっくりのコピーになり、記憶も引き継がれる。なお、色は1号が白、2号はオレンジ、3号はピンク、4号は黄緑。
- コピーするときに本人が持っていたものもコピーできる(しばしば私欲のために使用される)。パーマンセットをコピーした場合、旧作ではその能力もコピーされる代わりに元のセットの能力は大幅ダウンしてしまうが、新作では形だけで機能は受け継がれない。また新作ではバードマンの円盤をコピーした場合、バードマンの円盤の機能が受け継がれると思われる描写があった。
- またコピーロボットの記憶は、元に戻る前に本人とおでこをくっつけることで本人に引き継ぐことが可能(アニメ第2作では「おでこタッチ」、平成版では「記憶のロード」)。元に戻った後も、コピーの記憶はある程度保たれる模様。旧作ではミツ夫と同じくらいのサイズだったが、新作では小脇に抱えられるほどまで小型化された(変身対象についてはどんな大きさでも問題なく、巨漢プロレスラーからゴキブリまでコピーした例がある)。主人以外に変身しても基本的な個性は保たれたままで、自分はあくまでも誰かのコピーとして、自分の主人が誰であるかが認識出来ているようであるが、時折自分がコピーだという認識を忘れていることがある。ロボットはそれぞれ自我を持っており、ときおり主人に逆らうこともあるため、ロボットをどう扱うかは主人次第である[19]。
- もう一度鼻を押すと元に戻ってしまう上、鼻がスイッチになっているだけに、たびたびアクシデントで鼻が押され(転倒など、コピーの過失で鼻を押してしまうこともある)、人形に戻ってしまったり全くの他人になってしまったりしてトラブルの種になる。また、2人が同時に鼻を押したために2人の顔が混ぜこぜになったこともある。それらの問題を解消するための「電子ロック」[20]や、鼻にかぶせて重ねて押すことで人形に戻らずに別の者に変わることのできる「ダブルノーズスイッチ」[21]が新作[22]においてバードマンより支給されている。また、中身はやはりロボットのため、聴診器をあてると歯車のような音がするという問題もある。
- あまり回数は多くないが、コピーロボットにパーマンセットを装着させ、パーマンとして活動させる場面もある。ただし平成版ではこれを行った結果、パーマンとなったコピーが鼻を押されて人形に戻ってしまうトラブルが発生している。
- 担当する声優は本人役と同じであるが、本物に比べて少々かん高い声で演じている(テレビアニメ1作目では電話の音声のようなエフェクトがかかっている)。
- 『ドラえもん』にも、コピーロボットがひみつ道具として登場し、のび太が「パーマンも使ってるやつだね」という発言をしている。
- パータッチ
- パーマン同士が手をつないだり、前の人の足をつかむなど、繋がった状態で飛行することで、最高飛行速度を上げることができる技。算出方法は
- 「2パーマンの人数-1×1人での最高速度(km/h)」
- で、従って2人では2倍、3人では4倍、4人では8倍となる。作中パータッチしたのは最高4人なので、最高速度は旧作では728km/h[23]、新作では952km/h(マッハ0.8弱、ちょうどジェット機の巡航速度程度のスピード)となっている。主に外国など、遠くに集団で移動する際に使うことが多い。旧作では本来「パータッチ」の呼称はないが、新作と同様に呼ばれることがある。
- この能力はバードマンに教えられたわけではなく、パーマンたちが偶然発見したものである。繋がり方は旧作では縦(足を持つ)、新作では横(手を繋ぐ)だが、アニメ第2作では双方の繋がり方が登場しているほか、第72話「氷を運ぶパーマン」では縦と横を組み合わせた四角形のような繋がり方をしている。
- 原作「死の船」 - コレラが発生した船の救援に間に合わなくなり、絶望してヤケになった1号をパー子とブービーが止めようとつかんだ所、偶然この能力を発見。繋がり方は縦。
- アニメ第2作「ゲラゲラ丸SOS」(上記原作を元にした回) - パーマン1号とパー子が2人で海上から奥秩父へ向かう途中、2人が手をつなぐことにより発見。この時の繋がり方は横だが、ラストで2号を加えた3人で繋がった時は縦だった。
アニメ
第1作
1967年4月2日 - 1968年4月14日日曜19時30分 - 20時にTBS系列[24]で放送、全54回(108話)。モノクロ作品。「不二家の時間」枠で放送された、不二家一社提供番組。
『おそ松くん』のテレビアニメ制作で力を付け始めたスタジオ・ゼロが、初めて藤子不二雄アニメに参加。東京ムービー(Aプロ)と交代で制作した。30分枠のAパートとBパートに亘り伏線が張られることもあり、またギャグ作品でありながらヒーロー然としたスリリングな展開もあった。本作の放映より一足早く、前週に放送された前番組『オバケのQ太郎』(第1作)の第83話「Qちゃんパーマン大かつやくの巻」には、パーマン1号が宣伝として客演している。当初、制作側ではカラーでの制作を望んでいたが、スポンサー側の資金面での了承を得られなかった。また、マントの裾が原作や後のカラー版より若干長く描かれている。最終回のAパート「パー子という名の女の子の巻」では原作漫画に先駆けて、初めてパーマン3号(パー子)の正体が明かされた。最終回Bパートは原作「パーマンはつらいよ」を元にした「パーマンよいつまでもの巻」で締め括られている。
前番組『オバケのQ太郎』の視聴層を引き継いだためか、第2回の視聴率は35.6%と高い数字を記録した[25]。
スタッフ
- 原作:藤子不二雄(藤子・F・不二雄)
- 監督:鈴木伸一
- 脚本:三春こうじ、浪江志摩、たむらたつお、小林準、三井偠市、中野健次、広田清、藤子不二雄 、長浜忠夫、辻真先、吉田進 他
- 演出:鈴木伸一、長浜忠夫、大隅正秋、岡部英二、荒木伸吾、森下圭介、秦泉寺博 他
- 音楽:筒井広志
- 制作協力:Aプロダクション
- 製作:東京ムービー、スタジオ・ゼロ
主題歌
- コロムビア版はオリジナルとはやや異なり、イントロ部が1小節多く、また3番の三輪(パーマン1号)の台詞は、オリジナルでは「ウキー、マイクのテスト中」なのに対し、コロムビア版は「ウキー、只今マイクのテスト中」と、「只今」が入っている。
- オープニング映像は以下の2種類が存在する。いずれも「ぼくらのパーマン」1番を使用。
- パーマン1号と2号が登場するもの(DVD-BOXでは「オープニングA」と表記)。
- パーマン1号から4号までが登場するもの(DVD-BOXでは「オープニングB」と表記)。
- エンディング映像は以下の3種類が存在する。
- 止め絵構成で「ぼくらのパーマン」2番が使用されているもの(DVD-BOXでは「エンディングA」と表記)。
- パーマン1号と2号が飛行する映像で「ぼくらのパーマン」1番(オープニングとは別テイク)が使用されているもの(DVD-BOXでは「エンディングB」と表記)。1999年にビーム・エンタテインメントから発売されたVHS・LD「東京ムービーアニメ主題歌大全集 第1巻」には、テロップ入りのエンディングBが放送用16ミリフィルムを元に収録されていたが、DVD-BOXでのエンディングBはノンテロップ版のみの収録となっている。
- 最終回のみで使用された、本編から繋がる特別版エンディング。曲は「ぼくらのパーマン」1番を使用。
- オープニング終了後には主題歌のメロオケが続いたまま、スポンサー・不二家のお菓子の山の前に、不二家の商品「ミルキー」と、当時不二家から発売されていた「パーマンキャンディー」が現れると、双方の箱から不二家のキャラクターであるペコちゃんと、パーマン1号・2号が登場し、(ペコ)「お菓子は不二家」(1号)「テレビはパーマン」(ペコ&1号)「みんなで見てね!」というナレーションが流れた。エンディングでは冒頭に「不二家のパーマン」のテロップが表示され、終了後はペコちゃんを乗せたパーマン1号と、脇を飛ぶパーマン2号が登場し、(ペコ)「パーマン!」(1号)「はーい。ペコちゃーん!」(ペコ)「はーい」(1号)「ぼくらは」(ペコ)「ゆかいな仲間でーす!」のナレーションの後、「ミルキー」の箱の上からペコちゃん・1号・2号が登場して「不二家、不二家、ではまた来週」のジングルが流れた。
- 一部の再放送時にはエンディングがカットされていた。再放送用のオープニングフィルムには歌詞テロップが無く、代わりに本来エンディングで表示されていたスタッフロールが表示されている。
- 挿入歌
- 「パーマン2号はウキャキャのキャ」
- 作詞 - 藤子不二雄 / 作曲・編曲 - 筒美京平 / 歌 - 石川進、大竹宏 / レコード - 朝日ソノラマ、東芝レコード
- 「すてきなパー子」
- 作詞 - 藤子不二雄 / 作曲・編曲 - 越部信義 / 歌 - 栗葉子 / レコード - 朝日ソノラマ、コロムビアレコード
- 本編ではBGMとしてたびたび使用された。
各話リスト
★はDVDでは映像のみ収録。☆はDVD未収録。△はDVDに収録されているが映像や音声に問題有り。
放送日 | 話数 | サブタイトル | 脚本 | 制作 |
---|---|---|---|---|
1967年 4月2日 |
1 | パーマン誕生の巻 | (不明) | スタジオ・ゼロ |
ロボット・ママの巻 | ||||
4月9日 | 2 | マル秘パーマン2号の巻 | ||
そうなん救助の巻 | ||||
4月16日 | 3 | パーマン野球の巻 | 三春こうじ | 東京ムービー |
お花見はこわいの巻 | 浪江志摩 | |||
4月23日 | 4 | ロボット騒ぎの巻★ | (不明) | スタジオ・ゼロ |
拾ったピストルの巻 | ||||
4月30日 | 5 | どっちがパーマンの巻 | 三春こうじ | 東京ムービー |
ブルドック騒動の巻 | 浪江志摩 | |||
5月7日 | 6 | パー子にまかせて | (不明) | スタジオ・ゼロ |
砂漠のジン魔神の巻 | ||||
5月14日 | 7 | パーマンの親孝行の巻 | ||
パーマンのおくりものの巻 | ||||
5月21日 | 8 | ぬけだしたロボットの巻 | たむらたつお | 東京ムービー |
パーマン出動せよの巻 | 浪江志摩 | |||
5月28日 | 9 | 空飛ぶダンプカーの巻 | (不明) | スタジオ・ゼロ |
パーマンくらべの巻 | ||||
6月4日 | 10 | まいった迷子の巻 | 三春こうじ | 東京ムービー |
ニセ札を追への巻 | 浪江志摩 | |||
6月11日 | 11 | パー子はだあれの巻 | たむらたつお | |
ボクはボクだの巻 | 浪江志摩 | |||
6月18日 | 12 | パパ・パーマンの巻 | (不明) | |
手紙はささ舟にのせての巻 | ||||
6月25日 | 13 | 先生ゲキ退作戦の巻 | 浪江志摩 | |
レイカーの秘密とホットケーキの巻 | たむらたつお | |||
7月2日 | 14 | がっちりパーやんの巻 | (不明) | スタジオ・ゼロ |
パーマン・忍者大決斗の巻 | ||||
7月9日 | 15 | パーマン用心棒の巻 | ||
川でマグロが大漁だの巻 | ||||
7月16日 | 16 | 恐竜はどこにいるの巻☆ | 小林準 | 東京ムービー |
パーマン対ガンマンの巻 | たむらたつお | |||
7月23日 | 17 | ズボンを川に流した話の巻★ | (不明) | スタジオ・ゼロ |
ウソつき合戦の巻 | ||||
7月30日 | 18 | パーマン臨海学校の巻 | 三井偠市 | 東京ムービー |
海底探検の巻 | 小林準 | |||
8月6日 | 19 | 小鳥の怪獣の巻 | たむらたつお | |
パーマン花火の巻 | 浪江志摩 | |||
8月13日 | 20 | 南の島に石が降るの巻 | (不明) | スタジオ・ゼロ |
ゆうれい温泉の巻 | ||||
8月20日 | 21 | パーマン林間学校の巻 | ||
荒野のパーマンの巻 | ||||
8月27日 | 22 | 狙われたパーマンの巻 | 浪江志摩 | 東京ムービー |
パーマン基地計画の巻 | ||||
9月3日 | 23 | パーマン全員集合!の巻 | (不明) | スタジオ・ゼロ |
時速は364キロの巻 | ||||
9月10日 | 24 | パー子は迷コックの巻 | ||
怪人200面相の巻 | ||||
9月17日 | 25 | パーマンアルバイトの巻 | 浪江志摩 | 東京ムービー |
ポップコーン作戦の巻 | 三春こうじ | |||
9月24日 | 26 | ポンコツロボットの巻△ | 中野健次 | |
でて来いスパイ団の巻 | たむらたつお | |||
10月1日 | 27 | パーマン5号は?の巻 | (不明) | スタジオ・ゼロ |
ワニザメ船長の巻 | ||||
10月8日 | 28 | パーマンひとりぼっちの巻 | 浪江志摩 | 東京ムービー |
地獄谷のパーマンの巻 | ||||
10月15日 | 29 | イナイ、イナイ屋敷のもやし君の巻 | 三春こうじ | |
ギャングとおばあさんの巻 | 浪江志摩 | |||
10月22日 | 30 | パーマンと新聞少年の巻 | (不明) | スタジオ・ゼロ |
宿なしパーマンの巻 | ||||
10月29日 | 31 | パーマン冒険記の巻 | ||
女の子はこわいの巻 | ||||
11月5日 | 32 | 映画にでようの巻 | たむらたつお | 東京ムービー |
パーマンに手を出すなの巻 | 中野健次 | |||
11月12日 | 33 | ガン子の千歳あめの巻 | (不明) | スタジオ・ゼロ |
パーマン5号の初手柄の巻 | ||||
11月19日 | 34 | パーマンはジャンケンに弱いの巻 | 広田清 | 東京ムービー |
ロボット・ギャングの巻 | 浪江志摩 | |||
11月26日 | 35 | 盗まれたパーマンの巻 | 中野健次 | |
パーマンプロレス一本勝負の巻 | 浪江志摩 | |||
12月3日 | 36 | パーマン2号は社長さんの巻 | (不明) | スタジオ・ゼロ |
怪人200面相の挑戦状の巻 | ||||
12月10日 | 37 | パーマンの落し物の巻 | 小林準 | 東京ムービー |
怪力ゴリアテ大暴れの巻 | ||||
12月17日 | 38 | パーマンはラッパでよぼうの巻 | (不明) | スタジオ・ゼロ |
パーマン絶体絶命の巻 | ||||
12月24日 | 39 | パーマンはオモチャの王様の巻★ | ||
忍者がクリスマスにやってきたの巻 | ||||
1968年 1月7日 |
40 | ことしもがんばるぞの巻 | ||
年賀状をさがせの巻 | ||||
1月14日 | 41 | オカメ仮面の巻 | 東京ムービー | |
のぞかれたパーマンの巻 | ||||
1月21日 | 42 | ここほれパーマンの巻 | ||
1000万人の中の1人の巻 | ||||
1月28日 | 43 | パー坊捕物作戦 | スタジオ・ゼロ | |
のろわれたダイヤの巻 | ||||
2月4日 | 44 | 雪男退治の巻 | 東京ムービー | |
冷凍魔あらわるの巻 | ||||
2月11日 | 45 | 危うしパーマンの巻 | スタジオ・ゼロ | |
逆襲パーマンの巻★ | ||||
2月18日 | 46 | うわさのパーマンの巻 | ||
動物が人間になったの巻 | ||||
2月25日 | 47 | 密林の王者パーザンの巻☆ | 東京ムービー | |
夜の魔王アカベロンの巻 | ||||
3月3日 | 48 | おひなさまを守れの巻 | 三春こうじ | スタジオ・ゼロ |
パーマン西遊記の巻 | 浪江志摩 | |||
3月10日 | 49 | きらわれたパーマンの巻 | (不明) | 東京ムービー |
とうめい人間の巻 | ||||
3月17日 | 50 | 謎の流れ星の巻 | 小林準 | |
流れ星作戦の巻 | 浪江志摩 | |||
3月24日 | 51 | 新兵器はいかがの巻 | 小林準 | |
パーマンピンチの巻△ | ||||
3月31日 | 52 | パーマン大決心の巻 | 浪江志摩 | |
パーマン家族の巻 | 小林準 | |||
4月7日 | 53 | パーマン・メイ探偵の巻 | (不明) | スタジオ・ゼロ |
動くな!パーマンの巻 | ||||
4月14日 | 54 | パー子という名の女の子の巻 | 浪江志摩 | |
パーマンよいつまでもの巻 | 三春こうじ |
- 第39回と第40回の間の1967年12月31日は、大晦日特番『1967年ヒットソングスター大行進』(19:00 - 21:00)のため休止。
放送局
局名・系列・放送地域は当時のもの。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | 東京放送 | TBS系列 | 日曜 19:30 - 20:00 | 制作局 |
北海道 | 北海道放送 | |||
青森県 | 青森放送[26] | 日本テレビ系列 | ||
秋田県 | 秋田放送[26] | |||
岩手県 | 岩手放送[26] | TBS系列 | ||
宮城県 | 東北放送[27] | |||
福島県 | 福島テレビ[28] | 日本テレビ系列 | ||
新潟県 | 新潟放送[28] | TBS系列 | ||
石川県 | 北陸放送[29] | |||
山梨県 | 山梨放送 | 日本テレビ系列 | ||
長野県 | 信越放送 | TBS系列 | ||
静岡県 | 静岡放送 | |||
中京広域圏 | 中部日本放送[30] | |||
近畿広域圏 | 朝日放送 | |||
鳥取県 | 日本海テレビ | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 |
||
島根県 | 山陰放送 | TBS系列 | ||
岡山県 | 山陽放送 | |||
広島県 | 中国放送 | |||
山口県 | 山口放送 | 日本テレビ系列 | ||
徳島県 | 四国放送 | |||
愛媛県 | 南海放送 | |||
高知県 | 高知放送 | |||
福岡県 | RKB毎日放送 | TBS系列 | ||
長崎県 | 長崎放送 | |||
熊本県 | 熊本放送 | |||
大分県 | 大分放送 | |||
宮崎県 | 宮崎放送 | |||
鹿児島県 | 南日本放送 | |||
琉球政府 | 琉球放送 | |||
山形県 | 山形放送 | 日本テレビ系列 | 日曜 19:30 - 20:00(1968年3月まで) 木曜 18:15 - 18:45(1968年4月)[31] |
|
富山県 | 北日本放送 | 日曜 19:30 - 20:00(1968年3月31日まで) 日曜 17:00 - 17:30(1968年4月)[32] |
||
福井県 | 福井放送 | 日曜 19:30 - 20:00(1968年3月31日まで)[32] 土曜 19:00 - 19:30(1968年4月)[33] |
- 他に海外にも輸出され、Permanのタイトルで放映された国が多いが、台湾では小超人、香港では神奇小子、ブラジルではSuper Dinamo、イタリアではSuper Kid、チリではHombre Parのタイトルで放映された。ブラジルでは第2作は放映されておらず、比較的近年まで1960年代に制作された第1作が再放送されていた[34]。
映像ソフト・再放送
本作の映像ソフトは永らく発売されることが無く、稀にテレビの懐古番組で取り上げられる映像を除いては視聴困難な状況が続いていた。
- 1990年ごろ、TBS「テレビ探偵団」番組内で本作最終回「パー子という名の女の子」の映像の一部が放送された。
- 1993年4月6日にNHK-BS2で放送された「集まれ!スーパーヒーローたち〜夢の工房(1)藤子・F・不二雄の世界」の番組内で本作1話分の映像が放送された。
- 1995年に藤子不二雄ファンサークルネオ・ユートピアが会員向け上映会で本作最終回を上映しようとしたところ、当時フィルムを保管していた藤子プロに上映可能なプリントが無く、原版ネガフィルムからニュープリントして上映された。
- 1999年にビーム・エンタテインメントから発売された、歴代東京ムービー作品の主題歌映像を収録したVHS・LDソフト「東京ムービーアニメ主題歌大全集 第1巻」に本作のオープニング映像(再放送用のオープニングA)、エンディング映像(テロップ入りのエンディングB、ノンテロップ版のエンディングA)が収録された。
- 2013年、「藤子・F・不二雄生誕80周年記念」の一環としてDVD化が決定。
- 2014年8月2日、DVD発売に先駆け、東京ムービーの法人格・各種資産を引き継いだトムス・エンタテインメント50周年を記念したアニマックスの特別番組「TMSアニメ50年のDNA」内で第22回が放送された。
- 同年11月5日にキングレコードからDVD-BOX上・下巻が期間限定生産品として発売された。
- 約2年に及ぶ映像のレストア作業を行い、デジタル化したニューマスターを使用。各巻ブックレット「パーマンひみつ手帳」(12ページ)封入。
- 2010年にDVD-BOXが発売され、各話の映像素材が比較的良好な状態で収録されていた後番組『怪物くん』とは対照的に、本作には音声素材が紛失している話数や映像・音声の劣化が著しい話数が幾つか存在する。また、本作のエンディングフィルムは大部分が紛失しているため、当時の正確なスタッフや出演者の情報を知ることは困難である。DVD-BOXではオープニング・エンディング映像は特典映像扱いで収録されている。
- 第16回Aパート「恐竜はどこにいるの巻」および第47回Aパート「密林の王者パーザンの巻」は未収録となっている。これらの話の原作となったエピソード[35]は人食い人種絡みの内容であることから、DVD購入者らの憶測を呼んだ[36]。
- 一部の映像や音声がカット処理されている。
- 2015年3月13日に東映ビデオから発売されたDVD「トムス・エンタテインメントTV主題歌大全集VOL.1 1964-1977」にはオープニング映像(オープニングAとB)、エンディング映像(ノンテロップ版のエンディングAとB)が収録されている。
ドラ・Q・パーマン
『ドラ・Q・パーマン』は、1980年4月に『ドラえもん』の特番で、シンエイ動画によりアニメ化された。原作は『月刊コロコロコミック』1979年8月号に掲載された作品。藤子Fがネームで、絵はしのだひでおの筆によるもの。
ストーリーは、ドラえもん、オバケのQ太郎、パーマン1号の3人が、それぞれの相棒であるのび太(ドラえもん)、正太(Q太郎)、ミツ夫のコピーロボット(パーマン)に愛想を尽かす。そして彼らは家出をして合流し、自活しようとする…というもの。
藤子不二雄劇場 パーマン (第2作)
- 1983年4月4日 - 1985年3月30日、第1話 - 第513話は月 - 土曜日18時45分 - 19時00分(JST) 、15分1話の帯番組で第一家庭電器→第一家電一社提供番組
- 全国ネット用に再構成したものを1983年4月10日 - 1985年3月31日に日曜9時30分 - 10時00分(JST)で放送。
- 1985年4月2日 - 1985年7月2日(1985年7月9日よりリピート放送)第514話 - 第526話は火曜19時02分 - 19時24分(JST) 、22分1話の番組 、テレビ朝日系で放送 。全526話+スペシャル2話。カラー作品
カラーの2作目は、『月刊コロコロコミック』や学習雑誌などがメインの連載であるために年齢対象が若干下げられ、キー局では15分1話の帯番組ということもありコメディ風味が強くなった。タイトルコールは1号役の三輪とブービー役の大竹が担当(ブービーは1号のタイトルコールの後の鳴き声で登場し、エピソードによって鳴き声のテンションが異なる) 。最高視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は1984年3月11日放送の24.9%。
このシリーズは先駆けて公開された劇場版『パーマン バードマンがやってきた』(下記参照)を実質的な第1回としており、連続した内容になっている。
この2度目のアニメ化の際に、原作も同時にリニューアル連載され、互いにリンクした新設定が数々生まれた。また藤子キャラ御三家として、ドラえもん、忍者ハットリくん、パーマンの頭文字をとり『ドラ・ハッ・パー』なるキャッチフレーズが作られた。
『パーチャク!(『装着(そうちゃく)』および1982年に同じテレビ朝日系で放映された『宇宙刑事ギャバン』の変身コードである『蒸着(じょうちゃく)』の捩り)』『パワッチ!』『ヘコー!(これは本来、前放映作の忍者ハットリくんと同じ台詞として台本で「ズコ」と書かれていたのを、バードマン役の安原義人がアドリブで「ヘコ」と言ったのが切っ掛けで生まれたという)』などの独特な決めゼリフが登場したのもこのシリーズの特徴である。キャラクターデザインが放送後期から若干修正され、パーマンマスクの目の縁がやや四角くなり、パー子の服装がしばしば変わるようになった(平成版の映画シリーズはこの時点でのキャラクター設定を踏襲している)。そして当時のラブコメディブームの波に乗ってか、1号とパー子の関係にスポットを当てたエピソードが増えていった。1985年4月より『オバケのQ太郎(3作目)』が帯でスタートし、本作は『藤子不二雄ワイド』に枠移動。
最終回は、パー子が1号に好意を抱いているということを告白するエピソードで締め括られたが、次の回からは過去のリピート放送となった。この回は後に『人生が変わる1分間の深イイ話』(2008年11月10日放送分)でも取り上げられた。
また、この第2作目では、原作の最終回のエピソードが初めて特番枠で放送された。原作では1号本人がバード星へ旅立ったが、アニメ版ではバードマンが新たに用意したコピーロボットの1号がバード星へ旅立つ、という内容に変更されている。
2003-2004年の映画公開にあわせ、2002年12月31日の『もういくつ寝ると25周年!?ドラえもんスペシャル』では「パーマンの宝物はなんだ?」「パーマンセットを大切に」の再放送、2003年12月31日の『テレビ朝日開局45周年特別番組 TVも映画も25周年大晦日だよ!全員集合!!ドラえもんスペシャル』では「パーマン免許書き替え」「パー子のなんでも占い」が再放映され、両回とも1号がゲスト出演している。
このシリーズは、テレ朝チャンネルおよびGYAO!、AbemaTV家族アニメチャンネルで視聴することが出来る。オープニングで音楽が菊池俊輔とクレジットされているのは、たかしまあきひこの誤りである。1990年代にも、テレビ朝日系列の一部新局でも本放送扱いで放送されていた。
2011年9月2日より、初の全528話収録となるDVD-BOX全4巻が順次発売されている(1983年7月20日特番パーマンオール百科も3巻に特典映像として収録されている)。
余談だが、本番組の開始により、当時土曜18時00分から18時30分まで放送されていたスーパー戦隊シリーズの『科学戦隊ダイナマン』が5分短縮することを余儀なくされた。
スタッフ
- 原作:藤子・F・不二雄
- 監督:原田益次
- 監修:鈴木伸一
- 総監督:笹川ひろし
- 総作画監督:富永貞義
- シリーズ構成:桜井正明
- 音楽:たかしまあきひこ
- 美術監督:今林美紀、川井憲、徳重賢
- 撮影監督:金子仁
- 録音監督:浦上靖夫、大熊昭
- 編集:岡安肇(岡安プロモーション)
- 効果:松田昭彦(フィズサウンドクリエイション)
- 整音:中戸川次男、大城久典
- 録音:オーディオプランニングユー
- スタジオ:APUスタジオ
- 現像:東京現像所
- 制作担当:熊瀬哲郎
- 制作デスク:茂木仁史
- 演出助手:河合佐知彦、須永司、佐藤正、佐藤敦紀、木宮茂、池永雅一 他
- 文芸担当:桶谷顕
- プロデューサー:小泉美明、菅野哲夫、木村純一、波多野正美(テレビ朝日)、加藤良雄、児玉征太郎(シンエイ動画)
- 制作協力:旭通信社
- 製作:テレビ朝日、シンエイ動画
各話スタッフ
- 脚本:藤子・F・不二雄、桜井正明、大久保昌一良、岸宗生、小川健一、山田隆司、大和屋竺、深見弘、小山高男、水出弘一、丸尾みほ、宮田雪、松下幹夫、菅良幸、岸間信明、中弘子、永野浩司、麻尾るみ子、馬場民子、桶谷顕、園田英樹、大矢光男、石田晋一、杉原めぐみ、茂木仁史、山本優
- 絵コンテ・演出:笹川ひろし、原田益次、秦泉寺博、秦義人、小鹿英吉、やすみ哲夫、西村純二、山崎勝彦、石田晋一、青山弘、クニトシロウ、北原健雄、田代文夫、平田敏夫、佐藤正、横山広行、広沢虎男、佐々木正光、青嶋克己、横山裕一郎、寺田憲史、池野文雄、広川和之、石崎すすむ、日下部光雄、坂田透、岡本進、池田成、木宮茂、平松達也、轟大輔、落合正宗、中村喜則、長尾粛、須永司、熊瀬哲郎、吉永尚之、河合佐知彦、都丸保、竹内大三、石島哲次、槌田幸一、朴京順、小松和彦、佐藤博暉、永樹凡人、向中野義雄、鈴木行、藤原良二、棚橋一徳、増田光昭、津野明朗、遠藤克己、東やまと、萩原露光、香川豊、空地須魔人、佐藤敦紀、池上和彦、佐々木裕之、川野ひろし
- 作画監督:富永貞義、山下征二、飯野皓、森下圭介、木場田実、畑良子、北原健雄、笠原慎介、新川信正、三浦清継、清山滋崇、青嶋克己、鈴木英二、都丸保、佐藤勝、斉藤起己、福田新、橋本淳一、金子いさお、伊藤光男、津野二郎、土橋博、林一哉、小和田良博、北六助、松田智広、叶内孝行、小林まゆみ、野館誠一、星野房敏、大西雅也、鈴木大司、上杉遵史、木暮輝夫、佐々木裕之、永樹凡人、佐々木正光
主題歌
- オープニングテーマ - 『きてよパーマン』
- 作詞 - 藤子・F・不二雄 / 作曲 - 古田喜昭 / 編曲 - たかしまあきひこ / 歌 - 三輪勝恵、コロムビアゆりかご会
- エンディングテーマ - 『パーマンはそこにいる』
- 作詞 - 小谷夏 / 作曲 - 古田喜昭 / 編曲 - たかしまあきひこ / 歌 - 古田喜昭 / レコード - コロムビアレコード 規格品番:CK-676
- ※新・旧主題歌と挿入歌は全てCD『パーマン・ザ・ベスト』『テレビまんが主題歌のあゆみ』『続々々・テレビまんが主題歌のあゆみ』で聴くことが出来る。ただし旧作主題歌『ぼくらのパーマン』は別テイク。旧作BGMと主題歌・挿入歌『パーマン2号はウキャキャのキャ』を収録した『懐かしのミュージッククリップ39 パーマン』はiTunesで購入可能。旧作主題歌はongen.netでも有料ダウンロード可。
放送局
※放送系列は放送当時、放送日時は個別に出典が掲示されてあるものを除き、1984年11月中旬 - 12月上旬時点のものとする[41]。なお、『藤子不二雄ワイド』内で放送された『パーマン』については藤子不二雄ワイド#放送局を参照。
放送地域 | 放送局 | 放送系列 | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|---|---|
15分版 | ||||
関東広域圏 | テレビ朝日 | テレビ朝日系列 | 月曜 - 土曜 18:45 - 19:00 | 制作局 |
北海道 | 北海道テレビ | |||
宮城県 | 東日本放送 | |||
福島県 | 福島放送 | |||
新潟県 | 新潟テレビ21 | 1983年10月開局から放送。 | ||
静岡県 | 静岡けんみんテレビ | |||
広島県 | 広島ホームテレビ | |||
香川県・岡山県 | 瀬戸内海放送 | |||
福岡県 | 九州朝日放送 | |||
鹿児島県 | 鹿児島放送 | |||
青森県 | 青森放送 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
月曜 - 金曜 6:00 - 6:15[42] | 1987年ごろに放送。 |
岩手県 | 岩手放送 | TBS系列 | 金曜 16:15 - 16:30[43] | 現・IBC岩手放送。1985年 - 1986年ごろに一部話数を放送。 |
長野県 | テレビ信州 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
月曜 - 土曜 17:30 - 17:45 | |
富山県 | 北日本放送 | 日本テレビ系列 | 月曜 - 金曜 17:30 - 17:45 | |
石川県 | 石川テレビ | フジテレビ系列 | 月曜 - 金曜 16:40 - 16:55 | |
福井県 | 福井テレビ | 月曜 - 金曜 17:10 - 17:25[44] | ||
中京広域圏 | 名古屋テレビ | テレビ朝日系列 | 月曜 - 金曜 18:43 - 18:58 | |
熊本県 | テレビ熊本 | フジテレビ系列 テレビ朝日系列 |
月曜 - 金曜 16:20 - 16:30 | 1987年ごろに放送[45]。 [46] |
宮崎県 | 宮崎放送 | TBS系列 | 月曜 - 木曜 16:55 - 17:10 | |
沖縄県 | 琉球放送 | 月曜 - 金曜 17:00 - 17:15 | ||
30分版 | ||||
関東広域圏 | テレビ朝日 | テレビ朝日系列 | 日曜 9:30 - 10:00 | 制作局 |
北海道 | 北海道テレビ | |||
青森県 | 青森放送 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
||
宮城県 | 東日本放送 | テレビ朝日系列 | ||
福島県 | 福島放送 | |||
新潟県 | 新潟テレビ21 | 1983年10月開局から放送。 | ||
長野県 | テレビ信州 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
||
静岡県 | 静岡けんみんテレビ | テレビ朝日系列 | ||
中京広域圏 | 名古屋テレビ | |||
近畿広域圏 | 朝日放送 | |||
広島県 | 広島ホームテレビ | |||
香川県・岡山県 | 瀬戸内海放送 | |||
福岡県 | 九州朝日放送 | |||
鹿児島県 | 鹿児島放送 | |||
岩手県 | 岩手放送 | TBS系列 | 月曜 - 木曜 16:07 - 16:35[47] | 現・IBC岩手放送。1987年 - 1988年ごろに放送。 |
秋田県 | 秋田テレビ | フジテレビ系列 テレビ朝日系列 |
水曜 17:00 - 17:30 | |
山形県 | 山形放送 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
日曜 8:00 - 8:30 | |
山梨県 | 山梨放送 | 日本テレビ系列 | 月曜 17:30 - 18:00 | |
石川県 | 石川テレビ | フジテレビ系列 | 日曜 9:30 - 10:00(1983年時点)[48] ↓ 土曜 6:15 - 6:45 |
|
徳島県 | 四国放送 | 日本テレビ系列 | 木曜 17:00 - 17:30 | |
愛媛県 | 愛媛放送 | フジテレビ系列 | 月曜 19:00 - 19:30 | 現・テレビ愛媛。 |
高知県 | 高知放送 | 日本テレビ系列 | 金曜 17:30 - 18:00 | |
長崎県 | 長崎放送 | TBS系列 | 木曜 16:50 - 17:20 | |
熊本県 | テレビ熊本 | フジテレビ系列 テレビ朝日系列 |
月曜 17:30 - 18:00 | |
宮崎県 | 宮崎放送 | TBS系列 | 土曜 17:00 - 17:30(放送開始時点) →金曜 16:55 - 17:25 |
1984年4月21日から放送[49] |
沖縄県 | 琉球放送 | 土曜 16:30 - 17:00 |
ドラえもんへのゲスト出演
『ドラえもん』では前出の2002年、2003年の大晦日特番以外にも幾度かゲスト出演している。
1989年3月3日放送「なんでも空港」においてパーマン1号、パーマン2号、パーマン3号が、1993年9月8日放送「ドラえもん ボクの感謝の90分 ! 夢の四次元バラエティー」では1号が、1998年10月11日放送「秋だ一番 ! ドラえもん TV&映画20周年 !! スーパースペシャル !」では1号、2号、3号が、2003年2月21日放送「どんなモンだい ドラえもん 春一番 ! 雪ん子突風スペシャル !!」では1号、3号が、2003年3月7日放映「ドラえもん 映画 前夜祭 2003」では1号がそれぞれ登場している。
2008年7月18日放映「ぼくよりダメなやつがきた」ではのび太やしずかと同じクラスに小学生のミツ夫とスミレが隣の席同士で一瞬モブキャラクターとして登場する場面がある。
藤子・F・不二雄生誕80周年記念として2013年9月13日放送「ドラえもん 誕生日1時間スペシャル」エピソード「真夜中の巨大ドラたぬき」でパーマン1号がゲスト出演した。ミチ子、パーマン2号、魔土災炎も劇中劇の人物として登場している。2014年8月1日放送「なんでも空港」では、1989年に放送された時と同様にパーマン1号、パーマン2号、パーマン3号が、第2作1期のアニメには登場しなかったパーマン4号、バードマンと共に出演している。
映画
『パーマン』はこれまでに映画ドラえもんの並作として5度映画化されている。ただし、『忍者ハットリくん+パーマン』シリーズは忍者ハットリくんとのコラボレーション作品であり、どちらかというと同作へ本作のキャラがゲスト出演する形の作品となっていた。また同シリーズと『バードマンがやって来た!!』はDVD化がされていない。
パーマン バードマンがやって来た!!
1983年3月12日公開。
25分作品で、本放送当時に作られた唯一の単独映画。本作ではミツ夫とバードマン、そしてパーマン2号との出会いが改めて描かれた。ミチ子(本作ではミツ子)が身代金目的で誘拐され、ミツ夫がパーマンとなってミチ子を救出、誘拐犯を捕まえるという内容。この内容が、2作目のテレビシリーズへと引き継がれていくのも特徴である。脚本は藤子本人によって書かれた。監督・作画監督はモノクロ版テレビアニメでも監督・作画監督を担当した鈴木伸一で、アニメーション制作もモノクロ版同様スタジオ・ゼロ。新設定ながら、モノクロ時代の雰囲気が色濃く残る作品。
同時上映は『ドラえもん のび太の海底鬼岩城』『忍者ハットリくん・ニンニンふるさと大作戦の巻』。
- スタッフ
-
- 原作・脚本:藤子不二雄
- 作画監督・監督:鈴木伸一
- レイアウト:正延宏三
- 美術監督:石津節子
- 撮影監督:小池彰
- 録音監督:浦上靖夫
- 音楽:たかしまあきひこ
- 原画:半田輝男、泰泉寺博、田中平八郎、笠原彰
- 動画:斉藤奈緒子、渡辺幸男、小助川晶子、川上喜美代、増渕文夫、三味洋子、津久井美和子
- 動画チェック:柴田和子
- 仕上:渡辺聡子、能英友子、工藤文代、山崎英美子、村上マヤ、横川いずみ、堀田昭子、渡辺洋子、池さゆり
- 色指定:川崎智子
- 特殊効果:土井通明
- 背景:金村勝義、佐藤道子、斉藤初枝、大宮久江
- 撮影:角原幸枝、尾崎美季
- 効果:松田昭彦(フィズサウンドクリエイション)
- 整音:中戸川次男、柴田信弘
- 文芸:水出弘一
- 編集:西出栄子
- スタジオ:APUスタジオ
- 現像:東京現像所
- 製作担当:山脇秀隆
- 制作進行:小池剛ノ助
- プロデューサー:別紙壮一
- アニメーション制作:スタジオゼロ
- 制作協力:藤子スタジオ
- 制作:シンエイ動画、小学館、テレビ朝日
忍者ハットリくん+パーマン 超能力ウォーズ
1984年3月17日公開。
1984年 - 1985年には藤子不二雄Ⓐ原作による『忍者ハットリくん』との共演も果たした。このシリーズでのパーマン達は、どちらかというとハットリくんへのゲスト出演となっている。
同時上映は『ドラえもん のび太の魔界大冒険』。
忍者ハットリくん+パーマン 忍者怪獣ジッポウVSミラクル卵(エッグ)
1985年3月16日公開。
『忍者ハットリくん+パーマン 超能力ウォーズ』に続く、ハットリくんとの共演第2弾。ハットリくんを中心に物語が進み、前作同様ハットリくんへのゲスト出演となっている。
同時上映は『ドラえもん のび太の宇宙小戦争』。
Pa-Pa-Pa ザ★ムービー パーマン
『Pa-Pa-Pa ザ★ムービー パーマン』 (パパパ ザ・ムービー パーマン)は、2003年3月8日公開。上映時間32分。平成シリーズは声優・主題歌などこそアニメ2作目をそのまま受け継いでいるが、町並みや設定が時代に合わせて変更された。また本作を知らない子供達に考慮し、再びバードマンとの出会いから始まっている。一瞬だけのび太がカメオ出演している。
同時上映は『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』。
ED主題歌「キミらしいまま」(歌:石川ひとみ)
CDは2003年3月1日発売
- サブキャラクターの配役
- スタッフ
-
- 原作:藤子・F・不二雄
- 監督・脚本:渡辺歩
- 構成:富田祐弘
- 演出:善聡一郎
- 作画監督:富永貞義
- 美術監督:明石聖子
- 撮影監督:熊谷正弘
- 録音監督:大熊昭
- 音楽:若草恵
- 効果:松田昭彦(フィズサウンドクリエイション)
- 編集:岡安肇
- 色彩設計:今泉ひろみ
- CGI:楠部工
- タイトル合成:柏原健二
- 原画:高倉佳彦、佐々木正勝、原勝徳、茶谷与志雄、植村淳、大武正枝、石之博和、福本勝、高野登
- 動画:中峰ちとせ、家野尚代、中野恵美、内原弘美、村山健治、大東郁子、端由美子、T.A.R.O、佐藤綾、加来由加里、栗田智代、原口ちはる
- 背景:スタジオユニ
- 撮影:アニメフィルム
- 編集:小島俊彦、中葉由美子、村井秀明、川崎晃洋、三宅圭貴
- CG協力:ぐるぐる本舗、スティングレイ
- 音響制作:AUDIO PLANNING U
- レコーディングスタジオ:APU MEGURO STUDIO
- ミキサー:大城久典、内山敬章
- 音楽協力:齋藤裕二
- デジタル光学録音:西尾曻
- ドルビーフィルムコンサルタント:河東努、森幹生
- 宣伝協力:小学館プロダクション
- 制作デスク:馬渕吉喜
- プロデューサー:増子相二郎、木村純一、梶淳、濱田千佳
- 制作協力:藤子プロ、ADK
- 制作:シンエイ動画、小学館、テレビ朝日
Pa-Pa-Pa ザ★ムービー パーマン タコDEポン!アシHAポン!
Fキャラオールスターズ大集合 ドラえもん&パーマン 危機一髪!?
2011年から2012年10月2日まで、藤子・F・不二雄ミュージアム施設内にあるFシアターで上映。ドラえもんのひみつ道具でドラえもんとのび太が、テレビの番組『パーマン』の中に入るという内容。2016年12月31日放送の「大みそかだよ!ドラえもん1時間スペシャル!!」内で『ドラえもん&パーマン 危機一髪!?』のタイトルで地上波初放送した。『パーマン』側のキャストは第2作を踏襲している。
- スタッフ
- 原作 - 藤子・F・不二雄
- 企画 - 大倉俊輔(藤子プロ)
- 演出・作画監督 - 大杉宜弘
- 原画 - 桝田浩史、橋本とよ子、山口真未、光田史亮、浦上貴之、西村理恵、岡野慎吾、三輪修
- 脚本 - 島田満
- 動画検査 - 藤野京子
- 色彩設計 - 松谷早苗
- 色指定 - 横井未加(スタジオ・ロード)
- 美術 - 皆谷透(アトリエローク07)
- 撮影 - 熊谷正弘(アニメフィルム)
- 編集 - 三宅圭貴(岡安プロモーション)
- 録音監督 - 田中章喜(オーディオ・プラニング・ユー)
- 効果 - 糸川幸良
- 録音スタジオ - APUスタジオ
- ビデオ編集 - 東京現像所
- 制作デスク - 岡田麻衣子
- プロデューサー - 増子相二郎
- アニメーション制作 - シンエイ動画
- 制作 - 川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム
『ドラえもん』との関連
『ドラえもん』との共演が、他の藤子・F・不二雄作のアニメよりも数多く見受けられる。とりわけ登場回数が多いのは星野スミレの大人の姿である。およそ20代半ばから『STAND BY ME ドラえもん』に至っては現在から19年後、ディナーショーを開催する様なベテラン女優の域に達するまで(本作では広告板の顔写真のみ・ミツ夫の帰還は不明)、数多くのエピソードに登場している。
テレビCM
2013年8月よりリクルートライフスタイルのクレジットカード『リクルートカード』のCMとして実写化。出演子役は二宮慶多(撮影当時7歳)と安藤美優(同6歳)[50]。
ゲーム
アイレム(現・アピエス、ただしゲーム開発部門は事業譲渡を経てアイレムソフトウェアエンジニアリング)より「パーマン えんばんをとりかえせ !!」「パーマン Part2 秘密結社マドー団をたおせ !」の2タイトルが発売されている。機種はいずれもファミリーコンピュータ。
アニメ第2期の放送中に同じくアニメ化されていた他の藤子作品(ドラえもん、オバケのQ太郎、忍者ハットリくん、プロゴルファー猿)が、それぞれのアニメが放送中であった1985年から1987年の間にはファミコンソフト化を果たしていたのに比べると本作のファミコン化は大分遅く、その発売日は本放送も既に終了した1990年12月14日であった(Part2 にいたっては1991年12月20日の発売である)。
また、2003年に稼動したアーケードゲーム「pop'n music 10」(コナミ)、および2004年11月18日に発売された同作のPlayStation 2用移植版に、主題歌「きてよパーマン」が収録された(現在は削除)。既存の音源ではなく、新たに制作された音源を使用し、原曲と同じく三輪勝恵本人が歌っている。
脚注
- ^ ドラえもん第4巻第2話「ソノウソホント」でも、“スーパーダン”と書き換えられている。ただし、全ての藤子作品においてこの表記が使えないわけではなく、『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』の作中台詞や『中年スーパーマン左江内氏』など使用されている例もある。
- ^ 元々動物であるブービーはチンパンジー以外の動物に変えられる。
- ^ てんとう虫コミックス第3巻
- ^ 人喰い人種は「こわい人たち」と言い換えられている。
- ^ 「くるわせ屋」は「(頭を)くるわせる」という表現を「おかしくする」と全て変更され、サブタイトルにもなった「くるわせ屋」という職業は「人の人生をくるわせる」のでそう呼ばれるとの設定になった。
- ^ 藤子・F・不二雄大全集第3巻「パーマン登場」(『小学三年生』版)、第4巻「パーマン登場!」(『小学四年生』版)
- ^ この初期バージョンは、「週刊少年サンデー」初連載の1967年2号の表紙と背表紙にも掲載されている(本編は変更後バージョン)。
- ^ 藤子・F・不二雄大全集『パーマン』第1巻349頁
- ^ 「みつ夫」「満夫」とも表記される。須羽満夫は、スーパーマンをもじっている。
- ^ 藤子・F・不二雄大全集 パーマン 2 188頁「悪人名簿でギクリ」より
- ^ ママから「今度50点以下を取ってきたら…」というセリフがある。
- ^ バードマンはミツ夫の右目の上下のまぶたを開き眼球を診て「あーんして」と喉の中を診るだけのごくわずかな健康診断だけで、「まぁいいだろう」と決定してしまった。
- ^ 小学館コロコロ文庫第2巻「生き埋めパーマン」
- ^ パー坊初登場の回で、パー坊を抱き上げた際にマスクをめくられて星野スミレの顔がほとんど露出した時など
- ^ なお、月刊別冊少年サンデー1967年11月号p2では、「1歳半の赤ちゃん」と表示されている。
- ^ 同エピソードでは、偶然コピーされたパーマンセット(本物のような効果はない)を拾った事でパーマンだと思われて悩むカス夫を助けるため、母親に「勉強のためパーマンを引退したいと言うので、残念ですが新しいパーマンを探しますよ。」と説明している。
- ^ 地下に落として、左右の壁で押しつぶそうとした。その時のミツ夫はパーマンセットを隠していたためにパーマンになれず、窮地に陥ったが、隙間が減った壁を利用して脱出に成功する。
- ^ これはピストル相手の敵との戦闘中に、事情を知らないバードマンが連絡したため、パーマンはピンチに陥った。
- ^ 例としてミツ夫が自分のコピーに宿題を頼んでも、コピーは「宿題は自分でやるもの」と屁理屈を言って拒む場面がある。スミレの場合は徹夜で活動を終えた後、自分のコピーを学校に行かせ、スミレは部屋で仮眠をとっている(一睡した後、学校でコピーと入れ替わる)。
- ^ 「パー子の羽衣伝説」月刊コロコロコミックNo.73(1984年5月号)、pp191-205。
- ^ 「みっちゃんの本はどこだ!」月刊コロコロコミックNo.74(1984年6月号)、pp161-175。
- ^ 例えば、「藤子・F・不二雄 大全集 パーマン 7」小学館(2010年)に収録。
- ^ 旧作のパーマンは5名なので最高16倍1456km/h(マッハ1.2弱、この時点で音速を超えている)だが、5人がつながったことはない。新作設定で考慮した場合、119km/hの16乗で1904km/h(マッハ1.5強)となる。
- ^ 当時TBS系列外のVHF局しか無かった地域(青森・秋田・山形・福島など)でも、TBS同時ネットで放送されていた。(出典:1967年4月の河北新報テレビ欄より。)
- ^ 『週刊朝日』1967年4月21日号、116頁。
- ^ a b c 『河北新報』1967年4月2日 - 9月24日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『河北新報』1967年4月2日 - 1968年4月14日付朝刊、テレビ欄。
- ^ a b 『河北新報』1967年4月2日 - 1968年4月14日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1967年10月1日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北日本新聞』1967年9月3日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1967年4月2日 - 1968年4月25日付朝刊、テレビ欄。
- ^ a b 『北國新聞』1968年3月31日付、1968年4月7日付各朝刊、テレビ欄。
- ^ 『北國新聞』1968年4月13日付朝刊、テレビ欄。
- ^ モノクロ版パーマン考察
- ^ 「怪獣さがし」(藤子・F・不二雄大全集「パーマン」第1巻収録)および「冬は南の島で」(同、第3巻収録)。ただし前者は第2作でも「恐竜さがし」として制作され、ソフト化も行われている。
- ^ Amazon_co_jp: カスタマーレビュー モノクロ版TVアニメ パーマン DVD BOX 上巻(期間限定生産) http://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00MIMEI1A/ref=cm_cr_dp_see_all_summary?ie=UTF8&showViewpoints=1&sortBy=byRankDescending
- ^ 『ドラえもん、パーマン、キテレツ大百科など、藤子・F・不二雄さんの代表キャラクターが勢ぞろい!「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」オープン記念、みんなの夢を乗せて走る特別ラッピング電車『小田急F-Train』8月3日(水)より運行開始 - 登戸駅・向ヶ丘遊園駅の列車接近音も藤子・F・不二雄アニメメロディに変更します。-』(PDF)(プレスリリース)小田急電鉄、2011年8月2日 。2020年4月7日閲覧。
- ^ “藤子Fアニメ5曲を発車メロディーに一挙導入 南武線2駅で9月3日から”. 乗りものニュース. 2020年4月7日閲覧。
- ^ “南武線登戸,宿河原駅発車メロディ「ドラえもんのうた」など5曲制作”. 株式会社スイッチオフィシャルサイト. 株式会社スイッチ. 2020年4月7日閲覧。
- ^ 『オリコン年鑑 1985年版』、88頁。
- ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1984年12月号、学研、92 - 94頁。
- ^ 「全国縦断放映リスト」『アニメージュ』1987年10月号、徳間書店、110頁。
- ^ 「テレビ局ネットーワーク」『アニメディア』1986年1月号、学研、78頁。
- ^ 『北國新聞』1983年8月1日 - 8月5日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1987年3月号、学研、81頁。
- ^ 次番組の『オバケのQ太郎』(15分版、月曜 - 金曜 16:05 - 16:20)と並行して放送された時期あり。
- ^ 「テレビ局ネットーワーク」『アニメディア』1988年1月号、学研、79頁。
- ^ 『北國新聞』1983年10月2日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 「テレビ局ネットワーク」『アニメディア』1984年5月号、学習研究社、98頁。
- ^ 二宮 強風などで撮影難航!「リクルートカード」CMでパーマン実写化芸能ニュースラウンジ 2013年8月21日
関連項目
TBS系 不二家の時間(1967年4月-1968年4月) | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
パーマン(第1作)
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テレビ朝日系 藤子不二雄劇場(1983年4月-1985年3月) | ||
パーマン(第2作)
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テレビ朝日 月曜 - 土曜18:45 - 19:00枠(1983年4月-1985年3月) | ||
パーマン(第2作)
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オバケのQ太郎(第3作)
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