きゃぷてんボン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

きゃぷてんボン』は、藤子・F・不二雄による日本漫画小学館の雑誌『てれびくん』において、1976年6月号(創刊号)から1976年10月号まで連載された。全5話。

幼年向け雑誌の読者を対象としたヒーロー漫画であり[1]、子供が主人公とされている。主人公・きゃぷてんボンはヒーローであるとともにしっかりとした性格であり、その父親は子供のように好奇心旺盛で騙されやすく、父のほうが頻繁にボンに助けられる立場であり、大人と子供の立場が逆転しているといえる。同様の藤子Fの幼年向けヒーロー漫画『パジャママン』では、主人公の子供が大人の目を盗み、ヒーローとして悪い大人と戦う物語であるため、やはり大人と子供の立場の逆転といえるが、本作はこの図式をさらに強調し、一歩進んだスタイルで描かれたものと見られている[2]

あらすじ[編集]

大発明家の丸山博士を父に持つ少年・きゃぷてんボン。子供のような性格の父に振り回されつつも、父の最高傑作であるヘルメットをかぶり、毛むくじゃらのロボット・ムック、ヘルメットから飛び出す小鳥メカのハミングバード、ミミズ型ロボットのニョロボと力を合わせ、悪い大人たちを懲らしめる。

書誌情報[編集]

脚注・出典[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 鈴木利奈他編 「藤子・F・不二雄大全集 月報14-3」『パジャママン きゃぷてんボン ほか』、2頁。
  2. ^ 切通理作 「〈子ども〉という名のヒーロー」『パジャママン きゃぷてんボン ほか』、324頁。