ドラえもん映画作品

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ドラえもん映画作品(ドラえもんえいがさくひん)では、藤子・F・不二雄漫画ドラえもん』のアニメ映画作品を扱う。

概要・特色[編集]

1980年より3月限定に子どもの春休みの時期に合わせ公開されている(声優交代の行われた2005年を除く)。

1980年公開の『ドラえもん のび太の恐竜』から1997年公開の『ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記』までは、藤子・F・不二雄によって描かれた「大長編ドラえもん」の第1作『のび太の恐竜』から第17作『のび太のねじ巻き都市冒険記』を原作としている。ただし、1988年公開の『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』は、作者が入院中であったため「大長編ドラえもん」は執筆されていない。作者逝去により、1998年公開の『ドラえもん のび太の南海大冒険』以降の作品については、藤子プロのスタッフが、映画を原作とした漫画を執筆している。なお、作者が在命時は「今年はこんな冒険をするんだよ」と家族に話すのが恒例だったとのこと。

キャラクターデザインや美術設定は各作品ごとに設定が起こされ(リメイクを除き)、同時上映の短編でドラミやザ・ドラえもんズが主人公になったり、藤子の他のキャラクターと共演することもある。

例年数百万人の観客動員と数十億円台の配給収入を維持しており、日本映画が低調であった時代でも上位を占める大ヒットシリーズとなっている。

2013年公開の『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』で邦画史上初となるシリーズ累計動員1億人を突破している[1]

声優陣の交代[編集]

2005年3月に25年にわたって連続登板し続けたレギュラー声優陣が交代した(アニメ参照)。1980年から2004年まで毎年3月に大長編ドラえもんの映画作品が上映されていたが、交代劇によって該当年の映画は製作されず、ドラえもん映画史において唯一の空白期となる。

大山のぶ代ら声優陣での映画作品は2004年公開の第25作『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』で最後となり、2006年公開の第26作『ドラえもん のび太の恐竜2006』からは水田わさびら声優陣によるものとなった[注 1]

これにより、2005年を境に大山のぶ代ドラえもんによる第1陣声優の映画(のび太の恐竜ワンニャン時空伝)シリーズを第1期、水田わさびドラえもんによる第2陣声優の映画(のび太の恐竜2006~以降継続中)シリーズを第2期として区分けされる。DVD販売等の媒体では、タイトルを青(第1陣)と赤(第2陣)で区別表記している。

旧作では同時上映作品が1~2本放映されていたが、交代後は同時上映作品は現在のところ放映されていない。

声優交代が行われて以降は、基本的に第2陣声優陣による新作と第1陣声優作のリメイク作品が交互に公開されているが、2006年と2007年はリメイク作品が、2012年と2013年は新作が連続して公開された。また、これらの映画作品には必ず「小動物」のキャラクターが登場するようになり、それらは通常の味方であれば、ピッポのように当初はドラえもんらと対立する敵であったりもする。また設定やストーリーなど第1陣声優作に比べて原作寄りにはなっているが、前述のように新キャラを登場させたりストーリーを別の方向へ変えたりして親世代も二度楽しめるような工夫を凝らしている。第2陣声優陣によるオリジナルは第1陣声優作に比べ、のび太の扱いが原作やTVシリーズのように悪く活躍も少ないがゲストキャラと親しくなり、絆を深め、終盤で重要な役割を果たすことが多い。タイムパトロールが登場する作品では第1陣声優作・原作ではドラえもん達は彼らにほぼ頼りがちになっているが、第2陣声優作では彼らの力を借りずに自分達で困難や強敵に立ち向かっている。

テレビ放送では第2陣声優の映画以降、オープニング・エンディングをカットして放送されている(後述)。

映画作品一覧[編集]

東宝による配給で、「宇宙小戦争」以降はTOHOシネマズ日劇(日劇東宝→日劇2)をチェーンマスターとする東宝邦画系劇場で毎年春休みシーズン前の3月(概ね1-3週目)に公開されている。チェーン系劇場では4月中旬の金曜日に終映となり、翌土曜日から同じ制作会社・配給系列の「劇場版クレヨンしんちゃん」へ入れ替えとなるパターンが多い。一部の劇場(主にシネマコンプレックス及び地方部の単館系劇場・巡回上映)では終映日を延長したり、上映開始日を遅らせる関係で5月以降も上映している場合もある。また、聴覚障碍者向けに日本語字幕付版の上映も劇場と時間を指定のうえ行われており、DVDソフト版での日本語字幕の収録においても活用されている。

前記の通り第1陣・第2陣声優により2005年以前を1期群、以降を2期群と区別し、「期数-期内で何作目か」の形で示し、『その他』の項目で登場する派生作品もこれに順ずる。それぞれの期の詳細に付いては、テレビアニメ記事(1期2期)を参照。

  • 何作目であるかは以下の通りで示している。
    • 「通算」では通算で何作目かを示す。
    • タイトルソート内は「のび太の(と)」を省略(例:のび太の恐竜は「きようりゆう」でソートされる)
  • 収入の内、★付きは配給収入(20作まで)、無印は興行収入(21作以降)。
  • 動員は観客総動員数。
  • 備考の箇条書きは併映作品。

大長編[編集]

コロコロコミック本誌で連載する物とは別に、映画用原作として執筆された『大長編ドラえもん』を元とした物(リメイクを除く)。

通算
期別
タイトル
監督
脚本
公開日
収入 (円)
動員 (人)
(期別番号が「1-」で始まるものは併映、「2-」で始まるものは備考)
1 1-01 きようりゆう/のび太の恐竜 ふくとみ ひろし/福富博 藤子・F・不二雄
松岡清治
1980年3月15日 ★15億6000万 320万
2 1-02 うちゆうかいたくし/のび太の宇宙開拓史 にしまき ひてお/西牧秀夫 ふじこ・えふ・ふじお/藤子・F・不二雄 1981年3月14日 ★17億4000万 360万
3 1-03 たいまきよう/のび太の大魔境 1982年3月13日 ★12億1000万 250万
4 1-04 かいていきかんしよう/のび太の海底鬼岩城 しはやま つとむ/芝山努 1983年3月12日 ★10億 210万
  • 忍者ハットリくん・ニンニンふるさと大作戦の巻
  • パーマン・バードマンがやってきた!!
5 1-05 まかいたいほうけん/のび太の魔界大冒険 1984年3月17日 ★16億3000万 330万
6 1-06 りとるすたあうおおす/のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 1985年3月16日 ★11億8000万 240万
7 1-07 てつしんへいたん/のび太と鉄人兵団 1986年3月15日 ★12億5000万 260万
8 1-08 りゆうのきし/のび太と竜の騎士 1987年3月14日 ★15億 310万
  • プロゴルファー猿 甲賀秘境!影の忍法ゴルファー参上!
  • オバケのQ太郎 進め! 1/100大作戦
9 1-09 はられるさいゆうき/のび太のパラレル西遊記 もとひらりょう/もとひら了 1988年3月12日 ★13億6000万 280万
10 1-10 につほんたんしよう/のび太の日本誕生 ふじこ・えふ・ふじお/藤子・F・不二雄 1989年3月11日 ★20億2000万 420万
11 1-11 あにまるふらねつと/のび太とアニマル惑星(プラネット) 1990年3月10日 ★19億 380万
12 1-12 とらひあんないと/のび太のドラビアンナイト 1991年3月9日 ★17億9000万 360万
13 1-13 くものおうこく/のび太と雲の王国 1992年3月7日 ★16億7000万 340万
14 1-14 ふりきのらひりんす/のび太とブリキの迷宮(ラビリンス) 1993年3月6日 ★16億3000万 270万
15 1-15 むけんさんけんし/のび太と夢幻三剣士 1994年3月12日 ★13億3000万 270万
16 1-16 そうせいにつき/のび太の創世日記 1995年3月4日 ★12億8000万 260万
17 1-17 きんかえくすふれす/のび太と銀河超特急(エクスプレス) 1996年3月2日 ★16億5000万 310万
18 1-18 ねしまきしていいほうけんき/のび太のねじ巻き都市(シティー)冒険記 1997年3月8日 ★19億5000万 390万
19 1-19 なんかいたいほうけん/のび太の南海大冒険 きしま のぶあき/岸間信明 1998年3月7日 ★21億 400万
20 1-20 うちゆうひようりゆうき/のび太の宇宙漂流記 1999年3月6日 ★20億 395万
21 1-21 たいようおうてんせつ/のび太の太陽王伝説 2000年3月11日 30億5000万 295万
22 1-22 つはさのゆうしやたち/のび太と翼の勇者たち 2001年3月10日 30億5000万 284万
23 1-23 ろほつときんくたむ/のび太とロボット王国(キングダム) 2002年3月9日 23億1000万 214万
24 1-24 ふしきかせつかい/のび太とふしぎ風使い 2003年3月8日 25億4000万 236万
  • Pa-Pa-Paザ★ムービー パーマン
25 1-25 わんにやんしくうてん/のび太のワンニャン時空伝 2004年3月6日 30億5000万 283万
26 2-01 きようりゆう2006/のび太の恐竜2006 わたなべ あゆむ/渡辺歩 渡辺歩
楠葉宏三
2006年3月4日 32億8000万 300万[2] 第1作『のび太の恐竜』のリメイク
27 2-02 しんまかいたいほうけん/のび太の新魔界大冒険  〜7人の魔法使い〜 てらもと ゆきよ/寺本幸代 しんぽ ゆういち/真保裕一 2007年3月10日 35億4000万 326万[2] 第5作『のび太の魔界大冒険』のリメイク
28 2-03 みとりのきよしんてん/のび太と緑の巨人伝 わたはへ あゆむ/渡辺歩 おおのぎ ひろし/大野木寛 2008年3月8日 33億7000万 313万[2] オリジナル作品
29 2-04 しんうちゆうかいたくし/新・のび太の宇宙開拓史 こし しけお/腰繁男 しんぽ ゆういち/真保裕一 2009年3月7日 24億5000万 230万 第2作『のび太の宇宙開拓史』のリメイク
30 2-05 にんきよたいかいせん/のび太の人魚大海戦 くすは こうそう/楠葉宏三 2010年3月6日 31億6000万 296万 オリジナル作品 
31 2-06 しんてつしんへいたん/新・のび太と鉄人兵団  〜はばたけ 天使たち〜 てらもと ゆきよ/寺本幸代 しみす ひかし/清水東 2011年3月5日 24億6000万[注 2] 第7作『のび太と鉄人兵団』のリメイク
32 2-07 きせきのしま/のび太と奇跡の島  〜アニマル アドベンチャー〜 くすは こうそう/楠葉宏三 2012年3月3日 36億2000万 331万[1] オリジナル作品
33 2-08 ひみつとうくみゆうしあむ/のび太のひみつ道具博物館(ミュージアム) てらもと ゆきよ/寺本幸代 2013年3月9日 39億8000万[3] 365万
34 2-09 しんたいまきよう/新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜 八鍬新之介 2014年3月8日 35億8000万[4] 第3作『のび太の大魔境』のリメイク
35 2-10 すへえすひいろおす/のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ) 大杉宜弘 2015年3月7日 39億3000万 346万5800 オリジナル作品
36 2-11 しんにつほんたんしよう/新・のび太の日本誕生 八鍬新之介 2016年3月5日 41億2000万 第10作『のび太の日本誕生』のリメイク
37 2-12 なんきょくかちこちたいほうけん/のび太の南極カチコチ大冒険 高橋敦史 2017年3月 オリジナル作品

併映作品[編集]

『大長編ドラえもん』を原作とせず、他のメインタイトル作品と併映された映画作品。

タイトル 監督 脚本 公開日 メインタイトル
1 とらえもん ほくももたろうのなんなのさ/ドラえもん ぼく、桃太郎のなんなのさ かんた たけゆき/神田武幸 城山昇 1981年8月1日 21エモン 宇宙へいらっしゃい
2 とらみちやん みにとらSOS/ドラミちゃん ミニドラSOS!!! もりわき まこと/森脇真琴 もとひらりょう/もとひら了 1989年3月11日 につほんたんしよう-ドラえもん のび太の日本誕生
3 とらみちやん あららしようねんさんそくたん/ドラミちゃん アララ♥少年山賊団! はら けいいち/原恵一 まるお みほ/丸尾みほ 1991年3月9日 とらひあんないと-ドラえもん のび太のドラビアンナイト
4 ときめきそおらあくるまによん/トキメキソーラーくるまによん やすみ てつお/やすみ哲夫 1992年3月7日 くものおうこく-ドラえもん のび太と雲の王国
5 とらみちやん はろおきようりゆうきつす/ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!! はら けいいち/原恵一 西村孝史 1993年3月6日 ふりきのらひりんす-ドラえもん のび太とブリキの迷宮
6 たいようはともたち かんはれそらえもんこう/太陽は友だち がんばれ!ソラえもん号 たかはし じゅん/高橋純
7 とらみちやん あおいすとろおはつと/ドラミちゃん 青いストローハット あんとう としひこ/安藤敏彦 まるお みほ/丸尾みほ 1994年3月12日 むけんさんけんし-ドラえもん のび太と夢幻三剣士
8 2112ねん とらえもんたんしよう/2112年 ドラえもん誕生 米たにヨシトモ よねたに よしとも/米たにヨシトモ 1995年3月4日 そうせいにつき-ドラえもん のび太の創世日記
9 とらみあんととらえもんす ろほつとかっこうななふしき/ドラミ&ドラえもんズ ロボット学校七不思議!? 米たにヨシトモ
寺田憲史
1996年3月2日 きんかえくすふれす-ドラえもん のび太と銀河超特急
10 さとらえもんす かいとうとらはんなそのちようせんしよう/ザ☆ドラえもんズ 怪盗ドラパン謎の挑戦状! 1997年3月8日 ねしまきしていほうけんき-ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記
11 さとらえもんす むしむしひよんひよんたいさくせん/ザ☆ドラえもんズ ムシムシぴょんぴょん大作戦! 1998年3月7日 なんかいたいほうけん-ドラえもん のび太の南海大冒険
12 かえつてきたとらえもん/帰ってきたドラえもん わたなべ あゆむ/渡辺歩 しろやま のぼる/城山昇
13 さとらえもんす おかしなおかしなおかしなな/ザ☆ドラえもんズ おかしなお菓子なオカシナナ? よねたに よしとも/米たにヨシトモ 1999年3月6日 うちゆうひようりゆうき-ドラえもん のび太の宇宙漂流記
14 のひたのけつこんせんや/のび太の結婚前夜 わたなべ あゆむ/渡辺歩 ふじもと のぶゆき/藤本信行
15 さとらえもんす ときとききかんしやたいほうそう/ザ☆ドラえもんズ ドキドキ機関車大爆走! にしきおり ひろし/錦織博 いけだ まみこ/池田眞美子 2000年3月11日 たいようおうてんせつ-ドラえもん のび太の太陽王伝説
16 おはあちやんのおもいて/おばあちゃんの思い出 わたはへ あゆむ/渡辺歩 ふじもと のぶゆき/藤本信行
17 とらみあんととらえもんす うちゆうらんとききいつはつ/ドラミ&ドラえもんズ 宇宙ランド危機イッパツ! にしきおり ひろし/錦織博 いけだ まみこ/池田眞美子 2001年3月10日 つはさのゆうしやたち-ドラえもん のび太と翼の勇者たち
18 かんはれしやいあん/がんばれ!ジャイアン!! わたはへ あゆむ/渡辺歩 ふじもと のぶゆき/藤本信行
19 さとらえもんす こおるこおるこおる/ザ☆ドラえもんズ ゴール!ゴール!ゴール!! やすみ てつお/やすみ哲夫 2002年3月9日 ろほつとおうこく-ドラえもん のび太とロボット王国
20 ほくのうまれたひ/ぼくの生まれた日 わたはへ あゆむ/渡辺歩 ふじもと のぶゆき/藤本信行
21 とらえもんあにはあさりい25/ドラえもんアニバーサリー25 ほんごう みつる/本郷みつる 2004年3月6日 わんにやんしくうてん-ドラえもん のび太のワンニャン時空伝

その他[編集]

福祉映画[編集]

ドラえもん ケンちゃんの冒険
  • 1981年7月に福祉映画として上映/1981年10月5日TV特番放映
  • 全国心身障害児福祉財団製作で公民館など公共施設でのホール上映となった。
  • 監督・演出 - もとひら了
  • 脚本 - 水出弘一
  • 音楽 - 菊池俊輔
  • 作画 - 中村英一

プラネタリウム[編集]

3D映画[編集]

STAND BY ME ドラえもん[5]

オープニングテーマ[編集]

1期[編集]

2期[編集]

主題歌[編集]

1996年公開『のび太と銀河超特急』までの主題歌は、1984年公開の『のび太の魔界大冒険』を除いて武田鉄矢が作詞。絵コンテを読んで作詞し、その詞に合う曲を作れる人に曲を依頼するという流れで制作された。歌い手は初期の2-4作は岩渕まことだったが、90年代以降はほとんどの楽曲を武田鉄矢あるいは1994年に復活した海援隊が担当した。

武田本人が一番気に入っていると認め、藤子・F・不二雄も気に入っていた曲は『少年期』(後表参照)。

藤子・F・不二雄の死去後、武田は「藤子先生が亡くなった今、僕はドラえもんの映画の作詞を引退します」と宣言し、勇退。以降は毎回違った作詞家・作曲家が担当している。ただし、2010年公開『のび太の人魚大海戦』では映画30周年を記念して、再び武田が挿入歌の作詞・歌を担当した。

映画シリーズの主題歌を請け負ったことのある団体や個人としては、ウィーン少年合唱団矢沢永吉SPEEDスキマスイッチ青山テルマ福山雅治などが知られている。また、小泉今日子西田敏行島崎和歌子吉川ひなの柴咲コウといった公開当時にアイドル俳優として活躍していた芸能人も担当している。なお『のび太とふしぎ風使い』、『のび太のワンニャン時空伝』では公開当時のテレビ版のエンディングを使用していた。

なお、『のび太の魔界大冒険』の主題歌である小泉今日子の「風のマジカル」は他作品とは扱いが異なる映画公開時のみの使用・タイアップ契約であり、原盤権を保有している音楽出版バーニングパブリッシャーズおよび歌唱者のマネージメント元であるバーニングプロダクションと2次使用についての契約が何らかの理由で締結されなかったため、発売されている同作品のすべてのビデオソフト(1980年代に発売されたVHS版より)およびテレビ放送では前々作主題歌(「だからみんなで」)に差し換えられている。なお、同曲のCDへの収録は2010年発売のコンピレーションアルバム(後述)まで全く行われなかった。

多くの作品で、エンディングのほかに物語中盤の挿入歌として使用されている。

主題歌一覧[編集]

映画タイトル 主題歌タイトル 作詞 作曲 レーベル
1 きようりゆう/ドラえもん のび太の恐竜 ほけつとのなかに/ポケットの中に たけた てつや/武田鉄矢 きくち しゆんすけ/菊池俊輔 おおやま のふよ/大山のぶ代 にほんころむひあ/日本コロムビア
2 うちゆうかいたくし/ドラえもん のび太の宇宙開拓史 こころをゆらして/心をゆらして[注 3] いわふち まこと/岩渕まこと
3 たいまきよう/ドラえもん のび太の大魔境 たからみんなて/だからみんなで
4 かいていきかんしよう/ドラえもん のび太の海底鬼岩城 うみはほくらと/海はぼくらと
5 まかいたいほうけん/ドラえもん のび太の魔界大冒険 かせのましかる/風のマジカル[注 4] ゆかわ れいこ/湯川れい子 のおはてい/NOBODY こいすみ きようこ/小泉今日子 ひくたあおんかくさんきよう/ビクター音楽産業
6 りとるすたあうおおす/ドラえもん のび太の宇宙小戦争 しようねんき/少年期 たけた てつや/武田鉄矢 さこう やすお/佐孝康夫 たけた てつや/武田鉄矢 ほりとおる/ポリドール
7 てつしんへいたん/ドラえもん のび太と鉄人兵団 わたしかふしき/わたしが不思議 きくち しゆんすけ/菊池俊輔 おおすき くみこ/大杉久美子 にほんころむひあ/日本コロムビア
8 りゆうのきし/ドラえもん のび太と竜の騎士 ともたちたから/友達だから やまき やすよ/山木康世 おおやま のふよ/大山のぶ代
9 はられるさいゆうき/ドラえもん のび太のパラレル西遊記 きみかいるから/君がいるから ほりえみつことこおろき73/堀江美都子こおろぎ'73
10 につほんたんしよう/ドラえもん のび太の日本誕生 ときのたひひと/時の旅人 ほりうち たかお/堀内孝雄 にした としゆき/西田敏行 しいひいえすそにいれこおど/CBS・ソニーレコード
11 あにまるふらねつと/ドラえもん のび太とアニマル惑星 てんまてととけ/天までとどけ たけた てつや/武田鉄矢 ほりとおる/ポリドール
12 とらひあんないと/ドラえもん のび太のドラビアンナイト ゆめのゆくえ/夢のゆくえ しらとり すみお/白鳥澄夫 しらとり えみこ/白鳥英美子 きんくれこおと/キングレコード
13 くものおうこく/ドラえもん のび太と雲の王国 くもかゆくのは/雲がゆくのは… ふかの よしかす/深野義和 たけた てつや/武田鉄矢 ほりとおる/ポリドール
14 ふりきのらひりんす/ドラえもん のび太とブリキの迷宮 ないかいいこときつとある/何かいい事きっとある せりさわ たかあき/芹澤鷹明 しまさき わかこ/島崎和歌子
15 むけんさんけんし/ドラえもん のび太と夢幻三剣士 せかいはくうちよきはあ/世界はグー・チョキ・パー ふかの よしかす/深野義和 たけた てつや/武田鉄矢一座
16 そうせいにつき/ドラえもん のび太の創世日記 さよならにさよなら ちは かすおみ/千葉和臣 かいえんたい/海援隊
17 きんかえくすふれす/ドラえもん のび太と銀河超特急 わたしのなかのきんか/私のなかの銀河 かいえんたい/海援隊(ちは かすおみ/千葉和臣ソロ
18 ねしまきしていほうけんき/ドラえもん のび太のねじ巻き都市冒険記 らふいすゆう/Love is you たかはし けん/高橋研 やさわ えいきち/矢沢永吉 いいえむあいみゆうしつくしやはん/EMI Music Japan
19 なんかいたいほうけん/ドラえもん のび太の南海大冒険 ほつとみるく/ホットミルク いわき ゆみ/岩城由美 HINANO かもみや りよう/鴨宮諒 よしかわ ひなの/吉川ひなの ほにいきやにおん/ポニーキャニオン
20 うちゆうひようりゆうき/ドラえもん のび太の宇宙漂流記 きせつかいくとき/季節がいく時 いちち ひろまさ/伊秩弘将 いちち ひろまさ/伊秩弘将 すひいと/SPEED といすふあくとりい/トイズファクトリー
21 たいようおうてんせつ/ドラえもん のび太の太陽王伝説 このほしのとこかて/この星のどこかで かみむら みほこ/上村美保子 おおえ せんり/大江千里 ゆき さおり/由紀さおり安田祥子 いいえむあいみゆうしつくしやはん/EMI Music Japan
22 つはさのゆうしやたち/ドラえもん のび太と翼の勇者たち らふゆうくろおす/Love you close もり ひろみ/森浩美 うえた ちか/上田知華 ちねん りな/知念里奈 そにいみゆうしつくれこおす/Sony Music Records
23 ろほつとおうこく/ドラえもん のび太とロボット王国 いつしよにあるこう/いっしょに歩こう 〜Walking Into Sunshine〜 はななあいす/BANANA ICE はななあいす/下町兄弟 こにしき/KONISHIKI えいへつくすもおと/avex mode
24 ふしきかせつかい/ドラえもん のび太とふしぎ風使い またあえるひまて/またあえる日まで あとへんちやあきやんふの/アドベンチャーキャンプの
子供たちと北川悠仁
きたかわ ゆうしん/北川悠仁 ゆす/ゆず といすふあくとりい/トイズファクトリー
25 わんにやんしくうてん/ドラえもん のび太のワンニャン時空伝 ゆめひより/YUME日和 おはた ひてゆき/小幡英之 みやさき あゆみ/宮崎歩 しまたに ひとみ/島谷ひとみ えいへつくすとらつくす/avex trax
26 きようりゆう2006/ドラえもん のび太の恐竜2006 ほくのおと/ボクノート スキマスイッチ ありおらしやはん/Ariola Japan
27 しんまかいたいほうけん/ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜 かけかえのないうた/かけがえのない詩 みひまるしいてい/mihimaru GT みつゆき みやけ/mitsuyuki miyake みひまるしいてい/mihimaru GT ゆにはあさるしえい/UNIVERSAL J
28 みとりのきよしんてん/ドラえもん のび太と緑の巨人伝 てをつなこう/手をつなごう あやか/絢香 にしお よしひこ/西尾芳彦・絢香 あやか/絢香 わあなあみゆうしつくしやはん/WARNER MUSIC JAPAN
29 しんうちゆうかいたくし/ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史 たいせつにするよ/大切にするよ しはさき こう/柴咲コウ いちかわ しゆん/市川淳 しはさき こう/柴咲コウ なゆたわへれこおと/NAYUTAWAVE RECORDS
30 にんきよたいかいせん/ドラえもん のび太の人魚大海戦 かえるはしよ/帰る場所 SoulJa あおやま てるま/青山テルマ ゆにはあさるしえい/UNIVERSAL J
31 しんてつしんへいたん/ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜 ともたちのうた/友達の唄 藤原基央 はんふおふちきん/BUMP OF CHICKEN といすふあくとりい/トイズファクトリー
32 きせきのしま/ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜 いきてるいきてく/生きてる生きてく 福山雅治 ゆにはあさるしえい/UNIVERSAL J
33 とらえもん のひたのひみつとくみゆうしあむ/ドラえもん のび太のひみつ道具博物館 みらいのみゆうしあむ/未来のミュージアム 中田ヤスタカ はふゆうむ/Perfume
34 とらえもんしんのひたのたいまきよう へこと5にんのたんけんたい/ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜 ひかりのしくなる/光のシグナル せんせい(東京カランコロン) 中谷あつこ きすまいふつとつう/Kis-My-Ft2 えいへつくすとらつくす/avex trax
番外 すたんとはいみい とらえもん/STAND BY ME ドラえもん ひまわりのやくそく/ひまわりの約束 秦基博 秦基博・皆川真人 はた もとひろ/秦基博 ありおらしやはん/Ariola Japan
35 すぺえすひいろおず/ドラえもん のび太の宇宙英雄記 360° miwa miwa・NAOKI-T みわ/miwa そにいみゆうしつくれこおす/Sony Music Records
36 とらえもん しんのひたのにほんたんしようドラえもん 新・のび太の日本誕生 空へ 山崎将義 はふゆうむ/山崎まさよし EMI Records

コンピレーション・アルバム[編集]

  • 1995年3月、ポリドールレコードが『ドラえもん映画主題歌集』を発売した。これには武田鉄矢・武田鉄矢一座および海援隊(千葉和臣)が作詞・歌唱した映画主題歌とそのカラオケ音源が収録されている。ただし、西田敏行に提供した「時の旅人」のみ武田歌唱で録り下ろしたカバー曲となっている。ライナーノーツのデザインは「のび太の創世日記」の場面カットと、当時の海援隊メンバーのスチル写真である。2010年の『ドラえもん主題歌集+挿入歌』(後述)発売まで廃盤にしていない。
  • 1999年4月、小学館が『DORA THE BEST』を限定生産で発売した。これは、映画20周年を記念して、それまでの映画主題歌(『のび太の南海大冒険』まで)すべてとテレビアニメで流れた楽曲の計36曲を収録した2枚組CDとなっている。ただし「風のマジカル」はボーカルがないカラオケ(インストゥルメンタル)バージョンで収録されている。期間限定生産商品で発売前の受注予約も実施していたため、メーカー在庫切れ状態になった。
  • 2004年9月、CME(コロムビアミュージックエンタテインメント。現:日本コロムビア)が『映画ドラえもん25周年 ドラえもん映画主題歌篇』を発売した。コロムビアが音源を保有する楽曲を中心に選り抜きで収録している。また、『ドラえもん のび太の太陽王伝説』以降の主題歌が初めて収録されたコンピレーションである。
  • 2010年2月、CMEは映画30周年を記念し、武田鉄矢および海援隊が歌唱した楽曲を除いた2009年までの映画主題歌(パーマンなどドラえもん以外の併映作品は除く)を2枚組で収録した『映画ドラえもん30周年記念企画 ドラえもん映画主題歌大全集』を発売した。ビクターレコードが発売した「風のマジカル」の音源を初めて収録した作品である。2009年11月には同様のコンセプトでテレビアニメの主題歌を収録した『テレビアニメ30周年記念ドラえもんテレビ主題歌大全集』が連動企画で発売されている。
  • 2010年5月、ユニバーサルミュージックナユタウェイブレコーズが、武田鉄矢/海援隊 名義で『ドラえもん映画主題歌集+挿入歌』を発売する。1995年の『ドラえもん映画主題歌集』(先述)収録曲に加え、1996年の「私のなかの銀河」と2010年の「遠い海から来たあなた」を追加した内容となっている。『ドラえもん映画主題歌大全集』と「帰る場所」を補完することで、mihimaru GTを除く30年分の主題歌を網羅できる構成となっている。事実上、1995年盤の再版かつマイナーチェンジ版であるが、ライナーノーツやCDのデザインは改めている。なお、同じレコード会社所属の島崎和歌子による主題歌については『ドラえもん映画主題歌集』が収録している。
  • 2013年9月、日本コロムビアから『藤子・F・不二雄生誕80周年 ドラえもん 歌の大全集』が発売された。これにはテレビアニメ版、映画版の主題歌・挿入歌をはじめ、併映作品等の関連作品の楽曲も収録され、全5枚組となっている。ただし、2011年の主題歌「友達の唄」及び挿入歌は収録されていない。

オープニングテーマ[編集]

第25作目『のび太のワンニャン時空伝』までは、シリーズ主題歌としてテレビ主題歌がオープニングに流れるのが通例だった。

第1作『のび太の恐竜』、第2作『のび太の宇宙開拓史』では、『ぼくドラえもん』が使われた。両作では今で言う所謂アバンパートはなく、配給会社社紋(東宝)の直後からオープニングテーマがスタートした。

第3作『のび太の大魔境』からオープニングが『ドラえもんのうた』(大杉久美子版)となり、アバンパートが入るようになる。『のび太と鉄人兵団』からはのび太が「ドラえも〜ん」と叫ぶシーンまでをアバンパートとして入れる構成になった。

第10作『のび太の日本誕生』から山野さと子版に変更されたが、藤子・F・不二雄の存命中の作品では大杉版時代と同様、のび太の泣き言までをアバンパートとする構成が貫かれた。
藤子の逝去後の作品では、アバンパートからOPに入る際の泣き言がのび太の代わりにスネ夫・ジャイアンによるものだったり、逆にドラえもんが「のび太く〜ん」と泣き言をあげる場合もあった。

第19作『のび太の南海大冒険』ではエンディングと統一感を出す形で吉川ひなの版が使われた。また、第21作『のび太の太陽王伝説』ではウィーン少年合唱団版が使用された。しかし、完全に交代することはなく、テレビシリーズと共通感を出すためこの2作を除いた形で第25作まで山野版が使用された。当初はテレビシリーズでの歌手交代後に歌手を交代する予定だったが1989年からの浸透もあり好評だったため、山野と契約が結ばれた。

オープニング前のプロローグ[編集]

ドラえもん のび太の海底鬼岩城』以降の作品ではオープニング前にアバンパートが挿入されている。また『ドラえもん のび太と鉄人兵団』以降の作品では、オープニングテーマの『ドラえもんのうた』前のプロローグで、最後にのび太が「ドラえも〜ん」と叫ぶのが定番になっている(『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』だけは例外的に、のび太の叫び声の後にドラえもんが「のび太く〜ん」と叫ぶ。なお、『ドラえもん のび太の宇宙漂流記』ではのび太ではなく、ジャイアンとスネ夫が担当)。これは、プロローグにドラえもんたちが一切登場しない場合でも行われる(『ドラえもん のび太の日本誕生』と『ドラえもん のび太と雲の王国』。なお『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』ではのび太の父のみの登場)。

リニューアル後の作品では、『ドラえもん のび太の恐竜2006』、『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』、『ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜』、『ドラえもん のび太の宇宙英雄記』を除き、オープニング前にのび太が「ドラえも〜ん」と叫ぶシーンが挿入されている。なお『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』では、のび太ではなく、ドラえもんが担当し、「のび太く〜ん」と叫ぶ。

エンドロール後のおまけ映像について[編集]

リニューアル後の第1作目である『のび太の恐竜2006』から始まった。これまでのところ、ドラえもんが「みんな、面白かった?来年もまた見てね!」と翌年も新作の映画が公開されることを告知するために利用されてきた。なお『新魔界大冒険』以降からは翌年の映画に登場する物やキャラクターが登場し、次の映画の内容を一部明らかにするようなスタイルが取られている。

映画タイトル おまけ映像
27 しんまかいたいほうけん/ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜 葉っぱ
28 みとりのきよしんてん/ドラえもん のび太と緑の巨人伝 チャミー
29 しんうちゆうかいたくし/ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史 人魚姿のドラえもん
30 にんきよたいかいせん/ドラえもん のび太の人魚大海戦 青いボール(ジュド)
31 しんてつしんへいたん/ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜 モア
32 きせきのしま/ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜 探偵姿ののび太
33 ひみつとうくみゆうしあむ/ドラえもん のび太のひみつ道具博物館 探検帽をかぶったドラえもん
34 しんたいまきよう/ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜 マントをつけたドラえもん
35 すへえすひいろおす/ドラえもん のび太の宇宙英雄記 ペガサス
36 しんにっぽんたんじょう/ドラえもん 新・のび太の日本誕生 エスキモー姿のドラえもんと氷の下の建造物

大人だけのドラえもんオールナイト[編集]

1985年に新宿東宝ビレッジで開催されたのを皮切りに、以降、毎年新作公開日前後に、新宿コマ劇場や池袋HUMAXシネマズなど東京都内の映画館で、『大人だけのドラえもんオールナイト』というイベントが2004年まで20年間行われていた。このイベントは名目上「大人だけ」となっているわけではなく、本当に18歳未満の者・高校生以下は参加できない。これは、東京都の条例によって、23時以降に終了する映画上映会に18歳未満の者の入場が禁止されているためである。このイベントでは23時前後から翌日の早朝までその年の新作映画を含む過去の映画数本が上映されるほか、監督や声優たちの舞台挨拶やトークなども行われた。なお「チケットぴあ」のみで発売される入場券は、発売からわずか数分で完売するほどであった。

その後、2005年に声優交代を含めた完全リニューアルのため新作映画の公開が中止となり、「大人だけのドラえもんオールナイト」は一応の終了としていた。しかし、2010年3月5日にTOHOシネマズ六本木ヒルズにて6年ぶりに開催されたのを皮切りに以後再び毎年行われ好評だったものの、2014年を最後に開催されていない。従来と同じような監督や声優たちの舞台挨拶やトークなどのほか、旧メインレギュラー声優陣の5人うち、大山のぶ代を除いた毎年2名が事前公表なしでサプライズゲストとして登場するのが恒例となっていた(大山は会場への手紙のみで参加した年もある)。そのため、めったに見れない旧声優と現声優の共演トークが見れる貴重な機会でもあった。しかし、2015年は後述の「ドラえもん映画祭」が開催されたため実質上の発展的終了となり10年ぶりに開催は見送られ、翌年2016年についても行われていない[6]

ドラえもん映画祭[編集]

ドラえもん映画祭は、2010年の2月上旬から3月上旬にかけて、東京都千代田区神田神保町にある神保町シアターにて開催された映画『ドラえもん』30周年記念イベントである[7]。過去に公開された『ドラえもん』映画作品を劇場のスクリーンで上映するという趣旨のイベントであり、上映にあたっては当時のフィルムのうち保存状態が良好なものをそのまま使用したため、当時の劇場公開時にしか観られない映像(上映終了後のCMなど)も観賞することができた。イベントの前売券は劇場窓口で即完売し、追加上映も決定するほどの反響を呼んだ[8]

2010年が想定以上の人気と反響があったことから、同じく節目の年である2015年にも同・神保町シアターで行われた。価格は2014年に増税が行われたため、200円値上げされた[9]

テレビ放送[編集]

前述のとおりテレビ(ドラえもんのアニメ)で放送されていることがある。各タイトル放送は『ひみつ道具博物館』以降、新作の公開前日に放送されるようになった。

テレビ放送でのカット箇所

第2陣声優の映画以降、オープニング・エンディングがカットされて放送されている。ただし、必ずカットされるとされるオープニング・エンディング以外、必ずしもノーカットというわけではなく、オープニング・エンディング以外にも一部のシーンがカットされている。以下にその内容を示す。

ここではタイトル名はフルネームではなく、「ドラえもん のび太の(と)」を省略したもので表記する。

タイトル名 カットされた内容
恐竜2006
新魔界大冒険
(2008年放送版)
緑の巨人伝
  • ドラミがひみつ道具を取りに来る部分
しんうちゆうかいたくし/新・宇宙開拓史
にんきよたいかいせん/人魚大海戦

オープニングカットならず。

しんてつしんへいたん/新・鉄人兵団
  • エンディングはあったが、エンディングテーマ「友達の唄」が1フレーズだけの短い編集になっており、それ以降はカットされた
きせきのしま/奇跡の島
新魔界大冒険
(2013年放送版)
ひみつとうくみゆうしあむ/ひみつ道具博物館
  • 掃除機でしずかの服が破れてしまうシーンにおけるしずかの裸の姿の部分
    (カットではなく、白い光による修正がかけられ、裸の姿がほぼ映らないようになされただけである[10]
しんたいまきよう/新・大魔境
  • 約束先取り機との約束を果たすためにしずかが宮殿のお風呂に入るシーンにおいて、お風呂の世話係に驚く部分
    BPOなどの配慮による)

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 近年はタレント俳優女優をゲスト声優として出演させている。
  2. ^ 公開直後に発生した東日本大震災に伴う自粛ムードが広がったことなどが原因となり、第2期映画シリーズワースト2位の興行収入となった。コマーシャルの自粛も行ったため、予定していた広報活動を行えなかったことも原因のひとつ。
  3. ^ ロップルたちとの別れの際の挿入歌として用いられ、エンディングでは「ポケットの中に」が使用された。
  4. ^ ビデオソフトでは権利上の関係で「だからみんなで」に差し替えられている。

出典[編集]

  1. ^ a b ドラえもん映画、1億人見た シリーズ34作目で突破朝日新聞 2013年3月26日
  2. ^ a b c 映画『ドラえもん』新シリーズ動員1000万人突破、バラエティ・ジャパン、2009年3月16日。
  3. ^ 2014年記者発表資料(2013年度統計) (PDF)”. 日本映画製作者連盟 (2013年1月28日). 2014年1月28日閲覧。
  4. ^ 東宝株式会社 2014年上半期作品別興行収入(10億以上)” (2014年7月23日). 2014年8月28日閲覧。
  5. ^ 「STAND BY ME ドラえもん」2014年夏 公開決定!!.ドラえもんチャンネル.2013年11月14日
  6. ^ 前年に前ジャイアンこと剛田武役・たてかべ和也が逝去していることと、前ドラえもん役・大山のぶ代が認知症を発症してしまったことからの配慮・自粛とも捉える
  7. ^ ありがとう! 映画30周年! ドラえもん映画祭 「ドラえもん映画祭」公式サイト
  8. ^ 「ドラえもん映画祭」寒空の下、大人が朝から長蛇の列!親子2世代での来場も! - シネマトゥデイ
  9. ^ 神保町シアター「ありがとう!映画ドラえもん35周年 ドラえもん映画祭2015」
  10. ^ しずかちゃんの裸シーンに修正入った 「ドラえもん」に自主規制の「魔の手が」と衝撃走る J-CASTニュース 2014年3月11日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]