大長編ドラえもん

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大長編ドラえもん
ジャンル 児童漫画SF漫画
漫画
作者 藤子・F・不二雄[注 1]
藤子・F・不二雄プロ(18編以降)
出版社 小学館
掲載誌 月刊コロコロコミック
レーベル てんとう虫コミックス (TC)
藤子不二雄ランド (FF)
小学館コロコロ文庫(文庫)
てんとう虫コミックスワイドスペシャル (TCWS)
ぴっかぴかコミックス (PC)
藤子・F・不二雄大全集(F全)
発表期間 1980年1月号 - 2004年3月号
巻数 TC:全24巻
FF:全9巻
文庫:全17巻
TCWS:全1巻
PC:全1巻
F全:全6巻
テンプレート - ノート

大長編ドラえもん』(だいちょうへんドラえもん)は、藤子・F・不二雄[注 1]による日本児童SF漫画作品。長編アニメ映画原作として1980年(昭和55年)より毎年1編が執筆された『ドラえもん』の長編作品で、映画公開に先行して『月刊コロコロコミック』で連載された。

通常の『ドラえもん』が掲載1回毎の完結を基本としているのに対し、『大長編』は映画1作の原作となる1つの長編を数回に分けて連載され、ドラえもん野比のび太源静香剛田武(ジャイアン)骨川スネ夫の5人が編毎に異なる様々な冒険に立ち向かう様が描かれる。単行本も『ドラえもん』からと独立した『大長編ドラえもん』として発行されている。

1996年(平成8年)の藤子Fの死後も藤子・F・不二雄プロ2004年(平成16年)まで続編を制作し、単行本も続巻として発行された。ただし藤子プロ制作の巻は「まんが版映画シリーズ」として、藤子F本人が執筆した巻とは区別されている。オリジナルの単行本は藤子Fが執筆した17巻に「まんが版映画シリーズ」7巻を合わせた全24巻が〈てんとう虫(コロコロ)コミックス[注 2]より発行されている。

タイトルには必ず「のび太の(もしくはのび太と)」の枕詞が入るのが特徴。

藤子Fの生前[編集]

月刊コロコロコミック1980年(昭和55年)1月号より第1編となる「のび太の恐竜」の連載を開始。同編は1975年(昭和50年)に短編作品として発表されていた既存の短編に加筆し、映画原作用の長編にしたものであった。同年9月より連載を開始した第2編「のび太の宇宙開拓史」以降は全て描き下ろしとなる。概ね毎年9月号か10月号に連載を始めて、映画上映が近い3月号か4月号に完結するもので1シリーズ5-6回程度の連載だった。

当初は単行本化はされずに『コロコロ』増刊の〈カラーコミックス〉として1編ずつをまとめたものが発行された。〈てんとう虫コミックス〉での単行本の発行が開始されたのは1983年(昭和58年)からであり、最初に単行本化されたのは同年に連載が終了したVOL.4「のび太の海底鬼岩城」。以降の作品は原則として連載終了の同年に単行本が発行されている。(詳細は#単行本を参照)

第1編以降、3月の映画公開に先行して『コロコロ』で連載というスケジュールで毎年発表が続けられたが、1988年(昭和63年)公開となった『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』は藤子Fの体調不良のために原作漫画が執筆されていない。このため、映画第10作の原作となる「のび太の日本誕生」は『大長編ドラえもん』では第9編となり、以降の作品では映画と漫画の通算数に1つのずれが生じている。

また、1991年(平成3年)から1992年(平成4年)にかけて連載されたVOL.12「のび太と雲の王国」は藤子Fの体調不良のために最終2話が連載当時には執筆されず、『コロコロ』には藤子・F・不二雄プロによる「完全ビジュアル版イラストストーリー」(イラストと文章)が掲載された。連載同年の単行本発行もされずにいたが、1994年(平成6年)に完結編が『ドラえもんクラブ』に掲載され、同年に単行本も発行された。このため、例年通りに発行されたVOL.13「のび太とブリキの迷宮」よりも遅い単行本化となっている。「完全ビジュアル版イラストストーリー」は映画と漫画のどちらの物語展開とも異なる内容だが、単行本や関連書籍には未収録となっている。

1996年(平成8年)、VOL.17「のび太のねじ巻き都市冒険記」の執筆中に藤子Fが死去。同編が遺作となった。自身でペン入れまで行ったのは最初のカラー3ページのみで、残りは藤子Fのネーム原案を元に藤子プロが制作した。この「のび太のねじ巻き都市冒険記」までが藤子・F・不二雄の作品とされている。

藤子Fの死後[編集]

原作者である藤子Fの死後も毎年3月の新作映画公開は続けられた。これに伴い、漫画も藤子・F・不二雄プロによって生前と同様に映画公開に先行する形で『月刊コロコロコミック』に発表が続けられ、単行本も『大長編ドラえもん』の続巻として発行された。ただし、藤子プロ名義の単行本には「まんが版映画シリーズ」というシリーズ名が追加され、藤子F本人が執筆したものとは区別されている[注 3]

この形での連載・単行本化は、映画第25作目で第1期[注 4]最後の映画となった『ドラえもん のび太のワンニャン時空伝』公開の2004年(平成16年)まで続けられた。声優を交替して『ドラえもん のび太の恐竜2006』(2006年公開)から始まった第2期[注 5]映画の漫画版は、『大長編ドラえもん』の続巻ではなく「映画ストーリー」シリーズとして個別に発行されており、VOL.24「のび太のワンニャン時空伝」が『大長編ドラえもん』の最終巻となった。「のび太と奇跡の島」以降は『月刊コロコロコミック』での連載を「大長編ドラえもん」として扱っているが、単行本は「映画ストーリー」シリーズになっている。

『大長編ドラえもん まんが版映画シリーズ』では単行本表紙に記載される著者は藤子・F・不二雄プロのみであったが、「映画ストーリー」シリーズでは原作:藤子・F・不二雄プロ、作画:岡田康則として実際の執筆者の名前も記載されるようになった。同シリーズとしては「のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜」、「のび太と緑の巨人伝」、「のび太の人魚大海戦」「のび太と奇跡の島」「のび太のひみつ道具博物館」「のび太の宇宙英雄記」が発売されており、「のび太と奇跡の島」からは作画がむぎわらしんたろうに交代している。なお、『ドラえもん のび太の恐竜2006』の漫画版は新規執筆されておらず、ゲーム版『ドラえもん のび太の恐竜2006 DS』を題材にした『ドラえもん のび太の恐竜2006DS オリジナルコミック』という漫画140ページ+攻略情報50ページの単行本が発売されており、本編の漫画としては大長編第1作『のび太の恐竜』のカバーをやや変更した新装版を発売する形となっている。また、『ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』以降のリメイク作品は『月刊コロコロコミック』にて本編のアナザーストーリーが掲載されたがいずれも単行本化はされていない。

短編との違い[編集]

『大長編ドラえもん』は映画化を前提に描かれており、1話完結が原則となる短編に比べて物語の規模が大きいのが特徴。短編では狭い町内を舞台に数人の友達だけで物語が進むことが多いが、このシリーズでは大昔の地球や他の惑星といった非日常の世界を舞台に、その世界の住人や強力な敵などさまざまな人物が登場する。いつもはダメな少年のび太が大長編では大活躍し[注 6]、ジャイアンにおいては、いじめっ子としてよりも頼れるいいやつとしての表現が顕著になるイメージが持たれているが、それは非日常的な冒険世界に突入してからであり、それまでは短編同様、我がままで乱暴な性格である(「のび太の宇宙開拓史」「のび太の創世日記」など)。また、スネ夫もジャイアンと似た特性があるが、5人の中で一番の弱虫として扱われることも少なくなく(「のび太の恐竜」「のび太の南海大冒険」など)、スネ夫がトラブルメーカーの作品もある(「のび太と竜の騎士」、「のび太とふしぎ風使い」など)。一方で、持ち前の蘊蓄や観察力、技術力を発揮し、参謀や技師として活躍する作品も多い(「のび太の宇宙小戦争」「のび太とブリキの迷宮」など)。

ヒロインの静香については、短編以上に穏和な少女として描かれており、敵に対し、平和的解決を図ったりする場面が多い(「のび太と鉄人兵団」「のび太と雲の王国」など)。また、短編以上にのび太に気があるような描写が目立っており、それは後作ほど顕著である(「のび太と鉄人兵団」「のび太のドラビアンナイト」「のび太と夢幻三剣士」「のび太の創世日記」「のび太とねじ巻き都市冒険記」など)。主人公であるドラえもんの出番は若干喰われ気味である[注 7]が、頭脳でリーダーシップをとる指揮官としてのポジションは確保している。また、静香がのび太に対して使用する呼称は一貫して「のび太さん」となっている[注 8]

このシリーズでは主要メンバーがドラえもん、のび太、ジャイアン、スネ夫、静香の5人に固定されており、その話のゲストキャラとの協力で危機を解決し、他の人物が問題解決に介入することはほとんどない(「のび太の魔界大冒険」『ドラえもん のび太のパラレル西遊記』ではドラミが問題解決に介入している。また、アニメ第2作2期シリーズの劇場作品においては『ドラえもん のび太の恐竜2006』『ドラえもん 新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜』を除いて登場し、冒険に参加したり協力をしている)。

こうした事情のため、短編とは人間関係がやや異なる。例えば、短編ではジャイアンやスネ夫がのび太をバカにしたり仲間はずれにした(ここまでは大長編でも導入によく使われる)仕返しに、ジャイアンとスネ夫を仲間はずれにして、しずかや他の町の同級生たちと道具で遊ぶことがある。しかし、大長編ではジャイアンとスネ夫を締め出そうとして失敗することはあっても、結局は仲間になる。逆に、短編なら不特定多数の町の子供を誘うような場合でも、大長編では「いつもの5人」以外の町の子供は仲間に入れようとせず、興味を持たれると嘘をついてまでして追い返している(「のび太の日本誕生」、「のび太と雲の王国」)。「のび太とアニマル惑星」では、原作にはあった出木杉の登場シーンがまるまるカットされたこともある。

のび太たちの親は、基本的にはのび太たちの冒険に気付いていない。ただし、「のび太の宇宙小戦争」にてピリカ星のパピを匿った時は、のび太の両親も受け入れているため、異星人を認知したことになる[注 9]。また、遺作となった「のび太のねじ巻き都市冒険記」では、のび太たちが過去に「危険な大冒険」をしていたことに気付いており、母親達が揃って、のび太たちがまたそのようなことに身を投じていないか様子を見に来る描写がある。この他、「のび太の海底鬼岩城」では、のび太はドラえもん達と一緒に海底探検に行く際、ママには「海水浴に行く」とごまかしていたが、ママはテレビで海底火山の噴火のニュースを聞き、のび太たちが噴火に巻き込まれるのではないかと危惧した場面がある。藤子プロの作品では、「のび太と奇跡の島」では特殊な形でのび太の父・野比のび助が冒険に参加するが、彼はその後に冒険の記憶を失っている[注 10]

それ以外の大人達は基本的にストーリーの本筋には関与せず、また冒険の内容を知ることもないが[注 11]、「のび太の大魔境」「のび太と竜の騎士」では、神成がドラえもんの道具を破壊して結果的に妨害する役割を果たしている。「のび太の創世日記」では、異世界の日記は夏休みの自由研究として書かれた物なので、先生への提出を前提としていることになる[注 12]。この他ゲストキャラとして、「のび太と雲の王国」では密猟者達[注 13]、「のび太のねじ巻き都市冒険記」では前科百犯の熊虎鬼五郎が登場したことがある。

頻繁に登場するひみつ道具は、どこでもドア、タケコプター、ひらりマント、空気砲、ショックガン、スモールライト、通りぬけフープ、桃太郎印のきびだんご、テキオー灯などで、大長編でのみ使用される新しい道具も少なくない。逆に、便利過ぎて簡単に問題が解決してしまうような道具や、強力過ぎて簡単に敵を全滅させられるような兵器は登場しない傾向が強い[注 14][注 15][注 16]

作品一覧[編集]

  • VOL:発表順、および一部の例外を除いた単行本の巻数。例外の巻数については「収録」を参照。
  • No:まんが版映画シリーズ内のシリーズナンバー
  • 初出:特記のない限り『月刊コロコロコミック』の掲載号。
  • 収録:1冊に数編をまとめて収録している『大長編ドラえもん大全集』(長全)と〈藤子・F・不二雄大全集〉版(F全)の収録巻を記載。この他の単行本はVOLがそのまま収録巻数となる。(単行本の詳細は#単行本および#書誌情報を参照。)
VOL No タイトル 初出 収録 備考
掲載号 回数 長全 F全
1 - のび太の恐竜 1980年1月号 - 3月号 3 1 1 以下、藤子不二雄名義。
2 - のび太の宇宙開拓史 1980年9月号 - 1981年2月号 6
3 - のび太の大魔境 1981年9月号 - 1982年2月号 6
4 - のび太の海底鬼岩城 1982年8月号 - 1983年2月号 7 2 11月までのタイトルは「のび太の海底城」
5 - のび太の魔界大冒険 1983年9月号 - 1984年2月号 6
6 - のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 1984年8月号 - 1985年1月号 6 2
7 - のび太と鉄人兵団 1985年8月号 - 1986年1月号 6 3
8 - のび太と竜の騎士 1986年11月号 - 1987年3月号 5 本編まで藤子不二雄名義。
9 - のび太の日本誕生 1988年10月号 - 1989年3月号 6 2 4 2月号まで藤子不二雄Ⓕ名義。3月号のみ藤子・F・不二雄名義。
10 - のび太とアニマル惑星(プラネット) 1989年10月号 - 1990年3月号 6 以下、藤子・F・不二雄名義。
11 - のび太のドラビアンナイト 1990年9月号 - 1991年2月号 6
12 - のび太と雲の王国 1991年10月号 - 1992年3月号
ドラえもんクラブ 2号(1994年5月1日)
4 (+2)
1
3 5 体調不良により1月で中断。2,3月は藤子プロによる絵と文。
後に『ドラえもんクラブ』に完結編を描き下し。
13 - のび太とブリキの迷宮(ラビリンス) 1992年9月号 - 1993年3月号
(1月号休載)
6
14 - のび太と夢幻三剣士 1993年9月号 - 1994年3月号
(1月号休載)
6
15 - のび太の創世日記 1994年9月号 - 1995年3月号
(12月号休載)
6 6
16 - のび太と銀河超特急(エクスプレス) 1995年9月号 - 1996年2月号 6
17 - のび太のねじ巻き都市(シティー)冒険記 1996年9月号 - 1997年3月号
(11月号休載)
6 絶筆。藤子Fによるペン入れは3ページのみ。
藤子Fのネーム・原案等に基づき藤子プロが制作。
18 1 のび太の南海大冒険 1997年10月号 - 1998年3月号 6 4 - 以下、藤子プロによる、「まんが版映画シリーズ」。
作画は萩原伸一。脚本は岸間信明
19 2 のび太の宇宙漂流記 1998年10月号 - 1999年3月号 6
20 3 のび太の太陽王伝説 1999年10月号 - 2000年3月号 6
21 4 のび太と翼の勇者たち 2001年2月号 - 3月号 2 以降、作画は岡田康則。
22 5 のび太とロボット王国(キングダム) 2002年2月号 - 3月号 2
23 6 のび太とふしぎ風使い 2003年2月号 - 3月号 2
24 7 のび太のワンニャン時空伝 2004年2月号 - 3月号 2

単行本[編集]

本節では『大長編ドラえもん』の各単行本及び『大長編』をまとめて収録した単行本に類する雑誌増刊の概説を記載する。各単行本の書誌情報については#書誌情報を参照。

いずれも通常の『ドラえもん』とは独立した『大長編ドラえもん』の単行本として発行。原則として1つの長編毎に1冊としてまとめられているが、『大長編ドラえもん大全集』と〈藤子・F・不二雄大全集〉の2つは例外的に1冊に複数の長編を収録している。

以下特記のない限り、書名は『大長編ドラえもん』。中央公論社の〈中公コミックス 藤子不二雄ランド〉を除き、発行は全て小学館

『映画まんがドラえもん』〈カラーコミックス〉、全4巻、B5判
1980年 - 1983年
『月刊コロコロコミック』増刊号。映画原作長編を初めてまとめたものであり、冒頭のカラーページのみフルカラーで、その後は2色で収録している。「のび太の恐竜」から「のび太の海底鬼岩城」までの4編を1巻に1編ずつ収録している。その後は『映画原作ドラえもん』〈コロコロコミック特別増刊〉として発行が続いた。
『別冊コロコロコミック』
1985年 - 1986年
この時期の別冊に「大魔境」と本誌連載終了直後の「宇宙小戦争」「鉄人兵団」が一挙掲載されている。扉絵のカット等の加筆修正もこの段階で行われ、単行本化の際にはさらに追加修正が行われていた。
てんとう虫(コロコロ)コミックス[注 2]、全24巻、新書判
1983年 - 2004年
オリジナルの単行本であり、全24編の長編を1巻に1編ずつ収録している。原則として連載終了の同年に単行本が発行された。
最初に単行本化されたのは単行本化開始と同年に連載が終了したVOL.4「のび太の海底鬼岩城」。当初単行本化されていなかった初期3編は以降の新刊発行までの間々で発行がなされ、単行本化順は VOL.4「のび太の海底鬼岩城」→VOL.1「のび太の恐竜」→VOL.2「のび太の宇宙開拓史」→VOL.5「のび太の魔界大冒険」→VOL.3「のび太の大魔境」→VOL.6「のび太の宇宙小戦争」となっている。
また作者の体調不良により漫画での連載が中断されたVOL.12「のび太と雲の王国」は後に執筆された完結編を収録して連載終了の翌々年に発行されており、例年通りに発行されたVOL.13「のび太とブリキの迷宮」よりも後の発行となった。
映画版の主題歌の歌詞が書かれた描き下ろしページの追加が恒例となっているが、「のび太の海底鬼岩城」「のび太の魔界大冒険」「ドラえもん のび太と鉄人兵団」にはこのページが存在しない[注 17]
VOL.21からVOL.24の岡田執筆による4巻の単行本は、章立て構成となっているほか、描き下ろし漫画作品が同時収録されているなど体裁が異なっている。
2006年の『ドラえもん のび太の恐竜2006』公開時には「特製アクションバッジ」とセットになったVOL.1「のび太の恐竜」の単行本が、2007年の『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜』公開時には「マジカル両面ストラップ」とセットになったVOL.5「のび太の魔界大冒険」の単行本が発売された。
『映画原作大長編ドラえもん』中央公論社〈中公コミックス 藤子不二雄ランド〉、全9巻、小B6判
1987年 - 1990年
FFランド第1期で「のび太の恐竜」から「のび太の日本誕生」までの9編を1巻に1編ずつ収録している。第2期が刊行されなかったため、「のび太とアニマル惑星」以降の作品は収録されていない。
〈小学館コロコロ文庫〉、全17巻、文庫判
1995年 - 1998年
文庫版。藤子F名義の17編を1巻に1編ずつ収録しており、藤子プロ名義の18編目以降は文庫化されていない。
『ドラえもん のび太の恐竜』〈てんとう虫コミックスワイドスペシャル〉、全1巻、A3判
1999年9月1日
弱視者向けに拡大された判型の『ドラえもん のび太の恐竜』。同レーベルの『ドラえもん傑作選』と同時発売。194ページ。重さは750グラム。
『大長編ドラえもん大全集』、全4巻、A5判
2004年発行
映画「ドラえもん」25周年記念特別号として発行された『月刊コロコロコミック』の2004年2月 - 5月増刊号。『大長編』全24編に「ぼく、桃太郎のなんなのさ」(1巻収録)を加えた25編を、映画の公開順で全4巻に収録。『大長編』各編の収録巻については#作品一覧を参照。
『カラー版 ドラえもん のび太の恐竜』〈ぴっかぴかコミックススペシャル〉全1巻
2006年
〈カラーコミックス〉の復刻版で、〈てんとう虫コロコロコミックス〉収録時の加筆・修正以前の状態で収録されている。
藤子・F・不二雄大全集〉全6巻、A5判
2010年9月 - 2012年5月
雑誌掲載時のカラー原稿を再現した完全版。藤子F自身が執筆した16話を時代順に全6巻で収録。各編の収録巻については#作品一覧を参照。

書誌情報[編集]

特記のない限り、著者は藤子・F・不二雄中央公論社の〈中公コミックス 藤子不二雄ランド〉を除き、発行は全て小学館

参考文献[編集]

  • 『藤子・F・不二雄大全集』編集部編 『Fの森の歩き方 藤子・F・不二雄まんがワールド探検公式ガイド』小学館藤子・F・不二雄大全集〉別巻、2010年7月28日初版第一刷発行(7月23日発日[小 50])、ISBN 978-4-09-143434-0、271 - 276頁
    • 「著作リスト」、271 - 276頁
    • 「もっと! SF・ヒーローまんがの世界 2期・3期傑作グラフィティ 大長編ドラえもん」『Fの森の歩き方』166-167頁

Web[編集]

#作品一覧の参考とした。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ a b 当初は藤子不二雄名義で発表。藤子不二雄Ⓐとのコンビ解消後、藤子不二雄Ⓕ名義を経て藤子・F・不二雄名義に。
  2. ^ a b c 当初は〈てんとう虫コミックス〉から発行されていたが、後にサブレーベルの〈てんとう虫コロコロコミック〉に移動。
  3. ^ このシリーズ区分は、同シリーズ4編目となる「のび太と翼の勇者たち」の単行本で初めてつけられた。「のび太の南海大冒険」から「のび太の太陽王伝説」までの3巻には当初は無く、「翼の勇者たち」発行以降の増版時に追加されている。
  4. ^ 2005年の声優交代以前、ドラえもん大山のぶ代が担当している時期。
  5. ^ 2005年の声優交代以降、ドラえもん水田わさびが担当している時期。
  6. ^ 「のび太の銀河超特急」においてスネ夫が「のび太…大長編になるとかっこいいことをいう」というメタ発言をしている。
  7. ^ ただし「のび太の海底鬼岩城」「のび太の日本誕生」「のび太とロボット王国」「のび太のひみつ道具博物館」「新・のび太の日本誕生」など、主人公であるドラえもんが主役となって活躍する作品も存在する。
  8. ^ ただし、初期の3作品である「のび太の恐竜」「のび太の宇宙開拓史」「のび太の大魔境」の映画版では、静香はのび太のことを「のび太君」と呼んでいた。
  9. ^ ただし、「のび太の宇宙小戦争」の映画版では、パピがのび太の両親と対面している場面はない。
  10. ^ 全く忘れたわけではなく、のび助本人は「夢」だったと思っている。
  11. ^ 「のび太と鉄人兵団」ではドラえもんとのび太が鉄人兵団襲来を警察自衛隊総理大臣国連事務総長こども電話相談室に通報を試みているが、全く相手にされていない。また、説得するためのひみつ道具も使っていない。
  12. ^ 映画のエンディングでは提出後、先生に「たいへんよくできました」と評価された描写がある。つまり、ドラえもんの道具による異世界の観察というテーマを先生が認知し、受理したことになる。
  13. ^ 天上人の裁判に拉致されたものだが、天上人達は一般的な権力者である各国政治家などは完全に無視していた。
  14. ^ たとえば、劇中で重要な機械が故障した場合にはタイムふろしきか復元光線を使えば簡単に直せるはずなのに、ドラえもんはこれらの道具を決して使わず、わざわざ自分の手で苦心して修理を試みている。また、ドラえもんの道具の中には、一発で戦車をぶっ飛ばすというジャンボガンや、鉄筋のビルを一瞬で煙にするという熱線銃などの超強力な兵器が存在するにも関わらず、ドラえもんは劇中でこれらの兵器を一度たりとも使ったことがない(これらの道具や兵器は、いずれも大長編シリーズが描かれる以前に短編で登場している)。
  15. ^ 原作者である藤子Fの死後に製作された「のび太のワンニャン時空伝」では、「のび太の恐竜」の場合と同様にタイムマシンが故障してドラえもんが慌てていた時、タイムふろしきや復元光線を出さない理由として「あいにく手元にない」と弁明していた。
  16. ^ 「のび太の宇宙小戦争」では、スモールライトでドラえもん達が小さくなっている間に敵の手でスモールライトを奪われる展開があるが、この作品ではビッグライトの存在が完全に無視されており、ドラえもん達はスモールライトを取り戻さなければ元の大きさに戻れないと騒いでいた(この前年に製作された「のび太の魔界大冒険」ではビッグライトが使用されている)。この作品では、「スモールライトで小さくなった人間を元の大きさに戻すには、スモールライトから出る解除光線を当てる」「解除光線を当てなくても、時間が経つとスモールライトの効き目が切れて自然に元の大きさに戻る」という作品独自の新設定が付け加えられている。
  17. ^ ただし、「のび太の海底鬼岩城」においては、後述の中公コミックス刊行時に描き下ろされた。
  18. ^ 17巻まで。また8巻までは当初藤子不二雄名義で発行され、コンビ解消後の増版時に藤子・F・不二雄名義に変更されている。
  19. ^ 18巻以降
  20. ^ ( ) 内はまんが版映画シリーズとしての巻数。
  21. ^ 当初、5巻までは藤子不二雄名義、6・7巻は藤子不二雄名義で発行。コンビ解消後の増版時に藤子・F・不二雄に変更されている。
  22. ^ ( ) 内はFFランドの通巻巻数。
  23. ^ ( ) 内は大全集の通巻巻数。

出典[編集]

  1. ^ 「「大長編ドラえもん」連載史」『月報』14-1(大全集『大長編ドラえもん』1巻付録)、2010年9月、2頁

小学館:コミック[編集]

以下の出典は『小学館:コミック』(小学館)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。

  1. ^ 『大長編ドラえもん 1 のび太の恐竜』” (n.d.). 2009年10月25日閲覧。
  2. ^ 『大長編ドラえもん 2のび太の宇宙開拓史』” (n.d.). 2009年10月25日閲覧。
  3. ^ 『大長編ドラえもん 3のび太の大魔境』” (n.d.). 2009年10月25日閲覧。
  4. ^ 『大長編ドラえもん 4のび太の海底鬼岩城』” (n.d.). 2009年10月25日閲覧。
  5. ^ 『大長編ドラえもん 5のび太の魔界大冒険』” (n.d.). 2009年10月25日閲覧。
  6. ^ 『大長編ドラえもん 6のび太の宇宙小戦争』” (n.d.). 2009年10月25日閲覧。
  7. ^ 『大長編ドラえもん 7のび太と鉄人兵団』” (n.d.). 2009年10月25日閲覧。
  8. ^ 『大長編ドラえもん 8のび太と竜の騎士』” (n.d.). 2009年10月25日閲覧。
  9. ^ 『大長編ドラえもん 9のび太の日本誕生』” (n.d.). 2009年10月25日閲覧。
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関連項目[編集]

外部リンク[編集]