藤子不二雄物語 ハムサラダくん

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藤子不二雄物語 ハムサラダくん
漫画
作者 吉田忠
出版社 小学館
掲載誌 月刊コロコロコミック
レーベル てんとう虫コミックス
発表号 1977年5月15日号 - 1980年7月号
巻数 全2巻
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藤子不二雄物語 ハムサラダくん』(ふじこふじおものがたり ハムサラダくん)は、吉田忠による日本漫画作品。

概要[編集]

月刊コロコロコミック』(小学館)にて1977年5月15日号(創刊号)より3年間連載された作品。藤子・F・不二雄アシスタント出身だった吉田忠が、藤子不二雄の2人のまんが道を描いた作品である。当初は「藤子不二雄物語」とあるように、ノンフィクションものの傾向が強かったが、次第にフィクション要素が入り込み、最終的にはまったくのオリジナルとなった。登場する人物も一部モデルとなった人物はあるものの、ほとんど架空の人物である。

単行本はてんとう虫コミックス全2巻が発行(現在絶版)。後に、完全版(上下巻)がマガジン・ファイブより2007年に発行されている。さらに2010年3月には松文館より全1巻が再版されている。松文館のものは当時刊行していた藤子・F・不二雄大全集の装丁を模しており、判型も同じものである。また、マガジン・ファイブのものは収録内容の一つである特別編が原稿紛失のため初出作品よりの複写であったが、その後3年の間に原稿が発見され、松文館のものでは、原稿からの印刷になっている。

キャラクター[編集]

ハム(藤子・F・不二雄
主人公の一人。本名は藤本弘[1]。肉やハムが好きということから、「ハム」というあだ名になった[2]:327
サラダ(藤子不二雄
主人公の一人。本名は安孫子素雄[1]。肉が嫌いで、菜食ばかり食べるため、「サラダ」というあだ名になった[2]:327
手塚治虫
実在の人物。ハムサラダのあこがれの漫画家でもある[2]:325
編集長
名前は不明。ハムサラダが最初に訪れた出版社の編集長。漫画作りには厳しい。
ジャンボ漫作
ハムサラダの先輩漫画家。本名は細井万作。石ノ森章太郎がモデルと言われている[2]:335
美しい姉・細井幸香がいて、ハムサラダのあこがれの女性でもあったが、作中で病死する。
風車かん平
赤塚不二夫がモデルと言われている[2]:338。ギャグのセンスが飛びぬけている。
ミスター竜
本名は福富竜太郎。アメリカ帰りで、アメコミ調の画風の漫画家。モデルは不明[2]:338
畑大輔
大根を手に田舎から上京してきた新人漫画家。ギャグ、SF、少女漫画と幅広い才能の持ち主であり、編集長の期待も大きい。
細井みち雄
漫画家志望で状況してきて、ハムサラダの部屋に居候し、新聞屋のアルバイトをしながら持ち込み用に漫画を描いている。
春丘ゆり
女性漫画家。結婚して夫婦で一緒に漫画を描くことを夢見ている。サラダが一目惚れする。
ミッキー江川
人気漫画家。ハムサラダが臨時アシスタントをする。本人はお調子者。

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 作中で本名を呼ばれることは、ほぼ無い。実の親も「ハムくん」、「サラダくん」と、あだ名で呼んでいる。
  2. ^ a b c d e f J君 『なんだ!? このマンガは!?彩図社2010年ISBN 978-4883927692