大西祥平 (ライター)

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大西 祥平(おおにし しょうへい、1971年 - )は、日本の漫画収集家、漫画評論家漫画原作者、書店員[1]東京都港区出身。成城学園高校多摩美術大学卒業。京都精華大学マンガ学部マンガプロデュースコース学科講師。自称・漫ぶらぁ~小池一夫原作の漫画「雀ぶらあ界隈」に由来して付けた肩書)[2]

略歴[編集]

実家は港区・六本木。成城学園高校では、高校3年の時になべやかんと同じクラスだった[3]

大学卒業後、関西に移り、京都の名物書店・恵文社一乗寺店に勤務。アルバイト店員ながら、1997年、「川崎ゆきお原画展」など独自の企画を行う。DJならぬ「マンガ・ジョッキー」と称して、レア漫画をスライドで紹介する活動も行う。また、バンド活動も行っていた。

古書店で収集した、膨大なB級漫画を紹介するサイト「ニュー漫画大学」(西形好司と共同運営)が評判となり、水声社刊行の『マンガ地獄変』のメインライターをつとめる。同誌に執筆していた吉田豪とは、のちに古本収集コンビ「古本ハムサラダ」を結成。

1998年に東京の実家に戻った後、『アックス』『映画秘宝』『CONTINUE』等、様々な雑誌で、漫画評論・紹介、漫画家へのインタビュー等を行う。また、漫画原作者としても活動。

また、復刻レーベル「ひよこ書房」「グッピー書林」名義で、自費出版にてレアな漫画作品の復刻活動も行っている。

著作[編集]

著書[編集]

  • 『マンガ地獄変2 男魂マンガ高校』植地毅宇田川岳夫らとの共著、水声社、1997年8月
  • 『マンガ地獄変3 トラウマ・ヒーロー総進撃!』植地毅、大久保太郎らとの共著、水声社、1998年2月
  • FUSION AOR DISC GUIDE』真下弘孝との共著、夏目書房、2001年4月
  • 山松ゆうきち『山松 Very Best of Early Years』編集、青林工藝舎、2003年
  • ジョージ秋山『ジョージ秋山捨てがたき選集1~8』監修、青林工藝舎、2009年 - 2011年
  • 小池一夫伝説』洋泉社 2011年

漫画原作[編集]

復刻活動[編集]

ひよこ書房[4][編集]

青林工藝舎編集者・斧田小(浅川満寛)との共同レーベル

  • 松本正彦『パンダラブー』全2巻 - のち、青林工藝舎から単行本化。
  • 早見純自選最低作品集『純にもぬかりはある』
  • 紺野泰介作品集『変態劇畳』
  • 早見純『純の自己嫌悪』
  • ロマン優光『音楽家残酷物語』 - 復刻ではなく新たなエッセイ集。
  • 松本正彦『たばこ屋の娘 70年代短編傑作集』 - のち、青林工藝舎から単行本化。

グッピー書林[編集]

まんだらけ中野店店長・辻中雄二郎との共同レーベル

  • 飯島市朗傑作集1『トルコ星座の男たち』
  • 飯島市朗傑作集2『スケバン貴族』
  • 陽気幽平experience『ケケカカ物語 とり小僧』 - グッピー書林plus(菊田大が追加参加)
  • 陽気幽平experienceⅡ『首帰える おぶさりダルマ』 - グッピー書林plus
  • 陽気幽平experienceⅢ『恐怖の爪』 - グッピー書林plus
  • 竹内寛行experience0』 - グッピー書林plus(菊田大による研究書)
  • 黒須喜代治『死絵奇談』 - グッピー書林plus
  • 黒須喜代治『死人切符』 - グッピー書林plus
  • 森安なおや作品集1 いねっ子わらっ子』 - 徳尾書店・高畠裕幸/グッピー書林・辻中雄二郎(グッピー書林名義だが、大西は関わっていない)
  • 『怪奇貸本収蔵館 第一号 南竜二編』 - グッピー書林plus

脚注[編集]

  1. ^ 大西祥平氏インタビュー - マックスマガジン 2015年6月18日閲覧
  2. ^ 大西祥平氏インタビュー - マックスマガジン 2015年6月18日閲覧
  3. ^ 『犯罪地獄変』水声社
  4. ^ この名称は恐怖漫画のレーベル「ひばり書房」へのリスペクト。

外部リンク[編集]