東京マラソン

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東京マラソン
Tokyo marathon2011ginza.jpg
東京マラソン2011(銀座)
開催時期 2月
開催地 日本の旗 日本東京都
コース ロードコース英語版
距離 マラソン
主要スポンサー 東京メトロ
創立 2007年
最高記録 男子:  ビクトル・ロスリン (SUI) 2:07:23
女子:  アツェデ・ハブタム英語版 (ETH) 2:24:25
公式サイト www.tokyo42195.org
2007年第1回東京マラソン
2008年第2回東京マラソン 銀座を走る市民ランナー

東京マラソン(とうきょうマラソン、Tokyo Marathon)は、2007年に始まった東京で行われるマラソン大会。正式名称には末尾に開催年が付される(第1回大会では「東京マラソン2007」)。毎年2月か3月に開催される。

この項目では東京マラソン全般について記述していく。各年ごとの詳細記事は本ページ下部のテンプレートからリンクを参照。

目次

[編集] 概要

これまで東京都心部で行われていたマラソン大会には、エリートランナー向けのフルマラソンである「東京国際マラソン」(男子)、「東京国際女子マラソン」と市民ランナー・障害者向けの10kmロードレースである「東京シティロードレース」の2つがあったが、それらを一つにまとめた上で、「ニューヨークシティマラソン」、「ロンドンマラソン」、「ボストンマラソン」に匹敵するような市民参加型の大規模シティマラソンとして計画され開催された。2010年には国際陸上競技連盟(IAAF)が世界のロードレースを格付けする制度において、ニューヨークマラソン等と同じ市民参加型の大規模レースとして最高位である日本唯一のゴールドラベルを獲得した。[1]

もともと、都民を中心とした草の根レベルでは都心部の公道を使用した大規模なマラソン大会を希望する声があり、その実現を願って市民主導のNPO法人主催による、「歩道を使い、信号を遵守する」という形の市民マラソン大会「東京夢舞いマラソン」が2001年から実際に行われてきた。その願いを「東京マラソン」という形で実現させるにあたっては、東京都庁、特に石原慎太郎東京都知事が主導的役割を果たした。石原は2003年、「経済波及効果、スポーツや観光の振興につながる」と述べ、銀座などの目抜き通りを走る構想を発表。当時の副知事が陸連幹部に対して石原知事の意向として東京での大型マラソンの検討を打診して調整し[2]、2007年に大会が実現した。

開催に際し、事務局サイドが想定した制限時間は7時間だった。一般的な市民マラソンの制限時間は5-6時間であり、公道を警備する警視庁が求めた時間は5時間であった[3]が、石原都知事がニューヨークシティマラソンを視察した際に現地のランナーから「東京マラソンの制限時間は7時間にしてください」と要望された[4]ことが念頭にあった。東京マラソンの実現が現実味を帯びると、組織委員会の実務責任者だった遠藤雅彦は「7時間を一歩も譲るな」と担当者に指示[4]、折衝は難航を極めるが、最終的には石原都知事の後押しもあって[3]事務局サイドの主張が通る形となった。

また石原は東京マラソンの実現にあたっては東京オリンピック構想へのアピールも兼ねていると語っている。

2011年の大会には約30万人の応募者から選ばれた約3万6千人が参加し沿道には200万人の観衆が集まるなど、東京における一大イベントとなった[5]。(2008年2月15日の会見で大会会長でもある石原都知事は「将来的に5万人にしたい」と目標を述べた。「東京マラソン2010」では参加定員が一部見直され、マラソンの定員が前回の「東京マラソン2009」より2,000人増えて32,000人に、一方で10kmの定員が2,000人減って3,000人となる)。2011年大会はマラソンと10kmで合わせて、335,147人応募し、応募抽選倍率はマラソンが9.2倍、10kmが13.6倍と、非常に人気の高い大会となっている。

参加エントリーも男女フルマラソン、男女10kmロード、車いすマラソン(フルマラソン)、障害者(車いすの部視覚障害者知的障害者移植者)10kmと幅が広いことが特徴。コースも「東京国際マラソン」のコースから大幅に変更され、通常は走ることのできない都心の車道を走行できるとあって国内外の市民ランナーの注目を集める大会となっている。また、石原都知事が2009年3月19日の定例会見において「多額の参加費を支払う人の別参加枠を 1,000人ほど設けて、参加費を超える部分をチャリティに使いたい」と目標を述べ、2010年10月15日の定例会見で、チャリティー枠を1,000人募集すると発表。2011年大会からチャリティー参加枠が実現し、チャリティー枠707名が参加し、約7,300万円の寄付金が集まり、東日本大震災の復興支援などに充てられた。

完走した市民ランナーに与えられる完走メダル

男子フルマラソン(選考会の部)については東京国際マラソンの後継大会として位置づけられており(東京国際マラソンは2006年の第27回大会で終了)、世界陸上選手権をはじめとする国際大会の代表選考レースとなっている。一方で、女子フルマラソンについては2008年まで「東京国際女子マラソン」が「東京マラソン」と並行して行われており、2009年からは「東京国際女子マラソン」の事実上の後継大会として「横浜国際女子マラソン」が開催されるため、「東京マラソン」は事実上のオープン大会となっている(ただし選考状況次第では参考にされる場合もある)。

「東京マラソン」の名称は、日本陸上競技連盟によって商標登録登録商標日本第4952187号)されている。

第1回・第2回大会は、「東京国際マラソン」の日程に準じた2月の第3日曜日に行われたが、2009年の第3回大会は3月22日に繰り下げて開催された。第4回大会以降は2月の第4日曜日に実施される見通しである[6]。またこの大会では女子についても代表選考レースとして実施する方向で調整を行うという。しかし3月中旬以降の開催ではトップ選手が参加しづらい事情もあることから、第4回大会以降では必要ならばコースも含めた変更も行われる可能性がある。また世界の主要マラソン大会に倣って、2009年から日本のマラソン大会としては初、総額賞金1億840万円(ただし、世界記録更新された場合という条件付きのボーナス賞金も含まれている)の賞金レースとなった。[7]

このような東京マラソンの人気を受け、大阪府においても、2011年から3万人規模の市民参加型マラソン大会(大阪マラソン)の実施を決定している他、都市型市民フルマラソンの草分けである北海道マラソンも規模を拡大するなど全国各地に影響を及ぼした。

[編集] 一般財団法人化

一般財団法人 東京マラソン財団
創立者 東京都財団法人日本陸上競技連盟
団体種類 財団法人
設立 2010年(平成22年)6月30日
所在地 東京都新宿区西新宿二丁目8番1号
起源 東京マラソン組織委員会
活動地域 東京都
活動内容 東京マラソンの運営
基本財産 8億8千万円
ウェブサイト http://www.tokyo42195.org/tmf.html
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2010年6月30日に東京都と日本陸連による組織委員会を発展的解消する形で一般財団法人東京マラソン財団」: Tokyo Marathon Foundation)が設立された。2011年大会以降の東京マラソンは同財団の主催となり、これまでの主催だった東京都と日本陸連は共催団体へ移行することになっている。

東京マラソン財団の役員は下記のとおり。

[編集] ボランティア

黄色いポンチョを着用してランナーを誘導するボランティア

「東京マラソン」の運営に関しては毎回約1万人の無償ボランティアが参加した。約3万人の市民ランナーを約1万人の市民ボランティア達が支える大会となり、給水所などの市民ランナーへのサポート業務、沿道の見物客の案内・誘導を中心に携わっている。また、学生ボランティアと救急救命士によるAED隊が配備されている。「東京マラソン2009」において浅草消防署は、怪我人の救護や火災発生時の即対応を目的に消防団及び東京浅草ロータリークラブなどのボランティア機関と連携して、消防特別警戒を実施した。

[編集] 東京大マラソン祭り

「東京マラソン」との連動企画として、イベント「東京大マラソン祭り[8]」が実施されている。

地元応援イベント・拠点イベント・公募・学生等イベントなどに区分され、コース沿道の各所においてランナーの通過に合わせた時間帯に屋台村や応援ウォーク、和太鼓吹奏楽の演奏やドリーム夜さ来い祭りなど都内20か所以上で応援イベントが挙行される。

[編集] コース

東京都庁舎前→(都庁通り)→都庁北交差点→(北通り都道新宿副都心8号)→新都心歩道橋下交差点→(青梅街道靖国通り外堀通り)→飯田橋交差点→(目白通り)→飯田橋一丁目交差点→(専大通り)→西神田交差点→(水道橋西通り・内堀通り)→祝田橋交差点→(内堀通り)→日比谷交差点→(日比谷通り第一京浜)→品川駅手前→(第一京浜・日比谷通り)→ 日比谷交差点→(晴海通り)→銀座四丁目交差点→(中央通り)→日本橋交差点→(永代通り)→茅場町一丁目交差点→(新大橋通り清洲橋通り清杉通り江戸通り)→駒形橋西詰→浅草寺雷門前→吾妻橋西詰→駒形橋西詰→日本橋交差点→銀座四丁目交差点→(晴海通り)→築地→(佃大橋朝潮大橋春海橋)→豊洲東雲一丁目→(都橋通り)→東京ビッグサイト江東区有明)ゴール (42.195km)

  • 10kmロードは都庁前スタート、日比谷ゴール。
  • 東京国際マラソンの時のような激しい登り坂はないものの、スタートから7kmで約40m下る序盤の下り坂や、35km以降の橋の前後でのアップダウンなど、市街地を走るマラソンとしては変化に富んだコースといえよう。
  • 近未来都市となった臨海副都心がフルマラソンのゴールに選ばれた要因の一つは、3万人近くのランナーとその家族関係者などが利用するゴール施設の容量である。試算では東京ドーム国立競技場も難しいことがわかっていた。海外のメジャー大会のように都心の公園をゴールにする案もあったが、第一回大会では真冬の荒天となり、結果的に屋根があり広大な収容設備のある東京ビッグサイトをゴールに設定したことが功を奏した[4]
東京都庁第一本庁舎(スタート)  
皇居  
芝公園、東京タワー増上寺前を走る市民ランナー(2010年)  
三田駅前を走る市民ランナー(2010年)  
有楽町マリオン前を通過する市民ランナー(2012年)  
銀座・京橋を走る市民ランナー(2008年)  
日本橋(実際に通過するのは茅場橋)  
雷門  
有明駅 前を通過する市民ランナー(2012年)  
ゴール(東京ビッグサイト)  

[編集] スタート

(以下全て日本時間表記

スタート時には大量の銀の紙吹雪がスタートの都庁前広場の上空を舞う。

[編集] 制限時間

  • フルマラソン - 7時間
  • 10km - 1時間40

[編集] 参加資格・受付

東京ドームで開催された東京マラソンEXPO2007の様子
東京ビッグサイトで開催された東京マラソンEXPO2012の様子
ナンバーカード受け取り場(2012年)

以下の参加資格内容は東京マラソン2011のもの。

エリートの部(フルマラソン・2011年世界陸上競技選手権大会男子代表選考会)
  • 大会当日満19歳以上の日本陸上競技連盟登記・登録競技者で、申込期日までに日本陸上競技連盟の公認競技会で次の記録を出した男女競技者(最大で男女合わせて100人)
    • フルマラソンで男子は2時間23分以内、女子は2時間54分以内を記録。
※前回大会では30kmロードレースとハーフマラソンでも基準記録を出せば出場できたが、今回はフルマラソンの基準記録が資格対象となった。
  • 日本陸上競技連盟が推薦・招待する国内外の男女競技者

選手受付も一般参加とは異なり前日午後に東京都庁で行われる[9]。大会当日の受付は行われない点は同じ。

一般参加の部
  • フルマラソン:大会当日満19歳以上で、6時間40分以内に完走できる男女(最大3万2000人)。
  • 10km:大会当日満16歳以上で、1時間30分以内に完走できる男女(最大3000人)。
一般参加の部(チャリティランナー)
  • フルマラソン:一般参加の部の参加資格を有し、指定の期間内に東京マラソン財団に個人として10万円以上の寄付を行った希望者(先着1000人)

一般参加の部は前年6月〜8月に行われる事前エントリー後の抽選により出場者が決定される。毎回、定員以上の応募があり、倍率の高い抽選となっている。一方、チャリティランナー制度はワールドマラソンメジャーズの各大会に倣って2011年大会から導入された制度で、通常の一般参加枠と異なり先着順となっている。

3万人を超える規模の市民ランナーが参加するという日本では屈指の規模となるため、当日の混乱を避けるため、抽選の結果当選し、申し込みを完了した参加予定者も、前日まで開催されるプレイベント「東京マラソンEXPO」会場内にて受付を済ませてナンバーカード(ゼッケン)を受け取る形となり、大会当日の受付は行われない。

東京マラソンEXPO概要
回数 開催日時 会場
第1回 2007年2月16日-17日 10時〜20時 東京ドーム
第2回 2008年2月14日-16日 10時〜20時 東京ビッグサイト
第3回 2009年3月19日-21日 10時〜20時
第4回 2010年2月25日-27日 10時〜20時
第5回 2011年2月24日-26日 11時~21時
第6回 2012年2月23日-25日 11時~21時

[編集] テレビ・ラジオ中継

テレビ中継については、東京国際マラソンに引き続きフジテレビ日本テレビが隔年でテレビ放送する。双方の局に関係する衛星放送(BS・CS)でも放送されているほか、ラジオ中継も両局に関連したラジオ局であるニッポン放送アール・エフ・ラジオ日本が隔年で中継を行っている。

第1回(2007年)は選考会の部のみの中継だったが、第2回(2008年)以降はテレビでは関東ローカル・衛星放送限定で一般ランナーの部の最終ゴールまでの中継を行っている(地上波の全国ネットは選考会の部のみ)。

フジテレビ日本テレビに関わるクロスネット局ではそれぞれの局が担当する回に(キー局で通常通り放送される)通常番組を休止して放送を行う。

各回の放送の詳細はそれぞれの記事を参照のこと。

[編集] ネット・モバイル配信

  • 第1回大会
フジテレビが東京マラソンの全完走ランナー(7時間以内)のゴールシーンをインターネット動画配信を駆使して“録画中継”した。PCは10分刻みで順次公開、モバイルは2分刻み(公開までに多少の時間がかかる)。無料配信。(モバイルはパケット使用料が必要)配信中は約100万アクセスが殺到し、概ね好評だった模様。
なお、この動画映像はスカイパーフェクTV!(現・スカパー!)のチャンネル・フジテレビ739(現・フジテレビONE)にて2007年12月30日に『〜頑張ったあなたへ〜東京マラソン2007 制限時間7時間のゴールシーン全部見せます!』と題してテレビ放送もされた。
  • 第2回大会
日本テレビが東京マラソンの全完走ランナーのゴールシーンをインターネット配信している。前回の様にリアルタイムでの公開ではなくオンデマンド方式となり、見たい選手のゼッケンナンバーを入力すると、その選手のゴールタイムの15秒前から15秒後までの定点カメラによる映像がストリーミング再生される。また、ゴールタイムでの検索により当該タイム以降のストリーミング再生も行われている。

[編集] 歴代優勝者

優勝者の氏名・国籍・所属は当時のもの。女子車いすマラソン部門は第2回大会から実施されている。また、同時開催された10km競技はコースが国際陸連の基準を満たしていないため公認記録とはならないためここでは割愛。

  (当時の)大会記録
フルマラソン
日付 男子選手 国籍・所属 記録 女子選手 国籍・所属 記録
1 2007年2月18日 ダニエル・ジェンガ ケニアの旗 ケニアヤクルト 2時間09分45秒 新谷仁美 日本の旗 日本豊田自動織機 2時間31分01秒
2 2008年2月17日 ビクトル・ロスリン スイスの旗 スイス 2時間07分23秒 クラウディア・ドレハー ドイツの旗 ドイツ 2時間35分35秒
3 2009年3月22日 サリム・キプサング ケニアの旗 ケニア 2時間10分27秒 那須川瑞穂 日本の旗 日本アルゼ 2時間25分38秒
4 2010年2月28日 藤原正和 日本の旗 日本Honda 2時間12分19秒 アレフティナ・ビクティミロワ英語版 ロシアの旗 ロシア 2時間34分39秒
5 2011年2月27日 ハイル・メコネン エチオピアの旗 エチオピア 2時間07分34秒 樋口紀子[10] 日本の旗 日本ワコール 2時間28分49秒
6 2012年2月26日 マイケル・キピエゴ英語版 ケニアの旗 ケニア 2時間07分37秒 アツェデ・ハブタム英語版 エチオピアの旗 エチオピア 2時間25分28秒
車いすの部
日付 男子選手 国籍・所属 記録 女子選手 国籍・所属 記録
1 2007年2月18日 副島正純 日本の旗 日本シーズアスリート 1時間32分21秒 部門の設定なし
2 2008年2月17日 副島正純 -2- 日本の旗 日本・シーズアスリート 1時間27分15秒 土田和歌子 日本の旗 日本ヒューマントラスト 1時間45分19秒
3 2009年3月22日 副島正純 -3- 日本の旗 日本・シーズアスリート 1時間33分11秒 土田和歌子 -2- 日本の旗 日本サノフィ・アベンティス 1時間46分31秒
4 2010年2月28日 山本浩之 日本の旗 日本 1時間35分19秒 土田和歌子 -3- 日本の旗 日本・サノフィ・アベンティス 1時間53分01秒
5 2011年2月27日 副島正純 -4- 日本の旗 日本・シーズアスリート 1時間25分38秒 土田和歌子 -4- 日本の旗 日本・サノフィ・アベンティス 1時間40分08秒
6 2012年2月26日 山本浩之 -2- 日本の旗 日本   土田和歌子 -5- 日本の旗 日本・サノフィ・アベンティス  

[編集] 関連団体

公式スポンサー
2007年から2009年の東京マラソンのトロフィー(東京メトロ贈呈)
トヨタから提供の車両(プリウス)とセイコーの公式記録時計 開始から5時間48分13秒を表示
BMWから提供の車両:アクティブハイブリッドX6
トヨタから提供の燃料電池車:FCHVアドバンスドとFCHV-BUS(日野・ブルーリボンシティ)
東京マラソンの警備業務に配属された警視庁のパトカー
富士重工業 スバル・レガシィB4
東京マラソンの選手収容車両として動員されたはとバス(日野・セレガハイブリッド車)
以下協賛スポンサー(一部除きテレビ中継にも協賛)
過去のスポンサー
主催
共催
フジテレビ・産経新聞読売新聞・日本テレビは東京国際マラソンの主催(隔年交代)、東京新聞は東京シティロードレースの主催で、これらを引き継いだものと言える。
特別支援
警備
  • 警視庁
    約5,000人の人員を配置して、約7時間に及ぶ公道の規制・封鎖による警備を行っている。
    また地下鉄構内や歩道橋などでは多数の民間のガードマンが動員され、観客の整理などを行っている。
輸送
  • 日本通運
  • はとバス
    スタッフの移動や途中棄権した参加者の収容などを担当。
    開催当日は交通規制のため昼の定期観光コースの多くが運休となる。このためバスと運転手に余剰が発生するが、これを逆手にとった実行委員会側からの提案をはとバス側が受ける形でオフィシャルスポンサーとなった経緯があるという[4]


[編集] 経済波及効果

専門家による試算では2008年の第2回大会における経済波及効果は376億円にものぼった。[11]。 またコース沿道の飲食店などでは売り上げが普段の1.5倍から2倍に伸びるともいわれている。


[編集] メディアで指摘された問題点

交通規制情報を告知する東京マラソン銀座警備車両
  • 都心部で最大7時間におよぶ大規模な交通規制が敷かれるため、沿線の大学受験高校入試、タクシー運転手・物流配送業者など、少なからず影響を受ける関係者がいると懸念された[12]。また、規制地域周辺では宅配便業者の一部が当日中の配達時間帯指定に制限(指定不能又は事前の遅延了解)を掛けるなどといった生活の不便が発生している。

こうした中、大会の恒例化と事前の広報に一定の効果があり、大きな混乱には至っていない。

  • 当初開催日には、青梅市で歴史の長い市民マラソンである「青梅マラソン」が予定されており、参加者の減少を危惧した青梅サイドが開催日を2007年2月4日に繰り上げることになった[13]。なお、前身となる東京国際マラソンはこれまで2月の第2または第3日曜日に開催されていた上、選考会を兼ねていることから日程を動かしづらい為、東京マラソンに問題があったとは一概に言えない。[要出典]なお、2008年の青梅マラソンは2月3日に開催を予定していたが、大雪のため中止。2009年は2月の第3日曜日(2月15日)に戻った。
  • 第2回大会では芸能人や中継担当局のアナウンサーが多数参加したことで、競技会ではなくイベントと化したとの指摘と批判が週刊新潮[14]週刊現代[15]日刊ゲンダイ[16]などによってなされている。なお、その後の大会でも複数の芸能人やアナウンサーが参加している。
  • 第2回大会では家族や知人の名義を借りて応募し、当選者本人と、実際に走るランナーが違っている場合が見受けられた。また第1回大会時のゼッケンをつけて無断で参加したり、出走権をオークションに出品したりと、転売行為や不正出走が相次いでいる[17]

[編集] 脚注

  1. ^ 東京マラソン、石原都知事最後の号砲か2011年2月28日 ウォールストリートジャーナル日本語版
  2. ^ 2007年2月10日 東京新聞
  3. ^ a b 走る 42.195kmの劇場 - 走り出した市民ランナー 朝日新聞社 2011年11月23日
  4. ^ a b c d 遠藤雅彦、2008、『警視庁を説き伏せろ、7時間道路閉鎖を譲るな~『東京マラソン』』、ベースボール・マガジン新書.
  5. ^ 宣伝会議 2011年7月7日アドタイ
  6. ^ 東京マラソン10年2月開催に 陸上の09年度主要日程
  7. ^ 賞金について - 東京マラソン2009
  8. ^ 東京大マラソン祭り2008のパンフレット(PDF)より
  9. ^ 東京マラソン2011 エリート 募集要項
  10. ^ ロシアのタチアナ・アリャソワが2時間27分29秒のタイムで1位でゴールしたが、禁止薬物のヒドロキシエチルデンプンが検出されたため、2012年1月24日に優勝取り消しとなり、2位であった樋口紀子が繰り上げとなった。 - 東京マラソン女子優勝取り消し…ドーピング隠し 読売新聞、2012年1月24日。
  11. ^ 今年も大規模だった! 数字で追う「東京マラソン2009」マイナビニュース 2009/03/23
  12. ^ 大封鎖 駆け巡る期待と不安 産経Web 2007年2月17日
  13. ^ 青梅&東京共存を…青梅マラソン スポーツ報知 2007年2月5日
  14. ^ 「局アナ12人参加」でバラエティと化した「東京マラソン」 - 週刊新潮 2008年2月28日号
  15. ^ 東京マラソン“盛り上がり”のウラで・記者は見た! 女子アナ【日本テレビ】たちのサム〜イ現場 - 週刊現代 2008年3月8日号
  16. ^ 【日本人を劣化させるテレビの大罪】スポーツ中継をバラエティー化してどこが面白いのかゲンダイネット2008年3月21日
  17. ^ 転売ビジネスも…東京マラソン困った“不正出走”続々zakzak 2010年2月27日

[編集] 参考文献

[編集] 外部リンク

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