相棒の登場人物/history20190113

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相棒 > 相棒の登場人物/history20190113

相棒の登場人物(あいぼうのとうじょうじんぶつ)は、テレビ朝日系でシリーズ化されている刑事ドラマ相棒』に登場する主な架空の人物について解説する。

凡例

登場人物の所属名、役職、階級、読み仮名などは番組公式ウェブサイト[1][2]と番組オフィシャルガイドブックに従って掲載。また、文中の「S.」や「PS.」は、「season」「pre-season」の略称で、数字は話数を示す(「S.1-5」は「season1の第5話」、「PS.2」は「pre-seasonの第2話」の意)。本稿では特命係(陣川含む)の親族を除き異なるエピソードで2回以上登場している人物のみを掲載している。

特命係

右京の相棒となる人物の名前は全員名字が「」で始まり名前が「」で終わる点が共通する[注 1]。設定上は薫の前にも6人の特命係員がおり、また薫が辞職してから尊が着任するまで右京と組んで仕事をする人物がいたが、彼らは代数には数えない。

杉下 右京(すぎした うきょう)
演 - 水谷豊[注 2][3][4]
警視庁特命係係長の警部補警部[注 3]。生年月日は不明であるが、S.1開始時点で45歳[1]である。東京大学法学部を卒業後は渡米し、帰国後はキャリアとして警察庁に入庁して3年間のスコットランドヤードの研修を経て(S.1-7)警視庁刑事部捜査二課に出向して活躍していたが、外務省高官の北条邸人質篭城事件を解決するため、当時公安部の参事官だった小野田が非公式に立ち上げた緊急対策特命係に作戦参謀として招集され犯人との交渉にあたるが、解決を急いだ小野田の判断ミスで多数の死者を出してしまった責任を転嫁され[注 4]、それ以降は特命係に異動されたままとなっていた[注 5]。それから15年後、当時の人質達が相次いで変死するという事件が起き、その捜査のために小野田に警察庁に戻る内示を出されたが、その件で小野田を訪ねた際に誤って狙撃され重傷を負う。回復後、小野田、薫と共に変死事件の真相を解明するが、事件の処分に関しては小野田と衝突した。その後警視庁警察学校の教官に異動となり、休職してロンドンに渡ったが(S.1の終了後)、右京との接触を図るために脱獄した浅倉から捜査を依頼されたことで帰国し、その捜査中に犯した失態の処分という名目で小野田によって特命係に再度異動となった(S.2-1,2)。その後、相棒の変遷を経て、享の一件から彼の上司としての責任を負う形で無期停職の処分を下され(S.13-最終話)、その間に渡英し、スコットランドヤードに協力していたが、帰国後に特命係の部屋で出会った亘との捜査を経て、停職処分解除を言い渡され復職した(S.14-1)[注 6]。その後、警察嫌いの人間が唯一の犯行の目撃者となった事件において、亘が裁判所の令状発行を阻止する「捜査妨害」を行なっていた(S.14-15)事が警察上層部の知るところとなり、右京も「亘の捜査妨害を黙認していた」と見なされ、「連帯責任」として亘と共に謹慎処分を受け、再び懲戒免職の危機に晒された。しかし、警察学校での射殺事件及びそれを端緒たんしょとする閣僚を標的としたテロ事件の解決に貢献したことから、そのことを評価した峯秋の根回しにより減俸処分に留まった(S.14-最終話)。
宮部たまきとは元夫婦で、彼女が切り盛りする「花の里」を行きつけの店とし、芝居やコンサートや食事などに連れ立って出かけるなどの離婚後も良好な関係にある[注 7]
服装は、現在では三つボタンのシングルスーツに統一されているが、PS.2まではスリーピース・スーツや二つボタンスーツも着ていた。また、捜査二課時代はダブルスーツも着ていた(S.1-11)。そして胸ポケットにはポケットチーフを挿し、ベルトは使わずにボタン留のサスペンダーを愛用しており、冬場に着るコートもフォーマルなチェスターフィールドコートである(黒のシングル1着→黒のダブル、ライトグレーとダークブラウンのシングルの計3着)[注 8]が、いいスーツや靴に目がないために捜査そっちのけで深い関心を示して周囲をあきれさせる[注 9]
性格は極めて理性的で冷静沈着。誰に対しても慇懃に、時には慇懃無礼に接しつつ思ったことをずばりと言ってのける。大抵のことに動じることはなく、周囲を振り回すマイペースな変わり者で、その強烈なキャラクターについていけずに配属された部下が次々に辞めていくことから自身が籍を置く特命係は「人材の墓場」と呼ばれている[注 10]
観察力や洞察力、記憶力に優れており、分析能力や推理力も非常に高く、時には誰も疑問に思わない些細ささいなことに着目することもしばしばある[注 11]。通常特命係には捜査権は無いが、型通りの捜査を他部署に委ねて別の角度から独自に捜査に首を突っ込み、捜査一課の聞き込み先や取調室に割り込み必要な情報を聞き出すことも日常茶飯事。伊丹や内村からは煙たがれるが、外部からはその有能さを評価され、タウン誌で「和製シャーロック・ホームズ」として取り上げられたり(S.4-8、S.12-13)、また作家から気に入られたり(S.6-3,7など)、イギリスの警察関係者から移住を勧められたりしている(S.14-1)。ただし、理屈の通じない子供の尾行には苦手意識を持っている様子(S.14-7)。また、自らが赴く先々で事件に遭遇することが多々あることも亘に指摘されている(S.14-3)。
基本的に「僕」と自称するが、初期は「私」とも称しており、また芝居をする場合は「俺」を使うこともある。「おやおや」から始まり、語尾に「…なんですがねぇ」と付ける特徴的な口癖を持ち、他者が気にも留めない事柄に「気になりますねぇ」や「実に興味深い」と着目し、不審がられたりあきれられると「細かいところまで気になってしまうのが僕の悪い癖」と返す[注 12]。関係者に一通りの聴取を終えて去り際に人差し指を立てて身を翻し、「最後に1つだけ」と質問して事件の核心に繋がる情報を聞き出すこともしばしばある。意外な情報を聞かされると「はいぃ?」[注 13]と発し、新たに発覚した事実に接して推理が根底から覆ると動揺して「僕としたことが!」や「迂闊でした!」と狼狽する。推理の最後のピースがはまって真実に到達すると「これで全てが繋がりました」と自己完結し、ことの真相を明かす場面では核心部分で「ぇぇ、そうなんですよ!」と重要な事柄を繰り返す。
出世や手柄には全く興味を示さず、自ら解決に導いた事件の手柄を他部署にさらわれても意に介さず、あくまで事件の真実を明らかにすることに重きを置く。「人は犯した罪を法で裁かれなければいけない」を信条に個人的感情よりも法の番人たる警察官としての矜持きょうじを貫く強い信念と正義感を持ち、組織の論理や政治的利害といった事情を一顧だにせず一片の妥協もせず真実を追求するが、その姿勢は不祥事を起こした警察組織内部や、やんごとない人物や他の政府機関を相手にしても変わらず、ことを公にしたくない上層部と対立して圧力がかけられることもしばしば。真相究明のためなら手段を選ばずに危険を顧みずに無茶な行動におよび(劇場版II)、虚偽の事実を告げて容疑者を欺いて自白を引き出したり(S.13-3、S.14-5他)、不正な方法で証拠を入手したりするなど、時には違法行為も辞さず強引な手段に訴える右京自身の態度をして小野田は「杉下の正義は暴走する」と評する(S.6-最終話)。罪を自覚しない非道な犯人などに対しては怒りが頂点に達すると怒号を放ち、顔を震わせて激昂する激情家の一面も持ち、自殺で幕を引こうとしたり、自分の命ごと狙った相手を殺そうとしたりする犯人に対しては否定的(PS.1、PS.3、S.1-最終話、S.2-12、S.4-5、S.8-8、S.9-2など)。止むを得ない事情で罪を犯した人間についてもその動機や心情を察しつつも決して犯罪を正当化することはなく(S.2-17、S.5-1、S.7-2,最終話、S.8-14、S.13-最終話、S.14-13など)、融通が聞かない事がしばしばであるが、状況や犯人の動機次第では直ちに逮捕せず自首を勧めるもしくはさせるように仕向けたり、罪の重さによっては逮捕を見送ったりするなどの右京なりの柔軟さを見せたり、情をかけたりすることもあり(S.4-12、S.5-1,19、S.8-14、劇場版II、S.13-2、S.14-13など)、さらには事件関係者の相手の想いを汲み取って虚偽の事実を伝えたこともある(S.5-8)。人命が失われる事態を嫌っている為に拳銃は決して携行せず[注 14]、警察官の義務である射撃訓練すら忌避きひする(S.2-4)。不測の事態に備えて白手袋(S.6-10)や紐付きの指錠(S.7-11)を携行している。
「夜飲まないと眠れない」ほどの紅茶[注 15]で、カップに紅茶を注ぐ時にポットを高く引き上げて戻すという独特な注ぎ方をする[注 16][注 17]他、遠くに出向く際にも紅茶セットを持参してくる(劇場版III、S.14-10)。ワサビ多めのお茶漬けを好み、苦手なものは梅干し[注 18]酢豚パイナップル(S.4-12)である。PS.では喫煙するシーンがあり、その他の趣味はチェス落語クラシックレコード鑑賞などであるが、特に落語は同じ趣味を持つ鑑識課の米沢と話が盛り上がり、落語のカセットテープやCDを融通し合い、いつも世話になっている彼にお礼の気持ちとして高座のチケットをプレゼントすることもある。中学時代に書いた推理小説が大学の推理小説サークルの同人誌に掲載されたことがある(S.4-8、S.12-13)。手先が器用で、リンゴの皮剥き(S.4-18)やピアノの演奏(S.3-15)、焼き物の成型(S.14-18)、携帯メールや電卓の操作も滑らかにこなせる(S.4-19、S.10-4、S.11-6)[注 19]が、S.12までは従来式のいわゆるガラケーを使い続けており[注 20]、S.13からはスマートフォンを使用している。ピッキングの技術も有しており(S.11-1)、運動能力も高く、剣道(S.5-7)や護身術にも長けている[注 21]。高い運転技術を持ち(S.3-9)ながらもS.10までは概ね他人に運転を任せていた[注 22]が、S.11より愛車のフィガロ[5][注 23]の助手席に享や亘を乗せて自らハンドルを握っている。幅広い知識を持ち、円周率の暗唱(S.2-12、S.12-2)やシュレーディンガーの猫(S.14-17)、ワイン(S.5-9)やマジック(S.8-13)、手話(S.5-11)や方言(S.6-10)、複数の外国語などに精通しているが、恋愛や女性の機微を察することは不得手[注 24]で、時にはデリカシーのない発言をズバズバと言ってしまうこともあった(S.11-17)。幽霊超能力を否定せずに深い関心を寄せており、同僚らが幽霊の噂や目撃談で盛り上がるのに食いつき、不可思議な現象の正体を解き明かして彼らの興を殺ぐ一方で、自身は幽霊を実際に目撃した経験がないことを悔しがっているが、本人はそうと知らずに幽霊の少女と接したことがある(S.11-18)。
亀山 薫(かめやま かおる)
演 - 寺脇康文(PS.1〜S.7-9)
警視庁特命係の巡査部長[注 25]で、右京の初代相棒。歴代相棒では、最長の在籍期間を持つ。
1966(昭和41)年7月23日生まれ、S.1開始時点では36歳[1]で、実家は新潟県[注 26]で造り酒屋を営み、父親は市議会議員も務めている。妻の美和子浅倉禄郎は大学時代の同級生。新潟県立阿賀野東高等学校卒業後は野球でのスポーツ推薦で城東大学法学部法学科に進学し、大学卒業後は警視庁に入庁して刑事部捜査第一課入りを果たすが、街中で遭遇した指名手配犯である阿部貴三郎を捕まえようとして逆に人質にされるという失態を犯して特命係に追いやられる(PS.1)。S.1では一時的に警察庁長官官房付として警察庁に出向した他、S.2では特命係復活までの間に警視庁の運転免許試験場、S.3では所轄である麹町東署の刑事課捜査一係(強行犯係)に勤務した経歴を持つ。S.5-最終話では懲戒免職処分に追い込まれるも地方公務員法を逆手に取った右京の策略[注 27]でそれを免れている。大学時代より美和子と長らく交際して同棲し、一度は美和子の浮気により破局に至ったが、後に復縁して入籍している(S.3〜4)。
歴代相棒の中では4代目の相棒となる冠城亘が登場するまで右京を唯一「杉下さん」ではなく「右京さん」と呼んでいた。
服装はフライトジャケット[注 28]にトレーナー、カーゴパンツの組み合わせがほとんどで、目上の人との面会の場や査問委員会にもその格好で現れるが、場に応じてスーツを着る場合もある(PS.1、S.1-最終話、S.2-3、S.5-9など)。
性格は根が真っすぐな正直者のお人好しで、熱血漢。腰が重い割に口の軽い楽天家な所もあるが、自分が気に掛けた相手のことは放ってはおけない人情家の一面を持つ(S.1-6、S.2-7,15,16)。嘘を付くことが苦手で、ごまかそうとしても敬語で話してしまい、簡単に見抜かれる(S.4-4)。元喫煙者[注 29]で、コーヒー好き。嫌いなものはヒジキ(S.4-12)とあんパン[6]。子供好きで、一緒に遊んだり世話をしたりすることもしばしば(S.5-12他)である。当初は手柄に執着し、捜査一課に戻りたいとの願望を抱いており、他部署の人間や中でも伊丹から「特命係の亀山」と呼ばれることを特に嫌っていたが、右京と仕事をしていくうちに現状に満足するようになって、振る舞いにも余裕を見せるようになり、伊丹の嫌味も軽く受け流し、手柄に執着する発言も減り、右京と同様に純粋に正義を貫く姿勢へと変わっている。S.2以降は伊丹から「亀」と呼ばれることが多くなっている。
スポーツ推薦であるために大学に進学するほどに運動神経はいいが、頭を使うことがやや苦手で、特に島根県の県庁所在地を松山市と間違える(S.2-12)などの一般常識や教養にやや疎い所がある(S.3-14、S.4-12、S.5-5)ものの、人間関係を洞察する能力に優れているために右京を関心させている(PS.1、S.3-9)他、幼少期から好きだった昆虫に関する知識は右京以上で、自分と同じように「虫博士」と呼ばれていた米沢とも意気投合している(S.4-14)。味覚や嗅覚がかなり鋭く、事件の凶器発見に貢献したり(S.2-3)、的確な評価でワイン評論家を驚かせること(S.5-9)やウイスキーの窒素処理の有無を当ててバーのオーナーに「味の差なんて、よほどの舌を持った人じゃないと分からない」と言われるなど(S.6-14)、勘も非常に鋭く、「思い出したように出る神がかりに近いヤマカン」(S.1-最終話)で事件の解決に大きく貢献する時が稀にあるが、一方では何かと事件に巻き込まれやすいトラブル招聘体質でもあるために幾度か犯人に人質にされて窮地に陥り、負傷させられたりしたことがある(PS.1、S.4-8、S.5-15、S.5-最終話、S.7-8など)。殺人事件の物的証拠となる食べ物を、そうだとは気付かずに食べてしまっていたことがあるが、この際も味の違和感を感じ右京の推理のヒントになった(S.2-3)。運転の腕については右京から「なかなか快適」と評されていた(S.1-最終話)。
当初、右京とは反りが合わずに彼の辛辣しんらつな発言に腹を立てることもあったが、後に右京の心情や思慮に触れる中で彼を徐々に認めていき、右京からも自身の行動や思慮を認められたことで彼の良き相棒となる。時に右京の強引さや策略に振り回されたり、右京の正義に戸惑うこともあったが、その信頼は揺るがず、右京が捜査に際して法に触れても彼を信じ抜く意思を貫くようになっていった。自身の持っている警察官の仲間意識を、右京から「諸刃の剣」と評される(S.7-7)こともあったが、時には自身の情や優しさに訴える行動から右京の意志に擦り合わせて柔軟な解決法を提案したり(S.5-1)、事件の関係者に対して真実を曲げて伝えるなどして頑なに真実を追及する右京の意思を和らげ(S.5-8、S.5-19)、右京に「君がいつも側にいてくれて助かります」とまで言われたこともある(S.5-1)。その後はある事件で殺された親友への思いに接し、その親友が活動していた国であるサルウィン[注 30]を訪れたことをきっかけに(S.7-1,2)親友の意志を継ぎたいと思うのと同時に、腐敗が蔓延しているこの国の子供達に正義の精神を教えたいと感じたことで警視庁を退職し、美和子と共にサルウィンへ旅立った(S.7-9)[注 31]
神戸 尊(かんべ たける)
演 - 及川光博(S.7-最終話〜S.10-最終話)
警視庁特命係の警部補(元警視。警察庁復帰後に警部補から警視へ再昇任)で、右京の二代目相棒。
1970年2月1日生まれ、東京都大田区[注 32]田園調布の出身。1993年に中央大学法学部を卒業して警視庁に入庁し、推薦組として警察庁に採用、警察庁上層部からの「特命」により特命係及び右京が警察に必要な存在かを調査するために警察庁警備局警備企画課課長補佐の警視の階級から表向き「2階級降格の左遷」という形で特命係に警部補として配属されて半年間限定で「潜入調査」を開始するが、後に自らもその意義に疑問を抱くようになった「特命」の真の意義が、かつて自身が開発を主導した顔認識システム(FRS)を備えた開発中の巨大監視システムの警察庁付属機関((仮)FRSセンター)運用に右京と自身を捜査官や運用官として配した際の適性を見極めるために仕組まれたものと判明して[注 33]、同システムの関与していた事件を機に右京と共に真実を知り、事件解決後は警察庁には戻らずに警部補の階級のまま特命係に留まる道を選んだ(S.8-最終話)。大河内とは警察庁時代からの旧知の仲だが、大河内と一緒にいる時以外のプライベートの動向は不明。また恋人はいないが、大学時代に警視庁勤務が決定した時期に当時の恋人から理由を告げられずに破局している(S.8-10)。
服装はタイトな黒いスーツに濃い色柄もののワイシャツ[注 34]を着用[注 35]し、第2ボタンまで開けていることがほとんどで、基本的にネクタイは着用しないが、警視庁警備部時代の若い頃(S.10-1)は着用しており、特命係配属初日までの間(S.7-最終話)などの現在でも場に応じて着ける時もあり、また冬場などの寒いシーズンには上着としてチェスターフィールドタイプの黒いレザーコートを愛用する。
クールかつ気障きざな自信家で、ノンキャリアでありながら出世街道を歩む経歴からエリート然とした雰囲気を醸し出す秀才タイプ。「トリオ・ザ・捜一」や内村の嫌味もそつなくかわして上司には逆らわないが、意見はしっかり主張する(S.7-最終話)。負けず嫌いの性格から右京とは何かと張り合い、互いの痛いところを突き合うも一枚上手の右京に置いてけぼりにされて地団駄を踏んだり、やり込められてムキになることがしばしばある。記憶力や洞察力に優れており、総じて頭の回転は速いが、やや迂闊な所があり、軽率なミスをすることもしばしば。捜査の基本原則に忠実で、手段を選ばない右京のやり方に時に苦言も呈し、意見する際の「お言葉ですが…」は口癖と化しているが、時折に右京にさえ本心を読み取らせない曲者の一面を垣間見せる。プライドが高く、「自分は他人より頭がいい」と思っている人間に嫌悪感を露わにする(S.8-4)。一人称は基本的に「僕」であるが、生の感情が出る時には「俺」になり、言葉遣いも荒くなる。クールな振る舞いを旨としつつも不遇な人間への配慮や思いやりを見せて時に感情的になることもある。当初は組織の人間として割り切った態度を取った(S.8-1)が、次第に自らの正義感に準じるようになる。相手の事情を一顧だにせずあくまでも徹底して正義を貫く右京とは異なり、相手側の事情を考慮して妥協の道を探るためにその信念の相違から右京と対立することがある(S.7-最終話、S.9-6,10、S.10-最終話)。
特命係に配属された当初は右京のことを「杉下警部」と呼んでいたが、配属以降は「杉下さん」とも呼んでいる。だが自身は捜査一課には陰で「ソン」と呼ばれており[注 36]、尊本人はそう呼ばれることを快く思っていない。
ガス入りミネラルウォーターを愛飲し、好物はナポリタン[注 37]である。黒の2009年式GT-Rに乗っているが、少々運転が荒く、右京にも仰天されて皮肉を言われる(S.7-最終話、S.8-2)[注 38]。チェスや絵(S.10-1)[注 39]が得意で、特にチェスでは右京と目隠しチェスでも互角に勝負ができるほどである(S.8-8)。育ちの良さから物を見る目は肥えている(S.8-18、S.9-7)他、女性の香水やファッションにも詳しく(S.9-1,9)、その知識を捜査に役立てるが、特命係に配属されるまでは、直接的に死体を見る機会が無かったため実物や写真、白骨を問わずに死体は苦手で、見ただけで気分を悪くする[注 40]。温泉とホラー映画も苦手で(S.8-2、S.9-7)、朝に弱いためか遅刻が多く(S.9-11)、貧血気味の体質である(S.9-12)。スパイだった当時は右京に関する感想を報告書に綴り(S.7-最終話、S.8-4,12など)、「報告」していた(尊によると「中学生の作文レベル」)。
警察庁以前に警視庁警備部警備第一課警備情報第4係に配属されていた若い頃に友人の女性を殺害され、自身も証人として出廷したその事件の裁判で友人を殺された怒りから被告が不利になるように嘘の証言をした過去があり、後に被告が出所後に自殺した件をきっかけに彼の冤罪が発覚したことで自責の念を抱いている(S.10-1,16,最終話)。
当初は右京に「君は亀山君の代わりにはなれません」と距離を置かれながらも(S.7-最終話)、自ら「花の里」に来る(S.8-8)など、右京への興味を隠さずに行動を共にしようとするが、右京にはあしらわれ、自身の動向に関心を持たれなかったが、様々な事件を通じて互いに歩み寄り、スパイとしての立場を捨てたことを右京に認められ、相棒としての信頼関係を築いていくこととなる。その後はクローン人間を造る実験に絡んだ殺人事件の捜査の中でクローンの社会的立場を争点に右京と対立し、自らが罪を犯す覚悟を以て右京に信念を曲げさせたその罪悪感から特命係を去ろうと決心したところを右京の言葉で思い留まるが、直後に長谷川の根回しにより一度は警察庁復帰の辞令を断り、次に辞令を拒否すれば免職となってしまう事情もあって長谷川と同じ警察庁長官官房付へ警視として異動することになる(S.10-最終話)。警視に戻った異動後も右京との交流は途絶えておらず、事件解決のために右京とは立場を越えた協力関係を築いている様子が見られる(X DAY、S.11-最終話、劇場版III)。右京の下に就いた「相棒」の中で唯一、警察を離職していない人物である[注 41]。右京が享をスカウトした話を知った際、腰を抜かしていたことが大河内の口から語られている(S.11-1)。右京との“打ち合わせ”通りに右京を“逮捕”した際、『逮捕状』と称して自身の『健康診断結果表』を右京に見せたばかりに診断結果の数値を指摘され、「君は帰ったら、今日は無理でしょうが、明日になったら病院へ行ってください」と言われてしまっている(S.9-12)。
甲斐 享(かい とおる)
演 - 成宮寛貴(S.11-1〜S.13-最終話)
警視庁特命係の巡査部長で、右京の三代目相棒。
1983年7月7日生まれ、東京都港区の出身で、警察庁次長の甲斐峯秋を父に持ち、母と兄は海外におり(S.11-9)、客室乗務員の笛吹悦子と交際し、同棲している。2005年に早慶大学政治経済学部経済学科を卒業して警視庁に入庁し、父のコネを使うことなく署長推薦をもらって選抜試験に合格したことで交番勤務から所轄の中根警察署刑事課捜査一係所属の新米刑事となるが、自らが香港で遭遇した事件を右京と共に解決した後は彼に相棒としての価値を認められ、峯秋に要望を聞かれた右京に指名を受けて特命係に引き抜かれることとなる。
本名を縮めて「カイト」とあだ名で呼ばれることがしばしばあり、右京からも歴代相棒で、唯一あだ名で呼ばれている。自身は右京を普段は「杉下さん」と呼んでいるが、S.12-13で「親しくなるには下の名前で呼んではどうか」とアドバイスし、ある事件で自首をした右京の友人の意を汲んで右京を「右京さん」と呼んでいる。
服装はノータイにシャツ、ジレを愛用してジャケットを着用し、ボトムスにウールパンツかジーンズの格好がほとんどであるが、所轄時代やフォーマルな場ではスーツを着用しており、冬場にはネイビーのピーコートとグレーのダブルのポロコートを着用し、S.13より髪型をオールバックに変えている。
御曹司という出自とは裏腹に言動は荒っぽく血の気の多い性格で、熱い正義感を秘めている。だが、反骨精神が強いために傲慢な態度を見せる相手には挑発的に応じることも多い。また細かなことにも気付くなどの優れた観察力を捜査に遺憾なく発揮している。当初は感情的になったり(S.11-1.4.6)、迂闊なミスから取り返しのつかない事態を引き起こし、失敗をすることもあった(S.11-3,最終話)が、それでも自分の失態を省みようとする成長を見せていた。峯秋との親子仲は冷えきっており、周りから父親のコネを使っているように言われることを毛嫌いするが、他者に峯秋を侮辱されることに怒りを示したことがあり(S.12-1)、また峯秋に決定的に見放された原因は自身が東京大学に入学できなかったからであると考えているためにそれ以来は12年も峯秋とは対話をしていない(S.12-最終話)。警視庁入庁前は父と同じ警察に行くのを避けるために就職活動をして民間企業から内定も取ったが、警察官志望の思いが強く、内定を辞退した過去がある(S.12-5)。また、子供の頃に刑事ドラマを見ていた影響もあって刑事課への憧れは強く、特に捜査一課配属を目指していることから薫や尊に比べて捜査一課との間に敵対意識がないために右京と捜査して得た情報を捜査一課に話したり、逆に捜査一課から得た情報を右京に話すことも多いことから芹沢からは特に愛着を持たれている様子。
薫以上のトラブル招聘体質であるために特命係異動後も半殺しに遭い、記憶喪失になる(S.11-9)、狙撃犯と間違われて特別指名手配にされる(S.12-10)、スマホを数回破損する羽目になるなどの様々な災難に巻き込まれている。また、右京を除いて特命係に所属していた刑事達の中で唯一被弾している(S.12-最終話)。
幼少期にピアノを習った経験から絶対音感を持っているが、反面では幽霊といったオカルトの類には苦手意識がある(S.11-7,10)。飲み物ではコーラを好む。不測の事態に陥った場合を除き(S.12-10)、車の運転は普段は右京や悦子に任せている。
特命係配属当初は右京の変人ぶりに戸惑って反発心から悪態をついたり、特命係配属への不満を露骨に示す場面もあったが、自身が窮地に陥った際には右京のことを最強の味方だと吐露するなどの信頼を見せたり(S.12-10)、徐々に右京の意図を汲んで行動を起こせるようになった(S.13-2,14)。逆に右京個人に関わることにも助け船を出した(S.12-13)上で右京がピンチに陥った際にはわずかな情報を手掛かりに彼を助けに向かう(S.13-10,15,16)ことで右京自身からも改めて相棒として認められるようになる。その後、特命係に在籍中(S.13-最終話より2年前)に親友の妹を殺した容疑者が薬物による心神喪失で不起訴処分となった事件を巡り、仇討のために容疑者を殺しかねなかった親友を諌めると同時に復讐の愚かさを伝えるために享自身の手で容疑者を襲撃したことを契機に警察の追及を逃れた犯罪者を殺さずに傷めつけて制裁を下す「ダークナイト」として2年に渡って犯行を重ねるが、後に模倣犯の出現を境に自身の行動に不信を持った右京に最終的には真実を突き止められて逮捕され、特命係を去ると共に懲戒免職となる。なお、仇討ち以降も犯行を重ねた心境については自身でも判然としておらず、大河内は世間の賞賛の心地よさがあったと当人に、峯秋は右京への劣等感も要因の一つと右京に指摘している(S.13-最終話)。また、留置場で峯秋に殴られた際には、中学時代よりも痛みを感じなかったことから、父親の峯秋に対し「年…とったね」と呟いている(S.13-最終話)。
冠城 亘(かぶらぎ わたる)
演 - 反町隆史[3][4](S.14-1〜)
警視庁警務部付。右京の四代目相棒。法務省刑事局総務課企画調査室室長の肩書を持つキャリア官僚であり、歴代相棒の中で警察関係者では無い唯一の人物。
「現場に興味がある」との理由から、出向先に通例となっている警察庁ではなく警視庁を希望して2015年春に人事交流の名目で警視庁警務部付に出向したものの、基本的に「お客様」扱いとなる警視庁で仕事が与えられるはずもなく、右京が去り空き部屋となった旧・特命係で暇を持て余す毎日を送っていた。しかしその折、刑務所内で発生した殺人事件の捜査にオブザーバーとして参加したことを切っ掛けに、海外旅行から帰国した右京と邂逅かいこうし、共に真相解明に奔走する中で右京に興味を持ち、事件解決後は法務省復帰の打診を断り警視庁に留まった(S.14-1)。右京とは特命係の部屋で出会ったのが初対面だが、以前に「赤いカナリア」が起こした事件(S.9-最終話)の捜査をするために片山雛子が集めたチームに招集されており、同じくこの事件を尊と共に捜査していた右京と間接的に関わっていた(S.14-10)。
S.14-最終話では、警察嫌いの人間が唯一の目撃者となった事件で、裁判所の令状発行を阻止する「捜査妨害」を行なっていた(S.14-15)事が警察上層部に知られてしまい、法務省への帰任及び北海道への地方転勤を命じられる可能性が高かった事から、その後に発生した警察学校内での訓練生による射殺事件と、それを端緒とする閣僚を標的としたテロ事件を、「これが特命係での自分のラストケース(最後の事件)になる」と覚悟していた。そして、事件解決後には日下部から天下り先の斡旋あっせんを受け、最終的に警視庁特命係へ正式に配属されることとなった。
頭脳明晰で理性的な面を見せるが、基本的にはおどけた軽口や芝居がかった仕草を絶やさない飄々ひょうひょうとした性格。また官僚である自分に対しても敬語は使わなくていいと、周囲にはフランクに接している。その実、独自に真相究明を有利に進めるためなら、利用できるものを存分に利用し、相手を籠絡させ揺さぶりを掛けたりすることで情報を引き出そうとする切れ者でもあり、一歩間違えれば策が失敗しかねない手段にも平然と打って出る大胆さも持ち合わせている(S.14-1,2)。右京ですらも曰く「相手の守りをぐいぐい打ち破る」「細かいところが気になる悪い癖」といった性質や洞察力をも理解した上で利用し、警察組織を相手に単独で捜査をしていた時には「自分の相棒(享)をも逮捕した男」である右京を信頼した策を取ったことがある(S.14-1,2)[注 42]。上司である日下部からは目をかけられており、亘も彼の後ろ盾を使うが、出向中の身でありながらも彼の意向を受けて行動することがある(S.14-1,4)。特命係が「暇な部署」という事もあってか、「暇潰し」の一環として事件の捜査に首を突っ込もうとする節があり、右京からは度々「捜査は君の『暇潰しの道具』ではありません」等と指摘されている。
服装は、二つボタンスーツに無地のワイシャツでノータイが殆ど。冬場はそれに加えて黒のカーディガンを着用する。愛車のスカイラインセダンが移動手段だが、自身は他人の運転する車に乗ることを嫌い、右京の運転する車の中で気分を悪くする場面もある(S.14-1,3)。薫と同じコーヒー党だが、コーヒーメーカーを使わずコーヒーミルから豆を挽く本格志向の持ち主であり、コーヒーの香りを嗅いだだけで、その香りを嗅いだ場面を想起させる記憶力を持つ(S.14-12)。作中では女性に軽薄な一面が窺え[注 43]幸子のかわいさに惹かれる場面もある(S.14-3)。流暢な英語を話し(S.14-1,4)、法務省の官僚だということもあって法律に詳しく、その知識が事件の解決につながることがある。他にも法務省での人脈を駆使して右京の捜査を助けることもある(S.14-4,5)。官僚ゆえに現場経験がないため、自身が襲撃を受けた際には右京には腕っぷしが弱いと思われており[注 44]、銃声の飛び交うような場面で右京の後ろに終始隠れ続ける臆病な一面も見せる(S.14-2,9)。また、法務省のキャリア官僚であり、尊同様、死体とは縁の無かった経歴にもかかわらず、尊が死体になかなか慣れなかったのとは対照的に、亘はなぜか死体に慣れている。死体を前にして、十字を切る仕草をしており、キリスト教信者であることが窺える(S.14-3)。「神隠しの山」と恐れられる夕霧岳で、白いスーツを着た幽霊を目撃した事がある(S.14-18,19)[注 45]
峯秋など右京を知る複数の関係者から右京との関わり合いを警告され、その当人からも警告を是とされているが意に介さず、客人であるために存在しなかった特命係の部屋にある自分の名前入りの木札を自分で作る(S.14-7)などして積極的に右京に接し[注 46]、逆にこれまでの右京の相棒達とは違い、右京のキャラクターや異端児振りをからかったり、本人を前にして不躾ぶしつけな発言をすることで右京を憮然とさせたりしている。だが右京には、周囲に対し自身との関係性を、「相棒」ではなく「同居人」と説明されている。峯秋の「危険人物」という右京評にちなみ右京を「ミスター・デンジャラス」と呼ぼうとするのを当人に却下されてから、右京のことを薫と同様に「右京さん」と呼ぶようになった(S.14-1)。また右京の「はぁいぃぃ?」の口癖や右京の紅茶の注ぎ方を真似たりすることがある。自身が独自に行った捜査で右京の頼み事と騙って利用して以来、米沢とは犬猿の仲となる。

特命係と所縁のある女性

亀山 美和子(かめやま みわこ)
演 - 鈴木砂羽(PS.1〜S.7-9)
帝都新聞社会部の元記者(警視庁記者クラブ所属)で、フリージャーナリスト。旧姓は奥寺(おくでら)、また生年月日は1970年(昭和45年)11月12日[注 47]で、S.1時点で32歳[1]である。また、普段はさばさばした性格で、気が強いが、薫に他の女性の影を感じると嫉妬してしまうような一面もあり、また薫に対する口癖は「○○したまえ」[注 48]で、薫をいじめたと勘違いして右京や内村の足を踏みつけたこともある(PS.1、S.1-5)。職業柄で特命係が追っている事件に関する情報を持っていることも多く、二人に情報を提供し、逆に上層部が握りつぶした不祥事案件を巡る情報を特命係より提供されて新聞にリークしており、また何気ない一言が重要な手がかりとなることもあるが、時に事件に巻き込まれて薫共々犯人に狙われることもある(S.5-2、S.6-15)。また、「美和子スペシャル」という初めて見た者は口に入れるのを躊躇うラベンダー色の妙な色合いの得意料理を作る(S.5-13他)[注 49]。大学時代から付き合っている薫と長い間同棲しており、自身の浮気を発端に破局したために別居してしまうが(S.3)、後に復縁し(S.4-1)、帝都新聞のカイロ支局(エジプト)への転勤を挟んで同最終話で薫と入籍した(S.4-12〜20)。その後、10年余り務めた帝都新聞を辞めてフリージャーナリストに転身し(S.5以降)、警察官を辞めた薫と共にサルウィンへ旅立った(S.7-9)。
宮部 たまき(みやべ たまき)
演 - 益戸育江[注 50](PS.1〜S.10-1)
小料理屋「花の里」(PS.では「新ふくとみ」)[注 51]の初代女将で、右京の元妻。生年月日は不明だが、S.1時点で38歳[1]である。常に和服姿[注 52]で、誰にでも分け隔てなく接する物腰の柔らかい女性。右京と離婚した理由は明かされておらず、本人によると「頑固で不器用で天邪鬼な所に惚れ、頑固で不器用で天邪鬼な所が原因で別れた」と語っている。美和子とは違って基本的に事件には首を突っ込まず、逆にふと漏らす一言が右京に重要な手がかりを与えることも少なくないが、元夫婦であるために右京の考えていることを一発で当てたり(PS.2)、右京が「自信がない」と言ったセリフから彼の着眼点を言い当てて右京を仰天させることもある(S.5)。また、尊にも友好的で、右京と尊の間を取り持とうとしたりする他(S.8-1、S.8-10)、尊と映画を観に行ったりしている(S.9-7)。右京と薫だけがJR東日本の寝台特急カシオペアに乗ったことで不機嫌になっていたり、途中駅での発着時刻に妙に詳しかったりと隠れ鉄道ファンであると思わせる言動も見受けられるが、本人は否定している(S.6-10)。また、雷が大の苦手(S.2-3)である。日本や世界各地を旅することを理由に突如として「花の里」を閉店した[注 53](S.10-1)。
月本 幸子(つきもと さちこ)
演 - 鈴木杏樹[7](S.10-12〜)
「花の里」の二代目女将。
自らを「ついてない女」と自称し、過去におみくじでは大抵は凶を引いたり、修学旅行前日には盲腸で入院したり、初デートで行った海では波にさらわれて命を落としかけたり、大学受験当日には家が火事になったり、新婚旅行から帰ったら空き巣に入られていたりと不運な出来事が起こるなどのことごとくツキに見放された人生を送っていた。夫を亡くしたことで暴力団幹部の愛人として身を寄せていたが、後に夫を死に追い込んだ人物がその暴力団幹部だと知って復讐を決行し、直後に海外逃亡を図ろうとしたが、途中で出会った右京と薫によって緊急逮捕された(S.4-19)。その後は右京や薫の言葉で前向きな心境に変化したことで服役して刑期を終えようとしており、後にある女性受刑者の脱獄計画に巻き込まれ、さらにはその計画の裏に関与した首謀者に殺害されかかるが、辛くも特命係に救出されて再び服役期間が延びた(S.6-11,12)。その後、服役中に調理師免許などの様々な資格を取得した後に出所し、清掃会社に就職してからはある外食チェーン経営会社の社長の元で家政婦として雇われ、会社の商品開発担当にもなって社長にプロポーズされるといった前述の境遇とは一転したツキすぎた出来事から自分が狙われていると勘繰ってしまい、これを相談した右京や尊、捜査一課を巻き込んだ騒動の末に別の事件が発覚して無事に解決したものの、本人の危惧は早とちりだと判明し、チャンスは立ち消えになったために結局は右京の薦めで「花の里」の女将となる(S.10-12)。
以上の経緯から右京には全幅の信頼を寄せている。おっちょこちょいな性格で、特に早とちりしやすく、料理の腕は悪くないながらも注文や食材を間違えるなどのうっかりが多いが、その反面、波乱万丈の人生を歩んだからか、いざと言う時は空回りしながらも強い度胸を見せている。前科を明かす場面で亘は驚いて動揺していた(S.14-7)[注 54]。また、右京が幸子のことを、すぐ危険な行動に出ると評したのを聞いた亘からは、右京との対比で「ミス・デンジャラス」と呼ばれた(S.14-7)。
笛吹 悦子(うすい えつこ)
演 - 真飛聖[8](S.11-1〜S.13-最終話)[注 55]
日本国際航空(NIA)のCAで、享の年上の恋人。気風のいい姉御肌然とした性格で、享に料理やマッサージをしてもらったりとうまく良好な関係を築いており、反面では飛行機内のハプニングがきっかけで顔見知りとなった右京のことは享から聞かされる話を通じて彼の風変わりな人となりを承知しているが、それでも享や自身の周囲に異変があった時は右京に相談したりするなど(S.12-1など)の右京とも親しくなっており、時には享と一緒もしくは単独で「花の里」を訪れたりもしている。また、映画『或る夜の出来事』が好きで、記憶喪失になった享に劇中のストーリーを享との出逢いの経緯として語ったことがある(S.11-9、10)。ボールルームダンス(社交ダンス)を趣味としている(S.12-4)。また、享と交際する中で彼と峯秋の関係や峯秋の人柄に加えて警察官としての姿勢を知っていくが、あくまでも峯秋を拒絶する享に比べて自身は峯秋を否定する感情は無く、むしろ親子仲の悪さを憂いていた。渋谷での合コンで享に家まで送ってもらったことがきっかけで交際を始める(S.11-10)が、以降は都内のマンションで半同棲するようになる。その後、享との結婚を考えていた際は「結婚は互いの親に納得され、祝ってもらうべきもの」との考えから峯秋との和解を条件にすることで一旦は白紙にし(S.13-1)、後に享との結婚の挨拶で峯秋と初対面を果たす。その後は妊娠が判明したが(S.13-15)、同時に急性骨髄性白血病の発症も判明して入院する(S.13-16)。治療は順調で、うまく行けば出産も可能であることが医師の口から語られた(S.13-最終話)。

主要レギュラー

警視庁

刑事部捜査一課(トリオ・ザ・捜一)

伊丹 憲一(いたみ けんいち)
演 - 川原和久(PS.1〜)
警視庁刑事部捜査一課7係[注 56]の巡査部長[注 57]で、「トリオ・ザ・捜一」のリーダー格である薫の捜査一課時代からのライバル。薫と顔を合わせた時の「特命係の亀山〜!」[注 58]はS.7-9までの本作における定番セリフとなっており、互いに憎まれ口を叩きつつも事件によっては薫と協力するなどの全くの不仲ではなく、薫が辞職する際には憎まれ口を叩きながらもきちんと見送っている(S.7-9)。また、当初は右京を「警部さん」と呼んでいたが、後に「警部殿」や「杉下警部」と呼ぶことが多くなったばかりか、尊が右京の相棒となってからはあくまで「利用する」スタンスで特命係と連携を取ることも多くなり(S.8-10、S.9-16)、S.9-6やS.10-10では尊が側にいない間に右京と一時的にコンビを組んだり、共に捜査に当たったりもしていた。合コン相手に酔った自身が捜査情報を漏らしたと疑われた時には享や右京と協力して真相を追いつつも組織の枠をはみ出して往々にしてルールを無視する特命係のやり方に苦言を呈し、特命係に籍を置く享にも捜査一課に配属されることは絶対にないと忠告したが(S.11-12)、内心では特命係を認めている節があり、右京の捜査手法に疑問を抱く岩月に対して「無駄な捜査をする人ではない」と諭したり(S.11-17)、自身の立場が危うくなった際にも右京と亘の手を借りたりしている(S.14-13)。また、階級が上である尊に対しては右京と同じく敬語で接している一方で、陰険な行動もあるものの(S.8-1,4など)、自分が命を狙われた事件(S.8-15)以降は若干信頼している姿勢も見られる。享には当初は警察庁次長の息子であるために「お坊ちゃま」と呼んでいたが、S.11-10以降は「カイト」と呼ぶようになり、また薫と同じような呼び方で、尊には「特命係の神戸警部補殿」(S.8-12)、享には「特命係の甲斐享」と呼んだこともある(S.13-1、2)。法務省から出向中の身である亘の事は「お客様」と呼んでおり、自ら特命係に捜査協力を要請したり(S.14-13)、積極的に捜査協力を行なったり(S.14-11,18,19)している。また、誰かに噂されると背中が痒くなる(S.3-9、X DAY)、ドアや取調室のマジックミラー越しに様子を窺う特命係の存在に気付くなどの特異体質を持ち、現場で捜査中に背後に右京らの気配を感じると「なんで特命がここにいるんです…!?」と振り向いて睨みつけるが、一方では美女にめっぽう弱いながらも強面な上に恋愛下手なために「トリオ・ザ・捜一」で唯一恋人がおらず(S.5-11)、女性に積極的に接するところを薫にからかわれることがあり(S.1-9、S.2-5)、また捜査中に右京と共に女性に対してデリカシーのない行動を取った際には芹沢から右京と併せて「女心わからないブラザーズ」と評された(S.11-17)。剣道を得意としており、薫を打ち負かしているが、師匠が殺害された事件に右京が興味本位に首を突っ込んだ時は不快感を露にしていた(S.5-7)。また、強い正義感ゆえに暴走しがちな薫と違い、基本的には組織の枠を越えることはないが、組織の都合で捜査を中止するように命令された際は反発し(S.8-最終話、X-DAY)、組織の枠に捕らわれない特命係に陰で情報を流して捜査を委ねる(S.9-最終話)などの彼自身なりの正義感は持ち合わせており、また当初は女性に対しても容赦しない荒っぽい取調べをしていた(PS.1)一方で、事件の証言者の素性を守れなかったことに対して責任を感じる様子も見せている(S.8-15)。事件関係者が有名人である場合でも気付かずに世情に疎い[注 59]ことを芹沢や米沢からツッコまれているばかりか、子供の相手は苦手で、またスマホは所持せずにS.14-11時点でも未だガラケーである[注 60]。また、「トリオ・ザ・捜一」の芹沢や三浦と共に事件の捜査に当たることが多く、仲間意識は強いが、三浦が事故の後遺症で以前のように捜査が出来なくなった際は人目を憚って涙を見せていた(S.12-1)。
S.14-13では、自らが「自殺」として処理した事件について、「実は殺人である」と告発する犯人の手記が新聞にスクープされ、さらにその新聞社の編集長に手記の現物提出を拒否された際に、はずみで編集長を突き飛ばしてしまい、翌日の新聞に「刑事が編集長に暴力をはたらいた」と言う内容の記事が掲載され、それを問題視した内村刑事部長に警察手帳を取り上げられた上に、自宅謹慎を言い渡される。それでも真相究明を諦めきれず、「これが自分の刑事としての最後の事件になる」として、クビにされることを覚悟の上で、特命係の2人と共に捜査に乗り出し、犯人の逮捕後に「花の里」で右京と亘に会った際には、返還された警察手帳を2人に見せ、幸子を介して「首の皮一枚つながった」と感謝の意を伝えており、クビは免れた模様。
作中で呼ばれたことはないが、ファンやスタッフからは「イタミン」と呼ばれており、元々は掲示板やブログなどでファンが呼ぶだけであったが、2008年5月1日放送の裏相棒第八夜のサブタイトルに使われるなど、いつの間にか公式化している。また、小説「鑑識・米沢の事件簿」では女子職員が影で「イタミン」と呼んでいることが明かされてもいる。2013年3月23日公開のスピンオフ映画『相棒シリーズ X DAY』では岩月と共に主役を務めている。
三浦 信輔(みうら しんすけ)
演 - 大谷亮介(PS.2〜S.12-1、S.14-10)[注 61]
警視庁刑事部捜査一課7係の係長[注 62]である警部補[注 63][注 64]。「トリオ・ザ・捜一」の中では歳が一番上で、所帯持ちであるが、また所轄署を経て叩き上げで警視庁刑事部に配属になっている[注 65]。また、比較的穏健な性格で、「トリオ・ザ・捜一」の良心的存在であるために薫と伊丹が衝突する場をとりなしており、また初登場時からしばらくの間は伊丹と同様に荒っぽい取り調べを行っていたが、一方では仲間が危機に晒された時には犯人に怒りを爆発させて伊丹が止めに入ることもあった(S.7-9)。右京を「警部殿」と呼ぶなどの慇懃な態度を取り、また当初はきつく当たることも多く、特命係が動くことを疎ましく思っているが、伊丹に比べて多少は敬意を払っている。また、話が進むにつれて態度は和らぎ、密かに特命係へ仕事を依頼(S.5-4)して以降は陰では特命係を信頼している様子もある。老眼気味(S.4-5)で、眼鏡をかけることが多くなっている。また、英語ができるようで、英文書をその場で和訳しつつも淀みなく読み上げている(劇場版 III- 序章 -)。警部補昇進試験に合格し、S.12開始時には7係の係長に就任しており、後に峯秋誘拐事件の捜査中に容疑者に左大腿部を刺されて負傷し、傷は完治するが、一生杖が手放せないほどの重度の後遺症が残ってしまう。その後、中園から内勤へ異動するように慰留されたが、敢えて固辞して警視庁を依願退職した。
S.14時点では退職を機に日本各地を巡る旅人のような生活をしており、有休をとっていた右京に対し、旅先で耳にした本多篤人の情報を提供する(S.14-10)。
芹沢 慶二(せりざわ けいじ)
演 - 山中崇史[注 66](S.2-4〜)[注 67]
警視庁刑事部捜査一課7係の巡査で、薫や伊丹、三浦の後輩。初登場時は、三浦や伊丹と絡むことはほとんどなかったが、話が進むにつれて共に行動することが多くなり、現在では、事件捜査にはほぼ必ず伊丹と行動(S.12-1までは、三浦とも)を共にしている。島根県出身で、興奮すると地元の方言が出る(S.3-12)。また従兄弟が自衛官である(S.13-1)。
恋人がいるが、本編では写メールでのみ姿を見せている(S.10-10)。伊丹や三浦に何かとどやされる手前で現場等に特命係が姿を現すと来てもらっては困ると言ったような表情をし、その場のノリ次第では伊丹や三浦に同調して嫌味を口にして薫に怒られたり、軽口を叩いたりするが、伊丹や三浦ほどの反感はなく、特命係の二人に対しては律義に会釈をし、特に薫に捕まったり、右京や尊の話術に嵌まったりしてうっかり特命係に重要な情報を漏らすことも多い。また、薫が去って以降のS.8の頃より特命係の勝手な捜査にうんざりする様子を見せながらもその能力は当てにして捜査に利用することもあって知人に起きた事件の捜査のために特命係と共に捜査をしたこともあり(S.4-3、S.7-16)、右京とコンビを組んだこともあるが(S.7-16)、また階級が自分より上である享に対してタメ口で話して先輩風を吹かしており、他の刑事や事件の参考人を怒らせる言動を取る伊丹を宥めることも多々ある(S.11-17、S.12-1など)。

鑑識課

米沢 守(よねざわ まもる)
演 - 六角精児(PS.2〜)[注 68]
警視庁刑事部鑑識課巡査部長[9]。所轄署勤務から警視庁鑑識課に引き抜かれた経緯を持つ(S.13-11)など非常に優秀な人材ではあるが、捜査を本職としておらずに推理力や捜査能力が特命係に劣るのは自他共に認めるところである[9]
右京のことを「敬愛する刑事」と語っており、事件現場を教えて特命係の2人を現場に呼んだり、「高座のチケット」や「名人のカセットテープ」などと交換に「捜査一課が掴んだ情報」を右京に提供するなど、特命係の捜査へ積極的に協力している。付き合いの長さもあって今では無条件で特命係へ協力する場合がほとんどとなっているが、その裏では右京の人遣いの荒さなどに辟易している様子で、小言をこぼす場面も多くなってきており(S.10-9,S.13-17など)、面と向かって怒った事もある(S.14-最終話)[注 69]。このような特命係との協力関係は捜査一課や警察上層部の間では公然の秘密と化しており、捜査現場に特命係が姿を現すと呼び寄せた張本人として真っ先に疑われることもあり、また仕事上の失敗を仕組まれてクビを宣告されたこともあるが、その時には右京と享によりその危機から救われている(S.13-11)。その一方では「あの人嫌いですから」と伊丹を苦手としているが、同じ刑事部の人間ということから仕事の関係上「トリオ・ザ・捜一」とはそれなりに付き合いがあって「トリオ・ザ・捜一」と雀卓を囲みに行く途中で事件に巻き込まれたことがある(S.5-13)。また、基本的には、右京の相棒も右京と同等に扱い敬った態度を取っているが、亘に対しては右京からの頼みだと騙されて鑑識作業をさせられたことを根に持ち(S.14-2)、それ以降もそりが合わない節がある[注 70]
S.14-最終話では、警察学校の教官を務める旨の異動辞令が下った事が明かされ[注 71]、その為の研修を警察大学校で受けていた折に、隣の警視庁警察学校で発生した訓練生による射殺事件を発見している[注 72]
主な趣味は落語で、携帯の着メロも落語の出囃子であり、同じ趣味の右京とは何かと話が合う。それ以外にも、アナウンサーオタク(S.4-10)や昆虫、ギターやゲーム、漫画喫茶通い(S.7-3)や鉄道オタク(S.8-5)、釣り(S.13-15)など、かなりの多趣味。愛読する作家も多く、それらの熱狂的ファンでもあるようで(S.2-6、S.6-3、S.9-1)、事件について語る時にはドラマ仕立てで願望込みの想像を解説に交えたりする(S.2-18)。また、自室には大量に並べられた棚や鉄道模型などがある(S.13-11)。
以前に妻に逃げられて離婚した経験があり[注 73]、現在は独身であるが、別れた妻のことは今でも想い続けており、S.5-3では「元妻の行方を捜してかれこれ3年」とも話している[注 74]。また、小説『鑑識・米沢の事件簿』シリーズとその一作目を原作にした映画『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』では主役を務めた他、『警視庁捜査一課9係』特別編(2006年12月27日放送)と『新・警視庁捜査一課9係』season3 第1話(2011年7月6日放送)に登場したことがある。

組織犯罪対策部組織犯罪対策第5課

角田 六郎(かくた ろくろう)
演 - 山西惇(PS.2〜)
本作中では極めて重要な「狂言回し」役である。
警視庁組織犯罪対策部組織犯罪対策5課の課長[注 75] で、階級は警視。黒ぶち眼鏡(S.1以降)にベストがトレードマークで、特命係に対しては「(よっ、)暇か?」が口癖。右京を「あんた」と呼ぶ。また、初期には右京がキャリアであることから尊敬半分嫌味半分で「警部殿」と呼んでいたが、現在はほとんど「警部殿」とは呼ばなくなり、また話の過程や流れによっては「お前」と呼ぶこともあって第3者と右京について話す時には「杉下」と呼び捨てで呼ぶこともある[注 76]が、他の課の人間とは違い、特に嫌悪感は抱いていない。法務省から出向した「お客様」である亘に対しては、亘の方が年下ではあるものの、敬語で話しているが、徐々にタメ口で接するようになって来ている。
生活安全部薬物対策課時代(PS.2の頃)の時点で既に特命係の「お隣さん」であるために、右京とは間接的にではあるが、非常に長い付き合いである。何かと特命係の部屋にやって来てはコーヒーを飲みながら雑談をしており、部屋に誰もいなくても勝手に入ってきてコーヒーを飲んだり、新聞を読むことが多い。特命係の棚にはパンダのマイカップ[注 77]が置かれており、特命係のコーヒーを気に入っているということも特命係の部屋に来る理由でもある[注 78]。コーヒーを淹れていた薫の退職後は尊や享に用意するように要求し、用意されていないと不平不満を漏らしたりもする。
「杉下右京は人材の墓場」「特命係は不要となった者を自主退職させるための部署」と揶揄されているためか、特命係に配属されてくる係員も「左遷されてきた者」と決めつけており、新しく配属された係員に興味本位で「何やらかした?」と尋ねるのが恒例である。性格は至って温厚で、普段はいつも飄々としているが、自身が担当する暴力団の薬物関係や銃関係、売春関係などの事件捜査の際は容疑者に対して容赦なく大声で怒鳴りつけるなどの厳しい一面を見せており、逮捕しようとした暴力団員に「メガネザル」呼ばわりされた時には激昂して彼らに殴る蹴るの暴行を加えたこともある(S.13-13)。また、殺人事件に銃や薬物が絡むと捜査一課と手柄の奪い合いを繰り広げている(S.4-13、S.9-6)が[注 79]、本人はこれ以上の出世は諦めている節がある[注 80]
特命係の直接の上司ではないが、特命係については非常に高く評価しており、捜査情報を教えたり、部下を応援捜査に出したり、右京の唐突な調べ事の依頼に対しても恩着せがましい口調ながらも快諾して応じるなど、米沢と並ぶ特命係の最大の協力者である。逆に特命係に事務仕事の手伝いを依頼したり、組対5課の応援捜査を依頼することもあって関係は良好で、また彼自身の何気ない言動が右京にヒントを与えることもある。
京都府警察に勤務している双子の兄がいることなどの[注 81]、家庭内の出来事や家族に関することを話すことがあっておしゃべり好きなほうではあるが、人前で発表することは苦手である(S.7-5)。またミーハー性格であるために世の中の流行には詳しい。ほとんどの人が「微妙」と評した美和子スペシャルをべた褒めしたり(S.5-13)、コーヒーの味についてインスタントと挽きたての区別がつかない(S.8-13)など、やや味覚音痴気味だが、それなりに好き嫌いはあるようで、亘から時間をかけて抽出する濃いめのコーヒーを勧められた際には「いつもの薄いの[注 82]でいいや」と断っている(S.14-2)。煙草の銘柄はエコー。趣味は釣りで、部下の大木や小松と一緒に釣りをしていた時に死体を発見したことがある(S.3-9)。
大木 長十郎 / 小松 真琴[注 83]
演 - 志水正義(大木)、久保田龍吉(小松)
警視庁組織犯罪対策部組織犯罪対策5課の巡査部長で、角田の部下。大木は小柄で、小松は長身という苗字とは正反対の体格である。また、特命係が部屋にいる時はいつも部屋の様子を覗き見しており、薫や享からたまに怒られているが、S.5からは角田と共に特命係と絡むことが多くなり、特命係が調査している事件を手伝うこともある。角田と同様に捜査一課の刑事とは事件の処遇を巡って揉めることが多いが、ランチに利用しているラーメン屋が伊丹と同じ店であるためか、伊丹と会った時は軽く挨拶を交わしている(S.8-15)[注 84]。また、大木は動画の編集が得意である(S.12-10)。

刑事部

内村 完爾(うちむら かんじ)[注 85]
演 - 片桐竜次(PS.1〜)
警視庁刑事部長で、階級は警視長[注 86]。薫を捜査一課から追放し、特命係へ左遷させた張本人。特命係の存在を最も毛嫌いして疎ましがっており[注 87]、毎回勝手に事件に首を突っ込んでくる特命係の2人には嫌な顔をしたり、呼び出して激しく叱責したりもするが[注 88]、一方では捜査能力自体は認めている節もあり、私用で特命係を動かしたりもしている(S.10-14)。逆に、扱う事件によっては報告を聞いただけで、一切咎めなかったことがある(S.5-19)。特命係を最も忌み嫌っている人物ではあるものの、事件によっては内村本人よりも中園の方が特命係を邪険にしていたこともある(S.14-最終話)。小野田からは「悪人面」と称されており(S.6-最終話)、「バカモン!!」(もしくは「バカモノ!!」)が口癖で、PS.1では部下であっても敬語口調であったが、それ以降は基本的に命令口調である。また、「トリオ・ザ・捜一」や大木に小松コンビが失態を犯すと彼らの上司を飛び越えて直接本人を呼びつけては怒鳴りつけているが、一方では手柄は奪ってでも全て自分のものにしたがる、失態や責任は全て部下や所轄に押しつけるなどの人としてかなり器が小さく、それゆえに上層部に嫌われて中々出世出来ないでいることが三浦から指摘されている(裏相棒 第5話)。事件の最中に狙撃されて負傷した時には復帰に際して「祝う会」が開かれている(S.12-10)などの部下からは一定の人望があるようで、また剣道に造詣が深いらしく(S.5-7)、好きな女優やウイスキーの話になると見境が無くなるなどのミーハーな一面もある(S.5-19、S.6-14)。また、最近は歳ゆえか甘いものは控えており、青汁を飲用しているが(S.13-4)、S.13-11では、おはぎを口にしていた。自室に「古轍」[注 89]と書かれた書を飾ってある。
中園 照生(なかぞの てるお)
演 - 小野了(PS.1〜)
警視庁刑事部の参事官で階級は警視正。内村と行動を共にすることが多く、肩もみやお茶出し、部下の内村に対する言動にまで目を光らせるなどの常に内村のご機嫌取りを行っているが、一方では内村に対する鬱憤はかなり溜まっており、彼に対して逆切れしたり(S.11-9)、陰で「あの男に考えなどない」と吐き捨てるなど(S.13-4)の近年では登場時には見られなかった言動が目立つようになっている。また、特命係を疎ましがってはいるが、内村ほどではなく、最近では右京に対して若干の情報を与えたり(S.5-最終話、劇場版IIなど)、事件解決の理由を「特命係のおかげ」と口走ったこともあった(S.6-2、S.13-10)。しかし、事件の内容によっては内村以上に特命係を邪険に扱うこともある(S.14-最終話)。また、誘拐事件など緊急性の高い事件が起きた際には右京の頭脳を頼るようになり(S.10-10、S.12-10など)、さらには完全な独断(実際には「霊感の強い妻」の後押しによるもの)で特命係を事件の捜査に参加させるようになっている(S.13-10)。捜査一課長や管理官と同様の役回りとして所轄署で捜査の指揮を執ったり、状況次第では犯人の取り調べに自ら出向くこともある(X-DAY)[注 90][注 91]が、警視庁人質籠城事件が起きた際には緊張の為に全く使い物にならず(劇場版II)、指揮官としての能力には欠けている。また、不祥事に際しての謝罪会見を内村に押しつけられることがよくあり、会見で涙を流した際には内村から「大根役者」、小野田から「アカデミー賞もの」という両極端の評価を受けた(S.6-最終話)。また、中学生の娘がいる(S.11-14)。

警務部

大河内 春樹(おおこうち はるき)
演 - 神保悟志(S.2-1〜)
警視庁警務部首席監察官[注 92]であり、階級は警視正(S.9までは警視)で、警察庁キャリア[注 93]として警視庁に出向中(S.6-10)である。かなり几帳面な性格で、帯している小瓶に入れた錠剤[注 94]をよく口にして噛み砕いており、周囲からは「ピルイーター」と呼ばれている。一方で職務を離れた私見では特命係の能力を高く評価し、特命係の懲戒処分を引き延ばそうとしたり、特命係からの依頼に協力したりするなど、警察組織上層部内では特命係のことを最も理解しており、さらにはS.2-18で隠密裏に事件の捜査を依頼した際に自分のある秘密[注 95]を打ち明けている。一時期は特命係と距離を置くようになった(S.7-1)が、それ以降も特命係との関係は続いている。また、テロ対策において警視庁と各県警本部の公安部及び公安調査庁の連携不足を懸念し、合衆国並みの国家安全保障局設立という願望を抱いており、右京と薫の登用を考えていた他、小野田に自分なら右京をうまく操れると豪語したこともあるが(S.6-10)、一方ではテストケースとして立てこもり事件での臨時管理官に指名された際には審議官より「失格」の烙印を押されてしまった(S.5-11)経緯から小野田には分析官に向いていると評されている(S.6-10)。不祥事の究明を上層部に潰されたり(S.7-7など)、暗号文を誤解読して捜査本部を混乱に陥れたり(S.7-10)など、功を急ぐ余りに失敗してしまうという場面がよく見られた。また、尊とは警察庁時代からの旧知の仲であり、バーで一緒に飲んだり(S.8-1、S.10-最終話など)、剣道の練習に付き合わせたり(S.9-9、劇場版II)など、尊のことを気にかけているが、一方で過去に尊が推薦されて警察庁へ異動する事になった際には上申書を出してまで反対していた(S.8-最終話)。S.14では、無期限停職中の右京に警察手帳を返し処分を解除した。特命係や右京に対しては理解ある考えを持つが、それはあくまでも私見にすぎず、自らの職務には忠実であり、特命係や右京に対して処分を下すべき立場にある場合は私見に囚われることなく容赦ない視点で接する。

警察庁

小野田 公顕(おのだ こうけん / きみあき[注 96][1]
演 - 岸部一徳(S.1-1〜劇場版II、S.9-最終話)
警察庁長官官房室長(通称・官房長[注 97]警視監6月4日生まれ[10]であるが、年齢は不明[注 98]である。また、特命係の誕生並びに現状に至る原因を作っており、特命係の廃止や復活に関与し、特命係に非公式の依頼をする一方で、自身も右京に助力するなどの基本的には特命係を支援しているが、味方か敵か分からない行動を取ることもあり、組織的に重要な利を得るためなら取引をして当事者の罪すら見逃し、警察内部の不祥事などが絡む事件の場合は警察や国家の威信を守る立場で右京と対立することがある[注 99]ためにこの点について右京の「絶対的な正義」と小野田の「大局的な正義」の2人がそれぞれ持つ異なる正義感のぶつかり合いであると述べられている(劇場版II)。
籠城事件に対する責任感からか、「緊急対策特命係」の生き残りと一緒に右京を「自分を殺してもいい人間」に挙げており[注 100]、また尊の特命係配属に絡む密命にも関与していた。また、普段は飄々としているが、犯罪や政府組織などの腐敗を憂う気持ちは持っており、権威を利用して犯罪を隠蔽しようとした官僚に対して制裁を加えたことがある(S.1、S.5-各最終話、S.8-7など)。右京ほどではないが、大規模な事件で誰も全く気にしていない点に着眼して推察していた(S.1-5)一方で、気が回りすぎて失敗してしまうこともある(S.4-9、S.8-最終話)。また、右京と2人で話をするために食事に誘うことがあるが、「庶民的」な店では勝手が分からずに回転寿司で取った皿や食べ終わった後の皿をレーンに戻してしまう(S.1-4,S.3-3,劇場版Iなど)、湯飲みでボタンを押すお湯の注ぎ方がわからずに指を火傷する(S.7-12)こともあり、後に食べ終わった皿をレーンに戻さなくなって本人はこれを「成長」と言っていながらも右京には「それは成長ではなく、ただの常識です」と言われている(劇場版II)。登場初期の頃は一人称を「俺」と称することもあったが、話が進むにつれて一律「僕」と称するようになっている。また、基本的には右京と同様に敬語口調で、どの警察官に対しても「さん」もしくは「君」付けで呼ぶが、右京に対しては長い付き合いであるためか、「お前」や「杉下」と呼んでおり、自分の主張を述べる時には疑問形で「〜じゃないかしら?」という口調を用いる。美和子に対して「特命係を動かしているのは実は君の旦那様(=薫)なんだね」と語る(S.5-15)などの薫を高く評価している一方で、右京の行きすぎた正義を指摘して「杉下の下に就くかどうか今後の身の振り方を考えるべき」と薫に忠告もしている(S.6-最終話)が、対して特命係に来てから組織の体制よりも個人としての正義感や感情を優先させるようになった尊を「青くなった」と評している(劇場版II)。
プライベートでは孫を車で幼稚園に送るほどの孫煩悩であるために「じいじ」と呼ばれており、孫に対しても丁寧語を使っていた(S.1-5)が、従兄弟の雁屋耕大とは歳が近いこともあって仲が良く、彼からは「きみちゃん」の愛称で呼ばれていた(S.12-最終話)。東京大学法学部を卒業し、警察庁から出向してきた警視庁公安部参事官時代に外務省公邸人質監禁及び籠城事件に対処すべく、プロジェクトチーム「緊急対策特命係」を結成し[注 101]、その時に強行突入を指示[注 102]して部下と人質に死者を出してしまうが、上層部の判断により責任を窓際部署「特命係」への封じ込めという形で右京1人に押し付ける。その後は日本版CIAやFBIの設立及び警察庁の警察省への格上げを目論んでおり、警視庁人質篭城事件発生前後から金子と共に警察省化に向けての改革に着手し、その計画に反対する警視庁幹部一掃の人事を進めるが、その人事の煽りを受けて懲戒免職となったことで自身を恨んでいたある1人の幹部に刺されてしまい、最後は右京に看取られつつも「殺されるならお前にだと思ってたのに」と言い遺して静かに息を引き取った(劇場版II)。
その後、目的のためなら手段を選ばない警察官僚として特命係の預かり知らない所で様々な裏工作をしていたことが徐々に明らかになり、「赤いカナリア」が絡む国家を揺るがす事態収束を目的とした片山雛子と共に進めた本多篤人の「超法規的措置」による秘密裏の釈放(S.9-最終話)や闇社会の大物御影康次郎を告発した彼の身内に対する日本では施行されていない証人保護プログラムの違法適用(S.12-最終話)などといった案件が明るみとなってその事案に絡んだ事件が発生し、特命係を巻き込むこととなるなど、死後も特命係に大きな影響力を残していることが伺える。
甲斐 峯秋(かい みねあき)
演 - 石坂浩二[8](S.11-1〜)
警察庁長官官房付(S.14-1)[注 103]で、享の父親。
東京大学法学部を卒業しており、キャリア官僚として外務省への出向経験がある(S.11-1)。また、警察組織を重く見ており、特に「テロリストとは交渉しない」という基本理念は頑なに守ろうとし、過去に海外で邦人が拉致された際もその関係者が裏で秘密裏に交渉していることを政府に明かした結果としてその邦人を見殺しにすることとなっているが、その件に関して自身が拉致された際も無事に解放されることを願いつつも「テロリストとは交渉しない」という基本理念の元で身代金との引き換えではなく警察による救助を望んでおり(S.12-1)[注 104]、同様に警察組織の利益や体面のためなら黒い手段を取ることも厭わない一面もある(S.11-4,11,最終話など)。
享との親子仲は著しく悪く、彼が警察官になったことに否定的で、息子としても警察官としても出来が悪いと見ているために享には一刻も早い警察辞職を願っており、薫や尊以前に右京の下についた6人の部下のように自分で警察を辞めていくだろうと考えて、享を自分の部下にという右京の要望を受け入れている(S.11-1)が、右京や他者が享を称賛しても素直に受け入れずに苦い表情を浮かべており(S.11-1,3,6)、加えて自身の立場や職務上多忙なことから享と話をする際は電話での会話が主で、最初に秘書に電話を掛けさせて享が出たことを秘書が確認してから替わるというのが常である。また、享が警官になったことは自らへの嫌がらせと考えていたが、右京から享が父と同じ警察に行くのを避けるために就職活動をして内定も取るも警察官志望の思いが強く、内定を辞退した話を聞くと驚きと共に笑顔を見せていた(S.12-5)。
享が連続暴行傷害事件の犯人として逮捕された時は処分が下されるタイミングを遅らせる為に逮捕の直前に大河内を通じて監察官保留とし、逮捕後も自身の立場を利用して「実況見分」として享に旅立つ右京を見送らせるように便宜を図った(S.13-最終話)一方で、司法を順守する警察官としての意識から享が重大事件を起こした容疑者となった際には「警察庁次長の息子という理由で、現場で適切な行動(逮捕・指名手配など)が妨げられてはならない」との想いを内村達に伝えていた(S.12-10)。また、毀誉褒貶の多さは承知の上で右京を高く買って友好的に接しており、右京や特命係の利用価値を理解していたものの(S.13-1)、享が逮捕されたことにより享が犯罪に走るに至った程に強烈な右京の影響力を「劇薬」と表現し、右京自身の存在を「君が思っている以上に危険な人物かもしれない」と右京に指摘している(S.13-最終話)。享の逮捕後には責任を取る形で解任され、警察庁長官官房付への降格処分を受けるが、それでも無期限停職処分だった右京を簡単に復職させたり(S.14-1)、亘の捜査妨害(S.14-15)に関する「連帯責任」として、再び懲戒免職の処分を下されそうになった右京を「減俸処分」に留まらせたり(S.14-最終話)するなど、その影響力は衰えていない。また、中園の言に拠れば官房付降格も一時的な「緊急避難的措置」とのことである(S.14-1)。
家族は次男の享の他に妻と長男がいるが、自身や享の言によると長男は享とは対照的に峯秋には従順で、学業などでも享に勝る優等生だったとのことである(S.12-最終話)。また、絵に造詣があり、オークション会場の会員になっている(S.11-2)。

特命係と関わった人物

犯人(被疑者・被告人・服役囚等)

浅倉 禄郎(あさくら ろくろう[11]
演 - 生瀬勝久
薫や美和子の大学の同級生で、無二の親友だった男。自分が「不義の子」であることがトラウマとなっており、連続殺人に手を染める以前にも幼少期に娼婦だった母親と売春に手を染めていた婚約者を殺害している(PS.2)。普段は優秀な検察官(職階は検事)として活動しているが、後に売春行為を行っていた女性を次々と殺害して「平成の切り裂きジャックという異名を取るほどの連続殺人犯だという事実が特命係に発覚し[注 105]、逮捕された。その後、東京拘置所に収監中に自分の経験を踏まえて殺人事件を起こした少年の更生に一役買った出来事を経て(S.1-5)死刑判決を受けた後に検事時代に起訴できなかった犯人を右京に逮捕させるように薫に伝えるために脱走するも身柄を拘束された(S.2-1)。事件解決後は再び脱走して投身自殺を図る(S.2-2)が、奇跡的に助かっており、後に記憶喪失となってホームレスとして生活するようになる。その後は右京や薫とのニアミス(S.2-10)を経て約半年後に発見されて再収監されたが、記憶が完全に戻ることは無く、最後は拘置所内で元上司の次長検事に教唆された刑務官により殺害されてしまう(S.2-最終話)。死後は記憶喪失時に娼婦の遺体の入ったトランクを運んでいた事実が判明し、犯人と疑われることとなってしまい、薫の夢の中で姿を現した際に彼に対して「俺は殺ってない」と語るが、後に特命係と美和子の尽力により無実が証明された(S.3-18)。その後、薫と美和子の前に亡霊として姿を現し、微笑みを浮かべながら消えた。
阿部 貴三郎
演 - 武野功雄
薫が特命係に追いやられるというきっかけを作った人物。かつて前科3犯で逮捕されたことがある。指名手配中に薫に発見されて逮捕されそうになるが、逆に銃を突きつけて薫を人質にし、小料理屋に立てこもった(PS.1)。その後、所轄署地域課の警察官の変死現場を目撃してしまい、殺人事件の被疑者として疑われる(S.3-13)。
田端 甲子男(たばた きねお[11]
演 - 泉谷しげる
東京大学卒業の自称「模範的一般市民」。日頃の警察の不祥事を憂いて警視総監に向けて何度も手紙で訴えたが、返答が全くないことに業を煮やし、ダイナマイトを携えて薫を人質に警視総監室に立てこもった末に右京と薫の機転によって逮捕された(S.1-1)。その後は「日本の裁判制度をとことん体験したい」という理由で有罪判決を受けても控訴を続けており、浅倉が死亡した事件の捜査のために拘置所へ面会に訪れた右京と薫に浅倉の死亡時の状況に関する証言をする(S.2-最終話)。
三好 倫太郎(みよし りんたろう)
演 - 蟹江敬三[注 106]
初登場時にカクテルバーの店長を務めていたバーテンダー。「全てのカクテルには客の思い出がある」という信念に反してオリジナルカクテルを缶入りカクテルとして商品化することで経営危機を乗り切ろうとした経営者と対立してその場で殺害したが、後に右京の追及によって逮捕された(S.1-7)。仮釈放後は服役中に懇意にしていた以前の顧客からの打診を受けて顧客がオーナーを務めるシガーバーの3号店の店長を任されていたが、自身の過去を雑誌で公表しようとした評論家を殺害した疑惑を向けられる(S.6-14)。
北条 晴臣(ほうじょう はるおみ[11]
演 - 長門裕之[注 107]
1928年9月13日生まれの元外交官で、外務省事務次官特命全権大使を歴任した生粋のエリート。非常に傲慢な性格で、「閣下」と呼ばなければ返事をしない。
自らが巻き込まれた篭城事件の際に自身の横領の罪を告発しようとした外務省職員を強行突入のどさくさに紛れて射殺し、その現場を目撃した緊急対策特命係隊員も射殺[注 108]した容疑で右京らに逮捕された(S.1-最終話)。その後は起訴されるもかつて外務省幹部が犯した公金横領を告発することを条件に司法取引並みの取引を受けて保釈を認めさせた[注 109]。その後、保釈中は奥多摩にある別荘のアイアンハート城[注 110]で暮らし、秘書の女性と婚約するが、特命係に屈辱を与えることを目的に秘書と協力して推理ミスを誘発させた後で自供する計画のために執事を殺害する。その後は秘書の浮気を知って翻意するが、後に特命係に突き止められて再逮捕された(S.4-1)[注 111]
向島 茂
演 - 正城慎太郎
城代金融の幹部。死に追いやった男の妻である月本幸子を愛人として囲っていたが、真相を知った幸子に撃たれてしまう。その後、一命は取り留めたものの、特命係らによって犯罪が暴かれたことで城代金融は崩壊した(S.4-19)。その後は復讐のために幸子の乗った護送車を襲撃するが、同乗していた女性受刑者の機転で幸子達には逃げられてしまい、直後に捜査一課に拘束される(S.6-11,12)。
田村 秀明
演 - 児玉貴志
城代金融構成員(S.4-19)。向島らと共に護送車襲撃事件に関わっており、警察の拘束を逃れて襲撃事件の黒幕と接触し、口止め料を請求したところを邪魔者として腹部を撃たれてしまうが、一命は取り留めた(S.6-11,12)。怪我の回復後は服役していたが、先に出所した幸子の身を彼なりに案じて「ボディーガード」を雇っていたことがある事件のきっかけとなってしまう。事件後は面会に来た幸子に想いを告げるが、一蹴されてしまう(S.10-12)。
本多 篤人(ほんだ あつんど)
演 - 古谷一行
かつて左翼過激派のテロ組織「赤いカナリア」の大幹部として1970年代に大々的なテロ活動を行っていた元テロリスト。S.8-1時に56歳。爆弾についてはプロ級の知識と技術を持ち、また国外逃亡中に紛争地帯に潜伏していた経緯から戦闘術にも長けており、実際に自身を殺しに来た人物の首を力ずくで折って殺すという形で返り討ちにしている。国際手配されたことで中東の紛争地域へと国外逃亡したが、紛争地域での体験から人を傷付けるテロリズムによる革命を無意味なものと悟るようになり、かつて自身が行っていたテロ活動に後悔の念を抱くようになる。その後、左翼運動の復活を企む人物に娘の茉莉を人質に取られたために日本でのテロ活動を強要されると帰国したが、後にその首謀者が茉莉であると知り、小野田に自身と引き換えに茉莉の釈放を認めさせて逮捕された(S.8-1)。その後は死刑が確定し、拘置所に収監されていたが、政府に対して炭疽菌を人質とした「赤いカナリア」による脅迫が行われると取引のために死刑執行が行われたことにして秘密裏に釈放される。その後、茉莉もろとも「赤いカナリア」の残党絡みの事件に巻き込まれるが、その事件解決後に全てを公表するために特命係の協力を得てマスコミを呼び、自らの生存を公にすると共に警察に出頭した(S.9-最終話)。その後は超法規的措置により名前を変えて生活しており、後に病床の茉莉に頼まれてテロを再び起こしたが、標的としていた音越栄徳官房長官SPから反撃を受け、最後は右京にある言葉を言い遺して息を引き取った(S.14-10)。
早瀬 茉莉
演 - 内山理名
区役所に勤務(S.8-1)している本多の娘。父がテロリストであることが原因で幼少の頃からいじめに遭い、加えて公安からも「本多と接触しうる人物」として母共々マークされており、それでも父を英雄として語る母の言葉もあって本多のことをヒーローとして敬慕していたが、その本多が今までのテロ活動を後悔していることが許せずに本多への復讐のために彼を信奉する者達と共謀する。その後は発生した殺人に関与し、狂言による人質事件を引き起こした末に共謀者共々身柄を拘束されるが、小野田と本多の取引によりただ一人で釈放された(S.8-1)。その後、本多が絡む陰謀に巻き込まれて警視庁内に拘束(実態は小野田の計画に基づいた「保護」)されており、その過程で本多と直に接したことで彼への憎しみは消えて父親として慕う感情が生まれたが、最終的には小野田の死によって事実上先の取引が消滅した結果として一度は見逃された先の事件について取調べを受けた(S.9-最終話)。その後は本多と同様に名前を変えて生活しており、後にある人物達と出会ったことでテロを起こす計画を立て、自身も協力しようとしたが、不治の病に冒されてしまい、病床で本多にテロを起こすよう頼んだ上で後のことを託すが、最後はその数日後に病死する(S.14-10)。
奥村 光良、池谷 隆平、山崎 正一
演 - 金井勇太三宅弘城松本実
倒産した配管工事会社の元社員である三人組。三人の一番後輩の奥村は鈍臭くて優柔不断な上に気が弱く、三人組の先輩かつリーダー格の池谷は先のことに対して楽観的な大雑把な性格で、女性に弱いが、山崎は競艇や麻雀といった賭博に興を注いでいる。奥村がある民家の地下に大金があることを聞きつけたことを発端にそれぞれの金銭難を理由に民家の隣の空き家に侵入し、そこにいるはずのない入居者に遭遇して拘束するという不測の事態を起こしながらも空き家で掘った穴を通じて大金を奪おうとしていたが、右京に目を付けられた上に同じく大金を狙っていた入居者に逆に監禁されて自分達が掘った穴に生き埋めにされかけたところを特命係によって救出され、連行される際に「三人で会社を作ろう」と語った後で逮捕された(S.8-17)。出所後は奥村は友人のIT企業社長とのコネでその会社の役員へ、池谷は喫茶店の雇われマスターに、山崎は同じ刑務所仲間と共に借金の取り立て屋とそれぞれの生活を送っていたが、右京と尊が内村の私用で探していたとある人物を介して犯罪に利用されることとなり、事件解決後は再び逮捕された(S.10-14)。

政府関係者

片山 雛子(かたやま ひなこ)
演 - 木村佳乃
S.3-1にて初登場した若手ながら有望株の女性衆議院議員で、総理補佐官(S.9-最終話)。長年外務大臣を務めた父である片山洋一の地盤を継いでいるために初当選から一度も落選しておらず、「身の回りで事件が起きるたびに、それを逆手に取り、まるで糧にするかのように大きくなっていく人間」(S.6-16、S.9-最終話、S.13-18)と右京が評するように数々の事件の渦中にいながらも自分に不利になる事柄だけは巧みに隠蔽し、特命係の追及をもかわし続けてきたためにその影響力は政府を始めとしたマスコミや警察内部にまで及ぶが、さらには父親の汚職すら公表する毅然とした姿勢(劇場版I)[注 112]によって世間から「清廉潔白」との印象を持たれており、S.13時点では入閣を始めとした女性初の総理大臣就任まで視野に入れるなどの安定した地位を築いている。また、学生時代は父親からの重圧の下で自分に自信の持てない地味な学生生活を送っていたために生徒会長立候補や失恋の経験から政界で生き残る権謀術数を身に着けていったことが本人の口から語られている(S.13-18)が、先述の失恋の経験から男性へ不信感を抱いており、結婚願望は無い(S.13-18)ようである。ある財閥の御曹司との結婚話が持ち上がった際も相手の過去の汚点を知るとその事実を警察に密告して関係を解消しており(S.13-18)、内閣官房長官とも愛人と噂される関係にあったが、官房長官による殺人の疑惑が発覚したことで見限っている(S.3-1~3)。また、亡父の洋一と瀬戸内が盟友であることや懇意であったために瀬戸内には「雛ちゃん」と呼ばれるが、大人になってもそう呼ばれることを彼女自身は快く思っていない(S.3)。テロにより同志の音越栄徳(演 - 西村和彦)が殺害された責任を取って音越との新会派"New World Order"を解散し、同時に総裁選にも出馬しない意向を表明した後は議員の辞職も明言した(S.14-10)。
瀬戸内 米蔵[注 113] (せとうち よねぞう)
演 - 津川雅彦
S.2-最終話で初登場した元衆議院議員で、法務大臣。常にべらんめえ口調の一本筋の通った性格で、非常に正義感が強いが、特命係の能力は高く評価しており、捜査には快く協力することが多い。また、実家が寺であるために幼少の頃に得度を受けて以来は僧侶として生活していたが、選挙出馬するにあたって還俗した経緯から人命を非常に尊重しており、法務大臣在任中には死刑執行命令書への署名を一切しなかった(S.2-最終話)。現地政府の腐敗で十分な援助が受けられない子供達への援助資金調達の為に支援物資の還流という不正に手を染めるようになってしまうが、後にボランティア活動をしていた薫の友人が殺された事件を切っ掛けに一連の不正が明らかになり、特命係に逮捕された(S.7-1~2)。その後は懲役10年の実刑判決が下されたが、判決を不服とする支持者の声を受けて控訴し、本多篤人の死刑執行時に際して拘置所から右京に面会を求めて本多が釈放された可能性があることを伝えた[注 114]が、一連の事件解決後は死亡した小野田の弔いをするために仮釈放を申請することを右京らに告げた(S.9-最終話)。その後も仮釈放は認められずにいたが、御影康次郎の長男である真一が拘置所の看守の妻子を人質にする重大事件が発生したために右京や享、峯秋の協力を得て人質の身代わりになるために仮釈放された。その後、真一に人質にされても臆せずに説得を試みるが、真一の心を変えるには至らず、最後には右京と享の手で救出された(S.12-最終話)。その後は右京達に「上記の事件が起きるきっかけとなった証人保護プログラムの適用の計画を小野田が進めてその協力者がいないかどうかの相談を受けていたことがあり、その際に「絶対に口を割らない人物」だと信頼していた知人の僧侶を紹介するなどして証人保護プログラムの計画に間接的に協力していたこと」などを明かす。
日下部 彌彦(くさかべ やひこ)
演 - 榎木孝明
S.14-1より登場した法務事務次官検事の資格を持たないものの、前任者が急逝したことにより次へのつなぎとして例外的に法務事務次官に任命されたために検事総長を頂点とする通例の出世コースからは外れており、それ故にあらゆる圧力にも動じることなく、自らの思うままに行動している。また、元部下である亘には非常に目を掛けており、亘の要請にも臨機応変に対応するなどの度量を見せる一方で、亘が右京と行動を共にすることへの危機感から峯秋を通じて間接的に右京に亘と付き合うことについて苦言を呈している(S.14-1)が、それでも特命係からの情報を元に東京地検特捜部を動かし、家宅捜索に警視庁の人間を立ち会わせるなど(S.14-4)の協力的な姿勢も特命係(右京)に対しては見せている。また、警察嫌いの人間が唯一の犯行の目撃者となった事件において、亘が裁判所の令状発行を阻止する「捜査妨害」を行なっていた(S.14-15)事を知った際には峯秋にその事実を告発し、亘を法務省から退官させて警視庁特命係への正式な異動が可能になるように根回しをした(S.14-最終話)。

警察関係者

陣川 公平(じんかわ こうへい)
演 - 原田龍二
S.3-6で一時的に特命係に異動となった「特命係・第三の男」(後に自称)[注 115]。所属は警視庁捜査一課強行犯捜査第一係の警部補、日商簿記検定一級の資格を所持しており(S.3-6)、経理職としては有能な人材ではある。また、大阪府にある寝屋川市出身なために時折は大阪弁で話す場面もあり(S.3-6、S.9-5、S.11-13、S.13-17)、また美奈子という妹がいる(S.13-17)。実直で、人柄の良い性格でありながらも思い込みが激しい、人の話を全く聞かない、情に流されやすく、また捜査の素人ながらも捜査に私情を持ち込み、周囲や後先を考えない言動から登場する度に特命係と「トリオ・ザ・捜一」の面々を巻き込んだ騒動を巻き起こす刑事職希望とは相反する資質を持つトラブルメーカーとなっているために美和子によると「顔はイケてるけど、残念なタイプ」と言われ、彼自身を知る関係者達からは関わり合いを極力避けられているが、「トリオ・ザ・捜一」からは階級が上で元同僚という経緯の為か、一応は丁寧な態度で接されている(S.6-2)。また、彼自身はそういった周囲の評価を知ってか知らずか、未だに刑事への憧れを捨て切れておらず、自宅の部屋中に指名手配犯の手配書を貼り付けて刑事になるチャンスを虎視眈々こしたんたんと狙っている。酒癖が悪く、酔った際には「杉さん(右京)」(S.7-18、S.10-17、S.11-13)、「亀ちゃん(薫)」(S.6-2)、「たまさん(たまき)」(S.9-5)、「さっちゃん(幸子)」(S.10-17)と馴れ馴れしい呼称になる。また、薫以降の相棒達に対して特命係の先輩として上から目線で接しており、右京に指名されて異動してきた享には「父親のコネで異動した」と言いがかりをつけて露骨に敵意を向け(S.11-13)、誤解が解けた後も享に対しては高圧的に接する傾向があった(S.12-11)が、亘に対してはコーヒー好きという共通点と法務省からの出向であるという点から「先輩」と呼んで慕っている(S.14-12)。上記の性格の他に「美人に翻弄されやすい」や「捜査対象の女性に惚れる」という欠点があり、主に事件絡みで美人の女性に思いを寄せる恋愛体質振りを発揮するが、既に恋人がいたり(S.3-6、S.11-13など)、女性が何らかの形で事件に加担するまたは真犯人だったことが判明して(S.6-2、S.7-18など)結局はフラれて撃沈し、「花の里」で酔いつぶれるのがお約束となっている。また、「人の奥さんを好きにはなりません」と発言しており、尊から「そこは線を引いてるんだ」と言われたことがある(S.9-17)。刑事事件の捜査員希望で警視庁に入ったことから捜査に勝手に首を突っ込み、それが原因で誤認逮捕を二度も起こして特命係へ左遷された。その後、一時は左遷されたことを知って落ち込むが、それでも懲りずに特命係でもあれこれと問題を起こし、右京や薫と共に事件を解決してすぐに一係の経理に欠員が出たことで復帰する。その後も殺人容疑で一時的に身柄を拘束されたり(S.6-2)、自宅に空き巣が入った事件を捜査したら大掛かりな展開に発展するなど(S.9-5)の登場の度に災難に巻き込まれ、更にはSNSに関する有力情報を提供する(劇場版I)が、捜査時に「特命係」を勝手に名乗っていたことから後日に右京と共に拉致監禁されてしまう(S.7-18)。その後は想いを寄せていたコーヒー店の女性店主を指名手配犯に殺されたことから犯人への復讐に走り、犯人に暴行を加えて殺害しようとするまでに暴走したが、最終的には右京と亘に止められて一線を越えずに済むこととなる(S.14-12)[注 116]
相原 誠(あいはら まこと)
演 - 萩原聖人
所轄の千束署刑事課強行犯係の刑事で、『鑑識・米沢守の事件簿』における米沢の相棒。
自身の元妻が死亡し、その事件を自殺として処理されたことに納得できずに独自にその真相を究明するために「名前も一緒で顔も瓜二つ」の女性と離婚したという共通項を持った米沢とコンビを組み、元妻を殺害した犯人を突き止めて元妻の職場である警察OBの天下り先の横領も絡んでいた事件を解決に導いた(鑑識・米沢守の事件簿)。その後、捜査方針に反発したために連続通り魔事件の捜査を外され、米沢を頼ったことを通じて右京と尊と共に連続通り魔事件を捜査する(S.10-15)。
人情家だが、猪突猛進型の熱血漢で、終始先走った行動を取り、米沢や特命係、捜査一課を散々振り回している。また、捜査一課への配属を目指して仕事に邁進まいしんしていたが、そのことによるすれ違いが原因で離婚している。また少年係にいた時期がある。
佐古 秀樹(さこ ひでき)
演 - 山崎一
警視庁滝沢署刑事課の元刑事(巡査部長)。強盗事件の捜査のために保護した泥酔者を放置して死亡させてしまったことが発覚し、責任を取らされる形で退職する(S.1-4)。退職後はおでん屋台を経営し、後に薫に連続殺人事件の被害者の遺留品を預けた(S.4-4,5)。
海音寺 菊生(かいおんじ きくお)
演 - 竹中直人
S.3で薫が異動した警視庁麹町東署刑事課長の警部で、薫の直属上司となった人物。非常に変わった性格を持っており、薫のことを本当の意味で理解している。また、坊主とエリートを嫌っている。内閣官房長官の圧力で懲戒免職[注 117]を受けた右京を麹町東署に引き入れて特命係を作ろうと画策する(S.3-4)。
長谷川 宗男(はせがわ むねお)
演 - 國村隼
警視庁副総監兼警務部長の警視監。公式の人事記録には存在せずに表沙汰に出来ない公安の案件を取り仕切る「影の管理官」という裏の顔を持っており、また東京大学セーリング部出身であるために同郷の部長らと共に派閥を作っている。テロの危機に晒されることが少ない日本の中で存続意義が危ぶまれた公安の維持のためにテロ事件を捏造して犠牲者を出し、その事件関係者が裏で手引きした「影の管理官」の存在を突き止めようと警視庁籠城事件を起こしたために仲間の部長らと共謀して秘密裏に殺害したが、後に特命係によって真実を暴かれたことで逮捕される。その後、警察の威信を守った上で警視庁に貸しを作ろうとした小野田の策で不起訴になり、田丸の「しばらく沈めておく」という形で自身の一派共々処分された(劇場版II)。その後は処分により警察庁長官官房付の閑職に回されるも再起を睨んでおり、雛子と共にクローン人間を作る実験が成功した事実を隠蔽するために暗躍する。その後、右京を止めるために尊に接触し、事件の解決後は尊を自らの元に異動させるように根回しをする(S.10-最終話)。
金子 文郎(かねこ ふみお)
演 - 宇津井健[注 118][注 119]
S.9-9時点以降における警察庁長官(『X DAY』時点においても現職)。警視庁ですら地方の県警本部と同列であるとし、その上で全国の警察を警察庁の指揮下に置こうと画策していることから警視総監の田丸と対立している。“冤罪に始まる警察の不祥事を防ぐためには「上級組織」である警察庁の徹底的な監視が必要である”という思想を基にしたいわゆるシビリアンコントロールの構築を目論んで小野田と共に警察庁を警察省へと移行する計画を進めており、警視庁人質篭城事件に際して計画に反発していた警視庁幹部達の一掃を企むが、小野田の死によって計画は頓挫し、田丸による長谷川一派の処分で「痛み分け」の結果に終わった(劇場版II)。
田丸 寿三郎(たまる じゅさぶろう)
演 - 品川徹
S.9-9時点以降における警視庁警視総監(S.13-10時点においても現職)。警視庁こそが日本の首都東京を守る最高の捜査機関であるというプライドの元で警視庁を厳しい管理下に置こうとしている警察庁と対立している。
岩月 彬(いわつき あきら)
演 - 田中圭
警視庁サイバー犯罪対策課専門捜査官である巡査部長で、『相棒シリーズ X DAY』における伊丹の相棒。
ネット上に機密情報を流出させた容疑者として自身がマークしていた銀行員が転落死したために不正アクセス容疑の見地から捜査を開始し、当初より因縁のあった伊丹と反発しながらも協力して捜査を進めていく中で財務省の金融封鎖計画「X DAY」の存在を知り、ことの重大さに悩んで捜査を打ち切ろうとするも最終的には捜査を続行して銀行員を殺害した犯人を逮捕し、事件を解決に導いた(X DAY)。その後はある殺人事件の被害者が利用していた交流サイトのIDとパスワードの解析を伊丹からゴリ押しされ、捜査の過程で右京や享と知り合い、共に事件の捜査にあたる。その後、風変わりな右京の捜査に当初は反発するも事件解決を機にその捜査能力を認めるようになり(S.11-17)、享のスマートフォンに盗聴盗撮アプリが仕掛けられた際にはその解析に協力して発信元を突き止めた(S.11-最終話)。
「専門捜査官は専門捜査官の仕事をする、殺人事件の捜査はしない」と自らの仕事に対してある程度割り切った考えを持っているが、強引に捜査を依頼する伊丹や右京には辟易へきえきしている。
小田切 亜紀(おだぎり あき)
演 - 関めぐみ
警視庁サイバー犯罪対策課専門捜査官。岩月の同僚として彼のサポートを担っており、急な頼み事にもすぐに応じるなどの捜査官としては優秀である。また、岩月に比べて捜査一課や特命係の刑事達には協力的だが、打ち切られた捜査を岩月が続行していた際には難色を示したことがある。
大石 真弓(おおいし まゆみ)
演 - 松本若菜
柔道3段の腕前を持っている警視庁刑事部総務課の婦警。警察学校からの同期である享を通じて特命係に度々協力する(S.11-11,S.12-10)。
堀江 邦之(ほりえ くにゆき)
演 - 山口良一
警視庁中根警察署刑事課捜査一係係長で、享が特命係に異動する前に中根署に配属されていた時の上司。享からは「自分を刑事にしてくれた恩人」と語られる程に慕われていた。享の交番勤務時代にストーカー事件を通じて享と知り合う(S.11-6)。その後、特命係の捜査によって過去に担当していた強盗殺人事件の取り調べに際して司法取引に近いやり取りを行って結果的には冤罪を作ってしまったという事実が発覚し、峯秋ら上層部の判断によって退職に追い込まれ、再就職の斡旋も断って実家に帰ることを享に告げたが、その際には「特命係のおかげで重荷が取れた」と感謝の意を示して警察署を去って行った(S.13-5)。
社 美彌子(やしろ みやこ)
演 - 仲間由紀恵
警視庁総務部広報課課長。事件の全貌にいち早く辿り着いた右京の捜査能力を高く評価しているが、「私の趣味ではない」と苦言を呈している。また、スパイの協力者を「国賊」と言い切るなどのスパイに対しては毅然とした態度を見せながらも上述のロシア人スパイと密かに関係を持っており(S.13-1)、またスパイとの間に子供を設けていることが示唆されているが、真相は不明で、電話では子供のことを「マリア」と呼んでいる(S.13-16)。警察庁のキャリアとして活動しており、内閣情報調査室総務部に主幹として出向していたが、あるロシア人スパイに関わる連続殺人事件の黒幕として内閣情報調査室長が逮捕されたことに伴い、総務部広報課に人事異動した(S.13-1)。その後は面識がある峯秋から秘密裏な調査などを依頼される(S.13-10)。その後、恩師である鮎川の古希を祝うパーティに出席した際に右京と遭遇し、後に鮎川の画策した監禁事件に右京共々巻き込まれることになる(S.13-15)。
日野(ひの)警部補
演 - 寺島進
狙撃班所属の刑事。狙撃能力は「警視庁一のスナイパー」と評されるほどで、数百メートルは離れているであろう人間の手を観覧車から正確に撃ち抜いたり(S.5-11)、緊急時には自ら木に登って高所からの狙撃を行う(S.13-10)などの離れ業をやってのけており、直接の面識はないものの、特命係の窮地を度々救っている。また、組み立て分解の描写から狙撃に使用している銃器はステアーAUGと思われる(S.5-11)。
吉岡 琢磨(よしおか たくま)
演 - 坂田雅彦
警視庁刑事部特殊犯捜査係(SIT)の班長。誘拐や立てこもり事件などの緊急性の高い事件でたびたび指揮を執っており(S.10-10他)、特命係と顔を合わせることは少ないが、捜査に介入する特命係を疎ましがっているような発言も見られる(S.8-11)。
S.2-17、S.3-8,12では、田嶋栄一郎(たじま えいいちろう)という役名で出演。
早乙女 美穂(そうとめ みほ)
演 - 奥田恵梨華
米沢と同じ班に所属している警視庁刑事部鑑識課員。「(鑑識の)師匠だと思っている」と述べるなどの米沢を鑑識課の先輩として慕っている。『鑑識・米沢守の事件簿』で初登場しており、後に米沢がクビ寸前の危機に陥った際にはクビを回避しようとする特命係の捜査に協力した(S.13-11)。
川上 博康(かわかみ ひろやす)
演 - 重松収
劇場版II時点以降における警視庁組織犯罪対策部部長で、S.9-6においても現職である。
原子 嘉和(はらこ よしかず)
演 - 大出俊
劇場版II時点以降における警視庁公安部部長で、S.12-1までは少なくとも現職である。
S.12-10では彼のポストには正木 浩輔(演 - 中村橋之助)が就いている。
井手 実篤(いで さねあつ)
演 - 井上高志
劇場版II時点以降における警視庁警備部長で、S.11-1においても現職である。
田中 靖(たなか やすし)
演 - 五王四郎
劇場版II時点以降における警視庁総務部長で、S.11-1においても現職である。
片野坂 義男(かたのさか よしお)
演 - 岩松了
警視庁捜査二課の元課長で、金融コンサルタント。過去にある大物を右京と共に追っていたが、結局は逮捕に失敗してその責任を取る形で辞職する。辞職後は金融コンサルタントの仕事に就き、それでも一度は取り逃がした大物に近づく為に犯罪者となって手を貸す一方で、右京に密かに協力を要請することで大物を逮捕させることに成功するが、取り調べの直前にその大物が急死したことで過去の犯罪を暴くことが出来なくなってしまった。最後は、ボスを逮捕に追い込んだ事に対する報復を理由に、自身のボディーガードによって刺殺された(S.14-4)。

報道関係者

大久保 康雄
演 - 阿南健治
帝都新聞記者で、警視庁記者クラブのキャップを務める美和子の元上司。かなりの保身的な性格で、圧力を掛けられることを恐れてか、公的機関に纏わるスクープなどは全く採用しようとしないために美和子とはしばしば対立している。
鹿手袋 啓介(しかてぶくろ けいすけ[11]
演 - 西村雅彦
院内紙記者で、元帝都新聞政治部記者である美和子の先輩。主に政治家のスキャンダルを狙っており、一種のタカリとも評されている。美和子の浮気相手として登場し(S.3-1)、最初は結婚直前までの関係になったが、後に美和子と破局する(S.4開始時)。その後、雛子の秘書が雇った暴漢に襲撃されて入院した(S.3-1)が、後に雛子への情報提供者となる(S.6-16、劇場版I)。
守村 やよい
演 - 本仮屋ユイカ
東京ビッグシティマラソン爆破予告事件の関係者だった女性(旧名:木佐原康江)で、ジャーナリストの卵。NPOに参加し、エルドビア[注 120]で難民救済活動を行っていた兄を反米ゲリラに拉致後に殺害され、その間に兄が退去勧告を無視して留まったとして[注 121]家族と共に世間やマスコミからバッシングを受けたために父親の判断で「守村やよい」へと名前を変えるが、同時にそのことを勝手に決めた父親にわだかまりを抱くようになる。その後は兄の友人が事件の復讐を企てていることを知り、それを止めようと東京ビッグシティマラソン事件前の連続殺人事件の被害者となった人達を訪ねていたことから事件の重要参考人となるが、最終的には事件を通じて父の真意を知るに至った(劇場版I)。その後、自身もNPOの活動に参加し、帰国後は駆け出しのジャーナリストとなるが、ひょんなことから知り合った女性に纏わる奇妙な出来事について右京と尊に相談し、自らもその出来事について調査をしたことで事件に巻き込まれた(S.10-5)。
照本
演 - 石橋祐
帝都新聞政治部に所属している美和子の先輩記者。政界やマスコミの裏事情に通じており、右京にたびたび情報提供を行う(S.6-16、S.11-12)。

法曹関係者

武藤 かおり
演 - 松下由樹
弁護士。薫が逮捕した強盗犯の弁護人を務めたことで特命係と知り合って(S.1-8)以降は特命係の捜査に協力し、薫の強盗犯逮捕に違法性があることを立証して被告人の無罪を勝ち取ったり、独房内にいる浅倉に連絡を取る方法を考案する(S.2-1)。その後、殺人罪の公判過程で自白を翻した被告人の弁護を担当したり(S.6-9)、捜査一課に取調を受けたやよいの付添人となる(劇場版I)。
三雲 法男
演 - 石橋凌
裁判官。担当した裁判において「立場の弱い側」に有利な判決を下すことが多く、マスコミからは「司法の良心」と呼ばれている。警官が殺された殺人事件の裁判で試験導入された初の裁判員制度による公判の裁判長を務めたが、自らは裁判員制度に懐疑的な立場を取り、裏でその混乱を招くような行為を行う(S.6-1)。その後、裁判と関係する事件で右京に押し切られ、証拠が不十分であるにも拘わらず被疑者宅の捜索差押令状を発付し、その責任を取る形で裁判官を辞職したが、弁護士への転身もせずに法曹界から去る(S.6-最終話)。
瀬田 宗明
演 - 渡哲也
弁護士で、元法務大臣。社会的弱者の立場を案じているために弁護士として数多くの国家賠償訴訟に携わっているが、初登場時は民間人閣僚として法務大臣に登用されていた。行方不明となった息子がテロ事件に関与したとの疑惑を受けたところを右京によってその疑惑は晴れたが、テロ事件の背景に自らが関わった公害訴訟が関係していたことを知り、小さな声なき声に耳を傾けて手を差し伸べるために法務大臣を辞任し(S.7-10)、弁護士に戻った(S.10-2)。その後、自らが弁護人となった事件の被害者遺族に殺人の疑いが向けられたためにその遺族を護ることに尽力した(S.10-2)。

医療関係者

内田 美咲(うちだ みさき)
演 - 奥貫薫
精神科医で、犯罪心理学者[注 122]。S.4-4,5とS.5-5に登場し、二度も殺人事件に巻き込まれたことで一時は辞職を考えたが、右京らに説得された末に精神科医として留まる。
安斉 直太郎(あんざい なおたろう)
演 - 高橋一生
内田美咲の助手。内田と同じくS.4-4,5とS.5-5に登場したが、内田が治療に係わった連続殺人犯に魅了されて逆転移を起こし、後継者として同じ手口で連続殺人を犯してしまう。逮捕後は精神鑑定で心神喪失による刑事責任能力なしとの鑑定結果が出たために不起訴処分となって釈放され、措置入院(強制入院)処遇となるが、最後は自らが犯した事件が要因となって殺害された。

その他

矢木 明(やぎ あきら)
演 - 高橋克実[注 123]
「チャンドラー探偵社」を一人で営む私立探偵。浮気調査のような探偵の仕事以外にも引越しの手伝いからペット探しまで行う何でも屋のような仕事も引き受けており、また推理小説マニアなために自らが愛好している探偵にちなんで「マーロウ矢木」や「サム・スペード矢木」と自称し、一見すると冴えないが、ギャルやホームレスなどの様々な人達に慕われており、その人脈を駆使して目当ての人物を探し出すなどの探偵としてはかなり優秀である。また、態度は飄々としつつも「依頼人との約束は何があっても最後まで守る」という強い信条を持っている。捜索依頼の対象が殺された事件(S.5-10)や自身が容疑者のアリバイの証人となった殺人事件(S.10-11)において特命係と協力(また、いずれも自らの目的があり、その成就のために特命係を利用する形で巻き込んでいたが、右京に見抜かれていた)し、事件解決に貢献する。
遠山 ちず
演 - 前沢保美[注 124]
西東京市にある「オリエントマンション元町」の管理人。懇意にしている住人の殺人事件の解決に協力したことで特命係と知り合う(S.4-2)が、事件の後に都民ジャーナルに投書し、右京を”和製シャーロック・ホームズ”として紹介する(S.4-8)。その後、住人の女性の結婚詐欺に関して右京に相談した(S.8-18)。
ヒロコ
演 - 深沢敦
薫の知人。かつては焼肉屋を営んでいたが、現在は都内でゲイバー「髭と薔薇と…。」を経営している(S.1-6)。目撃者として初登場し(S.1-3)、以降は殺人容疑をかけられたりして特命係に相談したことで事件を呼び寄せる(S.2-20)。その後、自身の愛犬が関わった事件で「花の里」に訪れた際に美和子やたまきと知り合い(S.6-13)、マラソンに参加した二人の応援に駆けつける程の仲になる(劇場版I)。
若杉 栄一
演 - マギー
薫の知人。かつて東京で借金取りをしていた頃に薫に逮捕されて夫婦共に薫に世話になり、以後は更生して故郷の北海道で暮らすようになって妻を置き去りにした後で再び上京して友人と事業を立ち上げるも失敗し、借金取りに戻った。その後は離婚の危機に陥った上に事件に巻き込まれたところを特命係に助けられた(S.2-7)が、再び故郷に戻ったことでタクシー運転手の職を得て特命係の北海道での捜査では運転手として協力した(S.2-15,16)。その後、地元商工会議所の仕事で上京した際に脅迫犯に体に爆弾を着けられてスケープゴートとして強盗事件を起こすという不運に見舞われたが、事件解決のために特命係に協力した(S.3-16)。
吉田 一郎
演 - 松尾貴史
公園に住んでいるホームレス。偏屈な性格ではあるが、教養があって特に子供達には懐かれており、「一郎君」と呼ばれている。失踪した少女と仲良くしていたことから聞き込みに訪れた特命係二人と面識を持ち、その事件が絡む事情にも解決の一端に関わる(S.2-13)。10年後は2年前より続けて廃墟で一時失踪した子供達と繋がりを持っていたことからその廃墟で発見された白骨死体の身元捜査をしていた右京と再会した(S.11-7)。その後、日課であるゴミ箱漁りをした際にゴミ箱からある紙片を発見し、そのことを右京達に伝えた上でその紙片を渡す(S.13-1)。
黒崎 健太
演 - 中原裕也
東京地検特捜部の検事で、亘の元同僚。とある大物を追っている最中に亘から同じくその大物を追っていた右京を紹介され、その際に自身が調べ上げた情報を提供するが、最終的には右京の協力を得て大物を追い詰めることに成功する(S.14-4)。その後、別の事件でテロリストを追っていた右京と亘に頼まれ、右京に対して借りを返すという名目で捜査資料を提供する(S.14-10)。

特命係の親族

アキコ・マンセル
演 - 草村礼子
S.1-7に登場した美和子の伯母。イギリス人と結婚してロンドンに在住していたが、夫の死去直後に一時帰国し、薫と美和子宅に数日間泊まる。その間、マイペースな行いで二人を振り回すが、ロンドン在住経験のある右京と出会った際には彼と意気投合する。
杉下 花(すぎした はな)
演 - 原沙知絵[注 125]
S.4-16に登場した右京の遠縁で、ニューヨーク在住のフォトグラファーハーバード大学卒業や同大学院中退、頭脳明晰な点や人差し指を立てながらポイントを説明する癖、紅茶を入れる所作や理屈を並べたがる点、しゃべりだすと止まらない点[注 126]などは右京とよく似ているが、特に後先考えずに行動することがあり、それが原因で警察に連行されたことや犯罪に巻き込まれかけたこともある。また、右京の曽祖父と花の高祖父が兄弟に当たる関係であるが、たまきによると右京と再会すると必ず右京との家系関係の話で揉めるために面倒を避けるという形で普段は「姪」と紹介されている。『相棒』の歴代登場人物中、右京と血縁関係にあることが判明している唯一の人物である[注 127]
磯村 茜(いそむら あかね)
演 - 戸田恵子
S.4-最終話に登場した新潟県在住である薫の実姉。パワフルな性格で、声が大きい上に世話好きであるが、お人好しなところは薫に似ている。新潟から出てきた際には美和子が落とした婚姻届を拾って役所に提出した。
陣川 美奈子(じんかわ みなこ)
演 - 水崎綾女
S.13-17に登場した陣川の妹で、ヘッドハンター。惚れっぽくて失恋を繰り返すなどの兄と似通った性質を持っており、享にも「陣川さんそのものじゃないですか」と言われているが、ヘッドハンターという仕事に対しての責任感は非常に強く、いざという時には機転も効くなどの兄よりもしっかりしている。また、陣川とは普段憎まれ口を叩き合っているものの、兄妹仲は非常に良く、「自分が兄を警視庁一の刑事だと思い込んでいる」という兄の認識が単なる思い込みに過ぎないことを黙っているなどの気遣いも見せている。仕事の機密情報が犯罪に利用されていることを察知して陣川に連絡を取ろうとするも当の犯人グループに拉致されてしまう。その後、一度は命の危機に陥るが、後に事件の全貌を暴いた特命係と陣川によって救出された。

ゲスト

pre season(土曜ワイド劇場)

第1話 「刑事が警官を殺した!?」
  • 金子 隆明(警視庁捜査一課係長・警部) - 勝部演之
  • 早川 純弥(バー「REFRAIN」のマスター) - 甲本雅裕[注 128]
  • 小泉 綾子(松原の恋人) - 中村綾
  • 阿部 貴三郎(指名手配犯) - 武野功雄
  • 松原(東荻窪署新井北交番勤務の巡査) - 近藤弐吉
  • 室谷(特殊班捜査1係の警部補) - 大谷亮介
  • 斉藤(警視庁捜査一課の刑事) - 大樹
第2話 「恐怖の切り裂き魔連続殺人!」
第3話 「大学病院助教授、墜落殺人事件!」
  • 鴻野 麻奈美(帝国医科大学病院第一外科医局の医師) - 伊藤裕子
  • 佐野 昌平(鴻野の同僚) - 東根作寿英
  • 大谷 房子(第一外科医局の婦長) - 銀粉蝶
  • 太宰 謙介(今井の同僚) - 中原丈雄
  • 今井 貞一(帝国医科大学助教授) - 中丸新将
  • ちえ(入院患者) - 永井杏
  • 山田(警視庁捜査一課強行犯7係長) - 片岡弘貴

番外編(土曜ワイド劇場)

再放送部分は上のPre seasonの登場人物と同じなので、ここでは新撮部分の登場人物のみ記載する。
第1話 「名コンビ誕生篇」
  • 小菅 彬(国立微生物研究所研究員) - 袴田吉彦
第3話 「相棒3〜いま明かされる7年目の真実!」
  • 鴻野 麻奈美(帝国医科大病院医師) - 伊藤裕子
  • ちえ(入院患者) - 永井杏

season1

第1話 「警視総監室にダイナマイト男が乱入!刑事が人質に!? 犯罪の影に女あり…」
第2話 「教授夫人とその愛人」
  • 神林 寿一朗(修明館大学教授) - 山本圭
  • 神林 淳子(寿一朗の妻) - 洞口依子
第3話 「秘密の元アイドル妻」
第4話 「下着泥棒と生きていた死体」
  • 佐古 秀樹(警視庁滝沢署刑事課の刑事) - 山崎一
  • 織田 國男(警視庁滝沢署署長) - 井田國彦
  • 二木 達郎(窃盗犯) - 有薗芳記
  • 柳 文治(警視庁滝沢署副署長) - 有福正志
第5話 「目撃者」
  • 前原 恭子(世田谷区立栄第三小学校教諭) - 美保純
  • 手塚 守(前原のクラスの児童) - 染谷将太
  • 佐々木 文宏(アパートの住人) - 川口真五
  • 浅倉 禄郎(死刑囚) - 生瀬勝久
第6話 「死んだ詐欺師と女美術館長の指紋」
  • 菊本 アヤ(秋山緑風記念美術館館長) - 根岸季衣
  • 土田 雅夫(情報屋) - モロ師岡
  • 柿崎(MMフィナンシャル融資課長) - 田邉年秋
  • ヒロコ(亀山の知人) - 深沢敦
第7話 「殺しのカクテル」
  • 三好 倫太郎(バー「remembrances」のバーテンダー) - 蟹江敬三
  • アキコ・マンセル(美和子のおば) - 草村礼子
第8話 「仮面の告白」
第9話 「人間消失」
第10話 「最後の灯り」
  • 猪野 大(映画の電飾係) - 山谷初男
  • 仲瀬古 永次(映画監督) - 鈴木瑞穂
  • 須磨 玲子(映画のスクリプター) - 銀粉蝶
  • 佐竹 信(映画撮影所のスタッフ) - 福本伸一
第11話 「右京撃たれる〜特命係15年目の真実」
  • 石嶺 小五郎(緊急対策特命係元隊員) - 森本レオ
  • 越水(小野田のSP) - 石橋祐
  • 桜井(小野田のSP) - 金井茂
最終話 「午後9時30分の復讐 特命係、最後の事件」
  • 川端 蘭子(北条邸の住人) - 池脇千鶴
  • 北条 晴臣(元外務省条約局長) - 長門裕之
  • 石嶺 小五郎(緊急対策特命係元隊員) - 森本レオ
  • 萩原 壮太(富士見署署長・緊急対策特命係元隊員) - 内藤剛志

season2

第1話 「ロンドンからの帰還〜ベラドンナの赤い罠」
第2話 「特命係復活」
  • 小暮 ひとみ(東亜薬科大学大学院生) - 須藤理彩
  • 武藤 かおり(弁護士) - 松下由樹
  • 監察官(大河内の隣に座る男) - 並樹史朗
  • 斉藤(東京拘置所刑務主任) - 黒沼弘己(第1話のみ)
  • 真鍋 純一郎(大企業の専務) - 岩尾拓志(第1話のみ)
  • 小暮 慶介(ひとみの父) - 清水紘治[注 129]
  • 浅倉 禄郎(連続殺人犯) - 生瀬勝久
第3話 「殺人晩餐会」
  • 藤間 ゆり子(黛流の師範) - 山口美也子
  • 大曲 幸吉(建築会社勤務) - 渡辺哲
  • 滝沢 恵美(黛流の師範) - 西尾まり
  • 榎並 昭夫(「オーベルジュ・ド・コーヅカ」のギャルソン) - 二瓶鮫一
  • 庚塚 英明(同店のシェフ) - 大高洋夫
  • 沼 功(生け花「黛流」事務長) - 西田健
第4話 「消える銃弾」
  • 苫篠 武(苫篠機械経営者) - 下條アトム
  • 青山 晴美(弁当屋の娘) - 氏家恵
  • 十和田 秀志(十和田ヒデシ建築デザイン事務所社長) - 石山律雄
  • 十和田 ケイコ(秀志の娘) - 高木りな
第5話 「蜘蛛女の恋」
第6話 「殺してくれとアイツは言った」
  • 菅原 英人(小説家) - 大杉漣
  • 菅原 珠江(英人の妻) - 結城しのぶ
  • 倉貫 健太郎(フリーター) - 中村俊太
  • 高林 安夫(ホームレス) - 新納敏正
第7話 「消えた死体」
第8話 「命の値段」
  • 神田 喜一(神田グループ会長) - 中原丈雄
  • 辻 真理子(バーの主人) - 麻丘めぐみ
第9話 「少年と金貨」
第10話 「殺意あり」
  • 小林 亘(武蔵野青木外科医院勤務医) - 坂上忍
  • 岡本 恭子(同院の職員) - 林美穂
  • 青木 征十郎(周作の父) - 梅野泰靖
  • 青木 周作(同院の院長) - 鶴見辰吾
第11話 「秘書がやりました」
第12話 「クイズ王」
  • 村瀬 真奈美(東大大学院助手・塾講師) - 喜多嶋舞
第13話 「神隠し」
第14話 「氷女」
  • 山中 貴和子(明邦工科大学研究員) - 木村多江
  • 宇野 レナ(総合商社の社員) - 川合千春
  • 梅沢(警視庁捜査三課盗犯担当) - 奥田達士
第15話 「雪原の殺意」
第16話 「白い罠」
  • 本宮 沙雪(北進大学中退者) - 前田愛
  • 沖 真二(北進大学4年生) - 内田朝陽
  • 美濃部 耕筰(北海道警道南警察署生活安全課の刑事) - 河原さぶ(第15話のみ)
  • 北川 渉(美濃部の後輩刑事) - 浜田学(第15話のみ)
  • 加茂内 敏樹(ホスト) - 日比野玲(第15話のみ)
  • 本宮 みどり(沙雪の母) - 一柳みる
  • 工藤 伊佐夫(元東京拘置所刑務官) - 小野武彦
  • 若杉 栄一(タクシー運転手) - マギー
第17話 「同時多発誘拐〜消えた16人の子供達」
  • 望月 ちとせ(児童養護施設の学園長) - 高田聖子
  • 望月 則彦(児童養護施設の副園長・ちとせの夫) - 小市慢太郎
  • 田嶋 栄一郎(特殊班班長) - 坂田雅彦
  • 船村 エリ(誘拐被害者の母) - 松本圭未
第18話 「ピルイーター」
第19話 「器物誘拐」
第20話 「二分の一の殺意」
  • 岡村 留奈(双子の姉・ネット通販会社経営者) - 吉本多香美
  • 岡村 留美(双子の妹・姉と共同経営) - 吉本多香美
  • ヒロコ(亀山の知人) - 深沢敦
  • 坪井 真治(犯罪被害者) - 田付貴彦
最終話 「私刑〜生きていた死刑囚と赤いベルの女」
  • 皆川 千登勢(最高検察庁次長検事) - 岸田今日子
  • 永井 紘子(法務省刑事局刑事課長) - 国生さゆり
  • 中津 一義(東京拘置所刑務主任) - 伊藤洋三郎
  • 笠井(東京拘置所の刑務官) - 小須田康人
  • 斎藤(東京拘置所刑務主任・故人) - 黒沼弘己
  • 田端 甲子男(未決拘留者) - 泉谷しげる
  • 武藤 かおり(弁護士) - 松下由樹
  • 浅倉 禄郎(死刑囚) - 生瀬勝久
  • 瀬戸内 米蔵(衆議院議員) - 津川雅彦

season3

第1話 「双頭の悪魔」、第2話 「双頭の悪魔II〜堕天使」、第3話 「双頭の悪魔III〜悪徳の連鎖」
  • 片山 雛子(衆議院議員) - 木村佳乃
  • 朱雀 武比古(内閣官房長官) - 本田博太郎
  • 加賀谷 秀之(首相秘書官・警察庁出向) - 佐戸井けん太
  • 沢村 久重(首相補佐官) - 春田純一
  • 大八木 邦生(首相秘書官・外務省出向) - 清水昭博
  • 鹿手袋 啓介(院内紙記者) - 西村雅彦
  • 海音寺 菊生(麹町東署刑事課長) - 竹中直人(第1・2話のみ)
  • 瀬戸内 米蔵(衆議院議員) - 津川雅彦
第4話 「女優〜前編〜」、第5話 「女優〜後編〜」
  • 小峰 夕月(女優) - 羽田美智子(幼少期:鎗田千裕
  • 松永 慎二郎(夕月のマネージャー) - 岡田浩暉
  • 古谷 彦六(夕月の夫・脚本家) - 深水三章
  • 麹町東署署長(海音寺の上司) - 森下哲夫
  • 木佐貫 功(警察庁主席監察官) - 陰山泰
  • 轟(TVプロデューサー) - みのすけ
  • 海音寺 菊生(麹町東署刑事課長) - 竹中直人
第6話 「第三の男」
  • 陣川 公平(警視庁捜査第一課強行犯捜査第一係警部補) - 原田龍二
  • 千葉 ハル子(居酒屋「えん家」の店員) - 遠藤久美子
  • 池田 宏美(千葉の同僚) - 松永香織
  • 松浦 由里(千葉の同僚) - 永田めぐみ
  • 尾田 ヒロム(マンションオーナーの息子) - 寺十吾
第7話 「夢を喰う女」
  • 辻村 めぐみ(世田谷区立南図書館女性司書) - 高岡早紀
  • 清水 直久(慶徳商事元社員) - 浜田晃
  • 知念 信夫(自首マニア) - 飯田孝男
  • 大滝 亮(図書館の常連) - 伊藤初雄
  • 佐伯 要一(世田谷区立南図書館司書) - 大石継太
第8話 「誘拐協奏曲」
  • 今井 進一(通販ワールドネクストライフの社長) - 尾藤イサオ
  • 前田 房江(勇一郎の妻) - 深浦加奈子
  • 本間 実男(同社の専務) - 河西健司
  • 井勢谷 隆(同社の常務) - 浅野和之
  • 野呂 啓介(同社の秘書) - 徳井優
  • 佐々原 妙子(同社の筆頭株主) - 牛尾田恭代
  • 田嶋 栄一郎(特殊班班長) - 坂田雅彦
  • 前田 勇一郎(同社の創業者) - 渡辺哲[注 131]
第9話 「潜入捜査〜私の彼を探して!」
第10話 「ゴースト〜殺意のワイン」
第11話 「ありふれた殺人〜時効成立後に真犯人自首!?」
  • 坪井 貞一(被害者遺族) - 上田耕一
  • 坪井 幸子(貞一の妻) - 吉村実子
  • 小見山 勇司(時効事件の犯人) - 信太昌之
  • 鈴木 隆(小見山の隣人) - 正名僕蔵
  • 大久保 康雄(帝都新聞キャップ) - 阿南健治
  • 港 功(警視庁捜査一課強行犯2係の刑事) - 清郷流号
  • 坪井 里子(故人) - 小林千恵
第12話 「予告殺人〜狙われた美人姉妹の謎」
  • 秋山 正則(タクシー運転手) - 榊英雄
  • 佐藤 愛(被害者遺族) - 一戸奈未
  • 堀 明久(犯罪被害者相談員) - 樋口浩二
  • 田嶋 栄一郎(特殊班班長) - 坂田雅彦
第13話 「警官殺し〜銃に残された赤い指紋」
  • 長谷川 修(交番勤務の巡査長) - 江藤潤
  • 十河 輝久(警視庁地域部長) - 鶴田忍
  • 阿部 喜三郎(前科者) - 武野功雄
  • 大久保 康雄(帝都新聞キャップ) - 阿南健治
  • 茶畑 幸弘(木場署地域課地域係長) - 山崎清介
  • 山岸(広報課長) - 吉田朝
第14話 「薔薇と口紅〜名門殺人学園の美女」
  • 龍ヶ崎 綾子(聖ジュリア女学院校長・演劇部顧問) - 涼風真世
  • 山内 久美子(同学院の演劇部部長) - 水谷妃里
  • 江川 良治(犯罪被害者) - 近藤公園
第15話 「殺しのピアノ」
  • 幸田 紀夫(ピアノ調律師) - 吹越満
  • 柴 耕太郎(ピアニスト) - 京晋佑
  • 岩槻 巧(ホールの支配人) - 大林丈史
第16話 「人間爆弾」
  • 塩塚 玄(若杉の同僚) - 菅原大吉
  • 若杉 栄一(亀山の知人) - マギー
  • 長橋 貴信(「グレイス」の部長) - 山崎大輔
  • 徳本 卓爾(「北道開発」の社長) - 本城丸裕
第17話 「書き直す女」
  • 栗原 ななみ(女優) - 高畑淳子
  • 武 龍一(劇作家) - 中丸新将
  • 川島 弘基(舞台のプロデューサー) - 市川勇
  • ヒロコ(亀山の知人) - 深沢敦
  • 魚住 次朗(宝来寿司の配達人) - 江端英久
第18話 「大統領の陰謀」
最終話 「異形の寺」
  • 雀蓮(慈妙院の尼僧)- 高橋由美子
  • 飯島 佐和子(雀蓮の姉・故人) - 高橋由美子
  • 鹿手袋 啓介(院内紙記者) - 西村雅彦
  • 蓮妙(同寺の庵主) - 高橋恵子
  • 瀬戸内 米蔵(衆議院議員) - 津川雅彦

season4

第1話 「閣下の城」
  • 郷内 繭子(北条の秘書) - 高橋かおり
  • 宮添 卓也(安岡法律事務所の弁護士) - 田中実
  • 郷内 嵩人(北条の執事・繭子のいとこ) - 高杉瑞穂
  • 安岡 喜一郎(同法律事務所の代表弁護士) - 唐沢民賢
  • 棟居 均(同法律事務所の弁護士) - ハントケーシ
  • 瀬戸内 米蔵(衆議院議員) - 津川雅彦
  • 北条 晴臣(元外交官) - 長門裕之
第2話 「殺人講義」
  • 島田 加奈子(春日の助手) - 石橋奈美
  • 田辺 健太郎(成華大学大学院生) - 溝呂木賢
  • 春日 佳恵(秀平の妻) - 日向明子
  • 遠山 ちず(マンションの管理人) - 前沢保美
  • 春日 秀平(成華大学心理学部教授) - 石橋蓮司
第3話 「黒衣の花嫁」
  • 津島 瑞希(海老原の婚約者) - 遠野凪子
  • 信近 哲也(海老原のゼミ仲間・市議会議員) - 東根作寿英
  • 田村 厚(同ゼミ仲間・弁護士) - 坂田聡
  • 浅葉 ハルミ(海老原の元彼女・Webデザイナー) - 大家由祐子
  • 海老原 元章(テクノ精機の社長) - 中原裕也
  • 古井 太一(同ゼミ仲間) - 嶋田豪
  • 氏家 康(同ゼミ仲間) - 浅野雅博
  • 坂之上 浩二(同ゼミ仲間) - 京極圭
  • 横山 欧彦(同ゼミ仲間) - 佐藤滋
第4話 「密やかな連続殺人」
第5話 「悪魔の囁き」
  • 内田 美咲(精神科医) - 奥貫薫
  • 村木 順子(重雄の妻・経営コンサルタント) - 山下容莉枝
  • 安斉 直太郎(内田の助手) - 高橋一生
  • 佐古 秀樹(屋台の主人・元警察官) - 山崎一
  • 水橋(デートクラブの経営者) - 新納敏正(第5話のみ)
  • 村木 重雄(予備校講師) - 小日向文世
第6話 「殺人ヒーター」
  • 恩田 義男(ヨツバ電機検品課長) - 嶋田久作
  • 沖 健次郎(同社工場長) - 笹野高史
  • 小柳津 桐子(同社労働組合組合長) - 辻沢杏子
  • 浅野 仁志(同社労働組合の役員) - 近藤公園
  • 河上 茂(同社労働組合の役員) - 大石継太
  • 黒川 英明(放火犯) - 村杉蝉之介
  • 卯月 庄一(同社社長) - 峰岸徹
第7話 「波紋」
第8話 「監禁」
第9話 「冤罪」
  • 室園 悦子(ゆかりの弁護人) - 一色彩子
  • 安城 雄二(緑川署警部補) - 中村育二
  • 篠宮 ゆかり(殺人を自首) - 青山知可子
  • 青木 由起男(ゆかりの内縁の夫) - 平井賢治
  • 曽根崎 真(東京地検の検事) - 鷲生功
  • 篠宮 彬(ゆかりの兄・故人) - 外川貴博
第10話 「殺人生中継」
  • 八木沼 リカ(セントラルテレビのアナウンサー) - 宮地真緒
  • 仁科 真由美(同局のアナウンス部長) - 竹井みどり
  • 綾瀬 圭子(リカの先輩アナウンサー) - 東風平千香
第11話 「汚れある悪戯」
  • 城崎 愛梨(青葉銀行本店総務部勤務) - 葉月里緒奈
  • 畑山 哲弥(畑山財閥御曹司) - 甲本雅裕[注 128]
  • 森村 十三(捜査一課特殊班捜査係係長) - 永澤俊矢
  • 平林(城崎の上司) - 斉藤洋介
  • 畑山 富貴子(哲弥の母) - 姿晴香
  • 畑山 純一郎(畑山財閥当主) - 竜雷太
第12話 「緑の殺意」
  • 久保寺 太一(レストラン「キュイジーヌ」のシェフ) - 小林隆
  • 川端 敏臣(会社社長・同店オーナー) - 菊池隆則
  • 伊東 麻美(川端の秘書) - 池津祥子
  • 倉持 隆弘(川端の部下) - 内田健介
  • 野崎 春菜(野菜の生産者・元アイドル) - 七瀬なつみ
第13話 「最後の着信」
第14話 「アゲハ蝶」
  • 小西 美紗緒(宮本の助手) - 板谷由夏
  • 小松原 靖之(堀内の部下・専務) - 河西健司
  • 宮本 洋一郎(城南大学教授) - 並樹史朗
  • 染井 繁(蝶コレクター) - 飯田基祐
  • 野口 史明(蝶の落札者) - 渡辺憲吉
  • 堀内 洋造(明律化学工業の社長) - 十貫寺梅軒
第15話 「殺人セレブ」
第16話 「天才の系譜」
  • 杉下 花(右京の姪・N.Y.在住の写真家) - 原沙知絵
  • 金田 昭一郎(町内会長) - 不破万作
  • 二ノ宮 純平(アパートの住人) - 櫻庭博道
  • 二ノ宮 加代子(純平の妻) - 奈良崎まどか
第17話 「告発の行方」
  • 赤枝 文和(古賀の秘書) - 羽場裕一
  • 原 松美(創起出版・週刊誌編集部員) - 冨樫真
  • 古賀 由紀男(国土交通大臣) - 石山輝夫
  • 堂島 丈一(ルポライター) - 長谷川公彦
  • 栗又 幸治(創起出版・週刊誌編集長) - 松重豊
第18話 「節約殺人」
  • 松原 宣子(著名な節約主婦) - 伊藤かずえ
  • 松原 真澄(宣子の夫) - 平良政幸
第19話 「ついてない女」
第20話 「7人の容疑者」
  • 曽根 ゆり子(プロデューサー) - 大寶智子
  • 蕪木 惣一(俳優) - 西田健
  • 半田 茂(守衛) - でんでん
  • 南 早紀(装飾係) - 三輪ひとみ
  • 石原 隆志(チーフ助監督) - 水上竜士
  • 林 登(映画会社「共映」製作部長) - 谷本一
  • 御子柴 健(ドラマ撮影監督) - 小島康志
  • 甲野 真(製作担当) - 俵木藤汰
  • 都築 大輔(元助監督) - 少路勇介
最終話 「桜田門内の変」

season5

第1話 「杉下右京 最初の事件」
  • 御手洗 聖子(宗家の秘書) - 奥菜恵(5歳時:仲川みきえ
  • 御手洗 嘉代(晃一と眞治の母・聖子の祖母) - 馬渕晴子
  • 御手洗 律子(聖子の母・晃一の妻で死別後に眞治と再婚) - 平淑恵
  • 御手洗 眞治(泰彦の次男) - 石田登星
  • 御手洗 晃一(泰彦の長男・聖子の父) - 佐藤一平
  • 御手洗 泰治郎(御手洗家元当主・泰彦の父) - 高杉哲平
  • 里中 那明(ホームレス) - 横田エイジ
  • 軍曹(ミリタリーマニア・市役所職員) - 山崎画大
  • 御手洗 泰彦(晃一と眞治の父で聖子の祖父・御手洗家の当主) - 神山繁
  • 宗家 房一郎(自友党政調会長) - 勝野洋
第2話 「スウィートホーム」
第3話 「犯人はスズキ」
  • 池之端 庄一(町内会長) - 高橋長英
  • 堂本 達也(防犯パトロール員・元警察官) - 斉藤暁
  • 井伏 勝(井伏豆腐店の店主) - 丸岡奨詞
  • 井伏 節子(勝の妻) - 前沢保美
  • 田宮 剛史(茶所たみやの店主) - 田口主将
  • 田宮 志津江(剛史の妻) - 山本道子
第4話 「せんみつ」
  • 槇原 惣司(空き巣常習犯) - 平田満
  • 北尾(警視庁奥多摩署の刑事) - 春海四方
第5話 「悪魔への復讐殺人」
  • 内田 美咲(精神科医) - 奥貫薫
  • 安斉 直太郎(連続殺人犯) - 高橋一生
  • 末次 朝雄(被害者遺族) - 竹本純平
  • 堀切 真帆(看護師) - 石橋けい
  • 牧 百合江(被害者遺族) - 志水季里子
  • 井上 一馬(関東医科大学鑑定医) - 野口雅弘
第6話 「ツキナシ」
第7話 「剣聖」
  • 桂木 ふみ(吾妻心聖館の剣士・剣道教室の指導者) - 原千晶
  • 吾妻 源一郎(吾妻心聖館の館長) - 誠直也
  • 関 正人(源一郎の親友) - 亀石征一郎
  • 吾妻 俊一(源一郎の息子・吾妻心聖館の事務) - 藤間宇宙
  • 望月 勇(吾妻心聖館の師範代・ハルスポーツ社の社員) - 市川勇
第8話 「赤いリボンと刑事」
第9話 「殺人ワインセラー」
  • 藤巻 譲(ワイン評論家・ランゲの経営者) - 佐野史郎
  • 安藤 久(ワイン評論家) - 立川三貴
  • 石場 大善(街金・ユースファイナンスの社長) - 柄沢次郎
  • 藤巻 多津子(譲の妻) - 松浦佐知子
  • 高根沢 ともみ(石場の秘書) - 岩橋道子
  • 関 紀子(ランゲのソムリエール) - 秋山エリサ
  • 嶋 定好(ワイン評論家) - 松本公成
第10話 「名探偵登場」
第11話 「バベルの塔〜史上最悪のカウントダウン!」
  • 辰巳 楓(私設ボディーガード・元神奈川県警巡査部長) - 大塚寧々
  • 和久井 拓郎(楓の元夫) - 遠藤章造
  • 富永 洋介(衆議院議員・楓の婚約者) - 冨家規政
  • 磯部(最上階レストランの支配人) - 梨本謙次郎
  • 五十嵐 祥子(ホテルの従業員) - 中村綾
  • 辰巳 はるか(楓の娘) - 佐々木麻緒
  • 丸山(富永の秘書) - 樋渡真司
  • 辻本(大学生・覚醒剤の売人) - 反田孝幸
  • 鈴木(レストラン入口の警備員) - 村上連
  • 山田(レストラン入口の警備員) - 古宮基成
  • 日野(警視庁警部補・スナイパー) - 寺島進
  • 五十嵐 哲雄(祥子の兄) - 杉本哲太
第12話 「狼の行方」
  • 神崎 哲哉(オリンポス商事社員) - 木下ほうか
  • 堀川 美紀(神崎の元彼女) - 菊池麻衣子
  • 増田 雄一(夢が丘団地在住の少年・彩乃の息子) - 三村和敬
  • 大塚 亮司(夢が丘団地在住の少年・裕子の息子) - 井桁雅貴
第13話 「Wの悲喜劇」
  • 大丸 欣司(亀山家のマンションの隣人) - 野村宏伸
第14話 「貢ぐ女」
  • 八島 景子(マーケティングディレクター) - 藤田朋子
  • 多岐川 洋介(八島の愛人) - 飯沼誠司
  • 田中(西崎警察署山塚町交番勤務の巡査) - 田中聡元
第15話 「裏切者」
第16話 「イエスタデイ」
  • 狭間 肇(日凍フーズ社員) - 林泰文
  • 川本 康江(狭間の同僚) - 遊井亮子
  • 宇田川 直人(狭間の元同僚) - 北原雅樹
  • 木下 昭夫(日凍フーズ経理) - 渡辺憲吉
  • 国分 信也(宇田川の先輩) - 関貴昭
第17話 「女王の宮殿」
  • 一条 モナミ(ファッション界の女王) - 大空眞弓
第18話 「殺人の資格」
  • 芝木 倫明(ルポライター) - 相島一之
  • 田ノ上 啓(田ノ上の息子) - 辻本祐樹
  • 伊庭 剛憲(元警視庁捜査二課係長・警備員) - 鶴岡修
  • ヒロコ(亀山の知人) - 深沢敦
  • 大久保 康雄(帝都新聞社キャップ) - 阿南健治
  • 田ノ上 義信(国裕建設総務部長・故人) - 国枝量平
第19話 「殺人シネマ」
  • 島 加代子(元女優) - 星由里子
  • 織原 晃一郎(映画監督) - 森山周一郎
  • 赤井 のぶ子(旭キネマの清掃員) - 松本留美
  • 江守 義彦(映画館・旭キネマの支配人) - 石井洋祐
  • 海老名 政夫(スターホームビデオの営業) - 鈴木リョウジ
最終話 「サザンカの咲く頃」
  • 水原 塔子(防衛省情報本部主任調査官・佐々木の部下) - 横山めぐみ
  • 南 蒼一郎(法務省公安調査庁調査第一部統括情報課) - 畠中洋
  • 江良 司(外務省国際情報局主任分析官) - 大城英司
  • 嶋村 雅弘(警察庁警備局公安一課課長) - 宮内敦士
  • 磯部(ホテル支配人) - 梨本謙次郎
  • 瀬沼 翔(プログラマー・双子の弟) - 山崎勝之
  • 瀬沼 優(プログラマー・双子の兄) - 山崎勝之
  • 佐々木 勝久(防衛省幹部・総務部長) - 五王四郎
  • 岩佐 紀之(警察庁長官) - 夏八木勲

season6

第1話 「複眼の法廷」
第2話 「陣川警部補の災難」
  • 陣川 公平(警視庁捜査第一課強行犯捜査第一係警部補) - 原田龍二
  • 紫藤 咲江(ファンドマネージャー) - 高橋ひとみ
  • 瀬口 信大(被害者)- 阪田マサノブ
第3話 「蟷螂たちの幸福」
  • 蓬城 静流(人気ミステリー作家・本名:田橋 静江) - 荻野目慶子
  • 田橋 不二夫(蓬城 静流の夫・オフィス蓬城の社長) - 江藤潤
  • 田橋 美津代(田橋 不二夫の妹) - 元井須美子
  • 伊能(蓬城 静流の担当者、春陽出版 勤務) - みのすけ
  • 加瀬 信行(オフィス蓬城のマネージャー、第一発見者) - 滝直希
第4話 「TAXI」
第5話 「裸婦は語る」
第6話 「この胸の高鳴りを」
  • 笠井 夏生(女子大生) - 前田亜季
  • 丹野 翔平(「Dee Providence」のボーカル) - 松田悟志
  • 三原 研治(同バンドのマネージャー) - 猪野学
  • 添島 可奈子(福地の恋人) - 大谷允保
  • 福地 大二郎(アマチュアバンドのギタリスト・故人) - 玉有洋一郎
第7話 「空中の楼閣」
  • 庄司 タケル(人気作家) - 村上淳
  • 安藤 芳樹(装丁家) - 菊池健一郎
  • 勝村 繁彦(讃光社の編集者・美和子の担当) - 大鷹明良
  • 日高 正吾(讃光社の編集者・庄司の担当) - 吉見一豊
  • 早乙女 佳子(エリセ化粧品広報部) - 七森美江
第8話 「正義の翼」
  • 南 れい子(地雷処理ロボット開発のチームリーダー) - 小西美帆
  • 大内 貴明(大内機械工業社長) - 藤堂新二
  • 脇田 勝彦(城南大学名誉教授) - 大滝秀治
第9話 「編集された殺人」
  • 武藤 かおり(弁護士) - 松下由樹
  • 鍋島 司(検察官) - 石橋保
  • 堀添 博(美穂の父) - 小沢象
  • 三島 陽子(スナック椿のアルバイト) - 村井美樹
  • 椿 美穂(友章の妻・椿のママ) - 寺田千穂
  • 椿 友章(椿の店主) - 桐本琢也
第10話 「寝台特急カシオペア殺人事件!」
第11話 「ついている女」
第12話 「狙われた女」
  • 月本 幸子(青梅女子刑務所囚人) - 鈴木杏樹
  • 吉井 春麗(青梅女子刑務所囚人) - MEGUMI
  • 石田(秋川署署長) - 潮哲也
  • 飯島(秋川署の刑事) - 池田政典
  • 岡(飯島の同僚) - 工藤俊作
  • 向島 茂(元城代金融の専務) - 正城慎太郎
  • 戸崎 美佐(刑務官) - 久世星佳
  • 田村 秀明(向島の部下) - 児玉貴志
  • 久保(偽警官・向島の部下) - 久保田芳之
  • 市川(偽警官・向島の部下) - 武井秀哲
  • 周 文健(春麗の父) - 谷本一
第13話 「マリリンを探せ」
  • 沖田 一俊(ヨツバ商事社員) - 河相我聞
  • ヒロコ(亀山の知人・愛犬マリリンの飼主) - 深沢敦
  • 稲垣 智也(沖田の妹の恋人) - 北村栄基
  • リサ(マリリンの前の飼い主) - はるな愛
第14話 「琥珀色の殺人」
  • 三好 倫太郎(シガーバー「CASK3」バーテンダー) - 蟹江敬三
  • 英 道明(シガーバー「CASK」オーナー兼バーテン) - 田山涼成
  • 藤井 詠子(シガーバー「CASK2」元バーテンダー) - 小橋めぐみ
  • 勝谷 誠(ウィスキー評論家) - 伊藤高
第15話 「20世紀からの復讐」
  • 佐藤 和彦(コンビニ・モガマートの店員) - 近藤公園
  • 佐藤 美登里(和彦の妻) - 吉村涼
  • 坂崎 由紀雄(爆弾魔) - 本田大輔
  • 吉岡(SIT班班長) - 坂田雅彦
  • 児玉 隆(モガマートの客) - 少路勇介
  • 水沢 真美(モガマートの客) - 伴杏里
第16話 「悪女の証明」
  • 片山 雛子(衆議院議員) - 木村佳乃
  • 山浦 幹治(外務省事務次官) - 堀内正美
  • 加東 倫恵(中央日報記者) - 山口香緒里
  • 草葉 成彦(外務省東アジア第二課長) - 奥田達士
第17話 「新・Wの悲喜劇」
  • 白鳥 寿々美(亀山家の一つ上の階に住む主婦) - 中島知子
  • 白鳥 晋三(寿々美の夫) - 徳井優
第18話 「白い声」
  • 中津留 健吾(順子の父) - 山本亘
  • 熊沢 武明(警視庁東調布署の刑事) - 上杉祥三
  • 三田村 真司(城南大学理工学部助手) - 西川忠志
  • 中津留 順子(エステサロン勤務) - 直林真里奈
最終話 「黙示録」
  • 三雲 法男(裁判官) - 石橋凌
  • 茂手木 進(貴文の国選弁護士) - ベンガル
  • 犬井 芳郎(茂手木の助手・貴文の同級生) - 宮川一朗太
  • 飯田 正志(聡美の元恋人) - ひかる一平
  • 黒木 勝(渋谷東署生活安全課の警部補) - 成瀬正孝
  • 粕谷 圭(帝都新聞記者) - 伊藤高史
  • 神父(ゆり江の師) - 樋浦勉
  • 緑川 達明(東京地検の検事) - 遠藤たつお
  • 錦 貴文(死刑囚) - 久松信美
  • 常盤 克信(法務省司法調査部長) - 伏見哲夫
  • 糸数 文雄(渋谷東署の鑑識) - 西沢仁太
  • 富山 万里子(幸三の妻・故人) - 阿部朋子
  • 富山 聡美(幸三の娘・故人) - 桜川博子
  • 富山 幸三(放火殺人事件の関係者) - 野元学二
  • 橘 ゆり江(シスター・元法務大臣) - かとうかず子
  • 錦 文忠(貴文の父) - 林隆三

season7

第1話 「還流〜密室の昏迷」
第2話 「還流〜悪意の不在」
  • 小笠原 雅之(富司商事非鉄金属部部長) - 西岡德馬
  • 兼高 公一(NGOの海外スタッフ・亀山の友人) - 四方堂亘
  • 京極 民生(NGOの設立者) - 織本順吉
  • 田坂 晋一(小笠原の部下) - 中山一也
  • 瀬戸内 米蔵(衆議院議員) - 津川雅彦
第3話 「沈黙のカナリア」
  • 松岡 京介(後藤の公設秘書) - 眞島秀和
  • 後藤 新次(議員・厚生労働省大臣政務官) - 大沢健
  • 中村 忠是(後藤の政策秘書) - 磯部勉
第4話 「隣室の女」
  • 横山 慶子(別名:岸あけみ) - 佐藤仁美
  • 横山 時雄(慶子の兄) - 湯江健幸
  • 福井 陽一(慶子の元婚約者) - 草野康太
第5話 「顔のない女神」
  • 伊沢 ローラ(ラジオ番組「NEVER END」のDJ) - 清水美沙
  • 神野 志麻子(「NEVER END」のプロデューサー) - 日下由美
  • 佐久間(サタデートピックスのプロデューサー) - 岩田和樹
  • 西田 春香(新番組「HAPPY TIME」のDJ予定) - 岡村亜紀
第6話 「希望の終盤」
第7話 「最後の砦」
第8話 「レベル4〜前篇」
第9話 「レベル4〜後篇・薫最後の事件」
  • 小菅 彬(国立微生物研究所研究員) - 袴田吉彦
  • 長峰 千沙子(国立微生物研究所研究員) - 大路恵美
  • 後藤 一馬(国立微生物研究所研究員) - 樋渡真司
  • 山岸 邦光(防衛省大臣官房審議官) - 藤田宗久
  • 志茂田(国立微生物研究所主任) - 並樹史朗
第10話 「ノアの方舟〜聖夜の大停電は殺人招待状!」
  • 姉川 聖子(法務省官房長補佐官) - 田畑智子
  • 野上 昶(フリーライター) - 中本賢
  • 遠藤 室人(環境事業推進部長) - 三浦浩一
  • 根津 秀雄(帝都大学非常勤講師) - 野仲イサオ
  • 山本 平蔵(菱河コーポレーション社長) - 浜田晃
  • 笠村 由紀子(衆議院議員) - 松浦佐知子
  • 中田 一郎(環境省地球環境局課長補佐) - 伊藤正之
  • 天野 克久(パーティーの表彰者) - 武発史郎
  • 阿藤 富士夫(ROYALWING号の船長) - 三田村賢二
  • 野上 孝三(昶の父・故人) - 岸博之
  • 瀬田 和哉(宗明の息子) - 渡邉邦門
  • 瀬田 宗明(法務大臣) - 渡哲也[12]
第11話 「越境捜査」
  • 早川 仁志(神奈川県警の刑事) - 益岡徹
  • 藤堂 俊作(不動産会社社長) - 五代高之
  • 藤堂 玲子(俊作の妻) - 杉山彩子
  • 江波 和江(藤堂家の家政婦) - 山本道子
  • 森岡 滋(神奈川県警の刑事) - 檀臣幸
  • 桑原(神奈川県警の刑事) - 赤間浩一
  • 前田(神奈川県警の刑事) - 野口雅弘
  • 倉田 泰造(神奈川県警の刑事) - 本郷弦
  • 長嶺 修(銃器不法所持の再犯) - 土平ドンペイ
  • 中谷 京子(人質) - 野口かおる
  • 丸岡 保(俊作の会社の専務) - 松崎謙二
  • 桜田 佳織(誘拐犯) - 西方杏
  • 内海 正也(誘拐犯) - 進藤健太郎
  • 藤堂 亜里沙(俊作の娘) - 菊池和澄
第12話 「逃亡者」
  • 左 勇馬(田町署の刑事) - 丸山智己
  • 志茂川 真(綾香の恋人) - 山下徹大
  • エリ・コバヤシ(アクセサリー店店主) - 英玲奈
  • 松下 志穂(綾香の母) - 三谷侑未
  • マルコ・イノウエ(別名:井上健一) - 広瀬剛進
  • 松下 綾香(階段から転落死) - 野貴葵
第13話 「超能力少年」
第14話 「男装の麗人」
第15話 「密愛」
  • 榊 敏郎(悦子の使用人) - 国広富之
  • 宇佐美 悦子(仏文学翻訳家・杉下の恩師) - 岸惠子(少女期:中島まりな / 青春期:中山久美子)
第16話 「髪を切られた女」
  • 川島 敏夫(映画監督) - 秋野太作
  • 中村 香織(助監督) - 渡辺真起子
  • 浅井 至(美術担当) - 諏訪太朗
  • 長澤 浩一(カメラ担当) - 有福正志
  • 多田 信也(プロデューサー) - 米山善吉
  • 三村 奈津子(文光印刷社員・故人) - 岡野真那美
  • 秋山 孝之(文光印刷社員・三村の彼氏) - 石母田史朗
第17話 「天才たちの最期」
  • 柘植 瑛子(時創舎の社員・安原を担当) - 黒川芽以
  • 堀江 恵一(時創舎の社長) - 三上市朗
  • 城戸 幸四郎(詩人・東都芸術大学准教授) - 中島久之
  • 五十嵐 孝介(詩人・安原の後見人) - 西沢利明
  • 安原 慎一(詩人・東都芸術大学の学生) - 三浦涼介
第18話 「悪意の行方」
  • 陣川 公平(警視庁捜査第一課強行犯捜査第一係警部補) - 原田龍二
  • 久保田 優子(「Burai」社の社員) - 原史奈
  • 伊藤 真央(真清学園中学校教師) - 金子さやか
  • 五味 勇一郎(指名手配犯) - 金原泰成
  • 八木下 卓也(区立田川西中学校の生徒) - 春山幹介
最終話 「特命」
  • 小池 源一(馬頭刈村村長) - 前田吟
  • 法春(馬頭刈村の住職) - 苅谷俊介
  • 小池 晋平(源一の弟) - 日野陽仁
  • 小池 福助(源一の息子) - 伊嵜充則
  • 山口 直弓(馬頭刈村の住民) - 宮本真希
  • 山口 毅一(直弓の弟・知的障碍者) - やべきょうすけ
  • 真鍋 哲朗(馬頭刈村の駐在所巡査) - 趙珉和
  • 小池 貞子(源一の妻) - 大塚良重
  • 舟木(馬頭刈村の医師) - 二瓶鮫一
  • 鈴木(警察庁長官官房審議官) - 影山英俊
  • 田中(警察庁長官官房首席監察官) - 長沢大
  • 佐藤(警察庁長官官房人事課長) - なかみつせいじ
  • 横田(警察庁長官官房参事官) - 福田信昭

season8

第1話 「カナリアの娘」
第2話 「さよなら、バードランド」
  • 青柳 和樹(出版社社長) - 大浦龍宇一
  • 黒木 芳彦(オフィス黒木社長) - 神尾佑
  • 宇野 宗一郎(東都大学准教授) - 増沢望
  • 渡辺 政雄(九段商事営業) - 吉見一豊
  • 黒木 梨絵(芳彦の妻) - 大竹一重
  • 広田 哲夫(英明物産専務) - 牟田浩二
第3話 「ミス・グリーンの秘密」
第4話 「錯覚の殺人」
第5話 「背信の徒花」
  • 片倉 渉(国土建設省の課長補佐・三島と同期) - 中村繁之
  • 江藤 大(養護老人ホーム「敬葉園」所長) - でんでん
  • 三島 章(国土建設省の官僚) - 村井克行
第6話 「フェンスの町で」
第7話 「鶏と牛刀」
  • 栗田 亜由美(藤石の彼女) - 久遠さやか
  • 柴田 真(新宿第2社会年金事務所徴収課課長) - 三井善忠
  • 六原 修司(暴力団二見組構成員) - さくまひろし
  • 鈴村 郁夫(新宿第2社会年金事務所徴収課) - 桜井聖
  • 滝 美穂子(新宿第2社会年金事務所徴収課) - 松下恵
  • 橘 義郎(警視庁捜査二課の刑事) - 河野洋一郎
  • 水木 信二(警視庁捜査二課の刑事) - 白井圭太
  • 増沢 保(福祉厚生省の官僚) - 大門正明
  • 藤石 正輝(新宿第2社会年金事務所徴収課係長) - 江藤大我
第8話 「消えた乗客」
第9話 「仮釈放」
  • 池田 美代子(クラブ勤務) - 井上和香
  • 久米 達也(多摩刑務所の刑務官) - 江上真悟
  • 村上 真治(多摩刑務所の受刑者) - 永倉大輔
  • 高橋 孝(山部の隣人) - 寺十吾
  • 山部 勇(仮釈放中の受刑者) - 大橋てつじ
第10話 「特命係、西へ!」
  • 細野 唯子(生体組織工学研究センター主任研究員・神戸の元恋人) - 檀れい[13]
  • 前川 博義(生体組織工学研究センター研究員) - 橋爪淳
  • 芝木 美都代(祇園のスナックママ・元芸妓) - いしのようこ
  • 古屋 茂吉(京都府経済振興会会頭・七哲庵代表) - 石田太郎
  • 蒲田 玄洋(茶道家) - 山路和弘
  • 牧瀬 妙子(占術士) - 山口美也子
  • 津田 誠(厚労省役人・唯子を監視) - 松田優
第11話 「願い」
  • 鷹野 涼子(美智子の妹) - 黒田福美
  • 南条 義弘(画家) - 山口馬木也(少年期:深澤大河
  • 南条 夏樹(義弘の妻・遥の友人) - 肘井美佳
  • 香坂 雅彦(明邦大学教授) - 小須田康人[注 133]
  • 南条 恵子(義弘の母) - 今本洋子
  • 田島 美智子(遥の母) - 大綱めぐみ
  • 田島 遥(16年前に失踪した少女・故人) - 優希
  • 今井 康則(絵本作家・故人) - 宮崎稲穂
第12話 「SPY」
  • 水木 隆人(警視庁警務部人事2課長) - 美木良介
  • 青山 まどか(銀座「ポリリズム」ホステス) - 小嶺麗奈
  • 三田園 方正(警視庁総務部課長) - 芦川誠
第13話 「マジック」
  • 秋川 満(マジシャン・ミスターアキ) - 中村有志
  • 秋川 香奈恵(満の妻・オフィスイリュージョン社長) - クノ真季子
  • 秋川 元(満の息子) - 竹内寿
第14話 「堕ちた偶像」
第15話 「狙われた刑事」
第16話 「隠されていた顔」
  • 小笠原 槙子(恵稜大学社会学部心理学科の准教授) - 鳥居かほり
  • 岡本 賢治(鶴見ゼミ所属の学生) - 柄本時生
  • 鶴見 秀雄(恵稜大学社会学部心理学科の教授) - 森下哲夫
  • 室井 由香(鶴見ゼミの助教) - 河野由佳
  • 曽田 敬助(恵稜大学社会学部心理学科の准教授) - ふるごおり雅浩
第17話 「怪しい隣人」
  • 名和田 忠志(南北警備保障の営業部所属・元警備員) - 小倉一郎
  • 奥村 光良(鈴川管工社元社員) - 金井勇太
  • 池谷 隆平(鈴川管工社元社員) - 三宅弘城
  • 山崎 正一(鈴川管工社元社員) - 松本実
  • 佐藤 渉(侵入された家の住人) - 川本淳市
  • 佐藤 礼子(渉の妻) - 広澤草
第18話 「右京、風邪をひく」
  • 樫山 ジュン(西島の住むアパートの隣人) - 東風万智子
  • 西島 武彦(前歴者) - うえだ峻
  • 遠山 ちず(オリエントマンション元町管理人) - 前沢保美
  • 戸倉 翔(樫山の交際相手・美容師) - 滝直希
  • 宮村 美保子(同マンションの住人) - 山田キヌヲ
  • 東海林 梢(雅之の娘) - 山田海遊
  • 東海林 雅之(テレビプロデューサー) - 松崎謙二
  • 東海林 緑(雅之の妻) - ふるたこうこ
最終話 「神の憂鬱」
  • 伊達 香(警察庁警備局警備企画課警備システム係長) - 水野美紀
  • 間瀬 登(警察庁警備局警備企画課課長) - 寺泉憲
  • 宇田川 次郎(首都警備保障の常勤顧問) - 清水章吾
  • 渡辺 真澄(警察庁長官官房首席監察官) - 吉満涼太
  • 岩井 裕也(首都警備保障の技術開発部課長) - 永野典勝
  • 林 正高(邦和テクノロジー社の社員) - 井上康
  • 岩井 はるか(裕也の妻) - 大田沙也加
  • 早乙女 幸次(帝都物産・電子通信部設計課係長) - 木川淳一
  • 綿吹 勇人(警察庁交通局都市交通対策課) - 山崎進哉
  • 益田 秀雄(早乙女の上司) - 浦崎宏

season9

第1話 「顔のない男」
第2話 「顔のない男〜贖罪」
  • 上遠野 隆彦(元警視庁SAT小隊長) - 徳重聡[14]
  • 吉野 茂久(白秋社の社長・湘子の夫) - 近江谷太朗
  • 篠原 孝介(警視庁SAT隊員・木村と親友) - 阿部進之介[注 134]
  • 笠井 享子(伏見の娘で宏樹の妻) - 梅宮万紗子
  • 山根 幸博(豊日商事運輸部長) - 坂西良太
  • 水元 湘子(作家・本名:吉野湘子) - 安藤麻吹
  • 木村(警視庁SAT隊員・故人) - 木村彰吾
  • 笠井 宏樹(山根の部下) - 若林久弥
  • 伏見 享一良(元自友党幹事長・日米政治文化振興協会理事) - 津嘉山正種
第3話 「最後のアトリエ」
第4話 「過渡期」
  • 猪瀬 洋三(入谷署総務課刑務係長) - 螢雪次朗
  • 丸山 渡(同署鑑識係係長) - 新井康弘
  • 星川 智明(同署の刑事) - 柳憂怜
  • 上田 庄之助(第一発見者) - 山田吾一
  • 立松 雄吾(サングリーンホテルの宿泊客) - 崔哲浩
第5話 「運命の女性」
  • 桧原 奈緒(陣川が好きになった女性[注 135]) - 京野ことみ
  • 坂田(警視庁生活環境課警部) - 九十九一
  • 堀田(青山署盗犯係の刑事) - 樋浦勉
  • 浅野 亘(石井貿易の元幹部) - 鈴木豊
  • 陣川 公平(警視庁捜査第一課強行犯捜査第一係警部補) - 原田龍二
第6話 「暴発」
  • 五月女 雄(厚労省麻薬取締部課長) - 尾美としのり
  • 鎌田 健作(二見会構成員) - 山口祥行
  • 後藤 幸一(二見興業社員・構成員) - 大柴隼人
  • 川上 博康(警視庁組織犯罪対策部部長) - 重松収
第7話 「9時から10時まで」
  • 伊藤 正隆(美術商) - 黄川田将也
  • 坂本 康平(不動産業) - 阿藤快
  • 北野 清志(北野貿易の社長) - 五宝孝一
  • 奥田 徹(東洋古美術の社長) - 西本竜樹
  • 前川 剛(北野の部下) - 光宣
第8話 「ボーダーライン」
  • 柴田 貴史(フリーター) - 山本浩司
  • 柴田 裕史(貴史の兄) - 中野英樹
  • 鈴村 淳(墨川区役所・福祉事務所職員) - 長岡尚彦
  • 郷田 正(ゴーダ土建の社長) - 天田暦
  • 木下 絵利香(貴史の元恋人) - 林田麻里
  • 野田 新造(滝沢署生活安全課防犯係) - 内野智
  • 南 栄治(レンタルコンテナみなみの社長) - 平尾仁
第9話 「予兆」
  • 藤崎 俊孝(警視庁警務部) - 志村東吾
  • 藤崎 真由子(藤崎の妻) - 吉田羊
  • 中路 絵利子(警察庁長官官房総務課・故人) - 高尾祥子
  • 高野 友彦(警察庁長官官房) - 高杉航大
  • 住吉 実史(警察庁長官官房総務課課長) - 草野とおる
  • 田丸 寿三郎(警視庁警視総監) - 品川徹
  • 金子 文郎(警察庁長官) - 宇津井健
第10話 「聖戦」
  • 富田 寿子(レストランの従業員) - 南果歩
  • 折原 夏実(忠志の妻) - 白石美帆
  • 江上 健造(前歴者) - 中野英雄
  • 江上 恵理子(健造の姉) - 石野真子
  • 南雲 幸次郎(有限会社南雲プロダクションの社長) - 大石吾朗
  • 富田 邦夫(寿子の夫・故人) - 市山貴章
  • 江上 初子(健造と恵理子の母) - 花原照子
  • 折原 忠志(金融会社の営業担当) - 天野浩成
  • 富田 広人(寿子の息子・故人) - 小林優斗(少年期:吉川史樹
  • 折原 秋穂(忠志の娘) - 山田菜々香
第11話 「死に過ぎた男」
  • 川野 真紀子(弁当屋に勤務・修と同居) - 中原果南
  • 工藤 彩子(慎治の妻) - 河合美智子
  • 島田 雄一(西八王子市役所会計課の係長) - 菅田俊
  • 信川 順(佐藤修として弁当屋に勤務) - 本間剛
  • 工藤 慎治(レストラン「Volare」シェフ・彩子の夫) - 佐伯新
第12話 「招かれざる客」
  • 水口 君代(レストラン「オーベルジュ」の客・勇人の妻) - 映美くらら[注 132]
  • 赤堀 勇人(同店の客・税務コンサルタント会社の社長) - 木村栄
  • 西尾 明久(同店のシェフ) - エド山口
  • 桑原 岳彦(同店の客・修子の夫) - 中田博久
  • 副島 隆志(同店の客・修子の弟) - 近童弐吉
  • 川野辺 修子(同店の客・岳彦の妻) - 広岡由里子
  • 西尾 詠子(同店のフロア係・明久の妻) - 山村美智
  • 武本 麻美(公蔵の孫娘) - 高畠華澄
  • 市田 亮一(城東建設元社員) - 山崎直樹
  • 武本 公蔵(武本リゾート会長・故人) - 井原幹雄
第13話 「通報者」
  • 藤吉 祐太(中学3年生) - 溝口琢矢
  • 赤松 肇(今井造園の庭師) - 建蔵
  • 藤吉 美里(祐太の伯母・スナック「シャルマン」のホステス) - 阿南敦子
  • 宗方 綾乃(生け花講師) - 堀ひろこ
第14話 「右京のスーツ」
  • 笹原 真紀(古谷洋服店のテーラー) - 青山倫子
  • 安藤 総一郎(安藤総合ビル社長) - 森次晃嗣
  • 樋村 学(新帝都銀行銀座支店長) - 津村和幸
  • 池田 典昭(調査会社「池田リサーチ」代表) - 清水伸
  • 樋村 小百合(学の妻) - 星野光代
  • 乾井 昭弘(学の部下) - 松澤仁晶
  • 古谷 勲(古谷洋服店の店主) - 小松政夫
第15話 「もがり笛」
  • 江田 勉(青梅医療刑務所重病懲役囚) - 火野正平
  • 井上 洋子(同刑務所の介護士) - つみきみほ
  • 佐野 一郎(教誨師) - 遠山俊也
  • 茂田 早奈江(被害者遺族) - 立石涼子
  • 浪岡 収造(同刑務所の重病懲役囚) - 赤星昇一郎
  • 市倉 康弘(同刑務所の刑務官) - 小宮健吾
  • 石嶺 聡(市倉の同僚) - 大佐藤崇
  • 相田 宗太(市倉の同僚) - 小島康志
  • 戸村 隆正(経理夫) - 村上新悟
  • 伊藤 昌洋(飲食店店主・故人) - 舟久保信之
  • 茂田 信(早奈江の夫・故人) - 向井修
第16話 「監察対象 杉下右京」
  • 仁木田 栞(警視庁警務部監察官) - 堀内敬子
  • 森井 孝次郎(帝都新聞記者) - 伊東孝明
  • 仙道 信義(フォーイースト不動産の社長) - 篠塚勝
  • 金谷 陽充(アルタイル証券の社長) - 俊藤光利
  • 佐橋 敏雄(金谷の部下・専務) - 橋沢進一
第17話 「陣川警部補の活躍」
  • 陣川 公平(警視庁捜査第一課強行犯捜査第一係警部補) - 原田龍二
  • 門馬 悟(万引き犯) - 中村靖日
  • 北薗 摩耶子(篤彦の妻・元ホステス) - 霧島れいか
  • 矢橋 宗市(前歴者) - 國本鍾建
  • 北薗 篤彦(元北薗興産会長) - 菅野菜保之
最終話 「亡霊」
  • 小野田 公顕(故人・元警察庁長官官房室長) - 岸部一徳[注 136]
  • 本多 篤人(赤いカナリアの元幹部) - 古谷一行
  • 早瀬 茉莉(本多の娘) - 内山理名
  • 三反園 邦康(公安調査庁管理官) - 白竜
  • 宮内 久志(三反園の部下) - RIKIYA
  • 鮎川 音弥(菊池写真館の店主) - 岡本富士太
  • 上野 幸四郎(内閣危機管理監) - 真夏竜
  • 山本(片山の秘書) - 河合龍之介
  • 柴田 美津夫(三反園の部下) - 中倉健太郎
  • 勝又 司(炭疽菌テロの関係者) - 清川均
  • 後藤 英輝(炭疽菌テロの関係者) - 石川裕一
  • 瀬戸内 米蔵(受刑者・元法務大臣) - 津川雅彦
  • 片山 雛子(衆議院議員) - 木村佳乃

season10

第1話 「贖罪」
第2話 「逃げ水」
  • 新開 孝太郎(拓海の父) - 綿引勝彦
  • 新開 清美(拓海の母) - 二木てるみ
  • 南 智子(誠也の姉・旧姓:川北) - 石橋けい
  • 川北 浩二(智子と誠也の父) - 久保酎吉
  • 川北 誠也(元受刑者) - 川野直輝
  • 新開 拓海(故人) - 和木亜央
  • 瀬田 宗明(弁護士・元法務大臣) - 渡哲也[16][15]
第3話 「晩夏」
第4話 「ライフライン」
  • 帯川 勉(帯川運送の社長) - 林和義
  • 青木 誠(青木配送センターの社長) - 青山勝
  • 帯川 郁美(勉の妻) - 立原麻衣
  • 須磨 賢太郎(須磨運輸の社長) - 中沢青六
  • 帯川 美咲(勉の娘) - 藤本七海
  • 鈴原 修(無登録金融業者) - 大久保貴光
  • 澤村 和也(帯川運送の従業員) - 迫田孝也
  • 杉田 哲明(トマキ株式会社の従業員) - 進藤健太郎
第5話 「消えた女」
  • 守村 やよい(東都通信社アシスタント記者) - 本仮屋ユイカ[15]
  • 山原 京子(人材派遣会社ブレイブスタッフ営業部販売促進課社員) - 森口彩乃
  • 橋場 冴美(ブレイブスタッフ常務) - 橘ゆかり
  • 岸内 雅臣(ブレイブスタッフ営業部長) - 高原知秀
  • 中根 有里子(マンションの住人) - 筒井奏
  • 久永 智一(IT企業社長) - 谷田歩
第6話 「ラスト・ソング」
  • 安城 瑠里子(ジャズ歌手) - 研ナオコ[15]
  • 森脇 孝介(作曲家・サックス奏者) - 真那胡敬二
  • 鎌谷 充子(MK音楽事務所社長) - 西山知佐
第7話 「すみれ色の研究」
  • 加藤 誠(植物遺伝子工学研究所所員) - 柴俊夫
  • 竹山 学(誠の部下) - 久ヶ沢徹
  • 加藤 美咲(誠の娘) - 岡野真也
  • 桑原 博(植物遺伝子工学研究所所長) - 伊藤高
  • 鈴木 隆明(誠の部下) - 西山聡
  • 加藤 恵子(誠の妻・故人) - 舟木幸
第8話 「フォーカス」
  • 谷川 正良(北練馬町交番の交番相談員) - 佐川満男
  • 有沢 広明(報道カメラマン・故人) - 比留間由哲
  • 井出 彰紀(報道カメラマン・有沢の知人) - 榎亮太朗
  • 小島 秀隆(練馬中央警察署北練馬町交番巡査) - 清水優
  • 笛野 光起(有沢の友人・Mamiya Networksの社員) - 石井テルユキ
  • 芝田 喜子(写真展のスタッフ) - 宍戸美和公
  • 内海 佳苗(犯罪被害者・故人) - 戸井智恵美
第9話 「あすなろの唄」
第10話 「ピエロ」
  • 速水 智也(誘拐犯・元珈琲屋台SAKURAの店員) - 斎藤工
  • 平野 亮太(古田清掃の従業員) - 遠藤雄弥
  • 島村 加奈(誘拐被害者) - 大橋のぞみ
  • 山田 猛(速水の共犯者) - 遠藤要
  • 夏目 陽一(速水の共犯者) - 内野謙太
  • 朝比奈 源一郎(朝比奈警備保障の会長・亮太の祖父) - 大林丈史
  • 高野 恭子(キッズクラブ所長) - 比企理恵
  • 平野 秋穂(亮太の妻) - 沢井美優
  • 山辺 辰夫(送迎バスの運転手) - 吉澤健
  • 三奈瀬 恭介(警察庁警備局公安課長補佐) - 崎山凛
  • 原子 嘉和(警視庁公安部長) - 大出俊
  • 吉岡 琢磨(警視庁特殊部隊SIT班長) - 坂田雅彦
  • 小川 洋(珈琲屋台SAKURAの店員) - 伊藤友樹
  • 古田 幸雄(古田清掃株式会社の社長) - 若林哲行
  • 清水 由紀(キッズクラブ保育士) - 吉田エマ
  • 橋本 孝雄(オペラハウス「森のホール21」支配人) - 佐藤旭
  • 斉藤 ミツ(アパートの管理人) - 星野晶子
  • 佐伯 陽子(炊き出しボランティア) - 萬井真代
  • ピエトロ・クリスト(オペラ『道化師』主演俳優) - ピエトロ・クリスト
  • 鈴木(神奈川県警の警察官) - 松尾陽介
  • 田中(神奈川県警の警察官) - 加藤歩
  • 大友 重雄(警察庁警備局公安課長) - 目黒祐樹
  • 草壁 彰浩(速水の共犯者・元自衛隊員) - 吉田栄作
第11話 「名探偵再登場」
  • 矢木 明(チャンドラー探偵社社長) - 高橋克実
  • 福栄 晴子(義英の義娘) - 松岡由美
  • 稲尾 真木彦(バーテンダー) - 矢柴俊博
  • 栗山 佳美(稲尾の内縁の妻) - 陽月華
  • 倉橋 悦史(福栄家の使用人) - 真実一路
  • 福栄 義英(福栄財閥の当主) - 松熊信義
  • 樋本 晃一(メトロポリタンリサーチの代表) - 鈴木省吾
第12話 「つきすぎている女」
  • 月本 幸子(間宮家の家政婦・元受刑者) - 鈴木杏樹[注 137]
  • 間宮 清彦(間宮フーズの社長) - 田中壮太郎
  • 間宮 政二郎(清彦の父・間宮フーズの元社長) - 野崎海太郎
  • 藤原エイブラハム美佐男(天体構造学研究会の代表) - 古井榮一
  • 串田 ユキ(元間宮家の家政婦) - 荻野友里
  • 田村 秀明(服役囚・城代金融構成員) - 児玉貴志
第13話 「藍よりも青し」
  • 葛巻 彩乃(草木染工房「えにし」の職人) - 梶芽衣子
  • 早坂 圭一(西青梅市議会議員) - 武発史郎
  • 郷田 節子(産廃工場反対運動員) - 円城寺あや
  • 瀬野 太一(真壁の部下) - 中村圭太
  • ソパート(真壁興産から脱走したカンボジア人) - アベディーン・モハメッド
  • 真壁 義雄(真壁興産の社長) - 原田文明
第14話 「悪友」
  • 奥村 光良(レブリーの社員) - 金井勇太
  • 池谷 隆平(喫茶店「くすの木」の雇われマスター) - 三宅弘城
  • 山崎 正一(寺島の舎弟) - 松本実
  • 桂田 良枝(くすの木のパート従業員) - 小柳友貴美
  • 沢口 京子(くすの木の常連客) - 甲斐まり恵
  • 寺島 徹(元横坂組の構成員) - 明石鉄平
  • 菅原 典史(IT企業「レブリー」の社長) - 松沢蓮
第15話 「アンテナ」
  • 相原 誠(千束署刑事課の刑事・米沢の知人) - 萩原聖人
  • 佐々木 真人(辰人の息子・事件の目撃者) - 松尾英太郎
  • 佐々木 真理子(辰人の妻) - 佐藤直子
  • 佐々木 辰人(区役所職員) - 佐藤仁哉
  • 水野 沙織(マンションの住人) - 岩佐真悠子
第16話 「宣誓」
  • 国原 貴弘(警備会社に勤務・元警察官) - 石垣佑磨
  • 安達 和真(蓮沼警察署生活安全課長) - 渡辺憲吉
  • 益田 芳住(蓮沼警察署刑事課長) - 加納竜
  • 高梨 宣夫(龍翠会幹部) - 三池崇史
  • 島内 慎吾(元風俗ライター・故人) - 日向丈
  • 野橋 幸也(解体工・故人) - 川屋せっちん
第17話 「陣川、父親になる」
  • 陣川 公平(警視庁捜査第一課強行犯捜査第一係警部補) - 原田龍二
  • 青井 由香利(写真屋の店員) - 松本莉緒
  • 津村 紗弥(映像制作会社「メディアプログレス」のディレクター) - 宝積有香
  • 川野 麻紀(メディアプログレスのディレクター・故人) - 奈良崎まどか
  • 古賀 大樹(メディアプログレスの社長兼プロデューサー) - 榊原利彦
  • 鈴本 友之(由香利の別れた恋人) - 藤沢大悟
  • 藤代 明実(取材対象者) - 小野麻亜矢
第18話 「守るべきもの」
  • 泊 真一(ヨツバ化学工業調布研究所所員) - 今井朋彦
  • 土方 勇作(イージス警備に勤務・神戸の知人) - 合田雅吏
  • 鷲尾 啓介(ヨツバ化学工業調布研究所所長) - 佐藤裕
  • 三橋 卓也(NPO法人日本丸代表) - 手塚とおる
最終話 「罪と罰」
  • 嘉神 郁子(財団法人「バイオテクノロジー研究所」主席研究員) - 真野響子
  • 須賀 茜(郁子の娘) - 浅見れいな
  • 嘉神 隼斗(郁子の息子・茜の兄) - 窪塚俊介
  • 但馬(文科省・ライフサイエンス課課長) - 照屋実
  • 片山 雛子(代議士・総理補佐官) - 木村佳乃
  • 長谷川 宗男(警察庁長官官房付) - 國村隼

season11

第1話 「聖域」
  • 小日向 詠美(貞穂の妻) - 賀来千香子
  • 根津 誠一(在外公館警備対策官) - 山田純大
  • 小日向 貞穂(在香港日本国総領事) - 団時朗
  • 三井 直政(在香港日本国副領事) - 小林正寛
  • 江崎 秀明(在香港日本国領事) - 市川勇
  • 柴山 和己(総領事館の医務官) - 佐々木睦
  • 江崎 絹子(秀明の妻) - 赤間麻里子
  • 鯨井 晋平(総領事館の料理長) - 山口粧太
  • 三井 絵里花(直政の妻・故人) - 山崎未花
  • 堀江 邦之(警視庁中根警察署刑事課捜査一係係長) - 山口良一
  • 沢田 泰三(堀江の部下) - 園岡新太郎
  • 土屋 公示(堀江の部下) - 芹沢礼多
  • 井手 実篤(警視庁警備局長) - 井上高志
  • 田中 靖(警視庁総務部長) - 五王四郎
  • 田丸 寿三郎(警視総監) - 品川徹
第2話 「オークション」
  • 坂巻 百合子(オークションハウス「ホワイトグラブズ」社長) - 岡まゆみ
  • 富塚 修一郎(オークションの鑑定士) - 藤木孝
  • 盛谷 弘光(ジャズ評論家) - 梅垣義明
  • 川南 夏彦(ホワイトグラブズの骨董担当スペシャリスト) - 八十田勇一
  • 堀江 邦之(警視庁中根警察署刑事課捜査一係係長) - 山口良一
  • 相沢 良明(遺失物の届出者) - 山本まなぶ
第3話 「ゴールデンボーイ」
  • 石堂 龍臣(元ボクサー・喜多方ジムのトレーナー) - 山本龍二
  • 荒木 淳(喜多方ジムのボクサー) - 趙珉和
  • 柳田 康夫(ビル管理会社「ロイスエステート」社長) - 若杉宏二
  • 松井 良明(スポーツ雑誌「Boxing Spirits」記者) - 渡嘉敷勝男
  • 宮坂 敬一(投資アドバイザー・故人) - 中薗光博
  • 山村 信也(喜多方ジムのトレーナー) - 佐藤修
第4話 「バーター」
  • 潮 弘道(NIAクリエイト社長・警察OB) - 石丸謙二郎
  • 佐久間 勉(日邦警備保障) - 中丸新将
  • 内藤 肇(航空会社NIAの人事部所属) - 菊池均也
第5話 「ID」
  • 滝浪 正輝(自称システムエンジニア) - 加藤晴彦
  • 皆本 恵美(NPO法人・日本もえぎ色の会の会員) - 尾上紫
  • 富田 明美(滝浪の妻) - 李千鶴
  • 矢島 康彦(滝浪の成りすまし) - 古山憲太郎
  • 加藤 樹里(女子高生) - 田中美晴
  • ユミ(女子高生) - 寺山葵
  • あみ(女子高生) - 岡村いずみ
  • 米田(中根警察署平町交番の巡査) - 兒玉宣勝
  • 増田 直由(白澤ジュエリーの警備員・故人) - 加藤裕
  • 江藤 史子(目黒総合病院看護師) - 細野今日子
第6話 「交番巡査・甲斐享」
  • 奥山 誠(深雪の夫) - 賀集利樹
  • 久保 亮二(百花不動産の元社員) - 小林高鹿
  • 奥山 深雪(故人・旧姓:高田) - 石原あつ美
  • 堀江 邦之(警視庁中根警察署刑事課捜査一係係長) - 山口良一
第7話 「幽霊屋敷」
  • 吉田 一郎(ホームレス・杉下の知人) - 松尾貴史
  • 堺 浩太(ホームレス) - 島津健太郎
  • 黛 喜一(不動産会社「カージナルエステート」社長) - 青柳文太郎
  • 屋敷 政三郎(幽霊屋敷の所有者) - 小杉勇二
  • 森 洋子(屋敷の担当看護師) - 福田ゆみ
  • 中山 園子(篤志の母) - 野口ふみえ
  • 青木 卓(唯香の父) - 服部桂吾
  • 赤井 美代(啓の母) - 広瀬真寿美
  • 赤井 啓(失踪者の1人) - 戸松恵哉
  • 青木 唯香(失踪者の1人) - 池田莉々依
  • 今井 正二(失踪者の1人・カージナルエステート社員) - 足立りょう太
  • 中山 篤志(故人) - 飯泉アキラ
第8話 「棋風」
  • 篠田 彩子(安西の助手・オペレーター) - 高野志穂
  • 時田 正人(棋士・将棋タイトル7冠) - 竹財輝之助
  • 曾根崎 邦夫(将棋連盟会長) - 園田裕久
  • 安西 由典(京南大学理工学部の教授) - 木下政治
  • 須藤 省吾(安西の助手) - 三浦アキフミ
  • 山口(篠田の元恋人) - 粟島瑞丸
  • 福田(将棋教室の指導者) - 円地晶子
  • 田辺 龍馬(棋士) - 酒井康行
第9話 「森の中(前編)」
第10話 「猛き祈り(後編)」
第11話 「アリス」
  • 二百郷 茜(二百郷家の現当主) - 波瑠[17](少女期:大西菜友)
  • 遠野 弘明(ルポライター) - 滝藤賢一
  • 宮島 加代(二百郷家使用人) - 藤田弓子
  • 橘 瑠璃子(橘家の令嬢) - 広瀬アリス
  • 荻原 武志(公安の実働部隊「出店」マター) - 本宮泰風
  • 三島 武典(警察庁長官官房総務課秘書室に勤務) - 新藤栄作
  • 大石 真弓(警視庁刑事部総務課・甲斐の同期) - 松本若菜
  • 菅井 崇(早蕨郷土資料館館長) - 川辺久造
  • 石川 哲雄(朋子の顧問弁護士) - 遠藤たつお
  • 山崎 重雄(早蕨村の村民) - 江藤漢斉
  • 玉野(早蕨警察署駐在所の巡査) - 西沢仁太
  • 児島 周三郎(山岸昭和史記念館職員) - 田崎正太郎
  • 佐武 克己(山岸昭和史記念館職員) - 内浦純一
  • 吉川 武雄(山岸昭和史記念館館長) - 牧村泉三郎
  • 二百郷(茜の父・故人) - 五森大輔
  • 堀田(翠青会の会員) - 土井俊明
  • 永沢 成親(元子爵) - 難波圭一
  • 二百郷 洋蔵(早蕨ホテルオーナー) - 伊藤聡
  • 二百郷(洋蔵の妻) - 西浦明子
  • 柴田 久造(二百郷家使用人) - 中原丈雄(青年期:中山卓也
  • 二百郷 朋子(茜の大叔母) - 酒井和歌子(少女期:上間美緒
  • 国枝 史貴(法務省の官僚) - 水谷豊(二役)
第12話 「オフレコ」
  • 山根 みちる(東和日報社会部記者) - ともさかりえ
  • 岸倉 治美(真和党の議員) - 滝沢涼子
  • 葉村 比呂臣(外務大臣) - 若松俊秀
  • 田所 千枝子(岸倉の秘書・故人) - 伊藤久美子
  • 高野 俊哉(松豊堂製袋の従業員) - 海斗
  • 照本(帝都新聞記者) - 石橋祐
第13話 「幸福な王子」
  • 陣川 公平(警視庁捜査第一課強行犯捜査第一係警部補) - 原田龍二
  • 野間 あずみ(幸次郎の義娘) - 足立梨花
  • 野間 幸次郎(トレンドシステムズの社長) - 山下規介
  • 坂本(フラッシュドアーズの社長) - 岡田達也
  • 添野 一機(濱田の債権者) - 森岡弘一郎
  • 大石 貴伸(濱田の部下) - 神農直隆
  • 濱田 雅志(濱田アートプロジェクトの社長・故人) - 佐々木研
  • 今泉(あずみの恋人) - 川口雄介
第14話 「バレンタイン計画」
  • 藍沢 修子(祐介の母) - 渡辺梓
  • 藍沢 祐介(慶明中学校の生徒) - 北村匠海
  • 白石 幸生(中古レコード店「COCONUTS DISK」店主) - 内野智
  • 白石 喜美子(幸生の妻) - 小松みゆき
  • 藍沢 英樹(祐介の父) - 阪田マサノブ
  • 高村 奈津(慶明中学校の生徒) - 葵わかな
  • 三崎 佐那(犯罪被害者) - 山口あゆみ
  • 藍沢 弘信(祐介の兄・故人) - 内海啓貴
第15話 「同窓会」
  • 仲川 茂夫(同窓会の幹事) - 志垣太郎(少年期:宮坂健太
  • 森田 文恵(料亭「松乃郷」仲居) - 大村彩子
  • 吉村 肇(同窓会の欠席者) - 野添義弘
  • 辻 正樹(同窓会の出席者) - 越村公一(少年期:柴郁織)
  • 伊東 佳奈子(同窓会の出席者) - 川俣しのぶ
  • 遠山 純二(同窓会の出席者) - 渡辺寛二(少年期:今川貴生夢)
  • 真鍋 恭子(同窓会の出席者) - 三輝みきこ
  • 境 浩一(同窓会の出席者) - 野口雅弘
  • 山口美知代(料亭「松乃郷」仲居) - 吉田エマ
  • 間宮 寿子(故人) - 小倉百代
  • 岩田 浩司(元中学校教諭) - 近藤正臣(青年期:田島俊弥
第16話 「シンデレラの靴」
  • 桂馬 麗子(帝都女子体育大学講師・五輪メダリスト) - 中山忍
  • 竹沢 美枝(アポロン電機陸上部コーチ) - 萩尾みどり
  • 高木 富雄(アポロン電機陸上部監督) - 国枝量平
  • 大山 直美(アポロン電機陸上部アシスタントコーチ) - 高橋麻理
  • 北島 治彦(アポロン電機陸上部部長) - 山野史人
  • 南条 遥(上星高校陸上部員) - 川本まゆ
第17話 「ビリー」
  • 岩月 彬(警視庁サイバー犯罪対策課専門捜査官) - 田中圭[注 138]
  • 小田切 亜紀(警視庁サイバー犯罪対策課専門捜査官) - 関めぐみ
  • 村井 今日子(Facegoodの利用者) - 占部房子
  • 川島 真里(Facegoodの利用者) - 野口かおる
  • ジョン・エリオット(AeneasのCMモデル) - ロバート・アンダーソン
  • 野田 浩二(バー「Campbel」のマスター) - 牧徹
  • 都築 修(イギリスの紳士靴ブランド「Aeneas」の担当者) - 小林峻
  • 尾藤 正和(ネット交流サービス「Facegood」の利用者) - 桜木信介
  • 新城 泰明(Campbelの客) - 大和屋ソセキ
  • 江崎 誠(Campbelのピアニスト) - 乃木太三
第18話 「BIRTHDAY」
最終話 「酒壺の蛇」
  • 君原 いずみ(AJファイバーCF事業部航空材料課事務員) - 星野真里
  • 恩地 英之(警視庁組織犯罪対策部組織犯罪対策第二課課長) - 佐藤恒治
  • 我孫子 大(君原の上司) - 桜井聖
  • 王 勇(在日東亜民主共和国大使館の商務所参事官) - 岡本光太郎
  • 恩地 由美子(英之の妻) - メイサツキ
  • 岩月 彬(警視庁サイバー犯罪対策課専門捜査官) - 田中圭[注 138]

season12

第1話 「ビリーバー」
  • 猪瀬 幸徳(帝都新聞記者) - 石田卓也
  • 綾辻 隆一(「みんなの動画生放送:R」の配信者) - 忍成修吾
  • 田部井 稔(綾辻のリスナー) - 伊藤俊輔
  • 立川 美鶴(綾辻のリスナー) - 樋井明日香
  • 中津 聡(綾辻のリスナー) - 中谷竜
  • 一峰 悠紀夫(綾辻のリスナー) - 村松和輝
  • 原子 嘉和(警視庁公安部長) - 大出俊
  • 捜査一課刑事 - 中尾尚人
第2話 「殺人の定理」
第3話 「原因菌」
  • 円 浩次(ミヤ食品加工の社長) - 赤塚真人
  • 浦川 正一郎(ウラカワ機械の社長) - 朝倉伸二
  • 会田 遥香(清美の娘) - 於保佐代子
  • 水倉 和弘(警視庁生活環境課の刑事) - 吉永秀平
  • 増井 由美(保健所職員) - 桜田聖子
  • 阿部 勇司(アプリティーボ社長) - 片岡弘鳳
  • 会田 清美(食中毒被害者) - 杉山みどり
  • 岡谷 望(丸徳フーズの社員) - 澤山薫
  • 橋爪(アプリティーボお台場店店員) - 松下哲
第4話 「別れのダンス」
  • 須永 肇(競技ダンサー) - 大澄賢也
  • 今宮 礼夏(須永のパートナー) - 陽月華
  • 国東 遥子(芳川のパートナー) - 万里紗
  • 湯沢 武大(ヨツバ電器産業のCEO) - 佐々木勝彦
  • 芳川 圭一(競技ダンサー) - 廣瀬大介
  • 佐野 伸夫(悦子の同僚) - 西海健二郎
  • 岡本(競技会の司会) - 田上ひろし
  • 茂手木 文彦(湯沢の部下) - 若林久弥
第5話 「エントリーシート」
  • 北川 奈月(城南大学経済学部4年生) - 岩田さゆり
  • 紀平 浩一(奈月の元彼氏) - 斉藤祥太
  • 高林 真理(奈月の友達) - 近野成美
  • 後藤 和人(四菱商事就職面接担当者) - 小久保寿人
  • 皆川 克利(ミナガワ就職面接塾塾長) - 金剛地武志
  • 小浜 律子(就活生) - 我妻三輪子
  • 真田 義男(後藤の同職) - 古川九一
  • 岩井 旬(東山証券就職面接担当者) - にわつとむ
  • 杉本(紳士服店店員) - 琴菜
  • 北川 勲(奈月の父) - 岡田謙
第6話 「右京の腕時計」
第7話 「目撃証言」
  • 佐野 陽一(元受刑者) - 小松和重
  • 片山 遼(警視庁大橋警察署刑事課) - 井田國彦
  • 東海林 美久(千倉の同僚・慶明大学4年生) - 菅野莉央
  • 清水 稔(ハルの息子) - ヨシダ朝
  • 千倉 博(カフェの店員) - 藤間宇宙
  • 牟田 勉(「はらぺこ弁当」の店主) - 森富士夫
  • 岡 英彦(ホームレス) - 山口晃
  • 梶田 佐緒里(カフェの店長) - 中村愛美
  • 清水 ハル(犯罪被害者・故人) - 篠塚登紀子
  • 野島 漣斗(美久の彼氏) - 成田瑛基
第8話 「最後の淑女」
第9話 「かもめが死んだ日」
第10話 「ボマー〜狙撃容疑者特命係・甲斐享を射殺せよ!」
  • 桂木 重吾(ジャーナリスト) - 宇崎竜童
  • 桂木 涼(ジャーナリスト・重吾の娘) - 佐藤藍子
  • 北村 悠馬(月島高校定時制3年) - 大和田健介
  • 柳沢 晃(東西新聞記者) - 川野太郎
  • 井出 聡(警視庁公安部外事第3課課長) - 大鷹明良
  • 犬飼 孝則(井手の部下) - 工藤俊作
  • 大石 真弓(警視庁刑事部総務課) - 松本若菜
  • 本田 克己(井手の部下) - 森本とみやす
  • 田所 信一(田所法律事務所の弁護士) - 児玉頼信
  • 長峰 真(帝国情報リサーチ社の社員) - 神戸誠治
  • 正木 浩輔(警視庁公安部長) - 中村橋之助
第11話 「デイドリーム」
  • 西牟田 叶絵(新京大学心理学部准教授) - 雛形あきこ
  • 南雲 英嗣(新京大学臨床心理相談研究所所長) - 井上肇
  • 柄本 麻耶(新京大学心理学部准教授) - 森谷ふみ
  • 明月(明月探偵事務所探偵) - 浜近高徳
  • 的場 太一(柄本のクライアント) - 藤本浩二
  • 柳 省吾(前科者・銀英会の幹部) - 外川貴博
  • 西牟田 郁子(叶絵の母) - 蓬莱照子
  • 井波 駿介(叶絵のクライアント) - 札内幸太
  • 陣川 公平(警視庁捜査第一課強行犯捜査第一係警部補) - 原田龍二
第12話 「崖っぷちの女」
  • 中井 雪絵(東京アカデミー音楽学院講師) - 小島聖
  • 布川(音楽学院理事長) - 陰山泰
  • 宮地(音楽学院副校長) - 岸博之
  • 加藤(音楽学院校長) - 安藤一夫
  • 緑川 万理(音楽学院の生徒) - 大野未来
  • 前田 智文(雪絵の同僚) - 下総源太朗
  • 風間 守(雪絵の同僚・故人) - 原田裕章
  • 岡野(松枝署刑事課長) - 金井良信
  • 前田(智文の妻) - 本多真弓
  • 谷川 貞夫(ジャズトランペッター) - 原田充大
第13話 「右京さんの友達」
第14話 「顔」
  • 白鳥 聡美(白鳥美容外科クリニック院長) - 有沢比呂子
  • 炭谷 善也(上野の上司) - 遠山俊也
  • 児玉 則彦(カフェ店員) - 山口翔悟(幼少期:大山蓮斗)
  • 児玉(則彦の父) - 山口翔悟(二役)
  • 上野 拓馬(クラウン倉庫社員) - 笠原秀幸
  • 児玉 則彦(整形後) - 笠原秀幸(二役)
  • 藤田 真奈(クリーニング店の店員) - 建みさと
  • 井口 知世(クラウン倉庫の受付) - 平間美貴
  • 浅香 実由紀(Sweet Roseのホステス) - 護あさな
  • 上野 寛子(拓馬の母) - 兎本有紀
  • 三木 賢三(実由紀の元彼) - 萩野崇
  • 高橋(よみうりランドインフォメーション係) - 大久保千晴
  • 児玉 加津子(則彦の母) - 芦川よしみ
第15話 「見知らぬ共犯者」
  • 大倉 修司(奈津の父) - 中山仁
  • 有村 亮(舞台俳優) - 天野浩成
  • 大倉 奈津(女優・故人) - 中山絵梨奈
  • 山路 康介(芸能評論家) - 小林尚臣
第16話 「聞きすぎた男」
  • 小曽根 直哉(小曽根通信技術研究所所長) - 山崎樹範
  • 鍵谷 里枝(未亡人) - 嘉門洋子
  • 三沢 泰彦(レストランオーナーシェフ) - 俊藤光利
  • 大藤 繁一(東西信販の常務) - 佐渡稔
  • 小曽根 遥(直哉の娘) - 三本采香
第17話 「ヒーロー」
  • 杉本 竜也(自称・印刷工場勤務)- 岸田タツヤ
  • 里見 麗子(弁護士) - 松尾れい子
  • 菅井 修二(被害者遺族) - 石井洋祐[注 139]
  • 沼田 敬一郎(「メディアステップ」「スターリゾート」社長) - 小須田康人[注 133]
  • 杉本 信也(竜也の父) - 永野典勝
  • 上田 房江(被害者遺族) - 森下まひろ
  • 轟 秀和(メディアステップの経営企画部長) - 大内厚雄
第18話 「待ちぼうけ」
  • 友部 巧(元トラック運転手) - 太川陽介
  • 伊沢 雪美(巧の元婚約者) - 芳本美代子
  • 津久井 和夫(故人) - 伏見哲夫
  • 伊沢 康明(雪美の夫) - 新田純一
最終話 「プロテクト」
  • 御影 康次郎(死刑囚) - 中村嘉葎雄
  • 御影 真一(康次郎の長男・前科者) - 阿部進之介[注 134]
  • 御影 悠二(康次郎の次男・弁護士) - 篠田光亮
  • 御影 智三(康次郎の三男) - 冨田佳輔
  • 雁屋 耕大(新浜町役場職員・小野田の従兄弟) - 井上高志
  • 久保寺 昌樹(東京拘置所の刑務官) - 福井博章
  • 久保寺 ゆきこ(昌樹の妻) - 川田希
  • 久保寺 みな(昌樹の娘) - 安生悠璃菜
  • 瀬戸内 米蔵(受刑者・元法務大臣) - 津川雅彦

season13

第1話 「ファントム・アサシン」
  • 社 美彌子(内閣官房内閣情報調査室「内調」総務部門主幹) - 仲間由紀恵[18]
  • 天野 是清(「内調」の室長) - 羽場裕一
  • 矢部 邦仁(陸上自衛隊二等陸尉) - 高杉亘
  • 下山 秀和(与党議員) - 五代高之
  • 佐々木 宏(東京都庁経営部振興課課長) - 大石継太
  • 伊勢 光(日本半導体技研技術社員) - 和田聰宏
  • ヤロポロク・アレンスキー(「ロシアンタイムス」東京支局長) - ユーリー・B・ブラーフ
  • 日下 栄介(慶明大学理工学部准教授) - 浅野雅博
  • 横田 小百合(慶明大学学生) - 志保
  • 小倉 健二(初芝交易物流企画営業部主任) - 松崎謙二
  • 若島 博文(帝都新聞政治部記者) - 鎌倉太郎
  • 吉田 一郎(ホームレス・杉下の知人) - 松尾貴史
第2話 「14歳」
  • 高宮 優(緑川学園大学付属中等部の2年生) - 濱田龍臣
  • 高宮 信一(優の父・文部科学省職員) - 山崎銀之丞
  • 緑川 文一郎(緑川学園理事長) - 森宮隆
  • 鶴田 栄治(中等部の校長) - 山崎大輔
  • 中居 太(元不動産会社の社長) - 小林健一
  • 近藤 秋夫(元東山不動産重役) - 岩渕敏司
  • 遠藤 かおる(優の元担任) - 一双麻希
第3話 「許されざる者」
第4話 「第三の女」
  • 浅木 真彩(警視庁捜査一課7係の新任刑事) - 原田夏希
  • 勅使河原 章(警察庁生活安全課課長) - 樋口隆則
  • 日向 貴文(東都出版の記者) - 津村知与支
  • 名取 恵子(「シルバー警備保障」機械警備部担当部長) - 菅原あき
  • 和田 廣樹(シルバー警備保障の社長) - 永田耕一
  • 田村 順(名取の上司) - 内田紳一郎
  • 葛西 ひろみ(警察学校教官) - 氏家恵
  • 宮川 洋(週刊誌編集長) - 蒲田哲
第5話 「最期の告白」
第6話 「ママ友」
  • 棚橋 雅代(パート従業員・元クリーニング店の店員) - 岩崎ひろみ
  • 勝瀬 円香(雅代のママ友) - 春木みさよ
  • 佐々木 広子(翻訳家) - 三輪ひとみ
  • 橋本 百合(雅代のママ友) - 吉本菜穂子
  • 有村 七海(雅代のママ友) - 河本千明
  • 橋本 美優(百合の娘) - 岩崎未来
  • 勝瀬 陸(円香の息子) - 中野遥斗
  • 有村 貴大(七海の息子) - 芦沢琢斗
  • 棚橋 大輝(雅代の息子) - 岩田龍門
  • 橋本 伸太郎(百合の夫) - 松井正樹
  • 有村 英太(七海の夫) - 藤原正和
第7話 「死命」
  • 田無 昌平(「はれぞら園」に在籍) - 米村亮太朗
  • 小山 美波(「はれぞら園」に在籍) - 清水くるみ
  • 高安 奈々(昌平の元恋人) - 藤井美加子
  • 田無 君江(レストラン勤務) - 平ますみ
  • 峰岸 勇人(「はれぞら園」に在籍) - 古口拓也
  • 高安 奈緒(奈々の娘) - 小菅汐梨
  • 大原 美千代(NPO法人「若者支援クラブはれぞら園」の園長) - 阿知波悟美
第8話 「幸運の行方」
第9話 「サイドストーリー」
第10話 「ストレイシープ」
  • 新井 亮一(西田の通夜の参列者) - 平岳大
  • 西田 悟巳(杉下の友人・故人) - 石田ひかり
  • 梶井 素子(修吾の実母・投資会社社長) - 川上麻衣子
  • 橘高 誠一郎(衆議院議員・元東京地検特捜部長) - 三浦浩一
  • 飛城 雄一(犯罪の「神様」) - 横田栄司
  • 佐伯 紫乃(「小料理しの」の女将) - 大家由祐子
  • 吉岡 琢磨(誘拐事件の現場指揮官) - 坂田雅彦
  • 伊藤 博美(梶井の元顧客・故人) - 泉晶子
  • 粕谷 栄子(料亭「一松」の仲居・故人) - 山本雅子
  • 村本 朱実(修吾の義母) - 佐藤友紀
  • 村本 博史(修吾の父) - 石橋徹郎
  • 藤井 貞雄(内田工務店の従業員・故人) - 後田真欧
  • 大杉 鉄平(飛城の部下) - 松井工
  • 生田 里保(藤井の恋人・故人) - 前田聖来
  • 天沢 大二郎(衆議院議員・故人) - 辻つとむ
  • 村本 修吾(博史と朱実の息子) - 高梨理央
  • 日野(警視庁警部補・スナイパー) - 寺島進
  • 社 美彌子(警視庁広報課長) - 仲間由紀恵
第11話 「米沢守、最後の挨拶」
第12話 「学び舎」
  • 久我沢 舞(協和堂大学日本文学科3年) - 早織
  • 池本 正(協和堂大学理学部生物学科の教授) - 長谷川公彦
  • ミツオ(ホームレス) - 内田滋
  • 吉野 慶介(協和堂大学非常勤講師) - 中林大樹
  • 笹沼 隆文(協和堂大学理事長) - 伴大介
  • 水田 理恵子(池本研究室の助教) - 松坂早苗
第13話 「人生最良の日」
第14話 「アザミ」
  • 新宮 奏(蔵人の姪) - 笹本玲奈(少女期:松本来夢
  • 新宮 孝子(蔵人の妻) - 栗田よう子
  • 新宮 蔵人(新宮ヴァイオリン工房の社長) - 鈴木綜馬
  • 板倉 達夫(ヴァイオリン工房勤務のマイスター) - 鈴木一功
  • 新宮 響(奏の双子の妹・故人) - 松本来夢
  • 横手 譲(ヴァイオリンマイスター) - 森岡豊
  • 曲(奥多摩署の刑事) - 高品剛
  • 田代 野絵(家政婦) - 斉藤レイ
  • クラウス・ローゼ(ヴァイオリニスト) - マンフレッド・ヴォーダルツ
第15話 「鮎川教授最後の授業」
第16話 「鮎川教授最後の授業・解決篇」
  • 鮎川 珠光(東京大学法学部名誉教授) - 清水紘治[注 129]
  • 御堂 黎子(鮎川の家政婦) - 石野真子
  • 溝口 誠(弁護士・元東京高検検事) - 斎藤歩
  • 江田 哲男(東京大学法学部教授) - 奥田達士
  • 小松崎 啓三(財務省の幹部) - 佐藤裕
  • 吾妻 義之(東京大学法学部准教授) - 片岡信和
  • 双葉 春榮(警察OB) - 沼田爆(第16話のみ)
  • 御堂 純一(御堂不動産の社長) - 大家仁志(第16話のみ)
  • 社 美彌子(警視庁広報課長) - 仲間由紀恵
第17話 「妹よ」
  • 陣川 公平(警視庁捜査第一課強行犯捜査第一係警部補) - 原田龍二
  • 陣川 美奈子(公平の妹・人材会社「ゴールド・サーチ」社員) - 水崎綾女
  • 高柳 沙織(ゴールド・サーチ社長) - 魏涼子
  • 牧田 冬美(ゴールド・サーチの清掃員) - 松本海希
  • 谷口 雅治(美奈子の同僚) - 亀田佳明
  • 山本 繁(アコウ電器の社員) - 北上史欧
  • 香坂 達郎(明楽商事東京営業部統括マネージャー) - 佐藤伸之
  • 工藤 勇一(アール総合調査事務所の調査員) - 板垣雄亮
第18話 「苦い水」
  • 片山 雛子(衆議院議員) - 木村佳乃(高校時代:安田愛里)
  • 饗庭 丈弘(左官工) - 伊嵜充則
  • 西崎 早苗(饗庭の交際相手) - ハマカワフミエ
  • 桐山 友哉(桐山グループの御曹司) - 藤重政孝
  • 小久保 愛子(片山の先輩議員) - 富沢亜古
  • 村上 涼子(会員制高級風俗嬢) - 桜木梨奈
  • 濱倉 千恵(主婦) - 松浦唯
最終話 「ダークナイト」

season14

第1話 「フランケンシュタインの告白」
  • 慈光(僧侶・西多摩刑務所の教誨師) - 大和田獏
  • 増渕 万里(西多摩刑務所刑務官) - 阿部丈二
  • 梅津 源平(西多摩刑務所の受刑者) - 井之上隆志
  • 美倉 成豪(西多摩刑務所の受刑者) - 小柳心
  • 田代 伊久夫(西多摩刑務所刑務官) - 栩原楽人
  • 伊達 宏(西多摩刑務所刑務官) - 花戸祐介
  • 磐城 賢三(西多摩刑務所所長) - 川島一平
  • 荒木 秀典(西多摩刑務所の受刑者) - 川辺邦弘
  • 藤森 喜郎(西多摩刑務所特別司法警察職員) - 植村喜八郎
  • 井川 茂(西多摩刑務所特別司法警察職員) - 森山栄治
  • 石井 康孝(医師) - 中田春介
  • 入木 正次(西多摩刑務所刑務官) - 杉田吉平
  • 中嶋 良行(西多摩刑務所刑務官) - 藤岡大樹
  • 坂崎 保(西多摩刑務所刑務官) - 真田幹也
  • 大谷 真治(西多摩刑務所幹部) - 清水一彰
  • 長尾 朗(西多摩刑務所幹部) - 井川哲也
  • 千々谷(西多摩刑務所の受刑者) - 上西雄大
第2話 「或る相棒の死」
  • 早田 茂樹(埼玉県警中央署の刑事) - 宅間孝行
  • 千原 純次(ジャーナリスト・元警察官) - 関戸将志
  • 千原 麻衣(千原の娘・女子高生) - 堀田真由
  • 浦上(埼玉県警中央署署長) - 信太昌之
  • 坂之上 慶親(警視副総監) - 真夏竜
  • 清水 靖男(埼玉県警中央署の刑事) - 篠原さとし
  • 松木 卓也(埼玉県警中央署の刑事) - 川連廣明
  • 奈々美(ホステス) - 和田麻菜
第3話 「死に神」
  • 中村 隼(中村ケミカル工業社長) - 近藤公園
  • 雨宮 一馬(青年実業家) - 葛山信吾
  • 志茂田 光一(イタリアンレストランの実業家) - 鷲尾昇
  • 坂下 真里(中村の元婚約者・故人) - 松山愛里
  • 福本 早紀 - 長谷川眞優
  • 尾崎 美由紀(あさぎ商事社員) - 中島亜梨沙
  • 若田(リポーター) - 川合千里
  • 雨宮 遥香(雨宮の妹・故人) - 坂上嘉世
第4話 「ファンタスマゴリ」
  • 片野坂 義男(金融コンサルタント・警視庁捜査二課の元課長) - 岩松了
  • 譜久村 聖太郎(政財界につながりを持つフィクサーと呼ばれる男) - 織本順吉
  • 柳本 愛(孝の娘・全日本バラ協会の財務担当) - 伊藤久美子
  • 黒崎 健太(東京地検特捜部検事) - 中原裕也
  • 高木 利一(警視庁捜査二課の刑事) - 加門良
  • 牧野 希美(聖フランセス学園のシスター) - 長尾奈奈
  • 長谷川 壮一(片野坂のボディーガード) - 土師正貴
  • 小路 祐介(譜久村家の庭師) - 藤原鉄苹
  • 柳本 孝(元証券マン・故人) - 古谷朋弘
第5話 「2045」
  • 長江 菜美子(人工知能技術研究所の所属研究員) - 平岩紙
  • 坂本 紘一(法務省刑事局刑事課企画室長) - 木下政治
  • 藤井 玲子(藤井の妻) - 寺田千穂
  • 見村 彩那(ブルーライトシステムズ社員) - 田川可奈美
  • 藤井 由紀夫(法務省刑事局刑事課企画室主任) - 小林博
  • ジェームズ(人工知能) - 小田久史(声)
第6話 「はつ恋」
  • 星野 玲奈(将人の内縁の妻・坂上税理士事務所の事務員) - 笛木優子(少女期:中村優花
  • 山本 将人(ジャンクアーティスト) - 内浦純一(少年期:須田琉雅
  • 白石 由紀(アートディレクター) - 中原果南
  • 坂上 武雄(坂上税理士事務所の税理士) - 石井テルユキ
  • 小松 典子(児童養護施設「清岩学園」の保母) - 前沢保美
  • 星野 浩史(玲奈の父) - 西岡秀記
  • 佐々本 徹(佐々本調査事務所所長) - 田村寿啓
第7話 「キモノ綺譚」
  • 上條 愛(幸子の双子の妹・着付け教室の講師) - 西原亜希(幼少期:遠藤美優
  • 上條 幸子(クラブアルヘナのホステス兼マネージャー・源氏名は今日子) - 西原亜希(幼少期:遠藤真優
  • 上條 絵美(愛と幸子と吏玖の母・クラブアルヘナのママ) - 岩本千春
  • 上條 吏玖(愛と幸子の弟) - 高橋來
  • 佐藤 良行(刑事) - 天蝶二
第8話 「最終回の奇跡」
  • 箱崎 咲良(人気漫画家) - 玄理[19]
  • 箱崎 ますみ(咲良の姉) - 原田佳奈
  • 桜岡 肇(ダイムエンタテイメント社員) - 矢本悠馬
  • 真山 文彦(『月刊ジュピター』編集長) - 吉田智則
  • 藤枝 宏樹(『月刊ジュピター』編集部員) - 村上大樹
  • 原田 良輔(ダイムエンタテイメント社長) - 内田健介
  • 木下 学(ダイムエンタテイメント取締役) - 平川博晶
  • 三輪 里香(ダイムエンタテイメント社長秘書) - 青山郁代
第9話 「秘密の家」
  • 神田 志乃(川口の娘) - 新妻聖子
  • 神田 祐介(志乃の夫・貿易会社社長) - 若狭勝也
  • 沼田 吾郎(首都警備保障社長秘書) - 乃木涼介
  • 佐竹 修司(荒川橋不動産社員) - 玉置孝匡
  • 神田 ひなた(祐介と志乃の娘・日野市立西小学校の児童) - 須田理央
  • 室田 繁(指名手配中の暴力団員) - 稲葉年哉
  • 舞(ひなたの友達) - 杉堀佑衣
  • 杏(ひなたの友達) - 山本瞳依
  • マウロ・アロンソ(エルドビア人・反政府組織の一員) - ホセイン・ペイマニ
  • 黒川 拓哉(喫茶店の店長) - 小泉翔斗
  • 川口 健作(首都警備保障社長・元山梨県警副本部長) - 西田健
第10話 「英雄〜罪深き者たち」
  • 本多 篤人(赤いカナリアの元幹部・現在の名前は「木本遼一」) - 古谷一行
  • 本多 茉莉(篤人の娘・現在の名前は「木本百合」) - 内山理名
  • 植村 明梨(富山県後浦村役場の職員) - 武田梨奈(幼少期:須河涼
  • 鞘師 九一郎(サルウィン国の外交官・元暴力団組長・現在の名前は「ツニャカオ」) - 橋本さとし
  • 柄谷 時生(孤児) - 郭智博(幼少期:橋爪龍)
  • 森戸 智紀(音越の第二秘書・大黒の元秘書) - 山岸門人
  • 浦上 直(音越のボディーガード) - 鍛治直人
  • 須賀原 正夫(警視庁公安部公安三課の警部補) - 越村友一
  • 大黒 隆明(富山県選出の元国会議員・故人) - 重松収
  • 黒崎 健太(冠城の元同僚・東京地検特捜部検事) - 中原裕也
  • 尾崎(看護師) - 及川莉乃
  • 鷹島 瑤子(アナウンサー) - 小森郁子
  • 鮎川 音弥(炭疽菌テロの関係者) - 岡本富士太(写真)
  • 勝又 司(炭疽菌テロの関係者) - 清川均(写真)
  • 後藤 英輝(炭疽菌テロの関係者) - 石川祐地(写真)
  • 三浦 信輔(旅人・警視庁刑事部捜査一課7係の元刑事) - 大谷亮介
  • 音越 栄徳(内閣官房長官) - 西村和彦
  • 片山 雛子(内閣官房副長官) - 木村佳乃
第11話 「共演者」
  • 桜庭 かなえ(女優) - 高橋かおり
  • 岡田 弘志(キャピタル法律事務所の弁護士・冠城の大学の同期) - 田中壮太郎
  • 新庄 輝夫(付き人) - 岸博之
  • 中沢 和男(静岡県警察の刑事) - 二反田雅澄
  • 林 貴一(静岡県警察の刑事) - 植田真介
  • 森山 敏則(恵子の元夫) - 祖父江進
  • 遠藤 二三男(映画監督) - 橋沢進一
  • 桜庭 恵子(かなえの姉でマネージャー) - 白土直子
  • 川村 美樹(ホステス) - 浜崎茜
  • 小宮 ユキ(付き人) - 岡部恭子
  • 原田 七海(元女優・万里子の遠縁・故人) - 中田絢千
  • 水野 良枝(桜庭家のお手伝い) - 安田亜矢
  • 池内 晋(ホテル支配人) - 小沢日出晴
  • 森山 カレン(敏則と恵子の娘) - 武井美優
  • 桐島 万里子(女優) - 多岐川裕美
第12話 「陣川という名の犬」
  • 陣川 公平(警視庁捜査第一課強行犯捜査第一係警部補) - 原田龍二[20]
  • 矢島 さゆみ(珈琲店「Cafe de muguet」店主) - 黒川智花
  • 北 一幸(北司法書士事務所の司法書士) - 野間口徹
  • 生木 拓(渋谷区路上男性会社員殺人事件の指名手配犯) - 草野イニ
  • 宮沢 彩花(元弁当屋のパート店員) - 関谷春子
  • 野田(害虫駆除会社「ノダ消毒」社長) - 剛州
  • 矢島 絵里(さゆみの姉) - 今村有希
  • 瀬山 圭子(都内広域女性連続殺人事件「第五の事件」の被害者) - 田野口萌
第13話 「伊丹刑事の失職」
  • 今井 将司(日刊プレス編集部の記者) - 大場泰正
  • 大庭 泰三(宮子の息子・オオバ水道社長) - 丹羽貞仁
  • 柏田 隆弘(日刊プレス編集長) - 野仲イサオ
  • 峰岸 圭一(旅行代理店「ラックスツアーズ」社長) - 志村東吾
  • 加納 美咲(ラックスツアーズの元社員) - 田中えみ
  • 大庭 宮子(詐欺被害者・故人) - 松風はる美
第14話 「スポットライト」
  • 桑島 伝(漫才コンビ「でんすけ」のツッコミ・あおい運送のアルバイト) - 渋谷謙人
  • 原田 コースケ(「でんすけ」のボケ・あおい運送のアルバイト) - 駒木根隆介
  • 式田 リオ(芳彦の妻・総合美容サロン「shikita」社長) - 小林麻子
  • 谷 志桜里(芳彦の内縁の妻) - 荻野友里
  • 式田 芳彦(蘭栽培「オルキデ」経営) - 木川淳一
  • 鈴木 美里(保育士・「でんすけ」のファン) - 小川夏鈴
  • 桧山(劇場「下北ビッグ」の経営者) - 藤原邦章
  • 慎也(漫才コンビ「リッパーズ」のボケ) - ハードパンチャー妹尾(ザ・パーフェクト)
  • 正樹(「リッパーズ」のツッコミ) - ピンボケたろう(ザ・パーフェクト)
  • 水島 敦(オルキデ社員) - 小林裕之
第15話 「警察嫌い」
  • 青木 年男(公務員・犯行の目撃者) - 浅利陽介
  • 伊縫 剛(真子の父・伊縫組組長・広域暴力団「銀龍会」若頭) - 上杉祥三
  • 石川 圭三(芸能プロダクション社長・真子の知り合い) - 中山峻
  • 谷 寿一郎(協和堂大学政経学部3年生・第一発見者) - 下山葵
  • 森下 澪(協和堂大学社会学部3年生・真子の恋人) - 大澤あけみ
  • 色川 真子(協和堂大学政経学部3年生・殺人被害者) - 澄音
第16話 「右京の同級生」
  • 野坂 信一(法務省入国管理局の入国警備官) - 春田純一
  • 犀川 武彦(一般社団法人「国際ディスパッチ協会」理事長) - 桜木健一
  • マリオ・ムラカミ(品川興産の清掃員・日系三世のエルドビア人) - 広瀬剛進
  • 高井 義人(国際ディスパッチ協会の調査員) - 神農直隆
  • 黒木(クロキ金属加工社長) - 掛田誠
  • ニコラ・ガルシ(クロキ金属加工の作業員・エルドビア人) - セバスチャンK
  • 小林(NPO法人在留外国人支援センターレストハウスのスタッフ) - せんだ雄太
  • 杉下 右京(小学生期) - 新井真悟
  • 小峰 律子(小峰医院の医師・右京の小学校の同級生) - 竹下景子[21](小学生期:吉川ひかり
第17話 「物理学者と猫」
  • 堀井 亮(帝都大学准教授) - 正名僕蔵
  • 成田 裕二(知子の夫・帝都大学職員) - 中丸新将
  • 成田 知子(帝都大学教授・故人) - 大沼百合子
  • 山嵜 麻美(帝都大学准教授) - 林田麻里
  • 青海 翔太(麻美の助手) - 落合孝裕
第18話 「神隠しの山」
第19話 「神隠しの山の始末」
  • 峰田 鉄朗(陶芸家) - 升毅
  • 峰田 喜久子(鉄朗の妻) - 山口果林
  • 遠藤 里実(富士屋食堂店員・スナック「みき」ホステス) - 岡本あずさ
  • 橘 翔太(山梨電話工事の作業員) - 清水優
  • 遠藤 亮(里実の別居中の夫) - 川野直輝
  • 斗ヶ沢 雄輔(指名手配中の宝石強盗犯) - 窪寺昭[22]
  • 望月 満(山梨県警主任刑事) - 古井榮一
  • 佐野 和也(山梨県警刑事) - 依田哲哉
  • 宮田(質屋「宮田」店主) - 石山輝夫(第18話のみ)
  • 金子 みき(スナック「みき」ママ) - 丸山明恵(第18話のみ)
  • 村井 流雲(失踪した陶芸家・峰田夫妻の師匠) - 大槻修治
  • 前園 桔平(霧谷村役場助役) - 下條アトム
最終話 「ラストケース」
  • 鴨志田 慎子(公安調査官) - 高岡早紀
  • 玉手 平蔵(副総理大臣) - 小野寺昭
  • 玄間 寿郎(内閣総理大臣) - 国広富之
  • 金井塚 一(警視庁警察学校学生) - 小柳友
  • 伴野 甚一(警視庁警察学校学生) - 瀬川亮
  • 宮家 純惠(公安調査官) - 菅井玲
  • 白石 耕太(ネットジャーナリスト) - 長尾卓磨
  • 斉藤 瑠偉子(警視庁捜査一課の刑事) - 樋口泰子
  • 枝野(警察学校射撃訓練の教官) - 中田敦夫
  • 荒又 興三(文部科学大臣) - 滝雅人
  • 倉科(警視庁警察学校学生) - 榎本たくま
  • 菊本 嘉之(農林水産大臣・テロ被害者遺族の会「希」顧問) - 石橋蓮司

脚注

注釈

  1. ^ この法則は尊の代にS.7の打ち上げで脚本家の戸田山雅司に指摘されて気付いたといい、享の時も同様の法則性を踏襲したと『オフィシャルガイドブック 相棒vol.3』での松本基弘ゼネラルプロデューサーと脚本の輿水泰弘の対談で語られている。劇中でも角田米沢がこの共通項を指摘している(S.11-2)。
  2. ^ 水谷はS.11-11で、エンドクレジットでは未表記ながら右京とゲストキャラクターの一人二役で出演した。
  3. ^ PS.までは警部補の設定であったが、PS.1で伊丹が「警部殿」と呼ぶ場面がある。なお、現実の警察キャリアは採用時に警部補、その後の研修などを終了した時点で自動的に警部に昇任し、採用後7年以内に自動的に警視へ昇任して将来的には警視監まで昇るが、右京の場合は実質的に「昇任なし」という極めて特異なケースである。
  4. ^ この結果に腹を立てた彼は、緊急対策特命係の表札を床に叩きつけ破壊した。その時ちょうど特命係の文字が残った事から、以降この部署は特命係と呼ばれるようになった。
  5. ^ S.1時点では15年前とされてきたが、S.14-4の時点で20年前には捜査二課に在籍していたことになっており、S.1から10年以上が経過しているため、上記の設定と矛盾している。
  6. ^ 処分解除までの間右京は「警視庁に自由に出入りできる身分ではない」ため、警視庁の建物に入る際には米沢や角田に協力してもらっていた。
  7. ^ たまきとの関係を他人に邪魔されると憮然となったり(S.8-1他)、たまきが他の男性と映画に行ったことに軽く嫉妬を覚えたりする(S.9-7)。
  8. ^ 映像化にあたっては専属のスタイリストがついている。スーツ姿以外での登場は一度もない。
  9. ^ 実際にはそれらスーツや靴が事件解決のカギとなった(S.9-14、S.11-17)。
  10. ^ 上層部も右京についていけずに部下が辞めていくことを見越して組織から排除したい不要な人材を送り込んでくる。人質になると言う失態を犯し、警察官として恥をかいた薫についても厄介払いの為に右京の下に就けられた。
  11. ^ これらの能力や性格は昔から備わっていたようで、小学校時代にたった3日間だけ同級生だった転校生が筆箱の盗難騒ぎで犯人と疑われた際に、ただの置き忘れである事を証明し濡れ衣を晴らしたことがある(S.14-16)。
  12. ^ 薫ら慣れた相棒が「気になるんですね?」と突っこんで「えぇ、気になります」と返す場面もある。
  13. ^ 当初は普通に「はい?」と言っていたが、シリーズを重ねていくにつれて独特の抑揚に変わっていった。
  14. ^ 人を傷つけることのない安全な銃が出来ないか、町工場の経営者に問い合わせてもいる(S.2-4)。
  15. ^ 水谷自身は元々コーヒー党だったが、本作がきっかけで紅茶好きになったという。
  16. ^ 当初は普通に注いでいたが、徐々に段々高くなっていった。また、熱い飛沫が自分の手に飛び散るところを我慢しながらやっており、水谷本人によると「本能が刺激されてどれだけ高くまでいけるかやってみたくなった」(2008年4月30日放送の『スーパーJチャンネル』)という。なお、水谷本人が撮影中に考案した注ぎ方で、「こんな風に注いだら、紅茶がおいしくなりそうだし紅茶の時間が楽しくなる、と思った」というが、本来は不作法であり、紅茶の専門家から紅茶教室の生徒が真似をして困る、と抗議されかけた(朝日新聞テレビラジオ;2014年1月1日見出し面より)。
  17. ^ ゲスト出演者である毒島幸一も紅茶愛好家との設定で同じ注ぎ方をする(S.12-13)。
  18. ^ とはいえS.1-7では梅干入りカクテルを飲んでいる。
  19. ^ 電卓については左手でも迅速に操作できる(S.11-6)
  20. ^ 出先などで捜査資料や写真などを入手する必要がある場合には薫のスマホや手近のPCなどに送らせて対処した。
  21. ^ 技全般に秀でてはいないが、特定の技のみの習得に注力し、それを使って上級者とも渡り合う。
  22. ^ 捜査中は薫や尊の車に同乗し、助手席の右京が赤色灯を屋根に乗せて覆面パトカーとして走行する場面もある。平時はたまきに運転を任せていた。相棒不在の場合は自らハンドルを握り(S.3-2、S.4-8、S.5-11、S.7-10,15、劇場版Iなど)、神戸が誘拐された際には、神戸の愛車GT-Rのハンドルを伊丹と共に握った(S.10-10)。
  23. ^ ボディカラーは黒、屋根は白で相棒専用カラー。
  24. ^ 大学時代にフランス文学講義の担当教官にもその点を指摘され、恋愛絡みの内容が多いその科目の単位を落とした(S.7-15)が、本人は「大学時代は女の子とデートをしていた」と述べている(S.2-4)。
  25. ^ PS.1で登場した履歴書には「巡査長」と大きく書かれているが、経歴欄には「(平成)7年4月 巡査部長昇進」と書かれている。
  26. ^ 松山市とのデータもあるが担当係官のミス。
  27. ^ 薫が警視庁に籍を置き、地方公務員である点に着目して地方公務員法の「不利益処分に関する不服申立て」(第49条と第50条)制度の存在を指摘したことで懲戒免職処分に亀山が不服を申し立てれば審理を通して事件を巡る警察内部の不祥事も公になる点に思い至らせて処分を撤回させた。
  28. ^ これまでに、アメリカ軍へ納入実績のある「ALPHA」社と「AVIREX」社が製造した「オリジナルフライトジャケット」が、テレビ朝日の公式グッズとして販売された。
  29. ^ 薫が自宅を訪問した角田に対して「うち、禁煙になったもんで」と述べている(S.6-17)。また、『相棒検定』P13の「寺脇出題クイズ内」でもS.6でタバコをやめた旨の記載がある。
  30. ^ 東南アジアにあるとされる架空の国家で、地図によるとミャンマーバングラデシュに挟まれている。
  31. ^ その後の薫自身に関する直接的な登場や、右京との交流を続けているような描写は一切ないが、瀬戸内ややよいが薫の近況を右京に聞く場面がある(S.9-最終話、S.10-5)。
  32. ^ 演者の及川本人も大田区出身。
  33. ^ システムの試験運用を時期尚早と訴える自身を外して早期にことを済ませようとする上層部の思惑もある。
  34. ^ スーツは及川本人のライブMCによればキャサリン・ハムネット。シャツはコットングラフィックとテレビ朝日が共同で製造したオリジナルシャツ(劇場版IIオフィシャルブックより)で、2010年に行われた「相棒展」及び、テレビ朝日の公式グッズで「尊シャツ」として販売された。
  35. ^ 及川本人の希望で、晴れてスパイではなくなったS.9からは明るい色のシャツも着用(劇場版IIオフィシャルブックより)。
  36. ^ 初対面時の尊の名刺を見た伊丹と芹沢が「尊(たける)」を「ソン」と読み間違えたことに由来しており、三浦は最初から正しい読み方を承知していたが、2人と同様に「ソン」と呼び、陣川にも「ソン君」と呼ばれている。また、矢木には「タケちゃん」と呼ばれている(S.10-11)。
  37. ^ 元々は及川自身のアドリブ(2010年10月16日放送の『俳優の集まるレストラン』より)。
  38. ^ なお、運転時はサングラスを着用している。また白の同型車を運転する場面もある(劇場版III)が、買い替えたのか2台所有しているのかは不明。
  39. ^ これは演じた及川光博の画力の高さを反映した、いわゆる「楽屋ネタ」。
  40. ^ 捜査の為にやむなく観察する際にはハンカチで口許を抑えつつも堪えて遠目に観察する様子がしばしば見える。
  41. ^ 実際には「正式に特命係に所属した人物」である陣川も警察を離職していないが、陣川は「右京の相棒」には含まれていないので、除外する。
  42. ^ ただし、何らかの理由で警察を毛嫌いする人物が犯行の唯一の目撃者となった事件では、頑なに捜査への協力を拒み続けるその人物から証拠・証言を得る手段を巡って右京と対立し、事件解決後には右京からの長い「お説教」を受けた(S.14-15)。
  43. ^ この点に関しては、日下部からも「女癖が悪い」と言われている(S.14-15)。
  44. ^ 次に襲撃された際は応戦したため真偽は不明。
  45. ^ 夕霧岳に絡んだ事件についての右京の推理を聞いた亘は、この山に逃げ込んで隠遁生活を送っていた指名手配犯を見たのだと一度は論理的な結論を得た。しかし、亘が幽霊と見られる人物を目撃した時期が、この山に指名手配犯が逃げ込んだ時期より前である事を右京に指摘され、この目撃談に関する推論は振出に戻った(S.14-19)。
  46. ^ 木札は右京やこれまでの相棒達の物より一回り大きなサイズに造られたが、「不統一は精神衛生上良くない」という理由で右京に自分の物とサイズを合わせるように削られた(S.14-7)。
  47. ^ S.4-最終話で婚姻届に記されていた。
  48. ^ これは鈴木本人の口癖でもあり劇中でアドリブとして使ったところで脚本家らも何気なく使うようになり、その後は美和子の性格に合っているとして定着した(S.3 DVD 第1巻 スペシャルコンテンツ インタビュー)。
  49. ^ 1〜5まであり、「お雑煮バージョン」もある。(S.6-10。2008年の元日スペシャル「寝台特急カシオペア殺人事件!」)味についての各人の意見は以下のとおり。薫:「ハッキリまずいわけでなく微妙な味だから始末が悪い」、右京:「複雑怪奇。でも癖になる」、たまき:「微妙」、角田:「奥さん、あんた天才だよ」。この他にも米沢や三浦・芹沢も食したが、感想は不明。伊丹は料理を前に出されても口にすることはなかった。関わった事件の容疑者からスパイスの使い方をアドバイスされたことで風味を増した(S.5-13)。また、2008年4月26日深夜放送の『テラコヤ!』で忠実に再現したものが出演者達に振る舞われたが、誰一人として「うまい」と言わずに、本番中にもかかわらず静まりかえった。ラベンダー色は赤カブの色素に由来する。
  50. ^ PS.1〜劇場版Iは旧芸名の高樹沙耶名義。
  51. ^ S.4までの「花の里」の外観や内装と所在地周辺の風景はシーズンごとに若干異なっていたが、S.5より固定された。
  52. ^ 例外として劇場版1でのランナースタイルとS.8-14で盲腸で入院していた時のパジャマ姿がある。
  53. ^ 行き付けの店を無くした右京が一時スランプに陥った原因となっており、いつも通り些細な手がかりからことの真相を言い当てて周囲は彼の変化にまったく気付かず、右京が自身の不調を訴えたことに驚いたが、後に幸子が「花の里」を引き継いだことでスランプは解消された(S.10-12)。
  54. ^ 享に対して前科を明かす場面はない。
  55. ^ 真飛は宝塚歌劇団による舞台『相棒』で、右京役を演じた経験がある。
  56. ^ 相棒season9 Blu-ray & DVD より。ただPS.3時点での上司の肩書も「警視庁捜査一課・強行犯7係」で、劇場版IIでもわずかながら7係の名前が出ている。
  57. ^ 当初は警部補から降格したという設定だった。
  58. ^ バリエーションも「亀吉〜!」や「警察庁の亀山様」、「所轄の亀山〜!」や「健康ランド会員の亀山〜!」などと増えており、携帯電話には「特亀」と登録しているが、薫が警視庁を去る際の第一声は「元・特命係の亀山」(S.7-9)である。また、薫の妻の美和子にも「特命係の亀山〜…夫婦」や「特命係の亀山〜…の嫁」、「亀山夫人」果ては「亀子」などの嫌味を言っているが、薫からは「捜査一課の伊丹〜!」や「特命係でない伊丹」、「畳」と呼ばれたこともあり、この「特命係の〜」は右京や尊を相手に一度だけ言ったことがある。
  59. ^ 但し、美人女優には目がないのか、女優の桜庭 かなえ(さくらば かなえ、演 - 高橋かおり)の姉が殺された事件では、警視庁の管轄外であるにもかかわらず、亘から会えるかも知れないと唆されて右京らの元へ情報提供の為に向かった(S.14-11)。
  60. ^ 待受画面には前述の女優である桜庭かなえの画像が表示されていた(S.14-11)。
  61. ^ PS.1では特殊犯捜査一係の室谷警部補役で出演していた。
  62. ^ 現実の警視庁捜査一課の係長は警部の階級にある警察官が就くポストである。
  63. ^ S.11までは巡査部長。
  64. ^ 現実の警視庁捜査一課では警部補の階級にある警察官は係長ではなく主任を務める。
  65. ^ 以前は所轄の盗犯係にいた(S.5-4)。「唯一」という点はS.4 DVD 第1巻 スペシャルインタビュー 「トリオ・ザ・捜一」より。
  66. ^ S.5-5までは山中たかシ名義。
  67. ^ S.1-1では薫を人質に警視総監室に立てこもった犯人である田端甲子男を狙撃しようとする狙撃手役で出演した。
  68. ^ PS.1では、監察医役で出演していた。
  69. ^ 警察学校の教官への異動を控えた大事な時期であることも理由の1つであるが、右京の空返事的な態度には以前より不満を持っており、前々から言おうとは思っていたようである(S.14-最終話)。
  70. ^ 自身が警察学校の教官に、亘が警察学校の訓練生になることが決まった際には、研修が楽しみである旨を電話口で本人に直接伝えている(S.14-最終話)。
  71. ^ 実際に警察学校の教官に任命されるのは警部警部補の階級にある警察官である。詳細は警察大学校を参照。
  72. ^ この射殺事件は閣僚を標的としたテロ事件の幕開けとなる事件であった(S.14-最終話)。
  73. ^ 原因は「自身の酒癖の悪さで、それ以来は酒を断っている」と語っていたが、『鑑識・米沢の事件簿〜幻の女房〜』では前述の理由は表向きで、本当は「仕事に夢中になりすぎて妻をかまってやれなかった」ことが原因と語られている。また、その劇場版(事件簿)では「過去に取りかかっていた事件が解決し、久しぶりに帰宅した時に置いてあった離婚届を怒り任せに出してしまい、そのことを後悔している」との旨を述べている。
  74. ^ また、この設定は六角の私生活での離婚話が元ネタとなっている。出典は『「相棒シリーズ 鑑識・米沢の事件簿〜幻の女房〜』あとがきの松本基弘プロデューサーのインタビューより。
  75. ^ S.4までは旧称である生活安全部薬物対策課だったが、実在の課が銃器薬物対策課への改称を経て2003年に組織犯罪対策部の新設に伴って生活安全部から分離し、組織犯罪対策部組織犯罪対策第5課と改称されたためにS.5からこれに併せて改称されている。
  76. ^ 電話口ではあるものの、右京本人に対して直接「杉下」と呼び捨てで呼んだ事もある(S.14-最終話)。
  77. ^ S.7途中まで使っていた「初代」のマグカップはパンダの顔が描かれていたものだったが、薫が勝手に子供にあげてしまった(S.7-4)ために現在は取っ手にパンダが乗った「2代目」が使われている。また、この2代目はグッズ販売店「テレアサショップ」にて「相棒 角田課長のひまかップ」の名前で販売されている。
  78. ^ 右京が無期限の停職処分を受けて特命係の部屋を留守にしている間にも、「長年の習慣」として、特命係の部屋にたびたびコーヒーを淹れに来ていた(S.14-1)。
  79. ^ ただし、殺人と銃刀法違反の容疑で被疑者となった阿部喜三郎を、伊丹達に先を越されて逮捕された際には、後に特命係の捜査によって阿部が無実である事が判明した為、誤認逮捕をしでかしたと頭を抱える伊丹とは対照的に、自身は「捕まえなくて良かった」と安堵していた(S.3-13)。
  80. ^ ノンキャリアが警視まで昇任し、かつ警視庁(本庁)の課長ポストに就くのは大出世であるために事実上は「ノンキャリアの頂点」といってよい。
  81. ^ この「兄」とは同じスタッフによるテレビドラマ『オヤジ探偵』で山西が演じた六角一二三であることが『オフィシャルガイドブック 相棒』にて語られており、東映の裏設定によるものである。また、この兄は婿養子として六角家に入ったことで姓が変わっているという設定で、このことから角田に嫌われており、角田が捜査要請を行った際も渋々である(S.1-10)。
  82. ^ 亘曰く、「アメリカン」。
  83. ^ S.6よりで、S.5までは「大木刑事」や「小松刑事」と表記されていた。また、PS.での肩書きは単に「刑事」である。
  84. ^ おそらくこの2人は、薫や伊丹と同期である可能性が高い。
  85. ^ 下の名前はS.5で明らかになったが、それ以前のS.2-16で一瞬だけ出ている。
  86. ^ 実際には警視庁本部の刑事部長の階級は警視監である。詳細は当該項を参照。
  87. ^ 特命係のことを「野良犬」扱いしたこともある(S.4-9)。
  88. ^ 特命係宛ての苦情などの電話は刑事部へ回ってくる。
  89. ^ 劇場版Iの小説に曹洞宗の経典の一つ『宝鏡三昧』の記述「古轍に合(かな)わんと要せば、請う前古を観ぜよ」から取った物と書かれている。
  90. ^ 相棒シナリオ傑作選の輿水泰弘インタビューによると輿水は当初、中園を捜査一課長のつもりで書いていたという。
  91. ^ 中園は参事官でありながら捜査一課長の役回りを兼ねているが、PS.1で亀山薫が「課長、お邪魔しました」と言って退室するシーンがあるため、捜査一課長自体は存在している。
  92. ^ S.7まで警務部人事第一課主任監察官で、S.8より警務部首席監察官である警視庁監察担当理事官。
  93. ^ 現実では警視庁の首席監察官はノンキャリアのポスト。
  94. ^ 中身は好物のラムネ菓子であることを薫に明かしている(S.2-18)。
  95. ^ 自らが同性愛者(ゲイ)であること。
  96. ^ S.1では「こうけん」ではなく、「きみあき」と表記されていた。S.12-最終話では従兄弟の雁屋耕大が「本当の読み方は『こうけん』ではなく『きみあき』」と説明していた。
  97. ^ 「官房室長」は架空の役職名であるが、三浦が「官房長でいらっしゃいますか?」と尋ねる場面(S.1-11)以降は劇中で「官房室長」と呼ぶ人物は皆無となっており、皆が「官房長」と呼んでいる。オフィシャルガイドブックでは「官房室長」が正式な肩書きで、官房長はその略称であるとされているが、実際には小野田の警察葬時の看板には「官房室長」と明記されており、警察庁には「長官官房室」なる組織は存在せずに実在するのは警察庁長官官房であるためにその長の役職名は「官房長」(警視監)である。
  98. ^ S.2-1に登場した「七日会」の在籍者名簿には「警察庁 官房室長;生年月日:1947年6月4日」と記載されていた。
  99. ^ 内村が右京らに対して「あの人もただの官僚だ。いつもお前達の味方をしてくれるわけではない」と述べている(S.4-9)。小野田本人も「いずれお前と対決しなくてはいけないのかしら。無論、そうならないよう願っていますが…」と発言したこともある。
  100. ^ 自分の死に際には右京に「殺されるならおまえにだと思ってたのに」と語った(劇場版II)。
  101. ^ その際に作戦参謀として右京を任命させる。
  102. ^ アメリカ国務長官の来日が迫ったために即時解決を優先し、時間を掛けての交渉で解決を図ろうとした右京の作戦を中途で打ち切り、右京を作戦参謀から解任して部下達を強行突入させた(S.1-11)。
  103. ^ S.11-1〜S.13-最終話までは警察庁次長の警視監を務めていた。
  104. ^ このように語っている模様は掲示板へのアップロードを考えていた犯人グループに動画として隠し撮りされていたが、この考えは犯人グループに都合が悪かったために編集でカットされた。その結果、先述の通り人質を見殺しにするも自分が人質となった際は「無事に解放されたい」という身勝手な反応を見せたものとして世間の目に映ったが、享によると「世間の目は気にしない」とのことで、峯秋本人も秘書からの懸念に対して「言いたい奴には言わせておけばいい」と返している。
  105. ^ 証拠を残していなかったために立件されなかったが、恋人の捨て身の告発により明るみに出た。
  106. ^ 蟹江は2014年3月30日に亡くなっている為、三好が現在どうなっているかは不明。
  107. ^ 長門は2011年5月21日に亡くなっている為、北条が現在どうなっているかは不明。
  108. ^ 犯行に用いたのは銃撃戦で射殺された篭城犯が落とした拳銃だったため、事件当時は篭城犯の犯行として処理された。
  109. ^ 日本では法制度としての「司法取引」はないうえ、殺人容疑での保釈は病気治療などの相当な理由がない限りはまず認められない。
  110. ^ ロケ地は、北条役の長門裕之の実弟で本作において瀬戸内役を演じた津川雅彦が名誉城主を務める大理石村ロックハート城。劇中で北条が語るアイアンハート城に関するエピソードは、実際のロックハート城に纏わるエピソードが元になっている。なお、この城はS.5-17「女王の宮殿」でも舞台として使用された。
  111. ^ しかし、犯行の根底には男女の仲にあった執事を持て余した秘書の教唆も関わっていた。
  112. ^ マスコミからは雛子による汚職の公表を「爆弾発言」と捉えている。
  113. ^ S.2公式ページ登場人物紹介では「臼井法務大臣」と表記されている。
  114. ^ 情報の入手経路については本人は「自分を慕っている刑務官から聞いた」と話していたが、後に小野田から聞かされたことが判明した。
  115. ^ 右京は陣川を「8人目の相棒」としてカウントしていた(S.12-13)。また、薫以前の6人を除いたドラマに登場する歴代相棒の中では唯一「か」で始まり「る」で終わる法則から外れている。
  116. ^ この事は大河内が聴取する問題として発展し、陣川自身も殺意を認めていたが、犯人が被害を訴えなかったことや別の被疑者の自供を鵜呑みにしてマスコミに発表した刑事部の失態を隠したい意図もあって陣川の行動は不問となり、逆に指名手配犯を逮捕した功績により警視総監賞を受賞することになる。
  117. ^ 実際は圧力が掛かっても大河内監察官や小野田官房長の時間稼ぎや内閣官房長官の逮捕によりそのエピソード中(S.3-1〜3)は処分は発動されなかったが、後に内閣官房長官との繋がりを持った警察庁首席監察官が処分は有効であるとして強引に発動させた(S.3-4)。
  118. ^ かつて『相棒』と同枠で1988年10月から1995年3月まで放送されていた『さすらい刑事旅情編』の主演であった。
  119. ^ 宇津井は2014年3月14日に亡くなっている為、現在の警察庁長官が誰なのかは不明。
  120. ^ 南米にあるとされる架空の国家。
  121. ^ 後に退去勧告は兄が拉致された後になって届いており、その事実を政府が隠蔽していたことが判明する。
  122. ^ 劇中に出てくる内田の論文の表紙に「教授」という記載がある。
  123. ^ 高橋は以前にレギュラー出演していた裏番組『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』(フジテレビ)が終了したことにより『相棒』への出演が実現した(『刑事マガジンV』より)。
  124. ^ 前沢保美は同役のほか「撮影所の清掃員」(S.1-10)、「スナックのママ」(S.2-18)、「豆腐屋」(S.5-3)、「爆発に巻き込まれる清掃員」(S.6-8)、「結婚相談所の相談員」(S.7-4)などの別役で多数出演している。
  125. ^ 2004年より同じ水9枠の『警視庁捜査一課9係』に早瀬川 真澄(はやせがわ ますみ)役で出演中。
  126. ^ 警視庁を訪れた際に事情聴取を行った芹沢には「まるで杉下警部と話しているみたい」、三浦には「嫌なDNAだなぁ〜」と言われている。また、その物言いにカチンときた薫は「この、ダブル右京が!」と毒を吐いた。
  127. ^ たまきは元妻であり、現在はあくまで他人である。
  128. ^ a b 甲本雅裕は、早川純弥役(P第1話)・畑山哲弥役(S4第11話)で出演。
  129. ^ a b 清水紘治は、小暮 慶介役(S2第1・2話)・鮎川 珠光役(S13第15・16話)で出演。
  130. ^ 芹沢刑事を演じている、山中崇史の弟。
  131. ^ 写真のみでの出演。
  132. ^ a b 映美くららは、根元雪美役(S6第10話)・水口君代役(S9第12話)で出演。
  133. ^ a b 小須田康人は、笠井役(S2最終話)・香坂雅彦役(S8第11話)・沼田敬一郎役(S12第17話)で出演。
  134. ^ a b 阿部進之介は、篠原孝介役(S9第1話 - 第2話)・御影真一役(S12最終話)で出演。
  135. ^ 偽名を使用(篠原〈しのはら〉奈緒 / 檜原〈ひのはら〉奈緒)。
  136. ^ season8まではメインキャスト。
  137. ^ この回よりメインキャストとなった。
  138. ^ a b 相棒シリーズ X DAYではメインキャスト。
  139. ^ 石井洋祐は、江守義彦役(S5第19話)・菅井修二役(S12第17話)で出演。

出典

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  5. ^ “[410] 右京さんの車! そして広島で相棒展プレミア2開催!”. P DAY プロデューサーブログ. (2012年10月23日). http://blog.tvasobi.jp/entries/view/aibou/15881 
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