正名僕蔵

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まさな ぼくぞう
正名 僕蔵
本名 正名文夫(まさな ふみお)
生年月日 1970年8月11日(44歳)
出生地 日本の旗 日本神奈川県川崎市
身長 174cm
血液型 O型
職業 俳優
ジャンル 舞台テレビドラマ映画
活動期間 1992年 -
公式サイト 大人計画
主な作品
テレビドラマ
ショムニ
HERO
遺留捜査
DOCTORS〜最強の名医〜
映画
それでもボクはやってない
ジェネラル・ルージュの凱旋

正名 僕蔵(まさな ぼくぞう、1970年8月11日 ‐ )は、神奈川県川崎市[1]出身の俳優大人計画所属。神奈川県立光陵高等学校青山学院大学文学部仏文学科卒業。血液型O型。身長174cm、体重60kg。靴のサイズ26.5cm。特技は指ダンス。

来歴[編集]

  • 1992年、大学四年の頃に大人計画に入団した。1992年2月6日のオーディションで、『冬の皮』のみの出演希望者と劇団員志望者を区別して募集していたが、劇団員志望で受けて合格した[2]
  • 初舞台は『冬の皮』。
  • 大人計画公演の他、遊園地再生事業団、村松利史プロデュースへの客演も多い。
  • 同期入団は阿部サダヲ猫背椿宮崎吐夢
  • ハリウッド映画に挑戦するために一度退団している。
  • ウーマンリブ「ずぶぬれの女」以降、マネジメント契約を交わしているのみ。
  • 代表作は『ショムニ』(岡野玄蔵)『HERO』(井戸秀二)『それでもボクはやってない』(大森光明)など。

人物[編集]

  • 幼少の頃は、多摩川から数分歩いたところに住んでいた。多摩川の土手を上がった所を朝食前に散歩したり、日曜日に弁当を持ってサイクリングに行ったり、夕方キャッチボールをしたりした思い出がある[1]
  • 中学時代は神童と呼ばれていて、体育や美術の評価は3だったが、主要5科目はオール5の優等生だった。テストでは100点を取るのが当たり前だったが、高校に入ってからは勉強する意味がわからなくなり成績が落ちた[3]
  • 昔は笑顔が下手で、おあいそで笑うこともできなかった。本人は、今でもあまりうまくできていないが、前より随分できるようになったと思っている[2]
  • 小学校二年までは家にテレビがあったが、テレビが壊れた時に父親が「なくていっか」と言い、それからはずっとラジオだった。そのため『オレたちひょうきん族』も観られなかった[2]
  • 中学・高校時代は、学校とコンビニと家の往復のような生活だった[2]
  • 大学生の頃、学園祭のパフォーマンスコンテストで、母親に借りた着物を着て包丁を持って「蒲田行進曲」をかけながら踊った[2]
  • 大学生の頃、白塗りに着物で「唐組」の舞台を観に行ったことがあった。その際、松尾スズキも偶然客席にいて正名を見ていたが、後日「それが正名だと知っていたら(大人計画に)入れてなかったよ」と言われた[2]
  • カレーが好きで、コンビニで売っているようなレトルトカレーは大体食べていた(1995年)[4]
  • 最初に観た大人計画の作品は『猿ヲ放ツ』[2]
  • 入団のきっかけは、当時大人計画によく客演していた女優・戸村由香に会いたくて受けたオーディションに合格してしまったから[5]
  • 入団時のオーディションで、腕立て伏せ、風船を膨らませる、作文、手拍子にあわせて踊る、男女ペアでのコント等をさせられた。オーディションは15名が受けた[2]
  • 入団オーディション時、大人計画社長の長坂まき子から見た印象は「ふてぶてしい感じ」[2]
  • 入団後の練習内容は、発声練習(「あめんぼあかいな」等)をみんなで一緒にする、スクワット、稽古場のまわりを走りビリ同士の男女でキスをさせられる等だった[2]
  • 初舞台『冬の皮』で"猿"役を演じる際、動物園へ足を運び好きでもない猿を観察して身も心も猿になりきろうとした[2]
  • 昔はコントが苦手で、本番直前に「全然ダメ」と言われ稽古場で少し泣いたことがある[5]
  • 宮藤官九郎顔田顔彦と共に、「ひとりっこ」という居酒屋でバイトをしていた[2]
  • 体育会系ではなく文化系[3]
  • 心の中で思っても表に出せない性格[3]
  • 家で亀を飼っている[3]
  • 船が大好きで、乗るとテンションが上がって大はしゃぎすることがある[6]
  • チリソースが好き[7]

芸名の由来[編集]

  • 大人計画主宰・松尾スズキと、稽古場の帰りに歩きながら相談して決めた。その際、『美味しんぼ』の海原雄山のようなどっしりしていて画数の多い名前がよい(松尾)、「蔵」という漢字も古臭くてよいという意見が出た[2]

出演作品[編集]

テレビドラマ[編集]

金曜エンタテイメント(フジテレビ)

  • 完全再現!北朝鮮拉致Ⅱ 封印された "拉致" 事件 海に消えた真実(2004年)
  • こちらお客様相談室(2005年)
  • 妻は多重人格者(2006年)
  • 踊る!親分探偵 京都阿波踊り殺人事件(2006年)

金曜プレステージ(フジテレビ)

世にも奇妙な物語(フジテレビ)

月曜ゴールデン(TBS)

火曜サスペンス劇場(日本テレビ)

  • 軽井沢ミステリー(2001年11月13日 - 2005年7月26日) - 手塚慎吾
  • うさぎと亀2(2004年)
  • 旅行添乗員 椿晴子 "ごもっともでございます"(2004年)

土曜ワイド劇場(テレビ朝日)

水曜ミステリー9(テレビ東京)

1990年代

2000年代、2010年代

映画[編集]

舞台[編集]

  • 冬の皮(1992年3月18日 - 1992年3月25日、新宿シアタートップス) - 猿
  • インスタントジャパニーズ(1992年8月11日 - 1992年8月19日、新宿シアタートップス) - オモエ
  • Sex Kingdom(1993年2月16日 - 1993年2月28日、下北沢駅前劇場) - ヒコザ
  • 大人計画'93不穏な動きシリーズ <大人エキス> その男カルマ(1993年6月25日 - 1993年6月27日、赤坂プレイBOX) - 加留間業蔵
  • ゲームの達人(再演)(1993年8月27日 - 1993年9月8日、下北沢ザ・スズナリ) - マーちゃん
  • 松尾スズキ三夜ライブ 私を抱いて!そしてキスして!嫌ならくるな!(1993年9月24日 - 1993年9月26日、狛江トーケンスタジオBeフリー)
  • 遊園地再生事業団
    • 「砂の国の遠い声」(1994年) - ノムラと呼ばれている男
    • 「箱庭とピクニック計画」(1994年)
    • 「知覚の庭」(1995年)
    • 「砂の楽園」(1996年)
    • 「あの小説の中で集まろう」(1997年)
    • 「ゴー・ゴー・ガーリー!」(1998年)
  • 愛の罰 ~生まれつきならしかたない~(1994年4月27日 - 1994年5月2日、下北沢本多劇場) - 課長
  • 村松利史プロデュース「狂っても大好き」(1995年)
  • COUNT DOWN(1995年3月29日 - 1995年4月9日、吉祥寺バウスシアター) - 竹谷ミツオ
  • ちょん切りたい(1995年12月16日 - 1995年12月30日、新宿シアタートップス) - カモシタ(前世の人)
  • ファンキー! ~宇宙は見える所までしかない~(1996年7月10日 - 1996年7月18日、下北沢本多劇場) - アオナキ
  • ウーマン・リブ vol.1 ナオミの夢(1996年9月10日 - 1996年9月16日、新宿シアタートップス) - クニハラ
  • 日本総合悲劇協会 vol.1 ドライブイン カリフォルニア(1996年12月18日 - 1996年12月27日、新宿シアターサンモール) - 我孫子ショウゾウ
  • 村松利史プロデュース「きちゃった」(1997年)
  • 愛の罰 ~生まれつきならしかたない~(再演)(1997年4月4日 - 1997年4月10日、新大久保パナソニック・グローブ座) - キム・カンヨン
  • ウーマン・リブ vol.2 ずぶぬれの女(1997年9月10日 - 1997年9月17日、下北沢ザ・スズナリ) - カヲル、トク
  • 呉恵美子Challengeプロジェクト vol.1「皆殺し!!爆爆ハウス」(1999年)
  • 猫ニャー最終公演「将来への不安Z-2000」「ファーブル・ミニ」(2000年)
  • オリガト・プラスティコVOL.1「カフカズ・ディック」(2001年)
  • スーパーガールのエゴトピア、TEAM共同責任「最後の晩餐」(2001年)
  • シリーウォークプロデュース「ウチハソバヤジャナイ」(2004年)

バラエティ・その他[編集]

  • 未来創造堂(2006年4月7日 - 2009年9月25日、日本テレビ)冷温式自動販売機編
  • わたしが子どもだったころ
    • ~児童文学作家・上條さなえ~(2007年4月4日、NHK) - ナレーション
    • 『政治学者 姜尚中』(2007年10月17日、NHK) - ナレーション
  • ETV特集「『毒ガス被害』と闘う ~大久野島・ある医師の戦後~」(2009年、NHK教育) - 出演・ナレーション
  • クラシックミステリー 名曲探偵アマデウス(2011年、NHK BSプレミアム) ‐ 飯田橋博士
  • にっぽん原風景紀行
    • 163景 奈良県・春の大和路 古の街道と梅の里~五條市~(2012年4月27日、BSジャパン) - 旅人
    • 164景 和歌山県・奥和歌浦の斜面に佇む漁師町~和歌山県・雑賀崎~(2012年5月4日、BSジャパン) - 旅人
  • 日10☆演芸パレード(2012年10月14日 - 2013年8月4日、TBS) - ナレーター

CM[編集]

DVD[編集]

  • 快適な生活(2006年) ‐ 声の出演

ラジオ[編集]

  • 道草「運命のドライブ」(2001年、東京FM)
  • FMシアター「火山灰狂騒曲~天からオタカラ~」(2014年、NHK FM) - 商社マンの泉谷(語り部)

WEB[編集]

  • THE SUPER DRY「THE SCOOP」
  • 調布空港

ライブ[編集]

  • へたくそ『軍艦』 - ゲストパフォーマー(1994年)

作・演出・構成[編集]

  • 大人計画プロデュース 嘘は罪 ~もてない奴らが来るまえに~(1994年9月1日 - 1994年9月11日、新宿シアタートップス) - 演出助手
  • 大人計画部分公演 ハイスクール悶々劇 のろやか(1995年8月25日 - 1995年8月27日、荻窪アールコリン) - 作・演出
  • 松尾スズキ三夜ライブ 私を抱いて!そしてキスして!嫌ならくるな!(1993年9月24日 - 1993年9月26日、狛江トーケンスタジオBeフリー) - 構成

受賞[編集]

  • 第17回東京スポーツ映画大賞:助演男優賞(「それでもボクはやってない」(2007年)- 大森光明裁判官 役に対して)

脚注、出典[編集]

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  1. ^ a b にっぽん原風景紀行163景 奈良県・春の大和路 古の街道と梅の里~五條市~(2012年4月27日、BSジャパン)
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 『大人計画 その全軌跡』(2006年・ぴあ刊)
  3. ^ a b c d 生徒諸君!<職員室>, http://seitoshokun.asahi.co.jp/teachers/04_interview.html 2013年10月27日閲覧。 
  4. ^ 『演劇ぶっく 1995年6月 no.55』(1995年・演劇ぶっく社)
  5. ^ a b 『演劇ぶっく 1996年10月 no.63』(1996年・演劇ぶっく社)
  6. ^ にっぽん原風景紀行164景 和歌山県・奥和歌浦の斜面に佇む漁師町~和歌山県・雑賀崎~(2012年5月4日、BSジャパン)
  7. ^ 『遺留捜査3』 DVD-BOX 特典映像(2013年)

外部リンク[編集]