岐阜県

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ぎふけん ウィキデータを編集
岐阜県
岐阜県旗
岐阜県旗
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
団体コード 21000-5
ISO 3166-2:JP JP-21
面積 10,621.29km2
(境界未定部分あり)
総人口 1,923,486[編集]
推計人口、2024年3月1日)
人口密度 181人/km2
隣接都道府県 富山県愛知県三重県滋賀県
福井県石川県長野県
県の木 イチイ
県の花 レンゲソウ
県の鳥 ライチョウ
県の魚
県の歌
アユ
岐阜県民の歌
岐阜県庁
知事 古田肇
法人番号 4000020210005 ウィキデータを編集
所在地 500-8570
岐阜県岐阜市藪田南二丁目1番1号
岐阜県庁舎
外部リンク http://www.pref.gifu.lg.jp/ 岐阜県庁
岐阜県の位置

岐阜県行政区画図

― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキポータル 日本の都道府県/岐阜県
ウィキプロジェクト

岐阜県(ぎふけん)は、日本中部地方に位置する。日本の人口重心中央[1]に位置する内陸県。県庁所在地岐阜市

地理

ほぼ旧美濃国と旧飛騨国とで構成されているが、境界整備により、一部に旧越前国、旧信濃国、旧尾張国、旧伊勢国も含まれている。

位置・区分

岐阜県の位置・区分

県内の区分

美濃地方

  • 県南部。およそ旧美濃国部分にあたる。
  • 美濃地方を西濃岐阜中濃東濃などと区分する場合もある(#地域参照)。
  • 流通、産業など愛知県との関係が深く、東濃地区は県内他地区よりも関係が深い。

飛騨地方

  • 県北部。およそ旧飛騨国部分にあたる。中央高地に分類されることがある。
  • 飛騨地方北部は日本海側に近く、流通、産業など富山県との関係が深い。

地形

地形図
地形図

内陸県のひとつで、その地形は変化に富んでいる。

北部の飛騨地方の大部分は、標高3,000m級の飛騨山脈をはじめとする山岳地帯で、平地は高山盆地などわずかしかない。一方、南部の美濃地方は、愛知県の伊勢湾沿岸から続く濃尾平野が広がり、低地面積が広い。特に南西部の木曽三川木曽川長良川揖斐川)合流域とその支流域には、水郷地帯が広がり、海抜0メートル以下の場所も。この地域には水害から身を守るための輪中と呼ばれる堤防で囲まれた構造あるいはその集落があり、このような岐阜県の地形の特徴を表して、飛山濃水という言葉で表される。

岐阜県の河川は6つの水系からなっている。飛騨地方北部は日本海へと注ぐ神通川水系および庄川水系流域。飛騨地方南部は太平洋に注ぐ木曽川水系流域。美濃地方の河川は大部分が太平洋へと流れている。西濃・岐阜・中濃地方と東濃地方北部は木曽川水系流域。東濃地方南部は、庄内川水系および矢作川水系流域。旧越前国郡上市白鳥町石徹白地区は日本海へと流れる九頭竜川水系流域となっている。

各県との県境は、ほとんどが山地山脈。ただし、愛知県尾張地方との県境の大部分および三重県との県境の一部は、木曽川、長良川、揖斐川などの河川が県境となっている。

濃尾平野高山盆地古川国府盆地東濃盆地など
  • 主要な高原
美濃三河高原ひるがの高原揖斐高原など
  • 主要な活断層
根尾谷断層阿寺断層跡津川断層養老断層など
  • 標高最高地点は奥穂高岳(飛騨地方)で3,190m。標高最低地点は海津市(美濃地方)の0m以下となっている。

気候

飛騨地方の大部分と美濃地方の一部は日本海側気候、美濃地方の大部分は太平洋側気候、飛騨地方・美濃地方の各一部は中央高地式気候となっており、標高差も大きいため同じ県内であっても気候差が大きい。県内全域で内陸性気候をあわせ持ち、一部地域は豪雪地帯・特別豪雪地帯でたびたび大雪に見舞われる。

は乾燥した晴天の日が多く、岐阜県西部では、伊吹おろしという乾燥した冷たい風が吹く。このため体感温度が北日本並みに一気に低下する日もある。強い冬型の気圧配置になると雪雲が、流入し岐阜県西部で局地的な大雪に見舞われることがある。

美濃地方は低い山に囲まれているということもあって、夏は暑く冬は寒いうえ、気温の日較差も大きい。特に東濃多治見市では、その年の国内最高気温を記録することもある(2007年(平成19年)8月16日、埼玉県熊谷市と並び国内の過去最高気温となる40.9度を記録した)。夏期には内陸性の気候に加え、ヒートアイランド現象、さらに西風が吹いた際には、近畿地方の熱風が伊吹山系によりフェーン現象を起こしてさらに気温が上昇するため、高温を記録することが多く、「岐阜が日本で一番暑苦しい」と言う人も多い[誰?]

飛騨地方は標高も高いこともあり、気温は美濃地方と比べると低いが、高山盆地では夏期に猛暑日を記録することもある。冬期は内陸山間部では気温が低く、特に高山市荘川町六厩(むまや)は、亜寒帯湿潤気候本州では寒い地域のひとつとも言われており、1981年(昭和56年)2月28日には-25.4度を記録するなどマイナス20度以下まで下がる日も多い。

岐阜県の気候(出典:気象庁・気象統計情報
  飛騨北部 飛騨南部
白川村 飛騨市 高山市 下呂市
飯島 御母衣 河合 神岡 桐生町 清見 六厩 栃尾 丹生川 宮之前 萩原 宮地 金山
平均
気温
()
最暖月 23.3
(8月)
23.1
(8月)
23.9
(8月)
23.7
(8月)
20.0
(8月)
22.0
(8月)
20.9
(8月)
24.2
(8月)
24.0
(8月)
24.9
(8月)
最寒月 -1.1
(2月)
-1.6
(1月)
-0.8
(1,2月)
-1.6
(1月)
-5.2
(1月)
-2.2
(1月)
-3.8
(1,2月)
0.5
(1月)
0.2
(1月)
1.5
(1月)
降水量
(mm)
最多月 270.6
(7月)
339.8
(7月)
255.0
(7月)
242.2
(9月)
257.8
(9月)
314.8
(9月)
352.5
(9月)
304.3
(7月)
254.4
(9月)
297.3
(7月)
396.4
(7月)
396.4
(7月)
346.1
(7月)
最少月 140.0
(4月)
171.9
(4月)
119.5
(4月)
120.9
(12月)
79.3
(12月)
150.8
(10月)
120.7
(12月)
89.0
(1月)
95.8
(12月)
86.3
(12月)
67.6
(12月)
67.7
(12月)
59.4
(12月)
降水
日数
(日)
最多月 22.8
(1月)
19.1
(1月)
22.4
(1月)
20.4
(1月)
14.7
(1月)
20.9
(1月)
20.5
(1月)
17.4
(1月)
18.4
(1月)
17.8
(1月)
16.6
(7月)
17.6
(7月)
16.4
(7月)
最少月 10.9
(8月)
11.4
(8月)
11.3
(8月)
10.9
(8月)
10.5
(10月)
11.9
(8月)
11.9
(10月)
12.7
(10月)
12.0
(10月)
12.1
(10月)
9.0
(2月)
10.0
(12月)
8.8
(12月)
  東濃 中濃 西濃
中津川 恵那 多治見 郡上市 美濃市 岐阜 本巣市
樽見
揖斐川 関ヶ原 大垣
駒場町 付知 長滝 ひるがの 八幡 安毛 加茂 美和町 上石津
平均
気温
()
最暖月 25.7
(8月)
25.1
(8月)
27.1
(8月)
23.6
(8月)
24.7
(8月)
26.4
(8月)
26.7
(8月)
27.5
(8月)
24.5
(8月)
27.0
(8月)
26.1
(8月)
27.6
(8月)
最寒月 1.5
(1月)
1.0
(1月)
2.9
(1月)
-0.3
(1月)
0.6
(1月)
3.1
(1月)
2.7
(1月)
4.3
(1月)
1.4
(1月)
3.6
(1月)
3.0
(1月)
4.5
(1月)
降水量
(mm)
最多月 277.5
(7月)
310.2
(9月)
263.1
(9月)
239.3
(7月)
445.9
(7月)
460.3
(9月)
378.2
(9月)
351.3
(7月)
257.8
(7月)
273.4
(7月)
458.6
(9月)
377.3
(6月)
286.3
(6月)
286.1
(6月)
269.5
(7月)
最少月 48.0
(12月)
70.8
(12月)
47.7
(12月)
40.4
(12月)
149.1
(12月)
152.7
(12月)
84.7
(12月)
55.0
(12月)
40.0
(12月)
47.3
(12月)
151.3
(12月)
77.8
(12月)
100.5
(12月)
44.9
(12月)
84.3
(12月)
降水
日数
(日)
最多月 16.1
(7月)
17.1
(7月)
15.0
(7月)
13.9
(7月)
18.4
(1月)
19.1
(1月)
16.3
(7月)
15.3
(7月)
14.1
(7月)
12.6
(7月)
18.2
(1月)
14.4
(7月)
15.5
(1月)
13.8
(7月)
14.5
(1月)
最少月 7.5
(12月)
9.4
(10月)
7.6
(12月)
6.8
(12月)
11.7
(10月)
11.5
(10月)
11.1
(11月)
8.5
(12月)
6.8
(12月)
6.5
(12月)
11.5
(10月)
9.5
(10月)
10.0
(10月)
7.8
(11月)
9.4
(8月)

旧国名

主な旧国名は、「飛騨国」「美濃国」。わずかに「越前国」「信濃国」「伊勢国」「尾張国」の区域も含む。

市町村

自然公園

国立公園
中部山岳国立公園白山国立公園
国定公園
飛騨木曽川国定公園揖斐関ヶ原養老国定公園
県立自然公園
千本松原県立自然公園、揖斐県立自然公園、奥飛騨数河流葉県立自然公園、宇津江四十八滝県立自然公園、恵那峡県立自然公園、胞山県立自然公園、裏木曽県立自然公園、伊吹県立自然公園、土岐三国山県立自然公園、位山舟山県立自然公園、奥長良川県立自然公園、野麦県立自然公園、せせらぎ渓谷県立自然公園、天生県立自然公園、御嶽山県立自然公園

歴史

県名の由来

「岐阜」の名は織田信長の命名によるとされる。

信長公記』(太田牛一)によると、織田信長が美濃国を攻略した際に、稲葉山の城下の井口を岐阜と改めたと書かれている。江戸時代中期の尾張藩の記録の『安土創業録』(名古屋市蓬左文庫蔵書、旧蓬左文庫所蔵・尾張徳川家蔵書)、『濃陽志略』(別名・濃州志略、国立公文書館所蔵)にも信長命名とあり、『岐阜志略』(長瀬寛二、1885年(明治18年))が『安土創業録』の記述を引用して信長が初めて岐阜と命名したとしている。

ただし、岐阜市案内(岐阜市教育会編、1915年(大正4年))では、「一説には、古来、岐府、岐陽、岐山、岐下と書き、明応永正の頃より旧記に岐阜と見えたれば、信長の命名にあらず」と記載している(ただし、一説および旧記の出典は掲載がなく不明)。「岐阜市史」などによると、『仁岫録』(仁岫宗寿、成立年代不明、原題・当寺創建仁岫大和録、南泉寺(岐阜県山県郡大乗村)蔵、撮影・複本作成1921年、東大史料編纂所)、『梅花無尽蔵』(万里周九による東陽英朝の語録、東大史料編纂所・国立公文書館など所蔵、寶永6年刊・駒澤大学図書館)などに岐阜、岐阜陽、岐陽という語句が書かれている。

これらの地名の中から、「岐山」(の王朝へと移り変わる時に鳳凰が舞い降りた山とされ、周の文王はこの山で立ち上がり、八百年の太平の基を築いた)の「岐」と、「曲阜」(学問の祖、孔子の生誕の地)の「阜」を合わせ持つ「岐阜」を選定し、政秀寺の僧侶であった沢彦宗恩が織田信長の命により、太平と学問の地であれとの意味を込めて正式に命名したといった説があり、この二説が通説とされている。

先史時代

本県でも約3万年前に始まる後期旧石器時代には、濃尾平野北辺部の段丘上や台地(日野遺跡・寺田遺跡・椿洞遺跡)に人々が活動していた遺跡が確認されている。他にも山中の狭い細尾根にある遺跡(揖斐川町藤橋村徳山寺屋敷遺跡)や低湿地の遺跡(飛騨市宮川村宮ノ前遺跡)が確認されている。それらの遺跡から石を割ってで切る剥片でつくった石器、例えばナイフ形石器・削器・細石刃尖頭器など、また調理に使ったと考えられる礫郡、加工痕のある木片などのいろいろな生活用具が見つかっている。[2][3]

古代

4世紀の中頃には、ヤマト政権の勢力下に入っていた。

岐阜県は、令制国の美濃国(18郡・131郷)と飛騨国(3郡・13郷)の二国で構成されている(和名類聚抄)。美濃は「御野」(大宝2年:702の正倉院文書)、飛騨は「裴陀」(養老令)と書かれた。ヒダの国名の表記法が「飛騨」に定着したのは8世紀の前半である。美濃と飛騨国は、東山道に属し、畿内からの本線は近江・美濃を通り、信濃上野へと向かうから美濃から飛騨へは東山道の支線であった[2][4]。この東山道は古くから利用された。ヤマトタケルの征服伝説にも登場する(『古事記』)。

美濃国は、日本のほぼ中心として、昔から歴史上で重要な合戦が多く起こっている。古くは大海人皇子がこの国を拠点に挙兵した壬申の乱672年)があり、関ケ原町藤古川付近で激戦が行われた。8世紀には、美濃国府が垂井町府中に置かれた。国分寺は大垣市青野町に設けられた。

中世

中世に入ると、美濃国は土岐氏が、飛騨国は京極氏守護を務める。戦国時代になると、美濃国は斎藤道三織田信長の活躍の舞台となり、その後、徳川家康石田三成による関ヶ原の戦い(1600年)も行われた。飛騨国は姉小路氏が支配し、その後羽柴秀吉に従った金森氏が支配した。

近世

江戸時代徳川幕府は美濃は小藩に分割され、最大でも大垣藩の10万石の他、苗木藩岩村藩八幡藩高富藩加納藩尾張藩家老の竹腰氏の今尾藩尾張藩分家の高須藩が成立する。また、交代寄合旗本竹中氏陣屋もあった。飛騨には当初飛騨高山藩の金森氏があったが、元禄期に木材や神岡鉱山に目をつけた幕府が金森氏を転封し、幕府直轄領として統治した。

近・現代

岐阜県出身人物

人口


岐阜県の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

人口重心

5年ごとに実施される国勢調査の結果、日本の人口重心が決められるが、岐阜県内を東(東京方面)に移動中。2000年(平成12年)の国勢調査では、武儀郡武儀町(現・関市)内となった。

外国人

定住者

県南部を中心に、日系ブラジル人フィリピン人などの外国人が数多く暮らしている。近年では在日中国人も増えている。特に美濃加茂市では人口の1割は外国人で、工場などで労働者として働いているケースが多い。1990年(平成2年)の入国管理法改正以降、急速に増えていった。彼らの最大の問題は子どもの教育で、日本語が理解できないなどのために不就学になる場合もある。ブラジル学校は県内に数校あるが、大半が無認可である。2008年(平成20年)の世界的経済危機を受けブラジル人が母国へ帰国するケースが少なからずあり、岐阜県は彼らの旅行費用について支援している。

旅行者

近年は中国人に対する日本入国の条件の緩和などにより、主に高山市白川村など飛騨地方を中心とする県内の観光地では外国人観光客が大幅に増えている傾向がある。

行政

歴代知事

公選知事
  • 初代 武藤嘉門(1947年4月12日 - 1959年10月16日、3期)
  • 2代 松野幸泰(1959年10月17日 - 1967年10月16日、2期)
  • 3代 平野三郎(1967年10月17日 - 1976年12月14日、3期)
  • 4代 上松陽助(1977年2月8日 - 1989年2月5日、3期)
  • 5代 梶原拓(1989年2月6日 - 2005年2月5日、4期)
  • 6代 古田肇(2005年2月6日 - 在任中、2期目)

財政

平成19年度

  • 財政力指数 0.51
    • Iグループ(財政力指数0.5以上)17自治体中17位

平成18年度

  • 財政力指数 0.48
    • IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)9自治体中2位

平成17年度

  • 財政力指数 0.44
    • IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)8自治体中7位

平成16年度

  • 財政力指数 0.43
    • IIグループ(財政力指数0.4以上、0.5未満)10自治体中9位

県有施設

廃止

経済

産業

工業

各務原市では川崎重工業三菱重工業などの航空産業や、自動車産業に関連した金属加工等の製造業が盛んである。

関市周辺では刀剣類の製造が盛んである。

土岐市多治見市瑞浪市東濃西部で作られる陶磁器美濃焼と呼ばれ、全国シェア50%以上。中でも土岐市は陶磁器生産日本一である。

明治以降、岐阜市周辺では繊維工業が盛んであったが、昭和40年代以降海外からの輸入による需要の減少で工場の多くが撤退し、衰退した。大規模な工場の跡地は大型商業施設や、学校、公共施設などに利用された。

IT産業

大垣市ソフトピアジャパン各務原市VRテクノジャパンを設立しベンチャー企業の育成を図るなど、IT産業の育成に力を注いでいる。

アパレル産業

岐阜市では戦後、軍服や古着を売る繊維問屋街ができ、さらに布を仕入れて服を作って売るアパレル産業が盛んになり、全国的な産地となった。2000年代中頃以降は東京や名古屋に押されて問屋街は苦戦しており、ファッションの産地としての生き残りを図るには岐阜の個性ある特徴を打ち出すのが課題となっている。

伝統工芸

岐阜県郷土工芸品

農業

林業

県の多くが山岳地のために林業がさかん。ヒノキの産出量では国内有数の量で、県内には木材を扱う業者が多い。また、切り出した木を使用した木工品などの工芸品の生産に力を注いでいる。

酒造

長良川などの清流が県内を流れているため、県を挙げて日本酒焼酎の生産の振興に乗り出している。

流通業

恵那市で創業し、多治見市に本部があるスーパーマーケットバローが県内に61店ある。また、バローの子会社である中部薬品が運営するV・drugが県内に69店舗存在する。バローグループは連結売上3000億円を超える岐阜県を代表する流通企業。

地域

岐阜県 地域区分図

219192がある。県内を5つの地域に分け、それぞれに地域振興局を置いている。

以下、地域ごとに市町村名を記す。「町」の読み方は全て「ちょう」。「村」の読み方は2村とも「むら」。

岐阜地域

西濃地域

中濃地域

東濃地域

飛騨地域

交通

鉄道

道路

高速道路
国道
主な有料道路

空港

定期便が飛ぶ空港は県内に存在しない。

自動車登録番号標

  • 岐阜ナンバー - 美濃地方
  • 飛騨ナンバー - 飛騨地方

文化

有形文化財建造物

国宝
重要伝統的建造物群保存地区

名所・旧跡・観光スポット

岐阜県では、県内のさくら紅葉の名所を33箇所選出している。

岐阜県では、美しい農村風景を代表する棚田を後世に伝えるため、ぎふの棚田21選を選出している。

世界遺産

中山道関連

祭事・催事

スポーツ

  • FC岐阜 - Jリーグ(J2)に加盟するプロサッカークラブ。
  • FC岐阜SECOND - 2006年(平成18年)に「FC岐阜B」として設立、2008年(平成20年)名称変更。2012年(平成24年)のぎふ清流国体を目指して編成。
  • FC岐阜BELTA - 女子チーム。1985年(昭和60年)に「岐阜女子フットボールクラブ」として設立、2005年(平成17年)にSSC加盟。

方言

名産

マスコミ

新聞

産経新聞は、大阪本社発行の早版(6版)を輸送しており、締め切り時間(18時)の関係で紙面内容が近畿中四国北陸九州地域とは1日遅れでの掲載[6] [7]となる場合がある。宅配は中日新聞販売店を通して委託販売となっている。なお、岐阜市内の一部コンビニエンスストアでは北近畿や三重県、中四国で発行される13版が販売されている[8]

放送

中京広域圏をエリアとする中部日本放送(テレビ及びラジオ)、東海ラジオ放送東海テレビ放送メ~テレ中京テレビ放送及びNHK教育テレビ名古屋放送局が当県内に中継局を設けている。

美濃地方の大半や東濃地方の一部(可児市や土岐市以南)では愛知県県域放送NHK名古屋放送局テレビ愛知エフエム愛知ZIP-FM)や三重県の県域放送(NHK津放送局三重テレビ放送三重エフエム放送)を受信できる。

中京広域圏以外の放送では、一部の地域で近畿広域圏のアナログ放送(毎日放送朝日放送関西テレビ読売テレビ等)や、長野県富山県石川県福井県の放送が受信できる。

テレビ局

ケーブルテレビ局

岐阜県を舞台にした作品

文学

映画

テレビドラマ

音楽

漫画

アニメ

*[[僕は友達が少ない( 岐阜市:加納天満宮)

注釈

  1. ^ 平成12年国勢調査時点で岐阜県武儀郡武儀町
  2. ^ a b 松田之利・谷口和人・筧敏生・所文隆・上村恵宏・黒田隆志『岐阜県の歴史』山川出版社 2000年
  3. ^ 谷口和人「日本の真ん中岐阜のあけぼの」10ページ
  4. ^ 前掲書、谷口和人「日本の真ん中岐阜のあけぼの」41-42ページ
  5. ^ 誰か昭和を思わざる 大正ラプソディー (大正元年)
  6. ^ 社説、企画・連載記事、スポーツニュース、漫画(サラリ君ひなちゃんの日常)、投書欄など。なお岐阜・愛知では県域版は連載されていない
  7. ^ 京阪神向けの夕刊の締め切り前後に入った前日のニュースが掲載される場合もある。
  8. ^ 「東海・三重版」。名古屋市の一部でも同様に使用されている

関連項目

外部リンク

行政
観光
先代
野村県高富県郡上県岩村県
苗木県加納県今尾県笠松県
筑摩県の一部(飛騨国
行政区の変遷
1871年 -
次代
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