中村正 (声優)

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なかむら ただし
中村 正
プロフィール
性別 男性
出生地 日本の旗 日本愛知県
生年月日 1929年12月24日(84歳)
職業 俳優声優ナレーター
事務所 東京俳優生活協同組合
活動
活動期間 1952年 -
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中村 正(なかむら ただし、1929年12月24日[1] - )は、日本の男性俳優声優ナレーター愛知県出身[1]東京俳優生活協同組合(俳協)所属で、その創立メンバーの1人でもある。

チャーリーズ・エンジェル』でのチャーリー役・ジョン・フォーサイスやデヴィッド・ニーヴンの吹き替え、『奥さまは魔女』のナレーションで知られる。

経歴・特色[編集]

1952年ラジオ東京放送劇団入団。

1960年俳協創立と同時に組合員となる。

テレビ草創期から俳優として活躍しており、声優業の他、テレビ番組やCMなどのナレーションも多く担当している。

顔出しの仕事も多く、1980年代には教育映画の主演の先生役を務めたこともある。

声質は暖かみのあるバリトン[2]。数多くの洋画吹き替えで活躍し、デヴィッド・ニーヴンレスリー・ニールセンレックス・ハリスンエロール・フリンビング・クロスビーケーリー・グラントフレッド・アステアマイケル・ケインなどを持ち役としている。

主に洒落のある英国紳士や温厚な老人役を演じることが多いが、『サブウェイ・パニック』のロバート・ショウ扮するMr.ブルー役では冷徹な悪役も演じている。ナレーションでは淡々とした語りだが、ニーヴンの吹き替えでは怒りで声を荒らげた演技も披露している。

機会は少ないが、『アラビアのロレンス』のホセ・フェラーの吹き替えでのアドリブ表現を、池田昌子は「面白くて、違和感がありませんでした」と評価している(池田昌子の吹き替え業に関する記事より)。

奥さまは魔女[編集]

奥さまは魔女』では吹き替え史上でも群を抜く名ナレーションとして有名である。「奥様の名前はサマンサ、旦那様の名前はダーリン……」という、約2行の台詞を完成させるために丸一日を費やしたという。原版にはシリーズ初回を除きナレーションはなく、中村の名口調が作品の雰囲気を日本版独特なものに仕上げている。米倉涼子主演の日本版のドラマでもナレーションを担当した。ニコール・キッドマン主演の劇場版では、ニコール演じるサマンサ役の魔女イザベルの父親ナイジェル(マイケル・ケイン)の声を担当した。イザベル達が出演している劇中劇のナレーションは担当していない。

数々の名ナレーションの一部はCMやテレビ番組でもパロディで引用された(『ママはアイドル』や『奥さまは外国人』、トステムのCMなど)。そのパロディの大半も、声を当てているのは中村本人である。

『奥さまは魔女』のナレーションの収録に丸一日費やしたのは、ディレクターの内池望博が「ナレーションは軽快かつオーバーにやって欲しい」と指示したが、中村が照れてなかなかOKテイクが出なかったことが理由だったとされる。結局オンエアで使用されたのは、中村によれば内池と中村の中間くらいで落ち着いたものだという。

出演作品[編集]

テレビアニメ[編集]

1965年

1966年

1968年

1969年

1971年

1973年

1979年

1984年

1986年

1988年

1989年

1990年

1991年

1995年

1998年

1999年

2004年

2007年

2012年

2013年

2014年

OVA[編集]

1989年

1992年

劇場アニメ[編集]

1982年

1984年

1988年

1994年

2006年

2007年

2009年

2011年

2012年

ゲーム[編集]

2004年

2006年

吹き替え[編集]

俳優[編集]

映画・海外ドラマ[編集]

アニメ[編集]

特撮[編集]

1977年

1980年

ドラマCD[編集]

ナレーション[編集]

現在放送中の番組[編集]

過去の番組[編集]

CM[編集]

その他[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 『声優名鑑』、568頁、成美堂出版、1999年、ISBN 978-4415008783
  2. ^ 所属事務所のプロフィールより

外部リンク[編集]