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涙サプライズ!

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「涙サプライズ!」
AKB48シングル
初出アルバム『神曲たち
A面 涙サプライズ!
B面 初日
FIRST LOVE
リリース
規格 マキシシングル
録音 2009年
日本の旗 日本
ジャンル J-POP
時間
レーベル You, Be Cool!/KING RECORDS(通常盤)
NEW KING RECORDS(劇場盤)
作詞・作曲 秋元康(作詞)
井上ヨシマサ(作曲)
プロデュース 秋元康
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間2位(オリコン
  • 2009年7月度月間5位(オリコン)
  • 2009年度年間39位(オリコン)
  • 5位Billboard Japan Hot 100
  • 2位(Billboard Japan Hot Singles Sales)
  • 29位(Billboard Japan Hot Top Airplay)
  • 55位(Billboard Japan Adult Contemporary Airplay)
  • 28位RIAJ有料音楽配信チャート
  • AKB48 シングル 年表
    10年桜
    (2009年)
    涙サプライズ!
    (2009年)
    言い訳Maybe
    (2009年)
    テンプレートを表示

    涙サプライズ!』(なみだサプライズ!)は、日本の女性アイドルグループ・AKB48の楽曲。楽曲は秋元康により作詞、井上ヨシマサにより作曲されている。2009年6月24日にAKB48のメジャー12作目のシングルとしてキングレコードから発売された[注 1]

    背景とリリース

    前作『10年桜』から約3か月半ぶりのリリースで、2009年のシングル第2弾。

    井上ヨシマサによるシングル表題曲の作曲は「大声ダイヤモンド」、「10年桜」に引き続き3作連続。楽曲の間奏は「ハッピー・バースデー・トゥー・ユー」をアレンジしたものである。楽曲の選抜メンバーにはAKB48の他、その姉妹グループ・SKE48からも起用されている。楽曲のセンターポジションは前田敦子が務めた[1]

    楽曲のシングル盤は「通常盤」と「劇場盤」の2種類があり、それぞれのレーベルはYou, Be Cool!/KING RECORDSNEW KING RECORDS。「劇場盤」は、販路限定盤でサイト「キャラアニ」を通して発売された。「通常盤」には、楽曲のミュージック・ビデオや特典映像を収録したDVDが付属している。特典として、「通常盤」(初回プレス分のみ)には、次作『言い訳Maybe』の選抜メンバーを決めるイベント『AKB48 13thシングル 選抜総選挙「神様に誓ってガチです」』の投票シリアルナンバー1枚および全国握手会参加券(東京・名古屋・大阪・福岡・札幌)の計2種類、「劇場盤」には、握手会参加券(AKB48劇場東京国際展示場)、劇場盤スペシャル公演イベント抽選観覧券、生写真1枚の計3種類が封入されている。

    選抜メンバーの人数は前作と同じ20人で、初選抜は小森美果仁藤萌乃の2人。小森はAKB48グループを通じて史上初の研究生からの選抜メンバーとなった(小森は7期生で、先に加入した6期生よりも早い選抜入り)。選抜復帰のメンバーはゼロで、前作の選抜メンバーのうち、2009年4月にグループを卒業した大島麻衣と、倉持明日香の2人を除く18人が全員引き続き選抜入りした。

    CD発売に先駆け、2009年6月10日より「着うた」、6月17日より「着うたフル」と着信ムービーがレコチョクにおいて配信された。

    キャッチコピーは「お誕生日に歌いたい歌がある」。

    ダンスのフォーメーションは、チアリーディングのフォーメーション。

    「通常盤」のジャケットの12人の選抜メンバーのイラストは、村上隆が手掛けた。また、ボーナス・トラックに収録されている、小野恵令奈のソロ曲「FIRST LOVE」のタイアップでも、コラボレーションをしている。CDなどに印字されている「涙サプライズ!」の文字は板野友美が書いた。

    楽曲は2009年7月3日放送の『ミュージックステーション』で披露された。

    発売日当日は、選抜メンバーの北原里英の18歳の誕生日でもあった。

    同楽曲を作詞した秋元康は、2012年の誕生日の前日に、歌詞と同じように目隠しをされ、目隠しを外されたときにAKB48のメンバーの生歌によるサプライズで祝福された[2]

    アートワーク

    ジャケット写真のメンバー
    通常盤 板野友美、大島優子、小野恵令奈、柏木由紀、小嶋陽菜、篠田麻里子、高橋みなみ、前田敦子、松井珠理奈、宮崎美穂、宮澤佐江、渡辺麻友
    劇場盤

    チャート成績

    『涙サプライズ!』のシングルCDは、2009年7月6日付のオリコン週間シングルチャートで2位を記録し、最高順位を更新[注 2]。初動売上はグループ初の10万枚超を記録した。

    ミュージック・ビデオ

    楽曲のミュージック・ビデオは、「桜の花びらたち2008」、「大声ダイヤモンド」、「10年桜」に続き、高橋栄樹が監督を務めている。また、伊藤英明が教師役として出演している。また、当曲の振付師を務めた牧野アンナや、森田繁範(PaniCrew)がダンサーとして出演している。撮影は、校舎内のシーンは尚美学園大学、体育館のシーンはつくば市桜総合体育館で行われた[3]。舞台になっている学校は「大声ダイヤモンド」、「10年桜」と同じ松岡女子高等学校(架空の高校)の設定。

    メディアでの使用

    楽曲は以下のメディアで使用された。

    シングル収録トラック

    「通常盤」と「劇場盤」の2種類が存在するが、収録トラックは同一である。

    「初日」は、スタジオアルバム『チームB 3rd Stage「パジャマドライブ」』収録のものとも、9thシングル[注 3]Baby! Baby! Baby!』として配信されているものと歌唱メンバーが異なるバージョン。

    「涙サプライズ!」「初日」は、アルバム『神曲たち』に収録された。

    通常盤

    CD
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.涙サプライズ!秋元康井上ヨシマサ井上ヨシマサ
    2.初日(team B)秋元康岡田実音市川裕一
    3.FIRST LOVE(小野恵令奈)秋元康梅原晃野中“まさ”雄一
    4.「涙サプライズ!(off vocal ver.)」 井上ヨシマサ井上ヨシマサ
    合計時間:
    DVD
    #タイトル作詞作曲・編曲監督
    1.「涙サプライズ!」  高橋栄樹
    2.「メイキング映像」   
    3.「特典映像」   

    劇場盤

    CD
    #タイトル作詞作曲編曲時間
    1.涙サプライズ!秋元康井上ヨシマサ井上ヨシマサ
    2.初日(team B)秋元康岡田実音市川裕一
    3.FIRST LOVE(小野恵令奈)秋元康梅原晃野中“まさ”雄一
    4.「涙サプライズ!(off vocal ver.)」 井上ヨシマサ井上ヨシマサ
    合計時間:

    選抜メンバー

    括弧内の数字は、選抜回数[注 4]

    収録アルバム

    脚注

    注釈

    1. ^ 配信限定シングル『Baby! Baby! Baby!』を含む。インディーズシングルを含めると通算14作目。
    2. ^ それまでは『大声ダイヤモンド』『10年桜』の3位が最高位だった。
    3. ^ 配信限定シングルを含むメジャーシングルの通算枚数。
    4. ^ インディーズ・シングルは除く。
    5. ^ a b AKB48の姉妹グループ・SKE48から選抜。

    出典

    参考文献

    • AKB48『涙サプライズ!』KING RECORDS、2009年6月24日。ASIN B00273D4Y2 

    外部リンク